JP4050721B2 - 浴室用テレビ装置 - Google Patents

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本発明は、浴室の壁面に取り付けられ、前面がハーフミラー板で覆われている浴室用テレビ装置に関する。
従来のこの種の浴室用テレビ装置は、前面がハーフミラー板で形成されている筐体を浴室の壁面に形成した窓穴に取り付けている。そして、テレビ本体のテレビ画像表示部がハーフミラー板に対峙するようにテレビ本体を筐体内に収納している。
筐体に収納されるテレビ本体は、市販されているテレビ受像装置の完成品である。また、この筐体は水密構造であるため、筐体内にテレビ本体を収納すると、テレビ本体のスピーカから発音されるテレビ音声を聞き取ることができない。そこで、音声信号用コードを介して音声信号を筐体の外部へ導出し、アンプを介して別途設けたスピーカを鳴動している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−327428号公報(図2)
上記従来の浴室用テレビ装置では、市販のテレビ受像装置を用いるため、水密構造の筐体内にテレビ本体を収納しなければならない。そのため、テレビ本体に設けられているスピーカを活用することができず、音声信号を外部に導出して、別途のアンプやスピーカを設置している。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、テレビ本体とは別にアンプやスピーカを設置する必要のない浴室用テレビ装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による浴室用テレビ装置は、前面にテレビ画像表示を備えたテレビ本体と、このテレビ本体を浴室の壁面に、少なくともテレビ画像表示部がこの壁面より前方に位置するように取り付けると共に、テレビ本体を前面側から覆うハーフミラー板を備えた浴室用テレビ装置において、ハーフミラー板の周縁の一部と浴室の壁面との間が開放されるようにハーフミラー板を取り付けると共に、少なくとも上記テレビ画像表示部を囲い、テレビ本体の前面とハーフミラー板の後面との間に挟まれ、テレビ画像表示部とハーフミラー板との間への湯水の侵入を防止するシール手段を設け、このシール手段の上縁に湯水が停滞しないように上縁に傾斜部を設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、ハーフミラー板の周縁の一部と浴室の壁面との間が開放されているので、テレビ本体にスピーカが設けられていれば、そのスピーカから発音されるテレビ音声は開放された部分を通って浴室側に届く。なお、シール手段で囲まれた部分には湯水が極力侵入しないようにすることが望まれる。シール手段の上縁が傾斜していれば湯水がその上縁に停滞しないのでシール手段によるシール性が向上する。
このようにシール手段で囲んだ範囲内は曇ることがないので、上記シール手段で囲まれた範囲内に、テレビ本体の作動を外部から制御する赤外線式のリモコンから照射される赤外線の受光部を配設すれば、曇りや水滴が受光を妨げるようなことがない。
なお、シール手段で囲まれた範囲に何らかの原因で湯水が侵入しても、上記シール手段で囲まれた範囲内に、テレビ本体を貫通して外部に連通する通気通路を設けると共に、水蒸気は通過させるが湯水の通過を遮断する防水手段を通気通路に設けておけば、シール手段で囲まれた範囲に侵入した湯水は順次蒸発して、この通気通路を通って外部に排出される。
ところで、上記テレビ本体の前面にステレオ音声を発音可能な左右1対のスピーカを設けると共に、両スピーカの間に位置して両スピーカからの音声の干渉を防止する干渉防止部を設けると共に、ハーフミラー板の左右両側縁と浴室の壁面との間を開放してもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、テレビ下面表示部をシール手段で囲んでいるので、ハーフミラー板と浴室の壁面との間にテレビ音声が通過するための開放された部分を設けることができる。なお、この開放された部分を通ってシール手段まで湯水が侵入しても、シール手段の上縁に湯水が停滞しないので、シール手段で囲まれた範囲内に湯水が侵入することはない。
図1から図3を参照して、1はハーフミラー板であって、背部に位置するテレビ本体3を覆うように浴室の壁面に取り付けられている。11はこのハーフミラー板1を保持する取り付け金具である。
テレビ本体3の前面には液晶表示装置20が臨むテレビ画像表示部2が設けられている。この液晶表示装置20はバックライトを備えており、そのためテレビ画像表示部2にテレビ画像が表示されるとその画面は明るくなる。
ハーフミラー板1は液晶表示装置20が作動していない状態では、前面が鏡状になっているが、液晶表示装置20を作動させると、ハーフミラー板1の略中央部分にテレビ画像が表示される。テレビ本体3の前面にはテレビ画像表示部2の他に左右1対のスピーカ31が設けられている。
シール手段である環状のシール部材21を、テレビ画像表示部2を囲むようにテレビ本体3の前面に貼り付けた。このシール部材21の上縁部分は中央部分が高く、その中央部分から左右に向かって下り傾斜する傾斜部21aが設けられている。また、シール部材21の下縁中央部から下方に干渉防止部22を一体に形成した。
このシール部材21および干渉防止部22は独立気泡タイプのスポンジで形成されており、前後方向両面に接着剤層が設けられている。従って、このシール部材21および干渉防止部22をテレビ本体3とハーフミラー板1とで挟むと、シール部材21および干渉防止部22はテレビ本体3およびハーフミラー板1の双方に密着し、シール部材21で囲まれた範囲内への湯水の侵入を防止する。また、上述のようにシール部材21の上縁には傾斜部21aを設けたので、上縁に湯水が掛かっても傾斜部21aを伝って左右両側へ流れ落ち、上縁に湯水が滞留しない。そのため、上縁から湯水が侵入しにくくなる。
両スピーカ31の間に干渉防止部22が位置するので、各々のスピーカ31から発音されたテレビ音声は干渉防止部22によって反対側へ拡がることが防止される。例えば左側のスピーカ31から発音されたテレビ音声は右側に拡がろうとしても干渉防止部22によって拡がりを阻害される。なお、ハーフミラー板1の左右は開放されており、左側のスピーカ31から発音されたテレビ音声は左側の隙間を通ってハーフミラー板1の前方へと拡がる。
左右両スピーカ31でステレオ音声を再生すると、ハーフミラー板1の裏側で一方のスピーカ31から発音された音声が他方へ拡がらないので、ステレオ効果が阻害されない。
このテレビ本体3の電源のオンオフおよびその他の操作はリモコンによって行われる。図外のリモコンからは制御信号が重畳され変調された赤外線が射出される。その赤外線を受光する受光部4をシール部材21で囲まれた範囲内に設けた。シール部材21で囲まれている範囲には上述のように湯水が侵入しないので、その範囲内ではハーフミラー板1の後面が曇らない。そのため、受光部4に受光される赤外線が曇り等によって減衰されることがない。
ただし、長年使用していると若干ではあるがシール部材21で囲まれた範囲内に湯水が侵入するおそれがある。この範囲内に湯水が侵入すると、シール部材21のシール性が高いため、侵入した湯水が排出されることがない。そのため、ハーフミラー板1の後面が曇り続け、テレビ画像表示部2の干渉に弊害が生じる。
そこで、シール部材21で囲まれた範囲内に、テレビ本体3を貫通して外部に連通する通気通路5を形成した。そしてこの通気通路5の出口を通気シール51で塞いだ。この通気シール51は水蒸気程度の大きさの分子は通過させるが、液体状の湯水は通過させないものである。
従って、万一シール部材21で囲まれた範囲内に湯水が侵入しても、その侵入した湯水が蒸発して水蒸気となると、この通気通路5および通気シール51を通過して外部へと排出される。
ところで、上記シール部材21および干渉防止部22をスポンジで形成したが、ゴムその他の適宜の材料によって形成してもよい。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 ハーフミラー板の背部を示す斜視図 III-III断面図
符号の説明
1 ハーフミラー板
3 テレビ本体
4 受光部
5 通気通路
21 シール部材
21a 傾斜部
22 干渉防止部
31 スピーカ
51 通気シール

Claims (4)

  1. 前面にテレビ画像表示を備えたテレビ本体と、このテレビ本体を浴室の壁面に、少なくともテレビ画像表示部がこの壁面より前方に位置するように取り付けると共に、テレビ本体を前面側から覆うハーフミラー板を備えた浴室用テレビ装置において、ハーフミラー板の周縁の一部と浴室の壁面との間が開放されるようにハーフミラー板を取り付けると共に、少なくとも上記テレビ画像表示部を囲い、テレビ本体の前面とハーフミラー板の後面との間に挟まれ、テレビ画像表示部とハーフミラー板との間への湯水の侵入を防止するシール手段を設け、このシール手段の上縁に湯水が停滞しないように上縁に傾斜部を設けたことを特徴とする浴室用テレビ装置。
  2. 上記シール手段で囲まれた範囲内に、テレビ本体の作動を外部から制御する赤外線式のリモコンから照射される赤外線の受光部を配設したことを特徴とする請求項1記載の浴室用テレビ装置。
  3. 上記シール手段で囲まれた範囲内に、テレビ本体を貫通して外部に連通する通気通路を設けると共に、水蒸気は通過させるが湯水の通過を遮断する防水手段を通気通路に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の浴室用テレビ装置。
  4. 上記テレビ本体の前面にステレオ音声を発音可能な左右1対のスピーカを設けると共に、両スピーカの間に位置して両スピーカからの音声の干渉を防止する干渉防止部を設けると共に、ハーフミラー板の左右両側縁と浴室の壁面との間を開放したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の浴室用テレビ装置。
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