JP4051939B2 - 脱臭装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒータによって加熱した気体を触媒に接触させることによって気体を脱臭する脱臭装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、臭気を含んだ気体を触媒に接触させることによって脱臭する脱臭装置が生ごみ処理機などの排気を脱臭するために用いられている。
【0003】
一般に、この種の脱臭装置においては、十分な脱臭効果を得るために気体をもとの排気等よりも高い温度に加熱する必要があるため、臭気を含む気体は触媒に接触する前にヒータによって加熱される。このヒータの熱を有効に利用して消費エネルギーを抑えるとともに脱臭された後の気体の温度を下げるため、脱臭された後の気体によって脱臭される前の気体を加熱する脱臭装置が提供されている。
【0004】
このような脱臭装置の一例を図13に示す。図中の矢印は気体のおおまかな流れを示す。この脱臭装置は、臭気を含んだ気体が脱臭される脱臭部Aと、吸気と脱臭部の排気とが熱交換する熱交換部Bとを備える。脱臭部Aは、臭気を含む気体を加熱するヒータ4と、ヒータ4で加熱された気体中の臭気物質を分解する触媒5と、ヒータ4及び触媒5が収納された直方体形の脱臭部器体6とを備え、熱交換部Bは、直方体形の器体1と、器体1を長手方向に貫通し器体1の両端と接合された内管2とを備える。臭気を含んだ気体は内管2の一端側から導入され、内管2の他端側からU字管3を介して脱臭部器体6に導入される。脱臭された気体はL字管7を介して器体1において長手方向の一端付近に導入され、器体1の内部を内管2に沿って流れ、内管2の内側の気体と内管2の管壁を介して熱交換した後、器体1の長手方向の他端付近に設けられた通気口1aから排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、内管2と器体1とが器体1の両端において接合されているので、内管2の内側と外側とで温度が大きく異なると、内管2と器体1との伸びの差によって内管2と器体1との接合部が破損するおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、破損しにくい脱臭装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、臭気物質を含む気体を加熱するヒータと、前記ヒータで加熱された気体を脱臭する触媒と、両端が閉塞された管状であって一端側に前記ヒータと前記触媒とが収納され他端側に通気口が設けられた器体と、前記器体の内外を連通させる管状であって前記通気口から前記ヒータに至る第1の流路を前記器体の内壁との間に形成し内側に第2の流路を形成する内管とを備え、前記内管は、一端側に前記ヒータが配置され前記第1の流路を通る気体と前記第2の流路を通る気体とが管壁を介して熱交換する熱交換部を備え、かつ前記熱交換部の他端側において前記器体に片持ち支持されていて、前記熱交換部は直管からなり、前記第1の流路上において前記通気口と前記ヒータとの間に配置され前記熱交換部が表裏に貫通し前記内管の管軸に沿って並んだ邪魔板を複数備え、前記邪魔板のうち一部は貫通穴が中央部に貫設され全周に亘って前記器体の内壁に密着した第1の邪魔板であり、残りは全周に亘って前記器体の内壁から離れた第2の邪魔板であって、前記第1の邪魔板と前記第2の邪魔板とが前記内管の管軸に沿って交互に配置されていて、前記第1の流路を流れる気体は前記第1の邪魔板の前記貫通穴と前記第2の邪魔板の周縁部とを交互に通過するものであって、前記熱交換部は複数の熱交換管からなり、前記熱交換管の周方向に沿って隣り合う前記熱交換管の各組に対応して設けられそれぞれ隣り合う熱交換管の各中心軸を共に含む面に沿った板状であって前記邪魔板に支持された複数の誘導板を備え、各誘導板において隣り合う熱交換管が並ぶ方向に沿った各端部がそれぞれ隣り合う熱交換管のうち一方ずつの近傍に位置し且つ誘導板と熱交換管との間の隙間を通って熱交換管の周方向に沿った気流が形成されるように各誘導板の幅及び位置が設定されていることを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、気体は前記第1の流路から前記第2の流路へ流れることを特徴とする
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態並びに本発明に関連した参考例について、それぞれ図面に基づいて説明する。
【0010】
参考例1)
参考例における脱臭装置は、図2に示すように、金属製であって一方向に長い直方体形の箱状に形成された器体1を備える。器体1の長手方向に沿った面のうち1つ(図2における上面)の長手方向の端部には通気口1a(図1参照)が設けられていて、通気口1aには通気管10が連結されている。器体1の長手方向の両端面の周縁にはそれぞれ鍔片1bが突設されている。各鍔片1bにはボルトが表裏に貫通するボルト穴1cが器体1の周縁に沿って複数貫設されている。鍔片1bは、例えば本参考例の脱臭装置を生ごみ処理機のような装置に用いる場合、器体1を装置の本体に固定するために用いられる。通気口1aに近い側の鍔片1bには、鍔片1bと対応した形状の連結片11bが、鍔片1bと連結片11bとを貫通するボルト12とナット13(図5参照)とによって固定されている。連結片11bは一面が開口した矩形箱状の連結管11において開口した側の面の周縁に突設されている。また、連結管11において連結片11bから離れた側の面の中央部には、連結管11の内外に連通した排気管11aが連結管11の外側へ突設されている。
【0011】
次に、図1を用いて本参考例の詳しい構成について述べる。図中の矢印は気流のおおまかな向きを示す。器体1の内部には器体1の長手方向に沿って延びた内管2が設けられていて、内管2の一端は器体1の長手方向の通気口1aに近い側の端面に連結され連結管11の内側に連通している。内管2の他端部は内側に触媒5が配置された触媒部2aとなっている。触媒5は、臭気物質の酸化を促進する白金などの物質が蒸着されたハニカム体である。また、器体1の内部において長手方向の通気口1aから離れた側の端部には触媒5との間に隙間をあけてヒータ4が配置されている。
【0012】
器体1と内管2との間には通気口1aからヒータ4に至る第1の流路が内管2に沿って形成され、内管2の内側には第2の流路が形成されている。臭気を含んだ気体は吸気管10を通じて通気口2aから導入された後、第1の流路を通過してヒータ4で加熱され、内管2の触媒部2aに流入する。そして触媒5によって脱臭された後、第2の流路を通過して連結管11に流入し、排気管11aを通じて脱臭装置の外部へ排出される。第2の流路を通る気体はヒータ4で加熱された後であって第1の流路を通る気体より温度が高く、内管2の管壁を介して第1の流路の気体と第2の流路の気体とが熱交換する。つまり本参考例においては内管2のうち触媒5よりもヒータ4から離れた部分が熱交換部2bとして機能する。
【0013】
上記構成によれば、内管2が器体1に片持ち支持されていることにより、内管2の内外の温度差が大きい場合など器体1の伸びと内管2の伸びとに差が生じても、内管2は器体1に対して自由に伸縮できるから、内管2が器体1に両持ち支持される場合に比べて、内管2と器体1との接合部に生じる歪みが小さくなり、したがって脱臭装置が破損しにくい。また、従来例においては内管2が収納された器体1とは別の脱臭部器体6にヒータ4と触媒5とが収納されていて、器体1と脱臭部器体6とを接続する管が必要であったため小型化が困難であったが、本参考例においては内管2とヒータ4と触媒5とが1つの器体1に収納されているため小型化が容易である。さらに、第1の流路から第2の流路に気体を流すことにより内管2の内側から外側へ熱を伝える構成であるから、内管2の外側から内側へ熱を伝える構成よりも、器体1の内外の温度差が小さいので器体1の外部へ逃げる熱が減少し、したがって熱効率が向上する。
【0014】
参考例2)
参考例において、図3に示すように熱交換部2bはそれぞれ器体1の長手方向に沿って延び内管2の中心線の周りに等間隔に配置された複数本(図2においては4本)の直管状の熱交換管2cからなる。各熱交換管2cは各一端が触媒部2aにそれぞれ連結されている。触媒部2aの熱交換管2cが連結された端部において熱交換管2cの内側に連通していない部分は閉塞されている。また、各熱交換管2cにおいてヒータ4から離れた側の各一端は器体1において通気口1aに近い側の端面にそれぞれ連結されて器体1の内外に連通している。連結管11は図5に示すように全ての熱交換管2cの各一端を覆うように器体1に固定されていて、図4に示すように、各熱交換管2bと排気管11aとは連通している。
【0015】
参考例において、内管2の触媒部2aを通過した気体は、各熱交換管2cに分かれて流入し、連結管11の内部において合流し、排気管11aを通過して排出される。その他の構成は参考例1と同様である。
【0016】
上記構成によれば、内管2の熱交換部2bが複数本の熱交換管2cからなることにより、熱交換部2bが1本の管からなる場合に比べて、熱交換部2bの表面積が増大し、したがって熱交換の効率が向上する。
【0017】
参考例3)
参考例における脱臭装置は、図6に示すようにそれぞれに全ての熱交換管2cが表裏に貫通し内管2の管軸に沿って略等間隔に配置された複数枚(図6においては4枚)の矩形平板状の邪魔板8を備える。最もヒータ4から離れた邪魔板8は通気口1aよりもヒータ4に近い位置に配置されている。ヒータ4から離れた側から数えて奇数番目の邪魔板8において器体1の通気口1aが設けられた面から離れた側の辺と、ヒータ4から離れた側から数えて偶数番目の邪魔板8において器体1の通気口1aが設けられた面に近い側の辺とはそれぞれ器体1の内壁から離れていて、各邪魔板8はそれぞれ他の3辺において器体1の内壁と密着している。ここで、各邪魔板8は器体1に固定されていて熱交換管2cには固定されておらず、内管2は参考例1と同様に器体1に対して自由に伸縮することができる。その他の構成は参考例2と同様である。
【0018】
上記構成によれば、第1の流路に形成される気流が邪魔板8に沿って蛇行するので、邪魔板8を設けない場合に比べて第1の流路が延長され、また第1の流路に形成される気流が邪魔板8に沿って熱交換管2cに当たるように複数回曲げられるから、邪魔板8を設けない場合に比べて第1の流路に形成される気流が熱交換管2cに接触しやすくなり熱交換の効率がさらに向上する。
【0019】
なお、各邪魔板8は器体1に固定されていて熱交換管2cには固定されていないとしたが、内管2が器体1に対して自由に伸縮できればよく、例えば各邪魔板8が熱交換管2cに固定されていて器体1には固定されていない構成としてもよい。
【0020】
参考例4)
参考例における脱臭装置は、図7に示すように各熱交換管2cがそれぞれ内側に接する貫通穴8cが中央部に設けられ周縁部が全周に亘って器体1の内壁に密着した平板状の第1の邪魔板8aと、各熱交換管2cをそれぞれ囲み周縁部が器体1の内壁から離れた平板状の第2の邪魔板8bとを備える。第1の邪魔板8aと第2の邪魔板8bとは内管2の管軸に沿って交互に配置されている。つまり第1の流路を流れる気体は第1の邪魔板8aの貫通穴8cの内側と第2の邪魔板2bの周縁部とを交互に通過する。ここで、各第1の邪魔板8aは器体1に固定されていて熱交換管2cには固定されておらず、内管2は参考例1と同様に器体1に対して自由に伸縮することができる。その他の構成は参考例2と同様である。
【0021】
ところで、邪魔板8の器体1に接触した端部の表裏の気体は温度差に応じて邪魔板8を介して熱交換する。上記構成によれば第1の流路における気流は図8(b)に矢印で示すように形成され、例えば図8(a)に矢印で示すように邪魔板8において器体1の短手方向に沿った両端部に交互に気流を通す場合よりも、器体1の内壁付近において邪魔板8の表裏に生じる温度差がより小さくなるから、邪魔板8を介して第1の流路の下流側から上流側へ伝わる熱が減少し、したがって熱効率がさらに向上する。
【0022】
なお、各第1の邪魔板8aは器体1に固定されていて熱交換管2cには固定されていないとしたが、内管2が器体1に対して自由に伸縮できればよく、例えば各第1の邪魔板8aが熱交換管2cに固定されていて器体1には固定されていない構成としてもよい。
【0023】
(実施形
本実施形態における脱臭装置は、図9に示すように、熱交換管2cの管軸に沿って各邪魔板8a,8bを貫通して延びた複数枚(図においては4枚)の平板状の誘導板9を備える。各誘導板9は隣り合う熱交換管2cの各組に対応して設けられていて、それぞれ隣り合う熱交換管2cの中心軸が共に含まれる平面に沿って配置されている。本実施形態では、内管2の熱交換部2bを構成する熱交換部2cが4本であって、内管2の中心線の周りに熱交換管2cが等間隔に配置されている。また、貫通穴8は各熱交換管2cが4隅においてそれぞれ内側に接する四角形状である。一方,各誘導板9は貫通穴8cの各辺に沿って貫通穴8cを囲む位置に配設される。さらに、各誘導板9は貫通穴8cの各辺の両端部に位置する各一対の熱交換管2cとの間にそれぞれ隙間を形成する。隣り合う熱交換管2cが並ぶ方向に沿った各誘導板9の幅寸法は隣り合う熱交換管2cの間の隙間の幅よりも大きく設定されている。その他の構成は参考例4と同様である。
【0024】
参考例4のように誘導板9が設けられていない場合、気流は図10(a)の矢印で示すように隣り合う熱交換管2cの間を通過する。この場合、熱交換管2cの周面のうち熱交換に寄与するのは隣り合う各一対の熱交換管2cの対向部位付近になっている。これに対して、本実施形態のように誘導板9を設けた場合、第1の邪魔板8aの貫通穴8cに流入する気流は、図10(b)の矢印で示すように誘導板9と熱交換管2cとの隙間を通過して各熱交換管2cの周方向に沿って流れる。従って、誘導板9が設けられていない場合に比べ、熱交換管2cの周面のうち熱交換に寄与する面積がより大きくなり、熱交換の効率がさらに向上する。
【0025】
参考例5
参考例においては、図11に示すように第1の邪魔板8a及び第2の邪魔板8bは各周縁部が第1の流路の下流側へ曲げられた角錐台状に形成されている。これにより第1の邪魔板8aの表裏の面のうち第1の流路の下流側の面には内管2から離れる方向へ向かって第1の流路の下流側へ傾斜した傾斜面8d(図12参照)が形成されている。その他の構成は参考例4と同様である。
【0026】
本発明の効果を図12を用いて説明する。図中の矢印は気流のおおまかな向きを示す。第1の邪魔板8aにおいて第1の流路の下流側の面が平面であった場合、貫通穴8cの周縁部の下流側の図12(a)において破線で囲んだ部位において気流の剥離が発生する。つまり熱交換によって温度の上がった気体が第1の邪魔板8aの付近に滞留するから熱が第1の邪魔板8aを伝わって器体1の外部に漏れる。一方、本参考例によれば、第1の邪魔板8aの表裏の面のうち第1の流路の下流側の面には内管2から離れる方向へ向かって第1の流路の下流側へ傾斜した傾斜面8dが形成されているので、図12(b)に示すように傾斜面8dに沿って気流が形成されることにより上述のような気流の剥離が防止され、従って傾斜面8dを設けない場合に比べて熱交換の効率がさらに向上する。
【0027】
【発明の効果】
請求項1の発明は、内管が器体に片持ち支持されているので、内管が器体に対して自由に伸縮することができ、したがって第1の流路の気体と第2の流路の気体との温度差が大きい場合など内管の伸びと器体の伸びとが異なっていても、内管の両端を器体に連結した場合に比べて、内管と器体との接合部に生じる歪みが小さいから脱臭装置が破損しにくい。また、内管が表裏に貫通する邪魔板を備えることにより気流が邪魔板に当たって曲がるから、邪魔板を設けない場合に比べて、気流が熱交換部に当たりやすくなり、熱交換の効率が向上する。さらに、第1の邪魔板と第2の邪魔板とが熱交換管の管軸に沿って交互に配置されていることにより、邪魔板において熱交換部を挟んだ2箇所を交互に開口させる場合に比べ、邪魔板において気流が通過する縁部から離れた部位の表裏付近の気体の間の温度差がより小さくなるから、邪魔板を介して第1の流路の下流側から上流側へ伝わる熱が減少し、従って熱交換の効率が向上する。また、気体が誘導板と熱交換管との間の隙間を通って熱交換管の周方向に沿って形成されるから、誘導板を設けない場合に比べて、熱交換管の周面のうち熱交換に寄与する部分の面積が増加し、熱交換の効率が向上する。
【0028】
請求項2の発明は、気体を第1の流路から第2の流路へ流すことにより内管の内側から外側へ熱を伝える構成となっているから、内管の外側から内側へ熱を伝える構成とする場合に比べて、器体の内外の温度差が低減され器体外部への熱の漏れが少なくなるから熱効率が向上する
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例1を示す一部破断した斜視図である。
【図2】 本発明の参考例1の外観を示す斜視図である。
【図3】 本発明の参考例2を示す一部破断した斜視図である。
【図4】 本発明の参考例2の要部を示す断面図である。
【図5】 本発明の参考例2の要部を示す分解斜視図である。
【図6】 本発明の参考例3を示す一部破断した斜視図である。
【図7】 本発明の参考例4を示す一部破断した斜視図である。
【図8】 本発明の参考例4の原理説明図である。
【図9】 本発明の実施形態を示す一部破断した斜視図である。
【図10】 本発明の実施形態の原理説明図である。
【図11】 本発明の参考例5を示す一部破断した斜視図である。
【図12】 本発明の参考例5の原理説明図である。
【図13】 従来例を示す一部破断した斜視図である。
【符号の説明】
1 器体
1a 通気口
2 内管
2b 熱交換部
2c 熱交換管
4 ヒータ
5 触媒
8 邪魔板
8a 第1の邪魔板
8b 第2の邪魔板
8c 貫通穴
8d 傾斜面
9 誘導板

Claims (2)

  1. 臭気物質を含む気体を加熱するヒータと、前記ヒータで加熱された気体を脱臭する触媒と、両端が閉塞された管状であって一端側に前記ヒータと前記触媒とが収納され他端側に通気口が設けられた器体と、前記器体の内外を連通させる管状であって前記通気口から前記ヒータに至る第1の流路を前記器体の内壁との間に形成し内側に第2の流路を形成する内管とを備え、前記内管は、一端側に前記ヒータが配置され前記第1の流路を通る気体と前記第2の流路を通る気体とが管壁を介して熱交換する熱交換部を備え、かつ前記熱交換部の他端側において前記器体に片持ち支持されていて、前記熱交換部は直管からなり、前記第1の流路上において前記通気口と前記ヒータとの間に配置され前記熱交換部が表裏に貫通し前記内管の管軸に沿って並んだ邪魔板を複数備え、前記邪魔板のうち一部は貫通穴が中央部に貫設され全周に亘って前記器体の内壁に密着した第1の邪魔板であり、残りは全周に亘って前記器体の内壁から離れた第2の邪魔板であって、前記第1の邪魔板と前記第2の邪魔板とが前記内管の管軸に沿って交互に配置されていて、前記第1の流路を流れる気体は前記第1の邪魔板の前記貫通穴と前記第2の邪魔板の周縁部とを交互に通過するものであって、前記熱交換部は複数の熱交換管からなり、前記熱交換管の周方向に沿って隣り合う前記熱交換管の各組に対応して設けられそれぞれ隣り合う熱交換管の各中心軸を共に含む面に沿った板状であって前記邪魔板に支持された複数の誘導板を備え、各誘導板において隣り合う熱交換管が並ぶ方向に沿った各端部がそれぞれ隣り合う熱交換管のうち一方ずつの近傍に位置し且つ誘導板と熱交換管との間の隙間を通って熱交換管の周方向に沿った気流が形成されるように各誘導板の幅及び位置が設定されていることを特徴とする脱臭装置。
  2. 気体は前記第1の流路から前記第2の流路へ流れることを特徴とする請求項1記載の脱臭装置
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