JP4049128B2 - テーブルタップ - Google Patents

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本発明は、テーブルタップに関するものである。
図21は従来のテーブルタップの分解斜視図を示しており、耐衝撃性を有する合成樹脂によりそれぞれ形成されたボディ2及びカバー3からなる外殻1の内部には4個のコンセント部20と4個のスイッチ30とを具備したコンセントモジュール4が納装され、コンセント部20はその前面に、4組の栓刃挿入孔11を形成したコンセントカバー5を取着している。
ボディ2は前面が開口した矩形箱状に形成され、カバー3は後面が開口した略矩形箱状に形成されている。そしてカバー3の前面にはスイッチ本体31のハンドル状の操作部たるスイッチ操作部32をそれぞれ露出させる細長の4個の露出窓3cが長手方向に沿って一列に開口している。
コンセントモジュール4は長尺の内ケース4aを備えて、長手方向がボディ2の長手方向に沿うようにしてボディ2内部に収納されており、内ケース4aの短幅方向における一側には、4個のコンセント部20を長手方向に沿って一列に設けている。コンセント部20は、各栓刃挿入孔11から挿入されるプラグの栓刃を受けるための一対の刃受けばね20aを内ケース4aの短幅方向における一側に突出して設けており、各刃受けばね20aは内ケース4a内に電気的に接続している。そして、各刃受けばね20aは栓刃挿入孔11に各々対向している。
内ケース4aの内部には、電源ケーブル50の絶縁被覆された一対の芯線51にそれぞれ電気的に接続される導電板41,42が内ケース4aの長手方向に沿うようにして収納される。導電板41,42の電線挿入口側の一端部にはかしめ圧着部41a,42aがそれぞれ設けられ、かしめ圧着部41a,42aに芯線51をそれぞれ挿入してかしめることにより、芯線51と導電板41,42とをそれぞれ電気的且つ機械的に接続することができる。また、導電板41,42の他端部間には過電圧保護素子8が接続されている。
さらに、内ケース4aの前部は長手方向に沿って2個のスイッチボディ4bが各々一体に形成され、各スイッチボディ4b内に2個のスイッチ本体31を構成している。各スイッチボディ4bを仕切って設けた各スイッチ収納室4d内にはスイッチ操作部32が揺動自在に取り付けられて、スイッチ操作部32の揺動操作に応じてオン/オフする接点部(図示せず)が納装されている。これらのスイッチ30は各コンセント部20に対応して設けられ、スイッチ操作部32を揺動させる毎に、スイッチ本体31の接点部が開閉し、外部電源から各コンセント部20への電源供給が個別にオン/オフされる。(例えば、特許文献1参照)
また、コンセント部20の栓刃挿通孔11を外郭1の内部から閉塞し、栓刃の差込時には栓刃の押圧を受けて栓刃挿通孔11の閉塞を開放する弾性防塵片を設けて、栓刃挿通孔11を介した外郭1内への粉塵の侵入を防止したものもある。(例えば、特許文献2参照)
特開2002−246123号公報 特開2004−95285号公報
しかしながら上記従来例では、スイッチ操作部32とカバー3の露出窓3cとの間には構造上、隙間が生じ、水等の液体がかかった場合、その隙間を介して外郭1内に液体が侵入しやすく、外郭1内部の刃受けばね20a、導電板41,42等の充電金属部間に液体が溜まると、絶縁劣化が生じるという問題があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、内部に水等の液体が侵入し難く、液体による絶縁劣化を防止したテーブルタップを提供することにある。
請求項1の発明は、プラグの栓刃が挿入される栓刃挿入孔及び前記栓刃挿入孔から内部に挿入される栓刃を受ける刃受けばねを具備する複数のコンセント部と、外部電源から前記各コンセント部への給電を個別にオン/オフするスイッチ本体及び該オン/オフ操作を行うスイッチ操作部からなる複数のスイッチと、前記コンセント部及びスイッチ本体を収納して前記各スイッチ操作部を外部に各々露出させる複数の開口を有する外郭とを備え、前記スイッチ本体と前記外郭の開口周縁との間に、開口周縁毎に配置したシートを複数枚備えることを特徴とする。
この発明によれば、外郭内部に水等の液体が侵入し難く、液体による絶縁劣化を防止することができる。さらに、スイッチの数が異なる複数の品種に対して同一のシートを用いることができ、投資を抑えながら複数品種に対応できる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記スイッチ本体と前記外郭の開口周縁との間に、略同一の柔軟性を有する第1のシートと第2のシートとを重ねて配置したことを特徴とする。
この発明によれば、組立時には外郭の開口側のシートだけが位置ずれを起こし、スイッチ本体側のシートはスイッチ操作部と密着して防水性能が失われることはない。
請求項3の発明は、請求項1において、前記スイッチ本体と前記外郭の開口周縁との間に、略同一の柔軟性を有する第1のシートと第2のシートと第3のシートとを重ねて配置したことを特徴とする。
この発明によれば、請求項2に比べて防水性能のさらなる向上を図ることができる。
請求項4の発明は、請求項1において、前記シートは、前記外郭の開口近傍を薄く形成することを特徴とする。
この発明によれば、耐久性と防水性とを1枚のシートで確保することができる。
請求項5の発明は、請求項1または4において、前記シートは、前記スイッチ操作部を挿通させるための挿通孔を形成し、前記挿通孔周縁に沿った壁部を前記外郭の開口に向かって突設したことを特徴とする。
この発明によれば、シートの壁部を外郭の開口周縁に合わせることでスイッチ操作部とシートとの位置ずれを防止し、安定した防水性能を確保できる。
請求項6の発明は、請求項5において、前記壁部の先端部から前記挿通孔の開口面に略平行な面を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、スイッチ操作部への密着性が増し、さらに強度も増すため金型成形時の変形も防止でき、成形が容易になる。
請求項7の発明は、請求項1乃至6いずれかにおいて、前記シートは、可撓性を有する薄い合成ゴムシートからなり、前記スイッチ操作部を挿通させるために前記シートに形成した挿通孔は前記スイッチ操作部の外形より小さいことを特徴とする。
この発明によれば、シートとスイッチ操作部との密着性を向上させることができる。
請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれかにおいて、前記シートは表面が撥水性を有することを特徴とする。
この発明によれば、例えば、シート表面にオイル塗布やフッ素樹脂コーティングを施したり、シリコンシートを用いることで外郭内に侵入しようとする水分をはじくことができる。
請求項9の発明は、請求項1乃至8いずれかにおいて、前記スイッチ操作部内に前記コンセント部の通電表示手段を備え、前記スイッチ操作部は、PC樹脂、またはAS樹脂、またはABS樹脂、またはPS樹脂、またはアクリル樹脂からなる透明または半透明の熱可塑性樹脂で成形されることを特徴とする。
この発明によれば、通電表示手段の表示状態を外部から確認することができる。
請求項10の発明は、請求項9において、前記シートは、可塑剤としてフタル酸系添加剤を含まない合成ゴムを用いることを特徴とする。
この発明によれば、PC樹脂、またはAS樹脂、またはABS樹脂、またはPS樹脂、またはアクリル樹脂からなるスイッチ操作部にシートが接触する場合でも、可塑剤によって該樹脂を侵すことなく、シートとスイッチ操作部との密着やスイッチ操作部のクラックを発生させることがない。
請求項11の発明は、請求項10において、前記シートは、可塑剤としてパラフィン系、またはナフテン系、またはアロマ系のプロセスオイルを用いることを特徴とする。
この発明によれば、請求項10と同様の効果を奏する。
請求項12の発明は、請求項10において、前記シートは、エチレンプロピレンゴム、またはクロロプレンゴムからなることを特徴とする。
この発明によれば、請求項10と同様の効果を奏する。
請求項13の発明は、請求項1において、前記スイッチ本体と前記外郭の開口周縁との間に、前記開口周縁側に配した第1のシートと、前記スイッチ本体側に配して前記第1のシートより硬い前記第2のシートとを重ねて配置したことを特徴とする。
この発明によれば、スイッチの頻繁な操作においても防水性能が失われることはなく耐久性と防水性とを両立させて、外郭内への液体の侵入を確実に防止することができる。
請求項14の発明は、請求項1において、前記外郭の内面には各開口周縁に沿ってリブを突設し、該リブに対向する前記シートの面には壁部を突設し、外郭のリブとシートの壁部とが嵌合することを特徴とする。
この発明によれば、シートを外郭に対して仮固定できて、位置決めが容易になり、組立効率も向上する。
請求項15の発明は、請求項1において、前記シートは、前記スイッチ本体と前記外郭の開口周縁との間に挟装される鍔部と、該鍔部から開口側に一体に形成されて前記スイッチ操作部を覆う覆設部とから構成されることを特徴とする。
この発明によれば、スイッチ操作時および組立時のシートの位置ずれによる防水性能の悪化を低減できる。
請求項16の発明は、請求項1乃至15いずれかにおいて、前記スイッチ本体は、前記スイッチ操作部を取着する取付孔をスイッチ操作部の外面に沿わせた形状に形成したことを特徴とする。
この発明によれば、スイッチの接点開閉時に発生するアークが見え難い構造となる。さらに、外郭の開口周縁によるシートの押さえがさらに確実になる。
請求項17の発明は、請求項1において、前記刃受けばねに電気的に接続した金属部の周囲を樹脂でポッティング処理したことを特徴とする。
この発明によれば、ポッティング処理によって外郭内部への水等の液体の侵入をさらに防止でき、液体による絶縁劣化を防止することができる。
以上説明したように、本発明では、シートによって外郭内に侵入する水等の液体を阻止し、液体による絶縁劣化を防止することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
以下に本発明の実施形態を図1乃至図3を参照して説明する。
本実施形態のテーブルタップは図1に示すように、耐衝撃性を有する合成樹脂によりそれぞれ形成されたボディ2及びカバー3からなる外殻1を有し、外殻1の内部には4個のコンセント部20と4個のスイッチ30とを具備したコンセントモジュール4が納装され、コンセント部20はその前面に、4組の栓刃挿入孔11を形成したコンセントカバー5を取着している。
ボディ2は前面が開口した矩形箱状に形成され、長手方向一端側の側壁2aには、カバー3と接合する周縁部に後述の電源ケーブル50を外殻1内に挿入するための凹部(図示なし)が形成されている。
一方、カバー3は後面が開口した略矩形箱状に形成されており、短幅方向における一側には前面3aに対して斜め後方に傾斜する傾斜面3bが形成されている。カバー3の前面3aにはスイッチ本体31のハンドル状の操作部たるスイッチ操作部32をそれぞれ露出させる細長の4個の露出窓3cが長手方向に沿って一列に開口している。また傾斜面3bには蓋部12が覆設されており、蓋部12は端部に設けた係止片12aをカバー3に設けた係止孔3gに係止させることでカバー3に取着される。そして、カバー3の長手方向一端側の側壁には凹部3d(図12参照)が形成されており、ボディ2の前記凹部とカバー3の凹部3dとで後述の電源ケーブル50を外殻1内部に挿入する電線挿入口が構成される。
コンセントモジュール4は長尺の内ケース4aを備えて、長手方向がボディ2の長手方向に沿うようにしてボディ2内部に収納されており、内ケース4aの短幅方向における一側には、4個のコンセント部20を長手方向に沿って一列に設けている。コンセント部20は、内ケース4aの短幅方向における一側に設けた突起4kにコンセントカバー5が嵌合して構成される。そして、図2(a)〜(d)に示すように、各栓刃挿入孔11から挿入されるプラグの栓刃を受けるための一対の刃受けばね20aが内ケース4aの短幅方向における一側に突出して設けられ、各刃受けばね20aはコンセントカバー5の栓刃挿入孔11に各々対向している。そして、各刃受けばね20aは導電板20b,20cを介して内ケース4a内に電気的に接続しており、導電板20b,20cは、刃受けばね20aから内ケース4aの後面を介して内ケース4a内に導入される。
内ケース4aの内部には、電源ケーブル50の絶縁被覆された一対の芯線51にそれぞれ電気的に接続される導電板41,42が収納されており、導電板41,42はそれぞれ長尺の板金を曲げ加工して形成される。内ケース4aの底面には、長手方向の両側面に各々並行した絶縁壁4h,4hが立設されており、導電板41,42は、内ケース4aの側面と絶縁壁4hとの間に長手方向に沿うようにして収納される。導電板41,42の電線挿入口側の一端部にはかしめ圧着部41a,42aがそれぞれ設けられ、かしめ圧着部41a,42aに芯線51をそれぞれ挿入してかしめることにより、芯線51,51と導電板41,42とをそれぞれ電気的且つ機械的に接続することができる。また、導電板41,42の他端部間には過電圧保護素子8が接続されている。
さらに、内ケース4aの前部は長手方向に沿って2個のスイッチボディ4bが各々一体に形成され、スイッチボディ4bは前後方向を開口した矩形枠状に形成されて、短幅方向に形成した2個の隔壁4c,4cによって枠内を3つの矩形領域に分割し、両端の矩形領域をスイッチ収納室4d,4dとして接点部(図示なし)を収納して、スイッチ本体31を構成している。また、スイッチ収納室4dの両側面には軸孔4eが穿設され、図3に示すように、軸孔4eにスイッチ操作部32の両側に設けた凸部32aが軸支されるとともに、軸孔4e後方においてスイッチ収納室4d内の両側面から各々突設した支持片4fの前端に設けた切欠き部4gにスイッチ操作部32の両側下端の略中心に各々設けた摺動部32bが嵌合しており、各スイッチ収納室4dの前面にはスイッチ操作部32が揺動自在に取り付けられている。そして、各スイッチ収納室4d内の接点部はスイッチ操作部32の揺動操作に応じてオン/オフし、内ケース4aの後面からは接点部に電気的に接続された接続端子34a〜34cが突出する。なお、接続端子34a〜34cのうち、接続端子34a,34bは接点部の両端にそれぞれ接続されており、接続端子34cはスイッチ操作部32内に収納され負荷への給電時に点灯するネオンランプ(図示せず)を介して接続端子34bに電気的に接続されている。
また、電源ケーブル50の両芯線51の一方の端部には外部電源に接続するためのプラグ(図示せず)が結線され、もう一方の端部は電線挿入口から外殻1内に挿入されて、導電板41,42に電気的に接続される。電源ケーブル50には、弾性を有する合成樹脂から形成され、電源ケーブル50の外周を覆って屈曲による芯線51の断線を防止するブッシング53が設けられており、このブッシング53には矩形板状の鍔部52が一体に設けられている。また、ボディ2の底面からは側壁2aとの間に鍔部52の厚み分だけの隙間を開けてリブ9が突設され、カバー3の裏面からはリブ9に対向する部位にリブ10(図12参照)が突設されており、ブッシング53に設けた鍔部52の下半分を側壁2aとリブ9との間の隙間に挿入した状態で、ボディ2とカバー3とを結合すると、鍔部52の上半分が側壁3fとリブ10との間に挿入され、外殻1に固定される。この時、外殻1から引き出される電源ケーブル50の部位がブッシング53によって保護され、屈曲による芯線51の断線が防止されるのである。
カバー3はボディ2の前面に対して各々の開口面が対向するように覆設され、ボディ2の底面に立設した3本の円柱体2bが、カバー3の裏面に立設した柱体に軸方向に設けた凹部3d(図12参照)に嵌まることで、ボディ2とカバー3との位置決めがなされ、ボディ2の開口端に設けた係止爪2dがカバー3の開口縁に設けた略矩形の係止孔3i(図12参照)に係止することでボディ2とカバー3とは結合する。このとき、スイッチ操作部32はカバー3の露出窓3cを後方から前方へ挿通して前方へ露出している。
そして、各スイッチ収納室4dの四辺を囲うスイッチボディ4b及び隔壁4cの各前面にはスイッチ収納室4dの前面より大きい矩形の合成ゴム等からなる防水シート6が配置され、スイッチボディ4b及び隔壁4cの各前面と露出窓3cの開口周縁から後方に突設したリブ3eとの間に挟装されている。防水シート6には、露出窓3cと略同形状の細長の挿通孔6aが穿設され、スイッチ操作部32が挿通孔6aを後方から前方へ挿通している。そして、この挿通孔6aは挿通するスイッチ操作部32の外形に対して僅かにオーバラップするように、スイッチ操作部32の外形より0.2〜0.3mm小さく形成されており、挿通孔6aの周縁部6bはスイッチ操作部32の外面に沿って密着して前方へ湾曲している。したがって、スイッチ操作部32と露出窓3cとの隙間Aから外郭1内に侵入する水等の液体を防水シート6によって阻止でき、隙間Aを介した液体の侵入を防止している。
また、スイッチ本体31の接続端子34a〜34c、導電板20b,20cの周辺、導電板41,42の他端、及び内ケース4aの隙間等に樹脂7を充填するポッティング処理が施されており、内ケース4a内への液体の侵入や、外郭1内部に侵入した液体による充電金属部間の絶縁劣化を防止している。
さらに、コンセントカバー5は、前面に沿った方向でスライド移動することにより栓刃挿入孔11を開閉自在に塞ぐ扉部(図示なし)を設けており、該扉部は、プラグの栓刃を栓刃挿入孔11に挿入していない状態では、コイルばね等に弾性付勢されて栓刃挿入孔11を塞いでいる。栓刃挿入孔11への栓刃挿入時には、扉部は栓刃の押圧力によってばね力に抗してスライド移動して栓刃挿入孔11を開く。したがって、栓刃を挿入していない状態では栓刃挿入孔11を扉部で塞ぐことにより水等の液体が栓刃挿入孔11を介して外郭1内部に侵入することを防止している。
そして内ケース4a内では、導電板41がスイッチ本体31の接続端子34aに電気的に接続し、接続端子34bは導電板20bに電気的に接続しており、接続端子34bは導電板20bを介して一方の刃受けばね20aに接続している。また導電板42は、他方の刃受けばね20aに導電板20cを介して電気的に接続するとともに、接続端子34cに電気的に接続している。
このように各コンセント部20に対応してスイッチ30を設けており、スイッチ操作部32を揺動させる毎に、スイッチ本体31の接点部が開閉し、外部電源から各コンセント部20への電源供給が個別にオン/オフされる。したがって、各コンセント部20に電気機器が接続されているときには、対応するスイッチ30のスイッチ操作部32を揺動させることで、電気機器の電源スイッチによらずに当該電気機器への給電を個別にオン/オフすることができ、給電が不要な電気機器の接続されているコンセント部20への給電を停止することによって、節電を図ることができる。また各コンセント部20と並列に対応するスイッチ30のネオンランプが接続されており、コンセント部20に給電されると、対応するスイッチ30のネオンランプが点灯するので、ネオンランプの点灯状態から各コンセント部20の通電状態を容易に把握することができる。
ここで、本実施形態ではスイッチ操作部32を透明または半透明の熱可塑性樹脂で成形しており、ネオンランプの点灯状態が外部から見えるようにしている。この透明樹脂は、PC(ポリカーボネイト)樹脂、またはスチレン系樹脂、またはアクリル樹脂からなり、スチレン系樹脂には、ABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン)、AS樹脂(アクリロニトリルスチレン)、PS樹脂(ポリスチレン)等がある。
また、防水シート6には柔軟性が求められるため合成ゴムが用いられるが、その材質によっては柔軟性を確保するために可塑剤が添加される。しかし、その可塑剤がフタル酸系の添加剤であると、防水シート6がPC樹脂、スチレン系樹脂、アクリル樹脂に接触した場合に該樹脂を侵しやすく、移行による密着やクラックを発生させる恐れがある。そこで、防水シート6に直接接触するスイッチ操作部32をPC樹脂、スチレン系樹脂、アクリル樹脂で成形した場合は、防水シート6の可塑剤としてフタル酸系の添加剤を含んだものではなく、可塑剤としてパラフィン系、またはナフテン系、またはアロマ系のプロセスオイルを含んだものを用いる。例えば、防水シート6としてエチレンプロピレンゴム(EPM)、またはクロロプレンゴム(CR)を用いることができる。なお、上記防水シート6およびスイッチ操作部32の各材料は、本実施形態だけでなく、後述の実施形態においても同様に適用できる。
また、本実施形態では、各露出窓3c毎に1枚の防水シート6を設けて、スイッチ30と同数の防水シート6を備えており、図4に示す3口のスイッチ付きコンセントを具備したテーブルタップや、図5に示す2口のスイッチ付きコンセントを具備したテーブルタップについても、同一の防水シート6を各露出窓3c毎に対応させればよい。すなわち、スイッチ30の数が異なる複数の品種に対して同一の防水シート6を用いることができ、投資を抑えながら複数品種に対応できる。
(実施形態2)
本実施形態のテーブルタップは図6乃至図8に示され、実施形態1とは防水シートが異なるもので、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
頻繁にスイッチ操作部32のハンドル操作を行う環境においては、実施形態1のように合成ゴム等からなる1枚の防水シート6ではスイッチ操作部32に巻き込まれて、防水シート6の浮き上がりや破れ等の悪影響が発生する。そこで本実施形態では、ポリプロピレン(PP)等からなる硬い防水シート13と合成ゴム等からなる柔らかい防水シート14とを重ねて用いており(図8(a)参照)、防水シート13を防水シート14より硬く形成している。そして、各スイッチ収納室4dの四辺を囲うスイッチボディ4b及び隔壁4cの各前面にはスイッチ収納室4dの前面より大きい矩形の防水シート13が載置され、防水シート13の前面に防水シート13と略同形状の防水シート14が重ねて載置され、防水シート13,14は、スイッチボディ4b及び隔壁4cの各前面と露出窓3cの開口周縁から後方に突設したリブ3eとの間に挟装されている。
防水シート13,14には、露出窓3cと略同形状の細長の挿通孔13a,14aが各々穿設され、スイッチ操作部32が挿通孔13a,14bを後方から前方へ挿通する。防水シート13の挿通孔13aは挿通するスイッチ操作部32と略同様の大きさに形成され、防水シート14の挿通孔14aは挿通するスイッチ操作部32よりも若干小さく形成されており、挿通孔14aの周縁部14bは挿通孔13aの周縁部13bより内側に入り込んでいる。したがって、防水シート13はスイッチ操作部32による巻き込みや変形を生じることなく挿通孔13aの開口端がスイッチ操作部32の外周に摺接し、防水シート14の挿通孔14aの周縁部14bはスイッチ操作部32の外面に沿って密着して前方へ湾曲している(図8(b)参照)。このように、硬い防水用シート13が巻き込み及び変形防止用に用いられ、柔らかい防水用シート14が主に防水用に用いられており、スイッチ操作部32の頻繁なハンドル操作においても防水性能が失われることはなく耐久性と防水性とを両立させて、隙間Aを介した液体の侵入を確実に防止している。
(実施形態3)
本実施形態のテーブルタップは実施形態2の防水シート13,14を柔らかい防水シート15,15としたもので、防水シート15,15が密着したスイッチ操作部32周辺の該略図を図9に示す。なお、実施形態2と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
実施形態1,2において、カバー3をボディ2に取り付ける際、ボディ2の側壁2aにカバー3の端部をまず合わせ、カバー3がボディ2に対して斜めになった状態からカバー3をボディ2に覆設させる。この組立時に、実施形態1のように防水シート6が1枚では、防水シート6がカバー3に引きずられて位置ずれを起こし、スイッチ操作部32と防水シート6との間に隙間が生じて防水性能が低下する可能性がある。
そこで本実施形態では、略同一の柔軟性を有して密着しやすい2枚の防水シート15を重ねて、スイッチボディ4b及び隔壁4cの各前面と露出窓3cの開口周縁から後方に突設したリブ3eとの間に挟装している。この防水シート15の表面には潤滑のためシリコンオイル等のオイルが塗布されており、図9に示すように、挿通孔15aの周縁部15bはスイッチ操作部32の外面に沿って密着して前方へ湾曲しているので、スイッチ操作部32の表面にもオイル40がなじみ、内部に進入しようとする水分をはじいている。また、オイルによって2枚の防水シート15、15間の密着性が向上する。
したがって、ボディ2とカバー3との組立時のように防水シートの位置ずれが発生しやすい状況下においては、2枚に重ねた防水シート15,15のうち、カバー3側の防水シート15だけがカバー3に引きずられ、ボディ2側の防水シート15は位置ずれが発生しにくくスイッチ操作部32との密着性が保たれて、防水性能が失われることはない。
また、防水シート5に塗布するオイルの代わりにフッ素樹脂コーティングしてもよく、あるいは防水シート5にシリコンゴムを用いてもオイルは不要となる。
防水シート15の数は図10に示すように3枚重ねとしてもよく、この場合、3枚に重ねた防水シート15,15,15のうち、ボディ2側の2枚の防水シート15,15が位置ずれを発生しにくいことは上記同様であるが、真中の防水シート15は、2枚の防水シート15,15の間に挟まれているため、ボディ2とカバー3の組立の影響を受けず、常にスイッチ操作部32に追従して動き、スイッチ操作部32との密着性がさらに向上し、防水性能が向上している。
参考例
参考例のテーブルタップは図11に示され、実施形態1とは防水シートが異なるもので、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
参考例では、4口のスイッチ付きコンセントを具備したテーブルタップに対して1枚の防水シート16を用いたもので、防水シート16は長尺の矩形に形成されて、その長手方向が内ケース4aの長手方向に沿うようにして2個のスイッチボディ4bの前面に配置される。防水シート16は、4個の露出窓3cに対向する各箇所に露出窓3cと略同形状の細長の4個の挿通孔16aが穿設され、4個のスイッチ操作部32が4個の挿通孔16aを後方から前方へ各々挿通し、この挿通孔16aは挿通するスイッチ操作部32よりも若干小さく形成されて、挿通孔16aの周縁部16bはスイッチ操作部32の外面に沿って密着して前方へ湾曲している。したがって、スイッチ操作部32と露出窓3cとの隙間Aから侵入する水等の液体を防水シート16によって阻止でき、隙間Aを介した液体の侵入を防止している。さらには、1枚の防水シート16で4個の露出窓3cに対応可能であり組立性がよい。
また、防水シート16は、十字状の切り込み16cを2箇所に設けており、カバー3の後面に立設したリブ3h(図12参照)が切り込み16cを挿通することで防水シート16の位置決めがなされる。
なお、スイッチ30の数が異なる複数の品種に対しては、各仕様に応じた数の挿通孔16aを穿設した防水シート16を用いる。
実施形態4
本実施形態のテーブルタップは実施形態1の防水シート6を図13(a)に示す防水シート17としたもので、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
防水シート17は、矩形の合成ゴム等からなり、露出窓3cと略同形状の細長の挿通孔17aが穿設されている。そして、防水シート17のカバー3側の面には、挿通孔17aの周縁に沿った壁部17bが露出窓3cに向かって突設され、壁部17bの先端部からは挿通孔17aの開口面に平行な面17cが内側に向かって一体に形成されている。したがって、図13(b)、図15に示すように壁部17bおよび面17cがスイッチ操作部32の外面に沿って密着するので、組立時および操作時に防水シート17とスイッチ操作部32との位置ずれが発生しにくく、安定した防水性能を確保できる。
また、面部17cを設けたことで、スイッチ操作部32への密着性がさらに増すとともに、強度も増すため、防水シート17を金型成形する際の変形を防止でき成形が容易となる。すなわち、防水シート17を金型成形で薄く成形した場合に、金型からの離型時における壁部17bの破れを防止でき、安定した成形が可能となる。
また、図14(a)に示すように、防水シート本体の厚みt1は0.6mm、壁部17bの厚みt2は0.4mm、面17cの厚みt3は0.5mmに形成されており、壁部17bの厚みt2および面17cの厚みt3を防水シート本体の厚みt1より薄くすることで、実施形態2と同様の耐久性と防水性とを1枚の防水シート17で確保している。
また、壁部17bおよび面17cにオイルを塗布すれば、図13(b)中の壁部17bおよび面17cとスイッチ操作部32との密着部分Cでの摩擦による防水シート17の破れを防止できる。
なお、本実施形態では防水シート17を各部によって異なる厚みに成形しているが、図14(b)に示すように、防水シート本体の厚み、壁部18bの厚み、面18cの厚みを同一の厚みt4に成形した防水シート18を用いても、上記同様に安定した防水性能を確保できるとともに、防水シート18の強度も確保できる。
実施形態5
本実施形態のテーブルタップは実施形態1の防水シート6を図16に示す防水シート19としたもので、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
防水シート19は、矩形の合成ゴム等からなり、露出窓3cと略同形状の細長の挿通孔19aが穿設されている。そして、防水シート19のカバー3側の面には、挿通孔19aの周縁に沿う形状の壁部19bが突設され、挿通孔19aと壁部19bと間には、防水シート19の面が当接面19cとして存在している。
一方、カバー3の裏面には露出窓3cの周縁に沿ってリブ3kが突設され、防水シート19の壁部19bの内側面にリブ3kの外側面が嵌合し、リブ3kの端面が当接面19cに当接することで、組立時にはカバー3に対して防水シート19が仮固定されて、位置決めが容易となっている。また、生産工程においては、組立前の工程で防水シート19をカバー3に事前に仮固定して準備できるため、生産効率が向上する。
実施形態6
本実施形態のテーブルタップは実施形態1の防水シート6を図17に示す防水シート25としたもので、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
防水シート25は、合成ゴム等からなり、スイッチボディ4b及び隔壁4cの各前面と露出窓3cの開口周縁から後方に突設したリブ3eとの間に挟装されている鍔部25aと、鍔部25aから露出窓3c側にスイッチ操作部32の外形に沿って一体に形成されてスイッチ操作部32に覆設する覆設部25bとから構成される。したがって、防水シート25は、露出しているスイッチ操作部32を覆っており、組立時の位置ずれ等による防水性能の悪化を低減できる。
また、覆設部25bの周縁には、実施形態5と同様に壁部25cを設けているので、組立時にはカバー3に対して防水シート25を仮固定でき、位置決めが容易となり、生産効率が向上する。
実施形態7
本実施形態のテーブルタップは図18乃至図20に示され、実施形態1とはスイッチボディの形状が異なるもので、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の内ケース4aの前部は長手方向に沿って2個のスイッチボディ4iが各々一体に形成され、各スイッチボディ4iは矩形箱状の前面に細長の2個の開口部4jが長手方向に沿って一列に開口し、各スイッチボディ4i内に接点を各々納装して2個のスイッチ本体31を構成するとともに、スイッチ操作部32は開口部4jを後方から前方へ挿通して前方へ露出している。
開口部4jは、スイッチ操作部32の外周面に沿った細長形状に形成されており、スイッチ操作部32と開口部4jとの間に生じる隙間を小さくして、スイッチ本体31の接点開閉時に発生するアークが見え難い構造となっている。
さらに、カバー3の露出窓3cの後面側周縁に設けたリブ3eの端面B(図20中の破線)と開口部4jの周縁とが略同一形状となり、リブ3eによる防水シート6(図20中の2点鎖線)の押さえがさらに確実になっている。
また、図19中において、内ケース4aの短幅方向における一側には、刃受けばね20aを挿入する孔4mが形成されている。
本発明の実施形態1のテーブルタップを示す分解斜視図である。 同上のコンセントモジュールを示し、(a)は側面図、(b)は後面図、(c)は前面図、(d)は端面図である。 同上のテーブルタップを示す側面断面図である。 同上のコンセント数の異なるテーブルタップを示す分解斜視図である。 同上のコンセント数の異なるテーブルタップを示す分解斜視図である。 本発明の実施形態2のテーブルタップを示す分解斜視図である。 同上のテーブルタップを示す側面断面図である。 同上の防水シートを示し、(a)は平面図、(b)は装着時の一部拡大図である。 本発明の実施形態3の防水シートが密着したスイッチ操作部周辺を示す該略図である。 同上の防水シートの別の構成を示す斜視図である。 本発明の参考例のテーブルタップを示す分解斜視図である。 同上のカバーを後面からみた斜視図である。 本発明の実施形態4の防水シートを示し、(a)は斜視図、(b)は装着時の一部拡大図である。 同上の防水シートの側面断面図を示し、(a)は各部の厚さが異なる構成、(b)は各部の厚さを同一とした構成である。 同上のテーブルタップを示す側面断面図である。 本発明の実施形態5の防水シートとカバーとの組合わせを示す分解斜視図である。 本発明の実施形態6の防水シートを示す斜視図である。 本発明の実施形態7のテーブルタップを示す分解斜視図である。 同上の内ケースを示す斜視図である。 同上のスイッチ周辺の拡大図である。 従来のテーブルタップを示す分解斜視図である。
符号の説明
1 外郭
2 ボディ
3 カバー
3c 露出窓
4 コンセントモジュール
5 コンセントカバー
6 防水シート
11 栓刃挿入孔
20 コンセント部
20a 刃受けばね
30 スイッチ
31 スイッチ本体
32 スイッチ操作部

Claims (17)

  1. プラグの栓刃が挿入される栓刃挿入孔及び前記栓刃挿入孔から内部に挿入される栓刃を受ける刃受けばねを具備する複数のコンセント部と、外部電源から前記各コンセント部への給電を個別にオン/オフするスイッチ本体及び該オン/オフ操作を行うスイッチ操作部からなる複数のスイッチと、前記コンセント部及びスイッチ本体を収納して前記各スイッチ操作部を外部に各々露出させる複数の開口を有する外郭とを備え、前記スイッチ本体と前記外郭の開口周縁との間に、開口周縁毎に配置したシートを複数枚備えることを特徴とするテーブルタップ。
  2. 前記スイッチ本体と前記外郭の開口周縁との間に、略同一の柔軟性を有する第1のシートと第2のシートとを重ねて配置したことを特徴とする請求項1記載のテーブルタップ。
  3. 前記スイッチ本体と前記外郭の開口周縁との間に、略同一の柔軟性を有する第1のシートと第2のシートと第3のシートとを重ねて配置したことを特徴とする請求項1記載のテーブルタップ。
  4. 前記シートは、前記外郭の開口近傍を薄く形成することを特徴とする請求項1記載のテーブルタップ。
  5. 前記シートは、前記スイッチ操作部を挿通させるための挿通孔を形成し、前記挿通孔周縁に沿った壁部を前記外郭の開口に向かって突設したことを特徴とする請求項1または4記載のテーブルタップ。
  6. 前記壁部の先端部から前記挿通孔の開口面に略平行な面を設けたことを特徴とする請求項5記載のテーブルタップ。
  7. 前記シートは、可撓性を有する薄い合成ゴムシートからなり、前記スイッチ操作部を挿通させるために前記シートに形成した挿通孔は前記スイッチ操作部の外形より小さいことを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載のテーブルタップ。
  8. 前記シートは表面が撥水性を有することを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載のテーブルタップ。
  9. 前記スイッチ操作部内に前記コンセント部の通電表示手段を備え、前記スイッチ操作部は、PC樹脂、またはAS樹脂、またはABS樹脂、またはPS樹脂、またはアクリル樹脂からなる透明または半透明の熱可塑性樹脂で成形されることを特徴とする請求項1乃至8いずれか記載のテーブルタップ。
  10. 前記シートは、可塑剤としてフタル酸系添加剤を含まない合成ゴムを用いることを特徴とする請求項9記載のテーブルタップ。
  11. 前記シートは、可塑剤としてパラフィン系、またはナフテン系、またはアロマ系のプロセスオイルを用いることを特徴とする請求項10記載のテーブルタップ。
  12. 前記シートは、エチレンプロピレンゴム、またはクロロプレンゴムからなることを特徴とする請求項10記載のテーブルタップ。
  13. 前記スイッチ本体と前記外郭の開口周縁との間に、前記開口周縁側に配した第1のシートと、前記スイッチ本体側に配して前記第1のシートより硬い前記第2のシートとを重ねて配置したことを特徴とする請求項1記載のテーブルタップ。
  14. 前記外郭の内面には各開口周縁に沿ってリブを突設し、該リブに対向する前記シートの面には壁部を突設し、外郭のリブとシートの壁部とが嵌合することを特徴とする請求項1記載のテーブルタップ。
  15. 前記シートは、前記スイッチ本体と前記外郭の開口周縁との間に挟装される鍔部と、該鍔部から開口側に一体に形成されて前記スイッチ操作部を覆う覆設部とから構成されることを特徴とする請求項1記載のテーブルタップ。
  16. 前記スイッチ本体は、前記スイッチ操作部を取着する取付孔をスイッチ操作部の外面に沿わせた形状に形成したことを特徴とする請求項1乃至15いずれか記載のテーブルタップ。
  17. 前記刃受けばねに電気的に接続した金属部の周囲を樹脂でポッティング処理したことを特徴とする請求項1記載のテーブルタップ。
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