JP4060734B2 - 搬送方法、搬送装置、塗布方法及び塗布物製造方法 - Google Patents

搬送方法、搬送装置、塗布方法及び塗布物製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガイドロール等の搬送手段を用いてウェブ状の可撓性被搬送体を連続的に搬送する場合に可撓性被搬送体を平坦にして搬送する搬送方法及び搬送装置に関し、更に可撓性支持体としての可撓性被搬送体を平坦にしてから、塗布液を均一に安定に塗布する塗布方法、及びこの塗布方法による塗布物の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、塗布型の磁気記録媒体を製造する際に、ウェブ状の可撓性支持体上に塗布液を塗布する方法として、ロールコート方式、グラビアコート法、ドクターコート法等の種々の方法が用いられているが、塗料ロスが少なく、空気に触れることなく直接可撓性支持体に塗布でき、これにより塗料安定性に優れる押し出し塗布法が注目されている。
【0003】
押し出し塗布法は、サポートロール等の搬送手段の間において被塗布物のウェブに対し所定の張力がかかるように押し出し塗布へッドのフロントエッジ面(支持体搬送方向上流側)とバックエッジ面(支持体搬送方向下流側)とを押し付け、スリット部から塗布液を押し出し所定の膜厚となるように制御して塗布を行うものである。
【0004】
上述のような押し出し塗布法においては、ウェブ搬送時の長手方向の張力によりウェブにしわやバタツキが発生し易く、また発生した場合は縞状あるいは断続的な厚み変動の原因となる。これらの問題を解決するために被塗布物のウェブの搬送方法が重要となっている。
【0005】
ウェブで塗布部のしわの影響を防ぐ手段としては、ウェブを挟むよう押し出し塗布装置に対向してバックアップロールを設置するのが一般的である。しかし、この方法では押し出し塗布装置とバックアップロールとの距離により塗布厚みが決定されるため、バックアップロールの加工精度はもちろんのこと、振動やフレ精度の要求レベルも高くなり、特に乾燥後の塗膜厚が1μm以下のような薄膜の形成は非常に困難である。
【0006】
このような状況より,下記特許文献1及び下記特許文献2には、塗布部におけるウェブの幅方向の張力を均一化する手段が開示されている。また、下記特許文献3には、ウェブの局所的な伸びや変形に対して、張力を均一にするために張力調整手段をウェブ全体に押し付け、更にそれによって変形した部分を塗布部の入ロガイドロールで矯正して塗布する方法が開示されている。
【0007】
しかしながら、ウェブ状の支持体の搬送によるしわを改善し塗布ムラの発生を抑えるためには幅方向の張力を均一化するというよりも塗布部においてウェブを横方向へ引っ張る力を働かせることが重要である。このような原理に基づいたしわ矯正機構が下記特許文献4に開示されている。これは搬送中のウェブの両端を塗布部の前後のガイドロール部にて横方向の力がかかるようにピンチローラで押し付ける方法である。しかし、この方法によれば、非常に強い力がウェブにかかるので、支持体が薄い場合には調整が難しいという問題点がある。
【0008】
【特許文献1】
特許第2578631号公報
【0009】
【特許文献2】
特開平9−141173号公報
【0010】
【特許文献3】
特開平11−128822号公報
【0011】
【特許文献4】
特開平5−62182号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、特に可撓性被搬送体が薄い場合において、可撓性被搬送体を平坦な状態にして搬送させることのできる搬送方法及び搬送装置を提供し、更にこのように平坦にした可撓性支持体としての可撓性被搬送体に塗布液を均一に安定に塗布する塗布方法及びこの塗布方法による均一な塗布膜厚の塗布物を製造する製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明の搬送方法は、ガイドロールを含む搬送手段により可撓性被搬送体を搬送する方法であって、前記可撓性被搬送体を幅方向に変形させて修復可能な変形を発生させ、その下流側に配置された第1のガイドロールにおいて前記修復可能な変形を伸ばし矯正して平坦な状態で搬送させることを特徴とする。
【0014】
この搬送方法によれば、第1のガイドロールの上流側において可撓性被搬送体の幅方向に変形させて修復可能なしわ等の変形をつくり、この修復可能なしわ等の変形を可撓性被搬送体が第1のガイドロールを通過することにより伸ばして矯正するので、いわば意図的につくった修復可能な変形を矯正することにより、意図的につくった修復可能な変形を含めたしわ全般を矯正することができる。これにより、可撓性被搬送体が薄い場合でも、第1のガイドロールの下流側において可撓性被搬送体を平坦な状態にして搬送させることができる。
【0015】
また、本発明の別の搬送方法は、ガイドロールを含む搬送手段により可撓性被搬送体を搬送する方法であって、前記可撓性被搬送体の幅方向両端部の張力が中央部の張力よりも大きくなるようにして修復可能なしわ等の変形を発生させ、その下流側に配置された第1のガイドロールにおいて前記修復可能な変形を伸ばし矯正して平坦な状態で搬送させることを特徴とする。これにより同様に、第1のガイドロールの下流側において可撓性被搬送体を平坦な状態にして搬送させることができる。
【0016】
また、本発明の更に別の搬送方法は、ガイドロールを含む搬送手段により可撓性被搬送体を搬送する方法であって、前記可撓性被搬送体の幅方向両端部の走行経路が中央部の走行経路よりも長くなるようにして修復可能なしわ等の変形を発生させ、その下流側に配置された第1のガイドロールにおいて前記修復可能な変形を伸ばし矯正して平坦な状態で搬送させることを特徴とする。これにより同様に、第1のガイドロールの下流側において可撓性被搬送体を平坦な状態にして搬送させることができる。
【0017】
また、上述の各搬送方法では、前記可撓性被搬送体を幅をせばめる方向に変形させることにより前記修復可能なしわ等の変形を発生させることができる。また、前記可撓性被搬送体の両端近傍においてその端部を押し上げるかまたは押し下げることにより前記修復可能なしわ等の変形を発生させることができる。
【0018】
また、前記第1のガイドロールの上流側に第2のガイドロールを配置し、前記第1のガイドロールと前記第2のガイドロールとの間で前記修復可能なしわ等の変形を発生させることができる。これにより、第1のガイドロールと第2のガイドロールとの間で一定の張力をかけた状態にでき、効果的に修復可能なしわ等の変形を発生させることができる。また、特別なバックアップ手段を用いる必要がなく、構成が簡単になり好ましい。
【0019】
また、前記可撓性被搬送体が前記第1のガイドロールの周面において所定範囲で巻き付くようにして搬送されることが好ましい。これによると、第1のガイドロールを通過するとき、可撓性被搬送体がその周面に接触し、可撓性被搬送体に幅方向に引き延ばす力が効果的に加わる。
【0020】
また、本発明の搬送装置は、ガイドロールを含む搬送手段により可撓性被搬送体を搬送する装置であって、前記可撓性被搬送体を幅方向に変形させて修復可能なしわ等の変形を発生させる手段と、前記変形発生手段の下流側に配置された第1のガイドロールとを具備し、前記第1のガイドロールにおいて前記修復可能なしわ等の変形を伸ばし矯正して平坦な状態で搬送させることを特徴とする。この搬送装置により、上述の搬送方法を実行することができる。
【0021】
この場合、前記変形発生手段は前記可撓性被搬送体を幅をせばめる方向に収縮させることにより前記修復可能なしわ等の変形を発生させることができる。
【0022】
また、前記変形発生手段は前記可撓性被搬送体の両端近傍においてその端部を押し上げるかまたは押し下げることにより前記修復可能なしわ等の変形を発生させることができる。
【0023】
また、前記第1のガイドロールの上流側に第2のガイドロールを配置し、前記変形発生手段は前記第1のガイドロールと前記第2のガイドロールとの間の搬送区間に配置する。
【0024】
また、前記可撓性被搬送体が前記第1のガイドロールの周面において所定範囲で巻き付くようにして搬送される。
【0025】
また、本発明の塗布方法は、上述の搬送方法または搬送装置により可撓性支持体としての前記可撓性被搬送体を搬送させながら、前記第1のガイドロールの下流側に配置された塗布手段により前記可撓性支持体に塗布液を塗布するものである。
【0026】
この塗布方法によれば、第1のガイドロールを通過することにより修復可能なしわ等の変形がない平坦な状態となった可撓性支持体に塗布液を塗布できるので、均一かつ安定に塗布を行うことができ、塗装ムラを効果的に防止することができ、均一な塗布膜厚を得ることができる。
【0027】
この場合、前記塗布手段の下流側に第3のガイドロールを配置し、前記第1のガイドロールと前記第3のガイドロールとの間で前記可撓性支持体に所定の張力が加えられた状態で前記塗布手段が押し出し塗布法により前記塗布液を塗布するようにできる。これにより、押し出し塗布法を用いて塗布液を所定の張力が加えられた可撓性支持体に塗布できる。
【0028】
また、本発明の塗布物製造方法は、上述の塗布方法により可撓性支持体としての前記可撓性被搬送体に前記塗布液を塗布し塗布物を製造するものである。この塗布物製造方法によれば、上述の塗布方法を用いているから、均一な塗布膜厚を有する塗布物を製造することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施の形態について図面を用いて説明する。図1、図2はは本発明の実施の形態を示し、図1は塗布手段を配置した搬送装置の概略的な断面図(a)、及びその一部拡大図(b)であり、図2は図1の搬送装置を図1(a)の左方から見た概略的な平面図である。
【0030】
図に示すように、搬送装置10は、被搬送体としてのフィルム状の可撓性支持体(以下、「ウェブ」という。)1を繰り出し部(図示省略)から所定の移動速度でその表面に塗布液を塗布するために搬送し、複数のガイドロールを経てから塗布部で塗布手段により塗布液を塗布し、乾燥部(図示省略)に搬送するものである。
【0031】
即ち、搬送装置10は、モータ等からなる回転機構(図示省略)により回転駆動されながらウェブ1を図の方向Fへ連続的に搬送するための円柱状の第1、第2及び第3のガイドロール11,12,13を備えている。
【0032】
第1のガイドロール11とその上流側に配置された第2のガイドロール12との間に、ウェブ1を幅方向に変形させてしわ等の修復可能な変形を発生させるための変形発生手段としてのウェブ変形発生装置14が配置されている。また、第1のガイドロール11とその下流側に配置された第3のガイドロール13との間に、ウェブ1の面1a側に塗布液を塗布する塗布手段としての塗布装置2が配置されている。
【0033】
また、図1(b)に示すように、ウェブ1の搬送中に第1のガイドロール11にウェブ1が巻き付いているが、ウェブ1は上流側で第1のガイドロール11と点11aで接するとともに、下流側で点11bで接するようになっている。接点11a、11bに対する第1のガイドロール11の中心pにおける中心角αは、所定角度の範囲とされ、ウェブ1は第1のガイドロール11の周面に所定範囲にわたって接触している。
【0034】
塗布装置2は、押し出し塗布法によるものであり、上流側にフロントエッジ3と、下流側にバックエッジ4と、フロントエッジ3とバックエッジ4との間のスリット部5とを備え、スリット部5から塗布液が押し出されるようになっている。塗布装置2は、塗布液の押し出し量の変化に応じてバックエッジ面4とウェブ1との間隔を変化させることにより所定の膜厚となるように制御しながら塗布を行う。
【0035】
次に、ウェブ変形発生装置14は、図2のように、ウェブ1の幅方向の端部8,9にそれぞれ配置された一対のロール14a,14bを備えている。ロール14a,14bは、金属製で回転可能に構成され、図のように、ウェブ1の端部8,9をそれぞれ押し上げるように配置されている。
【0036】
図3は、図2のA−A’線近傍で切断して見たウェブ1とウェブ変形発生装置14のロール14a、14bとの位置関係及びロールによりウェブに生じたしわの状態を示す図である。図4は、ロール14a,14bの振り角度βを説明するための、図1の搬送装置の一部を支持体面に垂直下方方向から見た図である。
【0037】
ロール14a,14bは図4のような平面において、ウェブ1の長手方向(搬送方向F)に直交するよう幅方向に延びるA−A’線に対しロール14a,14bの中心線mが例えば下流側に振り角度βで若干傾斜している(図4のロール14bの位置14ba)。同様に、上流側に振り角度−βで傾斜させることもできる(図4のロール位置14bc)。
【0038】
図3においてウェブ1は紙面の背面垂直方向(搬送方向F)に搬送される。図3(a)に示すように、ウェブ1はその幅方向(A−A’線)の垂直断面において破線で示すしわのない状態の水平線h(破線h’は水平線hと平行)に対し図の上方に押し上げ角度Zθでロール14a、14bにより両端8,9の近傍で折り曲げられるように押し上げられている。このとき、ウェブ1はロール14a、14bの周面にその長手方向に接触幅Xで接触し、このとき、ロール14a、14bは角度Zθで傾斜しながら押し込み量Zで位置しながらウェブ1と接触している。押し込み量Zは水平線hに対し垂直方向の距離で表され、Z=XsinZθである。
【0039】
図5にウェブ変形発生装置14の具体的構成を示すが、このウェブ変形発生装置14は、x−yステージ17とzステージ15とを組み合わせ、更に回転ステージ18と傾斜ステージ16とを組み合わせて構成されている。図2〜図4のロール14a、14bの角度β及び角度Zθを図5のような機構により微調整が可能である。
【0040】
以上のような搬送装置10について説明する。ウェブ1が繰り出し部(図示省略)から所定の移動速度で搬送され、第2のガイドロール12及び第1のガイドロール11を経て塗布装置2に至る。このとき、第2のガイドロール12と第1のガイドロール11との間で、図3(a)のようにウェブ1がその両端部8,9近傍でウェブ変形発生装置14のロール14a、14bにより押し上げられ、図2の平面から見ると、ウェブ1の両端部8,9が張った状態で搬送されるが、ウェブ1は両端部8,9がその幅をせばめる方向に変形し、ウェブ1の主に中央部付近の変形部分以外のところには通常の搬送時よりも大きなしわ7が図3(a)のように多数発生している。この場合、ウェブ1の両端部8,9の張力はウェブ1の中央部付近の張力よりも大きくなっている。また、ウェブ1の両端部8,9の搬送経路は、ウェブ1の中央部付近の搬送系路よりも長くなっている。
【0041】
次に、ウェブ1は、第1のガイドロール11の周面に図1(b)のように中心角度αで巻き付くようにしながら、第1のガイドロール11を通過して塗布装置2へと送られる。この通過時に、ウェブ1は急激に幅方向に伸ばされると同時に、ウェブ1の両端部8,9において、ロール14a、14bと第1のガイドロール11との間の区間(図1(a)の距離Yの区間)における張力不均一により、曲げ応力が発生すると考えられる。この急激なウェブ1の幅方向に伸ばされる力(オフセット力)と両端部8,9に発生する曲げ応力とによって、第1のガイドロール11の通過時に、ウェブ1を幅方向ヘ引っ張る力が生じ、この引っ張り力によりウェブ1のしわ7を矯正すると同時に、それよりも小さなしわをも矯正し、ウェブ1全体が第1のガイドロール11の下流で平坦になる、と考えられる。
【0042】
ウェブ1は、しわが矯正され平坦な状態でかつ一定の張力がかかった状態で、塗布装置2からその面1aに対し塗布液が被塗布領域6(図2のハッチングで示す部分)に塗布された後に、第3のガイドロール13を経て乾燥部(図示省略)に搬送される。
【0043】
この場合、ウェブ1に対し塗布装置2において何ら特別なバックアップ手段を有していないにも関わらず、ウェブ1にはしわがなく平坦で所定の張力のある状態で塗布液が塗布されるから、その塗膜は安定にかつ均一に形成される。もし、ウェブ面にしわが発生した場合には、そのしわがそのまま塗布ムラになって現れるのであるが、本実施の形態ではかかる塗装ムラの発生を防止できる。
【0044】
なお、ウェブ変形発生装置14のロール14a,14bは、ウェブ1の両端部8,9を図3(b)のように押し下げるようにしてもよく、この場合の角度Zθ、接触幅X及び押し下げ量Zは、図3(a)の場合と同様に定義できる。また、一方の端部を押し上げ、他方の端部を押し下げるようにして、ウェブをその幅をせばめる方向に変形させてしわができるようにすることにより、同様の効果が得られる。
【0045】
また、ロール14a,14bは、金属以外にもウレタンゴム等の材料を使用してもよく、回転無しでも効果は変わらないが、ウェブヘの損傷を考慮すれば回転している方が良い。
【0046】
また、本実施の形態におけるウェブ1の材料は、主にポリオレフィンフィルム、ポリエステルフイルム、ポリアミドフイルムなどのプラスティックフィルムであり、その厚みがほとんどの場合、15μm以下の薄いフィルムである。また、これらの材料からなるウェブにコロナ放電処理などの前処理を施しておいても良く、また、下塗り層やバックコート層などが予め施された原反でも良い。
【0047】
また、ロール14a,14bをウェブ1の両端部8,9に当てて、その幅をせばめる方向に変形させる際に、ウェブ1が薄い場合は折れに起因するしわに注意する必要がある。これは、ウェブ1をあまり角度をつけて押し上げたり、押し下げると、ウェブが急激な変化に追従できずに折れてしまう現象である。ウェブが折れてしまうと、良好な塗布性は得られないため、ウェブの強度に合った角度Zθや押し込み(押し下げ)量Zを調整する必要がある。
【0048】
また、図3に示すように、接触幅Xは角度Zθが大きいときは短くなり、小さいときは長くなる。ロール(図4ではロール14b)の振り角度βは、図4に示すように零度の位置14bbから位置14bcのように上流側に向いて傾きマイナス側になると、ウェブ1の中央部により強いしわが発生し、プラス側になると、その効果が低下する傾向にあるので、第1のガイドロールの中心角αのようなしわを伸ばす条件に応じて適宜に調節することが望ましい。
【0049】
また、更に重要な条件として、第1のガイドロール11の中心角度αや第1のガイドロール11と第2のガイドロール12との距離やウェブにかかる張力等の搬送条件と、ウェブ変形発生装置14の位置関係(距離Y)が挙げられる。これらにはウェブの種類やしわの強さによって最適値がある。
【0050】
一般的には第1のガイドロール11の中心角度αが大きくなると、ウェブを幅方向に引っ張る力を発生させるオフセット力や曲げ応力をカットしてしまうため、第1のガイドロール11の近くにウェブ変形発生装置14を移動する(距離Yを小さくする)か、より強い条件を設定しなければならない。逆に、中心角度αが小さくなると、ウェブ変形発生装置14により発生した大きなしわがそのまま塗布装置近傍に影響を与えるため、ウェブ変形発生装置14を適度に離す(距離Yを大きくする)必要がある。第1のガイドロール11の中心角度αは特に限定されるわけではないが、120度以下、好ましくは10〜60度の範囲内にすると、本発明の効果が得られやすい。また、ガイドロール11とガイドロール12との距離Y’が変化した場合には距離Yの最適値も変化するので、これらをも考慮して中心角度αの有効範囲を決める必要があり、その塗布条件やしわ伸ばし条件にあったレイアウトの設定が必要である。
【0051】
また、ウェブ変形発生装置14を配置するのは、図示したように塗布装置とガイドロール1つを隔てた上流側の区間とするのが一般的であるが、複数のガイドロールを隔てた場合でも、ガイドロールの中心角度αが小さければ、しわを伸ばす効果が得られるが、下流側に設置しても効果は認められない。
【0052】
【実施例】
次に、実施例により具体的な条件を示して詳細に説明する。
【0053】
〈実施例1〜4、比較例1〜4〉
【0054】
塗布条件として、塗料は酸化鉄を主体とする粘度20cps(3000sec−1)の非磁性塗布液を使用し、各種厚みの280mm幅のフィルム(ウェブ)に、図1〜図5に示すような装置(ロール14a,14bは回転可能である)を用いてしわ矯正が有りまたは無しの状態としてから、押し出し法による塗布装置2により塗布し、その塗布物を乾燥後にロール状に巻き取った。
【0055】
他の条件は次の通りであった。
支持体の搬送速度 100(m/分)
塗布幅 270(mm)
塗布長さ 5,000(m)
乾燥後塗布膜厚 2(μm)
支持体(ウェブ)張力 6(kgf/ベース幅、58.8N/ベース幅)
【0056】
また、しわ矯正条件としては、フィルムの両端部を図3(a)のように押し上げるようにして、フィルムの両端部で幅方向に収縮させ変形させた。具体的な条件は次の通りであった。
第1のガイドロールの中心角度α 15(度)
距雄Y 400(mm)
距離Y’ 450(mm)
角度Zθ 10(度)
接触幅X 70(mm)
押し込み量Z 12(mm)
振り角度β −5(度)
【0057】
以上の条件の下でフィルム材料と厚さを変えて塗布物を実施例1〜4としてつくり、その結果を表1にしわ矯正をしなかった比較例1〜4の結果とともに示す。
【0058】
【表1】
Figure 0004060734
【0059】
〈実施例5、比較例5〉
【0060】
次に、塗布条件として、酸化鉄を主体とする粘度20cps(3000sec−1)の非磁性塗布液を塗布装置2により、厚さ5.9μmの650mm幅のポリエチレンテレフタレートフィルムにしわ矯正が有りまたは無しの状態で(実施例1〜4と同様にして)塗布し、乾燥・鏡面化の各処理を施した後にロール状に巻き取った。
支持体の搬送速度 150(m/分)
塗布幅 640(mm)
塗布長さ 5,000(m)
乾燥後塗布膜厚 2(μm)
支持体張力 10(kgf/ベース幅、98N/ベース幅)
【0061】
しわ矯正条件として、フィルムの両端部を図3(a)のように押し上げるようにしてフィルムの両端部で幅方向に収縮させ変形させた。具体的な条件は次の通りであった。
第1のガイドロールの中心角度α 45(度)
距離Y 300(mm)
距離Y’ 350(mm)
角度Zθ 5(度)
接触幅X 90(mm)
押し込み量Z 6(mm)
振り角度β −5(度)
【0062】
以上の条件の下で塗布物を実施例5としてつくり、その結果を表2にしわ矯正をしなかった比較例5の結果とともに示す。
【0063】
【表2】
Figure 0004060734
【0064】
表1及び表2の判定基準は次の通りである。
【0065】
○:支持体の搬送時(塗装直前)に目視により、しわやバタツキが確認できず、透過面で塗布ムラが確認されない。X線膜厚測定により膜厚変動が0.05μm以内である。
【0066】
△:支持体の搬送時(塗装直前)に目視により、しわやバタツキが確認されるが、透過面で塗布ムラは許容レべルである。X線膜厚測定により膜厚変動が0.05μmより大きく0.1μm以内である。
【0067】
×:支持体の搬送時に目視により、しわやバタツキが確認でき、透過面で大きな塗布ムラが確認される。X線膜厚測定により0.1μmを越える膜厚変動がある。
【0068】
〈実施例6、比較例6〉
【0069】
次に、塗布条件として、磁性粉を有する粘度10cps(3000sec−1)の磁性塗布液を、塗布装置2により実施例5と同様の方法により得られた非磁性層の上にしわ矯正が有りまたは無しの状態で塗布し、乾燥・配向・鏡面化の各処理を施した。
【0070】
〈実施例7、比較例7〉
【0071】
更に、この実施例6と同様の方法により得られた磁性層を設けた側と反対側の支持体面にカーボンを有する粘度3cps(3000sec−1)のバックコート塗布液をしわ矯正が有りまたは無しの状態で塗布し、乾燥・鏡面化の各処理を施した後に巻き取った。
支持体の搬送速度 200(m/分)
塗布幅 650(mm)
塗布長さ 5,000(m)
乾燥後磁性層膜厚 0.2(μm)
乾燥後バックコート層膜厚 0.5(μm)
支持体張力 10(kgf/ベース幅、98N/ベース幅)
【0072】
また、しわ矯正条件として、磁性層形成時はフィルムの両端を図3(b)のように押し下げるようにして幅方向に収縮して変形状態をつくった。他は実施例5と同じ条件とした。また、バックコート層形成時はフィルムの両端部を図3(a)のように押し上げるようにして幅方向に収縮して変形状態をつくった。他は実施例5と同じ条件とした。実施例6,7の塗装ムラの評価結果を比較例6,7とともに表3に示す。
【0073】
【表3】
Figure 0004060734
【0074】
表3の判定基準は次の通りである。
【0075】
バックコート層の確認においては、非磁性層側及び磁性層側を溶剤で除去してから行った。
【0076】
○:透過面にてほとんど塗布ムラが確認されない。
【0077】
×:透過面にて大きな塗布ムラが確認される。
【0078】
以上の実施例で示した通り、フィルム(ウェブ)の種類や幅に関わらず、フィルムの塗布部におけるしわを無くし平坦な状態とすることにより、良好な塗布が実現できることが分かる。また、塗布液の種類に関しても、非磁性・磁性及び各種粘度でも、塗布部のしわを無くすことで良好な塗布が実現できることが分かる。
【0079】
以上のように本発明を実施の形態により説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、本発明の搬送方法・搬送装置は、塗装のために可撓性被搬送体を搬送するのみではなく、他の目的でしわを矯正した可撓性被搬送体を搬送する場合にも適用できることは勿論である。
【0080】
【発明の効果】
本発明によれば、可撓性被搬送体を平坦な状態にして搬送させることのできる搬送方法及び搬送装置を提供することができ、特に、可撓性被搬送体が薄い場合において効果的である。
【0081】
更に、このように平坦にした可撓性支持体としての可撓性被搬送体に塗布液を均一に安定に塗布する塗布方法及びこの塗布方法による均一な塗布膜厚の塗布物を製造する製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、塗布手段を配置した搬送装置の概略的な断面図(a)、及びその一部拡大図(b)である。
【図2】図1の搬送装置の概略的な平面図である。
【図3】図2のA−A’線近傍で切断して見たウェブ1とウェブ変形発生装置14のロール14a、14bとの位置関係及びロールによりウェブに生じたしわの状態を示す図であり、ウェブの両端部を押し上げた状態を示す図(a)、及び押し下げた状態を示す図(b)である。
【図4】図1に示すロール14a,14bの振り角度βを説明するために、図1の搬送装置を支持体面に対し垂直下方方向から見た図である。
【図5】図1のウェブ変形発生装置の具体的な機構の例の一部を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ウェブ(可撓性被搬送体、可撓性支持体)
2 塗布装置
7 しわ(修復可能な変形)
8,9 ウェブの端部
10 搬送装置
11 第1のガイドロール
12 第2のガイドロール
13 第3のガイドロール
14 ウェブ変形発生装置
14a,14b ロール
α 第1のガイドロールの中心角度
β 振り角度
Zθ 図3におけるロールの傾斜角度
Z ロールの押し込み量
X ロールの接触幅
Y ロールと第1のガイドロールとの距離

Claims (15)

  1. ガイドロールを含む搬送手段により可撓性被搬送体を搬送する方法であって、
    前記可撓性被搬送体を幅方向に変形させて修復可能な変形を発生させ、その下流側に配置された第1のガイドロールにおいて前記修復可能な変形を伸ばし矯正して平坦な状態で搬送させることを特徴とする搬送方法。
  2. ガイドロールを含む搬送手段により可撓性被搬送体を搬送する方法であって、
    前記可撓性被搬送体の幅方向両端部の張力が中央部の張力よりも大きくなるようにして修復可能な変形を発生させ、その下流側に配置された第1のガイドロールにおいて前記修復可能な変形を伸ばし矯正して平坦な状態で搬送させることを特徴とする搬送方法。
  3. ガイドロールを含む搬送手段により可撓性被搬送体を搬送する方法であって、
    前記可撓性被搬送体の幅方向両端部の走行経路が中央部の走行経路よりも長くなるようにして修復可能な変形を発生させ、その下流側に配置された第1のガイドロールにおいて前記修復可能な変形を伸ばし矯正して平坦な状態で搬送させることを特徴とする搬送方法。
  4. 前記可撓性被搬送体を幅をせばめる方向に変形させることにより前記修復可能な変形を発生させる請求項1,2または3に記載の搬送方法。
  5. 前記可撓性被搬送体の両端近傍においてその端部を押し上げるかまたは押し下げることにより前記修復可能な変形を発生させる請求項1,2,3または4に記載の搬送方法。
  6. 前記第1のガイドロールの上流側に第2のガイドロールを配置し、前記第1のガイドロールと前記第2のガイドロールとの間で前記修復可能な変形を発生させる請求項1〜5の何れか1項に記載の搬送方法。
  7. 前記可撓性被搬送体が前記第1のガイドロールの周面において所定範囲で巻き付くようにして搬送される請求項1〜6の何れか1項に記載の搬送方法。
  8. ガイドロールを含む搬送手段により可撓性被搬送体を搬送する装置であって、
    前記可撓性被搬送体を幅方向に変形させて修復可能な変形を発生させる変形発生手段と、
    前記変形発生手段の下流側に配置された第1のガイドロールと、を具備し、
    前記第1のガイドロールにおいて前記修復可能な変形を伸ばし矯正して平坦な状態で搬送させることを特徴とする搬送装置。
  9. 前記変形発生手段は前記可撓性被搬送体を幅をせばめる方向に変形させることにより前記修復可能な変形を発生させる請求項8に記載の搬送装置。
  10. 前記変形発生手段は前記可撓性被搬送体の両端近傍においてその端部を押し上げるかまたは押し下げることにより前記修復可能な変形を発生させる請求項8または9に記載の搬送装置。
  11. 前記第1のガイドロールの上流側に第2のガイドロールを配置し、前記変形発生手段は前記第1のガイドロールと前記第2のガイドロールとの間の搬送区間に配置されている請求項8,9または10に記載の搬送装置。
  12. 前記可撓性被搬送体が前記第1のガイドロールの周面において所定範囲で巻き付くようにして搬送される請求項8,9,10または11に記載の搬送装置。
  13. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の搬送方法または請求項8〜12のいずれか1項に記載の搬送装置により可撓性支持体としての前記可撓性被搬送体を搬送させながら、前記第1のガイドロールの下流側に配置された塗布手段により前記可撓性支持体に塗布液を塗布する塗布方法。
  14. 前記塗布手段の下流側に第3のガイドロールを配置し、前記第1のガイドロールと前記第3のガイドロールとの間で前記可撓性支持体に所定の張力が加えられた状態で前記塗布手段が押し出し塗布法により前記塗布液を塗布する請求項13に記載の塗布方法。
  15. 請求項13または14に記載の塗布方法により前記可撓性支持体に前記塗布液を塗布し塗布物を製造する塗布物製造方法。
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