JP4060787B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタに関し、詳しくは、フルカラー画像等を高速に印刷でき、かつ小型軽量でローコストに提供が可能なプリンタに関する。
近年、デジタルカメラなどの普及により、家庭やオフィスで手軽にフルカラー画像をプリントできるカラープリンタの需要が高まっている。こうしたカラープリンタは、印刷方式の違いから電子写真方式のプリンタ(レーザプリンタ、ページプリンタ)と、インクジェット方式のプリンタに大別される。
電子写真方式のプリンタは、粉体インクであるトナーで画像を形成し、このトナーを印刷媒体上に溶融定着させるものであり、一般的に複写機などの印刷機構として広く用いられている。
一方、インクジェット方式のプリンタは、インクタンクから供給される液状のインクを微細なノズルから印刷媒体に向けて噴射して、印刷媒体上に画像等を形成するものであり、複数の微細なノズルを高密度に形成することが容易なため、主にフルカラープリンタの印刷方式として広く用いられている。
特開2003−266663号公報 特開2003−103793号公報
しかしながら、電子写真方式のプリンタは、画像形成手段、現像器、定着器といった大型でコストのかかる構成が必須である。特に、こうした電子写真方式のプリンタでフルカラー印刷が可能な、いわゆるカラーレーザプリンタは、3原色と黒色の4色分の画像形成手段や現像器が必要となり、装置自体が複雑で大型化し、コストも高くなるという課題があった。また、電子写真方式のプリンタでは、トナーと呼ばれる粉体のインクが用いられるが、こうしたトナーは安全性や制御性の面から粒径を5μm程度より小さくするのは難しく、粒状感のない高画質なフルカラープリントを実現するのは難しい。
一方、インクジェット方式のプリンタは、プリントヘッドの小型化が容易であり、かつインクタンクに貯留されたインクをプリントヘッドを介して印刷媒体に直接吹き付けて画像を形成するので、装置構成が簡単であり、小型でローコストにフルカラープリントを実現することができる。また、液体インクを用いるために、インクの吐出量を細かく制御することが容易なため、粒状感の少ない高画質なフルカラープリントを得ることが容易である。
しかしながら、インクジェット方式のプリンタは、印刷する画像の画素に対応した数のノズルを備えたプリントヘッドが必要になるため、シリアル方式と呼ばれる、印刷媒体の送り方向と直角な印刷媒体の幅方向にプリントヘッドを移動させつつプリントを行なうという方式が殆どである。このため、印刷媒体の幅方向を一括してプリントする電子写真方式のプリンタと比較して、プリントに要する時間は相当に長くなり、迅速に印刷することは難しい。
また、インクジェット方式のプリンタでプリントヘッドを印刷媒体の幅方向に延ばした、いわゆるラインヘッドを採用することも考えられるが、ノズルの数が飛躍的に増加するために、インクジェット方式のプリンタに適用するとノズルにインクが乾燥して詰まってしまう目詰まりを引き起こす可能性が高くなり、メンテナンスが煩雑になるために実現は困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、高画質な画像を高速でプリントすることが可能であり、かつ簡易な構成でローコストなプリンタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明によれば、インクを吹き付けて画像をプリントするインクジェット方式のプリントヘッドと、前記プリントヘッドによって画像がプリントされるとともに、この画像を印刷媒体に転写して前記印刷媒体に画像を形成する中間担持体を有する転写手段とを備えたことを特徴とするプリンタが提供される。
前記中間担持体を帯電させる帯電手段をさらに備えていればよい。前記インクは、色素と、この色素を分散させて担持する不揮発性の溶媒とから構成され、前記中間担持体に対面して中間担持体に吹き付けられた前記インクから前記溶媒を除去する溶媒除去手段をさらに備えていればよい。
前記溶媒はシリコン油等の不揮発性の分散溶媒からなるとともに、前記色素は粒径を5μm以下に形成した、樹脂と発色材との混合体であればよい。前記溶媒除去手段は、前記溶媒を保持する吸収材と、この吸収材の表面を覆い、前記溶媒に対する濡れ性が低いとともに前記色素の粒径よりも小さい径の多数の微細な孔が形成され、前記インクから前記溶媒だけを前記吸収材に向けて選択的に透過させる透過膜とから構成されれば良い。
前記中間担持体は、前記溶媒除去手段の機能を備えていてもよい。前記プリントヘッドは前記印刷媒体の印刷領域の幅方向に延びるサーマル方式のラインヘッドであり、シリコン半導体プロセスを用いて形成されればよい。
本発明のプリンタによれば、インクジェット方式のラインヘッド用いつつ、現像器が不要なため、簡易な構成でローコストで、かつ高速にプリントが可能なプリンタを提供できる。特に、微細な粉体トナーである色素を用いることで従来のカラーレーザプリンタやカラー複写機などよりも粒状感の少ない高画質のカラープリントを実現することができる。
微細な粉体トナーである色素を溶媒に分散された状態でプリントヘッドから噴射することにより、粉体のトナーが飛散して周囲を汚染したり、人体に悪影響を与えるおそれが少ない。さらに、溶媒にシリコン油などの不揮発性溶媒を採用することで、臭気や大気汚染といった溶媒の揮発による問題を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を交えて説明する。図1は、本発明のプリンタの一実施形態を示す斜視図である。本発明のプリンタ10は、大別してプリント部11、転写部14および媒体搬送部15とから構成されている。プリント部11は、3原色をそれぞれプリントする赤色プリントヘッド12R,緑色プリントヘッド12G,青色プリントヘッド12Bと、黒色プリントヘッド12BLの4つのプリントヘッド12を備えている。また、それぞれのプリントヘッド12R,12G,12Bと、12BLには、対応する色のインクを供給するインクタンク13R,13G,13Bと、13BLが備えられている。
こうしたプリントヘッド12は、例えば印刷媒体21の幅W方向に延びるラインヘッドが採用される。こうしたラインヘッドにより、プリントにあたって印刷媒体の幅W方向にプリントヘッド12を移動させる機構が不要になり、プリンタ10の構成を簡略化して小型、軽量化できるとともに、1ライン分のプリントを同時にできるので、シリアル方式のプリンタと比較してプリント速度を大幅に高速化できる。プリントヘッド12は、後述するインクに不揮発性の溶媒を採用することにより、ノズル数が極めて多いこうしたラインヘッドであっても、乾燥によるノズルの目詰まりの発生を防止することが可能になる。
プリントヘッド12は例えば、サーマル方式によるインクジェットプリントヘッドが好適に採用される。サーマル方式によるインクジェットプリントヘッドは、周知のように、加熱により気泡を発生させることによりプリントヘッドのノズルからインクを噴射させるものである。
このようなサーマル方式のプリントヘッド12は、例えば、Si基板上にマトリクス回路、駆動回路、発熱体などを半導体プロセスによって形成することで製造できる。こうした半導体プロセスは安価で大量の生産を可能にするので、印刷媒体21の幅W方向に延びるラインヘッドであっても、ローコストに製造することができる。
なお、こうしたプリントヘッド12は、サーマル方式に限定されるものではなく、インクジェットの各方式、例えばピエゾ素子の振動によりインクを噴射させるピエゾインクジェット方式など、各種インクジェット方式を採用することができる。
図2に示すように、各インクタンク13(図1参照)から供給されるインク22は、色素23と、この色素23を分散担持する溶媒24とから構成される。色素23は、各プリントヘッド12に対応した色の粒径がサブμm〜数μmの粉体トナーが好適に採用される。こうしたサブμm〜数μmの粉体トナーは、一般の電子写真に用いられるトナーよりも遥かに小さく、従来のカラーレーザプリンタやカラー複写機などよりも粒状感の少ない相当に高画質のカラープリントを実現することができる。
なお、色素23は樹脂、例えばポリエステル樹脂等のバインダーに発色材である染料や顔料を内包した構造であれば良い。色素23は、従来の粉砕後に分級した小粒径のトナーを用いても良く、一般に重合法とよばれる方法で製造したトナーを用いても良い。
こうした色素23(粉体トナー)は、溶媒24に分散された状態でプリントヘッド12から噴射される。溶媒24は、不揮発性の溶媒、例えばシリコン油が好適に採用される。こうした溶媒24の粒に、図2の(a)に示すような単一の微細な色素23を核にしたような分散形態で色素23を構成してもよく、図2の(b)に示すように、溶媒24の粒に複数の微細な色素23を分散させた形態で色素23を構成してもよい。
このように、色素23を溶媒24に分散させた形態でインク22を構成することによって、粉体のトナーが飛散して周囲を汚染したり、人体に悪影響を与えるおそれが少ない。そして、溶媒24にシリコン油などの不揮発性溶媒を採用することで、臭気や大気汚染といった溶媒の揮発による問題を防止することができる。
プリントヘッド12の下部には転写部(転写手段)14が設けられている。転写部14は、2つの回転ローラ25,26の間で回転する転写ベルト(中間担持体)27と、帯電ローラ(帯電手段)28およびスクイーズローラ(溶媒除去手段)29とを備えている。
転写ベルト27は、プリントヘッド12から噴射された、画像を構成するインク22を受け止め、媒体搬送部15に向けてこのインク22を搬送する。転写ベルト27は、例えばPVDF,ポリイミド,ポリアミド,ポリカーボネイト等の樹脂ベルトが採用されれば良い。
帯電ローラ28は、転写ベルト27の移動方向でプリントヘッド12の上流側に配置され、転写ベルト27の表面を帯電させる。こうして帯電ローラ28で転写ベルト27を帯電させることにより、プリントヘッド12から噴射されたインク22はクーロン力によって帯電ローラ28に付着する。従って、転写ベルト27が濡れた状態であっても、インク22で形成された画像が滲んだり、流れてしまうことがない。
転写ベルト27の移動方向でプリントヘッド12の下流側に配置されるスクイーズローラ29は転写ベルト27に近接して、転写ベルト27上で画像を形成しているインク22から、溶媒24だけを吸着し、転写ベルト27上に色素23だけを残す。
図3に示すように、スクイーズローラ29は、回転軸31の周囲に形成された吸収材32と、この吸収材32の外周面を覆う透過膜33とから構成されている。吸収材32は、溶媒24を吸収する吸油性の材料、例えばフェルト材が用いられればよい。
図4に示すように、透過膜33は、インク22の色素23の粒径よりも小径の微細な孔33aを多数備えた多孔質の膜、例えばカーボン等の導電剤を含有した半導電性を有する繊維を織った布地が用いられれば良い。代表例としては、PVDF膜(ゴアテックスメンブレン(登録商標、デュポン社製))、フッ素樹脂の表面処理を施したマイクロセルの発泡ポリマー、表面にフッ素樹脂処理を行なった多孔質セラミックス(素焼き管)、シリカ等のフィラーをバインダー樹脂と混練し塗布した後、表面にフッ素樹脂加工を施した塗布膜などが挙げられる。
図4から明らかなように、このようなスクイーズローラ29は、インク22の色素23の粒径よりも小径の微細な孔33aの作用によって、転写ベルト27上で画像を形成しているインク22の溶媒24だけが透過膜33を透過して吸収材32に吸収される。スクイーズローラ29の下流側では転写ベルト27上には画像を構成する色素23だけが残される。
なお、スクイーズローラ29の吸収材32に吸収された溶媒24は、図示せぬ溶媒再生手段よって吸収材32から取り出されればよい。例えば、吸収材32に接して設けられたウイックなどに溶媒を再吸収させて、このウイックを加圧ローラや弾性体のブレードなどで絞り、ウイックから溶媒を機械的に回収すればよい。
再び図1を参照して、媒体搬送部15は、転写ローラ41および定着ローラ42を備えている。転写ローラ41は、回転ローラ25に対面して設けられ、転写ベルト27に接している。この転写ローラ41には転写電圧が印加され、転写ベルト27上の画像を構成する色素23はクーロン力によって回転ローラ25と転写ローラ41との間に挟まれた印刷媒体21に転写される。
定着ローラ42は粉体トナーである色素23を溶融可能な温度に加熱されており、印刷媒体21を挟み込んで搬送しつつ、印刷媒体21に転写された、画像を構成する色素23を溶融して印刷媒体21に画像を定着させる。
以上のような構成の本発明のプリンタの動作について、図5を交えて簡単に説明する。パソコン等から画像のデータが入力されたプリンタ10は、データに従ってプリントヘッド12を駆動させる。転写ベルト27は図中矢印M方向に移動し、プリントヘッド12に達する前に帯電ローラ28によって表面が帯電される。そして、プリントヘッド12に達すると画像データに従ってインク22が噴射される。こうしたインク22はクーロン力によって転写ベルト27に付着する。
転写ベルト27に付着したインク22がスクイーズローラ29に達すると、インク22の溶媒24だけが透過膜33を透過して吸収材32に吸収される。スクイーズローラ29を経た転写ベルト27には、画像を構成する色素23だけが残される。
転写ベルト27上の色素23が印刷媒体21に接する転写ローラ41に達すると、色素23は転写ローラ41の転写電圧印加によるクーロン力で回転ローラ25と転写ローラ41との間に挟まれた印刷媒体21に転写される。この後、色素23は定着ローラ42で溶融され、印刷媒体21に鮮明な画像として定着される。
上述した実施形態では、溶媒除去手段としてスクイーズローラを設けているが、これ以外にも、転写ベルトが溶媒除去手段の機能を兼ね備えていても良い。図6に示すように、このような転写ベルト(中間担持体、溶媒除去手段)51は、透過膜52とこの透過膜52を担持する吸収材53の2層からなるベルト状の材料が採用されれば良い。吸収材53は、例えば、カーボン等の導電剤を含有した半導電性を備えた繊維を織った布地が用いられれば良い。このような吸収材53の表面に、インクの色素の粒径よりも小径の微細な孔を多数備えた多孔質の膜である透過膜52を形成して転写ベルト51を構成すればよい。
勿論、転写ベルト51はベルトとしての柔軟性が必要なので、PVDF膜(ゴアテックスメンブレン(登録商標、デュポン社製))、フッ素樹脂の表面処理を施したマイクロセルの発泡ポリマー、シリカ等のフィラーをバインダー樹脂と混練し塗布した後、表面にフッ素樹脂加工を施した塗布膜などを使用すればよい。
また、こうした溶媒除去手段の機能を兼ね備えた転写ベルト51によって吸収された溶媒は、図示せぬ溶媒再生手段よって転写ベルト51の吸収材53から取り出されればよい。例えば、吸収材53に接して設けられたウイックなどに溶媒を再吸収させて、このウイックを加圧ローラや弾性体のブレードなどで絞り、ウイックから溶媒を機械的に回収すればよい。
なお、上述した実施形態では中間担持体として転写ベルトを用いたが、本発明はもちろんこれに限定されるものではなく、転写ドラム等を用いても良い。また、転写後に中間担持体上に残留するトナーを除去するためのブレードやクリーニングローラ等を更に備えれば、よりきめの細かい高画質なプリント画像を得ることができる。また、上述した実施形態で画像と称しているものは、図形はもとより各種文字や記号等を含むことは当然である。
図1は、本発明のプリンタの構成を示す斜視図である。 図2は、本発明のプリンタに用いられるインクを示す拡大断面図である。 図3は、スクイーズローラを示す断面図である。 図4は、図3に示すスクイーズローラの部分拡大断面成図である。 図5は、本発明のプリンタの動作を示す説明図である。 図6は、転写ベルトの別な構成を示す断面図である。
符号の説明
10 プリンタ
12 プリントヘッド
14 転写部(転写手段)
21 印刷媒体
22 インク
23 色素
24 溶媒
27 転写ベルト(中間担持体)
28 帯電ローラ(帯電手段)
29 スクイーズローラ(溶媒除去手段)
32 吸収材
33 透過膜

Claims (5)

  1. 色素とこの色素を分散させて担持する不揮発性の溶媒とから構成されたインクを吹き付けて画像をプリントするインクジェット方式のプリントヘッドと、
    前記プリントヘッドによって画像がプリントされるとともに、この画像を印刷媒体に転写して前記印刷媒体に画像を形成する中間担持体を有する転写手段と、
    前記中間担持体に対面して中間担持体に吹き付けられた前記インクから前記溶媒を除去する溶媒除去手段と、
    を備え、
    前記溶媒除去手段は、
    前記溶媒を保持する吸収材と、
    この吸収材の表面を覆い、前記溶媒に対する濡れ性が低いとともに前記色素の粒径よりも小さい径の多数の微細な孔が形成され、前記インクから前記溶媒だけを前記吸収材に向けて選択的に透過させる透過膜とからなることを特徴とするプリンタ。
  2. 前記中間担持体を帯電させる帯電手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記溶媒はシリコン油等の不揮発性の分散溶媒からなるとともに、前記色素は粒径を5μm以下に形成した、樹脂と発色材との混合体であることを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
  4. 前記中間担持体は、前記溶媒除去手段の機能を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプリンタ。
  5. 前記プリントヘッドは前記印刷媒体の印刷領域の幅方向に延びるサーマル方式のラインヘッドであり、シリコン半導体プロセスを用いて形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプリンタ。
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