JP4057673B2 - バイパスケーブル接続確認装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電力線にバイパスケーブルを接続する場合にその接続状態を確認するバイパスケーブル接続確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のバイパスケーブル接続確認装置として図5に示すものがあった。この図は従来のバイパスケーブル接続確認装置の概略回路構成図である。
【0003】
同図において従来のバイパスケーブル接続確認装置は、電力線100にバイパス線路として接続されるバイパスケーブル1、5と、このバイパスケーブル1の端部を電力線100に針電極を介して接続するクランプ10と、前記バイパスケーブル1、5の中間に介装され、バイパスケーブル1、5の開閉を制御する工事用開閉器3と、この工事用開閉器3に組込まれ、前記バイパスケーブル1の静電容量C及びこの静電容量Cに直列接続された抵抗Rにより対地電圧を分圧して検出する検電器31とを備える構成である。前記バイパスケーブル1の静電容量Cは、バイパスケーブル1の導体及び絶縁体を残して遮蔽層及び外被絶縁体(以下、絶縁体)を除去し、この絶縁体上に導体被膜を被覆してこの導体、絶縁体及び導体被膜で形成される。
【0004】
この構成に基づき従来のバイパスケーブル接続確認装置は、前記クランプ10の針電極が電力線100の絶縁体を貫通して導体に接触し、この接続されたバイパスケーブル1とバイパスケーブル5とは、工事用開閉器3により開放状態とすることにより、バイパスケーブル5を非活線状態としておき、活線状態のバイパスケーブル1の電圧を検電器31により検出する。この検電器31はバイパスケーブル1の静電容量Cのインピーダンスと抵抗Rの抵抗分とにより対地電圧を分圧して電圧を検知し、この検知された電圧に基づいて電力線100とバイパスケーブル1との接続を確認することができる。
【0005】
この電力線100とバイパスケーブル1との接続が確認されると、前記工事用開閉器3を投入状態とすることによりバイパスケーブル5を活線状態とし、このバイパスケーブル1、5を介して電力の供給が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のバイパスケーブル接続確認装置は以上のように構成されていたことから、バイパスケーブル1に対する検電器31の検電用の電極を、バイパスケーブル1の絶縁体及び遮蔽層を一部除去し、この除去した部分に導電性の電極を巻回させて形成したことから、電極部分のケーブルの静電容量が小さく、そのため検出抵抗により検出される電圧は非常に小さくなる。そのためオーダーレベルの検出しかできない。また、検出抵抗をハイインピーダンスにしても精度はあがらない。従って、不十分な接続状態にも拘らず検電器31で検出した電圧値では正常な接続状態と判断された場合に、工事用開閉器3を投入すると欠相事故、パルスノイズの発生による電波障害、クランプ10の針電極溶損等が発生することとなる。
【0007】
本発明は前記課題を解消するためになされたもので、電力線に対するバイパスケーブルの接続状態を工事用開閉器を投入して電力の供給を行なう前に予め正確に確認することができるバイパスケーブル接続確認装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るバイパスケーブル接続確認装置は、遮蔽層を有するケーブルを電力線の絶縁体針電極を貫通させて導体に接触させるクランプによりバイパスケーブルとして接続し、当該バイパスケーブルの接続状態の確認を行なうバイパスケーブル接続確認装置において、前記遮蔽層を接地し、前記バイパスケーブルの導体、絶縁体及び遮蔽層でバイパスケーブルの全長に亘って生じる静電容量に基づいて遮蔽層に流れる充電電流を検出するクランプメータと、前記クランプメータで検出された充電電流に基づいて前記バイパスケーブルの接続状態の適否を判断する接続判別部とを備え、前記接続判別部が、前記充電電流をバンドパスフィルタ又はハイパスフィルタにより対応する周波数帯域についてのみ出力し、前記ハイパスフィルタから出力される商用周波数より高い周波数帯域の充電電流が、前記バンドパスフィルタから出力される電力線に印加される電流の周波数である電流波形に対して、同期した周期で且つ極性が同じ方向で、さらに大きな振幅のパルス波形となった場合に、前記電力線に対してバイパスケーブルの接続が不完全と判断するものである。このように本発明においては、電力線に接続されたバイパスケーブルの遮蔽層に流れる充電電流により電力線とバイパスケーブルとの接続状態を確認するようにしているので、工事用開閉器を投入して電力の供給を行なう前に予めバイパスケーブルの接続状態を正確に確認することができる。また、バイパスケーブルの遮蔽層に流れる充電電流をクランプメータにより検出し、クランプメータで検出された充電電流に基づいてバイパスケーブルの接続状態の適否を接続判別部により判断するようにしているので、バイパスケーブルの接続状態を確認できる。また、接続判別部が、バイパスケーブルの遮蔽層に流れた充電電流をバンドパスフィルタ又はハイパスフィルタにより対応する周波数帯域についてのみ出力し、ハイパスフィルタから出力される商用周波数より高い周波数帯域の充電電流が、バンドパスフィルタから出力される電力線に印加される電流の周波数である電流波形に対して、同期した周期で且つ極性が同じ方向で、さらに大きな振幅のパルス波形となった場合に、バイパスケーブルの接続が不完全と判断するようにしているので、バイパスケーブルの完全な接続と不完全な接続とは明確に区別できることとなり、バイパスケーブルの接続状態をより正確に確認できる。
【0009】
また、本発明に係るバイパスケーブル接続確認装置は必要に応じて、前記接続判別部は、前記クランプメータから出力される検出電流を第1の増幅率で増幅して出力する第1の増幅部と、前記クランプメータから出力される検出電流を第2の増幅率で増幅して出力する第2の増幅部と、前記第1の増幅部から出力される増幅された検出電流を特定周波数帯域について出力するバンドパスフィルタと、前記第2の増幅部から出力される増幅された検出電流を前記特定周波数帯域より高い周波数帯域について出力するハイパスフィルタと、前記バンドパスフィルタ及びハイパスフィルタのいづれかから出力される増幅された検出電流の出力レベルを検出し、この検出された出力レベルに基づいて表示ランプを駆動制御する出力制御部とを備えるものである
【0011】
【発明の実施の形態】
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係るバイパスケーブル接続確認装置を図1に基づいて説明する。この図1は本実施の形態に係るバイパスケーブル接続確認装置の概略回路構成図を示す。
【0012】
同図において本実施形態に係るバイパスケーブル接続確認装置は、前記図5に記載の従来の装置と同様にバイパスケーブル1、5、クランプ10、工事用開閉器3を備え、この構成に加え、前記バイパスケーブル1の銅テープ等の導体で形成される遮蔽層13を接地し、この遮蔽層13と接地との間に検流計(又は電流計、以下同じ)20を接続し、この検流計20で検出されるバイパスケーブル1に流れる充電電流に基づいてバイパスケーブル1の接続状態を確認する構成である。
【0013】
次に、前記構成に基づく本実施形態の接続状態確認の動作について説明する。まず、工事用開閉器3を開放状態にしてバイパスケーブル1をクランプ10により電力線100に接続する。このクランプ10による接続は、針電極を電力線100の絶縁体に貫通させて導体に接触させる。この接続状態において電力線100には電源110から所定周波数の交流電圧が印加されており、この印加された交流電圧がバイパスケーブル1にも前記クランプ10の針電極を介して印加される。即ち、前記工事用開閉器3が開放状態であることから、バイパスケーブル5を非活線状態とし、バイパスケーブル1側が活線状態となる。
【0014】
この針電極を介してバイパスケーブル1の導体11に印加される交流電圧によりバイパスケーブル1の導体11、絶縁体12及び遮蔽層13で形成される静電容量に対応する充電電流が遮蔽層13から接地側に流れる。この遮蔽層13に流れる充電電流を検流計20で検出し、この検出した充電電流に基づいてバイパスケーブル1の電力線100に対する接続状態を確認できる。このバイパスケーブル1には所定長さ毎に分布定数的に容量成分が分布して存在すると考えられることからクランプ10からバイパスケーブル1の長さに比例した充電電流が発生し、より大きな充電電流を検流計20で検出して接続状態の確認を工事用開閉器3の投入前において、より正確にできる。
【0015】
(本発明の第2の実施形態)
図2ないし図4に基づいて本発明の第2の実施形態のバイパスケーブル接続確認装置について説明する。この図2は本実施形態に係るバイパスケーブル接続確認装置のブロック回路構成図、図3は図2に記載の実施形態装置におけるバイパスケーブルの完全接続状態における充電電流波形図、図4は図2に記載の実施形態装置におけるバイパスケーブルの不完全接続状態における充電電流波形図である。
【0016】
前記各図において本実施形態に係るバイパスケーブル接続確認装置は、前記図1に記載の実施形態と同様にバイパスケーブル1、5、クランプ10、工事用開閉器3を共通して備え、この構成に加え、前記バイパスケーブル1の遮蔽層13に流れる充電電流をクランプメータ2により検出すると共に、この検出された充電電流に基づいてバイパスケーブル1の接続状態の適否を判断する接続判別部4を備える構成である。このクランプメータ2は、前記バイパスケーブル1を貫通させた状態で装着され、このバイパスケーブル1の遮蔽層13に流れる充電電流を検知するCT21と、このCT21により検知された充電電流を検出電流値として出力する電流検出部22とを備える構成である。
【0017】
前記接続判別部4は、クランプメータ2から出力される検出電流を第1の増幅率で増幅して出力する第1の増幅部41と、クランプメータ2から出力される検出電流を第2の増幅率で増加して出力する第2の増幅部42と、前記第1の増幅部41から出力される増幅された検出電流を特定周波数帯域(例えば、50Hz又は60Hz)について出力するバンドパスフィルタ43と、前記第2の増幅部42から出力される増幅された検出電流を前記特定周波数帯域より高い周波数帯域(例えば、500Hz以上)について出力するハイパスフィルタ44と、前記バンドパスフィルタ43及びハイパスフィルタ44のいづれかから出力される増幅された検出電流の出力レベルを検出し、この検出された出力レベルに基づいて緑色、赤色の表示ランプ46、47及びブザー48を駆動制御する出力制御部45とを備える構成である。
【0018】
この出力制御部45は、前記バンドパスフィルタ43から特定周波数の帯域の検出電流が出力された場合に緑色表示ランプ46を点灯させてバイパスケーブル1が正常な接続状態であることを表示し、前記ハイパスフィルタ44より高い周波数帯域の検出電流が出力された場合には赤色表示ランプ47を点灯させると共にブザー48を発呼させてバイパスケーブル1が不完全な接続状態であることを表示するように制御する。また、この出力制御部45は、前記バンドパスフィルタ43及びハイパスフィルタ44のいづれかからも出力がない場合にはクランプ10の針電極が電力線100の導体に全く接触せず接続されていない旨の非接続状態を表示制御させることもできる。
【0019】
次に、前記構成に基づく本実施形態に係るバイパスケーブル接続確認装置による接続状態の確認の動作について説明する。まず、前記図1に記載の実施形態装置と同様に工事用開閉器3を開放状態にしてクランプ10でバイパスケーブル1を電力線100に接続させる。この接続されたバイパスケーブル1に電力線100に通電される所定周波数の交流電流に基づく電圧が印加されると、バイパスケーブル1の導体11、絶縁体12及び遮蔽層13で形成される静電容量に対応する電荷が充電電流として遮蔽層13に流れ、この遮蔽層13からブッシング16と工事用開閉器3の筐体を介して接地側に流れることとなる。
【0020】
この遮蔽層13に流れる充電電流をクランプメータ2のCT21が検知し、この検知した充電電流を電流検出部22が検出電流値として接続判別部4へ出力する。この接続判別部4へ出力される検出電流値の充電電流は、クランプ10の針電極が電力線100の絶縁体を完全に貫通して導体11に確実に接触している場合(以下、正常接続状態)には図3に示すような正弦波の電流波形となり、またクランプ10の針電極が電力線100の絶縁体を貫通しているものの導体に不十分に接触している場合(以下、異常接続状態)には図4に示すような前記図3記載の正弦波の周波数より十分高い周波数のインパルス波形となる。また、クランプ10の針電極が電力線100の絶縁体を完全に貫通していない場合には充電電流が流れない。
【0021】
前記正常接続状態において充電電流の正弦波電流波形は、前記電力線100に電源110から供給される商用周波数(例えば、50Hz又は60Hz)の通電電流に等しい周波数(図3参照)となる。また、前記異常接続状態において電力線100の導体とクランプ10の針電極との間で空気の絶縁破壊が生じてバイパスケーブル1内で形成される静電容量に電荷が充電され、この充電された電荷がバイパスケーブル1の長手方向に分布する抵抗により放電され、この充・放電が交互に行なわれて図4に示すようなインパルス波形となる。このインパルス波形は、前記正常接続状態に流れる充電電流の商用周波数に同期した周期で且つ極性が同じ方向で、さらに商用周波数より十分大きな(例えば、10倍以上)ものとなる。
【0022】
前記正常接続又は異常接続の各状態における充電電流の検出電流値が接続判別部4へ出力されると、この接続判別部4の第1及び第2の各増幅部41、42で各々増幅され、この増幅された検出電流値の充電電流がバンドパスフィルタ43又はハイパスフィルタ44により対応する周波数帯域についてのみ出力制御部45へ出力し、この商用周波数の充電電流が出力されたと出力制御部45が判断した場合には緑色表示ランプ46を点灯させて正常接続状態であることを報知する。
【0023】
前記ハイパスフィルタ44は前記入力された充電電流のうち商用周波数より十分高い周波数帯域についてのみ出力制御部45へ出力し、この商用周波数より十分高い周波数帯域の充電電流が出力されたと出力制御部45が判断した場合には赤色表示ランプ47を点灯させると共に、ブザー48を発呼状態として異常接続状態であることを報知する。
【0024】
前記緑色、赤色表示ランプ47及びブザー48により報知される正常接続状態の場合には、作業者は工事用開閉器3を投入してバイパスケーブル5に電力線100の通電電流を流して活線状態としてバイパス工事を実行する。また、異常接続状態の場合には、作業者がクランプ10を再度操作して電力線100の導体11に対するクランプ10の針電極の接触を確実にする。このクランプ10の再装着により再度接続状態の確認を前記動作と同様に実行し、正常接続状態の報知がなされた後に工事用開閉器3を投入してバイパス工事を実行する。
【0025】
このようにバイパスケーブル5を活線状態とするバイパス工事の実行前に、電力線100に対するバイパスケーブル1のクランプ10による接続状態を予め確認できる。この接続状態の確認により、バイパス工事をより安全に実行できると共に、R、S、Tの各相についての接続を判断できることとなり欠相事故を未然に防止し、クランプ10の不十分な接続により生じるパルスノイズ発生に基づく電波障害を防止し、さらにクランプ10の針電極溶損を防止できる。
【0026】
なお、前記実施形態においては接続状態が正常な場合に緑色表示ランプ46を点灯させ、異常な場合に赤色表示ランプ47の点灯及びブザー48の発呼を行なう構成としたが、他の表示色の表示ランプを備え、またブザーに代えてスピーカにより接続状態を音声により具体的に報知する構成とすることもできる。
【0027】
また、正常接続、異常接続の各接続状態の他に、クランプ10が非接続状態であることも表示する場合には、緑色又は赤色の各表示ランプ46、47のいづれか少なくとも1つを点滅表示等の他の表示形態で表示させ、またこの点滅等の表示と共にブザー48を発報させて前記非接続状態を表示させることもできる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、接続判別部が、電力線に接続されたバイパスケーブルの遮蔽層に流れる充電電流をバンドパスフィルタ又はハイパスフィルタにより対応する周波数帯域についてのみ出力し、前記バイパスフィルタから出力される商用周波数より高い周波数帯域の充電電流が、前記バンドパスフィルタから出力される電力線に印加される電流の周波数である電流波形に対して、同期した周期で且つ極性が同じ方向で、さらに大きな振幅のパルス波形となった場合に、前記電力線に対してバイパスケーブルの接続が不完全と判断するようにようしているので、工事用開閉器を投入して電力の供給を行なう前に予めバイパスケーブルの接続状態を正確に確認することができるという効果を奏する。また、バイパスケーブルの完全な接続と不完全な接続とは明確に区別できることとなり、バイパスケーブルの接続状態をより正確に確認できるという効果を有する。また、本発明においては、バイパスケーブルの遮蔽層に流れる充電電流をクランプメータにより検出し、クランプメータで検出された充電電流に基づいてバイパスケーブルの接続状態の適否を接続判別部により判断するようにしているので、バイパスケーブルの接続状態を確認できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るバイパスケーブル接続確認装置の概略回路構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るバイパスケーブル接続確認装置のブロック回路構成図である。
【図3】図2に記載の実施形態装置におけるバイパスケーブルの完全接続状態における充電電流波形図である。
【図4】図2に記載の実施形態装置におけるバイパスケーブルの不完全接続状態における充電電流波形図である。に係る図である。
【図5】従来のバイパスケーブル接続確認装置の概略回路構成図である。
【符号の説明】
1、5 バイパスケーブル
2 クランプメータ
3 工事用開閉器
4 接続判別部
10 クランプ
11 導体
12 絶縁体
13 遮蔽層
14、18 ケーブル本体
16、17 ブッシング
20 検流計
21 CT
22 電流検出部
31 検電器
41 第1の増幅部
42 第2の増幅部
43 バンドパスフィルタ
44 ハイパスフィルタ
45 出力表示部
46 緑色表示ランプ
47 赤色表示ランプ
49 ブザー
100 電力線
110 電源
120、130 負荷

Claims (2)

  1. 遮蔽層を有するケーブルを電力線の絶縁体針電極を貫通させて導体に接触させるクランプによりバイパスケーブルとして接続し、当該バイパスケーブルの接続状態の確認を行なうバイパスケーブル接続確認装置において、
    前記遮蔽層を接地し、前記バイパスケーブルの導体、絶縁体及び遮蔽層でバイパスケーブルの全長に亘って生じる静電容量に基づいて遮蔽層に流れる充電電流を検出するクランプメータと、
    前記クランプメータで検出された充電電流に基づいて前記バイパスケーブルの接続状態の適否を判断する接続判別部とを備え、
    前記接続判別部が、前記充電電流をバンドパスフィルタ又はハイパスフィルタにより対応する周波数帯域についてのみ出力し、前記ハイパスフィルタから出力される商用周波数より高い周波数帯域の充電電流が、前記バンドパスフィルタから出力される電力線に印加される電流の周波数である電流波形に対して、同期した周期で且つ極性が同じ方向で、さらに大きな振幅のパルス波形となった場合に、前記電力線に対してバイパスケーブルの接続が不完全と判断することを
    特徴とするバイパスケーブル接続確認装置。
  2. 前記請求項1に記載のバイパスケーブル接続確認装置において
    記接続判別部は、前記クランプメータから出力される検出電流を第1の増幅率で増幅して出力する第1の増幅部と、前記クランプメータから出力される検出電流を第2の増幅率で増幅して出力する第2の増幅部と、前記第1の増幅部から出力される増幅された検出電流を特定周波数帯域について出力するバンドパスフィルタと、前記第2の増幅部から出力される増幅された検出電流を前記特定周波数帯域より高い周波数帯域について出力するハイパスフィルタと、前記バンドパスフィルタ及びハイパスフィルタのいづれかから出力される増幅された検出電流の出力レベルを検出し、この検出された出力レベルに基づいて表示ランプを駆動制御する出力制御部とを備えることを
    特徴とするバイパスケーブル接続確認装置。
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