JP4053908B2 - 移植用眼内レンズ、および眼治療用具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1のプレアンブルに記載のレンズ、および請求項10のプレアンブルに記載の眼治療用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなレンズ、器具、および方法として、米国特許4,573,998に開示されたものが知られている。
【0003】
白内障患者の目から、厚さ約5mm、直径約9mmの濁った水晶体を摘出した後、眼内レンズを移植する方法は、最も一般的な眼科手術の内の一つである。通常、眼内レンズは眼の前房(虹彩の前側)または後房(虹彩の後側)の、水晶体嚢または溝に移植される。
【0004】
眼内レンズの移植は、水晶体の光学的補正のための療法としても用いられる。そのためには、レンズは水晶体の元の位置の前側、すなわち眼の前房に移植される。その眼内レンズの一例が、米国特許5,192,319に開示されている。このレンズは、堅い光学部と、光学部の周囲に配置され、一対のアームから形成される支持部とを備えている。このアームは、柔軟性があり、しかも虹彩に対してレンズを支持するためにアームの自由端で虹彩組織を挟み込むことできるだけ丈夫にできている。
【0005】
眼内レンズの移植には、角膜または強角膜を切開する必要がある。眼内レンズは、この創口を介して眼に挿入される。長年、移植されるレンズが小さな創口を通過可能であることが有効であると考えられてきた。とくに、水晶体が摘出されない、または水晶体が乳化された後摘出され、水晶体をそのまま摘出するのに必要な寸法の創口が必要ない場合に、有効であると考えられてきた。堅い眼内レンズを使用する場合には、レンズを挿入するために眼球組織に比較的大きな創口が必要となるという不利点がある。
【0006】
レンズを眼に挿入するための創口のサイズを小さくするために、変形可能な光学部を有するレンズを提供することが上述した米国特許4,573,998に記載されている。この文献には、種々の挿入器具、レンズ、および方法が開示されている。
【0007】
この文献に開示されたレンズ変形方法の一つは、眼内レンズの端部を係合し、眼球組織に形成された比較的小さな創口を通してレンズを入れ込むものである。この文献に開示されたレンズの一つは、圧縮結合支持タイプの付属器として形成された支持部を備えている。支持部はレンズの光学部と同一の面上にある。内部支持部材は、付属器の縁の近傍に沿って延在する。
【0008】
レンズ挿入のために特別に設計され、一般に、シングルマイクロフックデバイスと呼ばれる挿入器具は、非常に薄く、比較的堅いシャフトを有している。このシャフトは先端部に係合曲部を有している。挿入器具は、眼内レンズの遠端部リムまたは穴に係合し、創口を通してレンズを挿入する。手術中、レンズと係合したマイクロフックデバイスが先に創口から挿入され、レンズは、創口付近の角膜組織から受ける圧力によって圧縮されて適切な直径に変形される。レンズはその後、眼に完全に挿入される。
【0009】
この文献に開示されるレンズの別の移植方法は、ダブルマイクロフックデバイスを用いるものである。この方法は、眼内レンズを挿入方向に平行な方向に伸ばし、レンズを創口面において変形させて比較的小さな創口を介してレンズを挿入できるようにする。
【0010】
この挿入方法の不利な点は、レンズと器具とを係合させることが厄介であり、器具に対すレンズ位置の制御が難しいことである。そのうえ、眼内から器具を引き抜くときに、位置決めしたレンズをフックによって簡単にずらしてしまう可能性がある。
【0011】
この文献に記載された別の方法は、円形の断面を有するチャンネル(導管)を通して変形可能なレンズを挿入するものである。レンズは創口内でチャンネルから送出される。レンズの送出と、挿入前のチューブ内でのレンズ位置および挿入後のレンズ位置は、制御することが困難である。
【0012】
米国特許5,047,051では、レンズの変形可能な光学部を、変形可能な光学部の周囲にある半剛性の支持部固定板に取り付けている。その固定板には比較的短いループ状の支持部が取り付けられている。しかしながら、半剛性の固定板はレンズの圧縮性を低下させ、また、眼の前房で半剛性の板を広げることは、前房を囲む眼の組織、とくに角膜を損傷するおそれがある。
【0013】
米国特許5,147,395は、固定部材を有するレンズを提供するものである。固定部材は、変形可能な光学部と一体化した変形部材と、変形部材および変形光学部内の弾性のある少なくとも一つの強化部材とを含んでいる。これにより強化部材は光学部内に延在することとなり、レンズ内の光学的に有効な領域が狭くなってしまう。
【0014】
米国特許5,562,676では、眼内に差し込んだルーメン(lumen)を通してレンズを押したり、引っ張ったり運んだりしてレンズを眼内に挿入するものが示唆されている。ルーメンを通してレンズを引っ張ったり運んだりするために、ルーメンの基部から進入する鉗子の使用が示唆されている。これにより、鉗子はルーメン内でレンズに沿って延在する必要があり、レンズが配置されるルーメン内の断面の比較的大きな範囲を鉗子が占めてしまうことになる。さらに、狭いルーメン内に延在する鉗子を確実にレンズと係合させることは困難である。レンズの支持部は比較的細く、ルーメン内を通過する間に簡単に損傷を受ける可能性がある。
【0015】
国際出願公開WO 95/21594には、変形可能な光学部を有するレンズをチューブ内に吸引するものが記載されている。このチューブは、直径4mmで、ローディングファンネルを使用して吸引するものである。チューブの遠端部が眼内に挿入された後に、レンズの後ろの液体に圧力を加えることにより、レンズを放出する。ただし、レンズのチューブからの送出を制御することは難しく、とくに、レンズが原形に戻るときの速度と、チューブから出た後のレンズの方向の制御は困難である。
【0016】
欧州特許出願0,766,952は、支持部と光学部の素材が形状回復素材であるレンズを提案している。支持部の素材は、レンズの素材よりも速く形状を回復するものである。形状の回復は、水化作用か温度変化によって実現される。このため、挿入前にレンズの湿度と温度を厳格に制御する必要がある。さらに、レンズを準備する段階で、変形のために水化または加熱を行い、変形した状態で乾燥または冷却を行う必要があり、比較的負担が大きい。
【0017】
米国特許5,843,187には、眼の創口を通す際に挿入方向にレンズを伸ばし、横方向の眼内レンズの寸法を減少するものが記載されている。このため、支持部内の穴をマイクロフックに係合させる。この方法には、レンズをマイクロフックで係合することが厄介であり、また、眼内にレンズを引き入れるための第2のマイクロフック器具を挿入するためにさらに創口を設けなくてはいけないという不利な点がある。その上、異なった創口を通して眼内に挿入された2個の器具を連携して制御することは比較的難しい。
【0018】
本発明の目的は、眼内にレンズを挿入するためのレンズの制御を容易にすることであり、本発明はレンズを通路、例えば創口、またはレンズを眼に挿入するための導管を通して挿入する。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの形態によると、請求項1に記載のレンズを提供することにより上記目的を実現する。本発明の別の形態によると、請求項10に記載の眼治療用具を提供することにより、上記目的を実現する。
【0020】
レンズ方向の制御性を向上することにより、通路内での変形状態から解放された直後のレンズの取り扱いが容易になり、通路から解放されたときに眼内の敏感な組織にレンズが触れてしまうリスクを低減することができる。
【0021】
本発明の具体的な実施の形態は従属する請求項に記載されている。
本発明のさらなる特徴、効果、および詳細は、発明の詳細な説明および図面に示されている。
【0022】
はじめに、本発明を図1と図2を用いて説明する。図1および図2には、本発明による挿入器具と眼内レンズの第1実施例が示されている。図2のレンズは、図18にも示されている。
【0023】
図1および図2に示される挿入器具1は、角膜の創口20(図2に模式的に示す)を通して眼内レンズ4を眼に挿入するものである。挿入器具1は、グリップ14から突出する細長い挿入部材2と、挿入部材2の先端部に、挿入部材2から横に突出するフック3とを有する。挿入器具1を用いて挿入されるレンズ4は、レンズ4の光学部7の両端から径方向に突出する支持部(haptic)5,6を備えている。光学部7は変形可能である。支持部5,6は、それぞれ一対のアーム8,9から形成されている。アーム8,9は、クランプ部10で対向するそれぞれの面の間に虹彩組織を挟み込み、レンズ4が挿入された状態の時に、光学部7を虹彩の前面に対して水平な位置に虹彩前面に対して支持するよう構成されている。図2に示すように、一方の支持部5は、光学部7の、挿入器具1の挿入部材2の先端部に対応する側に配置される。他方の支持部6は、光学部7の、挿入器具1の挿入部材2の基端部に対応する側に配置される。支持部5,6は、光学部7から径方向に突出し、レンズが挿入された状態で、虹彩の前面によって形成される面に対してほぼ平行となる位置に光学部7を備えるレンズ4を支持する。開口13は、それぞれ支持部5,6によって囲まれて形成され、光学部7は透明で、変形可能な材料からなる。
【0024】
フック3は、挿入部材2の先端部に対応する支持部5に係合する。挿入部材2の先端部分には、拡幅部11,12が設けられており、左右に離れた位置でレンズ4に接するような幅を有している。
【0025】
眼へレンズ4を挿入するための準備段階で、レンズ4の光学部7は挿入部材2に対して位置決めされ、光学部7から離れた位置の支持部5はフック3に引っ掛けられる。その後、挿入部材2はフック3に係合されたレンズを支持する。
【0026】
より具体的には、レンズ4は先端部分の拡幅部11,12によって、少なくとも左右に離れた数カ所の位置で支持される。これにより、挿入部材2に対するレンズ4の傾きを防止し、挿入前後のレンズ4の方向制御が向上する。これは、挿入を容易にするとともに、レンズと眼内の敏感な組織との接触を避けるという利点がある。レンズ4を横方向に離れた位置で支持することにより、レンズは少なくとも3点で支持され、挿入部材に対する位置決めが概ね制御される。
拡幅部の幅は、最低1mmであることが望ましい。
【0027】
本実施例においては、拡幅部11,12はフック3に隣接する位置に支持板12備えている。この支持板12は、フック3と係合したレンズ4を支持する。支持板は、閉鎖構造または一部に開口を有する開構造でもよく、支持板により、レンズ4を挿入部材2に沿った所定の位置で容易に保持することができるという効果がある。レンズ4を挿入部材の上に配置する場合は、重力によりこの効果を得ることができる。付加的に、または代替として、粘弾性の液体、例えばHPMC(Hydroxy Propyl Methyl Cellulose)またはヒアルロン酸ナトリウム(Sodiumhyaluron)等の通常、前房の容積を維持するために点眼される液体を、レンズ4,および/または挿入部材2に(望ましくはたっぷりと)塗布してもよい。このような液体によりレンズ4が挿入部材2に固着される。この固着作用は、挿入部材2の拡幅部12からなる比較的大きな面とレンズ4の間に液体が介在する場合に特に効果的である。また、この液体は、レンズ4と挿入部材2の間に潤滑性をもたらし、レンズ4が挿入部材2の上をスライドする場合に、レンズ4と挿入部材2との摩擦を減少してレンズ4、とくにレンズ4の光学部7の損傷のリスクを低減する。
【0028】
挿入部材2の拡幅部12は、フック3のすぐ近傍でレンズ4を保持する面を構成する。これにより、挿入器具はレンズ4を挿入する前に、フック3に係合したレンズ4の方向を制御して拡幅部12にほぼ平行な方向とし、レンズ4を確実に支持する。この実施例では、拡幅部12の幅はおよそ2〜4mmである。
【0029】
レンズ4を眼へ挿入する間、フック3が比較的小さい創口を介してレンズ4を引っ張っるので、レンズ4の光学部7は挿入方向に細長く変形する。創口20を通過した後、光学部7は前眼房で再度広がり、その原形に戻る。これにより、変形前の状態では小さすぎて通過できなかった創口20を、光学部7が通過することができるようになる。
【0030】
レンズ4が眼内に入り込んだ後、拡幅部12は虹彩と、場合によっては水晶体を、レンズ4と特に支持部5,6から保護する。これにより、眼の内部組織に損傷を与えるリスクが著しく低減する。
【0031】
フック3は、挿入部材2の横方向に突出する第1セクション15と、第1セクション15から遠方へ突出する第2セクション16とを備えている。フック3の第2セクション16は、拡幅部11,12の内の一方の拡幅部11を含む。支持部5,6、または少なくともそれらの堅い部分は、少なくともレンズを挿入する前には、一方の支持部5からもう一方の支持部6へ延びる長手方向の軸回りの曲げに対して、光学部7よりも高い剛性を有する。すなわち、本実施例によるレンズの光学部は、支持部5,6の材料に比べて、高い変形性能と低い剛性を有する材料から形成されている。光学部用の材料は、例えば、シリコン材料や親水性または疎水性のアクリレートである。一般的には、光学部用の変形可能な材料は、少なくともおよそ50%、より望ましくは少なくともおよそ75%の弾性伸長を許容することが効果的である。しかしながら、光学部と支持部とを適切に寸法決めすることにより、両支持部間の長手方向軸回りの光学部の剛性を比較的低くすることもできる。この場合、支持部と光学部とを、同様の剛性を有する同じ材料で形成する。例えば、光学部の厚さを、光学部の光軸方向に関する支持部の寸法よりも実質的に薄くすることができる。
【0032】
図18によく示されているように、比較的堅い柔軟性を持たない部分は、支持部5,6によって定義される支持面に対して平行で長手方向に対して直交する方向に、幅aを有する。この幅aは、光学部7における同一方向の幅bよりも小さい。支持部の堅い部分は、支持部が突出する径方向に交差する方向の幅aが、4mm以下で、同じ方向における光学部の幅bの80%未満、望ましくは60%未満であることが望ましい。
【0033】
レンズ4がフック3に係合しているとき、フック3の第2の拡幅部16は、挿入部材2の長手方向に交差する方向に離れた数カ所で支持部に接している。これにより、支持部5が挿入部材2の長手方向の軸回りに傾動することを防止する。支持部5が比較的堅いため、フック3によって支持部5に加えられる力は変形可能な光学部7に効果的に伝達され、支持部5の長手方向に並ぶ領域17を定義する。これにより、光学部7全体が曲がってしまうことを防止する。したがって、光学部7が眼への挿入前または挿入中に曲げ変形する部分は、領域17の側方に位置する領域18,19に限定される。その結果、レンズがその原形を取り戻すときの中央領域17の方向が容易に予測できる。さらに、支持部5,6と光学部のうちで柔軟性の低い領域17が挿入部材2に沿って保持されているので、レンズ4全体の方向も予測がつきやすい。本実施例によるフック3の第2セクション16の幅は、1.5〜2.5mmである。
【0034】
フック3の第2セクション16は、平坦な板の縁(lip)として形成される。したがって、挿入部材2の先端部は比較的丸みがあり、眼内組織に損傷を加えるというリスクを減少できる。さらに、この形状により、支持部5によって囲まれた開口13にフック3を挿入して係合することが容易になる。また、フック3を、例えば、板材を折り曲げるか射出成形によって容易に製造することができる。フック構造3の第1セクション15は、挿入部材2の周囲から遠方の部材側へ延在する。これにより、レンズ4を眼に挿入した後、例えば創口20を通って挿入部材2を長手方向に単に引くだけで、フック3を支持部5の開口13から容易に引き抜くことができる。挿入部材、または少なくともフック3に隣接する部分の挿入部材と、挿入部材から突出するフック3の第1セクションとのなす角は、例えば20°〜70°とすることができる。
【0035】
本実施例において、挿入部材2は平板材の細片(flat strip)である。これにより、挿入部材2を容易に製造することができる。また、レンズ4を眼に挿入するときに創口20の断面積をわずかにしながら、レンズ4を制御かつ操作して手術を行うための十分な剛性と柔軟性をもたらすことができる。
【0036】
図1に示すように、挿入部材2の肩部21はフック3に隣接し、フック3よりも幅広である。これにより、支持部5に形成される開口13から突き出た挿入部材2のフック3によって係合されるレンズ4が、挿入部材2に沿ってグリップ側にスライドすることを防ぐ。肩部21は、開口13よりも広い幅を有して挿入部材2の端部を形成し、挿入部材が開口13内まで入り込んでしまうことを防止する。
【0037】
図3には、挿入器具の挿入部材102が示されている。挿入部材102は、フック構造103に隣接し、拡幅部112よりも狭い狭小部122を備えている。狭小部122は、レンズが眼に挿入されるときに、光学部が折れ曲がる部分に配置され、光学部の折れ曲がり部とあまり干渉しないように構成されている。また、狭小部が拡幅部112と同様の幅を有する場合に比べて小さいスペースで済むため、挿入部材に係合した光学部の折り畳まれた部分用のスペースを確保することができる。これにより、レンズの光学部の創口の通過がさらに容易になる。
【0038】
図4および図5に示すように、挿入器具は挿入部材202側に係合部材223をさらに備えるようにしてもよい。係合部材223とフック203は、挿入部材202の同じ側に配置されている。係合部材223は、フック203によって係合されたレンズ204の、フック203とは反対側に突出する支持部206を係合するために用いられる。係合部材223は、フック203,およびフックに係合した支持部205から離れた側の支持部206を、挿入部材202に密接してすなわち挿入部材上に保持することができ、レンズ204のさらなる良好な制御を実現することができる。本実施例における挿入部材202は、金属の柔軟性のある細片から形成され、係合部材223から容易に曲げ離すことができる。そして、挿入部材202の長手方向にレンズ204を移動することによって、係合部材223に対応する支持部206の開口213に係合部材223を容易に挿入することができる。レンズ204とフック203との係合は、係合部材223と支持部206との係合以前に行われるが、これと同時またはその後でもよい。挿入部材202の曲げが戻ると、支持部206のアームは挿入部材202と係合部材223の間に保持される。
【0039】
レンズ204を眼内に挿入した後に係合部材223からレンズ204を容易に離脱するために、挿入部材202から係合部材223を持ち上げてそこに係合された支持部206を解放するように構成することができる。このために、係合部材223は例えば挿入部材の長手方向224に沿って移動可能とすることができる。具体的には、支持部206を保持する範囲の係合部材223に対してある角度を持って延在する挿入部材に沿った方向224に、係合部材を移動可能とする。
【0040】
図6に、本発明のさらなる実施例による挿入器具にの挿入部材を示す。本実施例においては、フック構造303に隣接し、挿入部材302のフック303と同じ側の挿入部材302に、中央が突出した領域326を設けている。中央隆起部326は、所定方向に関するレンズの光学部の折れ曲がりを補助し、光学部が眼の創口等の細い通路を通過するときに、光学部の側部が挿入部材302側に折れ曲がるように補助する。反対に中央領域をへこませることによっても、同様の効果を得ることができる。この場合、レンズの光学部の側部は曲げられ、挿入後に挿入部材から離れて元に戻る。
【0041】
図7から図9に、本発明のさらなる実施の形態を示す。ここでは、挿入器具は挿入部材402よりも長さの短い供給チューブ(feeder tube)427をさらに備えている。供給チューブは、挿入部材402と、支持部405がフック403に係合したレンズ404とを受け入れる内部導管(チャンネル)428と、レンズ404をチューブ427に入れる際にレンズを圧縮するファンネル(funnel)429を備えている。ファンネル429はチューブ427の先端部に着脱可能に取り付けられる。
【0042】
これらを使用する際は、まず、チューブ427およびファンネル429から突出した挿入部材402のフック403にレンズ404を係合する。次に、チューブ427の中にレンズ404を引っ張り込む。このために、例えばチューブ427の基端部から吸引を行ったり、または、図7,8に示すように先端部にフック431を有し、その断面が供給チューブ427の内側断面よりも小さい引っ張り棒430を用いることができる。レンズ404とフック403との係合により、挿入部材402はレンズ404とともに引っ張り込まれる。チューブのチャンネル428の幅は、レンズ404の光学部の幅より小さい。そのため、光学部はチャンネル428内に入り込むときにチャンネル428の幅にあうように変形する必要がある。これは、ファンネル429によって容易に実現することができる。レンズがチャンネル428内に引っ張り込まれた後、角膜の創口を通って挿入される部分の挿入器具の断面積を減少させるために、ファンネル429はチューブ427から取り外される。その後、チューブの先端部は角膜の創口を通して眼に挿入される。次に、挿入部材402はチューブの外側に押し出され、レンズがチューブ427から引き出されてチューブ427の先端から眼内に挿入される。レンズの変形状態を維持するためにチューブを用いた場合、チューブが角膜の創口を通る際に、創口の有効な断面積をチューブが占めてしまうが、これにより、以下のような効果がある。すなわち、レンズを変形させるために比較的大きな力を作用させることができ、レンズを変形させるために作用させた力は角膜の創口周囲の組織に作用することがない。また、レンズが挿入される創口の付近およびその正面にチューブ427を保持し、レンズ404をチューブから出して創口に挿入することがもできる。挿入器具402によってレンズ404がチューブ427の先端部から押し出されてチューブ427から解放された後も、レンズは一時的に挿入器具に係合したままである。したがって、少なくともレンズ404がその原形を取り戻し始める間は、レンズ404は挿入部材402と係合したままである。そのため、レンズ404の位置は、チューブから解放されたときと同様にコントロールされており、レンズ404がチューブから解放された後に不所望な位置に到達したり、眼内組織と不適切に接触してしまうリスクを実質的に低下させることができる。
【0043】
図9によく示されているように、チューブ427は細長い断面を有する。これにより、チューブが延在する方向およびレンズが挿入される方向に交差する方向において、レンズ404の寸法を大きく減少することができる。また、細長い断面は線状の創口を比較的容易に通ることができる。
【0044】
図10〜13に、レンズ504が挿入されるチューブ527を備える挿入器具の別の実施の形態における先端部を示す。図10,11は、レンズ504がファンネル529の正面に配置された状態を示している。このとき、レンズは挿入部材502によって保持されている。ファンネル529はチューブ527に一体化して形成されている。図12,13は、レンズ504がチューブ527に導入された後の状態を示している。挿入部材502のフック503がレンズ504に係合した状態で、挿入部材502をファンネル529を介してチューブ527の最も細い部分まで押し込み、レンズ504をチューブ内に導入している。図12,13は、レンズ504を挿入する準備が整った状態を示している。ファンネル529と反対側のチューブ527の端部を眼の角膜の創口に挿入し、続いて挿入部材502を矢印532方向にさらに移動させることによって、レンズ504をファンネル529から離れたチューブ527の端部から引き出し、レンズを挿入する。また、レンズが挿入される創口の付近およびその正面にチューブ527を保持し、レンズ504をチューブ527から出して創口に挿入することがもできる。レンズ504は、創口を通り抜けるときに元通りの形状を回復する。
【0045】
図14〜17に、別の実施の形態におけるレンズ604と挿入器具の先端部分を示す。この挿入器具は、さらにキャップ627を備えている。キャップ627は、ある程度の遊びを持って、フック603に隣接する部分の挿入部材602を収容するための幅を有している。キャップ627が挿入部材602の長手方向に交差する方向(矢印630)に配置されて挿入部材602に被さると、挿入部材602に係合したレンズ604の光学部の側部が挿入部材602の横縁で曲げられる。キャップ627がレンズ604と挿入部材602に被さるように配置された後、キャップ627によって変形した状態のレンズ604が眼に挿入される。次に、キャップ627は眼から引き抜かれてレンズ604を解放する。最後に、挿入部材も眼から引き抜かれ、眼内でレンズを虹彩に固定させる。
【0046】
次に、図18に示すレンズと、続いて図19〜24に示すレンズについて説明する。図18に示すように、紙面に平行でかつ径方向に直交する方向におけるレンズ4の開口13の寸法は、開口13の径方向の寸法よりも大きい。これにより、フック3の第1セクション15に関するレンズ4の回転の自由度を制限し、フック3に係合されるレンズ4を挿入部材2と実質的に並ぶ位置で確実に保持する。
【0047】
支持部5,6の開口13は、柔軟性のある毛抜き状の支持部のアーム8,9によって形成されている。これらのアームは、それぞれのアームの間にクランプスリット10を形成し、虹彩の後面に貫通することなく虹彩組織の前面部を挟み込んでレンズを虹彩組織に固定する。虹彩組織をつまむアーム8,9の間の開口13は、また、レンズ4を眼に挿入する前および挿入中に、レンズ4を挿入部材と係合して保持するためにも用いられる。したがって、レンズを係合保持するための別の開口や構成を付加する必要がない。
【0048】
図19に、一方の支持部706がアーム708,709の間の開口713に加えて穴733を有するレンズ704を示す。穴733は、開口713よりも小さく、例えばフック431(図7参照)等のフックに係合するために用いられる。穴733は、直径1mm未満であることが望ましい。図19に示すレンズの別の特徴としては、アーム708,709のうちの一方が他方より太いことである。これにより、付加的な穴733のスペースが確保される。一方のアームが他方よりも太いことには、以下のような別の利点がある。すなわち、クランプアームの間のクランプスリットに虹彩組織の一部を挟み込むときに、実質的には、細い方のアームのみが曲がり、他方のアームはレンズ704を適切な場所に確実に保持するように固定させることができる。ただし、フック431と同様なフックによって係合するための穴833を、図20に示すように対称な支持部806に設けることもできる。
【0049】
図21,22に、作図上の理由から両側に異なる支持部を有するレンズを示す。実際には、レンズの両側に同じ支持部を備えることが望ましい。図22に示すように、支持部905,1005は光学部907の背面側に突出している。それぞれの開口913,1013において、光学部907から最も離れた部分934,1034は、光学部907に最も近い部分935,1035よりも背面側に位置する。これにより、光学部907の面にほぼ平行な方向への挿入が可能となるため、開口へのフック3の挿入、そして開口と挿入部材223(図5参照)との係合を容易にすることができる。支持部905,1005が光学部907の背面に突出していることには、さらに次のような利点がある。すなわち、レンズが移植された状態で、虹彩の前面によって定義される面から光学部を浮いた状態に保つという利点がある。これにより、瞳孔を通る液体の流れを許容するという効果がある。
【0050】
光学部907は、凹状の背面937を有し、凹状面937は光学部907と平面936との間にドーム型のスペースを形成する。一方の支持部1005は、側部のサイドゲート1038を有し、サイドゲートは凹状背面937においてドーム型スペースと連通する。これにより、液体の流れを抑え過ぎるというリスクを低減する。例えば支持部1005が虹彩の表面にある凹部に付着して、光学部907の背面側の周縁部が虹彩表面936に接触している場合でも、側部のサイドゲート1038は通常、開いたままにされる。このようなサイドゲートが、折りかさね式または折りたたみ式レンズ等に用いられる容易に変形可能な材料の光学部に設けられる場合、側部サイドゲート付近の光学特性に悪影響を及ぼす可能性がある。本実施例においては、支持部1005の領域1039がサイドゲート1038に沿って延在し、側部サイドゲート1038付近の領域の光学部907を固定して安定させるため、そのような影響の可能性が減少される。
【0051】
光学特性の低下を避け、かつレンズの小型化を図るために、支持部905,1005と光学部とが連結する領域を狭くしながら、比較的剛性のある支持部905,1005と比較的弾性のある光学部907との強固な結合を実現するために、支持部905,1005は光学部に接着される。本実施例では、接着剤を用いて支持部を結合するものとしたが、例えば射出成形の間に支持部を差し込んで直接接着してもよい。接着剤は、光学部907の溝940,1040に、少なくとも部分的に塗布される。付加的に、または代替として、支持部の溝に接着剤を付けることもできる。この場合、支持部と光学部はそれぞれ対応するように設計される。
【0052】
支持部905,1005の取り付けを容易にし、支持部905,1005と光学部907との連結を強化するために、フランジ943,1043が設けられている。フランジ943は光学部907に一体化しており、凹状の背面937はフランジの外側の端まで達している。図22に示すように、このような構造上の特徴により、両方の支持部の間の光学部907の周囲に沿ってサイドゲート951が形成される。
【0053】
フランジ1043は光学部907から突出している。フランジ943,1043は、支持部の凹部945,1045に対応するボス944,1044を備えている。これにより、連結がさらに強化されるとともに、支持部905,1005を取り付ける際にかちりとはまり、レンズ904の組立が容易になる。なお、支持部にボスを、光学部のフランジに凹部を配置することもできる。
【0054】
図23,24に、作図上の理由から異なる支持部1105,1205を両側に備えたレンズ1104を示す。このレンズにおいても、支持部1105,1205は接着剤によって光学部1107に接着される。このレンズ1104において、光学部1107と支持部1105,1205は、フランジ1143,1243の位置決め部1146,1246にその周囲を囲まれる基端部1142,1242をそれぞれ備えている。接着剤は、少なくとも支持部1105,1205と位置決め部1146,1246の間に部分的に塗布され、非常に強固に連結を行う。フランジ1143,1243はフランジ1107に一体化しており、光学部の凹状背面はフランジの背面に沿って延在する。図24に示すように、この構造上の特徴により、両側の支持部の間の光学部1107の周縁に沿って、光学部1107のサイドゲート1151,1251が形成される。
【0055】
支持部1105の具体的な特徴は、クランプアーム1108,1109に囲まれた開口1113に加えて、光学部1107に側部の開口1147が設けられていることである。光学部1107の開口1147は、光学部1107の凹状背面によって囲まれたドーム状スペースと連通する。これにより、瞳孔領域の液体の流れが一層確実に確保される。瞳孔領域の液体の流れの通路をさらに設けるために、光学部1107の側部の開口1147と、クランプアーム1108,1109によって形成される開口1113とを連通する横ポート1148が設けられている。支持部1105が、光学部1107の光学面1150にほぼ平行な面1136を定義する支持面1149をさらに備えているので、レンズ1104を虹彩の前面へ一層しっかりと固定させることができる。
【0056】
本発明によるレンズ、挿入器具または挿入部材は、挿入器具とレンズを含む眼治療用具として組み合わせて提供されることが好ましい。ここで、挿入器具はレンズの強化部分の開口と係合するように寸法設定されている。これにより、自動的に、レンズ移植用に用いられる器具を確実にレンズに適合させることができる。
【0057】
さらに移植を容易にするために、挿入器具、あるいは少なくとも挿入部材によって保持された位置に予め取りけられた状態で、器具と、または少なくとも挿入部材とともに1つのパッケージに包装され、さらに消毒されて、提供されることが好ましい。したがって、器具、または少なくとも挿入部材を別々に殺菌する必要がなく、レンズを挿入部材に取り付ける間のレンズおよび挿入部材の汚染のリスクが低減される。ごみを減らすために、使用済みの挿入部材は返却することができ、洗浄され、移植用の他のレンズとともに再び包装、消毒される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による器具の第1実施例における先端部の斜視図。
【図2】 図1による器具の先端部の拡大斜視図であり、本発明によるレンズの第1実施例を器具に保持された状態で示す。
【図3】 本発明による器具の第2実施例における先端部分の斜視図。
【図4】 本発明による器具の第3実施例における先端部分の上面図であり、図2に示すように器具に保持された状態のレンズを示す。
【図5】 図4に示す器具とレンズの先端部の側面図。
【図6】 本発明による器具の第4実施例における先端部分の斜視図。
【図7】 本発明による器具の第5実施例における先端部分の上面断面図であり、本発明によるレンズの第2実施例を示す。。
【図8】 図7に示す構成の側面図。
【図9】 レンズが器具のチューブ内に配置された状態の、図8におけるIX-IX断面図。
【図10】 本発明による器具の第6実施例における先端部分の側面断面図であり,図2に示すように、器具のファンネルに挿入される前のレンズを示す。
【図11】 図10におけるXI-XI断面から見た上面図。
【図12】 レンズがファンネル内に挿入されている状態の、図10と同様の方向からみた図。
【図13】 図12におけるXIII-XIII断面から見た上面図。
【図14】 本発明による器具の第7実施例における器具の、図15のXIV-XIV断面図であり、図3に示すレンズを示す。
【図15】 図14に示す構成を下からみた図である。ただし、図14に示すキャップは省略する。
【図16】 図17におけるXVI-XVI断面図。
【図17】 図16に示す配置を下から見た断面図であり、器具のキャップがレンズに係合した状態を示す。
【図18】 図2に示すレンズの上面図。
【図19】 本発明によるレンズの第3実施例の上面図。
【図20】 図7に示すように、レンズの支持部を含む領域の上面図。
【図21】 本発明によるレンズの第4および第5実施例の上面図を部分的に示す。
【図22】 図21におけるXXII-XXII断面図。
【図23】 本発明によるレンズの第6および第7実施例の上面図を部分的に示す。
【図24】 図23におけるXXIV-XXIV断面図。
Claims (12)
- 透明で変形可能な材料からなる光学部(7,607,907,1107)と、前記光学部(7,607,907,1107)から径方向に突出し、前記光学部(7,607,907,1107)を虹彩前方の平面(936,1136)に対して平行な位置に支持する少なくとも一つの支持部(5,6,205,206,405,406,706,806,905,1005,1105,1205)と、前記支持部(5,6,205,206,405,406,706,806,905,1005,1105,1205)に囲まれた少なくとも一つの開口とを備える眼内レンズにおいて、
前記支持部は、一対のアームと、前記一対のアームを前記光学部側で互いに連結する連結部とを備え、前記支持部(5,6,205,206,405,406,706,806,905,1005,1105,1205)は、前記光学部(7,607,907,1107)に比べて前記径方向の軸回りの曲げに対して高い剛性を有するように、前記光学部(7,607,907,1107)を形成する材料よりも高い剛性を有する材料から形成され、および/または前記光学部(7,607,907,1107)よりも高い剛性を有するように寸法決めされ、
前記支持部(5,6,205,206,405,406,706,806,905,1005,1105,1205)は、前記平面に平行で前記径方向に直交する方向に幅aを有し、前記幅aは、前記光学部(7,607,907,1107)の前記幅の方向における寸法bよりも小さいことを特徴とする眼内レンズ。 - 請求項1に記載の眼内レンズにおいて、
前記平面に平行で前記径方向に直交する方向における前記開口(13,213,713,913,1013,1113)の寸法は、前記径方向の前記開口(13,213,713,913,1013,1113)の寸法よりも大きいことを特徴とする眼内レンズ。 - 請求項1または請求項2に記載の眼内レンズにおいて、
前記支持部は、前記一対のアームと前記連結部とによって柔軟性のある毛抜き状に形成され、前記一対のアームの間に、前記虹彩の背面まで貫通することなく前記虹彩の前面を挟み込んで固定する挟部を形成し、前記開口(13,213,713,913,1013,1113)は、前記一対のアームに囲まれて配置されることを特徴とする眼内レンズ。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の眼内レンズにおいて、
前記支持部(5,6,205,206,405,406,706,806,905,1005,1105,1205)は、前記径方向に交差する方向の幅が4mm未満であることを特徴とする眼内レンズ。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の眼内レンズにおいて、
挿入状態において前記虹彩に対向する背面をさらに備え、
前記支持部(5,6,205,206,405,406,706,806,905,1005,1105,1205)は、前記光学部(7,607,907,1107)から背面側に突出し、
前記光学部(7,607,907,1107)から最も離れた部分の前記開口(13,213,713,913,1013,1113)は、前記光学部(7,607,907,1107)に最も近い部分の前記開口(13,213,713,913,1013,1113)より背面側に位置することを特徴とする眼内レンズ。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の眼内レンズにおいて、
前記支持部(706,806)は、直径が1mmよりも小さい穴(733,833)を有することを特徴とする眼内レンズ。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の眼内レンズにおいて、
前記支持部(5,6,205,206,405,406,706,806,905,1005,1105,1205)は、前記光学部(7,607,907,1107)に接着されることを特徴とする眼内レンズ。 - 請求項7に記載の眼内レンズにおいて、
前記少なくとも一つの支持部(1105,1205)は、前記光学部側に基端部を有し、前記基端部は、前記光学部(1107)または、前記光学部から突出したフランジ(1243)の位置決め部(1146,1246)にその周囲を囲まれていることを特徴とする眼内レンズ。 - 請求項1から請求項8のいずれかに記載の眼内レンズにおいて、
前記光学部(907,1107)は、凹状の背面(937)を備え、前記背面の凹状の曲面が前記光学部(907,1107)と前記虹彩前方平面(936)との間にスペースを形成し、
前記少なくとも一つの支持部(1005,1105)は、前記凹状背面(937)と交わる少なくとも一つの横方向サイドゲート(1038,1147)を有し、前記少なくとも一つの横方向サイドゲートは、前記光学部(907,1107)と前記虹彩前方平面(936)との間で前記スペースと連通することを特徴とする眼内レンズ。 - 請求項1から請求項9のいずれかに記載の眼内レンズと、前記眼内レンズを眼に挿入するための挿入器具とを備える眼治療用具であって、
前記挿入器具は、
細長い挿入部材(2,202,302,402,502,602)と、前記挿入部材(2,202,302,402,502,602)の先端部に、前記挿入部材(2,202,302,402,502,602)の横方向に突出して前記眼内レンズ(4,204,404,504,604,704,904,1104)の光学部(7,607,907,1107)から離れた位置の支持部(5,6,205,206,405,406,706,806,905,1005,1105,1205)と係合するフック(3,103,203,303,403,503,603)とを有し、
前記挿入部材(2,202,302,402,502,602)の前記先端部は、少なくとも左右に離れた数カ所で前記眼内レンズ(4,204,404,504,604,704,904,1104)に接する幅を持つ拡幅部(11,12,112)を有し、
前記フック(3,103,203,303,403,503,603)は、前記開口(13,213,713,913,1013,1113)において前記レンズ(4,204,404,504,604,704,904,1104)の前記支持部と係合するように構成されることを特徴とする眼治療用具。 - 請求項10に記載の眼治療用具において、
前記眼内レンズ(4,204,404,504,604,704,904,1104)は、前記挿入器具によって保持され、
前記眼内レンズ(4,204,404,504,604,704,904,1104)と前記挿入器具は同じパッケージに包装されることを特徴とする眼治療用具。 - 請求項1から請求項9のいずれかに記載の眼内レンズにおいて、
前記光学部において前記少なくとも一つの支持部と前記径方向に並ぶ中央領域は、前記径方向の軸回りに曲げ変形しないことを特徴とする眼内レンズ。
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