JP4049976B2 - 無人搬送装置 - Google Patents

無人搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4049976B2
JP4049976B2 JP2000251729A JP2000251729A JP4049976B2 JP 4049976 B2 JP4049976 B2 JP 4049976B2 JP 2000251729 A JP2000251729 A JP 2000251729A JP 2000251729 A JP2000251729 A JP 2000251729A JP 4049976 B2 JP4049976 B2 JP 4049976B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic guided
guided vehicle
traveling rail
feeding
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000251729A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002078102A (ja
Inventor
弘 珍部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP2000251729A priority Critical patent/JP4049976B2/ja
Publication of JP2002078102A publication Critical patent/JP2002078102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4049976B2 publication Critical patent/JP4049976B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無人搬送装置に関し、特に、給電コイルを給電線から後退可能とすることにより、故障した無人搬送車を走行レールの任意位置から吊り上げ撤去することができる無人搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体等の製造ラインにおいては、部品等の必要部材を搬送するために、無人搬送車をクリーンルーム内の製造ラインに沿って自力走行するように配置している。
この際、無人搬送車が走行するときの発塵を可能な限り抑制するために、無人搬送車に対し電磁誘導によって非接触で給電するようにしている。
【0003】
また、この非接触給電を効率的に行うため、図4に示すように、走行レール1に沿って配設した給電線2に可及的に近接した状態で、給電コイル4を無人搬送車3側に固定している。
具体的には、無人搬送車3下部の両側で、走行レール1から側方に突出するように支持された給電線2が、給電コイル4のE型コアの溝を挿通するように位置決めされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような無人搬送装置においては、無人搬送車が走行中に故障した場合、給電コイル4のコア内部を挿通する給電線がコアと干渉することから、その位置で走行レールから無人搬送車を上方に吊り上げて撤去することができず、故障した無人搬送車を待避位置まで移動させた後、走行レールから撤去して修理を行う必要がある。
このため、修理に必要以上の手数を要するとともに、故障した無人搬送車を撤去するまでは他の無人搬送車の走行ができないことから、搬送装置全体が停止するという問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の無人搬送装置が有する問題点に鑑み、給電コイルを給電線から後退可能とすることにより、故障した無人搬送車を走行レールの任意位置から吊り上げ撤去することができる無人搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の無人搬送装置は、走行レールに沿って配設した高周波電流を流す給電線と、無人搬送車側に設けた給電コイルを介し、電磁誘導により非接触で無人搬送車に給電するようにした無人搬送装置において、無人搬送車に、該無人搬送車の走行方向と直交して水平に給電コイル支持軸を設け、該給電コイル支持軸に、給電コイルに突設したクランプを軸方向に沿って摺動可能に貫通させ、セットボルトにて締結でき るようにして、給電コイルを給電線から後退させることができるようにしたことを特徴とする。
【0007】
この無人搬送装置は、無人搬送車が故障した場合でも、給電コイルを給電線から後退させられることから、給電線と給電コイルが干渉することなく、その場で故障した無人搬送車を走行レールから吊り上げて撤去することができ、これにより、他の無人搬送車に影響を与えることなく、安定した搬送作業を継続することができる。
【0008】
また、走行レールのカバーを、L字形に屈曲形成し、その垂片下端を走行レールの外側面に形成した挿入溝に挿入して係止するようにすることができる。
【0009】
これにより、故障した無人搬送車を走行レールから吊り上げて撤去する際に支障となる走行レールのカバーを、走行レールから簡単に取り外すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の無人搬送装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1〜図3に、本発明の無人搬送装置の一実施例を示す。
この無人搬送装置は、図1〜図2に示すように、走行レール1に沿って配設した高周波電流を流す給電線2と、無人搬送車3側に設けた給電コイル(図示省略)を介し、電磁誘導により非接触で無人搬送車3に給電するように構成されている。
【0012】
この無人搬送装置の走行レール1は箱形をしており、この走行レール1の空洞内に給電線2が張架配設されている。
給電線2は、走行レール1の左側面と右側面にそれぞれ相対するように配設することにより、図3に示すように、走行レール1が分岐するような場合でも、その分岐点において、電力が中断されることなく左右いずれかの給電線2、2より、継続的に給電することができる。
そして、この左右に相対する給電線2、2間の幅Wを、無人搬送車3のガイド車輪32、32間の幅Woよりも大となるように設定し、無人搬送車の吊り上げ撤去時においても、ガイド車輪32が給電線2、2に接触しないようにする。
【0013】
なお、走行レール1には、走行レール内で発生する塵埃がクリーンルーム内へ漏洩しないように、カバー13が配設されている。
このカバー13は、L字形に屈曲形成され、その垂片下端を走行レール1の外側面に形成した挿入溝14に落とし込むように挿入して係止し、これによりカバー13を走行レール1から簡単に取り外し、取り付けが行えるようにしている。
【0014】
一方、無人搬送車3は、下部に、走行車輪31とガイド車輪32とを備え、前記箱形の走行レール1の内底面に沿って配設されたレール11に走行車輪31が接触するようにしている。
また、走行レール1の左右の内側面12でガイド車輪32を接触させ、これにより無人搬送車3が走行レール1に沿って安定して走行できるようにしている。
【0015】
無人搬送車3の下部両側には、給電コイル4がそれぞれ配設されている。
これらの給電コイル4、4はE型を呈し、給電コイル支持軸41によって、溝が側方に開口するように支持されている。
そして、無人搬送車3の両側で、走行レール1から側方に突出するように支持された給電線2、2が、給電コイル4、4のE型コアの溝をそれぞれ挿通するように位置決めされている。
【0016】
この場合、この無人搬送装置では、給電コイル4、4を給電線2、2から後退させる後退機構を設けている。
この後退機構は、各給電コイル4、4を、走行方向と直交して水平に設けた給電コイル支持軸41に対し、その軸方向に沿って摺動可能とし、所定位置にて固定できるようにしている。
具体的には、図1に示すように、給電コイル4のフレーム42にクランプ43を突設し、このクランプ43に給電コイル支持軸41を摺動可能に貫通させ、セットボルト44にて締結できるようにしている。
これにより、図2に示すように、給電コイル4、4を、給電線2、2と上下に重ならない位置まで後退させることができ、給電線2と給電コイル4が干渉することなく、その場で故障した無人搬送車3を走行レール1から吊り上げることができる。
【0017】
以下、本実施例の無人搬送装置の作用について説明する。
走行レール1に沿って無人搬送車3が自動走行する際、走行レール1の内側面に張架された給電線2、2から無人搬送車3側の給電コイル4、4に電磁誘導により非接触で給電される。
通常走行時においては、左右に相対する給電線2、2より給電されるが、図3に示すような走行レール1の分岐点7においては、左右の給電線2、2のいずれか一方から給電され、安定した走行が行われる。
そして、無人搬送車3は自動走行し、目的地に到着すると停車し、停車位置の上にあるカセット5は、移載機6により持ち上げられ指定の位置に移動される。
【0018】
ところで、この搬送作業時に無人搬送車3に故障が生じる場合がある。
この場合、無人搬送車3が故障した位置で、無人搬送車3の吊り上げ撤去時に支障となる箇所のカバー13を取り外す。このカバー13の取り外しは、カバー13を挿入溝14内より持ち上げることにより、簡単に行うことができる。
【0019】
次に、この取り外したカバー13の開口部からセットボルト44を弛め、給電コイル4、4を、給電コイル支持軸41に沿って給電線2、2と反対側に後退させ、この後退位置で再びセットボルト44を締結し、給電コイル4、4を給電コイル支持軸41に固定する。
これにより、左右に相対する給電コイル4、4の出幅が、左右に相対して配設した給電線2、2間の幅Wよりも小となり、その結果、故障した無人搬送車3を、走行レールから給電線2、2と接触させることなく吊り上げて、撤去することができる。
【0020】
そして、故障した無人搬送車3を所定の保守点検位置まで搬送し、この位置で修理する。これにより、後行する他の無人搬送車3の走行に支障を与えないようすることができる。
また、故障した無人搬送車3は、修理が完了した時点で、上記と逆の手順により、再び走行レール1に復帰させることができる。
【0021】
以上、本発明の無人搬送装置について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、例えば、給電コイルの後退機構を、ボールナット、エアシリンダ、ピニオンラック等を用いて構成することにより動作を自動化する等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
【0022】
【発明の効果】
本発明の無人搬送装置によれば、無人搬送車が故障した場合でも、給電コイルを給電線から後退させられることから、給電線と給電コイルが干渉することなく、その場で故障した無人搬送車を走行レールから吊り上げて撤去することができ、これにより、他の無人搬送車に影響を与えることなく、安定した搬送作業を継続することができ、また、給電コイルを給電線から後退させる機構を簡易に構成することができる。
【0023】
また、走行レールのカバーを、L字形に屈曲形成し、その垂片下端を走行レールの外側面に形成した挿入溝に挿入して係止するようにすることにより、故障した無人搬送車を走行レールから吊り上げて撤去する際に支障となる走行レールのカバーを、走行レールから簡単に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の無人搬送装置の一実施例を示し、(A)は無人搬送車と走行レールの拡大断面図、(B)は給電コイルの取付部を示す部分拡大図である。
【図2】 同実施例において故障した無人搬送車の撤去順序を示す説明図である。
【図3】 同実施例の無人搬送装置を示す部分斜視図である。
【図4】 従来の無人搬送装置の断面図である。
【符号の説明】
1 走行レール
11 レール
12 走行レール内側面
13 カバー
14 挿入溝
2 給電線
3 無人搬送車
31 走行車輪
32 ガイド車輪
33 下部フレーム
4 給電コイル
41 給電コイル支持軸
42 フレーム
43 クランプ
44 セットボルト
5 カセット
6 移載機
7 分岐点

Claims (2)

  1. 走行レールに沿って配設した高周波電流を流す給電線と、無人搬送車側に設けた給電コイルを介し、電磁誘導により非接触で無人搬送車に給電するようにした無人搬送装置において、無人搬送車に、該無人搬送車の走行方向と直交して水平に給電コイル支持軸を設け、該給電コイル支持軸に、給電コイルに突設したクランプを軸方向に沿って摺動可能に貫通させ、セットボルトにて締結できるようにして、給電コイルを給電線から後退させることができるようにしたことを特徴とする無人搬送装置。
  2. 走行レールのカバーを、L字形に屈曲形成し、その垂片下端を走行レールの外側面に形成した挿入溝に挿入して係止するようにしたことを特徴とする請求項記載の無人搬送装置。
JP2000251729A 2000-08-23 2000-08-23 無人搬送装置 Expired - Fee Related JP4049976B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000251729A JP4049976B2 (ja) 2000-08-23 2000-08-23 無人搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000251729A JP4049976B2 (ja) 2000-08-23 2000-08-23 無人搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002078102A JP2002078102A (ja) 2002-03-15
JP4049976B2 true JP4049976B2 (ja) 2008-02-20

Family

ID=18741089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000251729A Expired - Fee Related JP4049976B2 (ja) 2000-08-23 2000-08-23 無人搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4049976B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5141987B2 (ja) * 2009-12-07 2013-02-13 株式会社ダイフク 物品搬送設備
JP2012035948A (ja) * 2010-08-05 2012-02-23 Murata Machinery Ltd 搬送車システム
CN105438850B (zh) * 2015-12-14 2019-01-01 芜湖恒信汽车内饰制造有限公司 一种车辆导向定位系统的操作方法
JP6589820B2 (ja) * 2016-10-31 2019-10-16 株式会社ダイフク 通行規制装置
CN111392351B (zh) * 2020-03-23 2021-12-03 深圳柏缔自动化科技有限公司 一种物料输送设备
CN111660876B (zh) * 2020-06-29 2024-10-11 重庆交通职业学院 一种电力火车的供电装置及供电方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002078102A (ja) 2002-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI457256B (zh) Elevated van
KR20110013237A (ko) 천정 반송차
PT933161E (pt) Dispositivo para a montagem de carrocarias de veiculos automoveis por soldadura por pontos
JP4049976B2 (ja) 無人搬送装置
JP2010247267A (ja) 加工システム
KR101654864B1 (ko) 차체 용접 장치
US20010050206A1 (en) Interchangeable nests for supporting components on a transport system
JP3094709B2 (ja) 車両の下回り部品組付けライン
JP2002205579A (ja) 可動型架空式電車線き電設備
KR102387149B1 (ko) 이동식 협동로봇을 적용한 스폿용접의 용접부품 안착지그
US20090108118A1 (en) Wire Winding Apparatus
KR19980067155A (ko) 순환식 부품 공급 장치
JP2007204009A (ja) 有軌道無人搬送台車
JPH0692430A (ja) 自走台車使用の搬送設備
JP2013035657A (ja) 移動装置
CN111301920A (zh) 一种夹具柔性切换与储存装备
JP5367435B2 (ja) 搬送台車の走行設備及び走行方法
CN106248783B (zh) 铁路轮对大型闭合磁轭式磁粉探伤机
JPH07115660B2 (ja) 自動車車体の組立装置
CN211997308U (zh) 一种夹具柔性切换与储存装备
JP2019209742A (ja) 車体の組立ライン
JP3690884B2 (ja) 搬送装置及び搬送方法
JPH11208465A (ja) 無人搬送車の荷台支持装置
JP7024763B2 (ja) 給電線ホルダ
US10017219B2 (en) Platform truck apparatus, workpiece transfer method, and workpiece conveyor equipment

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051205

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees