JP4050269B2 - 防護柵のビームパイプ継手構造 - Google Patents

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この発明は、道路に沿って連続するビームパイプをブラケット及びインナースリーブを介して支柱で支持する構造の防護柵のビームパイプ継手構造に関する。
道路に沿って連続するビームパイプを有する防護柵では一般に、ビームパイプ継手構造として、支柱にブラケットを介してインナースリーブを取り付け、このインナースリーブにビームパイプを固定する構造のものが採用されている。この種のビームパイプ継手構造において、インナースリーブを支柱に取り付けるブラケットとして、図13(イ)、(ロ)に示すように、前面側に湾曲面部42aを有し背面側に支柱41への取り付け面部42bを有する、鋼板加工品である筒形断面形状のブラケット42を用い、その背面側の取り付け面部42bを支柱41の前面に当て、支柱41の背面側から貫通させたボルト43とこれに螺合するナット44とで支柱41に固定するのが一般的である。
従来、このような筒形断面形状のブラケット42にインナースリーブ45を取り付ける場合、同図のように、ブラケット42内に円筒状のインナースリーブ45を挿入し、その中央部を、上から下に貫通するボルト46及びこれに螺合するナット47で固定するのが一般的である(特許文献1)。そして、インナースリーブ45の両端部にビームパイプ48の端部を外嵌させ、この外嵌部を上から下に垂直に貫通するボルト49及びこれに螺合するナット50により、ビームパイプ48をインナースリーブ45に固定する。
なお、図示例では、ブラケット42内の取り付け面部42bとインナースリーブ45との間に、上から見てコ字形をなすスペーサ51を配置し、このスペーサ51を前記ブラケット42とともにボルト43で支柱41に固定する構成として、ブラケット42の部分の補強を図っている。
実公平1−18659号の図3、図4
近年、市街地及び自然・田園地域の景観に対する要求が高まっているが、そのなかで道路景観のウエイトは大きい。道路に沿って連続的に設置される防護柵は、道路景観にとって大きな要素となることを考慮して、国土交通省道路局において「景観に配慮した防護柵の整備ガイドライン」が策定され、これに伴い「防護柵の設置基準」の見直しが行われた事情にある。この「景観に配慮した防護柵の整備ガイドライン」に記載された種々の事項の中で、防護柵のボルト・ナット類の露出ないし突出を極力避けるべきであるとされていることから、今後の防護柵にはそのようなニーズに応えることが求められている。
上記特許文献1のビームパイプ継手構造の場合、インナースリーブ45を、上から下に貫通するボルト46でブラケット42に固定しているので、ボルト46の頭部がブラケット42の上面に突出し、かつボルト軸の下端及びナット47が下方に突出し、ブラケット42の部分についての外観は良好でない(なお、ビームパイプ48を固定するボルト49の外観についてはここでは取り上げない)。
なお、インナースリーブ45の下部内面に穴をあけてその穴に合わせてナットを溶接固定し、ブラケット42の下面側から挿入したボルトを前記ナットに螺合させ締め付ける構造とすることも考えられる。この場合、ブラケット42の上面にボルト頭部が露出しない点では外観が若干改善されるが、ボルト頭部がブラケット42の下面側には露出するので、必ずしも十分良好とはいえない。
本発明は上記従来の欠点を解消するためになされたもので、ビームパイプを取り付けるインナースリーブを筒形断面形状のブラケットの内部に挿入して取り付ける構造のビームパイプ継手構造を採用する場合に、インナースリーブをブラケットに取り付けるボルトが防護柵の前面から見て露出することがなく、外観的に良好な防護柵のビームパイプ継手構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、支柱の前面に固定したブラケットに円筒状のインナースリーブの中央部をビームパイプ長手方向の向きで取り付け、このインナースリーブの両側部に円筒状のビームパイプの端部を外嵌させボルトで固定してなる防護柵のビームパイプ継手構造であって、
前記ブラケットは、その前面側に前記インナースリーブの外周面に合わせた湾曲面部を有し背面側に支柱への取り付け面部を有する筒形断面形状をなすとともに、下面部のインナースリーブ中心位置より背面側位置に、前面側に向いた傾斜面を持つ切り起し片を有し、かつ、支柱背面側から貫通させたブラケット固定用のボルトにより前記取り付け面部にて支柱に固定され、
前記インナースリーブは、筒形断面形状をなす前記ブラケットの内部の湾曲面部側に配置されるとともに、前記ブラケット固定用のボルトの先端部が当該インナースリーブにあけた穴に嵌入することでビームパイプ長手方向の移動を拘束され、かつ、インナースリーブ後方移動拘束手段により湾曲面部側に拘束され、かつ、前記切り起し片に設けたメネジ部に螺合するネジを締め付けることで、その先端によりブラケット上面部内面の前面寄りに押し付けられていることを特徴とする。
請求項2は、請求項1のビームパイプ継手構造において、インナースリーブ後方移動拘束手段として、前記ブラケット内部におけるインナースリーブとブラケットの取り付け面部との間にスペーサを配置したことを特徴とする。
請求項は、請求項1又は2のビームパイプ継手構造において、ビームパイプをインナースリーブに固定するビームパイプ固定用のボルトとして、頭部が全体として薄型で湾曲形状をなすボルトを用いるとともに、このボルトを、その頭部がビームパイプの頂部から上に突出しないように頭部の位置をビームパイプの頂部から偏心させて、ビームパイプとインナースリーブとの嵌合部を斜めに貫通させたことを特徴とする。
本発明の防護柵のビームパイプ継手構造において、インナースリーブは、支柱の背面側から貫通するブラケット固定用のボルトによりビームパイプ長手方向の移動を拘束され、かつインナースリーブ後方移動拘束手段により後方への移動(支柱側への移動)を拘束されることで、移動が生じないように支柱に取り付けられる。
したがって、ブラケットの上面や下面から別途ボルトを嵌入させてインナースリーブを直接ブラケットに固定する必要はない。したがって、インナースリーブ取り付け用の専用のボルトは不要であり、ボルトが露出して目立つという問題は生じず、ビームパイプ継手部分の外観が向上する。また、露出したボルトに手を触れて怪我をする問題も生じない。
また、インナースリーブが、ブラケットの下面部に形成した切り起し片のメネジ部にねじ込んだネジの先端で、ブラケット上面部内面の前面寄りに押し付けられるので、インナースリーブがブラケットの上面部内面に隙間なく接触する。したがって、インナースリーブに外嵌させたビームパイプの上面とブラケットの上面とは、正面から見て段差なく一直線に揃うことになり、ビームパイプの滑らかな連続性を確保することができ、良好な外観が得られる。
請求項2によれば、ブラケット内にスペーサを配置するという簡単な構成で、インナースリーブの後方への移動を拘束することができる。したがって、ビームパイプに車両が衝突した時は、ビームパイプとともに支柱側(後方)に移動するインナースリーブをスペーサが受け止めるので、ビームパイプによる車両誘導機能を維持できる。
請求項によれば、ビームパイプをインナースリーブに固定するビームパイプ固定用のボルトの頭部がビームパイプの頂部より高く突出することがないので、ボルト頭部の突出感は少なく、ボルト頭部が目立たず景観を損なわない優れた外観の防護柵が得られる。
以下、本発明の防護柵のビームパイプ継手構造の実施例を、図1〜図12参照して説明する。
図11、図12は本発明の一実施例のビームパイプ継手構造を採用した防護柵1の全体構造を概略示すもので、2は支柱、3’は支柱2の中間高さ位置に設けたビームパイプ、3は支柱2の上端より僅かに上になるように(すなわち僅かに高い位置に)設けたビームパイプ(いわゆるトップビーム)である。図12で支柱2の左側が車道、右側が歩道又は路肩である。
上記防護柵1におけるビームパイプ継手構造(図11のa部の構造)の詳細を図1〜図9に示す。実施例のビームパイプ継手構造4は、これらの図に示すように、支柱2の上端にキャップ23を取り付け、このキャップ23の部分で支柱2にブラケット6をブラケット固定用のボルト8で固定し、ブラケット6を介してインナースリーブ7を支柱2側に取り付け、このインナースリーブ7にビームパイプ3をボルト13・ナット14で固定した構造である。
支柱2の上端に取り付けるキャップ23は、図6、図7(イ)、(ロ)にも示すように上面から見て車道側(図7(イ)、(ロ)で右側)と反対側部分が半円状で車道側部分がコ字形をなす断面形状の筒部23aと、車道側が高くなる傾斜で傾斜した天板23bとからなり、筒部23aを支柱2の上端に被せている。
前記ブラケット6は、鋼板を折り曲げ加工したもので、図5、図8、図9にも示すように、支柱2に固定される垂直な取り付け面部6aと、その反対側の、インナースリーブ7を内面に沿わせる湾曲面部6bと、上側の上面部6cと、下側の下面部6dとからなる筒形断面形状をなし、前記湾曲面部6bの下方部(下面部6dに近い位置)には材料端部間としての隙間6eが生じている。実施例のブラケット6の上面部6cはキャップ23の上面の傾斜の延長をなすように傾斜し、下面部6dは水平である。
ブラケット6の取り付け面部6aには、ブラケット固定用のボルト8を螺合させるネジ穴6fを形成している。このブラケット6の取り付け面部6aを、支柱2に被せた前記キャップ23の車道側の面に当て、支柱2の後面側からキャップ23の貫通穴23c及び支柱2の貫通穴2aを貫通させた前記ボルト8をブラケット6のネジ穴6fに螺合させ締着して、ブラケット6をキャップ23とともに支柱2に固定する。
また、ブラケット6の下面部6dのインナースリーブ中心より背面側(図5で左側)位置に、前面側に向いた傾斜面を持つ切り起し片6gを形成し、この切り起し片6gに直接、インナースリーブ7を押し上げるネジ24を螺合させるネジ穴6hを形成している。前記切り起し片6gは、ブラケット6の下面部6dにコ字形の切り込みを入れ、コ字形の内側部分を上に起こしたものである。6jは切り起しにより形成された穴部分を示す。
なお、ブラケット6の切り起し片6gに設けるメネジ部として、切り起し片6gに直接ネジ穴6hを形成しているが、切り起し片6gに穴をあけその穴に合わせて切り起し片6gにナットを溶接固定してもよい。
前記インナースリーブ7の中央部には、前記ブラケット固定用のボルト8を挿通させる穴7c(図5参照)をあけられ、左右部には図4、図7(ハ)、(ニ)にも示すようにビームパイプ固定用のボルト13を貫通させるボルト挿通用長穴7a、7bがあけられている。
本発明では、インナースリーブ7が、筒形断面形状をなす前記ブラケット6の内部の湾曲面部側(図5の右側)に配置されるとともに、前記ブラケット固定用のボルト8の先端部が当該インナースリーブにあけた前記穴7cに嵌入することでビームパイプ長手方向(図5で紙面と直交する方向)の移動を拘束されている。
そして、インナースリーブ後方移動拘束手段としてのスペーサ25を、ブラケット6内部におけるインナースリーブ7とブラケット6の取り付け面部6aとの間に配置している。このスペーサ25は、上から見てコ字形をなし、コ字形の両辺部にインナースリーブ7の外周面に沿う円弧面25aを持ち、中央部にボルト8を通す穴25bをあけている。このスペーサ25により、インナースリーブ7の後方(図5で左方)への移動が拘束されている。なお、インナースリーブ7の後方への移動は、厳格に拘束する必要はなく、図示例のように若干の移動余裕があってもよい。
前記ビームパイプ3は、前記インナースリーブ7の左右延出部分に外嵌し、この外嵌部をビームパイプ固定用のボルト13とこれに螺合させた下側のナット14とで、インナースリーブ7に固定している。
この実施例のビームパイプ3固定用のボルト13は、頭部20が全体として薄型で湾曲形状をなし、そして、頭部20がビームパイプ3の頂部から上に突出しないように頭部20の位置をビームパイプ3の頂部から車道側に偏心させて、ビームパイプ3とインナースリーブ7との嵌合部を斜めに貫通させている。したがって、ボルト13を挿通させるビームパイプ3のボルト挿通用長穴3a、3b及びインナースリーブ7のボルト挿通用長穴7a、7bのうち、上側の穴3a、7aは、ビームパイプ3の頂部又はインナースリーブ7の頂部から車道側に偏心し、下側の穴3b、7bはその反対側に偏心している(図7(ハ)、(ニ)、(ホ)、(ヘ)参照)。
上記のビームパイプ継手構造において、インナースリーブ7は、支柱2の背面側から貫通するブラケット固定用のボルト8によりビームパイプ長手方向の移動を拘束され、かつ、スペーサ25により後方への移動を拘束されるので、ブラケット6の外面に露出するボルトによらずに、移動が生じないように支柱2に取り付けられる。したがって、ブラケット6の上面や下面から別途ボルトを嵌入させてインナースリーブ7を直接ブラケット6に固定する必要はない。したがって、インナースリーブ取り付け用の専用のボルトは不要であり、ボルトが露出して目立つという問題は生じず、ビームパイプ継手部分の外観が向上する。また、露出したボルトに手を触れて怪我をする問題も生じない。
また、ビームパイプ3に車両が衝突した時は、ビームパイプ3とともに支柱2側に移動するインナースリーブ7をスペーサ25が受け止めるので、ビームパイプ3による車両誘導機能を維持できる。
また、前記の通りインナースリーブ固定用の専用のボルトが不要となり、あるいは、インナースリーブの下部内面にナットを溶接固定することが不要となるので、構造が簡略化され、コストも安くなる。
また、インナースリーブ7の穴7cにブラケット固定用のボルトの先端部を挿入するだけで済み、従来構造のような専用のボルトを捻じ込む作業が不要となり、現地組立て時の施工性も向上する。
また、インナースリーブ7を筒形断面形状のブラケット6内に単に嵌入させただけでは、インナースリーブ7は重力でブラケット6の下面部6dに落ちる(図8(イ)に二点鎖線で示したインナースリーブ7参照)ので、インナースリーブ7の上端とブラケット6の上面部内面との間に隙間が生じる。しかし、本発明では、ブラケット6の下面部6dの切り起し片6gのネジ穴6hにネジ24をねじ込むと、そのネジ24の先端でインナースリーブ7がブラケット上面部内面の前面寄りに押し付けられ、図5に示すように(図8(イ)では実線で示したインナースリーブ7参照)、インナースリーブ7がブラケット6の上面部内面に隙間なく接触する。すなわち、インナースリーブ7は常に、ブラケット6の上面部内面に接触する高さ位置に位置決めされ、ガタは生じない。したがって、ビームパイプ3の板厚とブラケット6の板厚とを等しくすると、インナースリーブ7に外嵌させたビームパイプ3の上面とブラケット6の上面とは、正面から見て段差なく一直線に揃うことになり、ビームパイプ3の滑らかな連続性を確保することができ、良好な外観が得られる。
また、ビームパイプ3の上面とブラケット6の上面との間に段差がなく、滑らかに連続するので、人がビームパイプ3とブラケット6の境界部分に手をかけた場合でも、怪我をする恐れがなく、手摺の機能が損なわれることはない。
また、実施例では、ビームパイプ固定用のボルトとして、頭部20が全体として薄型で湾曲形状のボルト13を用い、かつ、ボルト頭部20の位置をビームパイプ3の頂部から偏心させてボルト13を斜めに貫通させているので、ボルト頭部20がビームパイプ3の上端より上に突出せず、ビームパイプ取り付け部の外観も良好になっている。
上記実施例では、ブラケット固定用のボルト8でブラケット6を支柱2に固定するために、ブラケット固定用のボルト8をブラケット6の取り付け面部6aのネジ穴6fに螺合させ締め込んでいるが、ブラケット6の取り付け面部6aに穴をあけその穴に合わせてナットを溶接固定し、そのナットにボルト8を螺合させ締め込んでもよい。さらに、ボルト8をブラケット6の取り付け面部6aにあけた穴に通し、ブラケット6の内側からボルト8の先端部に別部材のナットを螺合させ締着してもよい。
また、インナースリーブ後方移動拘束手段は、実施例のような形状のスペーサ25に限定されないし、また、必ずしも、インナースリーブ7とブラケット6の取り付け面部6aとの間に配置するスペーサ25である必要はなく、その他の構造を採用可能である。
また、実施例のブラケット6では、湾曲面部6bの材料端部間の隙間6eが湾曲面部6bの下方部にあるので、正面から見て隙間6eが殆ど目立たず、外観が良好であるが、図10に示したブラケット6’のように、湾曲面部6’bの材料端部間の隙間6’eが湾曲面部6’bの中間高さ位置にあるブラケット6’を用いてもよい。このブラケット6’の他の部分は、上述したブラケット6と同じであり、ダッシュを付した符号を付して、再度の説明を省略する。
また、実施例のブラケット6は、上面部が傾斜面となっているが、下面部と平行な水平面であってもよい。また、湾曲面部6bに隙間6eのない、閉じた筒形のものでもよい。
本発明の一実施例の防護柵のビームパイプ継手構造を示すもので、支柱上端部の近傍(但し、支柱の片側のビームパイプを外した状態)の正面図である。 図1の背面図である。 図2の左側面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 図1に示した部分の斜視図である。 上記におけるキャップ、インナースリーブ、スペーサ、ビームパイプの形状等を説明する図である。 上記におけるブラケットの詳細を示すもので、(イ)は側面図、(ロ)は(イ)のC−C断面図である。 ブラケットの斜視図である。 ブラケットの変形例を示す斜視図である。 本発明を適用する防護柵の全体構造を概略示す正面図である。 図11の右側面図である。 従来の防護柵のビームパイプ継手構造を示すもので、(イ)はビームパイプ継手部の一部切欠き平面図、(ロ)は一部切欠き側面図である。
符号の説明
1 防護柵
2 支柱
3 ビームパイプ
6、6’ ブラケット
6a、6’a 取り付け面部
6b、6’b 湾曲面部
6c、6’c 上面部
6d、6’d 下面部
6e、6’e 隙間
6f、6’f ネジ穴
6g、6’g 切り起し片
6h、6’h ネジ穴(メネジ部)
7 インナースリーブ
7a、7b ボルト挿通用長穴
8 ブラケット固定用のボルト
13 ビームパイプ固定用のボルト
14 ナット
23 キャップ
23a 筒部
23b 天板
23c 貫通穴
24 ネジ
25 スペーサ
25a 円弧面
25b 穴

Claims (3)

  1. 支柱の前面に固定したブラケットに円筒状のインナースリーブの中央部をビームパイプ長手方向の向きで取り付け、このインナースリーブの両側部に円筒状のビームパイプの端部を外嵌させボルトで固定してなる防護柵のビームパイプ継手構造であって、
    前記ブラケットは、その前面側に前記インナースリーブの外周面に合わせた湾曲面部を有し背面側に支柱への取り付け面部を有する筒形断面形状をなすとともに、下面部のインナースリーブ中心位置より背面側位置に、前面側に向いた傾斜面を持つ切り起し片を有し、かつ、支柱背面側から貫通させたブラケット固定用のボルトにより前記取り付け面部にて支柱に固定され、
    前記インナースリーブは、筒形断面形状をなす前記ブラケットの内部の湾曲面部側に配置されるとともに、前記ブラケット固定用のボルトの先端部が当該インナースリーブにあけた穴に嵌入することでビームパイプ長手方向の移動を拘束され、かつ、インナースリーブ後方移動拘束手段により湾曲面部側に拘束され、かつ、前記切り起し片に設けたメネジ部に螺合するネジを締め付けることで、その先端によりブラケット上面部内面の前面寄りに押し付けられていることを特徴とする防護柵のビームパイプ継手構造。
  2. 前記インナースリーブ後方移動拘束手段として、前記ブラケット内部におけるインナースリーブとブラケットの取り付け面部との間にスペーサを配置したことを特徴とする請求項1記載の防護柵のビームパイプ継手構造。
  3. 前記ビームパイプをインナースリーブに固定するビームパイプ固定用のボルトとして、頭部が全体として薄型で湾曲形状をなすボルトを用いるとともに、このボルトを、その頭部がビームパイプの頂部から上に突出しないように頭部の位置をビームパイプの頂部から偏心させて、ビームパイプとインナースリーブとの嵌合部を斜めに貫通させたことを特徴とする請求項1又は2記載の防護柵のビームパイプ継手構造。
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