JPH10126713A - 防水型電子機器 - Google Patents
防水型電子機器Info
- Publication number
- JPH10126713A JPH10126713A JP27504696A JP27504696A JPH10126713A JP H10126713 A JPH10126713 A JP H10126713A JP 27504696 A JP27504696 A JP 27504696A JP 27504696 A JP27504696 A JP 27504696A JP H10126713 A JPH10126713 A JP H10126713A
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- JP
- Japan
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- casing
- waterproof
- electronic device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 防水構造でありながら、内部の放熱を行うこ
とができる防水型電子機器を提供すること。 【解決手段】 ケーシング内にスピーカを配設してなる
電子機器であって、ケーシングに通気孔を穿設するとと
もに、同通気孔に、通気性を有する防水シートを覆設し
た。
とができる防水型電子機器を提供すること。 【解決手段】 ケーシング内にスピーカを配設してなる
電子機器であって、ケーシングに通気孔を穿設するとと
もに、同通気孔に、通気性を有する防水シートを覆設し
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、防水型電子機器に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器の防水構造としては、電
子機器のケーシングを密閉構造に形成して、同ケーシン
グ内に電子部品等を収容配設していた。その一形態とし
て、防水型テレビを例にとり以下に説明する。
子機器のケーシングを密閉構造に形成して、同ケーシン
グ内に電子部品等を収容配設していた。その一形態とし
て、防水型テレビを例にとり以下に説明する。
【0003】図4は、従来の防水型テレビの断面図を示
しており、防水型テレビ41は、フロントケース42及びリ
アケース43とを重合してなるケーシング46の内部中央に
画像表示装置としての液晶モニター45を配設するととも
に、ケーシング46の左右側方にスピーカ44,44 をそれぞ
れ配設している。50は防水用のパッキンである。
しており、防水型テレビ41は、フロントケース42及びリ
アケース43とを重合してなるケーシング46の内部中央に
画像表示装置としての液晶モニター45を配設するととも
に、ケーシング46の左右側方にスピーカ44,44 をそれぞ
れ配設している。50は防水用のパッキンである。
【0004】スピーカ44は、フロントケース42の裏面左
右側方それぞれにおいてフロントケース42及びスピーカ
ホルダー47により挟持されており、フロントケース42の
スピーカ44取付位置には、複数の音声用貫通孔42a が穿
設されている。
右側方それぞれにおいてフロントケース42及びスピーカ
ホルダー47により挟持されており、フロントケース42の
スピーカ44取付位置には、複数の音声用貫通孔42a が穿
設されている。
【0005】また、前記スピーカホルダー47には、基板
保持部47b を形成しており、同基板保持部47b にアンプ
回路を構成する電子部品(図示せず。)を実装した基板
48を取付け、しかも、電子部品の熱が液晶モニター45に
伝わらないように仕切壁47cを形成している。
保持部47b を形成しており、同基板保持部47b にアンプ
回路を構成する電子部品(図示せず。)を実装した基板
48を取付け、しかも、電子部品の熱が液晶モニター45に
伝わらないように仕切壁47cを形成している。
【0006】液晶モニター45は、フロントケース42の前
面中央部に形成した矩形状の開口42b に覆設した透明状
のフロントパネル49を通して外部から画像を見ることが
できるようにしており、同フロントパネル49とリアケー
ス43の内側面に突設したリブ43b とにより挟持されると
ともに、左右のスピーカホルダー47,47 に形成した保持
部47a,47a により弾性保持している。
面中央部に形成した矩形状の開口42b に覆設した透明状
のフロントパネル49を通して外部から画像を見ることが
できるようにしており、同フロントパネル49とリアケー
ス43の内側面に突設したリブ43b とにより挟持されると
ともに、左右のスピーカホルダー47,47 に形成した保持
部47a,47a により弾性保持している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
防水型テレビ41にあっては、ケーシング46を密閉構造に
形成し、しかも、電子部品の熱が液晶モニター45に伝わ
らないように仕切壁47cを形成しているため、水滴等が
ケーシング46内部に浸入することがなく、防水構造上優
れてはいるが、防水型テレビ41の使用により、ケーシン
グ46の内部温度が上昇しても、帯熱空気をケーシング46
の外部に排出することができず、内部の電子部品等が誤
動作したり、損傷してしまうことがあった。
防水型テレビ41にあっては、ケーシング46を密閉構造に
形成し、しかも、電子部品の熱が液晶モニター45に伝わ
らないように仕切壁47cを形成しているため、水滴等が
ケーシング46内部に浸入することがなく、防水構造上優
れてはいるが、防水型テレビ41の使用により、ケーシン
グ46の内部温度が上昇しても、帯熱空気をケーシング46
の外部に排出することができず、内部の電子部品等が誤
動作したり、損傷してしまうことがあった。
【0008】そのため、特に浴室内等の使用環境温度の
高い場所で使用される電子機器としては不適当であっ
た。
高い場所で使用される電子機器としては不適当であっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ケ
ーシング内にスピーカを配設してなる電子機器であっ
て、ケーシングに通気孔を穿設するとともに、同通気孔
に、通気性を有する防水シートを覆設することとしてい
る。
ーシング内にスピーカを配設してなる電子機器であっ
て、ケーシングに通気孔を穿設するとともに、同通気孔
に、通気性を有する防水シートを覆設することとしてい
る。
【0010】しかも、前記ケーシング内に画像表示装置
を収納することとしている。
を収納することとしている。
【0011】さらに、前記ケーシングに、スピーカの後
方から通気孔に向けてガイド壁を形成し、スピーカのコ
ーン部の振動を通気孔に伝達すべく構成することとして
いる。
方から通気孔に向けてガイド壁を形成し、スピーカのコ
ーン部の振動を通気孔に伝達すべく構成することとして
いる。
【0012】また、ケーシングの内部中央に画像表示装
置を配設するとともに、ケーシングの左右両側方にスピ
ーカを配設してなる電子機器であって、前記ケーシング
は、画像表示装置の後方位置に通気孔を穿設するととも
に、スピーカの後方から通気孔に向けてガイド壁を形成
し、スピーカのコーン部の振動を通気孔に伝達すべく構
成し、しかも、通気孔に、通気性を有する防水シートを
覆設することとしている。
置を配設するとともに、ケーシングの左右両側方にスピ
ーカを配設してなる電子機器であって、前記ケーシング
は、画像表示装置の後方位置に通気孔を穿設するととも
に、スピーカの後方から通気孔に向けてガイド壁を形成
し、スピーカのコーン部の振動を通気孔に伝達すべく構
成し、しかも、通気孔に、通気性を有する防水シートを
覆設することとしている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る防水型電子機器は、
フロントケース及びリアケースとを防水用パッキンを介
して重合してなるケーシングの内部に、スピーカととも
に画像表示装置としての液晶モニターを配設し、さら
に、アンプ回路等を構成する電子部品を実装した基板を
配設したものである。
フロントケース及びリアケースとを防水用パッキンを介
して重合してなるケーシングの内部に、スピーカととも
に画像表示装置としての液晶モニターを配設し、さら
に、アンプ回路等を構成する電子部品を実装した基板を
配設したものである。
【0014】しかも、前記ケーシングに多数の通気孔を
穿設し同通気孔にゴアテックス等の通気性を有する防水
シートを覆設したものである。
穿設し同通気孔にゴアテックス等の通気性を有する防水
シートを覆設したものである。
【0015】そして、防水型電子機器の使用により、ケ
ーシング内部の電子部品等が発熱し、ケーシング内の内
部温度が上昇しても、スピーカのコーン部が振動し、そ
の振動によりケーシング内の帯熱空気を通気孔から外部
に向けて排出することができるようにしたものである。
ーシング内部の電子部品等が発熱し、ケーシング内の内
部温度が上昇しても、スピーカのコーン部が振動し、そ
の振動によりケーシング内の帯熱空気を通気孔から外部
に向けて排出することができるようにしたものである。
【0016】すなわち、振動発生部であるスピーカのコ
ーン部と帯熱空気排出部である通気孔との間に液晶モニ
ターのバックライト部や基板上の電子部品等の発熱部分
を配設し、防水型電子機器の使用によってスピーカのコ
ーン部をポンプのように機能させ、液晶モニターのバッ
クライト部や基板上の電子部品等の発熱によって帯熱し
たケーシング内の空気を強制的に対流させ、ケーシング
外へ放出することにより、防水型電子機器の放熱を行う
ことができるようにしたものである。
ーン部と帯熱空気排出部である通気孔との間に液晶モニ
ターのバックライト部や基板上の電子部品等の発熱部分
を配設し、防水型電子機器の使用によってスピーカのコ
ーン部をポンプのように機能させ、液晶モニターのバッ
クライト部や基板上の電子部品等の発熱によって帯熱し
たケーシング内の空気を強制的に対流させ、ケーシング
外へ放出することにより、防水型電子機器の放熱を行う
ことができるようにしたものである。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る防水型電子機器の一実施
例として浴室内で使用される防水型テレビに適用した場
合について図面を参照して詳細に説明する。
例として浴室内で使用される防水型テレビに適用した場
合について図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、防水型テレビの使用状態を示した
図であり、防水型テレビ1は、浴槽12に配設した浴室13
の一壁面に取付台11を介して首振り自在に取付けてお
り、テレビを見ながらゆっくりと入浴することができ、
血行を促進して、健康と美容に役立たせることができる
ものである。
図であり、防水型テレビ1は、浴槽12に配設した浴室13
の一壁面に取付台11を介して首振り自在に取付けてお
り、テレビを見ながらゆっくりと入浴することができ、
血行を促進して、健康と美容に役立たせることができる
ものである。
【0019】次に、防水型テレビ1の構成について具体
的に説明する。
的に説明する。
【0020】防水型テレビ1は、図2及び図3に示すよ
うに、フロントケース2及びリアケース3とを重合して
なるケーシング14の内部中央に画像表示装置としての液
晶モニター5を配設するとともに、ケーシング14の左右
側方にスピーカ4,4 をそれぞれ配設している。10は防水
用のパッキンである。
うに、フロントケース2及びリアケース3とを重合して
なるケーシング14の内部中央に画像表示装置としての液
晶モニター5を配設するとともに、ケーシング14の左右
側方にスピーカ4,4 をそれぞれ配設している。10は防水
用のパッキンである。
【0021】スピーカ4は、フロントケース2の裏面左
右側方それぞれにおいてフロントケース2及びスピーカ
ホルダー7により挟持されており、フロントケース2の
スピーカ4取付位置には、複数の音声用貫通孔2aが穿設
されている。
右側方それぞれにおいてフロントケース2及びスピーカ
ホルダー7により挟持されており、フロントケース2の
スピーカ4取付位置には、複数の音声用貫通孔2aが穿設
されている。
【0022】また、前記スピーカホルダー7には、基板
保持部7bを形成しており、同基板保持部7bにアンプ回路
を構成する電子部品(図示せず。)を実装した基板8を
取付けている。
保持部7bを形成しており、同基板保持部7bにアンプ回路
を構成する電子部品(図示せず。)を実装した基板8を
取付けている。
【0023】液晶モニター5は、フロントケース2の前
面中央部に形成した矩形状の開口2bに覆設した透明状の
フロントパネル9を通して外部から画像を見ることがで
きるようにしており、同フロントパネル9とリアケース
3の内側面に突設したリブ3bとにより挟持されるととも
に、左右のスピーカホルダー7,7 に形成した保持部7a,7
a により弾性保持している。
面中央部に形成した矩形状の開口2bに覆設した透明状の
フロントパネル9を通して外部から画像を見ることがで
きるようにしており、同フロントパネル9とリアケース
3の内側面に突設したリブ3bとにより挟持されるととも
に、左右のスピーカホルダー7,7 に形成した保持部7a,7
a により弾性保持している。
【0024】そして、液晶モニター5の後方には、リア
ケース3に多数の通気孔3aを穿設しており、同通気孔3a
には、ゴアテックス等の通気性を有する防水シート6を
覆設して、ケーシング14を防水構造としている。
ケース3に多数の通気孔3aを穿設しており、同通気孔3a
には、ゴアテックス等の通気性を有する防水シート6を
覆設して、ケーシング14を防水構造としている。
【0025】しかも、リアケース3には、左右のスピー
カ4,4 の後方から液晶モニター5の後方に向けて滑らか
なガイド壁3c,3c を形成しているとともに、左右のスピ
ーカ4,4 それぞれを、スピーカ4の後方を液晶モニター
5側に向けた状態に傾斜させて取付けている。
カ4,4 の後方から液晶モニター5の後方に向けて滑らか
なガイド壁3c,3c を形成しているとともに、左右のスピ
ーカ4,4 それぞれを、スピーカ4の後方を液晶モニター
5側に向けた状態に傾斜させて取付けている。
【0026】防水型テレビ1は、上述したように構成し
ており、使用によって以下に述べるような作用を奏す
る。
ており、使用によって以下に述べるような作用を奏す
る。
【0027】すなわち、防水型テレビ1を使用すると、
液晶モニター5の後部に配設されているバックライト部
5aや左右の基板8,8 上の電子部品が発熱し、ケーシング
14内の内部温度が上昇しようとする。
液晶モニター5の後部に配設されているバックライト部
5aや左右の基板8,8 上の電子部品が発熱し、ケーシング
14内の内部温度が上昇しようとする。
【0028】しかしながら、防水型テレビ1の使用によ
りスピーカ4,4 から音声が発せられるとともに、スピー
カ4,4 のコーン部4a,4a が振動することとなり、その振
動によりケーシング14内の帯熱空気はスピーカ4,4 の後
方から液晶モニター5の後方へ向けて振動し、さらに、
通気孔3aから外部に向けて排出される。
りスピーカ4,4 から音声が発せられるとともに、スピー
カ4,4 のコーン部4a,4a が振動することとなり、その振
動によりケーシング14内の帯熱空気はスピーカ4,4 の後
方から液晶モニター5の後方へ向けて振動し、さらに、
通気孔3aから外部に向けて排出される。
【0029】すなわち、振動発生部であるスピーカ4の
コーン部4aと帯熱空気排出部である通気孔3aとの間に液
晶モニター5のバックライト部5aや基板8上の電子部品
等の発熱部分が配設されており、防水型テレビ1の使用
によってスピーカ4のコーン部4aがポンプのように機能
し、液晶モニター5のバックライト部5aや基板8上の電
子部品等の発熱によって帯熱したケーシング14内の空気
を強制的に対流させ、ケーシング14外へ放出することに
より、防水型テレビ1の放熱を行っている。特に浴室13
の構造上、浴室13内においては、通常よりも音量を上げ
て使用される場合があり、その場合には、スピーカ4の
コーン部4aの振動が大きく、放熱効果を向上させてい
る。
コーン部4aと帯熱空気排出部である通気孔3aとの間に液
晶モニター5のバックライト部5aや基板8上の電子部品
等の発熱部分が配設されており、防水型テレビ1の使用
によってスピーカ4のコーン部4aがポンプのように機能
し、液晶モニター5のバックライト部5aや基板8上の電
子部品等の発熱によって帯熱したケーシング14内の空気
を強制的に対流させ、ケーシング14外へ放出することに
より、防水型テレビ1の放熱を行っている。特に浴室13
の構造上、浴室13内においては、通常よりも音量を上げ
て使用される場合があり、その場合には、スピーカ4の
コーン部4aの振動が大きく、放熱効果を向上させてい
る。
【0030】しかも、左右のスピーカ4,4 それぞれを、
スピーカ4の後方を液晶モニター5側に向けて傾斜させ
た状態で取付けているとともに、リアケース3に、左右
のスピーカ4,4 の後方から液晶モニター5の後方に向け
て滑らかなガイド壁3c,3c を形成しているため、スピー
カ4のコーン部4aの振動が通気孔3aに円滑に伝達され、
放熱効果をより向上させている。
スピーカ4の後方を液晶モニター5側に向けて傾斜させ
た状態で取付けているとともに、リアケース3に、左右
のスピーカ4,4 の後方から液晶モニター5の後方に向け
て滑らかなガイド壁3c,3c を形成しているため、スピー
カ4のコーン部4aの振動が通気孔3aに円滑に伝達され、
放熱効果をより向上させている。
【0031】上述したように、本発明に係る防水型電子
機器は、防水構造でありながら内部の放熱を円滑に行う
ことができるものである。
機器は、防水構造でありながら内部の放熱を円滑に行う
ことができるものである。
【0032】したがって、特に浴室内等の使用環境温度
の高い場所で使用される防水型テレビ等に利用すること
により、その効果を十分に発揮し、浴室内等の高温環境
下においても長時間連続して使用することができるもの
である。
の高い場所で使用される防水型テレビ等に利用すること
により、その効果を十分に発揮し、浴室内等の高温環境
下においても長時間連続して使用することができるもの
である。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0034】すなわち、本発明に係る防水型電子機器
は、スピーカを収容配設したケーシングに通気孔を穿設
するとともに、同通気孔に、通気性を有する防水シート
を覆設しているため、外部から水滴等が浸入することが
ない防水構造となっている。
は、スピーカを収容配設したケーシングに通気孔を穿設
するとともに、同通気孔に、通気性を有する防水シート
を覆設しているため、外部から水滴等が浸入することが
ない防水構造となっている。
【0035】しかも、電子機器の使用によりケーシング
内部に配設した電子部品等が発熱し、ケーシング内の内
部温度が上昇しても、スピーカのコーン部の振動により
ケーシング内の帯熱空気を通気孔を通して外部へ排出で
き、防水型電子機器の放熱を行うことができ、内部の電
子部品等の誤動作や損傷を未然に防止することができ
る。
内部に配設した電子部品等が発熱し、ケーシング内の内
部温度が上昇しても、スピーカのコーン部の振動により
ケーシング内の帯熱空気を通気孔を通して外部へ排出で
き、防水型電子機器の放熱を行うことができ、内部の電
子部品等の誤動作や損傷を未然に防止することができ
る。
【0036】さらに、前記ケーシングに、スピーカの後
方から通気孔に向けてガイド壁を形成し、スピーカのコ
ーン部の振動を通気孔に伝達すべく構成しているため、
スピーカのコーン部の振動が通気孔に円滑に伝達され、
放熱効果をより向上させることができる。
方から通気孔に向けてガイド壁を形成し、スピーカのコ
ーン部の振動を通気孔に伝達すべく構成しているため、
スピーカのコーン部の振動が通気孔に円滑に伝達され、
放熱効果をより向上させることができる。
【0037】特に、ケーシングの内部中央に画像表示装
置を配設するとともに、ケーシングの左右両側方にスピ
ーカを配設し、前記ケーシングは、画像表示装置の後方
位置に通気孔を穿設するとともに、スピーカの後方から
通気孔に向けてガイド壁を形成し、スピーカのコーン部
の振動を通気孔に伝達すべく構成し、しかも、通気孔
に、通気性を有する防水シートを覆設することにより、
ケーシングの左右両側方に配設したスピーカのコーン部
の振動がケーシングの背面中央部に穿設した通気孔に円
滑、かつ、集中的に伝達され、画像表示装置や、画像表
示装置とスピーカとの間に配設した電子部品等の放熱を
一層円滑に行うことができる。そのため、特に浴室内等
の使用環境温度の高い場所においても、誤動作や故障す
ることなく長時間連続して使用することができる。
置を配設するとともに、ケーシングの左右両側方にスピ
ーカを配設し、前記ケーシングは、画像表示装置の後方
位置に通気孔を穿設するとともに、スピーカの後方から
通気孔に向けてガイド壁を形成し、スピーカのコーン部
の振動を通気孔に伝達すべく構成し、しかも、通気孔
に、通気性を有する防水シートを覆設することにより、
ケーシングの左右両側方に配設したスピーカのコーン部
の振動がケーシングの背面中央部に穿設した通気孔に円
滑、かつ、集中的に伝達され、画像表示装置や、画像表
示装置とスピーカとの間に配設した電子部品等の放熱を
一層円滑に行うことができる。そのため、特に浴室内等
の使用環境温度の高い場所においても、誤動作や故障す
ることなく長時間連続して使用することができる。
【図1】本発明に係る防水型電子機器の使用状態を示し
た斜視図。
た斜視図。
【図2】同一部切欠正面図。
【図3】同断面図。
【図4】従来の防水型電子機器の断面図。
1 防水型テレビ 2 フロントケース 3 リアケース 3a 通気孔 3c ガイド壁 4 スピーカ 4a コーン部 5 液晶モニター 6 防水シート 7 スピーカホルダー 8 基板 9 フロントパネル 10 パッキン
Claims (4)
- 【請求項1】 ケーシング(14)内にスピーカ(4) を配設
してなる電子機器であって、ケーシング(14)に通気孔(3
a)を穿設するとともに、同通気孔(3a)に、通気性を有す
る防水シート(6) を覆設したことを特徴とする防水型電
子機器。 - 【請求項2】 前記ケーシング(14)内に画像表示装置を
収納したことを特徴とする請求項1記載の防水型電子機
器。 - 【請求項3】 前記ケーシング(14)に、スピーカ(4) の
後方から通気孔(3a)に向けてガイド壁(3c)を形成し、ス
ピーカ(4) のコーン部(4a)の振動を通気孔(3a)に伝達す
べく構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記
載の防水型電子機器。 - 【請求項4】 ケーシング(14)の内部中央に画像表示装
置を配設するとともに、ケーシング(14)の左右両側方に
スピーカ(4) を配設してなる電子機器であって、前記ケ
ーシング(14)は、画像表示装置の後方位置に通気孔(3a)
を穿設するとともに、スピーカ(4) の後方から通気孔(3
a)に向けてガイド壁(3c)を形成し、スピーカ(4) のコー
ン部(4a)の振動を通気孔(3a)に伝達すべく構成し、しか
も、通気孔(3a)に、通気性を有する防水シート(6) を覆
設したことを特徴とする防水型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27504696A JPH10126713A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 防水型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27504696A JPH10126713A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 防水型電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10126713A true JPH10126713A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17550110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27504696A Withdrawn JPH10126713A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 防水型電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10126713A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000049842A1 (en) * | 1999-02-18 | 2000-08-24 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Arrangement at a portable electric apparatus |
KR20020030594A (ko) * | 2000-10-19 | 2002-04-25 | 장효림 | 비디오폰의 방열장치 |
EP1318675A2 (en) * | 2001-12-07 | 2003-06-11 | Sony Corporation | Display apparatus |
WO2006074103A1 (en) | 2005-01-05 | 2006-07-13 | Tte Technology, Inc. | Display device with speaker grill |
JP2008022417A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯端末装置 |
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JP2012233329A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Nippon Signal Co Ltd:The | 防水透湿フィルタ及びそれを備える電気転てつ機 |
JP2014050076A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Rb Controls Co | 浴室テレビ |
-
1996
- 1996-10-17 JP JP27504696A patent/JPH10126713A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
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