JP6052769B2 - 浴室テレビ - Google Patents

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本発明は、浴室の壁面に取り付けられる、液晶表示部を備えた浴室テレビに関する。
従来より、入浴中にテレビ放送を鑑賞するため、浴室に設置するテレビ装置が多数提案されている。近年は画像を表示する液晶の画像表示部を備えた、いわゆる液晶式の浴室テレビが提案されている。液晶式の浴室テレビはテレビ本体の厚みを薄くできるので、浴室の壁面に窓穴などを施工することなく、浴室の壁面に直接取り付けることができる。
なお、液晶式の浴室テレビであっても電源からのコードや各種配線を接続する必要があるので、浴室テレビのケーシングの背面に開口を設け、その開口からこれらコードや配線を引き出しておき、浴室テレビを設置する壁面にこの開口に対向する配線用の穴を形成し、その穴を通して浴室外へとコードや配線を引き出している。
また、液晶表示部を挟んで左右に防水スピーカを取り付け、テレビ音声をステレオで再生できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−219447号公報(図2)
液晶式の浴室テレビではケーシング内に湯水が少量でも浸入するとケーシング内の湿度が上昇し、液晶表示部の前面を覆う透明板の内側に結露し曇る。すると、テレビ画面の視聴に不具合が生じるため、ケーシングは外から湯水が浸入しないように構成されている。
一方、上記のように液晶式の浴室テレビは厚みが薄いので小型の防水スピーカしか取り付けることができない。そのため、再生される音声の低音成分が不足し、重厚感のある音声を発音させることが難しい。そこで、液晶表示部や音声信号出力部をケーシングの中央の主空間に収納し、その主空間の左右に音響空間を設けて、音響空間をスピーカボックスとして機能させている。ところが、音声信号出力部と防水スピーカとはスピーカコードで接続する必要があり、そのスピーカコードを通すための穴を、主空間と音響空間とを連通するように設けなければならないので、音響空間も気密状態を保持しなければならない。そのため、音響空間にスピーカを1個取り付けただけでは低音成分が不足するので、低音成分を再生するために防水スピーカの他にドローンコーンを取り付けることが望まれる。
ところが、ドローンコーンはムービングコイルと磁石とからなる駆動部が付属していないだけで、その他の構造は防水スピーカと同一であるため価格が高く、そのため浴室テレビの価格が高騰するという問題点が生じる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、低コストで低音成分の再生が可能な液晶式の浴室テレビを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による浴室テレビは、浴室の壁面に固定される1個の水密のケーシングの内部空間を、液晶表示部と音声信号出力部とを収納する主空間と、防水スピーカが取り付けられる音響空間とに分割した浴室テレビにおいて、上記音響空間を主空間に対して気密に隔絶すると共に、音響空間に前方に向かって開く開口を形成して音響空間をバスレフ型のスピーカーボックスとし、かつ、上記主空間の背面に形成した配線用の開口を介して音声信号出力部に接続されたスピーカコードを上記ケーシングの外側に引き出し、音響空間の背面に形成した開口を通してスピーカコードを再び上記ケーシング内に導き入れて上記防水スピーカに接続したことを特徴とする。
従来のようにドローンコーンを用いるのではなく、音響空間をバスレフ型のスピーカーボックスにすることによりコストを下げる。但し、バスレフ型にすると音響空間を外部に開放する開口を形成しなければならず、その開口から音響空間内に湯水が浸入すると、従来のものではスピーカコードを通すために形成されていた穴を通して水分が主空間内に浸入する。そこで、従来のこのような穴を設けずにスピーカコードをケーシングの外側を通して配線するようにした。
以上の説明から明らかなように、本発明は、主空間への湯水の浸入は従来と同様に遮断しつつ、低音成分の再生を増加させ、重厚感のある音でテレビを鑑賞することができる。
片側のスピーカカバーを取り外した浴室テレビの正面図 後ケースのリブの形状を示す図 背面でのスピーカコードの配線状態を示す図
図1を参照して、1は本発明による浴室テレビである。左右方向中央にはテレビ画像を表示する液晶表示部12が配設されている。なお、この液晶表示部12に直接湯水がかからないように、液晶表示部12の前面は透明な板材で封止されている。
この液晶表示部12を挟んで左右にはスピーカカバー11が着脱自在に取り付けられている。なお、本図では向かって左側のスピーカカバーを取り外した状態を示している。スピーカカバー11を取り外すと、ケーシングを構成する前ケース2が露出する。ケーシングはこの前ケース2と図2に示す後ケース4とが、前後方向に気密に合わさって形成されている。ケーシング内は後ケース4の左右1対のリブ41によって3個の空間に区分されている。左右方向中央に位置する主空間内に上記液晶表示部12が格納され、更に図示しない音声信号出力部もこの主空間内に格納されている。この主空間を挟んで左右に形成されるのが音響空間で有り、両音響空間内に各1個の防水スピーカ3を設置した。
主空間と両音響空間とは上記リブ41によって気密に隔絶されており、少なくとも音響空間側から主空間へと湯水や水蒸気が浸入することはない。
前ケース2には防水スピーカ3の下方に位置して開口31が形成されている。従って、音響空間はこの開口31を介して外部と連通することになる。この開口31は音響空間をバスレフ型のスピーカボックスとするためのもので、高音域から中音域の音声は防水スピーカ3から直接前方へと発音されるが、低音域の音声は音響空間内を通って共振等により増幅され、この開口31から前方へと発音される。
図2を参照して、防水スピーカ3が取り付けられる位置42の中央には穴44を設け、後述するスピーカコードを通すようにした。また、主空間内に収納される各種装置に電力を供給し、またその他放送信号を搬送するコード類を通すための開口43が形成されている。
図3を参照して、上述のように音声信号出力部は主空間に収納されているので、その音声信号出力部に接続されたスピーカコード5を開口43から一旦外部に引き出し、その引き出した先端を穴44を通して音響空間内に差し込み、その先端を防水スピーカ3に接続するようにした。このように構成したので、たとえ音響空間内に湯水が浸入してその水蒸気等が穴44から浴室テレビ1の背面に漏出しても、浴室テレビ1を浴室の壁面に取り付ける際に浴室テレビ1と壁面との間に挟み込むパッキンによって、穴44から漏出した水蒸気等は開口43に到達することなく遮断される。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。例えば、上記実施の形態では、音響空間を主空間の左右に設けてステレオ音声を再生できるようにしたが、音響空間を1個にしたモノラル音声を再生する浴室テレビにも本発明を適用することができる。
1 浴室テレビ
2 前ケース
3 防水スピーカ
4 後ケース
5 スピーカコード
11 スピーカカバー
12 液晶表示部

Claims (1)

  1. 浴室の壁面に固定される1個の水密のケーシングの内部空間を、液晶表示部と音声信号出力部とを収納する主空間と、防水スピーカが取り付けられる音響空間とに分割した浴室テレビにおいて、上記音響空間を主空間に対して気密に隔絶すると共に、音響空間に前方に向かって開く開口を形成して音響空間をバスレフ型のスピーカーボックスとし、かつ、上記主空間の背面に形成した配線用の開口を介して音声信号出力部に接続されたスピーカコードを上記ケーシングの外側に引き出し、音響空間の背面に形成した開口を通してスピーカコードを再び上記ケーシング内に導き入れて上記防水スピーカに接続したことを特徴とする浴室テレビ。
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