JP4059258B2 - 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両 - Google Patents
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Description
本発明による車両用運転操作補助装置は、自車両周囲の走行状況を検出する走行状況検出手段と、走行状況検出手段で検出される走行状況に基づいて、自車両が走行する自車線からの逸脱度合を表すリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、リスクポテンシャル算出手段によって算出されるリスクポテンシャルに基づいて、運転席シートから運転者に押圧力を与える圧力情報伝達手段と、運転者の体格を検出する体格検出手段と、リスクポテンシャルと、体格検出手段で検出される運転者の体格に基づいて、運転者に与える押圧力を補正する圧力情報補正手段とを備え、体格検出手段は、運転者の身長および肥満度を検出し、圧力情報補正手段は、圧力情報伝達手段で発生する押圧力を運転者に与える際の押圧力伝達位置を補正する押圧力伝達位置補正手段であり、リスクポテンシャルを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、リスクポテンシャルが低リスク領域にあるときと、高リスク領域にあるときで、押圧力伝達位置の補正特性を変更する。
本発明による車両用運転操作補助装置は、自車両周囲の走行状況を検出する走行状況検出手段と、走行状況検出手段で検出される走行状況に基づいて、自車両が走行する自車線からの逸脱度合を表すリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、リスクポテンシャル算出手段によって算出されるリスクポテンシャルに基づいて、運転席シートから運転者に押圧力を与える圧力情報伝達手段と、運転者の体格を検出する体格検出手段と、リスクポテンシャルと、体格検出手段で検出される運転者の体格に基づいて、運転者に与える押圧力を補正する圧力情報補正手段とを備え、体格検出手段は、運転者の身長および肥満度を検出し、圧力情報補正手段は、リスクポテンシャルと身長に基づいて圧力情報伝達手段で発生する押圧力の大きさを補正する押圧力補正手段と、リスクポテンシャルと肥満度に基づいて圧力情報伝達手段で発生する押圧力を運転者に与える際の押圧力伝達位置を補正する押圧力伝達位置補正手段とを備え、リスクポテンシャルを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、リスクポテンシャルが低リスク領域にあるときと、高リスク領域にあるときで、押圧力の補正特性および押圧力伝達位置の補正特性を変更する。
本発明による車両用運転操作補助方法は、自車両周囲の走行状況を検出し、検出される走行状況に基づいて、自車両が走行する自車線からの逸脱度合を表すリスクポテンシャルを算出し、リスクポテンシャルに基づいて、運転席シートから運転者に押圧力を与え、運転者の体格を検出し、リスクポテンシャルと運転者の体格に基づいて、運転者に与える押圧力を補正し、運転者の体格として、運転者の身長および肥満度を検出し、押圧力の補正として押圧力の大きさを補正し、リスクポテンシャルを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、リスクポテンシャルが低リスク領域にあるときと、高リスク領域にあるときで、押圧力の補正特性を変更する。
本発明による車両用運転操作補助方法は、自車両周囲の走行状況を検出し、検出される走行状況に基づいて、自車両が走行する自車線からの逸脱度合を表すリスクポテンシャルを算出し、リスクポテンシャルに基づいて、運転席シートから運転者に押圧力を与え、運転者の体格を検出し、リスクポテンシャルと運転者の体格に基づいて、運転者に与える押圧力を補正し、運転者の体格として、運転者の身長および肥満度を検出し、押圧力の補正として押圧力を運転者に与える際の押圧力伝達位置を補正し、リスクポテンシャルを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、リスクポテンシャルが低リスク領域にあるときと、高リスク領域にあるときで、押圧力伝達位置の補正特性を変更する。
本発明による車両用運転操作補助方法は、自車両周囲の走行状況を検出し、検出される走行状況に基づいて、自車両が走行する自車線からの逸脱度合を表すリスクポテンシャルを算出し、リスクポテンシャルに基づいて、運転席シートから運転者に押圧力を与え、運転者の体格を検出し、リスクポテンシャルと運転者の体格に基づいて、運転者に与える押圧力を補正し、運転者の体格として、運転者の身長および肥満度を検出し、押圧力の補正として、リスクポテンシャルと身長に基づいて押圧力の大きさを補正するとともに、リスクポテンシャルと肥満度に基づいて押圧力を運転者に与える際の押圧力伝達位置を補正し、リスクポテンシャルを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、リスクポテンシャルが低リスク領域にあるときと、高リスク領域にあるときで、押圧力の補正特性および押圧力伝達位置の補正特性を変更する。
本発明による車両は、上記車両用運転操作補助装置を備える。
本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置1の構成を示すシステム図であり、図2は、車両用運転操作補助装置1を搭載した車両の構成図である。図3(a)(b)はこの車両に搭載される運転席シート71の構成図である。
前方カメラ10は、フロントウィンドウ上部に取り付けられた小型のCCDカメラ、またはCMOSカメラ等であり、前方道路の状況を画像として検出し、コントローラ50へと出力する。前方カメラ10による検知領域は車両の前後方向中心線に対して水平方向に±30deg程度であり、この領域に含まれる前方道路風景が画像として取り込まれる。
H=Kss・Ss+Kr・θr ・・・(式1)
Wg=Kw・We+Kl・L ・・・(式2)
RP=L・sinθ+Xp ・・・(式3)
レーン内横位置RPは、自車線のレーン中央を0として、右方向を正の値で表す。なお、所定距離Lは、自車速に応じて設定する。
θs0=Ks・|RP|+Sp ・・・(式4)
・低リスク領域(|RP|<RP1)の場合
θs1=Ks1・|RP|+Sp1 ・・・(式5)
・高リスク領域(|RP|≧RP1)の場合
θs2=Ks2・|RP|+Sp2 ・・・(式6)
(1)車両用運転操作補助装置1のコントローラ50は、自車両周囲の走行状況に基づいて、自車両が走行する自車線の車線端に対する接近度合を表す自車両の左右方向のリスクポテンシャルRPを算出し、リスクポテンシャルRPに基づいて運転席シート71から運転者に押圧力を与える。コントローラ50は、さらに運転者の体格を検出し、検出した体格に基づいて運転者に与える押圧力を補正する。これにより、運転席シート71からの圧力情報として自車両の左右方向のリスクポテンシャルRPを運転者に伝達する際に、運転者の体格によらず同一の情報伝達を行うことが可能となる。
(2)車両用運転操作補助装置1は、体格として運転者の身長および肥満度を検出する。このように運転者の身長と肥満度とを検出して押圧力を補正することにより、身長や肥満度に応じて運転者がどのように押圧力を感じるかを考慮して、適切に押圧力を補正することができる。
(3)コントローラ50の情報伝達量補正部50hは、シートサイド駆動機構70から発生する押圧力の大きさを補正する手段であり、リスクポテンシャルRPを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、リスクポテンシャルRPが低リスク領域にあるときと、高リスク領域にあるときで、押圧力の補正特性を変更する。低リスク領域と高リスク領域では運転者に伝達する情報の優先度が異なるので、押圧力の補正特性を変更することにより、リスクポテンシャルRPの大きさにあった、適切な情報を伝達することができる。すなわち、高リスク領域では体格の異なる運転者に交代したとしても、常に同一の情報伝達を行えるように押圧力を補正し、低リスク領域では運転者の着座姿勢を安定させるように押圧力を補正する。
(4)情報伝達量補正部50hは、図8に破線で示すように、高リスク領域において、身長Hが高くなるほど、また、肥満度Wgが高くなるほど、押圧力を大きくするよう補正する。これにより、肥満度Wgが高く圧力刺激に鈍感になるほど刺激量を増やすとともに、身長Hが高く感度の低い位置に押圧力が与えられる場合に刺激量を増やすことができ、体格によらずに同一の情報伝達を行うことができる。
(5)情報伝達量補正部50hは、図8に一点鎖線で示すように、低リスク領域において、身長Hが高くなるほど、また肥満度Wgが小さくなるほど、リスクポテンシャルRPが略0のときの押圧力を大きくするとともに、リスクポテンシャルRPの変化に対する押圧力の傾きを小さくするよう補正する。具体的には、上述した(式5)の所定値Sp1を大きくするとともに、係数Ks1を小さくする。これにより、身長Hが高く上体がふらつきやすい場合に運転席シート71によって上体を支えるとともに、運転者の体型に合うように左右サイド部73a,73bの傾き具合を調整することができる。
(6)車両用運転操作補助装置1は、運転席シート71のスライド量Ssを検出するシートスライドセンサ20および運転席シート71のリクライニング角度θrを検出するシートリクライニング角度センサ25を備え、これらの検出値に基づいて、運転者の身長Hを算出する。これにより、運転者が乗車して着座しているときに、運転者の身長Hを算出することができる。
(7)車両用運転操作補助装置1は、運転席シート71に取り付けられた重量センサ35およびシートベルトの巻き取り量Lを検出するシートベルト巻き取り量センサ30を備え、これらの検出値に基づいて運転者の肥満度Wgを算出する。これにより、運転者が乗車して着座しているときに、運転者の肥満度Wgを算出することができる。
以下に、本発明の第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。図9に、第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置2の構成を示す。図9において、図1および図2に示した第1の実施の形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
θs0=Krp・|RP| ・・・(式7)
P1=Kp1・|RP|+Pp1 ・・・(式8)
・高リスク領域(|RP|≧RP1)の場合
P2=Kp2・|RP|+Pp2 ・・・(式9)
係数Kp1,Kp2,および所定値Pp1,Pp2は、図14に示すような関係を実現するように身長Hおよび肥満度Wgに基づいて身長補正量算出部50bおよび肥満度補正量算出部50dで予め設定しておく。
(1)コントローラ51の情報伝達量補正部50hは、シートサイド駆動機構70で発生する押圧力を運転者に与える際の押圧力伝達位置Pを補正する手段である、リスクポテンシャルRPを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、リスクポテンシャルが低リスク領域にあるときと、高リスク領域にあるときで、押圧力伝達位置Pの補正特性を変更する。低リスク領域と高リスク領域では運転者に伝達する情報の優先度が異なるので、押圧力伝達位置Pの補正特性を変更することにより、リスクポテンシャルRPの大きさにあった、適切な情報を伝達することができる。すなわち、高リスク領域では体格の異なる運転者に交代しても、常に同一の情報伝達を行えるように押圧力伝達位置Pを補正し、低リスク領域では運転者の着座姿勢を安定させるように押圧力伝達位置Pを補正する。
(2)情報伝達量補正部50hは、図14に破線で示すように、高リスク領域において、運転者の身長Hが高くなるほど、また、肥満度Wgが高くなるほど、押圧力伝達位置Pが高くなるように補正する。これにより、肥満度Wgが高く圧力刺激に鈍感になるほど感度の高い上方から刺激を与えるとともに、身長Hが高く感度の低い位置に押圧力が与えられる場合に押圧力の伝達位置を上方に移動することができ、体格によらずに同一の情報伝達を行うことができる。
(3)情報伝達量補正部50hは、図14に一点鎖線で示すように、低リスク領域において、身長Hが高くなるほど、また肥満度Wgが低くなるほど、リスクポテンシャルRPが略0のときの押圧力伝達位置Pを高くするよう補正する。具体的には、上述した(式8)の所定値Pp1を大きくする。これにより、身長Hが高く上体がふらつきやすい場合に運転席シート71によって上体を支えるとともに、運転者の体型に合うように左右サイド部73a,73bの傾き具合を調整することができる。
(4)情報伝達量補正部50hは、図14に一点鎖線で示すように、低リスク領域において、予め設定された運転者の標準体型に比べて身長Hが高くなるほど、また肥満度Wgが低くなるほど、リスクポテンシャルRPが増加するにつれて押圧力伝達位置Pを低くするときの低下率を大きくし、標準体型に比べて身長Hが低くなるほど、また肥満度Wgが高くなるほど、リスクポテンシャルRPが増加するにつれて押圧力伝達位置Pを高くするときの上昇率を大きくするよう補正する。具体的には、身長Hが高くなるほど、また肥満度Wgが低くなるほど、(式8)の係数Kp1をマイナス方向に大きくし(Kp1<0)、身長Hが低くなるほど、また肥満度Wgが高くなるほど、係数Kp1をプラス方向に大きくする(Kp1≧0)。これにより、身長Hが高く上体がふらつきやすい場合に運転席シート71によって上体を支えるとともに、運転者の体型に合うように左右サイド部73a,73bの傾き具合を調整することができる。
以下に、本発明の第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置3の基本構成を、図15に示す。図15において、図1に示した第1の実施の形態および図9に示した第2の実施の形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。ここでは、第1および第2の実施の形態との相違点を主に説明する。
・低リスク領域(|RP|<RP1)の場合
θs3=Ks3・|RP|+Sp3 ・・・(式10)
・高リスク領域(|RP|≧RP1)の場合
θs4=Ks4・|RP|+Sp4 ・・・(式11)
・低リスク領域(|RP|<RP1)の場合
P3=Kp3・|RP|+Pp3 ・・・(式12)
・高リスク領域(|RP|≧RP1)の場合
P4=Kp4・|RP|+Pp4 ・・・(式13)
係数Kp3,Kp4,および所定値Pp3,Pp4は、図18に示すような関係を実現するように肥満度Wgに基づいて肥満度補正量算出部50dで予め設定しておく。
(1)コントローラ52は、リスクポテンシャルRPと運転者の身長Hに基づいてシートサイド駆動機構70で発生する押圧力の大きさを補正するの情報伝達量身長補正部50haと、リスクポテンシャルRPと運転者の肥満度Wgに基づいてシートサイド駆動機構70で発生する押圧力を運転者に与える際の押圧力伝達位置Pを補正する情報伝達量肥満度補正部50hbとを備えている。そして、リスクポテンシャルRPを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、リスクポテンシャルが低リスク領域にあるときと、高リスク領域にあるときで、押圧力の補正特性と、押圧力伝達位置Pの補正特性を変更する。低リスク領域と高リスク領域では運転者に伝達する情報の優先度が異なるので、押圧力および押圧力伝達位置Pの補正特性を変更することにより、リスクポテンシャルRPの大きさにあった、適切な情報を伝達することができる。すなわち、高リスク領域では体格の異なる運転者に交代しても、常に同一の情報伝達を行えるように押圧力および押圧力伝達位置Pを補正し、低リスク領域では運転者の着座姿勢を安定させるように押圧力および押圧力伝達位置Pを補正する。
(2)高リスク領域において、情報伝達量身長補正部50haは、図17に破線で示すように運転者の身長Hが高くなるほど押圧力を大きくし、情報伝達量肥満度補正部50hbは、図18に破線で示すように肥満度Wgが高くなるほど押圧力伝達位置Pが高くなるように補正する。これにより、身長Hが高く感度の低い位置に押圧力が与えられる場合に刺激量を増やすとともに、肥満度Wgが高く圧力刺激に鈍感になるほど感度の高い上方から刺激を与えることができ、体格によらずに同一の情報伝達を行うことができる。
(3)低リスク領域において、情報伝達量身長補正部50haは、図17に破線で示すように、身長Hが高くなるほどリスクポテンシャルRPが略0のときの押圧力を大きくするとともに、リスクポテンシャルRPの変化に対する押圧力の傾きを小さくするよう補正する。情報伝達量肥満度補正部50hbは、図18に一点鎖線で示すように、予め設定された運転者の標準体型に比べて肥満度Wgが小さくなるほど、押圧力伝達位置Pを高くするとともに、リスクポテンシャルRPが増加するにつれて押圧力伝達位置Pを小さくするときの低下率を大きくする。また、図18に破線で示すように、標準体型に比べて肥満度Wgが高くなるほど、押圧力伝達位置Pを低くするとともに、リスクポテンシャルRPが増加するにつれて押圧力伝達位置Pを高くするときの上昇率を大きくするように補正する。具体的には、身長Hが高くなるほど上述した(式10)の所定値Sp3を大きくするとともに、係数Ks3を小さくする。また、標準体型に比べて肥満度Wgが低くなるほど上述した(式12)の所定値Pp3を大きくするとともに係数Kp3をマイナス方向に大きくし(Kp3<0)、肥満度Wgが高くなるほど所定値Pp3を小さくするとともに係数Kp3をプラス方向に大きくする(Kp3≧0)。これにより、身長Hが高く上体がふらつきやすい場合に運転席シート71によって上体を支えるとともに、運転者の体型に合うように左右サイド部73a,73bの傾き具合を調整することができる。
15:車速センサ
20:シートスライドセンサ
25:リクライニング角度センサ
30:シートベルト巻取り量センサ
35:重量センサ
50,51,52:コントローラ
70:シートサイド駆動機構
80:シートリフタ装置
Claims (16)
- 自車両周囲の走行状況を検出する走行状況検出手段と、
前記走行状況検出手段で検出される前記走行状況に基づいて、自車両が走行する自車線からの逸脱度合を表すリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、
前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、運転席シートから運転者に押圧力を与える圧力情報伝達手段と、
前記運転者の体格を検出する体格検出手段と、
前記リスクポテンシャルと、前記体格検出手段で検出される前記運転者の前記体格に基づいて、前記運転者に与える前記押圧力を補正する圧力情報補正手段とを備え、
前記体格検出手段は、前記運転者の身長および肥満度を検出し、
前記圧力情報補正手段は、前記圧力情報伝達手段で発生する前記押圧力の大きさを補正する押圧力補正手段であり、前記リスクポテンシャルを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、前記リスクポテンシャルが前記低リスク領域にあるときと、前記高リスク領域にあるときで、前記押圧力の補正特性を変更することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記押圧力補正手段は、前記高リスク領域において、前記身長が高くなるほど、また前記肥満度が高くなるほど、前記押圧力を大きくするよう補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記押圧力補正手段は、前記低リスク領域において、前記身長が高くなるほど、また前記肥満度が低くなるほど、前記リスクポテンシャルが略ゼロのときの前記押圧力を大きくするとともに、前記リスクポテンシャルの変化に対する前記押圧力の傾きを小さくするよう補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 自車両周囲の走行状況を検出する走行状況検出手段と、
前記走行状況検出手段で検出される前記走行状況に基づいて、自車両が走行する自車線からの逸脱度合を表すリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、
前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、運転席シートから運転者に押圧力を与える圧力情報伝達手段と、
前記運転者の体格を検出する体格検出手段と、
前記リスクポテンシャルと、前記体格検出手段で検出される前記運転者の前記体格に基づいて、前記運転者に与える前記押圧力を補正する圧力情報補正手段とを備え、
前記体格検出手段は、前記運転者の身長および肥満度を検出し、
前記圧力情報補正手段は、前記圧力情報伝達手段で発生する前記押圧力を前記運転者に与える際の押圧力伝達位置を補正する押圧力伝達位置補正手段であり、前記リスクポテンシャルを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、前記リスクポテンシャルが前記低リスク領域にあるときと、前記高リスク領域にあるときで、前記押圧力伝達位置の補正特性を変更することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項4に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記押圧力伝達位置補正手段は、前記高リスク領域において、前記身長が高くなるほど、また前記肥満度が高くなるほど、前記押圧力伝達位置が高くなるよう補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項4または請求項5に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記押圧力伝達位置補正手段は、前記低リスク領域において、前記身長が高くなるほど、また前記肥満度が低くなるほど、前記リスクポテンシャルが略ゼロのときの前記押圧力伝達位置を高くするよう補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項6に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記押圧力伝達位置補正手段は、前記低リスク領域において、予め設定された運転者の標準体型に比べて前記身長が高くなるほど、また前記肥満度が低くなるほど、前記リスクポテンシャルが増加するにつれて前記押圧力伝達位置を低くするときの低下率を大きくし、前記標準体型に比べて前記身長が低くなるほど、また前記肥満度が高くなるほど、前記リスクポテンシャルが増加するにつれて前記押圧力伝達位置を高くするときの上昇率を大きくするよう補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 自車両周囲の走行状況を検出する走行状況検出手段と、
前記走行状況検出手段で検出される前記走行状況に基づいて、自車両が走行する自車線からの逸脱度合を表すリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、
前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、運転席シートから運転者に押圧力を与える圧力情報伝達手段と、
前記運転者の体格を検出する体格検出手段と、
前記リスクポテンシャルと、前記体格検出手段で検出される前記運転者の前記体格に基づいて、前記運転者に与える前記押圧力を補正する圧力情報補正手段とを備え、
前記体格検出手段は、前記運転者の身長および肥満度を検出し、
前記圧力情報補正手段は、前記リスクポテンシャルと前記身長に基づいて前記圧力情報伝達手段で発生する前記押圧力の大きさを補正する押圧力補正手段と、前記リスクポテンシャルと前記肥満度に基づいて前記圧力情報伝達手段で発生する前記押圧力を前記運転者に与える際の押圧力伝達位置を補正する押圧力伝達位置補正手段とを備え、前記リスクポテンシャルを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、前記リスクポテンシャルが前記低リスク領域にあるときと、前記高リスク領域にあるときで、前記押圧力の補正特性および前記押圧力伝達位置の補正特性を変更することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項8に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記高リスク領域において、前記押圧力補正手段は前記身長が高くなるほど前記押圧力を大きくし、前記押圧力伝達位置補正手段は前記肥満度が高くなるほど前記押圧力伝達位置を高くするよう補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項8または請求項9に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記低リスク領域において、前記押圧力補正手段は前記身長が高くなるほど、前記リスクポテンシャルが略ゼロのときの前記押圧力を大きくするとともに、前記リスクポテンシャルの変化に対する前記押圧力の傾きを小さくし、前記押圧力伝達位置補正手段は、予め設定された運転者の標準体型に比べて前記肥満度が低くなるほど、前記押圧力伝達位置を高くするとともに、前記リスクポテンシャルが増加するにつれて前記押圧力伝達位置を低くするときの低下率を大きくし、前記標準体型に比べて前記肥満度が高くなるほど、前記押圧力伝達位置を低くするとともに、前記リスクポテンシャルが増加するにつれて前記押圧力伝達位置を高くするときの上昇率を大きくするよう補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記体格検出手段は、前記運転席シートのスライド量を検出するシートスライドセンサおよび/または前記運転席シートのリクライニング角度を検出するシートリクライニング角度センサを備え、前記シートスライドセンサおよび/または前記シートリクライニング角度センサの検出値に基づいて、前記身長を算出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記体格検出手段は、前記運転席シートに取り付けられた重量センサ、および/またはシートベルトの巻取り量を検出するシートベルト巻き取り量センサを備え、前記重量センサおよび/または前記シートベルト巻き取り量センサの検出値に基づいて、前記肥満度を算出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 自車両周囲の走行状況を検出し、
検出される前記走行状況に基づいて、自車両が走行する自車線からの逸脱度合を表すリスクポテンシャルを算出し、
前記リスクポテンシャルに基づいて、運転席シートから運転者に押圧力を与え、
前記運転者の体格を検出し、
前記リスクポテンシャルと前記運転者の前記体格に基づいて、前記運転者に与える前記押圧力を補正し、
前記運転者の前記体格として、前記運転者の身長および肥満度を検出し、
前記押圧力の補正として前記押圧力の大きさを補正し、前記リスクポテンシャルを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、前記リスクポテンシャルが前記低リスク領域にあるときと、前記高リスク領域にあるときで、前記押圧力の補正特性を変更することを特徴とする車両用運転操作補助方法。 - 自車両周囲の走行状況を検出し、
検出される前記走行状況に基づいて、自車両が走行する自車線からの逸脱度合を表すリスクポテンシャルを算出し、
前記リスクポテンシャルに基づいて、運転席シートから運転者に押圧力を与え、
前記運転者の体格を検出し、
前記リスクポテンシャルと前記運転者の前記体格に基づいて、前記運転者に与える前記押圧力を補正し、
前記運転者の前記体格として、前記運転者の身長および肥満度を検出し、
前記押圧力の補正として前記押圧力を前記運転者に与える際の押圧力伝達位置を補正し、前記リスクポテンシャルを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、前記リスクポテンシャルが前記低リスク領域にあるときと、前記高リスク領域にあるときで、前記押圧力伝達位置の補正特性を変更することを特徴とする車両用運転操作補助方法。 - 自車両周囲の走行状況を検出し、
検出される前記走行状況に基づいて、自車両が走行する自車線からの逸脱度合を表すリスクポテンシャルを算出し、
前記リスクポテンシャルに基づいて、運転席シートから運転者に押圧力を与え、
前記運転者の体格を検出し、
前記リスクポテンシャルと前記運転者の前記体格に基づいて、前記運転者に与える前記押圧力を補正し、
前記運転者の前記体格として、前記運転者の身長および肥満度を検出し、
前記押圧力の補正として、前記リスクポテンシャルと前記身長に基づいて前記押圧力の大きさを補正するとともに、前記リスクポテンシャルと前記肥満度に基づいて前記押圧力を前記運転者に与える際の押圧力伝達位置を補正し、前記リスクポテンシャルを低リスク領域と高リスク領域とに分割し、前記リスクポテンシャルが前記低リスク領域にあるときと、前記高リスク領域にあるときで、前記押圧力の補正特性および前記押圧力伝達位置の補正特性を変更することを特徴とする車両用運転操作補助方法。 - 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置を備えることを特徴とする車両。
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