JP2015151235A - 塗布装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
基材自体に弛みや基材の厚さが薄く腰が弱いことで生じる搬送時のシワにより、基材とダイヘッド先端とのギャップが部分的に不均一になることで帯状の塗布ムラ、いわゆる膜厚ムラが発生し、面内での膜厚分布が不均一になってしまうといった問題がある。
【解決手段】
上流側ガイドロールと下流側ガイドロールとの間に所定のテンションで張られて走行するウエブ状の基材上に、スロットダイヘッドのスリット先端から吐出される塗液を塗布するウエブテンションダイコートを行う塗布装置において、
前記上流側ガイドロールと前記基材の塗布面とは反対面との接触部の上流側に、上流側接触部減圧機構を設けてあることを特徴とする塗布装置を提供する。
【選択図】図1
基材自体に弛みや基材の厚さが薄く腰が弱いことで生じる搬送時のシワにより、基材とダイヘッド先端とのギャップが部分的に不均一になることで帯状の塗布ムラ、いわゆる膜厚ムラが発生し、面内での膜厚分布が不均一になってしまうといった問題がある。
【解決手段】
上流側ガイドロールと下流側ガイドロールとの間に所定のテンションで張られて走行するウエブ状の基材上に、スロットダイヘッドのスリット先端から吐出される塗液を塗布するウエブテンションダイコートを行う塗布装置において、
前記上流側ガイドロールと前記基材の塗布面とは反対面との接触部の上流側に、上流側接触部減圧機構を設けてあることを特徴とする塗布装置を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、上流側ガイドロールと下流側ガイドロールとの間に所定のテンションで張られて走行するウエブ状の連続的に走行する帯状支持体(以下、基材と称する)上に、スロットダイヘッドのスリット先端から吐出される塗液を塗布するウエブテンションダイコートを行う塗布装置に関するものである。
従来から、連続的に走行する基材上に塗液を塗布するための塗布方式として、グラビアコーター、ナイフコーター、バーコーター、ダイコーターなどがある。これらの塗布方式の中でも密閉系であり、流量規制型で薄膜、高速、均一塗布に優れているダイコーターがよく利用されている。このようなダイコーターにおいては、塗液をダイヘッドのスリットから押し出し、連続走行する基材に対してビードを形成させながら塗布するものであり、コーティングロールに保持させた基材に対して塗布するダイレクト方式と、搬送ロール間の基材に対してダイヘッド先端を押し付けて塗布するウェブテンション方式がある。そして、低粘度塗液に対しては減圧型のダイレクト方式が、高粘度塗液に対してはウェブテンション方式が適している。
しかしながらこのウェブテンション方式においては、基材自体に弛みがある場合や基材の厚さが薄く腰が弱いことによる搬送時のシワが発生することにより、基材とダイヘッド先端とのギャップが部分的に不均一になることで帯状の塗布ムラ、いわゆる膜厚ムラが発生し、面内での膜厚分布が不均一になってしまうといった問題がある。
そこで、上記のような搬送時のシワの発生に対して、複数のガイド部材を介して連続的にウェブを搬送する際に該ウェブに生じるシワを伸ばすためのシワ矯正手段が開示されており、前記ウェブの搬送経路において、シワを伸ばしたい区間の下流側のガイド部材を中央に向かって径が漸次増大する形状のクラウンロールとし、かつ該クラウンロールの下流側の区間にて、前記ウェブの両端部のそれぞれに設けた一対のロールにより少なくとも前記ウェブの幅収縮方向に該ウェブを変形させて、前記シワを伸ばしたい区間のシワを伸ばすことができ、前記幅収縮方向のウェブの変形を、該ウェブの両端部を持ち上げもしくは押し下げることにより好適に行うことができる技術が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら上記のようなクラウンロールを用いる方法では、塗布条件、基材種や厚さなどが異なる多品種の製品に対応するためには、クラウン量を変えたロールがそれぞれに必要となってくる。また同基材種であっても基材自体が持つ弛みの大きさによっては、同じクラウンロールでは対応できない場合も生じてくる。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、基材自体の弛みや搬送時に生じるシワに対して、上流側ガイドロールと基材の接触部が減圧できるように減圧機構を設置し減圧することで、上流側で発生するシワや基材弛みを幅方向で均一に矯正するものである。
上記の目的を達成するための第一の発明にかかる本発明の装置は、上流側ガイドロールと下流側ガイドロールとの間に所定のテンションで張られて走行するウエブ状の基材上に、スロットダイヘッドのスリット先端から吐出される塗液を塗布するウエブテンションダイコートを行う塗布装置において、
前記上流側ガイドロールと前記基材の塗布面とは反対面との接触部の上流側に、上流側接触部減圧機構を設けてあることを特徴とする塗布装置である。
前記上流側ガイドロールと前記基材の塗布面とは反対面との接触部の上流側に、上流側接触部減圧機構を設けてあることを特徴とする塗布装置である。
第二の発明は、さらに、前記下流側ガイドロールと前記基材の塗布面とは反対面との接触部の上流側に、下流側接触部減圧機構を設けてあることを特徴とする塗布装置である。
第三の発明は、前記減圧機構が、前記ガイドロールと、前記基材と、減圧チャンバーと、減圧チャンバーに接続された減圧手段と、により構成され、前記ガイドロールと前記基材と減圧チャンバーにより減圧領域が形成されていることを特徴とする塗布装置である。
第四の発明は、前記減圧チャンバーと前記基材、および、前記減圧チャンバーと前記ガイドロールの間隙幅を調整する間隙調整手段を備えていることを特徴とする塗布装置である。
第五の発明は、さらに、前記下流側ガイドロールの下流に硬化装置もしくは乾燥装置もしくはその両方を設けてあることを特徴とする塗布装置である。
本発明の塗布装置により、シワ矯正機能が発揮される。このように、上流側ガイドロール直前に基材を覆うようにして減圧機構を設置し減圧させることで、上流側で発生するシワや基材弛みを幅方向で均一に矯正するものである。
また、下流側ガイドロール直前にも基材を覆うようにして減圧機構を設置し減圧させることで、搬送時のシワの発生を確実に矯正することで、シワや弛み起因による外観不良を防ぐことができる塗布装置を提供することにある。
以上のような減圧機構によりガイドロールと基材の間のエアフィルムおよびシワや弛みによるロールからの浮きも抑制し、基材をガイドロールに押さえつけることが可能となり、基材をガイドロールに矯正的に均一に抱かせる効果が得られるので、幅方向で均一な塗布膜を得ることができる。
また、減圧機構がガイドロールと基材と減圧チャンバーと減圧チャンバーに接続された減圧手段とにより構成することにより、基材をガイドロールに矯正的に幅方向全体について均一に抱かせる効果が得られるので、確実に幅方向で均一な塗布膜を得ることができる。
また、減圧チャンバーと基材、および、減圧チャンバーとガイドロールの間隙幅を調整することにより、基材の種類や厚さ、基材自体の弛みが異なっていても、その間隙調整手段減圧機構がガイドロールと基材と減圧チャンバーと減圧チャンバーに接続された減圧手段とにより構成することにより、安定的な塗布膜を得ることができる。
また、下流側ガイドロールの下流に硬化装置もしくは乾燥装置もしくはその両方を設けることにより、弛みが生じない状態で硬化または乾燥することが可能になり、安定的な塗布膜のままの最終製品を得ることができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図1〜図6を参照して説明する。図1は本発明にかかる塗布装置の一実施の形態を示す概略側面図である。図2は上流側ガイドロールに減圧機構を設置時の概略側面図であり、図3は下流側ガイドロールに設置時の概略側面図である。図4は減圧機構の概略側面図である。図5は減圧装置の概略側面図である。図6は、本発明の塗布装置全体の一実施例の形態を示す概略図である。
本発明にかかる塗布装置の一実施の形態は、図1に示すように上流側ニアロール16と下流側ニアロール17の間にダイヘッド18があるウェブテンション方式の塗布装置において、前記上流側ニアロール16の外側にある上流側ガイドロール14と基材13を部分的に覆うように上流側接触部減圧機構11が設置されており、さらに前記下流側ニアロール17の外側にある下流側ガイドロール15と基材13を部分的に覆うように下流側接触部減圧機構12が設置されている。
図2に示すように上流側接触部減圧機構11は、減圧チャンバー23と減圧手段からなる。減圧チャンバー23は、本体と上流側ガイドロール22に沿った形状を有しロールとの隙間が0.05mm以内の精度で調整できるサイドプレート24、上流側ガイドロール22の間の隙間29を0.05mm以内の精度で調整できるロール側隙間調整プレート25、減圧機構と基材21の間の隙間28を0.05mm以内の精度で調整できる基材側隙間調整プレート26からなる。減圧手段は、減圧チャンバー23と接続した減圧用ホース27、および他端に設けた減圧機構内を減圧するためのブロワ(図示せず)からなる。
サイドプレート24およびロール側隙間調整プレート25、基材側隙間調整プレート26の隙間の調整、さらにブロワによる吸引により基材21と基材側隙間調整プレート25が接触しないようにテーパーゲージにて調整する。
図3に示すように下流側接触部減圧機構12は、減圧チャンバー33と減圧手段からなる。減圧チャンバー33は、本体と下流側ガイドロール32に沿った形状を有しロールとの隙間が0.05mm以内の精度で調整できるサイドプレート34、下流側ガイドロール32の間の隙間39を0.05mm以内の精度で調整できるロール側隙間調整プレート35、減圧機構と基材31の間の隙間38を0.05mm以内の精度で調整できる基材側隙間調整プレート36からなる。減圧手段は、減圧チャンバー33と接続した減圧用ホース37、および他端に設けた減圧機構内を減圧するためのブロワ(図示せず)からなる。
サイドプレート34およびロール側隙間調整プレート35、基材側隙間調整プレート36の隙間の調整、さらにブロワによる吸引により基材31と基材側隙間調整プレート35が接触しないようにテーパーゲージにて調整する。
図4は上流側接触部減圧機構11の側面断面図であり、減圧チャンバー43の形状はこれに規定されるものではなく、下流側接触部減圧機構12のような形状を取ることも可能であり、さらにガイドロールとニアロールの位置関係によってはその他の形状も可能である。例えば、減圧チャンバーは、本体と、サイドプレートと、ロール側隙間調整プレートと、基材側隙間調整プレートが分離した部材からなる構造である必要はなく、一体化した構造で全体が位置調整可能な構造とすることにより両方の隙間を調整できる構造であってもよい。
図5は、上流側接触部減圧機構11の正面図であり、減圧チャンバー51は、減圧チャンバー本体の両端部に基材を覆うようにサイドプレート52、53が設置され、基材端部とサイドプレート52、53の隙間調整は、減圧チャンバー本体とサイドプレート52、53の間に厚さの異なるステンレス(以下、SUSと称する)ブロックまたはSUSシムテープを挟むことで調整可能である。なお、SUSブロックまたはSUSシムテープは他の材質でも可能である。
また減圧チャンバー51の中心にブロワからの減圧用ホース56が取り付けられる構造になっているが、減圧チャンバー51の吸引口は一ヶ所に限られるものではなく、減圧する領域のサイズによっては均一に減圧するために複数ヶ所、設けることも可能である。また、ブロアが直接接続する構造でもよく、この場合は減圧用ホースは不要となる。
ウェブテンション方式の塗布は基材のテンションのばらつきによって塗布時に基材がばたついて膜厚が不均一になるという問題があったが、本機構を持つ減圧チャンバーを塗工部前後に設置したガイドロールに設置することによって、搬送中にばたつく基材をガイドロールに押し当てて基材を矯正することができるので、均一な塗膜を得ることができる。
図6は本発明の塗布装置を用いるウェブテンション方式による塗布物の製造装置である塗布装置の一実施例の形態を示す概略図であり、巻出し部63、ガイドロール64、スロットダイヘッド62、乾燥装置65、硬化装置66、巻取り部67からなる。なお、この例は紫外線硬化樹脂を塗布するための塗布装置であるが、塗布液などの膜厚や材質などにより、乾燥装置や、硬化装置の一方もしくは両方が不要な場合もある。
なお、以上の説明では上流側ガイドロールとスロットダイヘッドの間、下流側ガイドロールとスロットダイヘッドの間にニアロールを設ける構成になっているが、塗布条件によりその一方もしくはその両方を省く構成でも構わない。
以上の本発明の塗布装置を用いて減圧チャンバーで覆われたガイドロールと基材61の空間を減圧することで、連続的に走行する基材61に対して、基材自体の弛みや搬送によるシワを矯正でき、塗布液を塗布しても面内で均一な膜厚分布を持ち、外観不良を抑えた塗布物を製造することができる。
以下、塗布物としてハードコート層を製造する場合の実施例について説明する。なお、塗布物はこれに限らず、他の諸条件によるものでも構わない。
ハードコート層を形成する際には、基材上に、たとえば、アクリル系の紫外線(以下、UVと称する)硬化樹脂塗液を塗布し、紫外線を照射することにより形成される。図6に本発明の塗布装置を備える塗布物製造装置の一実施例の形態を示す概略図を示した。図6に示した塗布物製造装置は、ロール状に巻き取られた基材61を連続走行させるための基
材巻出し部63、基材61を連続走行可能に支持する複数のガイドロール64を備え、スロットダイヘッド62を備える塗布装置、基材61に塗布された塗液を乾燥する乾燥装置65、乾燥後の塗膜を硬化するUV照射装置66、及び塗液を乾燥・硬化した後の基材61をロール状に巻き取る巻取り部67を備える。連続走行される基材61は塗布後、乾燥装置65、UV照射装置66を通過することにより、塗布物(ハードコート膜)が製造される。もちろん、硬化装置はUVではなく電子線硬化樹脂等の他の樹脂である場合もあるので、それに応じて適宜硬化を選択可能である。
材巻出し部63、基材61を連続走行可能に支持する複数のガイドロール64を備え、スロットダイヘッド62を備える塗布装置、基材61に塗布された塗液を乾燥する乾燥装置65、乾燥後の塗膜を硬化するUV照射装置66、及び塗液を乾燥・硬化した後の基材61をロール状に巻き取る巻取り部67を備える。連続走行される基材61は塗布後、乾燥装置65、UV照射装置66を通過することにより、塗布物(ハードコート膜)が製造される。もちろん、硬化装置はUVではなく電子線硬化樹脂等の他の樹脂である場合もあるので、それに応じて適宜硬化を選択可能である。
次に、本発明の具体的実施例について説明する。各材質や構造その他の条件は各種変形実施可能である。
幅325mm、厚さ12μmのポリエチレンテレフタレート(以下、PETと称する)フィルムを使用し、メチルエチルケトン(以下、MEKと称する)を希釈溶剤とする80wt%、粘度は100mPa・sのアクリル系のUV硬化樹脂塗布液をwet膜厚10μmで40m/minの速度で塗布した。
幅方向における膜厚ムラを目視で見やすくするため、赤染料を0.1%添加した。シワ矯正装置の減圧度は、上流側、下流側とも同値で下記の値で実施し、Φ60mmのガイドロールと隙間調整プレートの隙間を0.5mm、Φ60mmのガイドロールとサイドプレートの隙間を0.5mm、基材と隙間調整プレートの隙間が0.5mmになるようにテーパーゲージにて設定した。また減圧チャンバー本体とサイドプレートの間に厚さ0.5mmのシムテームを挟むことで隙間を0.5mmに調整した。テンションは100N/m、乾燥装置は60℃、UV照射装置の条件は、無電極紫外線ランプを1灯、出力は60%、オフセット40mmに設定した。
図6に示す製造装置を用い、連続走行するPETフィルム上に塗液を塗布し、塗布後、PETフィルムを乾燥装置及びUV照射装置を通過させることにより、PETフィルム上にハードコート層を形成したハードコートフィルムを製造した。
なお、両方の減圧チャンバーの減圧条件は、
実施例1…0.05kPa
実施例2…0.2kPa
実施例3…0.5kPa
比較例…0kPa
である。
実施例1…0.05kPa
実施例2…0.2kPa
実施例3…0.5kPa
比較例…0kPa
である。
上記実施例で得られたそれぞれの赤染料で色付いたハードコートフィルムについて帯状の塗布ムラについて目視による評価を実施した。上記色付きハードコートフィルムを色見台の上に置き、下方の光源から光を透過させることで評価した。評価基準として目視観察で帯状の塗布ムラが確認できない場合には○、薄いが確認できる場合には△、確認できる場合には×とした。表1にその結果を示す。
以上の結果より、減圧をかけないときには帯状の塗布ムラがはっきりと確認できたが、本願の塗布装置を用いることにより、シワ矯正機能が発揮され、減圧度により抑制効果に差は生じるが、帯状の塗布ムラを抑制できることを確認した。
11…上流側接触部減圧機構
12…下流側接触部減圧機構
13、21、31、41、61…基材
14、22、42…上流側ガイドロール
15、32…下流側ガイドロール
16…上流側ニアロール
17…下流側ニアロール
18、62…スロットダイヘッド
23、33、43、51…減圧チャンバー
24、34、52、53…サイドプレート
25、35、44、54…ロール側隙間調整プレート
26、36、45、55…基材側隙間調整プレート
27、37、46、56…減圧用ホース
28…隙間(a)
29…隙間(b)
38…隙間(c)
38…隙間(d)
63…基材巻出し部
64…ガイドロール
65…乾燥装置
66…UV照射装置
67…巻取り部
12…下流側接触部減圧機構
13、21、31、41、61…基材
14、22、42…上流側ガイドロール
15、32…下流側ガイドロール
16…上流側ニアロール
17…下流側ニアロール
18、62…スロットダイヘッド
23、33、43、51…減圧チャンバー
24、34、52、53…サイドプレート
25、35、44、54…ロール側隙間調整プレート
26、36、45、55…基材側隙間調整プレート
27、37、46、56…減圧用ホース
28…隙間(a)
29…隙間(b)
38…隙間(c)
38…隙間(d)
63…基材巻出し部
64…ガイドロール
65…乾燥装置
66…UV照射装置
67…巻取り部
Claims (5)
- 上流側ガイドロールと下流側ガイドロールとの間に所定のテンションで張られて走行するウエブ状の基材上に、スロットダイヘッドのスリット先端から吐出される塗液を塗布するウエブテンションダイコートを行う塗布装置において、
前記上流側ガイドロールと前記基材の塗布面とは反対面との接触部の上流側に、上流側接触部減圧機構を設けてあることを特徴とする塗布装置。 - さらに、前記下流側ガイドロールと前記基材の塗布面とは反対面との接触部の上流側に、下流側接触部減圧機構を設けてあることを特徴とする請求項1記載の塗布装置。
- 前記減圧機構が、前記ガイドロールと、前記基材と、減圧チャンバーと、被覆部材に接続された減圧手段と、により構成され、前記ガイドロールと前記基材と減圧チャンバーにより減圧領域が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の塗布装置。
- 前記減圧チャンバーと前記基材、および、前記減圧チャンバーと前記ガイドロールの間隙幅を調整する間隙調整手段を備えていることを特徴とする請求項3記載の塗布装置。
- さらに、前記下流側ガイドロールの下流に硬化装置もしくは乾燥装置もしくはその両方を設けてあることを特徴とする請求項1から4何れか記載の塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014026392A JP2015151235A (ja) | 2014-02-14 | 2014-02-14 | 塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014026392A JP2015151235A (ja) | 2014-02-14 | 2014-02-14 | 塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015151235A true JP2015151235A (ja) | 2015-08-24 |
Family
ID=53893894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014026392A Pending JP2015151235A (ja) | 2014-02-14 | 2014-02-14 | 塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015151235A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017104795A (ja) * | 2015-12-08 | 2017-06-15 | 積水化学工業株式会社 | 粘性体供給装置、及び色素増感太陽電池の製造方法 |
JP7409035B2 (ja) | 2019-11-19 | 2024-01-09 | 富士電機株式会社 | 半導体装置、半導体製造装置及び半導体装置の製造方法 |
-
2014
- 2014-02-14 JP JP2014026392A patent/JP2015151235A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017104795A (ja) * | 2015-12-08 | 2017-06-15 | 積水化学工業株式会社 | 粘性体供給装置、及び色素増感太陽電池の製造方法 |
JP7409035B2 (ja) | 2019-11-19 | 2024-01-09 | 富士電機株式会社 | 半導体装置、半導体製造装置及び半導体装置の製造方法 |
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