JP6415955B2 - 電線中継コネクタ - Google Patents

電線中継コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6415955B2
JP6415955B2 JP2014248451A JP2014248451A JP6415955B2 JP 6415955 B2 JP6415955 B2 JP 6415955B2 JP 2014248451 A JP2014248451 A JP 2014248451A JP 2014248451 A JP2014248451 A JP 2014248451A JP 6415955 B2 JP6415955 B2 JP 6415955B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
main body
housing
cylindrical
cutting edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014248451A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016110884A (ja
Inventor
良夫 森
良夫 森
邦恭 一宮
邦恭 一宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichifu Terminal Industries Co Ltd
Original Assignee
Nichifu Terminal Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichifu Terminal Industries Co Ltd filed Critical Nichifu Terminal Industries Co Ltd
Priority to JP2014248451A priority Critical patent/JP6415955B2/ja
Publication of JP2016110884A publication Critical patent/JP2016110884A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6415955B2 publication Critical patent/JP6415955B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

本発明は、2本の電線どうしを接続して通電させるために使用する電線中継コネクタに関し、さらに詳細には、絶縁性の樹脂で形成される小型ハウジング内に、電線に接続するための金属製のコンタクト本体を収納した構造の電線中継コネクタに関するものである。
従来から、電線どうしを接続して通電させるための電線中継コネクタには、多種多様の形状のものが製造され使用されている。
通信用ケーブル用で微細な弱電線どうしを接続するためのコネクタでは、ケーブルの被覆を剥離することなく所定幅に形成した圧接溝に被覆電線を圧入して通電する圧接通電方式を採用したものが知られている。
また、接続する一対のコネクタ形状を統一するために、2つのコネクタの左右と上下を互いに逆向きとして嵌合接続することができるように形成した雌雄同体構造のコネクタも知られている。
そして、上述した圧接通電方式と雌雄同体構造とをともに採用したコネクタの構造が、例えば後記特許文献1に開示されている。
すなわち、当該文献に記載の電線中継コネクタは、雌雄同体となるハウジング本体、ハウジング蓋体、コンタクト本体で構成される。コンタクト本体は、一枚の金属板によって成形加工され、後側に電線との電気的接続を行うための圧接溝が配置され、前側に他方のコネクタと脱着するコンタクト部が配置されている。さらに、これらの中間部には、ハウジング本体に設けた係合段部に係合させてコンタクト本体がハウジングから抜けないようにするための抜け止め突起が形成されている。
ハウジング本体は、コンタクト本体を内側に収納できる大きさに形成され、圧接溝と対向する位置に開口が設けてある。そして、電線の軸線方向が圧接溝に直交するように載せた状態で、ハウジング蓋体を開口の上方から降下させて押圧していくことにより、ハウジング蓋体が開口を塞いで固定されるとともに、電線が圧接溝内に押し込まれる際に被覆が剥がれてコンタクト本体と導通するようにしてある。なお、押圧を容易にするとともに耐衝撃性および機械的強度の観点から、ハウジング本体やハウジング蓋体の素材には、硬くて丈夫なポリカーボネートのようなポリエステル系樹脂が採用されている。
特開2012−129125号公報
特許文献1に記載の電線中継コネクタは、コンタクト本体をハウジング本体とハウジング蓋体の2つの部材で囲う構造で、しかも雌雄同体であるため、製造が容易であって金型も一種類で足りるという点で優れている。また使用にあたっては、ハウジング蓋体をハウジング本体に位置合わせして押し付けるだけのワンタッチ操作で、被覆電線の被覆を剥がしてコンタクト本体との電気的接続を可能とする点で優れている。
しかしながら電線中継コネクタの用途によっては、できるだけ小さなスペース(例えば長さ15mm、太さ3mm角)で配線することが求められており、これまで以上に小型化する必要がある。そのためには、ハウジングをできるだけ小さくする必要があり、しかも従来のコネクタと同様に、ワンタッチ操作で簡単に電線とコンタクト本体とを圧接できることが望まれる。また、ハウジングを小型化しても、コンタクト本体がハウジングから簡単に外れないように固定する必要があり、両者間の固定方法にも工夫が必要となる。
ハウジング本体やハウジング蓋体を小型化すると、電線を圧接溝に載せながら、指先でハウジング蓋体をハウジング本体に係止させる作業を行うことになるが、これはハウジングが小さくなるほど細かな作業となる。また、ハウジング蓋体とハウジング本体とを別体として形成すると、電線を載せた状態で両者を位置合わせする作業が必要となるため、配線接続作業が難しく、手間を要することになる。
そこで本発明は、小さいハウジングであっても電線を圧接溝に固定する作業が指先で容易に実施でき、また、圧接溝への固定後は確実にハウジングと電線とが固定できるようにして、抜けにくい構造の電線中継コネクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の電線中継コネクタは、良導体金属製のコンタクト本体と、前記コンタクト本体を収納する絶縁樹脂製のハウジングとからなり、他方側コネクタと電気的に接続するための電線中継コネクタであって、前記コンタクト本体は、前側に他方側コネクタと着脱するためのコンタクト部が形成され、後側に被覆電線を圧接する圧接溝が形成され、前記ハウジングは、前記コンタクト部を覆う第一筒部と前記圧接溝を覆う第二筒部とが薄肉部を介して一体に形成され、前記第二筒部は、前記圧接溝の上方を覆う第二筒部蓋体と、前記圧接溝の側面および底面を覆う第二筒部本体とに二分割され、各々が前記薄肉部を支点として旋回可能に構成されるとともに、前記第二筒部蓋体と前記第二筒部本体とを係止する係止突起および係止孔が第二筒部の先端側に設けられ、さらに、前記圧接溝側のコンタクト本体には第一刃先部が形成されるとともに、前記第二筒部本体には当該第一刃先部を食い込ませるための厚肉部が形成されるようにしている。
本発明によれば、ハウジングは、コンタクト部側の第一筒部と、圧接溝側の第二筒部蓋体および第二筒部本体とが薄肉部を介して一体に形成されており、この薄肉部を支点にして第二筒部蓋体および第二筒部本体が第一筒部に対して旋回できるようにしてある。よって第二筒部蓋体および第二筒部本体が互いに分離した状態でハウジングの第一筒部内にコンタクト本体のコンタクト部側を挿入しておき、この状態で第二筒部本体を旋回してコンタクト本体に近づけていくと、やがて第一刃先部が第二筒部本体の(絶縁樹脂の)厚肉部に食い込み、刃先部が絶縁樹脂内に刺さった状態となって、第一刃先部は厚肉部から抵抗を受けて元の旋回前の状態に戻らなくなることで、コンタクト本体と第二筒部本体とはしっかりと固定される。
次に、圧接溝に被覆電線を載せ、薄肉部を支点にして第二筒部蓋体を旋回させていくと、やがて第二筒部蓋体によって被覆電線が押圧されて圧接溝に押し込まれ、電線がコンタクト本体と電気的に接続される。そして係止突起と係止穴とによって第二筒部本体と第二筒部蓋体とが固定されることにより、コンタクト本体がハウジング内に収納される。
このようにコンタクト本体の圧接溝近傍に第一刃先部を形成し、ハウジングの厚肉部に刃先部が刺さって埋め込まれるようにすると、旋回した第二筒部本体は旋回前の元位置に戻れなくなって確実に固定することができる。
また、第二筒部蓋体は第一筒部と一体的に形成されているため位置決めが不要であって、単に薄肉部を支点として旋回させるだけで係止突起および係止孔によって第二筒部本体と係止させることができるので、片方の指で電線を支持し、他方の指で第二筒部蓋体と第二筒部本体とを圧接する作業が簡単に実施できる。
また、上記発明において、前記圧接溝側のコンタクト本体の下部には切欠きが形成され、前記第二筒部本体を旋回させたときに当該切欠きと係合する係合突起が前記第二筒部本体に形成されるようにしてもよい。
当該構成により、上述した第一刃先部と厚肉部とによる固定だけでなく、コンタクト本体下部の切欠きと第二筒部本体の係合突起との係合により、ハウジング内におけるコンタクト本体の前後方向への移動を確実に防止することができる。
また、コンタクト本体のコンタクト部側を先に第一筒部に挿入し、旋回することによって係合させることができるので、第一筒部へのコンタクト本体の挿入時に係合突起の存在が邪魔になることがない。よって、挿入時に係合突起との接触を回避する機構を設けることなく、単にコンタクト本体に切欠きを設けるだけの簡単な構造で係合突起と切欠きとを係合させることができる。
上記発明において、前記圧接溝側のコンタクト本体の上部には、前記第二筒部蓋体に食い込む第二刃先部が形成されるとともに、前記第二筒部蓋体には当該第二刃先部を食い込ませるための厚肉部が形成されるようにしてもよい。
第二筒部蓋体とコンタクト本体との間にも第二刃先部と厚肉部とを設けることにより、第二刃先部が第二筒部蓋体の(絶縁樹脂の)厚肉部に食い込み、第二刃先部が絶縁樹脂内に刺さった状態になって第二刃先部は厚肉部から抵抗を受け、元の旋回前の状態に戻れなくなるため、コンタクト本体と第二筒部蓋体とはしっかりと固定される。さらに、係止突起と係止穴とによる第二筒部本体と第二筒部蓋体との固定とともに協働して固定することができるようになり、強い圧接状態を維持することが可能になる。
本発明によれば、圧接溝側のコンタクト本体に刃先部を形成し、旋回するハウジングに刃先部が刺さることで固定するようにしたので、コンタクト本体の挿入が容易になるとともにハウジングを小型化することができ、また、コンタクト本体とハウジングとを、刃先部が食い込むことによる抵抗によって確実に固定することができるようになる。
さらに、ハウジングが一体形成されているため、第二筒部蓋体で被覆電線を圧接する際には第二筒部蓋体の部分を旋回させるだけでよいので、位置決めが不要となって指先での圧接作業を簡単に実施することができる。
コンタクト本体を示す図。 ハウジングを示す図。 コンタクト本体のコンタクト部側のハウジング挿入状態を示す斜視図。 電線圧接前の電線中継コネクタを示す斜視図。 電線圧接後の電線中継コネクタを示す斜視図。 雌雄同体の電線中継コネクタどうしの接続状態を示す斜視図。
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。本発明に係る電線中継コネクタAは、雌雄同体の一対のコネクタどうしを接続するものであって、全体を一枚の良導体金属製(具体的にはリン青銅等)の金属板で成形加工したコンタクト本体1と、これを内挿して全体を覆う絶縁樹脂製のハウジング2とによって構成される。なお、詳細な構造は後述するが、コンタクト本体1の一部に形成された刃先部がハウジング2の樹脂に食い込んで刺さることが必要とされるため、ハウジング2に用いる絶縁樹脂は、コンタクト本体1に形成された刃先部が食い込みやすい樹脂材料とすることが必要である。したがって、ポリカーボネートのような硬くて頑丈なポリエステル系の絶縁樹脂よりも、ナイロン系等の食い込みやすい絶縁樹脂が好ましい。
まず、コンタクト本体1の構造について図1を用いて説明する。
図1(a)はコンタクト本体1の正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は背面図、(e)は左側面図である。
コンタクト本体1は、長手方向後側(図1(a)左側)の圧接溝側Lと、長手方向前側(図1(a)右側)のコンタクト部側Mとからなる。
圧接溝側Lは、上部を開口とするコの字形に形成されており、対向する一対の平行壁10aと底壁10bとによりコの字形の壁が形成され、内側には平行壁10aを横断するように圧接溝11を設けた中壁10cが形成されている。そして、被覆電線が圧接溝11内に圧入されると電線の被覆が剥離されて芯線が露出し、コンタクト本体1と電気的に接続されるようにしてある。
また、圧接溝側Lの平行壁10a後端の下部側には波形の第一刃先部12が形成されている。さらに、圧接溝11よりも長手方向前側で平行壁10aの上部側には、内側に括れた形の切欠きからなる第二刃先部13が形成されている。これら第一刃先部12、第二刃先部13は、後述するハウジング2に設けられた絶縁樹脂からなる厚肉部に食い込んだ後は、波形や括れ形の刃で抵抗を受けやすくしており、これによって強く固定できるようにしてある。また、第一刃先部12と中壁10cとの中間位置となる平行壁10aの下部側には切欠き14が形成されており、後述する係合突起28と係合することで第二筒部本体22bに対するコンタクト本体1の前後位置が定まるようにしてある。
コンタクト部側Mは、雌雄同体であるもう1つの電線中継コネクタA’(後述する図6参照)のコンタクト本体1と電気的に接続する部分であり、平行壁10aから続く2つの異形の突出片15、16からなる。
この突出片15、16の間隔および形状は、他方のコンタクト本体1にある同形の突出片15、16と弾性的に接触して電気的接続が確実に維持されるように定められている。
次に、ハウジング2の構造について図2、図3を用いて説明する。
図2(a)はハウジング2の正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は左側面図である。
図3はハウジング2にコンタクト本体1を挿入した状態を示す斜視図であって、(a)は後側から見た図、(b)は前側から見た図である。
ハウジング2はコンタクト本体1を収納して外部と絶縁するものであり、ここではナイロン製の樹脂素材が用いられている。
ハウジング2は、大きく分けて第一筒部21と、(第二筒部蓋体22aと第二筒部本体22bに分割された)第二筒部22とからなる。第一筒部21と第二筒部蓋体22aおよび第二筒部本体22bとは、薄肉部23を介して一体構造となるように連結されており、全体がT字形をなすように成型加工されている。
第一筒部21はコンタクト本体1のコンタクト部側M(図1参照)が挿入できるように空洞となっている。また、雌雄同体の他方側コネクタと互いに嵌合できるように、長手方向に沿って半分が大寸部、残りが小寸部となるように段差24を設けた箱体にしてある。
第二筒部蓋体22aと第二筒部本体22bは、それぞれ薄肉部23を支点にして旋回できるようにしてあり、第二筒部蓋体22aの先端側に設けた係止突起25と、第二筒部本体22bの先端側に設けた係止孔26とを係止させることで、第一筒部21と第二筒部本体22bと第二筒部蓋体22aとが当接した状態で固定されるようにしてある。
第二筒部本体22bの内側には、第二筒部本体22bを旋回させた状態で、コンタクト本体1の第一刃先部12と当接する位置に厚肉部27が形成されており、ここに第一刃先部12が食い込むようにしてある。また、第二筒部本体22bを旋回させた状態で切欠き14と当接する位置にも突起28が形成されており、突起28がコンタクト本体1の切欠き14に入り込むことにより、第二筒部本体22bに対するコンタクト本体1の前後方向の位置が定まるようにしてある。さらには、被覆電線を支持するガイド溝30が形成されている。
第二筒部蓋体22aの内側には、第二筒部蓋体22aを旋回させた状態で、コンタクト本体1の第二刃先部13と当接する位置に厚肉部29が形成されており、ここに第二刃先部13が食い込むようにしてある。また、第二筒部本体22bを旋回させた状態で圧接溝11を挟んで前後の上方位置に被覆電線を溝に押し込むための突部31が形成されている。さらには、被覆電線を支持するガイド溝30が形成されている。
次に、電線中継コネクタAの使用状態について説明する。
図4は電線中継コネクタAを出荷したときの状態(すなわち被覆電線を圧接して電気的に接続する前の状態)を示す斜視図であり、(a)は後側から見た斜視図、(b)は前側から見た斜視図である。
コンタクト本体1のコンタクト部側Mはハウジング2の第一筒部21内に挿入され、圧接溝側Lの第一刃先部12が旋回した第二筒部本体22bの厚肉部27に食い込んでいる。このとき第二筒部本体22bには、薄肉部23によって旋回前の元の状態(図3参照)に戻ろうとする復元力が働いているが、第一刃先部12の厚肉部27への食い込みによって発生した抵抗力が勝り、そのまま固定される。したがって、第二筒部蓋体22aが開いたT字状の形態で出荷される。
そして、被覆電線を電線中継コネクタAに接続する際には、被覆電線をガイド溝30、圧接溝11の上に載せるとともに、その先端が圧接溝11の上を越える位置まで入れ込むようにして圧接する。
具体的には、まず、被覆電線を片手側の指で支持する。続いて他方側の手の親指で第二筒部本体22bを支持しながら、人差し指で第二筒部蓋体22aを旋回していく。その後、突部31が被覆電線に当接すると抵抗を受けることになるがさらに旋回を続けていく。やがて第二刃先部13が厚肉部29に食い込むと同時に係止突起25が係止孔26に入り込んでいき、第二筒部蓋体22aと第二筒部本体22bとが当接すると係止突起25と係止孔26とによって固定される。このとき第二刃先部13が厚肉部29に食い込んで抵抗力が発生しているので、第二筒部蓋体22aについても薄肉部13による復元力が勝り、そのまま固定される。
図5は被覆電線を圧接した状態の電線中継コネクタAを示す斜視図であり、(a)は後側から見た斜視図、(b)は前側から見た斜視図である。なお電線については図示を省略した。
この状態では、コネクタ内部において係止突起25と係止孔26とによる固定とともに、第一刃先部12と第二刃先部13の食い込みによる抵抗力が働いており、コンタクト本体1とハウジング2(第一筒部21、第二筒部22)とがしっかり固定されている。
図6は一対の雌雄同体の電線中継コネクタA、A’の接続状態を示す斜視図である。電線中継コネクタA、A’は、段部24どうしが接するようにして結合し、このとき互いのコンタクト本体1の突出片15、16(図1参照)が弾性的に接触して電気的に接続されるようになる。
以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に改変して実施することができるものである。
例えば、上記実施形態では雌雄同体のコネクタとしたが、金型を別に形成する場合はコンタクト部が雌雄同体でなくてもよい。また、他方側コネクタとの電気的接続を行う突出片の形状についても特には限定されない。
また、上記実施形態ではコンタクト本体1に2つの刃先部12、13を形成したが、少なくともコンタクト本体1に1つの刃先部を設けて第二筒部本体22bと固定されるようにすれば、出荷時にコンタクト本体1とハウジング2とを固定しておくことができるので本発明の効果を得ることができる。
本発明は、被覆電線を剥離して接続する電線中継コネクタに利用することができる。
A 電線中継コネクタ
1 コンタクト本体
2 ハウジング
10a 平行壁
10b 底壁
10c 中壁
11 圧接溝
12 第一刃先部
13 第二刃先部
14 切欠き
15 突出片
16 突出片
21 第一筒部
22 第二筒部
22a 第二筒部蓋体
22b 第二筒部本体
23 薄肉部
24 段部
25 係止突起
26 係止孔
27 厚肉部
28 突起
29 厚肉部
30 ガイド溝
31 突部

Claims (3)

  1. 良導体金属製のコンタクト本体と、前記コンタクト本体を収納する絶縁樹脂製のハウジングとからなり、他方側コネクタと電気的に接続するための電線中継コネクタであって、
    前記コンタクト本体は、前側に他方側コネクタと着脱するためのコンタクト部が形成され、後側に被覆電線を圧接する圧接溝が形成され、
    前記ハウジングは、前記コンタクト部を覆う第一筒部と前記圧接溝を覆う第二筒部とが薄肉部を介して一体に形成され、前記第二筒部は、前記圧接溝の上方を覆う第二筒部蓋体と、前記圧接溝の側面および底面を覆う第二筒部本体とに二分割され、各々が前記薄肉部を支点として旋回可能に構成されるとともに、前記第二筒部蓋体と前記第二筒部本体とを係止する係止突起および係止孔が第二筒部の先端側に設けられ、
    さらに、前記圧接溝側のコンタクト本体には第一刃先部が形成されるとともに、前記第二筒部本体には当該第一刃先部を食い込ませるための厚肉部が形成されることを特徴とする電線中継コネクタ。
  2. 前記圧接溝側のコンタクト本体の下部には切欠きが形成され、前記第二筒部本体を旋回させたときに当該切欠きと係合する係合突起が前記第二筒部本体に形成される請求項1に記載の電線中継コネクタ。
  3. 前記圧接溝側のコンタクト本体の上部には、前記第二筒部蓋体に食い込む第二刃先部が形成されるとともに、前記第二筒部蓋体には当該第二刃先部を食い込ませるための厚肉部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の電線中継コネクタ。
JP2014248451A 2014-12-08 2014-12-08 電線中継コネクタ Active JP6415955B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014248451A JP6415955B2 (ja) 2014-12-08 2014-12-08 電線中継コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014248451A JP6415955B2 (ja) 2014-12-08 2014-12-08 電線中継コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016110884A JP2016110884A (ja) 2016-06-20
JP6415955B2 true JP6415955B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=56124638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014248451A Active JP6415955B2 (ja) 2014-12-08 2014-12-08 電線中継コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6415955B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2053213A1 (de) * 1970-10-29 1972-05-04 Sel Kabelstecker
US4537456A (en) * 1982-06-07 1985-08-27 Methode Electronics Inc. Electrical connector
JPH0162661U (ja) * 1987-10-13 1989-04-21
JPH0982381A (ja) * 1995-09-11 1997-03-28 Yazaki Corp 圧接コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016110884A (ja) 2016-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4849109B2 (ja) レセプタクルコネクタ及びその製造方法
JP6230471B2 (ja) コネクタ
JP4427564B2 (ja) コネクタプラグ
US7258557B2 (en) Pivotal lever-type connector
JP4314589B2 (ja) 多極同軸コネクタ
JP4553953B2 (ja) 防水構造及び防水コネクタ
JP2015072868A (ja) コネクタ
WO2015068692A1 (ja) 端子金具、及び、それを備える電気コネクタ
JP2011119161A (ja) 速結端子装置
JP2007052984A (ja) コネクタ
JP5979498B2 (ja) レバー式コネクタ
JP4883726B2 (ja) モジュラープラグ
JP4989534B2 (ja) コネクタ
JP2009193758A (ja) コネクタ装置
TWI568085B (zh) 連接器、連接器組裝體以及使用於該連接器組裝體的纜線
WO2010055623A1 (ja) 電気コネクタ組立体
JP6415955B2 (ja) 電線中継コネクタ
JP2003208948A (ja) レバー式コネクタ
KR101598943B1 (ko) Ffc 커넥터
JP2008276993A (ja) コネクタ
JP4880429B2 (ja) コネクタ
KR101758673B1 (ko) 커넥터조립체
JP2024017404A (ja) コネクタ
JP2005259614A (ja) ラッチアーム付きリセプタクルコネクタ及びこれに接続されるプラグコネクタ
JP4937841B2 (ja) コネクタハウジング及びコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180925

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6415955

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250