JP4059602B2 - 熱媒供給システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱負荷に接続された熱媒循環路を通して熱媒を循環させる循環手段、および、前記熱媒を加熱する加熱手段を備えた熱源機が設けられ、前記熱媒循環路の途中箇所に、戻り側循環路部分の戻り熱媒を往き側循環路部分にバイパス流動させるバイパス路が設けられ、そのバイパス路からの戻り熱媒と前記熱源機からの往き熱媒との混合比を調整する混合手段と、その混合手段にて混合された混合熱媒を前記熱媒循環路および前記バイパス路を通して前記熱負荷に循環させる熱負荷側循環手段と、熱媒循環運転を管理する制御手段とが設けられ、その制御手段が、熱媒循環運転が指令されると、前記循環手段および前記熱負荷側循環手段を循環作動させ、前記熱源機からの往き熱媒の温度が熱源供給用目標温度になるように前記加熱手段を加熱作動させ、並びに、前記混合熱媒の温度が熱負荷用目標温度になるように前記混合手段を混合作動させる熱媒循環処理を実行するように構成された熱媒供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような熱媒供給システムは、例えば、特開平9−318082号公報に開示されているように、床暖房パネルなどの熱負荷に適した温度の熱媒を熱負荷に供給するもので、熱負荷側循環手段および循環手段を循環作動させ、熱源機からの往き熱媒の温度が熱源供給用目標温度になるように加熱手段を加熱作動させ、熱源機からの往き熱媒と熱負荷に供給されてバイパス路からの戻り熱媒とを混合した混合熱媒の温度が熱負荷にて要求されている温度に対応した熱負荷用目標温度になるように混合手段を混合作動させる熱媒循環処理を実行し、熱負荷にて要求されている温度に対応した熱負荷用目標温度の熱媒を熱負荷に供給するものである。
具体的には、熱源機から80℃の高温水が供給され、この80℃の高温水とバイパス路からの30℃の温水を混合させて、60℃の温水を床暖房パネルなどの熱負荷に供給するようにしている。
【0003】
ところで、上記熱媒供給システムでは、熱媒循環運転が指令されると、熱媒循環処理を実行することになるが、熱媒循環運転が指令されると、直ちに、熱負荷側循環手段および循環手段を循環作動させ、加熱手段を加熱作動させ、並びに、混合手段を混合作動させて熱媒循環処理を実行するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の熱媒供給システムでは、熱媒循環運転が指令されると、直ちに、熱負荷側循環手段および循環手段を循環作動させ、加熱手段を加熱作動させ、並びに、混合手段を混合作動させるために、熱媒循環路における熱負荷側循環手段の設置箇所に熱媒が存在しないにもかかわらず、熱負荷側循環手段が循環作動されることがあり、熱負荷側循環手段が損傷を受けて、その熱負荷側循環手段の機器の寿命が極端に短くなる虞があった。
具体的に説明を加えると、例えば、熱媒循環路の配管途中の破損などにより、その破損箇所から熱媒が洩れて熱媒循環路における熱負荷側循環手段の設置箇所に熱媒が存在しない状態となり、この場合に、熱負荷側循環手段を循環作動させると、熱負荷側循環手段が空作動することになるので、熱負荷側循環手段が損傷を受けることになる。
【0005】
ちなみに、熱源機には、熱媒循環路に熱媒を自動的に補給する補給手段が備えられており、この補給手段によって循環手段の設置箇所の管路部分に熱媒が供給された状態で熱媒循環運転が実行されるので、循環手段の空作動を防止して、循環手段の機器の寿命を長く維持することが可能となる。
【0006】
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、熱負荷側循環手段の機器の寿命を極力長く維持することが可能となる熱媒供給システムを提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に記載の発明によれば、熱負荷に接続された熱媒循環路を通して熱媒を循環させる循環手段、および、前記熱媒を加熱する加熱手段を備えた熱源機が設けられ、前記熱媒循環路の途中箇所に、戻り側循環路部分の戻り熱媒を往き側循環路部分にバイパス流動させるバイパス路が設けられ、そのバイパス路からの戻り熱媒と前記熱源機からの往き熱媒との混合比を調整する混合手段と、その混合手段にて混合された混合熱媒を前記熱媒循環路および前記バイパス路を通して前記熱負荷に循環させる熱負荷側循環手段と、熱媒循環運転を管理する制御手段とが設けられ、その制御手段が、熱媒循環運転が指令されると、前記循環手段および前記熱負荷側循環手段を循環作動させ、前記熱源機からの往き熱媒の温度が熱源供給用目標温度になるように前記加熱手段を加熱作動させ、並びに、前記混合熱媒の温度が熱負荷用目標温度になるように前記混合手段を混合作動させる熱媒循環処理を実行するように構成された熱媒供給システムであって、
前記熱媒循環路における前記熱負荷側循環手段の設置箇所に熱媒が存在していることを検出する熱媒検出手段が設けられ、前記制御手段が、前記熱媒循環処理において、先ず、前記循環手段を循環作動させること、前記熱源機からの往き熱媒の温度が熱源供給用目標温度になるように前記加熱手段を加熱作動させること、並びに、前記熱源機からの往き熱媒が前記熱負荷側へ流動するように前記混合手段を作動させることを実行し、前記熱媒検出手段が熱媒を検出すると、前記熱負荷側循環手段を循環作動させることを実行するように構成されている。
【0008】
すなわち、制御手段が、熱媒充填運転が指令されると、直ちに、循環手段を循環作動させ、加熱手段を加熱作動させ、並びに、熱源機からの往き熱媒が熱負荷側へ流動するように混合手段を作動させることになるが、熱負荷側循環手段については、熱媒検出手段が熱媒を検出しないときには循環作動をさせず待機させ、熱媒検出手段が熱媒を検出すると循環作動させるものであるから、熱媒循環路における熱負荷側循環手段の設置箇所に熱媒が存在するときのみ熱負荷側循環手段を循環作動させることができるものとなる。
したがって、熱負荷側循環手段の空作動を防止して、熱負荷側循環手段の寿命を極力長く維持することが可能となる熱媒供給システムを供給することが可能となった。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、前記制御手段が、前記熱媒循環処理において、前記熱媒循環運転が指令されるに伴って、前記バイパス路を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態になるように前記混合手段を徐々に作動させるように構成されている。
【0010】
すなわち、熱媒循環運転が指令されるに伴って、バイパス路を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態になるように混合手段を急激に作動させたときには、バルブなどの混合手段の急激な開閉作動により熱媒循環路内に発生する異常圧力、すなわちウォーターハンマーにより配管路内が損傷を受けるなどの問題が発生する可能性があるが、熱媒循環運転が指令されるに伴って、バイパス路を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態になるように混合手段を徐々に作動させるので、ウォーターハンマーを防止することができ、前記の如く、ウォーターハンマーの発生による問題の発生を防止することが可能となる。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、前記制御手段が、前記熱媒循環処理において、前記熱媒循環運転が指令されてから設定時間経過すると、前記混合熱媒の温度が熱負荷用目標温度になるように前記混合手段を混合作動させるように構成されている。
【0012】
すなわち、請求項2に記載の如く、熱媒循環運転が指令されるに伴って、前記バイパス路を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態になるように前記混合手段を徐々に作動させ、熱媒循環運転が指令されてから設定時間経過すると、混合熱媒の温度が熱負荷用目標温度になるように混合手段を混合作動させるので、熱媒循環運転の初期には、熱源機からの高温の往き熱媒が熱負荷に優先的に供給されることになり、熱媒循環運転における熱負荷の温度の立ち上がりを向上させることが可能となる。
しかも、熱源機からの高温の往き熱媒が十分に熱負荷に供給されて、熱媒循環運転が指令されてから設定時間経過した後は、混合熱媒の温度が熱負荷にて要求されている温度に対応した熱負荷用目標温度になるように混合手段を混合作動させるので、熱負荷にて要求されている温度に適した温度の熱媒を供給することが可能となる。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、前記熱媒循環路のうちの前記バイパス路が設けられる一部の循環路部分、前記混合手段、および、前記熱負荷側循環手段とが、一体的に混合ユニットとして備えられている。
すなわち、熱媒循環路のうちのバイパス路が設けられる一部の循環路部分、混合手段、および、熱負荷側循環手段とが一体的に備えられているので、混合ユニットを設置するだけで混合手段や熱負荷側循環手段などを設置することができ、混合手段や熱負荷側循環手段などの設置作業が容易なものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる熱媒供給システムを図面に基づいて説明する。
この熱媒供給システムは、図1および2に示すように、熱負荷としての床暖房パネル1と、この床暖房パネル1に接続された熱媒循環路2を通して熱媒を循環させる循環手段などを備えた熱源機4と、熱媒循環路2の途中箇所に設けられたバイパス路3からの戻り熱媒と熱源機4からの往き熱媒との混合比を調整する混合手段9などを備えた混合ユニット5と、熱媒循環運転を管理する制御手段6に動作指令を指令するリモコン操作部7などから構成されている。
【0015】
前記混合ユニット5は、その運転がユニット側制御手段8により管理され、熱媒循環路2における戻り側循環路部分2bの戻り熱媒を往き側循環路部分2aにバイパス流動させるバイパス路3が設けられる一部の循環路部分2cと、バイパス路3からの戻り熱媒と熱源機4からの往き熱媒との混合比を調整する混合手段としてのミキシングバルブ9と、このミキシングバルブ9にて混合された混合熱媒を熱媒循環路2およびバイパス路3を通して床暖房パネル1に循環させる熱負荷側循環手段としての熱負荷側循環ポンプ10などが備えられている。
また、前記混合ユニット5には、ミキシングバルブ9にて混合された混合熱媒の温度を検出する熱媒検出手段としてのサーミスタ11が設けられ、熱媒循環路2における往き側循環路部分2aに、熱源機4側から順にミキシングバルブ9、サーミスタ11、熱負荷側循環ポンプ10が設けられ、熱負荷側循環ポンプ10よりも床暖房パネル1側の往き熱媒の一部をバイパス路3と戻り側循環路部分2bとの接続箇所よりも熱源機4側の戻り側循環路部分2bにバイパス流動させるユニットバイパス路12が設けられている。
【0016】
前記ミキシングバルブ9について説明を加えると、このミキシングバルブ9は、詳細は図示しないが、ステッピングモータ13を作動させることにより弁本体を作動させて、バイパス路3からの戻り熱媒の流入口と熱源機4からの往き熱媒の流入口との開度を調整して、バイパス路3からの戻り熱媒と熱源機4からの往き熱媒との混合比を調整するように構成され、図3に示すように、ステッピングモータ13のステップ数を変更することによって、バイパス路3からの戻り熱媒と熱源機4からの往き熱媒との混合比を変更するようにしている。
なお、図3において、低温水側はバイパス路3からの戻り熱媒であり、高温水側は熱源機4からの往き熱媒のことを示している。
【0017】
前記熱源機4は、図4に示すように、その運転が熱源機側制御手段14により管理され、補給水タンク15、加熱手段16としての熱交換器17およびこの熱交換器17を加熱するバーナ18、循環手段としての循環ポンプ19などが備えられている。
そして、熱媒循環路2における戻り側循環路部分2bに接続される熱媒戻り路20が補給水タンク15の入口側に接続され、熱媒循環路2における往き側循環路部分2aに接続される熱媒往き路21が熱交換器17の出口側に接続され、補給水タンク15の出口側と熱交換器17の入口側を連通する熱媒連通路22が設けられ、この熱媒連通路22の途中箇所に循環ポンプ19が設けられている。
【0018】
前記熱媒往き路21を流動する熱媒を熱媒戻り路20にバイパス流動させる熱源機バイパス路23が設けられ、熱媒戻り路20には、熱媒戻り路20を流動する熱媒の温度を検出する熱媒戻りサーミスタ24が設けられ、熱媒往き路21には、熱媒往き路21を流動する熱媒の温度を検出する熱媒往きサーミスタ25が設けられている。
前記補給水タンク15に給水するためのタンク給水路26には、補給水バルブ27と補給水電磁弁28が設けられ、補給水タンク15には、水位の上限を検出する上限センサ29と水位の下限を検出する下限センサ30が設けられ、熱源機側制御手段14により補給水タンク15の水位が上限センサと下限センサとの間の水位に維持されるように、補給水バルブ27と補給水電磁弁28が制御されるように構成されている。なお、オーバーフロー路31も補給水タンク15に接続されている。
【0019】
前記バーナ18に燃料ガスを供給する燃料供給路32には、燃料供給を断続する電磁操作式の断続弁33、燃料供給量(バーナ18の燃焼量)を変更調節自在な電磁操作式のガス量調節弁34が備えられ、バーナ18に燃焼用空気を供給するファン35も設けられ、バーナ18の近くには、バーナ18に対する点火動作を実行するイグナイタ36と、バーナ18が着火されているか否かを検出するフレームロッド37とがそれぞれ備えられている。
【0020】
前記リモコン操作部7には、熱媒循環運転を指令する運転スイッチ38、床暖房パネル1の室内温度を設定する温度設定スイッチ39、温度設定スイッチ39にて設定された室内温度などを表示する表示部40などが備えられている。
また、ユニット側制御手段8の基板上には、熱媒充填運転を指令する熱媒充填運転指令手段としての水張りスイッチ41が設けられている。
【0021】
そして、ユニット側制御手段8および熱源機側制御手段14とから構成されている制御手段6は、リモコン操作部7の運転スイッチ38の押し操作により、熱媒循環運転が指令されると、循環ポンプ19および熱負荷側循環ポンプ10を循環作動させ、熱源機4からの往き熱媒の温度が熱源供給用温度になるように加熱手段16を加熱作動させ、並びに、混合熱媒の温度が熱負荷用目標温度になるようにミキシングバルブ9を混合作動させる熱媒循環処理を実行するように構成されている。
また、前記制御手段6は、水張りスイッチ41のON操作により、熱媒充填運転が指令されると、循環ポンプ19および熱負荷側循環ポンプ10を循環作動させ、熱源機4からの往き熱媒の温度が熱源供給用温度になるように加熱手段16を加熱作動させ、並びに、バイパス路3を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態(全開状態)にミキシングバルブ9を作動させる熱媒充填処理を実行するように構成されている。
【0022】
前記熱媒循環処理について説明を加えると、前記制御手段6は、熱媒循環運転が指令されるに伴って、バイパス路3を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態(全開状態)にミキシングバルブ9を徐々に作動させながら、循環ポンプ19を循環作動させ、熱源機4からの往き熱媒の温度が熱源供給用温度(例えば、80℃)になるように加熱手段16を加熱作動させることを実行し、サーミスタ11の検出温度が作動用設定温度(例えば、54℃)以上になり、熱負荷側循環ポンプ10の設置箇所に熱媒を検出すると、熱負荷側循環ポンプ10を作動させることを実行する。
そして、前記制御手段は、熱媒循環運転が指令されてから設定時間が経過すると、混合熱媒の温度が熱負荷用目標温度になるようにミキシングバルブ9を混合作動させることを実行する。
【0023】
このようにして、熱媒循環運転においては、図1に示すように、熱源機4からの往き熱媒がミキシングバルブ9によりバイパス路3からの戻り熱媒と混合されて、熱負荷側循環ポンプ10の循環作動により、熱媒循環路2およびバイパス路3を通して床暖房パネル1に熱媒を循環供給することになる。
なお、混合ユニット5内における往き側循環路部分2aを流動する熱媒の一部がユニットバイパス路12を通して熱源機4に流動可能とし、混合ユニット5内における戻り側循環路部分2bの一部が熱源機4に戻り側循環路部分2bを通して熱源機4に流動可能としている。
【0024】
そして、リモコン操作部7の運転スイッチ38が再度押し操作されると、循環ポンプ19の循環作動および加熱手段16の加熱作動を停止させて熱源機4の運転を停止させ、熱源機4からの往き熱媒の流動が無いあるいはそれに近い熱媒循環路閉じ状態(全閉状態)にミキシングバルブ9を作動させることを実行し、サーミスタ11の検出温度が停止用設定温度(例えば、60℃)以下になると、熱負荷側循環ポンプ10の循環作動を停止させる熱媒循環処理の停止処理を実行するように構成されている。
【0025】
前記熱媒充填処理について説明を加えると、この熱媒充填処理は、熱源機4の補給水タンク15の水位が上限センサ29と下限センサ30の間にあるときに実行されるようにしており、前記制御手段6は、熱媒充填運転が指令されると、先ず、循環ポンプ19を循環作動させ、熱源機4からの往き熱媒の温度が熱源供給用温度(例えば、80℃)になるように加熱手段16を加熱作動させ、並びに、バイパス路3を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態(全開状態)にミキシングバルブ9を作動させることを実行し、サーミスタ11の検出温度が作動用設定温度(例えば、54℃)以上になり、熱負荷側循環ポンプ10の設置箇所に熱媒を検出すると、熱負荷側循環ポンプ10を作動させることを実行する。
【0026】
なお、この実施形態では、熱媒充填運転において、熱源機4からの往き熱媒の温度を熱源供給用目標温度になるように加熱手段16を加熱作動させるようにしているが、加熱手段16を加熱作動させずに、熱源機4から補給水タンク15の水を床暖房パネル1および熱媒循環路2に充填するようにしてもよい。
【0027】
すなわち、熱媒充填運転においては、図2に示すように、バイパス路3を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態(全開状態)にミキシングバルブ9を作動させ、バイパス路3の熱媒の流動を阻止した状態で、熱源機4からの往き熱媒により床暖房パネル1および熱媒循環路2の熱媒の充填が行われることになる。
【0028】
また、前記熱媒循環運転および熱媒充填運転において、サーミスタ11の検出温度が作動用設定温度(例えば、54℃)以上になり、熱媒循環路2における熱負荷側循環ポンプ10の設置箇所に熱媒を検出すると、熱負荷側循環ポンプ10を作動させることによって、常に、熱媒循環路2における熱負荷側循環ポンプ10の設置箇所に熱媒が存在する状態で熱負荷側循環ポンプ10を循環作動させることが可能となり、熱負荷側循環ポンプ10の空回りなどを防止して、熱負荷側循環ポンプ10が損傷を受けることを防止して、熱負荷側循環ポンプ10の寿命を極力長く維持することが可能となる。
ちなみに、補給水タンク15により熱媒連通路22における循環ポンプ19の設置箇所に熱媒が補給されるので、熱媒連通路22における循環ポンプ19の設置箇所に熱媒が存在する状態で循環ポンプ19を循環作動させ、循環ポンプ19の空作動を防止して、循環ポンプ19の寿命も長く維持することが可能となる。
【0029】
そして、熱媒充填運転が指令されてから停止用設定時間が経過するか、または、水張りスイッチ41がOFF操作されると、循環ポンプ19の循環作動および加熱手段16の加熱作動を停止させて熱源機4の運転を停止させ、熱源機4からの往き熱媒の流動が無いあるいはそれに近い熱媒循環路閉じ状態(全閉状態)にミキシングバルブ9を作動させることを実行し、サーミスタ11の検出温度が停止用設定温度以下になると、熱負荷側循環ポンプ10の循環作動を停止させる熱媒充填処理の停止処理を実行するように構成されている。
【0030】
前記ユニット側制御手段8は、リモコン操作部7と双方向通信自在に接続され、リモコン操作部7からの熱媒循環運転の指令が指令されると、混合ユニット5の運転を管理するとともに、その熱媒循環運転の指令を中継して熱源機側制御手段14に指令し、かつ、ユニット側制御手段8の基板上に設けられた水張りスイッチ41により熱媒充填運転が指令されると、混合ユニット5の運転を管理するとともに、熱媒充填運転を熱源機側制御手段14に指令するように構成されている。
そして、ユニット側制御手段8は、熱媒循環運転および熱媒充填運転の指令に基づいて、サーミスタ11の検出温度が設定温度以上となり、熱負荷側循環ポンプ10の設置箇所に熱媒を検出すると、熱負荷側循環ポンプ10を循環作動させるとともに、バイパス路3からの戻り熱媒と熱源機4からの往き熱媒との混合比を調整するようにミキシングバルブ9の混合作動を制御するように構成されている。
【0031】
前記ミキシングバルブ9の混合作動について説明を加えると、熱媒循環運転が指令されるに伴って、バイパス路3を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態(全開状態)になるようにステッピングモータ13のステップ数を徐々に変更させるようにしている。
すなわち、バイパス路3を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態(全開状態)になるようにステッピングモータ13のステップ数を徐々に変更させることによって、ミキシングバルブ9の急激な開閉作動、気体の混入などにより発生する異常圧力、すなわちウォーターハンマーの発生を防止している。
しかも、熱媒循環運転の初期には、バイパス路3を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態(全開状態)になるようにしているので、熱源機4からの高温の往き熱媒が床暖房パネル1に優先的に供給されることになり、熱媒循環運転における床暖房パネルの温度の立ち上がりを向上させるようにしている。
そして、熱媒循環運転が指令されてから設定時間が経過して、リモコン操作部7による設定室内温度が低温状態であるときに、混合熱媒の温度が熱負荷用目標温度(例えば、54℃〜64℃)になるように、サーミスタ11の検出温度に基づいてステッピングモータ13のステップ数を調整するようにしている。
【0032】
また、熱媒充填指令が指令されると、バイパス路3を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態(全開状態)になるようにステッピングモータ13のステップ数を変更させるようにしている。
【0033】
前記熱源機側制御手段14は、ユニット側制御手段8により中継されるリモコン操作部7からの指令などに基づいて、循環ポンプ19を循環作動させるとともに、熱源機4からの往き熱媒の温度が熱源供給用目標温度になるように加熱手段16を加熱作動させるように構成されている。
【0034】
前記加熱手段16の加熱作動について説明を加えると、ファン35による通風作動を開始し、かつ、断続弁33を開弁させてガス量調節弁34を点火用ガス量になるように開弁調整するとともに、イグナイタ36によってバーナ18へ着火し、フレームロッド37によって確認する。
その後、循環ポンプ19の循環作動による循環量、熱媒戻りサーミスタ24の検出情報、および、熱媒往きサーミスタ25の検出情報に基づいて、熱源機4からの往き熱媒の温度が熱源供給用目標温度(例えば、80℃)になるようにバーナ18の燃焼量を調整するようにしている。
【0035】
前記制御手段6の熱媒循環運転および熱媒充填運転のそれぞれを、図5および6のフローチャートに基づいて説明する。
まず、熱媒循環運転について説明すると、リモコン操作部7の運転スイッチ38が押し操作されて、熱媒循環運転が指令されると、図5に示すように、循環ポンプ19を循環作動させ、加熱手段16を加熱作動させて熱源機4の運転を開始し、バイパス路を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態(全開状態)にミキシングバルブ9を徐々に作動させる(ステップ1)。
そして、サーミスタ11の検出温度、すなわちサーミスタ温度が作動用設定温度(例えば、54℃)以上になると、熱負荷側循環ポンプ10を循環作動させて、熱媒循環運転が指令されてから設定時間(例えば、30分)経過して、リモコン操作部7による設定室内温度が低温状態である低温運転のときには、混合熱媒の温度が熱負荷用目標温度(例えば、54℃〜64℃)になるようにミキシングバルブ9をミキシング混合作動させる(ステップ2〜6)。
【0036】
このようにして、熱源機4からの往き熱媒とバイパス路3からの戻り熱媒とがミキシングバルブ9にて混合された混合熱媒が床暖房パネル1に供給されて、室内を暖房するようにしているが、リモコン操作部7の運転スイッチ38が再度押し操作されて、熱媒循環運転の停止が指令されると、循環ポンプ19の循環作動および加熱手段16の加熱作動を停止させて熱源機4の運転を停止させ、熱源機4からの往き熱媒の流動が無いあるいはそれに近い熱媒循環路閉じ状態(全閉状態)にミキシングバルブ9を作動させる(ステップ7,8)。
そして、サーミスタ1の検出温度、すなわちサーミスタ温度が停止用設定温度(例えば、60℃)以下になると、熱負荷側循環ポンプ10の循環作動を停止させる(ステップ9,10)。
【0037】
次に、熱媒充填処理について説明すると、水張りスイッチ41がON操作されて、熱媒充填運転が指令されると、循環ポンプ19を循環作動させ、加熱手段16を加熱作動させて熱源機4の運転を開始し、バイパス路を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態(全開状態)にミキシングバルブ9を作動させる(ステップ11)。
そして、サーミスタ11の検出温度、すなわちサーミスタ温度が作動用設定温度(例えば、54℃)以上になると、熱負荷側循環ポンプ10を作動させる(ステップ12,13)。
【0038】
このようにして、バイパス路を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態(全開状態)で床暖房パネル1および熱媒循環路2に熱媒が充填され、熱媒充填運転が指令されてから停止用設定時間(例えば、20分)が経過するか、または、水張りスイッチ41がOFF操作されて、熱媒充填運転の停止が指令されると、循環ポンプ19の循環作動および加熱手段16の加熱作動を停止させて熱源機4の運転を停止させ、熱源機4からの往き熱媒の流動が無いあるいはそれに近い熱媒循環路閉じ状態(全閉状態)にミキシングバルブ9を作動させる(ステップ14、15)。
そして、サーミスタ11の検出温度、すなわちサーミスタ温度が停止用設定温度(例えば、60℃)以下になると、熱負荷側循環ポンプ10の循環作動を停止させる(ステップ16,17)。
【0039】
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、ミキシングバルブ9および熱負荷側循環ポンプ10などが一体的に混合ユニット5として備えられているが、ミキシングバルブ9および熱負荷側循環ポンプ10などをそれぞれ各別に設けて実施することも可能である。
【0040】
(2)上記実施形態では、熱媒充填運転指令手段としての水張りスイッチ41を混合ユニット5に設けるようにしているが、リモコン操作部7や熱源機4の熱源機側制御手段14の基板上に設けて実施することも可能である。
【0041】
(3)上記実施形態では、熱媒循環運転の初期には、バイパス路3を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態(全開状態)にミキシングバルブ9を作動させ、熱媒循環運転が指令されてから設定時間が経過すると、混合熱媒の温度が熱負荷用目標温度になるようにミキシングバルブ9を混合作動させるようにしているが、熱媒循環運転の初期から混合熱媒の温度が熱負荷用目標温度になるようにミキシングバルブ9を混合作動させるようにしてもよい。
【0042】
(4)上記実施形態では、熱媒検出手段として熱媒循環路2における熱媒の温度を検出するサーミスタ11を適応した例を示しているが、熱媒循環路2の熱媒の流動量を検出する流動センサなどを適応することも可能であり、熱媒検出手段の構成はサーミスタ以外に各種変更が可能である。
【0043】
(5)混合ユニット5の運転を管理するユニット側制御手段8と、熱源機4の運転を管理する熱源機側制御手段14とが各別に設けられているが、例えば、熱源機4および混合ユニット5の運転を管理する制御手段6を設けるようにして実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱媒供給システムの全体概略構成図
【図2】熱媒供給システムの全体概略構成図
【図3】ミキシングバルブにおけるステッピングモータのステップ数と混合比を示す図
【図4】熱源機の全体概略構成図
【図5】熱媒循環運転における制御手段の動作を示すフローチャート
【図6】熱媒充填運転における制御手段の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 熱負荷
2 熱媒循環路
3 バイパス路
4 熱源機
5 混合ユニット
6 制御手段
9 混合手段
10 熱負荷側循環手段
11 熱媒検出手段
16 加熱手段
19 循環手段

Claims (4)

  1. 熱負荷に接続された熱媒循環路を通して熱媒を循環させる循環手段、および、前記熱媒を加熱する加熱手段を備えた熱源機が設けられ、
    前記熱媒循環路の途中箇所に、戻り側循環路部分の戻り熱媒を往き側循環路部分にバイパス流動させるバイパス路が設けられ、
    そのバイパス路からの戻り熱媒と前記熱源機からの往き熱媒との混合比を調整する混合手段と、
    その混合手段にて混合された混合熱媒を前記熱媒循環路および前記バイパス路を通して前記熱負荷に循環させる熱負荷側循環手段と、
    熱媒循環運転を管理する制御手段とが設けられ、
    その制御手段が、熱媒循環運転が指令されると、前記循環手段および前記熱負荷側循環手段を循環作動させ、前記熱源機からの往き熱媒の温度が熱源供給用目標温度になるように前記加熱手段を加熱作動させ、並びに、前記混合熱媒の温度が熱負荷用目標温度になるように前記混合手段を混合作動させる熱媒循環処理を実行するように構成された熱媒供給システムであって、
    前記熱媒循環路における前記熱負荷側循環手段の設置箇所に熱媒が存在していることを検出する熱媒検出手段が設けられ、
    前記制御手段が、前記熱媒循環処理において、先ず、前記循環手段を循環作動させること、前記熱源機からの往き熱媒の温度が熱源供給用目標温度になるように前記加熱手段を加熱作動させること、並びに、前記熱源機からの往き熱媒が前記熱負荷側へ流動するように前記混合手段を作動させることを実行し、前記熱媒検出手段が熱媒を検出すると、前記熱負荷側循環手段を循環作動させることを実行するように構成されている熱媒供給システム。
  2. 前記制御手段が、前記熱媒循環処理において、前記熱媒循環運転が指令されるに伴って、前記バイパス路を通した熱媒の流動が無いあるいはそれに近いバイパス路閉じ状態になるように前記混合手段を徐々に作動させるように構成されている請求項1に記載の熱媒供給システム。
  3. 前記制御手段が、前記熱媒循環処理において、前記熱媒循環運転が指令されてから設定時間経過すると、前記混合熱媒の温度が熱負荷用目標温度になるように前記混合手段を混合作動させるように構成されている請求項2に記載の熱媒供給システム。
  4. 前記熱媒循環路のうちの前記バイパス路が設けられる一部の循環路部分、前記混合手段、および、前記熱負荷側循環手段とが、一体的に混合ユニットとして備えられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱媒供給システム。
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