JPS5839324Y2 - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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Publication number
JPS5839324Y2
JPS5839324Y2 JP1977075050U JP7505077U JPS5839324Y2 JP S5839324 Y2 JPS5839324 Y2 JP S5839324Y2 JP 1977075050 U JP1977075050 U JP 1977075050U JP 7505077 U JP7505077 U JP 7505077U JP S5839324 Y2 JPS5839324 Y2 JP S5839324Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
baffle plate
heat exchange
casing
baffle
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977075050U
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English (en)
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JPS542861U (ja
Inventor
照夫 山本
章弘 北沢
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
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Publication of JPS542861U publication Critical patent/JPS542861U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱交換器に係り、特に熱交換器に内装されるバ
ッフル板の形状が簡単で製造し易く、かつ熱変形が少な
い熱交換器に関する。
熱交換器における熱交換器にバッフル板を挿設すると熱
効率を向上させ得ることは良く知られている(実公昭4
1−4636号実用新案公報参照)。
すなわち、第6図に示すように、ケーシング8内に熱交
換器4が組込まれ、この熱交換器4の途中には、多数の
バッフル板1が直列結合されている。
ところが、これらのバッフル板1は直接燃焼炎にさらさ
れるため、耐熱性の大きい材質で、かつ熱による変形を
少なくしなければならないため、形状が複雑となり、そ
のため高価なものになりがちであった。
本考案の目的は、従来の熱交換器が有する欠点を解消し
、燃焼炎による熱変形が少なく、熱交換効率を向上させ
ることができ、しかも形状が簡単で製造しやすいバッフ
ル板を備えた熱交換器を提供することにある。
上記目的は、本考案によれば、矩形の板材の4隅部を折
り曲げ、8角形の板の一つおきの辺に三角形の取付耳片
を形成したバッフル板を構成し、一方、熱交換胴内に支
持体を設け、この支持体に上記取付耳片を直接的に結合
することによって遠戚される。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図において符号1はバッフル板を示し、このバッフ
ル板1は、第2図に示すような矩形(第2図に示すもの
は正方形)の板材の4隅部を点線に沿って一方向に折り
曲げ、8角形のバッフル板本体2の一つおきの辺に、3
角形の取付耳片3,3を一体的に形成することによって
構成されている。
上記バッフル板2の最大寸法L(第2図参照)は熱交換
器の内径より数mmから数十mm小さく定められている
一方、第3図に示すように、熱交換器の熱交換器4の天
井板5下面には、1対の支持体6,6が垂設されている
そして、これら一対の支持体6,6の間には、第3図お
よび第4図に示すように、複数個のバッフル板1,1が
相互に所定の間隔を保って跨設されている。
上記バッフル板1と支持体6との相互の結合は、取付耳
片3と支持体6とをねし止めやスポット溶接などによっ
て結合することによってなされている。
なお、第3図において符号7はバーナ、符号8は温風暖
房機のケーシング、符号9は熱交換器とケーシングとの
間に形成された熱交換流路、符号11は送風機、符号1
2は排気筒、符号13は温風ダクト、符号14は温風吹
出口をそれぞれ示す。
上記のように構成された本考案による熱交換器は、バー
ナ7の燃焼炎を導入することにより熱交換器4を加熱し
、その周囲に形成された熱交換流路9に、送風機11に
よって生起された空気流を流入させ、熱交換器4の外周
面で熱交換をする。
そして、加熱された空気流は、温風ダクト13、および
温風吹出口14を経て温風暖房機外に吹出る。
この過程において、熱交換器4内を通過して排気筒12
から外部に排出されるバーナ7の燃焼炎は、途中バッフ
ル板1の表面で流速を増すので、熱交換器4への熱伝達
効率が増大し、その結果熱交換器の熱交換効率が向上す
る。
上記バッフル板部を通過する燃焼炎の流速は、バッフル
板1の寸法や形状、又は取付耳片3の寸法を変えること
により、容易に調節することができる。
第5図は本考案の変形実施例を示し、この変形実施例に
おいては、3個のバッフル板のうち、最上段のものは直
接に取付耳片3を支持体6に固定しているが、他のバッ
フル板の取付耳片3,3は、それぞれ上段のバッフル板
の取付耳片を介して支持体6に固定されている。
第5図に示す熱交換器4の作用は第3図のそれと固しで
あるから、その詳細な説明は省略する。
以上の説明から明らかなように、本考案は、矩形の板材
の4隅部を折り曲げることによりバッフル板を構成した
ので、形状が簡単で製造し易く、もちろん製造コストも
安い。
また、取付耳片3,3が直立することによってバッフル
板1の剛性が増大するので、熱変形も小さい。
また、熱交換器の内壁と取付耳片との間の燃焼炎は層流
に近い流れとなるのに対し、取付耳片のない領域では燃
焼炎が乱流に近い流れとなり熱交換器への熱伝達効率を
増大させ熱交換効率を向上させることができる。
さらにまた、複数個のバッフル板1,1を用いるときで
も簡単に重ねることができる、など種々の効果を奏する
なお、上記の説明ではバッフル板の素材板外形は正方形
であるとしたが、これは長方形でもよいことは勿論で、
また、取付耳片3もバッフル板本体2の両面側に互い違
いに折り曲げてもよい。
さらにまた、支持体6は図示の実施例のように熱交換器
の天井板5から垂下した棒状のものに限らず、例えば熱
交換器4の内周壁に突設したブラケット様のものでもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はバッフル板の斜視図、第2図はその素材板の平
面図、第3図は本考案の一実施例による熱交換器を備え
た温風暖房機の縦断面図、第4図はその熱交換器のバッ
フル板部の斜視図、第5図は本考案の変形実施例を示す
熱交換器の縦断面図、第6図は従来の熱交換器を示した
縦断面図である。 1・・・・・・バッフル板、2・・・・・・バッフル板
本体、3・・・・・・取付耳片、4・・・・・・熱交換
器、6・・・・・・支持体、7・・・・・・バーナ、9
・・・・・・熱交換流路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシングと、このケーシンダ内に収容され、バーナか
    らの燃焼炎を内部に導入して外周面で熱交換を行なう筒
    状の熱交換器と、この熱交換器と上記ケーシングとの間
    に形成された熱交換流路と、上記熱交換胴内に組込まれ
    た複数個のバッフル板とを有するものにおいて、上記バ
    ッフル板のそれぞれは、矩形の板材の4隅部を同じ側に
    折り曲げて3角形の取付耳片を形成することによって構
    成される一方、上記熱交換胴内には一対の支持体が吊下
    され、この支持体に対して上記バッフル板の取付耳片を
    止着するようにしたことを特徴とする熱交換器。
JP1977075050U 1977-06-09 1977-06-09 熱交換器 Expired JPS5839324Y2 (ja)

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JP1977075050U JPS5839324Y2 (ja) 1977-06-09 1977-06-09 熱交換器

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JP1977075050U JPS5839324Y2 (ja) 1977-06-09 1977-06-09 熱交換器

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Publication Number Publication Date
JPS542861U JPS542861U (ja) 1979-01-10
JPS5839324Y2 true JPS5839324Y2 (ja) 1983-09-05

Family

ID=28989145

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JP1977075050U Expired JPS5839324Y2 (ja) 1977-06-09 1977-06-09 熱交換器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5747783B2 (ja) * 2011-10-26 2015-07-15 大豊工業株式会社 熱交換器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS414636Y1 (ja) * 1964-03-05 1966-03-16
JPS4712722U (ja) * 1971-03-11 1972-10-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS414636Y1 (ja) * 1964-03-05 1966-03-16
JPS4712722U (ja) * 1971-03-11 1972-10-14

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JPS542861U (ja) 1979-01-10

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