JP7096147B2 - 注意喚起装置 - Google Patents

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Description

本発明は、注意喚起装置に関する。
従来、ドライバの居眠りが検出された場合にベルト締結力可変装置によってシートベルトの締結力を断続的に変化させることで、断続的に変化する拘束力をドライバに与える居眠り運転警報装置が知られている(例えば特許文献1)。
実開平06-71338号公報
車両の運転席に着座するドライバとシートベルトとの接触荷重を利用して、シートベルトをリトラクタで巻き取ることでドライバに注意喚起を行う場合、ドライバの着座姿勢(ドライバポジション)が変化すると接触荷重が変化してしまう。
この技術分野では、ドライバの着座姿勢に応じた適切な接触荷重でドライバに注意喚起を行うことが望まれている。
本発明の一態様に係る注意喚起装置は、車両の運転席のシートベルトをリトラクタで巻き取ることで運転席に着座するドライバに注意喚起を行う注意喚起装置であって、運転席の位置に関するシート位置情報を取得するシート位置情報取得部と、シート位置情報に基づいて、ドライバの身長の推定値である推定身長を算出する身長推定部と、推定身長に基づいて、リトラクタでシートベルトを巻き取る強さである巻取強度を設定する巻取強度設定部と、巻取強度でシートベルトを巻き取るようにリトラクタを作動させるリトラクタ制御部と、を備える。
本発明の一態様に係る注意喚起装置によれば、シート位置情報に基づいて身長推定部によって算出された推定身長に基づいて、巻取強度設定部によって巻取強度が設定される。そのため、例えばドライバの身長を考慮しないで巻取強度を設定する場合と比較して、ドライバの着座姿勢の変化によって接触荷重が変化してしまうことを抑制できる。その結果、ドライバの着座姿勢に応じた適切な接触荷重でドライバに注意喚起を行うことが可能となる。
一実施形態において、車両のステアリングホイールの位置に関するステア位置情報を取得するステア位置情報取得部を更に備え、身長推定部は、ステア位置情報に更に基づいて推定身長を算出してもよい。この場合、ステアリングホイールの位置に応じて、より適切に巻取強度を設定することができる。
一実施形態において、巻取強度設定部は、シート位置情報に更に基づいて巻取強度を設定し、運転席の位置が所定の同一位置範囲内である場合において、推定身長が第1閾値以上である場合には、推定身長が第1閾値未満である場合と比べて、巻取強度を小さい値として設定してもよい。身長が大きいドライバほど体格が大きい可能性が高いことにより、例えば運転席の位置が一定の位置である場合、一定の巻取強度でシートベルトを巻き取ると、身長が大きいドライバほど接触荷重が大きくなる可能性がある。したがって、シート位置情報と推定身長との両方を考慮することで、接触荷重の傾向に応じて、より適切に巻取強度を設定することができる。
本発明の別の態様に係る注意喚起装置は、車両の運転席のシートベルトをリトラクタで巻き取ることで運転席に着座するドライバに注意喚起を行う注意喚起装置であって、運転席に着座するドライバを撮像するカメラと、カメラの撮像画像に基づいて、ドライバの身長の推定値である推定身長を算出する身長推定部と、推定身長に基づいて、リトラクタでシートベルトを巻き取る強さである巻取強度を設定する巻取強度設定部と、巻取強度でシートベルトを巻き取るようにリトラクタを作動させるリトラクタ制御部と、を備える。
本発明の別の態様に係る注意喚起装置によれば、カメラの撮像画像に基づいて身長推定部によって算出された推定身長に基づいて、巻取強度設定部によって巻取強度が設定される。そのため、例えばドライバの身長を考慮しないで巻取強度を設定する場合と比較して、ドライバの着座姿勢の変化によって接触荷重が変化してしまうことを抑制できる。その結果、ドライバの着座姿勢に応じた適切な接触荷重でドライバに注意喚起を行うことが可能となる。
本発明によれば、ドライバの着座姿勢に応じた適切な接触荷重でドライバに注意喚起を行うことが可能となる。
第1実施形態に係る注意喚起装置を示すブロック図である。 推定身長の算出について説明するための模式図である。 図1の注意喚起装置における巻取強度の設定例を示す図である。 図1の注意喚起装置での巻取強度設定処理を示すフローチャートである。 注意喚起処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る注意喚起装置を示すブロック図である。 図6の注意喚起装置における巻取強度の設定例を示す図である。 図6の注意喚起装置での巻取強度設定処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、例示的な実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る注意喚起装置1Aを示すブロック図である。図1に示される注意喚起装置1Aは、一例として、自動運転が可能な乗用車等の車両に搭載され、車両の運転席のシートベルトをリトラクタで巻き取ることで運転席に着座するドライバに注意喚起を行う装置である。自動運転とは、予め設定された目的地に向かって自動で車両を走行させる車両制御である。
注意喚起装置1Aは、装置を統括的に制御する注意喚起ECU[Electronic Control Unit]10Aを備えている。注意喚起ECU10Aは、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]等を有する電子制御ユニットである。注意喚起ECU10Aは、例えば、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、RAMにロードされたプログラムをCPUで実行することにより、注意喚起処理に関する各機能を実現する。注意喚起ECU10Aは、複数のECUにより構成されていてもよい。注意喚起ECU10Aの機能の一部は、車両と通信可能なサーバで実行されてもよい。注意喚起ECU10Aは、車両のシートベルト装置の一部として構成されてもよい。
注意喚起ECU10Aには、電動シート装置2、電動チルトテレスコピック装置3、ドライバモニタカメラ4、自動運転ECU5、及びリトラクタ6が接続されている。
電動シート装置2は、シート(運転席)の位置を電動で調整可能な装置である。電動シート装置2は、少なくとも運転席として車両に設けられている。電動シート装置2は、例えばドライバのスイッチ操作又はドライバの乗降動作に応じて電動モータ等を駆動させることで、公知の手法により運転席の位置を調整する。
運転席の位置には、シートの車両前後方向の位置(シート前後位置)が含まれる。電動シート装置2は、シートベルトでドライバを拘束できる範囲において、シート前後位置を調整可能である。電動シート装置2は、ポジションセンサにより検出したシート前後位置に関する検出信号を注意喚起ECU10Aに送信する。運転席の位置には、座面の車両上下方向の位置(座面高さ位置)が含まれてもよい。この場合、電動シート装置2は、内蔵するポジションセンサにより検出した座面高さ位置に関する検出信号を注意喚起ECU10Aに送信してもよい。
電動チルトテレスコピック装置3は、車両のステアリングホイールの位置を電動で調整可能な装置である。電動チルトテレスコピック装置3は、ステアリングホイール及びステアリングシャフトを回転可能に支持するステアリングコラムに設けられている。電動チルトテレスコピック装置3は、例えばドライバのスイッチ操作又はドライバの乗降動作に応じて電動モータ等を駆動させることで、公知の手法により車両のステアリングホイールの位置を調整する。
ステアリングホイールの位置は、電動チルトテレスコピック装置3のチルト機能及びテレスコピック機能の少なくとも一方によって変化させられ得るステアリングホイールの所定の位置(例えばステアリングホイールの中心位置)を意味する。電動チルトテレスコピック装置3は、チルト位置及びテレスコピック位置の少なくとも一方によって、ステアリングホイールの中心位置を調整することができる。チルト位置とは、ステアリングコラムの軸方向の傾斜度合を意味する。チルト位置の変化は、当該傾斜度合に伴うステアリングホイールの中心位置の車両上下方向に沿う変化に対応する。テレスコピック位置とは、ステアリングコラムの軸方向におけるステアリングホイールの中心位置を意味する。テレスコピック位置の変化は、ステアリングコラムの軸方向に沿うステアリングホイールの中心位置の変化に対応する。電動チルトテレスコピック装置3は、内蔵するポジションセンサにより検出したチルト位置及びテレスコピック位置の少なくとも一方に関する検出信号を注意喚起ECU10Aに送信する。
ドライバモニタカメラ4は、運転席に着座するドライバを撮像する撮像機器である。ドライバモニタカメラ4は、車両のステアリングコラムのカバー上でドライバの前方の位置に設けられ、少なくともドライバの顔を撮像する。ドライバモニタカメラ4は、ドライバを複数方向から撮像するために複数個設けられていてもよい。ドライバモニタカメラ4は、ドライバの撮像情報を注意喚起ECU10Aに送信する。
自動運転ECU5は、車両の自動運転を実行するための電子制御ユニットである。自動運転ECU5は、CPU、ROM、RAM等を有する電子制御ユニットである。自動運転ECU5は、例えば、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、RAMにロードされたプログラムをCPUで実行することにより、自動運転の各機能を実現する。自動運転ECU5は、複数のECUにより構成されていてもよい。自動運転ECU5の機能の一部は、車両と通信可能なサーバで実行されてもよい。
自動運転ECU5は、車載のGPS[Global Positioning System]受信部が測定した車両の位置情報、地図データベースの地図情報、車載の外部カメラ及びレーダセンサ(ミリ波レーダ及びライダー)の検出結果から認識された車両の周辺環境(他車両の位置等)、及び、車載の内部センサ(車速センサ、ヨーレートセンサ等)の検出結果から認識された車両状態(車速、ヨーレート等)に基づいて、予め設定された目的地までの目標ルートに沿った走行計画を生成する。目的地は乗員等により設定されてもよい。目標ルートは、目的地に基づいて、周知のナビゲーションシステムによって設定されてもよい。この場合のナビゲーションシステムは、自動運転ECU5と一体であってもよい。
自動運転ECU5は、走行計画に従い目的地に向かって自動運転を実行する。自動運転ECU5は、車両のアクチュエータ(エンジンアクチュエータ、操舵アクチュエータ、ブレーキアクチュエータ等)に制御信号を送信することで自動運転を実行する。
リトラクタ6は、車両のシートベルトの巻き取り及び繰り出しを行うアクチュエータである。リトラクタ6は、車両の運転席のシートベルトについて少なくとも設けられている。リトラクタ6は、注意喚起ECU10Aからの制御信号に応じてシートベルトを巻き取る。リトラクタ6は、注意喚起ECU10Aからの制御信号に応じた巻取強度でシートベルトを巻き取ることで、シートベルトの張力を変化させる。これにより、ドライバに付与する刺激を変化させることができる。巻取強度は、リトラクタでシートベルトを巻き取る強さである。
次に、注意喚起ECU10Aの機能的構成について説明する。注意喚起ECU10Aは、シート位置情報取得部11、チルトテレスコピック位置情報取得部(ステア位置情報取得部)12、身長推定部13A、巻取強度設定部14A、ドライバ状態認識部15、注意喚起要求認識部16、及びリトラクタ制御部17を有している。
シート位置情報取得部11は、運転席の位置に関するシート位置情報を取得する。シート位置情報取得部11は、電動シート装置2からのシート前後位置に関する検出信号に基づいて、シート前後位置をシート位置情報として取得する。シート位置情報取得部11は、電動シート装置2からの座面高さ位置に関する検出信号に基づいて、座面高さ位置をシート位置情報として取得してもよい。
チルトテレスコピック位置情報取得部12は、車両のステアリングホイールの位置に関するステア位置情報を取得する。チルトテレスコピック位置情報取得部12は、電動チルトテレスコピック装置3からのチルト位置及びテレスコピック位置の少なくとも一方に関する検出信号に基づいて、ステアリングホイールの中心位置をステア位置情報として取得する(詳しくは後述)。
身長推定部13Aは、少なくともシート位置情報に基づいて、推定身長を算出する。推定身長は、ドライバの身長の推定値である。本開示における推定身長は、ドライバの体格及びドライバの着座姿勢(ドライバポジション)がドライバとシートベルトとの接触荷重に及ぼす影響を模擬するための指標として用いられる。推定身長は、ドライバの身体全体の長さ(いわゆる身長)に対応する。
身長推定部13Aは、シート位置情報及びステア位置情報に基づいて、推定身長STを算出する。具体的な一例として、図2を参照して推定身長の算出について説明する。図2は、推定身長の算出について説明するための模式図である。図2には、側面視の一部断面図として表された運転席が模式的に示されている。図2において、「AHP」は、アクセルペダルヒールポイントを意味する。アクセルペダルヒールポイントAHPは、例えば、運転席に着座しているドライバの右足の踵が接する点である。アクセルペダルヒールポイントAHPの位置は、例えば車両の車内設計等に応じて予め設定されている。また、アクセルペダルヒールポイントAHPの位置に基づいて、図2に示されるように、アクセルペダルヒールポイントAHPを含み且つ車両上下方向Nを法線とする仮想平面として、仮想的な床面IFが予め設定されている。
「O」は、基準点を意味し、運転席に着座しているドライバの右足の車両前後方向Lにおける基準位置である。基準点Oの車両前後方向Lにおける位置は、例えば車両の車内設計等に応じて予め設定されている。基準点Oは、例えば、床面IF上において、車両前後方向Lの位置が、ドライバにより踏み込まれていない状態のペダル7の所定位置(例えばペダル面の中心)に相当する点とすることができる。
「Q」は、ドライバが適切にペダル操作をすることが可能なドライバポジションを規定するための参照点を意味し、運転席に着座しているドライバの右足又は左足の車両前後方向Lにおける操作時位置である。参照点Qの車両前後方向Lにおける位置は、例えば車両の車内設計等に応じて予め設定されている。参照点Qは、例えば、床面IF上において、車両前後方向Lの位置が、ドライバにより所定の操作量で踏み込まれている状態のペダル8の所定位置(例えばペダル面の中心)に相当する点とすることができる。なお、ペダル7は、アクセルペダルであってもよいし、ブレーキペダルであってもよい。ペダル8は、ブレーキペダルであってもよいし、クラッチペダルであってもよい。
「HP」は、ヒップポイント(ドライバの着座位置)を意味する。ヒップポイントHPは、運転席に着座しているドライバの大腿部の所定位置(例えば車両前後方向において腿部の中間点)とすることができる。
ヒップポイントHPの車両前後方向Lにおける位置は、電動シート装置2のシート前後位置Pに応じて変化する。図2の例では、シート前後位置Pとして、車両前後方向Lにおいて略等間隔で互いに離間する位置P,P,P,P,及びPが例示されている。図2では、一例として、シート前後位置Pが位置Pとなっている。シート前後位置Pは、この例に限定されない。シート前後位置Pは、任意の間隔で段階的に変更可能であってもよいし、連続的に変更可能であってもよい。ヒップポイントHPの車両上下方向Nにおける位置は、電動シート装置2の座面高さ位置に応じて変化してもよい。
「M」は、ステアリングホイール9の中心位置を意味する。中心位置Mは、電動チルトテレスコピック装置3のチルト位置及びテレスコピック位置の少なくとも一方に応じて変化する。チルトテレスコピック位置情報取得部12は、チルト位置及びテレスコピック位置の少なくとも一方に基づいて、公知の手法により中心位置Mを算出することができる。
「L1」は、車両前後方向Lにおける基準点OからヒップポイントHPまでの距離である。身長推定部13Aは、基準点Oの位置及びヒップポイントHPの位置に基づいて、距離L1を算出する。身長推定部13Aは、例えば、電動シート装置2からの検出信号に基づいて、基準点Oの位置とシート前後位置Pとの車両前後方向Lにおける距離として、距離L1を算出する。
「L2」は、車両前後方向Lにおける基準点Oから中心位置Mまでの距離である。身長推定部13Aは、基準点Oの位置及び中心位置Mに基づいて、距離L2を算出する。身長推定部13Aは、例えば、電動チルトテレスコピック装置3からの検出信号に基づいて、チルト位置及びテレスコピック位置の少なくとも一方に応じて算出された中心位置Mと基準点Oの位置との車両前後方向Lにおける距離として、距離L2を算出する。
「L3」は、車両前後方向Lにおける基準点Oから参照点Qまでの距離である。身長推定部13Aは、基準点Oの位置及び参照点Qの位置に基づいて、距離L3を算出する。身長推定部13Aは、例えば、基準点Oの位置と参照点Qの位置との車両前後方向Lにおける距離として、距離L3を算出する。
「h」は、車両上下方向Nにおける床面IFからヒップポイントHPまでの高さである。身長推定部13Aは、例えば、アクセルペダルヒールポイントAHPの位置とヒップポイントHPの位置との車両上下方向Nにおける距離として、高さhを算出する。身長推定部13Aは、電動シート装置2の座面高さ位置が調整可能な場合、電動シート装置2からの検出信号に基づいて、高さhを算出してもよい。
身長推定部13Aは、図2の例における上述の各パラメータについて下記の式(1)の関係が成り立つことを利用して、推定身長STを算出する。式(1)において、K,K,K,K,K,及びKは、車両の車内設計等に応じて予め設定された定数である。身長推定部13Aは、式(1)でSTについて解くことにより、推定身長STを算出する。
L1 = K×h + K×h/ST + K×ST
+ K×L3/ST + K×L2 +K ・・・(1)
したがって、身長推定部13Aは、少なくともシート前後位置Pに基づいて推定身長STを算出する。身長推定部13Aは、ステア位置情報として、チルト位置及びテレスコピック位置の少なくとも一方に更に基づいて推定身長STを算出する。
巻取強度設定部14Aは、少なくとも推定身長に基づいて、着座姿勢の変化に応じて巻取強度を設定する。巻取強度設定部14Aは、例えば、推定身長及びシート位置情報に基づいて、巻取強度を設定する。本開示において、着座姿勢の変化とは、シートベルトとドライバとの接触荷重に変化が生じるようなドライバの運転席での着座姿勢の変化である。
着座姿勢の変化には、シート前後位置Pが一定であって複数のドライバの身長が一定ではない場合に、同一の巻取強度の条件下でドライバの肩に対するシートベルトの接触荷重が変化する態様が含まれる。この態様では、例えば、身長が大きくなるほどドライバの体格が大きくなる可能性が高いため、同一の巻取強度の条件下でシートベルトの接触荷重が増加する。
そこで、巻取強度設定部14Aは、シート前後位置P(運転席の位置)が所定の同一位置範囲内である場合において、推定身長STが第1閾値以上である場合には、推定身長STが第1閾値未満である場合と比べて、巻取強度を小さい値として設定する。第1閾値は、シート前後位置Pが同一位置範囲内である場合において巻取強度を設定する際に巻取強度の大小関係を規定するための境界となる推定身長STの値である。第1閾値としては、1つの推定身長STの値を含んでもよいし、複数の推定身長STの値を含んでもよい。同一位置範囲とは、シート前後位置Pが実質的に一定であると見なせるシート前後位置Pの範囲である。同一位置範囲は、例えば、ドライバの身長が一定の場合に同一の巻取強度の条件下でドライバの肩に対するシートベルトの接触荷重が実質的に変化しないようなシート前後位置Pの範囲として、予め設定することができる。
着座姿勢の変化には、ドライバの身長が一定であってシート前後位置Pが変化する場合に、同一の巻取強度の条件下でドライバの肩に対するシートベルトの接触荷重が変化する態様が含まれる。この態様では、例えば、シート前後位置Pが前方になるほどドライバの肩が前方に移動するため、同一の巻取強度の条件下でシートベルトの接触荷重が増加する。
そこで、巻取強度設定部14Aは、推定身長STが所定の同一身長範囲内である場合において、シート前後位置Pが基準前後位置よりも前方である場合には、シート前後位置Pが基準前後位置よりも後方である場合と比べて、巻取強度を小さい値として設定する。基準前後位置は、推定身長STが同一身長範囲内である場合において巻取強度を設定する際に巻取強度の大小関係を規定するための境界となる車両前後方向Lの位置である。基準前後位置としては、1つの車両前後方向Lの位置を含んでもよいし、複数の車両前後方向Lの位置を含んでもよい。同一身長範囲とは、推定身長STが実質的に一定であると見なせる推定身長STの範囲である。同一身長範囲は、例えば、シート前後位置Pが一定の場合に同一の巻取強度の条件下でドライバの肩に対するシートベルトの接触荷重が実質的に変化しないような推定身長STの範囲として、予め設定することができる。
着座姿勢の変化には、複数のドライバの身長(及び股下)が一定ではないことに伴って運転席の位置が変化する場合に、同一の巻取強度の条件下でドライバの肩に対するシートベルトの接触荷重が変化する態様が含まれる。この態様では、例えば、身長が小さくなるほど股下も小さくなって、運転席の位置が前方に移動する可能性が高いため、同一の巻取強度の条件下でシートベルトの接触荷重が増加する。
そこで、巻取強度設定部14Aは、推定身長STが第1身長であり且つシート前後位置Pが第1シート位置の場合の第1巻取強度と比べて、推定身長STが第1身長よりも小さい第2身長であり且つシート前後位置Pが第1シート位置よりも前方の第2シート位置の場合の第2巻取強度を小さい値として設定してもよい。第1シート位置は、推定身長STが第1身長に相当するドライバが上述の各ペダルの操作を適切に行い得るようなシート前後位置である。第2シート位置は、推定身長STが第2身長に相当するドライバが上述の各ペダルの操作を適切に行い得るようなシート前後位置である。ドライバが上述の各ペダルの操作を適切に行い得るか否かは、例えば、電動シート装置2に着座したドライバの足の踵がアクセルペダルヒールポイントAHPに位置しているときの足の曲がり具合で規定されてもよい。例えば、大腿部と下腿部とが膝を挟んでなす角度が予め設定された角度範囲内にある場合に、ドライバが上述の各ペダルの操作を適切に行い得るとすることができる。この角度範囲は、シート前後位置Pに依らず一定であってもよい。
一例として、巻取強度設定部14Aは、推定身長ST及びシート前後位置Pに応じて巻取強度Wが規定された図3を用いて、巻取強度を設定する。図3は、注意喚起装置1Aにおける巻取強度の設定例を示す図である。図3では、一方の軸がシート前後位置Pであり他方の軸が推定身長STである巻取強度Wのマップが示されている。シート前後位置Pの軸では、前方から後方に向かう順にP,P,P,P,Pのマップ点が設けられている。推定身長STの軸では、推定身長STが大きくなる順にST,ST,ST,ST,STのマップ点が設けられている。図3のマップは、注意喚起ECU10Aに予め記憶されていてもよい。
図3に示されるように、例えば、シート前後位置PがPで一定の場合において、巻取強度Wは、推定身長STが大きくなるにつれて、W11,W12,W13,W14,W15の順で小さくなるように設定されている。同様に、シート前後位置PがPで一定の場合において、巻取強度Wは、推定身長STが大きくなるにつれて、W21,W22,W23,W24,W25の順で小さくなるように設定されている。シート前後位置PがPで一定の場合において、巻取強度Wは、推定身長STが大きくなるにつれて、W31,W32,W33,W34,W35の順で小さくなるように設定されている。シート前後位置PがPで一定の場合において、巻取強度Wは、推定身長STが大きくなるにつれて、W41,W42,W43,W44,W45の順で小さくなるように設定されている。シート前後位置PがPで一定の場合において、巻取強度Wは、推定身長STが大きくなるにつれて、W51,W52,W53,W54,W55の順で小さくなるように設定されている。
また例えば、推定身長STがSTで一定の場合において、巻取強度Wは、シート前後位置Pが前方になるにつれて、W51,W41,W31,W21,W11の順で小さくなるように設定されている。同様に、推定身長STがSTで一定の場合において、巻取強度Wは、シート前後位置Pが前方になるにつれて、W52,W42,W32,W22,W12の順で小さくなるように設定されている。推定身長STがSTで一定の場合において、巻取強度Wは、シート前後位置Pが前方になるにつれて、W53,W43,W33,W23,W13の順で小さくなるように設定されている。推定身長STがSTで一定の場合において、巻取強度Wは、シート前後位置Pが前方になるにつれて、W54,W44,W34,W24,W14の順で小さくなるように設定されている。推定身長STがSTで一定の場合において、巻取強度Wは、シート前後位置Pが前方になるにつれて、W55,W45,W35,W25,W15の順で小さくなるように設定されている。
ドライバ状態認識部15は、例えば、ドライバモニタカメラ4の撮像情報に基づいて、公知の画像処理手法によりドライバの顔向きを取得し、ヨー角方向及びピッチ角方向のそれぞれについてドライバの顔向きの角度情報を取得する。ドライバ状態認識部15は、ドライバの顔向きの角度情報に基づいて、公知の手法により、ドライバの脇見の有無を認識する。脇見とは、例えば、ドライバが正面等の所定範囲の外を向いている状態を意味する。ドライバ状態認識部15は、例えば、予め設定された時間にわたって、ドライバの顔向きが、ドライバの正面方向に対して予め設定された角度以上だけヨー角方向又はピッチ角方向にずれている場合に、ドライバ状態としてドライバの脇見状態を認識する。
ドライバ状態認識部15は、例えば、ドライバモニタカメラ4の撮像情報に基づいて、公知の画像処理手法により、ドライバの毎分の閉眼率、眼の開眼の状況、まばたきの頻度、又は、眼球運動等からドライバの覚醒度を認識する。覚醒度とは、ドライバが睡眠不足等により意識が朦朧とした状態ではなく覚醒していることを示す度合いである。ドライバ状態認識部15は、例えば覚醒度が所定の閾値以下である場合に、ドライバ状態としてドライバの覚醒度低下を認識する。
ドライバ状態認識部15は、例えば、ドライバモニタカメラ4の撮像情報に基づいて、公知の画像処理手法により、ドライバの視線の向きを取得し、ドライバの漫然運転の有無を認識する。漫然運転とは、例えばドライバが考え事をしているような状態を指し、ドライバに有意な眠気はないがドライバが周辺確認行動を怠っている状態を意味する。ドライバ状態認識部15は、例えば覚醒度が所定の閾値以下ではない場合において、予め設定された時間にわたってドライバの視線の向きの変化が所定範囲内に留まっているとき、ドライバ状態としてドライバの漫然運転を認識する。
注意喚起要求認識部16は、ドライバ状態認識部15で認識されたドライバ状態に基づいて、ドライバへの注意喚起要求の有無を認識する。注意喚起要求認識部16は、例えばドライバ状態認識部15でドライバの脇見状態が認識された場合、ドライバへの注意喚起要求があると認識する。注意喚起要求認識部16は、例えばドライバ状態認識部15でドライバの覚醒度低下が認識された場合、ドライバへの注意喚起要求があると認識する。注意喚起要求認識部16は、例えばドライバ状態認識部15でドライバの漫然運転が認識された場合、ドライバへの注意喚起要求があると認識する。
リトラクタ制御部17は、注意喚起要求認識部16によりドライバへの注意喚起要求があると認識された場合、巻取強度設定部14Aで設定された巻取強度でシートベルトを巻き取るようにリトラクタ6を作動させる。これにより、リトラクタ制御部17は、例えば車両の運転に意識を向けさせるための刺激をドライバに付与する。なお、リトラクタ制御部17は、注意喚起要求認識部16によりドライバへの注意喚起要求がないと認識された場合、シートベルトを繰り出すようにリトラクタ6を作動させる。
[注意喚起ECU10Aの演算処理の一例]
続いて、注意喚起ECU10Aによる演算処理の一例について説明する。図4は、注意喚起装置1Aでの巻取強度設定処理を示すフローチャートである。図4のフローチャートは、例えば車両の自動運転による走行中に実行される。
図4に示されるように、ステップS11において、注意喚起ECU10Aは、シート位置情報取得部11により、シート位置情報の取得を行う。シート位置情報取得部11は、例えば、電動シート装置2からのシート前後位置Pに関する検出信号に基づいて、シート前後位置Pをシート位置情報として取得する。シート位置情報取得部11は、例えば、電動シート装置2からの座面高さ位置に関する検出信号に基づいて、座面高さ位置をシート位置情報として取得する。
ステップS12において、注意喚起ECU10Aは、チルトテレスコピック位置情報取得部12により、ステア位置情報の取得を行う。チルトテレスコピック位置情報取得部12は、例えば、電動チルトテレスコピック装置3からのチルト位置及びテレスコピック位置に関する検出信号に基づいて、ステアリングホイールの中心位置をステア位置情報として取得する。
ステップS13において、注意喚起ECU10Aは、身長推定部13Aにより、推定身長STの算出を行う。身長推定部13Aは、例えばシート位置情報及びステア位置情報に基づいて、上記式(1)でSTについて解くことにより、推定身長STを算出する。
ステップS14において、注意喚起ECU10Aは、巻取強度設定部14Aにより、巻取強度の設定を行う。巻取強度設定部14Aは、例えば、推定身長ST及びシート前後位置Pに基づいて、図3のマップを用いて巻取強度Wを設定する。その後、注意喚起ECU10Aは、今回の巻取強度設定処理を終了し、ステップS11から巻取強度設定処理を再度実行する。
図5は、注意喚起処理を示すフローチャートである。図5のフローチャートは、例えば図4の巻取強度設定処理と共に、車両の自動運転による走行中に実行される。
図5に示されるように、ステップS21において、注意喚起ECU10Aは、ドライバ状態認識部15により、ドライバ状態の認識を行う。ドライバ状態認識部15は、例えば、ドライバモニタカメラ4から受信したドライバの撮像情報に基づいて、公知の手法によりドライバ状態を認識する。
ステップS22において、注意喚起ECU10Aは、注意喚起要求認識部16により、注意喚起要求の認識を行う。注意喚起要求認識部16は、例えば、ドライバ状態認識部15により認識されたドライバ状態に基づいて、ドライバへの注意喚起要求の有無を認識する。ステップS23において、注意喚起ECU10Aは、リトラクタ制御部17により、ドライバに注意喚起要であるか否かの判定を行う。リトラクタ制御部17は、例えば、注意喚起要求認識部16によりドライバへの注意喚起要求があると認識された場合、ドライバに注意喚起要であると判定する。リトラクタ制御部17は、例えば、注意喚起要求認識部16によりドライバへの注意喚起要求がないと認識された場合、ドライバに注意喚起要ではないと判定する。
注意喚起ECU10Aは、リトラクタ制御部17によりドライバに注意喚起要であると判定された場合(S23:YES)、ステップS24において、リトラクタ制御部17により、リトラクタの作動を行う。リトラクタ制御部17は、例えば、巻取強度設定部14Aで設定された巻取強度Wでシートベルトを巻き取るようにリトラクタ6を作動させる。その後、注意喚起ECU10Aは、今回の注意喚起処理を終了し、ステップS21から注意喚起処理を再度実行する。
注意喚起ECU10Aは、リトラクタ制御部17によりドライバに注意喚起要ではないと判定された場合(S23:NO)、リトラクタ制御部17によるリトラクタの作動を行わない。その後、注意喚起ECU10Aは、今回の注意喚起処理を終了し、ステップS21から注意喚起処理を再度実行する。
[注意喚起装置1Aの作用効果]
以上説明したように、注意喚起装置1Aによれば、シート位置情報に基づいて身長推定部13Aによって算出された推定身長STに基づいて、巻取強度設定部14Aによって巻取強度Wが設定される。そのため、例えばドライバの身長を考慮しないで巻取強度を設定する場合と比較して、ドライバの着座姿勢の変化によって接触荷重が変化してしまうことを抑制できる。その結果、ドライバの着座姿勢に応じた適切な接触荷重でドライバに注意喚起を行うことが可能となる。
注意喚起装置1Aは、車両のステアリングホイールの位置に関するステア位置情報として、チルト位置及びテレスコピック位置の少なくとも一方を取得するチルトテレスコピック位置情報取得部12を備えている。身長推定部13Aは、チルト位置及びテレスコピック位置の少なくとも一方に基づいて推定身長STを算出する。この場合、ステアリングホイールの位置に応じて、より適切に巻取強度を設定することができる。
注意喚起装置1Aでは、巻取強度設定部14Aは、推定身長ST及びシート前後位置Pに基づいて巻取強度Wを設定する。巻取強度設定部14Aは、シート前後位置Pが所定の同一位置範囲内である場合において、推定身長STが第1閾値以上である場合には、推定身長STが第1閾値未満である場合と比べて、巻取強度Wを小さい値として設定する。身長が大きいドライバほど体格が大きい可能性が高いことにより、例えばシート前後位置Pが一定の位置である場合、一定の巻取強度でシートベルトを巻き取ると、身長が大きいドライバほど接触荷重が大きくなる可能性がある。したがって、シート前後位置Pと推定身長STとの両方を考慮することで、接触荷重の傾向に応じて、より適切に巻取強度Wを設定することができる。
なお、一定の巻取強度でシートベルトを巻き取る場合と比べて、当該一定の巻取強度よりも小さい巻取強度Wが巻取強度設定部14Aによって設定された場合には、リトラクタ6の負担を軽減することができる。
[第2実施形態]
図6は、第2実施形態に係る注意喚起装置1Bを示すブロック図である。図6に示されるように、注意喚起装置1Bは、注意喚起ECU10Aに代えて注意喚起ECU10Bを備えており、注意喚起ECU10Bに電動シート装置2及び電動チルトテレスコピック装置3が接続されていない点で、注意喚起装置1Aと異なっている。その他の点については、注意喚起装置1Bは、注意喚起装置1Aと同様に構成されている。
注意喚起ECU10Bは、注意喚起ECU10Aのシート位置情報取得部11及びチルトテレスコピック位置情報取得部12を有していない。注意喚起ECU10Bは、注意喚起ECU10Aの身長推定部13A及び巻取強度設定部14Aと異なる機能的構成として、身長推定部13B及び巻取強度設定部14Bを有している。その他の機能的構成については、注意喚起ECU10Bは、注意喚起ECU10Aと同様に構成されている。
身長推定部13Bは、ドライバモニタカメラ(カメラ)4の撮像画像に基づいて、推定身長STを算出する。ドライバモニタカメラ4の撮像画像は、ドライバを含む車室内を撮像した画像である。
具体的には、身長推定部13Bは、例えば、ドライバモニタカメラ4の撮像画像を公知の手法で画像処理することにより、ドライバモニタカメラ4からドライバまでの3次元距離を算出する。身長推定部13Bは、算出した3次元距離を用いて、ドライバが運転席に着座しているときの車両上下方向に着目した身体の長さ(いわゆる座高)を推定する。身長推定部13Bは、推定した座高に基づいて、ドライバが運転席に着座しているときの車両前後方向に着目した身体の長さ(いわゆる股下)を推定する。身長推定部13Bは、推定した座高及び股下に基づいて、例えば座高と股下との和を求めることで推定身長STを算出する。
ここで、身長推定部13Bは、予め記憶された座高と股下との相関関係に基づいて、座高から股下を推定してもよい。座高と股下との相関関係は、例えば、ある座高に対応する平均的な股下を与える関係を意味する。座高と股下との相関関係は、一定数以上のサンプル数で収集した座高及び股下のデータに基づいて予め設定されることができる。
巻取強度設定部14Bは、推定身長STに基づいて、着座姿勢の変化に応じて巻取強度を設定する。
上述のように、着座姿勢の変化には、複数のドライバの身長(及び股下)が一定ではないことに伴って運転席の位置が変化する場合に、同一の巻取強度の条件下でドライバの肩に対するシートベルトの接触荷重が変化する態様が含まれる。この態様では、例えば、身長が小さくなるほど股下も小さくなって、運転席の位置が前方に移動する可能性が高いため、同一の巻取強度の条件下でシートベルトの接触荷重が増加する。
そこで、巻取強度設定部14Bは、例えば電動シート装置のポジションセンサ等による直接的な運転席の位置には基づかないで、推定身長STに基づいて巻取強度を設定する。巻取強度設定部14Bは、例えば、運転席の位置を引数としないマップ又は関数等において、推定身長STが第2閾値未満である場合には、推定身長STが第2閾値以上である場合と比べて、巻取強度Wを小さい値として設定する。第2閾値は、直接的な運転席の位置には基づかないで巻取強度Wを設定する際に巻取強度Wの大小関係を規定するための境界となる推定身長STの値である。第2閾値としては、1つの推定身長STの値を含んでもよいし、複数の推定身長STの値を含んでもよい。
一例として、巻取強度設定部14Bは、推定身長STのみを引数とする巻取強度Wのマップを用いて、巻取強度Wを設定する。図7は、注意喚起装置1Bにおける巻取強度の設定例を示す図である。図7では、軸が推定身長STである巻取強度Wのマップが示されている。推定身長STの軸では、推定身長STが大きくなる順にST,ST,ST,ST,STのマップ点が設けられている。図7のマップは、注意喚起ECU10Bに予め記憶されていてもよい。
図7に示されるように、例えば、巻取強度Wは、推定身長STが小さくなるにつれて、W,W,W,W,Wの順で小さくなるように設定されている。このような巻取強度Wの大小関係は、ドライバが上述の各ペダルの操作を適切に行い得るためには、推定身長STが小さくなるのに伴って運転席の位置が前方に移動する可能性が高いことに基づいている。
[注意喚起ECU10Bの演算処理の一例]
続いて、注意喚起ECU10Bによる演算処理の一例について説明する。注意喚起ECU10Bによる演算処理は、巻取強度設定処理については上述の注意喚起ECU10Aによる図4の演算処理と一部で異なっており、注意喚起処理については上述の注意喚起ECU10Aによる図5の演算処理と同様である。そのため、注意喚起処理についての重複する説明は省略し、巻取強度設定処理について図8を参照しつつ説明する。
図8に示されるように、ステップS31において、注意喚起ECU10Bは、身長推定部13Bにより、ドライバの撮像画像の取得を行う。身長推定部13Bは、例えば、ドライバモニタカメラ4の撮像情報に基づいて、ドライバの撮像画像を取得する。
ステップS32において、注意喚起ECU10Bは、身長推定部13Bにより、推定身長STの算出を行う。身長推定部13Bは、ドライバの撮像画像に基づいて推定した座高及び股下に基づいて、例えば座高と股下との和を求めることで推定身長STを算出する。
ステップS33において、注意喚起ECU10Bは、巻取強度設定部14Bにより、巻取強度の設定を行う。巻取強度設定部14Bは、例えば、直接的な運転席の位置には基づかず、推定身長STに基づいて、図7のマップを用いて巻取強度Wを設定する。その後、注意喚起ECU10Bは、今回の巻取強度設定処理を終了し、ステップS31から巻取強度設定処理を再度実行する。
[注意喚起装置1Bの作用効果]
以上説明したように、注意喚起装置1Bによれば、ドライバモニタカメラ4の撮像画像に基づいて身長推定部13Bによって算出された推定身長STに基づいて、巻取強度設定部14Bによって巻取強度Wが設定される。そのため、例えばドライバの身長を考慮しないで巻取強度を設定する場合と比較して、ドライバの着座姿勢の変化によって接触荷重が変化してしまうことを抑制できる。その結果、ドライバの着座姿勢に応じた適切な接触荷重でドライバに注意喚起を行うことが可能となる。
注意喚起装置1Bでは、巻取強度設定部14Bは、直接的な運転席の位置には基づかないで、推定身長STに基づいて巻取強度Wを設定する。巻取強度設定部14Bは、運転席の位置を引数としないマップ又は関数等において、推定身長STが第2閾値未満である場合には、推定身長STが第2閾値以上である場合と比べて、巻取強度Wを小さい値として設定する。身長が小さいドライバほど股下が小さい可能性が高いことにより、例えば身長が小さいドライバほど運転席の位置が前方に移動する可能性が高い。そのため、一定の巻取強度でシートベルトを巻き取ると、身長が小さいドライバほど運転席の位置が前方に移動してしまい、接触荷重が過大となる可能性がある。したがって、直接的な運転席の位置には基づかない場合においては、推定身長に伴う運転席の位置の移動を考慮することで、接触荷重の傾向に応じて、より適切に巻取強度を設定することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。本発明は、上述した実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。
例えば、上記第1実施形態では、身長推定部13Aは、ステア位置情報に基づいて推定身長STを算出したが、ステア位置情報に基づかないで推定身長を算出してもよい。この場合、チルトテレスコピック位置情報取得部12は省略されてもよい。
上記第1実施形態では、巻取強度設定部14Aは、シート前後位置Pが所定の同一位置範囲内である場合において、推定身長STが第1閾値以上である場合には、推定身長STが第1閾値未満である場合と比べて、巻取強度Wを小さい値として設定したが、これに限定されない。また、巻取強度設定部14Aは、推定身長STが所定の同一身長範囲内である場合において、シート前後位置Pが基準前後位置よりも前方である場合には、シート前後位置Pが基準前後位置よりも後方である場合と比べて、巻取強度Wを小さい値として設定したが、これに限定されない。推定身長STに対する巻取強度Wの大小関係、及び、シート前後位置Pに対する巻取強度Wの大小関係は、任意に設定することができる。要は、巻取強度設定部14Aは、少なくとも推定身長に基づいて、着座姿勢の変化に応じて巻取強度を設定すればよい。
上記第1実施形態において、巻取強度設定部14Aは、シート前後位置Pに基づかないで巻取強度Wを設定してもよい。この場合、巻取強度設定部14Aは、例えば上記第2実施形態の巻取強度設定部14Bのように巻取強度Wを設定してもよい。
上記第2実施形態において、巻取強度設定部14Bは、シート前後位置Pに更に基づいて巻取強度Wを設定してもよい。この場合、巻取強度設定部14Bは、例えば上記第1実施形態の巻取強度設定部14Aのように巻取強度Wを設定してもよい。
上記第1実施形態において、身長推定部13Aは、ドライバモニタカメラ4の撮像画像を更に用いて、推定身長STを算出してもよい。上記第2実施形態において、身長推定部13Bは、チルトテレスコピック位置情報取得部12のステア位置情報を更に用いて、推定身長STを算出してもよい。
上記第1及び第2実施形態において、ドライバ状態認識部15は、ドライバ状態の例として、ドライバの脇見状態、ドライバの覚醒度低下、及びドライバの漫然運転を認識したが、ドライバ状態はこれらに限定されない。ドライバ状態は、注意喚起要求認識部16が注意喚起の要否を判定するために利用可能なドライバの状態であればよい。
1A,1B…注意喚起装置、4…ドライバモニタカメラ(カメラ)、6…リトラクタ、9…ステアリングホイール、10A,10B…注意喚起ECU、11…シート位置情報取得部、12…チルトテレスコピック位置情報取得部(ステア位置情報取得部)、13A,13B…身長推定部、14A,14B…巻取強度設定部、17…リトラクタ制御部。

Claims (4)

  1. 車両の運転席のシートベルトをリトラクタで巻き取ることで前記運転席に着座するドライバに注意喚起を行う注意喚起装置であって、
    前記運転席の位置に関するシート位置情報を取得するシート位置情報取得部と、
    前記シート位置情報に基づいて、前記ドライバの身長の推定値である推定身長を算出する身長推定部と、
    前記推定身長に基づいて、前記リトラクタで前記シートベルトを巻き取る強さである巻取強度を設定する巻取強度設定部と、
    前記巻取強度で前記シートベルトを巻き取るように前記リトラクタを作動させるリトラクタ制御部と、を備える、注意喚起装置。
  2. 前記車両のステアリングホイールの位置に関するステア位置情報を取得するステア位置情報取得部を更に備え、
    前記身長推定部は、前記ステア位置情報に更に基づいて前記推定身長を算出する、請求項1に記載の注意喚起装置。
  3. 前記巻取強度設定部は、
    前記シート位置情報に更に基づいて前記巻取強度を設定し、
    前記運転席の位置が所定の同一位置範囲内である場合において、前記推定身長が第1閾値以上である場合には、前記推定身長が前記第1閾値未満である場合と比べて、前記巻取強度を小さい値として設定する、請求項1又は2に記載の注意喚起装置。
  4. 車両の運転席のシートベルトをリトラクタで巻き取ることで前記運転席に着座するドライバに注意喚起を行う注意喚起装置であって、
    前記運転席に着座する前記ドライバを撮像するカメラと、
    前記カメラの撮像画像に基づいて、前記ドライバの身長の推定値である推定身長を算出する身長推定部と、
    前記推定身長に基づいて、前記リトラクタで前記シートベルトを巻き取る強さである巻取強度を設定する巻取強度設定部と、
    前記巻取強度で前記シートベルトを巻き取るように前記リトラクタを作動させるリトラクタ制御部と、を備える、注意喚起装置。
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