JP4057709B2 - 多芯プラスチック光ファイバの高速通信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は多芯プラスチック光ファイバを用いた高速通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
LEDやLDを光源として、多芯プラスチック光ファイバを伝送媒体とした信号伝送はすでに公知である。Plastic optical fibers & Applications Conference,94,Proc.,148(1994)には19芯の多芯プラスチック光ファイバと単芯プラスチック光ファイバの帯域測定のデータが記載されている。この文献は本発明者らによるものであるが、開口数NAが0.25の多芯プラスチック光ファイバの帯域は100mあたり210MHzであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方、プラスチック光ファイバを用いた信号伝送には、より高速での通信が望まれていた。しかしながら、現状ではプラスチック光ファイバの伝送帯域には限度があり、高速通信にも限界があった。
【0004】
本発明の目的は、現状のプラスチック光ファイバとその周辺部材を用いて実質的に従来よりも伝送帯域を広くし、高速通信を可能にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、直径が20〜300μmで透明な芯樹脂からなる7本以上の芯繊維と、各芯繊維の周りを上記芯樹脂よりも屈折率の低い鞘樹脂でとり囲み且つ一まとめの繊維状になるように複合紡糸法によって製造された多芯プラスチック光ファイバを光伝送媒体とし、レーザーダイオードを送信光源、ホトダイオードを受光素子とする伝送系において、多芯プラスチック光ファイバの直径が、該多芯プラスチック光ファイバに入射時の該レーザーダイオードの光スポット径よりも大きく、該ホトダイオードの口径が該光スポット径に対応する多芯プラスチック光ファイバの直径よりも小さいことを特徴とする多芯プラスチック光ファイバの高速通信方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明において光伝送媒体として用いられる多芯プラスチック光ファイバとは、透明な芯樹脂からなる複数の芯繊維と、その周りを鞘樹脂でとり囲み一まとめにした多芯プラスチック光ファイバ裸線であり、特に好ましくは多数の芯とその周りを屈折率が段階的に低くなる2層以上の鞘からなるものなどがあり、それらが一まとめの繊維状になるように複合紡糸法によって製造したものである。1本の光ファイバを構成する芯繊維の本数は7本以上であり、好ましくは7〜1000本のものが使用され、芯の平均的な直径は20μm〜300μmである。また、芯と該芯を取り巻く鞘の屈折率の差は0.005〜0.25の範囲のものが可能である。さらに多芯プラスチック光ファイバの中には芯とそれを囲む鞘層を第3の樹脂で全体を束ねたものも含まれる。
【0007】
図1に、本発明で用いられる多芯プラスチック光ファイバの一例の断面を模式的に示す。図中、1は芯、2aは第1鞘、2bは第2鞘、3は多芯プラスチック光ファイバ裸線であり、該裸線の周囲に被覆層4を形成してケーブル5が構成されている。通常プラスチック光ファイバは、このように被覆層によって保護してケーブルとして供される。本例は、鞘を2層構成とし、芯1の周囲を第1鞘2aで取り囲み、さらに第1鞘2aの周囲を第2鞘2bで取り囲んだものである。上記したように、第2鞘2bには第1鞘2aよりも屈折率の低い樹脂が用いられる。尚、本発明で言うところの多芯プラスチック光ファイバの直径とは、図1に示される多芯プラスチック光ファイバ裸線3の直径、即ち鞘2bの外径を言う。また、多芯プラスチック光ファイバの直径が均一でない場合(断面が真円でない場合)には、最大径と最小径との平均をもって直径とする。
【0008】
多芯プラスチック光ファイバの通信では、芯と鞘(多数層の鞘があるときは第1層目)の屈折率の差を小さくした方が広帯域が得られる。即ち、一般にステップインデックス型光ファイバの伝送帯域は光ファイバの開口数NAで決まる。NAは芯樹脂の屈折率の2乗と鞘樹脂の屈折率の2乗の差の平方根から求められ、通常のプラスチック光ファイバのNAは0.5前後であるが、より広帯域を必要とするときにはこの値が0.10〜0.35程度にまでにさげた光ファイバを用いる必要がある。
【0009】
ところで、多芯プラスチック光ファイバの伝送帯域については単芯プラスチック光ファイバと同じものと考えるのが自然であろうが、本発明者の検討により、多芯プラスチック光ファイバはNAが同じでも伝送帯域が異なることを発明した。その理由としてひとつには、単芯プラスチック光ファイバが断面において芯と鞘との界面が円形であるのに対し、多芯プラスチック光ファイバは芯・鞘構造が緻密に配置され、芯と鞘との界面の形状がいびつになっているため、NAが理論値よりも低くなっているのではないかと考えられる。これは特に2層鞘について言えることである。さらに多芯プラスチック光ファイバについては、単芯のプラスチック光ファイバとは異なり、通信系の中のホトダイオードの口径が伝送帯域の決定に影響があることがわかった。従来の帯域測定には、一般に、直径1.0mmの大口径のアバランシェ・ホトダイオード(APD)が検出器として用いられていたが、最近では駆動電圧が低く安価な小口径のpin・ホトダイオードが提供されている。
【0010】
このような、小口径のpin・ホトダイオードが入手可能である状況において、本発明者は、多芯プラスチック光ファイバに従来通り該ファイバの直径に対応した大口径のホトダイオードを組み合わせた場合に比較して、同じプラスチック光ファイバに該ファイバの直径よりも口径の小さいホトダイオードを受光素子として組み合わせた場合に、より高帯域が測定されることを見出し、本発明を達成した。
【0011】
シリコンPDでは広帯域を出すものは直径そのものが小さくなければならないので大口径のプラスチック光ファイバの光を全部補足できないという懸念があった。単芯プラスチック光ファイバでは1本の大口径の芯に光が入射するため、該芯の中央部から入射した光は比較的ファイバの軸と入射光の角度が平行に近い低次モードの光になるのに対し、芯の外側に入射した光は入射角が最も広い高次モードの光となり、これらの混合光が1本の芯の中を透過していくために、帯域が制限されてしまう。このような単芯プラスチック光ファイバに該ファイバの直径よりも口径の小さいホトダイオードを組み合わせると、、ホトダイオードの直径の2乗の程度に光量ロスの影響が大きく、且つ低次モードの光の損失も大きい。
【0012】
これに対し、多芯プラスチック光ファイバの場合も中央部の芯線に入射する光は平行光に近く、外側の芯線に入射する光は入射角の広い光となるが、多芯プラスチック光ファイバにおいては個々の芯線が独自のモードの光を伝送しているので、特に入射光の分布から強度の弱い外側の芯線に入る光を通信系から切り捨ててしまえば、光量ロスが小さく実質的に影響を受けない範囲でモード分布のシャープな信号伝送が可能になる。即ち、データリンクの受光素子の口径をプラスチック光ファイバの直径より小さくすることにより、多芯プラスチック光ファイバの全断面に入射する入射NA(LNA)よりも小さな入射NAに修正された通信が可能になる。しかもトランシーバの光源として、高速化のためレーザーダイオード(LD)を用いれば光源の入射NAを小さくすることができ、光のスポットも0.2mm〜0.6mm程度には小さくできるので、口径の小さなpin・ホトダイオードを用いる事が殆ど不利にならないのである。
【0013】
このような理由で、本来多芯プラスチック光ファイバに決められた入射NAで目一杯光を入射せしめ、受光素子でその全ての光を拾った場合に定義される伝送帯域は、同じ直径の単芯のプラスチック光ファイバと同じものであるが、口径がファイバの直径よりも小さいホトダイオードを使用することによって、悪影響を与える多芯プラスチック光ファイバの外側心線部の光がカットされ、より低い入射NAに対応した高帯域が観測されることになるものと考えられる。ここでホトダイオードの直径はpin・ホトダイオード、アバランシェ・ホトダイオードのいずれでも良く、直径が0.2〜0.7mm程度のものが使用できるが、いずれの場合でも多芯プラスチック光ファイバの直径よりもホトダイオードの直径が小さいことが必要である。ホトダイオードの口径が0.2mm未満では帯域としては良いが、光の量が少なくなるので好ましくない。より好ましくは0.4〜0.6mmである。さらに好ましくは0.45〜0.55mmである。
【0014】
また、ホトダイオードの口径は、好ましくは、多芯プラスチック光ファイバの直径に対して0.3〜0.9倍であるものを選択する。
【0015】
現在市場で調達出来るpin・ホトダイオードでは200Mbps〜400Mbps程度だと0.8mmφ程度のPDが利用でき、500Mbps程度では0.6mmφ度のPDが、1Gbpsになると0.4〜0.5mmφ程度のpin・ホトダイオードが利用できると思われる。
【0016】
前記したように、本発明においては、多芯プラスチック光ファイバの直径よりも口径の小さい、好ましくは0.3〜0.9倍の口径のホトダイオードを組み合わせて用いるが、当該組み合わせにおいて、多芯プラスチック光ファイバをより大きな直径のものに代えて用いることが好ましい。つまり、必要以上に直径の大きな多芯プラスチック光ファイバを用いることが好ましい。これは多芯プラスチック光ファイバの直径がLD光の光スポット径よりも大きい事を意味するが、多芯プラスチック光ファイバの直径を大きくすることにより、光ファイバの取り扱い性が非常に容易であることと、外側の芯が中央部の実質通信に関わる芯を機械的に保護し、熱的にも化学的にも保護する役割を果たし、信頼性の高い多芯プラスチック光ファイバを構成することができるからである。尚、必要以上に直径の大きなファイバを用いた場合、通信に関わらない外側の芯を除き、LD光の光スポット径に対応する直径をもって、本発明にかかるファイバの直径とする。
【0017】
本発明に用いられる多芯プラスチック光ファイバの直径としては裸線として0.5mm〜1.5mm程度であり、通常0.6〜1.1mm程度である。かかる多芯プラスチック光ファイバは複合紡糸によって多数の芯が同時に複合紡糸されて製造されるものであり、複合紡糸法で製造することにより各芯線の長さを実質的に均一にすることができる。そのため芯線間の信号に遅延差を生じない。唯一芯線間に長さの差が生じるケースは、多芯プラスチック光ファイバが捩じれて生産された時であるが、通常多芯プラスチック光ファイバの捩じれは2m〜20mで1回転以下にすることができる。仮に2mで1回捩じれると仮定すると此の場合の中央の芯の長さと外側の芯の長さの違いは50mあたり0.25mmにしか過ぎず、遅延時間としては0.8ピコ秒にしか過ぎない。従って、この程度の捻じれであれば、本発明にはほとんど影響せず、用いることが可能である。
【0018】
本発明の高速通信方法は、多芯プラスチック光ファイバの長さ×伝送帯域が15000MHz・m〜75000MHz・m程度の用途に特に好ましい。即ち、50mあたり300MHz〜1.5GHzに相当する帯域のファイバとして用いる用途に相応しい。
【0019】
本発明に用いるプラスチック光ファイバの開口数NAは0.1〜0.8程度に適用できるが、特に好ましくは0.15〜0.4であり、より好ましくは0.15〜0.35である。
【0020】
【実施例】
(実施例)
芯樹脂として、屈折率が1.492、メルトフローインデックスが230℃、荷重3.8Kg、オリフィスの直径2mm、長さ8mmの条件で、1.5g/10分であるポリメチルメタクリレート樹脂を用いた。第1鞘としては、17FMA(ヘプタデカフルオロデシルメタクリレート)14重量%、4FM(テトラフルオロプロピルメタクリレート)6重量%、3FMA(トリフルオロエチルメタクリレート)6重量%、MMA(メチルメタクリレート)74重量%をキャスト重合して、230℃、3.8Kg荷重におけるメルトフローインデックスが25g/10分、屈折率が1.47の樹脂を用いた。NAは0.26であった。第2鞘としてビニリデンフロライド80モル%とテトラフロロエチレン20モル%の共重合体で、上記第1鞘樹脂と同条件で測定したメルトフローインデックスが30g/10分の樹脂を用いた。屈折率は1.402であった。複合紡糸ダイとしては、37芯を有し、各々芯を第1鞘と第2鞘が二層に被覆する構造のものを用いた。この複合紡糸ダイに、芯樹脂の容積と第1鞘樹脂と第2鞘樹脂の容積の比率が80対10対10になるように供給し、ダイから排出されるストランドを収束し、2倍に延伸して、直径1.00mmの2鞘多芯プラスチック光ファイバ裸線を製造した。さらにこの裸線に黒色ポリエチレンで被覆し、2.2mmの2鞘構造多芯プラスチック光ファイバケーブルを得た。この多芯プラスチック光ファイバの伝送損失は650nmの波長で、入射NA0.15で測定し140dB/kmであった。
【0021】
尚、ここで伝送帯域の測定は、パルス法によるもので650nmのLDを用いて、図2の測定系によって求めた。図中、11はドライバ、12は送信光源であるレーザーダイオード、13は入射NA設定光学系、14は測定するプラスチック光ファイバ、15は受光素子であるホトダイオード、16はバイアス、17は増幅器、18はサンプリングオシロスコープ、19は中央演算器(CPU)、20はパルス発生器、21はディレイジェネレイターである。本実施例では、ホトダイオード15として、0.5mmの直径のpin・ホトダイオードを用いて測定した。入射NAは0.25でおこなった。その結果、0.5mmφのPDでは長さ50mの多芯プラスチック光ファイバで測定した帯域が900MHzであった。
【0022】
(比較例1)
芯樹脂として、屈折率が1.492で、メルトフローインデックスが230℃、荷重3.8Kg、オリフィスの直径2mm、長さ8mmの条件で、1.5g/10分であるポリメチルメタクリレート樹脂を用いた。鞘には、17FMA14重量%、4FM6重量%、3FMA6重量%、MMA74重量%をキャスト重合して、230℃、3.8Kg荷重におけるメルトフローインデックスが25g/10分で屈折率が1.47の樹脂を用いた。NAは0.26であった。複合紡糸ダイとしては、19芯を有し、各々芯が鞘に取り囲まれた構造のものを用いた。該複合紡糸ダイに、芯樹脂と鞘樹脂の容積の比率が80対20になるように供給し、ダイから排出されるストランドを収束し、2倍に延伸して、直径1.00mmの多芯プラスチック光ファイバ裸線を製造した。さらにこの裸線を黒色ポリエチレンで被覆し、直径が2.2mmの多芯プラスチック光ファイバケーブルを得た。この多芯プラスチック光ファイバの伝送損失は650nmの波長で、入射NA0.15で測定して135dB/kmであった。
【0023】
尚、ここで帯域の測定はパルス法によるもので、図2の測定系によって求めた。ホトダイオードとしては、直径が1.0mmのアバランシェ・ホトダイオードを用いた。入射NAは0.25で行なった。その結果、長さ50mの多芯プラスチック光ファイバで測定した帯域は390MHzであった。
【0024】
(比較例2)
芯樹脂として、屈折率が1.492、メルトフローインデックスが230℃、荷重3.8Kg、オリフィスの直径2mm、長さ8mmの条件で、1.5g/10分であるポリメチルメタクリレート樹脂を用いた。第1鞘としては、17FMA14重量%、4FM6重量%、3FMA重量6%、MMA74重量%をキャスト重合して、230℃、3.8Kg荷重におけるメルトフローインデックスが25g/10分、屈折率が1.47の樹脂を用いた。NAは0.26であった。第2鞘としては、ビニリデンフロライド80モル%とテトラフロロエチレン20モル%の共重合体で、第1鞘と同条件で測定したメルトフローインデックスが30g/10分の樹脂を用いた。屈折率は1.402であった。複合紡糸ダイとしては、単芯で第1鞘と第2鞘が二層に被覆する構造のものを用いた。この複合紡糸ダイに、芯樹脂の容積と第1鞘樹脂と第2鞘樹脂の容積の比率が94対3対3になるように供給し、ダイから排出されるストランドを収束し、2倍に延伸して、直径1.00mmの2鞘単芯プラスチック光ファイバ裸線を製造した。さらにこの裸線に黒色ポリエチレンで被覆し、2.2mmの2鞘構造の単芯プラスチック光ファイバケーブルを得た。この単芯プラスチック光ファイバの伝送損失は650nmの波長で、入射NA0.15で測定し130dB/kmであった。
【0025】
上記単芯プラスチック光ファイバケーブルの伝送帯域を実施例1と同様にして測定した。ホトダイオード15としては0.5mmの直径のpin・ホトダイオードを用いて測定した。入射NAは0.25でおこなった。その結果、0.5mmφのPDでは長さ50mの単芯プラスチック光ファイバで測定した帯域が350MHzであった。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、多芯プラスチック光ファイバに該ファイバの直径よりも口径の小さいホトダイオードを受光素子として組み合わせることにより、実質的に該ファイバの伝送帯域を広くすることができ、より高速の通信に対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる多芯プラスチック光ファイバの一例の断面模式図である。
【図2】本発明の実施例において多芯プラスチック光ファイバの帯域測定に用いた測定系を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 芯
2a 第1鞘
2b 第2鞘
3 多芯プラスチック光ファイバ裸線
4 被覆層
5 多芯プラスチック光ファイバケーブル
11 ドライバ
12 レーザーダイオード
13 入射NA設定光学系
14 プラスチック光ファイバ
15 ホトダイオード
16 バイアス
17 増幅器
18 サンプリングオシロスコープ
19 中央演算器(CPU)
20 パルス発生器
21 ディレイジェネレイター
Claims (4)
- 直径が20〜300μmで透明な芯樹脂からなる7本以上の芯繊維と、各芯繊維の周りを上記芯樹脂よりも屈折率の低い鞘樹脂でとり囲み且つ一まとめの繊維状になるように複合紡糸法によって製造された多芯プラスチック光ファイバを光伝送媒体とし、レーザーダイオードを送信光源、ホトダイオードを受光素子とする伝送系において、多芯プラスチック光ファイバの直径が、該多芯プラスチック光ファイバに入射時の該レーザーダイオードの光スポット径よりも大きく、該ホトダイオードの口径が該光スポット径に対応する多芯プラスチック光ファイバの直径よりも小さいことを特徴とする多芯プラスチック光ファイバの高速通信方法。
- 上記多芯プラスチック光ファイバが、上記芯繊維の周りを、芯樹脂よりも屈折率の低い樹脂からなる第1鞘で取り囲み、さらに、該第1鞘の周りを上記第1鞘の樹脂よりも屈折率の低い樹脂からなる第2鞘で取り囲み一まとめの繊維状になるように複合紡糸法によって製造された請求項1記載の多芯プラスチック光ファイバの高速通信方法。
- 上記ホトダイオードの口径が多芯プラスチック光ファイバの直径の0.3〜0.9倍である請求項1または2記載の多芯プラスチック光ファイバの高速通信方法。
- 上記ホトダイオードの口径が0.3〜0.6mmである請求項1〜3いずれかに記載の多芯プラスチック光ファイバの高速通信方法。
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-
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- 1998-08-07 JP JP22383998A patent/JP4057709B2/ja not_active Expired - Lifetime
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