JP4052555B2 - パンチング装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パンチでの穿孔とエアーによる穿孔とを選択して行うことができるパンチング装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
【0003】
パンチングには、パンチを穿孔要素とするものの他、圧搾エアーを穿孔要素とするものとがある。以下、圧搾エアーを穿孔要素とするものをエアーによるパンチング(穿孔)という。
【0004】
ところで、一般的にパンチングは肉厚なワークの穿孔に使用され、他方、エアーによるパンチングでは、薄肉なワークの穿孔に使用される。
即ち、使い分けされている実状がある。
従来は、装置として各々独立していたため、一つの装置に組付けて複合機として集合することが提案されるが、パンチ機構と、エアーパンチ機構とが併存することになり、装置自体が大掛かりになったり、装置単価を高騰させてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、パンチを上下動させるパンチ路をエアーによるパンチング時のエアー路として有効利用することによってパンチ穿孔とエアーによる穿孔とが行える構造が簡単で、更には打抜きチップの剥離が確実なパンチング装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために講じた技術的手段は、一つには、ダイ上のワークを穿孔するパンチと、該パンチを上下制御可能とする駆動源と、前記パンチが上下動するパンチ路に連通して設けられた第1エアー路と、前記ダイ内に圧搾エアーを噴射する第2エアー路と、前記第1エアー路と前記第2エアー路に連絡された圧搾エアー供給手段と、前記駆動源と前記圧搾エアー供給手段を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記パンチによる穿孔を行うパンチモードと前記パンチの上下動によって前記第1エアー路を開放して前記パンチ路から噴出される圧搾エアーによって穿孔を行うエアーパンチモードとが切り替え可能であり、前記パンチモードでは、前記ダイ内に位置する前記パンチの先端に前記第2エアー路から圧搾エアーを噴出し、前記エアーパンチモードでは、前記パンチを開閉弁として所定の穿孔タイミングで上下に制御動させて、開放される前記第1エアー路から前記パンチ路に圧搾エアーを供給することを特徴とするパンチング装置である
【0007】
また一つには、ダイ上のワークを穿孔するパンチと、該パンチを上下制御可能とする駆動源と、前記パンチが上下動するパンチ路に連通して設けられた第1エアー路と、前記ダイ内に圧搾エアーを噴射する第2エアー路と、前記第1エアー路と前記第2エアー路に連絡された圧搾エアー供給手段と、前記駆動源と前記圧搾エアー供給手段を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記パンチによる穿孔を行うパンチモードと前記パンチの上下動によって前記第1エアー路を開放して前記パンチ路から噴出される圧搾エアーによって穿孔を行うエアーパンチモードとが切り替え可能であり、前記パンチモードでは、前記ダイ内に位置する前記パンチの先端に前記第2エアー路から圧搾エアーを噴出し、前記エアーパンチモードでは、前記第1エアー路を開放する上位の位置にパンチを配置した状態で前記第1エアー路から所定の穿孔タイミングで前記パンチ路に圧搾エアーを供給することを特徴とするパンチング装置である。
【0008】
また、前述の特徴を有するパンチング装置において、前記制御部は、前記パンチモードにおいて、前記ダイ内に位置する前記パンチの先端に前記第2エアー路から圧搾エアーを噴出させた後、上昇する前記パンチで前記第1エアー路が開放されるタイミングで該第1エアー路から前記パンチ路を経て前記パンチの先端に向けて圧搾エアーを噴出することを特徴とする。
【0009】
また、前述の特徴を有するパンチング装置において、除電エアー供給手段を更に備え、前記パンチモード及び前記エアーパンチモードにおいて、前記除電エアー供給手段から静電気除去イオンを含有する除電エアーをワークの穿孔付近に供給することを特徴とする。
【0010】
以上の手段では、パンチモード時にあっては、ダイ内のパンチ先端に付着する打抜きチップに向けて第2エアー路から圧搾エアーを噴射して打抜きチップをパンチ先端から剥離させる。そして、エアーパンチモード時にあっては、パンチで第1エアー路を瞬間的に開放させて、連通するパンチ路から圧搾エアーをパンチングのタイミングでワークに噴射してエアーによる穿孔を行う(請求項1)。
また、他の手段では、エアーパンチモード時に、所定の穿孔タイミングをもって上下にパンチを制御動させて瞬間的に開放するパンチエアー路からパンチ路に圧搾エアーを供給してエアー穿孔することに代えて、エアーパンチモード時に、第1エアー路を開放する上位の位置にパンチを配置した状態で第1エアー路から所定の穿孔タイミングをもって第1エアー路からパンチ路に圧搾エアーを供給してエアーによる穿孔を行うようにしても良い。即ち、この場合には、エアーパンチモード時に、パンチエアー路を開放させる上位の位置にパンチを配置した状態で、パンチングのタイミングをもってその第1エアー路に圧搾エアーを断続供給する(請求項2)。
更には、パンチモード時にあっては、ワーク穿孔後にダイ内に進入するパンチ先端に付着する打抜きチップに向けて第2エアー路から圧搾エアーを噴射して打抜きチップをパンチ先端から剥離させ、穿孔後に上昇するパンチで開放されるパンチエアー路からパンチ路を通じて同パンチ先端に向けて圧搾エアーを噴射させて第2エアー路からの圧搾エアーの噴射では剥離できなかった打抜きチップをパンチ先端から剥離したり、パンチ孔(パンチ穿ち孔)に引っ掛かっている打抜きチップを剥離する、所謂時間差をおいた2段プッシュ方式でエアープッシュして打抜きチップの剥離を確実にすることができる(請求項3)。
【0011】
更に、パンチモード時、エアーパンチモード時共に静電気除去イオンを含有する除電エアーをワークの穿孔付近に噴射するようにすると、ワークと型との間に生じる静電気による打抜きチップのパンチ先端への吸着、ワークへの吸着、ダイへの吸着等を無くすことができる(請求項4)。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明パンチング装置の実施の形態を説明すると、図1〜図4は、第1の実施の形態を、図5は、第2の実施の形態を、図6及び図7は、同第3の実施の形態を、図8及び図9は、第4の実施の形態を各々示している。符号Aはそのパンチング装置である。
【0013】
まず、図1〜図4に示す第1の実施の形態を説明すると、パンチング装置Aは、多軸穿孔装置を示し、機枠1の上面に支持プレート11を介して固定された駆動源Bと、駆動源Bにより上下に往復動される可動金型2と、可動金型2の復動に対し固定的に設けられた固定金型3とを備え、水平方向に制御動されるワークWに多数の穿孔を同時に施すようになっている。
この第1の実施の形態において、符号4は固定金型3に一体的に設けられた基準孔用穿孔部である。
【0014】
サーボモータからなる駆動源Bは、サーボモータの出力軸b1先端に雄ねじ部b2を形成し、天枠31を両側の支柱21で支持した機枠1の上面に、支持プレート11を介して固定されており、サーボモータの出力軸b1を支持プレート11の中央に形成した中央開口部に遊挿させてあり、前記雄ねじ部b2に、略フランジ状に形成された復動部材5のその中央に形成した雌ネジ部15を螺合させて、その復動部材5をサーボモータの正転及び逆転で上下に往復動できるようにしてある。
【0015】
また、復動部材5の下面には、下端外周に鍔部16を有する略逆さ凹状のブラケット6が、吸着あるいは螺着等の係脱可能な取付け手段により取り付けられ、このブラケット6の下面には、バッキングプレート7を介して可動金型2が前記鍔部16で螺着されている。
【0016】
可動金型2は、略矩形状の金属板にパンチPの頭部を係止するパンチ係止孔12を複数設け、各パンチ係止孔12に、パンチPが上下に貫挿し、このパンチPの頭部をパンチ係止孔12とバッキングプレート7との間で挟持させてある。
【0017】
また、この可動金型2の外周側には、ガイドピン8を貫挿してガイドするガイドブッシュ8aが適数嵌着されている。尚、ガイドピン8は後述するパンチプレート9に固定されている。そして、この可動金型2の下面には、ガイドピン8より内側に、下方開口状の凹部22が適数形成され、この凹部22とパンチプレート9に対向するように形成された凹部19との間で復帰補助バネ10を挟持させてある。
従って、可動金型2は、復帰補助バネ10の弾発力に抗しながら駆動する駆動源Bによって上下に駆動し、その際、ガイドピン8及びガイドブッシュ8aによりその上下運動の直進安定性が維持されるようになっている。
【0018】
固定金型3は、複数のパンチPを各々ガイドする前記パンチプレート9と、パンチプレート9の下面側にワークWを搬入可能な空間を確保した状態で設けられたダイ保持型13とからなり、ダイ保持型13はダイプレート23を介して機台Cの上に固定されている。
【0019】
パンチプレート9は、可動金型2に平行する矩形状を呈するとともに、パンチPに対応するガイド孔19を形成してなり、このガイド孔19内には、パンチPの往復動をガイドするストリッパブッシュ29及びその上位のパンチブッシュ39が各々嵌着されている。そして、このパンチプレート9は、上記したように下面側にワークWの搬入可能な空間を確保すると共に、上面側に可動金型2が上下に往復動可能な空間を確保した状態で、外周上面に固定された支持枠49を介して機枠1の天枠31下面に固定され、ストリッパブッシュ29、パンチブッシュ39の中心孔がパンチPを摺動させるパンチ孔P1になっている。
【0020】
ダイ保持型13は、パンチPのそれぞれに対応するようにダイDが嵌装されたダイホルダ13aを、ダイパッド13bの上面に固定してなり、そしてダイプレート23の上面に固定支持されている。
【0021】
ダイプレート23は、機台Cの上面に固定され、中央部に前記ダイパッド13bの複数の排出孔13dを含むように矩形状の開口部が形成され、この開口部を介してダイパット13bの排出孔13dから排出された打抜きチップTが図示しない機台C側のバキューム装置に吸引されるようにしてある。
【0022】
また、ワークを水平方向に制御動する機構は、ボールネジ機構や移動台等を備えた周知のXY移動機構(図示せず)であり、ワークWを把持してパンチプレート9とダイホルダ13aの間に搬入するようになっている。
また、上記機枠1は、図示しない上下駆動機構により機台Cに対し上下動するように構成されており、この構成により、ワークWが搬入される際、パンチプレート9とダイ保持型13の間を調整できるようになっている。
【0023】
前記パンチプレート9には、第1エアー路PAを設けると共に、ストリッパブッシュ29のパンチ路P1に連通してその 1エアー路PAの出口を開口し、またダイホルダ13aには、第2エアー路EAを設けると共に、ダイD周壁にダイD内空間に連通してその第2エアー路EAの出口を開口させてある。無論、前記する第1エアー路PA、第2エアー路EAは、共に各パンチ路P1、各ダイDに対応して設けられている。
【0024】
前記する第1エアー路PAの出口は、ストリッパブッシュ29の下端近傍で開放させてあり、また、前記第2エアー路EAの出口は、ダイD内のパンチPの先端に向けて開放させてある。
【0025】
そして、この多軸穿孔装置では、ダイD内のパンチP先端に向けての第2エアー路EAからの圧搾エアーの噴射、原点位置よりも高い定レベルまでパンチPが上昇(復動)することによって開放される第1エアー路PAからパンチ路P1を経由してのパンチP先端への圧搾エアーの噴射、パンチPを原点位置まで下降(復動)させて第1エアー路PAの出口を閉口する、一連の工程を1サイクルとして繰り返すパンチモードと、パンチPを所定位置で所定のエアーパンチタイミングをもって上下動(往復動)させて同パンチPを開閉弁として使用して第1エアー路PAを瞬間的に開放してパンチ路P1から圧搾エアーを噴射してエアーによる穿孔を行うエアーパンチモードとに切り替えられるようになっている。
【0026】
図4は、多軸穿孔装置の概略図を示し、所定のプログラムを実行する中央処理装置100と、その中央処理装置100への必要なデータを記憶するRAM101、ROM102と、それら中央処理装置100、RAM101、ROM102からなる制御部Sにインターフェースを介して前記駆動源(サーボモータ)Bを制御する駆動アクチュエータ200、インターフェースを介して前記第1エアー路PAに圧送される圧搾エアーの供給やその圧力を制御する圧搾エアー供給手段(下記では第1圧搾エアー供給手段と称する)300、第2エアー路EAに圧送される圧搾エアーの供給やその圧力を制御する圧搾エアー供給手段(下記では第2圧搾エアー供給手段と称する)400、第2エアー路EAへの圧搾エアーの供給を制御する電磁開閉弁500、更には図示しないが前記ワークのXY移動機構(図示せず)を制御するアクチュエータ等を具備し、ROM102に記憶されているパンチモード、エアーパンチモードの必要なデータに対して、圧搾エアーの第1エアー路PAへの供給のタイミング及び停止のタイミング、噴射圧データ等をRAMに記憶させ、それによって前記パンチモード、エアーパンチモードを実行するように制御する。
【0027】
而して、上記構成の多軸穿孔装置によれば、把持されるワークWがXY移動機構で水平方向に制御動されて、パンチP…に対応するようにパンチプレート9とダイホルダ13aの間に搬入される。そして、前記駆動源Bが駆動して可動金型2を上下動させてワークWに一括且つ同時に多数の穿孔を施す。その際、肉厚なワークWを穿孔する場合には、図2に示すパンチモードを選択する。このパンチモードは、圧搾エアーを継続供給する第1エアー路PAとパンチ路P1との連通をパンチPが開閉弁になって遮断(閉路)している原点位置から(図2(a))、ワークWの送り水平制御動に併行して、駆動源(サーボモータ)Bを駆動させて可動金型2を下降(往動)させ複数のパンチPで一括して穿孔すると、ダイD内に進入し下降限(往動限)に達するタイミングで電磁開閉弁500が開弁して第2圧搾エアー供給手段400から圧搾エアーを第2エアー路EAに供給してそのパンチP先端に向けて噴射してそのパンチP先端に付着する打抜きチップを剥離させる(図2(b))。その後、駆動源(サーボモータ)Bが駆動(復動)して原点位置よりも高い定レベルまでパンチが上昇して第1エアー路PAが開放されると、パンチ路P1からストリッパブッシュ29の下端近傍のパンチP先端下方に向けて圧搾エアーを噴射してパンチP先端に残存する打抜きチップTやワークWのパンチ孔(パンチ穿ち孔)W1に引っ掛かっている打抜きチップをダイDの打抜き孔D1からダイパッド13bの排出孔13dへと落下させる(図2(c))。そして、駆動源Bが若干駆動(往動)しパンチPを再び原点位置まで下降させて第1エアー路PAの出口をパンチPで閉口する(図2(d))。この一連の工程を1サイクルとして、パンチ穿孔の度に実行する。
【0028】
また、穿孔対象であるワークWが例えば圧搾エアー圧で穿孔可能な肉薄な例えばセラミックスグリーンシートのような場合には、図3に示すエアーパンチモードを選択する。このエアーパンチモードは、圧搾エアーを継続供給する第1エアー路PAとパンチ路P1との連通をパンチPが開閉弁になって遮断している原点位置(図3(a))から、ワークWの送り水平制御動のタイミングをもって駆動アクチュエータ200を制御してパンチPを原点位置よるも高い定レベルまで上動させる(図3(b))。それによって第1エアー路PAを開放して、パンチ路P1から圧搾エアーをワークWに噴射してパンチ孔W1をエアーによる穿孔を行いエアーによる穿孔とほぼ同時に前記電磁開閉弁500を開弁して第2エアー路EAから圧搾エアーをダイD内に噴射してその打抜きチップTをダイパッド13bの排出孔13dから下方に落下させる(図3(c))。再びそして、駆動源Bが若干駆動(往動)しパンチPを再び原点位置まで下降させて第1エアー路PAの出口をパンチPで閉口する(図3(d))。この一連の工程を、1サイクルとしてエアーパンチ穿孔の度に実行する。
【0029】
次に図5に示す第2の実施の形態を説明すると、このパンチング装置Aは、側面視横向きコ型を呈するパンチングユニットに多軸穿孔部を備えた多軸穿孔装置を示している。符号1はその機枠である。
【0030】
機枠1は、中央空間をワークの搬入空間とする横向きUの字状の中空体であり、機台Dに対して抜き差し可能に支持されていること従来と同様である。
また、この機枠1は、上半部1a先端縁に、従来から周知なようにエアーシリンダによる高さ調整手段41で内部中空状のパンチラム51を上下動高さ調整可能に支承すると共に、そのパンチラム51にリニアアクチュエータ、即ち駆動源Bとしてサーボモータを設置し、そのサーボモータBに連結してパンチPを保持する可動金型2をパンチラム51よりも下位もしくはそのパンチラム51内に配設し、固定金型3としてパンチPを摺動させるパンチプレート9をパンチラム51下端に取付け、下半部1b先端側に前記可動金型2、パンチプレート9と対応してダイ保持型13を配設している。
同図5において、符号51aは、前記パンチラム51から機枠1における上半部1aの先端側前後面に沿うように延設された腕板であり、この腕板1aが前記高さ調整手段41で上下動して高さ調整されるロッド41aに固定された止めピン41bに取付けられている。そしてパンチラム41は、同上半部1aに開孔した長孔1c分、その止めピン41bの上下動が許容されて同上半部1a先端縁に沿って上下に高さ調整されるようになる。
【0031】
可動金型2は、矩形状の金属板に係止するパンチ係止孔12にパンチPを上下に貫挿し、そのパンチPの頭部を前記する第1の実施の形態と同様にそのパンチ係止孔12とバッキングプレート7とで挟持すると共に、そのバッキングプレート7上にブロック体17を固定し、そのブロック体17をパンチラム41に搭載する駆動源(サーボモータ)Bのネジ軸に螺合させて、前記パンチプレート9に接近するまでの範囲で上下動するように構成されている。
【0032】
また、この可動金型2の外周側には、図示しないが前記する第1の実施の形態と同様にパンチプレートに一端側を固定したガイドピンを貫挿してガイドするガイドブッシュが適数嵌着されており、この可動金型の下面には、ガイドブッシュより内側に、下方開口状の凹部が適数形成され、この凹部でバッキングプレートに対向するように形成された凹部との間で復帰補助バネを挟持させてある。
【0033】
パンチプレート9は、前記第1の実施の形態と同様に、可動金型2に平行する矩形状を呈し、パンチPに対応するガイド孔19を上下貫通状に開孔し、このガイド孔19内に、パンチPの往復動をガイドするストリッパブッシュ29及びその上位のパンチブッシュ39が各々嵌着し、ダイ保持型13との間でワークWの搬入空間を確保するようになっている。
【0034】
ダイ保持型13は、前記する第1の実施の形態と同様な構成になっており、同一符号を付して説明は省略する。
【0035】
前記するストリッパブッシュ29には、前記第1の実施の形態と同様に中心のパンチ路P1に連通して第1エアー路PAの出口を開口すると共にパンチプレート9にその第1エアー路PAを設けてあり、またダイDにダイD内空間に面して第2エアー路EAの出口を開口すると共に、ダイホルダ13aにその第2エアー路EAを設けてある。
【0036】
そして、この多軸穿孔装置では、ダイD内のパンチP先端に向けての第2エアー路EAから圧搾エアーの噴射、穿孔後に原点位置よりも高い定レベルまでパンチPが上昇して開放される第1エアー路PAからパンチ路P1を経由してのパンチP先端への圧搾エアーの噴射、パンチPを原点位置に下降させて第1エアー路PAの出口を閉口する、一連の工程を1サイクルとして繰り返すパンチモードと、パンチPを所定位置で所定のエアーパンチタイミングをもって上下動させて同パンチPを開閉弁として使用し第1エアー路PAを瞬間的に開放してパンチ路P1から圧搾エアーを噴射してエアーによる穿孔を行うエアーパンチモードとに切り替えられるようにしてあること前記する第1の実施の形態と同様であり、図4に相当する多軸穿孔装置の概略図は省略する。
【0037】
第3の実施の形態を説明すると、この実施の形態は、更にワークとの間に静電気除去イオンを含有する除電エアーを噴射する除電エアー供給手段600を図7の多軸穿孔装置の概略図に示すように付設し、ストリッパブッシュ29、パンチプレート9に連通して、またダイホルダ13a、ダイDに連通して、各々除電エアー路FAを設け、その出口をワークWに臨んで開放させてある。
【0038】
次に第4の実施の形態を説明すると、この実施の形態は、第2エアー路EAへの圧搾エアーの供給のみならず、前記する第1エアー路PAへの第1圧搾エアー供給手段300からの圧搾エアーの供給を第2圧搾エアー供給手段400と同様に電磁開閉弁(図示せず)で制御可能にしたものである。即ち、パンチモードは、パンチPが前記原点位置よりも高い定レベルに位置している待機状態時には、第1エアー路PAへは電磁開閉弁(図示せず)を閉弁して圧搾エアーを供給しない(図8(a))。そして、ワークWの送り水平制御動に併行して、駆動源(サーボモータ)Bが駆動されて可動金型2を下降(往動)させ、パンチP…で一括穿孔すると、ダイD内に進入し下降限(往動限)に達するタイミングで電磁開閉弁500が開弁して第2エアー路EAから圧搾エアーを噴射してパンチP先端に付着する打抜きチップTを剥離する(図8(b))。そして、駆動源(サーボモータ)Bが駆動(復動)してパンチPが前記定レベルに達すると、そのタイミングで電磁開閉弁(図示せず)を開弁して圧搾エアーを第1エアー路PAから供給してパンチ路P1からストリッパブッシュ29の下端近傍のパンチP先端下方に向けて噴射してパンチP先端に残存する打抜きチップTやワークWのパンチ孔(パンチ穿ち孔)W1に引っ掛かっている打抜きチップをダイDの打抜き孔D1からダイパッド13aの排出孔13dへと落下させる(図8(c))。
【0039】
一方、エアーパンチモードは、パンチPが前記原点位置よりも高い前記定レベルに位置させ、その状態で、エアーパンチングタイミングで電磁開閉弁(図示せず)を開弁して第1エアー路PA、パンチ路P1を介して圧搾エアーを供給してエアー穿孔し(図9(a))、そのエアー穿孔よりも僅かに遅れて電磁開閉弁500を開弁して第2エアー路EAに圧搾エアーを供給してダイD内にその圧搾エアーを噴射して打抜きチップTを下方へと排出する(図9(b))。
【0040】
この多軸穿孔装置も、前記する第3の実施の形態と同様な構成にして夫々のモード実行時にワークWの表裏から静電気除去イオンを含有する除電エアーをワークWの穿孔付近に除電エアー供給手段から継続して供給するようにしても良いものである。
無論、この除電エアーは、微圧で供給するようになっている。
【0041】
尚、前記第1圧搾エアー供給手段300、第2圧搾エアー供給手段400から供給される圧搾エアーとして静電気除去イオンを含有する除電エアーを使用しても勿論良いものである。
【0042】
(実施例)
ダイの打抜き孔径:φ0.1mmで、27.7Mpa、同打抜き孔径:φ0.15mmで、18.8Mpa、同打抜き孔径:φ0.2mmで、13.8Mpaで、0.04mm厚のセラミックスグリーンシートを高品質な精度でもってエアーによる穿孔を行うことができるものであった。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以上のように、パンチが摺動するパンチ路をエアーによるパンチング時のエアー路として有効利用したパンチング装置であるから、構造簡単且つコンパクトで、低廉で提供できる。その上、パンチ路を、パンチ穿孔後に上昇するパンチ先端に向け上方から更にエアープッシュして、第2エアー路からの圧搾エアーの噴射では剥離できない打抜きチップの剥離やパンチ孔(パンチ穿ち孔)に引っ掛かっている打抜きチップの剥離を確実化するエアープッシュ路として有効利用でき、付着する打抜きチップの剥離が確実なパンチ穿孔及びエアーによる穿孔兼用のパンチング装置を提供することができる。しかも、パンチ穿孔時、エアーによる穿孔時共にワークとの間に静電気除去イオンを含有する除電エアーを噴射するようにしているから、打抜きチップがワークやパンチ先端、ダイ等に静電気によって付着することも無くなり、その打抜きチップがパンチに付着したまま穿孔を継続することによるワークの損傷やワークの波打ち現象による穿孔寸法誤差を招くことがなく、高品質、高精度なパンチ穿孔、エアーによる穿孔が約束できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のパンチング装置の正面断面図で一部切欠して示す。
【図2】 パンチモード時の工程図で、(a)は、パンチで第1エアー路の出口を閉口している状態を示す。(b)は、穿孔したパンチ下端に向けて第2エアー路から圧搾エアーを噴射している状態を示す。(c)は、穿孔後、パンチが上昇することによって開放される第1エアー路からパンチ路を介して圧搾エアーをパンチ先端やパンチ孔(パンチ穿ち孔)に向けて噴射している状態を示す。(d)は、パンチが原点位置に下降して第1エアー路の出口を閉口して状態を示す。
【図3】エアーパンチモード時の工程図で、(a)は、パンチを開閉弁として第1エアー路の出口を閉口している状態を示す。(b)は、穿孔したパンチ下端に向けて第2エアー路から圧搾エアーを噴射している状態を示す。(c)は、穿孔後にパンチが上昇することによって開放される第1エアー路からパンチ路を介して圧搾エアーをパンチ先端やパンチ孔(パンチ穿ち孔)に向けて噴射している状態を示す。(d)は、パンチが原点位置に下降して第1エアー路の出口を閉口した状態を示す。
【図4】パンチング装置の概略図。
【図5】第2の実施の形態のパンチング装置の概略正面図で一部切欠して示す。
【図6】第3の実施の形態のパンチング装置の要部拡大断面図。
【図7】そのパンチング装置の概略図。
【図8】パンチモード時の工程図で、(a)は、パンチする前の待機状態を示す。(b)は、穿孔したパンチ下端に向けて第2エアー路から圧搾エアーを噴射している状態を示す。(c)は、パンチが上昇することによって開放された第1エアー路からパンチ路を介して圧搾エアーをパンチ先端やパンチ孔(パンチ穿ち孔)に向けて噴射している状態を示す。
【図9】 エアーパンチモード時の工程図で、(a)は、原点位置よりも高い定レベルに位置するパンチで開放される第1エアー路からパンチ路を介して圧搾エアーを供給してエアーによる穿孔を行っている状態を示す。(b)は、そのエアーによる穿孔とは僅かに遅れて第2エアー路から圧搾エアーをダイ内に噴射して打抜きチップを下方に排出している状態を示す。
【符号の説明】
P:パンチ
P1:パンチ路
PA:第1エアー路
D:ダイ
D1:ダイの打抜き孔
EA:第2エアー路
B:駆動源
300、400:圧搾エアー供給手段(第1圧搾エアー供給手段、第2圧搾エアー供給手段)
500:電磁開閉弁
600:除電エアー供給手段
FA:除電エアー路

Claims (4)

  1. ダイ上のワークを穿孔するパンチと、該パンチを上下制御可能とする駆動源と、前記パンチが上下動するパンチ路に連通して設けられた第1エアー路と、前記ダイ内に圧搾エアーを噴射する第2エアー路と、前記第1エアー路と前記第2エアー路に連絡された圧搾エアー供給手段と、前記駆動源と前記圧搾エアー供給手段を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記パンチによる穿孔を行うパンチモードと前記パンチの上下動によって前記第1エアー路を開放して前記パンチ路から噴出される圧搾エアーによって穿孔を行うエアーパンチモードとが切り替え可能であり、
    前記パンチモードでは、前記ダイ内に位置する前記パンチの先端に前記第2エアー路から圧搾エアーを噴出し、
    前記エアーパンチモードでは、前記パンチを開閉弁として所定の穿孔タイミングで上下に制御動させて、開放される前記第1エアー路から前記パンチ路に圧搾エアーを供給することを特徴とするパンチング装置。
  2. ダイ上のワークを穿孔するパンチと、該パンチを上下制御可能とする駆動源と、前記パンチが上下動するパンチ路に連通して設けられた第1エアー路と、前記ダイ内に圧搾エアーを噴射する第2エアー路と、前記第1エアー路と前記第2エアー路に連絡された圧搾エアー供給手段と、前記駆動源と前記圧搾エアー供給手段を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記パンチによる穿孔を行うパンチモードと前記パンチの上下動によって前記第1エアー路を開放して前記パンチ路から噴出される圧搾エアーによって穿孔を行うエアーパンチモードとが切り替え可能であり、
    前記パンチモードでは、前記ダイ内に位置する前記パンチの先端に前記第2エアー路から圧搾エアーを噴出し、
    前記エアーパンチモードでは、前記第1エアー路を開放する上位の位置にパンチを配置した状態で前記第1エアー路から所定の穿孔タイミングで前記パンチ路に圧搾エアーを供給することを特徴とするパンチング装置。
  3. 前記制御部は、
    前記パンチモードにおいて、前記ダイ内に位置する前記パンチの先端に前記第2エアー路から圧搾エアーを噴出させた後、上昇する前記パンチで前記第1エアー路が開放されるタイミングで該第1エアー路から前記パンチ路を経て前記パンチの先端に向けて圧搾エアーを噴出することを特徴とする請求項1又は2に記載のパンチング装置。
  4. 除電エアー供給手段を更に備え、前記パンチモード及び前記エアーパンチモードにおいて、前記除電エアー供給手段から静電気除去イオンを含有する除電エアーをワークの穿孔付近に供給することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載されたパンチング装置。
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