JP4050689B2 - 足場用階段 - Google Patents

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本発明は、建築作業現場の組立足場に使用される足場用階段に関するものである。
従来の足場用階段として、特許公報等の公知文献を具体的に挙げることは出来ないが、従来より使用されている階段は、傾斜状に配置される左右両側一対の金属製側枠間に、金属製踏板本体の左右両端部に横断面コ字状の金属製端部キャップを嵌合固定してなる踏板を、水平姿勢にて一定間隔おきに横架してなるもので、各踏板は、側枠から挿通した固定用ボルトを端部キャップに設けた雌ねじ部に螺合して締め付けることによって、両側枠に固定されるようになっている。
上記のような構成の従来の足場用階段においては、各踏板を側枠に固定しているボルトが緩んだ場合に、踏板が側枠から脱落して大きな事故を招くと云う問題があった。
本発明は、上記の課題に鑑み、踏板を側枠に固定しているボルトが緩むようなことがあっても、踏板を脱落させることなく側枠に保持させて、事故を防止することの出来る足場用階段を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、傾斜状に配置される左右両側一対の側枠1,1間に、踏板本体3の左右両端部に断面コ字状の端部キャップ4,4を嵌合固定してなる踏板2を水平に一定間隔おきに横架してなる階段Kであって、各踏板2は、各側枠1から挿通したボルト5を各端部キャップ4に設けた雌ねじ部6に螺合して締め付けることによって、両側枠1,1に固定されるようになっている足場用階段Kにおいて、各側枠1の端部キャップ固定位置に切り込み10aを入れてこの切り込み10aによって形成される切込部片10bを側枠1の内側へ所要角度引き起こすことにより踏板落下防止用ストッパー10を形成し、このストッパー10で踏板2の端部下面を支持するようにしたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の足場用階段Kにおいて、前記ストッパー10は横長矩形状を成していることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の足場用階段Kによれば、足場用階段Kの使用中に、踏板2を側枠1に固定しているボルト5が緩んで外れるようなことがあっても、その踏板2は、両側枠1,1の踏板落下防止用ストッパー10,10によって両側枠1,1に保持され、それによって脱落が防止され、事故が未然に防止される。
また、踏板落下防止用ストッパー10は、各側枠1に切り込み10aを設けてこれを側枠1の内側へ引き起こすことにより形成されるものであって、加工が簡単で容易に行えるから、足場用階段Kの製作コストの低廉化を期することが出来る。
また、この足場用階段Kによれば、踏板2が破損するなどして交換が必要な場合には、踏板2を側枠1に固定しているボルト5を取り外すだけで、交換を必要とする踏板2のみを両側枠1,1から取り外して、簡単に新しい踏板2と交換することが出来る。
請求項2に係る発明によれば、スストッパー10は横長矩形状に形成されているから、各側枠1に一つだけ設けても、踏板2の端部を確実に支持でき、踏板2の脱落を有効に阻止することが出来る。
以下に本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は本発明に係る足場用階段Kの使用状態を示す斜視図、図2は同足場用階段Kの側面図、図3の(a) は図2の矢印Aで囲まれる部分の拡大図、(b) は図2の矢印Bで囲まれる部分の拡大図、図4は図2のX−X線拡大断面図である。図5の(a) は足場用階段Kの要部断面斜視図、(b) は同図の(a) の矢印Zから見た階段Kの拡大図である。
この足場用階段Kは、傾斜状に配置される左右両側一対の側枠1,1に踏板2を一定間隔おきに水平に横架してなるもので、両側枠1,1の夫々上下両端部には掛止用フック7a,7bが取り付けられ、各掛止用フック7a,7bは、図1に示すような枠組足場Wの建枠8の横材9に掛止出来るようになっており、また下端側の掛止用フック7bは、図3の(b) に示すように床面F上に安定状態に接地出来るようになっている。
各踏板2は、踏板本体3と、この踏板本体3の左右両端部に嵌合固定される断面コ字状の端部キャップ4,4とからなるもので、各側枠1から挿通したボルト5を各端部キャップ4に取り付けたナット6(雌ねじ部)に螺合して締め付けることによって、両側枠1,1に挟まれた状態で固定されるようになっている。
上記足場用階段Kの構造について更に詳細に説明すると、各側枠1は、図4及び図5に示すような断面略コ字状のアルミニウム合金の押し出し型材からなるもので、コ字状溝部1cを外向きにして配置される。各側枠1には、この側枠1が一定角度傾斜した位置で各踏板2のキャップ4が水平に取付固定される位置に左右2つのボルト挿通孔(図示省略)が設けられ、両ボルト挿通孔から踏板2側のナット6,6にボルト5,5が夫々ねじ込まれるようになっているが、図3及び図5に示すように左右両ボルト5,5の略々中間部の下側位置に踏板落下防止用ストッパー10が設けてあって、このストストッパー10で踏板2の端部下面が支持されるようになっている。
この踏板落下防止用ストッパー10は、上記のような側枠1の端部キャップ固定位置に正面視略々下向きコ字状の切り込み10aを入れ、この切り込み10aによって形成される横長矩形状の切込部片10bを図5の(a) 及び(b) に示すように側枠1の内側へ所要角度引き起こすことによって形成されるものである。この場合、切込片の引き起し角度θは例えば約45度である。
このように、各踏板2は、左右両側枠1,1の端部キャップ固定位置に設けてあるボルト挿通孔から当該端部キャップ4のナット6にねじ込まれるボルト5によって両側枠1,1に固定されると共に、側枠1の切り起こしによって形成された左右両ストッパー10、10で両端部下面を支持されることになる(図4参照)。
各踏板2の踏板本体3は、図6の(b) に示すような断面形状のアルミニウム合金の押し出し型材からなるもので、裏面側の前後両側端部及びその中間部に角筒状の補強枠部11,11,12を形成し、同図の(a) に示すように、表面側には前後両側端部及びその中間部に滑り止め用凹凸条部13,13,14を形成すると共に、凹凸条部13と凹凸条部14との間には滑り止め用孔部15がバーリング加工によって形成されている。
端部キャップ4は、図7の(a) 〜(d) から分かるように、外側壁部4aと上下壁部4b,4cとで断面略コ字状に形成されるアルミニウム合金の押し出し型材からなるもので、外側壁部4aの中央部域が隆起して、その隆起部16の左右両端部にボルト挿通孔17,17が設けてあって、各ボルト挿通孔17の裏側に前記ナット6が同心状に固着されている。上下各壁部4b,4cの両端部にはリベット孔18が設けられている。図8の(a) ,(b) には、踏板本体3の左右両端部に夫々端部キャップ4を嵌合して、リベット孔18を利用して端部キャップ4を踏板本体3にリベット19結合した状態を示している。
図8に示すような踏板2を側枠1に取り付けるには、各側枠1に設けられた踏板取付用のボルト挿通孔(図示せず)から、踏板2の端部キャップ4の内部に設けられているナット6にボルト5を螺入して締め付けると共に、各側枠1からその内側へ切り起こして形成された踏板落下防止用ストッパー10を、踏板2の端部下面に支持させるようにする。
しかして、各踏板2は、各ボルト5を締め付けることによって、両側枠1,1に挟まれた状態で固定されると共に、図4及び図5の(a) ,(b) に示すように両側枠1,1の踏板落下防止用ストッパー10,10によって両端部下面を支持される。
以上説明したように、本発明に係る足場用階段Kにおいては、各側枠1の端部キャップ固定位置に切り込み10aを入れて、その切込部片10bを側枠1の内側へ引き起こすことによって踏板落下防止用ストッパー10を形成し、このストストッパー10で踏板2の端部下面を支持するようにしたから、足場用階段Kの使用中に、踏板2を側枠1に固定しているボルト5が緩んで外れるようなことがあっても、その踏板2は、両側枠1,1の踏板落下防止用ストッパー10,10によって両側枠1,1に保持され、それによって脱落が防止され、事故を未然に防ぐことが出来る。
また、各踏板落下防止用ストッパー10は、横長矩形状に形成されているから、各側枠1に一つだけ設けても、踏板2の端部を確実に支持でき、踏板2の脱落を有効に阻止することが出来る。また、この踏板落下防止用ストッパー10は、各側枠1に切り込み10aを入れてその切込部片10bを側枠1の内側へ引き起こすことにより形成されるものであって、加工が簡単で容易に行えるから、足場用階段Kの製作コストの低廉化を期することが出来る。
また、この足場用階段Kによれば、踏板2が破損するなどして交換が必要な場合には、踏板2を側枠1に固定しているボルト5を取り外すだけで、交換を必要とする踏板2のみを両側枠1,1から取り外して、簡単に新しい踏板2と交換することが出来る。
この実施形態では、各側枠1の端部キャップ固定位置に踏板落下防止用ストッパー10を一つずつ設けたが、各端部キャップ固定位置に2つ以上のストストッパー10を設けてもよい。
本発明に係る足場用階段の使用状態を示す斜視図である。 同足場用階段の側面図である。 (a) は図2の矢印Aで囲まれる部分の拡大図、(b) は図2の矢印Bで囲まれる部分の拡大図である。 図2のX−X線拡大断面図である。 (a) は足場用階段Kの要部断面斜視図、(b) は同図の(a) の矢印Zから見た階段Kの拡大図である。 (a) は踏板本体を示す平面図、(b) は側面図である。 (a) は端部キャップの正面図、(b) は平面図、(c) は端面図、(d) は(a) のY−Y線拡大断面図である。 (a) は踏板の平面図、(b) は側面図である。
符号の説明
K 足場用階段
1 側枠
2 踏板
3 踏板本体
4 端部キャップ
5 ボルト
6 ナット(雌ねじ部)
10 踏板落下防止用ストッパー
10a 切り込み
10b 切込部片

Claims (2)

  1. 傾斜状に配置される左右両側一対の側枠間に、踏板本体の左右両端部に断面コ字状の端部キャップを嵌合固定してなる踏板を水平に一定間隔おきに横架してなる階段であって、各踏板は、各側枠から挿通したボルトを各端部キャップに設けた雌ねじ部に螺合して締め付けることによって、両側枠に固定されるようになっている足場用階段において、
    各側枠の端部キャップ固定位置に切り込みを入れてこの切り込みによって形成される切込部片を側枠の内側へ所要角度引き起こすことにより踏板落下防止用ストッパーを形成し、このストッパーで踏板の端部下面を支持するようにしたことを特徴とする足場用階段。
  2. 記ストッパーは横長矩形状を成していることを特徴とする請求項1に記載の足場用階段。
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