JP4052168B2 - モータと電力変換器との結線方法 - Google Patents

モータと電力変換器との結線方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インバータ等の電力変換器と電気モータが一体化された駆動力発生装置における、電気モータとインバータ間の結線方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気モータへの電力供給のための電線の結線方法として、同相のコイルの結合を複数のエナメル線を束ねたワイヤで行うことにより、電力ケーブル端子台とコイルとの電気的接続をする方法が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000-69705号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来技術は、端子台からモータ外部に電線を引き出す構造である為、同相のコイル結線部分でサイズが大きくなるという問題点があった。また、端子台とコイル間の配線部が長くなり、配線部で配線が絡み合う問題が生じる可能性もある。
【0005】
本発明は、モータとインバータが構造部材を挟んで配置される場合に、簡便なモータとインバータ間の結線方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による第一の結線方法は、構造部材を挟んで配置されるモータとインバータ間の結線方法であり、該モータが、各相に対して複数N個(例えばN=3)のコイルを有する場合の結線方法である。この結線方法は、前記構造部材に少なくとも複数N個の貫通孔を形成するステップと、各相の導電性の結線部を前記構造部材より前記インバータ側に配置するであって、各相の前記導電性の結線部を前記構造部材の軸方向端面に設けた絶縁体に取付けるステップと、各相のそれぞれのコイルを構成する電線をそれぞれ前記構造部材の対応する一つの貫通孔に通すステップと、前記各相のコイルを構成する電線のすべてをこれと同相の導電性の結線部に結合するステップと、前記各相のコイル同相になる前記インバータの電力供給電線を前記導電性の結線部に結合するステップと、を有する。さらに、前記各相の導電性の結線部が互いに半径の異なるリング形状を有する。
【0007】
また、本発明による第二の結線方法は、構造部材を挟んで配置されるモータとインバータ間の結線方法であり、該インバータが複数M個(例えばM=3)の相を有する場合の結線方法である。この結線方法は、前記構造部材に少なくとも複数M個の貫通孔を形成するステップと、複数M個の導電性の結線部を前記構造部材より前記モータ側に配置するであって、前記複数M個の導電性の結線部を前記構造部材の軸方向端面に設けた絶縁体に取付けるステップと、前記インバータの各相の電力供給電線をそれぞれ対応する一つの貫通孔に通すステップと、各相の電力供給電線を各相ごとに対応する導電性の結線部に結合するステップと、前記各相の電力供給電線から電流を供給されるコイル電線のすべてを前記対応する導電性の結線部に結合するステップと、を有する。さらに、前記複数M個の導電性の結線部が互いに半径の異なるリング形状を有する。
【0008】
本発明による第一のモータ駆動ユニットは、各相のコイルを相ごとに複数N個(例えばN=3)含んだ略円筒状のステータを有するモータと、前記モータをその内部に支持する構造部材と、前記構造部材の外側表面に取付けられ、前記各相のコイルへの交流電流を発生するインバータと、を有する。前記構造部材は前記ステータの軸方向端面と前記インバータとの間に位置するブラケット部を有しており、前記モータと前記ブラケット部と前記インバータが前記ステータの軸方向に沿って並べられて配置される。このモータ駆動ユニットは、前記各相のコイルへ交流電流を供給するためそれぞれインバータから引き出された各相の電力供給電線と、前記構造部材の外部に配置される複数の導電性の結線部であって、各結線部が、各相に対して設けられ、前記各相のコイルを構成する電線とこれと同相の電力供給電線とが接続する導電性の結線部と、を備える。前記構造部材の前記ブラケット部が少なくとも複数N個の貫通孔を有しており、前記各相のコイルの各コイルを構成する電線が各相に対して設けられる前記導電性の結線部に接続するためにそれぞれ一つの貫通孔を通過している。さらに、前記複数の導電性の結線部が互いに半径の異なるリング形状を有し、前記複数の導電性の結線部が前記ブラケット部の軸方向端面に設けた絶縁体に取付けられる。
【0009】
また、本発明による第二のモータ駆動ユニットは、複数M相のコイルを有するモータと、前記モータをその内部に支持する構造部材と、前記構造部材の外側表面に取付けられ、複数M相(例えばM=3)の交流電流を発生するインバータと、を有する。前記構造部材は前記ステータの軸方向端面と前記インバータとの間に位置するブラケット部を有しており、前記モータと前記ブラケット部と前記インバータが前記ステータの軸方向に沿って並べられて配置される。このモータ駆動ユニットは、前記インバータから引き出された複数M相の電力供給電線と、前記構造部材の内部に配置される複数M個の導電性の結線部であって、それぞれが一相の供給電線と該一相の交流電流が供給される同相のコイルを構成する電線とを接続する導電性の結線部と、を備えている。前記構造部材の前記ブラケット部は少なくとも複数M個の貫通孔を有しており、インバータから引き出されたM相の供給電線が、それぞれ、一つの導電性の結線部に接続するために一つの貫通孔を通過している。さらに、前記複数M個の導電性の結線部が互いに半径の異なるリング形状を有し、前記複数M個の導電性の結線部が前記ブラケット部の軸方向端面に設けた絶縁体に取付けられる。
【0010】
【作用・効果】
本発明により、構造部材を挟んで配置されるモータとインバータ間の結線方法について、簡便な構成の結線方法が提供される。第一の結線方法により、モータ内での同相コイルの結合部分がなくなるため、モータを小型化できる。また、第二の結線方法により、インバータ側での電線の結合部分がなくなるため、インバータをモータ側に近づけて設置でき、インバータとモータ間の配線が短縮できる。これによりインバータ側の空間が有効に利用できる。
【0011】
また、本発明により、モータとインバータとを有するモータ駆動ユニットにおいて、モータとインバータ間の結線が簡単化されたものが提供される。第一のモータ駆動ユニットは、モータ内での同相コイルの結合部分がなくなるため、モータを小型化できる。第二のモータ駆動ユニットは、インバータ側での電線の結合部分がなくなるため、インバータをモータ側に近づけて設置でき、インバータとモータ間の配線が短縮できる。これにより、モータ駆動ユニット全体の大きさが縮小できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1から図5を参照して、第一の実施形態を説明する。
【0013】
図1は、本発明の第1の実施形態に係るモータ駆動ユニットの断面図を示す。モータ駆動ユニットは、電気モータにより駆動力を発生する駆動力発生装置であり、図に示したものは、特に電気自動車の駆動力源として好適に用いられるものである。
【0014】
図1において右から順にインバータ50、モータ60、差動減速機70を一列に並べて配置している。モータ60の略円筒形状を有するステータ1はモータハウジング8に固定される。ステータ1は、ステータ巻線1aを備え、このステータ巻線1aが給電されることで、ロータ2に対してトルクを与える。ロータ2はモータ軸3に固定され、トルクを差動減速機70へ伝える。モータ軸3の両軸端を支える軸受けとしてベアリング4と6を配置し、ベアリング4はモータ60の左端面を形成する略円筒平板状の左エンドブラケット5に、ベアリング6はモータ60の右端面を形成する略円筒平板状の右エンドブラケット7に固定される。両エンドブラケット5と7は、ステータ1の端面に略平行で且つモータ軸3に略垂直に配置される。なお、ステータ1、ロータ2、モータ軸3、ベアリング4と6、両エンドブラケット5と7、および略円筒状のモータハウジング8でモータ60を形成している。なお、両エンドブラケット5と7と略円筒状のモータハウジング8は互いに接続されており、モータを収容保持するケースあるいは構造部材として機能する。右エンドブラケット7のさらに右側に、右エンドブラケット7と一体に形成され軸方向に延びる円筒部分7aが配置されている。なお、円筒部分7aと右エンドブラケット7は、それぞれ別体に形成された後、互いに接合されるものであってもよい。
【0015】
差動減速機70は、遊星歯車式の減速機構と傘歯車式の作動機構とから構成されており、モータ60のトルクを左右駆動軸19、20に分配して出力する。右駆動軸20は、モータ軸3の内部を貫通し、さらに右エンドブラケット7、円筒部分7aの中を貫通し、モータ駆動ユニットの右端に到達する。モータ駆動ユニットの右端では、円筒部分7aの端に取り付けられたベアリング24によって右駆動軸20の軸端が支えられる。右駆動軸20は、モータ軸3、右エンドブラケット7、円筒部分7aと接触しないよう間隔を空けて配置されている。
【0016】
円筒部分7aの右駆動軸20が貫通している側の内周面とは反対側になる外周面には、前記モータ60のステータ巻線1aに対して交流電力を供給するインバータ50を配置する。インバータ50の構成部品(スイッチング素子等)25は円筒部分7aに取り付けられている。エンドブランット7は、ステータの軸方向端面とインバータとの間に位置し、モータとエンドブランット7とインバータ50がステータ1の軸方向(つまりモータ軸方向)に沿って並べられた状態で配置されている。
【0017】
次に、図2から図5を参照して、インバータ50とモータ60との結線方法あるいは電気的接続方法について説明する。
【0018】
図2に、インバータ50とモータ60との結線図を示す。モータ60は、120度づつ位相がずれた3相(U相、V相、W相)の交流電流で駆動される永久磁石型の同期電動機である。ステータ1は、ステータコアの9箇所のティースにコイルを集中巻きしたものとなっており、3つの3相コイルを備えている。従ってこのステータ1は、U相、V相、W相のそれぞれについて、同相のコイルを3個づつ有する。各コイルの一端側はモータ60内でY結線又はΔ結線されており(図2ではY結線を示す)、他端側が、導体リング29(導電性の結線部)を介して、インバータ50の電力供給電線55に接続されている。ここで、U相コイルを構成する三本のコイル電線は、それぞれインバータ50のU相の電力供給電線55に導体リング29により結合され、U相の交流電流を流される。また、V相コイルを構成する三本のコイル電線は、それぞれインバータ50のV相の電力供給電線55に導体リング29により結合され、V相の交流電流を流される。同様に、W相コイルを構成する三本のコイル電線は、それぞれインバータ50のW相の電力供給電線55に導体リング29により結合され、W相の交流電流を流される。
【0019】
導体リング29は、それぞれ右エンドブラケット7の軸方向端面に絶縁体を介して取付けられ、右エンドブラケット7の軸方向端面から所定間隔空けて配置される。
【0020】
同相のコイルが複数ある場合、それらのインバータ50側の端部をモータ60内で1つにまとめてから外部へ引き出すのが一般的であるが、本実施形態では、9個のコイルの端部を全て外部へ引き出している(図1、図5参照)。すなわち、9個のコイルの端部は右エンドブラケット7を貫通してインバータ室へ引き出され、さらに、右エンドブラケット7の右面(つまりインバータ50に対抗する面)に絶縁部材28を介して取り付けられている3本の導体リング29に接続される。この接続は、ハンダ付け、溶接など電気的に接続できる方法でなされる。3本の導体リング29はU相リング、V相リングおよびW相リングであり、各相のリングとインバータ50の対応する相の電力供給電線55または出力端子とが結線されている。なお、インバータ50の各相の電力供給電線55は、二本ずつ設けられているが、このうち一本を省略することもできる。
【0021】
なお、エンドブラケット7には、各電線を通過させるための貫通孔47が設けられている。本実施形態では、9本のコイルの電線45が存在するため、合計9個の貫通孔47が設けられることになる。また、各貫通孔47の表面は、セラミックスなどの絶縁体で覆われており、電線45とエンドブラケット7が直に接触することが防止されている。
【0022】
また、三本の導体リング29は、各コイルのコイルエンドの軸方向上部を通過し、且つ貫通孔47の略軸方向直上を通過するように、ステータコアの軸方向端面に略並行に配置されている。こうして、モータ1の各相のコイルから対応する前記導電性の結線部へ、軸方向へ真直ぐに各相のコイルを構成する電線45を引き出すことが可能となり、各相のコイルから対応する前記導電性の結線部への距離が短縮できる。これは、コイルへの配線による損失の低減になり、配線からのノイズの発生も削減できる。
【0023】
インバータ50とモータ60との結線は、以下のように行われる。まず、図3に示すように、モータ60の各コイルを構成する電線45をエンドブラケット7の貫通孔47に通す。この後に、図4のように、同相のコイルを構成するすべての電線45をそれぞれ対応する一つの導体リング29に接続し、さらに導体リング29をエンドブラケット7の側面の所定位置に絶縁部材28上に固定する。なお先に導体リング29を固定した後、電線45を導体リング29に接続しても良い。なお、絶縁部材28上への導体リング29の固定は、接着剤等を利用する通常の固定方法により可能である。さらに、図5のように、インバータ50の電力供給電線55を所定位置に固定された導体リング29に接続する。このようにして、導体リング29により、インバータ50の駆動回路数とモータ60の巻き線数が異なる場合においても、同相の電線45を1箇所で接続することが可能となる。
【0024】
本実施形態は、以下の効果を奏する。
【0025】
(ア)モータ内での同相コイルの結合部分がなくなるため、モータを小型化できる。
【0026】
(イ)導電性の結線部の形状がリング形状であるため、略円筒形状のモータに対して、インバータの電力供給電線とモータのコイル電線との接続が容易になる。
【0027】
(ウ)電力供給電線の本数とモータのコイルの数が異なる場合でも、電線の結線部を一箇所に集約できるため、モータ駆動ユニットを小型化できる。
【0028】
(エ)導電性の結線部がエンドブラケットの軸方向端面に絶縁体を介して取付けられ、前記導電性の結線部がエンドブラケットの軸方向端面から所定間隔空けて配置されることにより、結線部の位置決めが容易になる。
【0029】
次に、図6から図8に本発明における第2の実施形態を示す。本実施形態において、インバータ50の電力供給電線55は、それぞれ図6のようにエンドブラケット7の一つの貫通孔47を貫通した後に、図7のように各相ごとに一つの導体リング29に接続する。この後、図8のように、モータ60の電線45は、同相のコイル電線がこれと同相の一つの導体リング29と繋がるように、エンドブラケット7よりもモータ60側の所定位置に固定された導体リング29に接続する。導体リング29は、第一の実施形態と同様に、絶縁部材によりエンドブラケット7に対して位置決めされている。他の構成は、第一の実施形態と同様である。
【0030】
本実施形態は、第一実施形態の(イ)から(エ)の効果に加えて以下の効果を奏する。
【0031】
(オ)インバータ側での電線の結合部分がなくなるため、インバータをモータ側に近づけて設置でき、インバータとモータ間の配線が短縮できる。
【0032】
本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるモータ駆動ユニット(モータによる駆動力発生装置)を示す軸方向断面図である。
【図2】本発明におけるインバータとモータの結線図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における第1の工程を示す概略図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における第2の工程を示す概略図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における完成したモータ駆動ユニットを示す概略図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における第1の工程を示す概略図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における第2の工程を示す概略図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における完成したモータ駆動ユニットを示す概略図である。
【符号の説明】
1 ステータ
2 ロータ
3 モータ軸
7 エンドブラケット
8 モータハウジング
28 絶縁部材
29 導体リング(電線結線部)
45 コイル電線
47 貫通孔
50 インバータ
55 電力供給電線
60 モータ
70 差動減速機

Claims (7)

  1. 構造部材を挟んで配置されるモータとインバータ間の結線方法であって、該モータが、各相に対して複数N個コイルを有するものにおいて、
    前記構造部材に少なくとも複数N個の貫通孔を形成するステップと、
    各相の導電性の結線部を前記構造部材より前記インバータ側に配置するステップであって、各相の前記導電性の結線部を前記構造部材の軸方向端面に設けた絶縁体に取付けるステップと、
    各相のそれぞれのコイルを構成する電線をそれぞれ前記構造部材の対応する一つの貫通孔に通すステップと、
    前記各相のコイルを構成する電線のすべてをこれと同相の前記導電性の結線部に結合するステップと、
    前記各相のコイル同相の前記インバータの電力供給電線を前記導電性の結線部に結合するステップと、
    を有し、
    前記各相の導電性の結線部が互いに半径の異なるリング形状を有することを特徴とする結線方法。
  2. 構造部材を挟んで配置されるモータとインバータ間の結線方法であって、該インバータが複数M個の相を有するものにおいて、
    前記構造部材に少なくとも複数M個の貫通孔を形成するステップと、
    複数M個の導電性の結線部を前記構造部材より前記モータ側に配置するステップであって、前記複数M個の導電性の結線部を前記構造部材の軸方向端面に設けた絶縁体に取付けるステップと、
    前記インバータの各相の電力供給電線をそれぞれ対応する一つの貫通孔に通すステップと、
    各相の電力供給電線を各相ごとに対応する導電性の結線部に結合するステップと、
    前記各相の電力供給電線から電流を供給されるコイル電線をすべて前記対応する導電性の結線部に結合するステップと、を有し、
    前記複数M個の導電性の結線部が互いに半径の異なるリング形状を有することを特徴とする結線方法。
  3. 各貫通孔の表面は絶縁体で覆われていることを特徴とする請求項1又は2に記載の結線方法。
  4. 前記電力供給電線の本数とモータのコイルの数が異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の結線方法。
  5. 記導電性の結線部がすべて前記構造部材の軸方向端面から同一の所定間隔空けて配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の結線方法。
  6. 各相のコイルを相ごとに複数N個含んだ略円筒状のステータを有するモータと、
    前記モータをその内部に支持する構造部材と、
    前記構造部材の外側表面に取付けられ、前記各相のコイルへの交流電流を発生するインバータと、を有し、
    前記構造部材が前記ステータの軸方向端面と前記インバータとの間に位置するブラケット部を有しており、前記モータと前記ブラケット部と前記インバータが前記ステータの軸方向に沿って並べられて配置されるモータ駆動ユニットにおいて、
    前記各相のコイルへ交流電流を供給するためそれぞれインバータから引き出された各相の電力供給電線と、
    前記構造部材の外部に配置される複数の導電性の結線部であって、各結線部が、各相に対して設けられ、前記各相のコイルを構成する電線とこれと同相の電力供給電線とを接続するものと、を備え、
    前記構造部材の前記ブラケット部が少なくとも複数N個の貫通孔を有しており、
    前記各相のコイルの各コイルを構成する電線が各相に対して設けられる前記導電性の結線部に接続するために、それぞれ一つの貫通孔を通過し
    前記複数の導電性の結線部が互いに半径の異なるリング形状を有し、
    前記複数の導電性の結線部が前記ブラケット部の軸方向端面に設けた絶縁体に取付けられることを特徴とするモータ駆動ユニット。
  7. 複数M相のコイルを有するモータと、
    前記モータをその内部に支持する構造部材と、
    前記構造部材の外側表面に取付けられ、複数M相の交流電流を発生するインバータと、を有し、
    前記構造部材が前記ステータの軸方向端面と前記インバータとの間に位置するブラケット部を有しており、前記モータと前記ブラケット部と前記インバータが前記ステータの軸方向に沿って並べられて配置されるモータ駆動ユニットにおいて、
    前記インバータから引き出された複数M相の電力供給電線と、
    前記構造部材の内部に配置される複数M個の導電性の結線部であって、それぞれが一相の 供給電線と該一相の交流電流が供給される同相のコイルを構成する電線とを接続する導電性の結線部と、を備え、
    前記構造部材の前記ブラケット部が少なくとも複数M個の貫通孔を有しており、
    インバータから引き出されたM相の供給電線が、それぞれ、一つの導電性の結線部に接続するために一つの貫通孔を通過し
    前記複数M個の導電性の結線部が互いに半径の異なるリング形状を有し、
    前記複数M個の導電性の結線部が前記ブラケット部の軸方向端面に設けた絶縁体に取付けられることを特徴とするモータ駆動ユニット。
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