JP4048602B2 - 電子部品供給機の駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品装着機における電子部品供給機の駆動装置に関する。
詳しくは、電子部品供給機の供給動作を高速に連続して行うことができ、また供給される電子部品毎に最適な供給動作を実現できる様にした電子部品供給機の駆動装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】
生産設備である電子部品装着機、即ち電子部品を所要の基板に装着するための電子部品装着機は、生産性向上のため、そのタクトタイムの短縮化が望まれている。そのタクトタイムの中で電子部品供給にかかる時間も短縮化が望まれており、最高速供給動作の高速化、また電子部品には様々な形状のものがあり、その電子部品毎に最適な供給動作を行うことにより全体的な高速化が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の電子部品供給は、エアシリンダ、パルスモータを用いて電子部品供給機を駆動する方法が主流であり、
(1)動作時間が遅い。
(2)動作を制御することが困難。
(3)電子部品毎に最適な多種の供給動作を行うことが困難。
という問題点があった。
この駆動方法をとる電子部品装着機では、電子部品供給機及び電子部品を装着すべき基板を固定して、電子部品を吸着して基板に実装するためのヘッド部を可動するように構成される。
【0004】
また、カムを用いることによって電子部品供給機を駆動する方法があるが、この場合、カムが複数の相互動作を固定するものであり、且つカムは一定速度の回転を前提としているため、供給動作のみを電子部品毎に制御することが困難であった。
この駆動方法をとる電子部品装着機では、ヘッド部を固定として、電子部品供給機と基板を可動するように構成される。
【0005】
本発明は、上述の点に鑑み、高速に電子部品供給動作を行い、また電子部品毎に最適な供給動作を行える電子部品供給機の駆動装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電子部品供給機の駆動装置は、電子部品を吸着するヘッド部の動作とは独立に動作するサーボモータと、サーボモータにより回転制御される1つのカムと、カムと連動し電子部品供給機における電子部品の供給動作を制御する操作部を備え、サーボモータは、1回の電子部品供給動作毎に、正回転と逆回転を繰り返し、且つ前記正回転と逆回転のそれぞれにおいて前記電子部品の上下方向の長さに応じて、1回の電子部品供給に対して「起動、停止」の動作か、「起動、停止、起動、停止」の動作が選択され、カムは、サーボモータの加減速により時刻毎に変化する角速度による回転角度を入力して、操作部の駆動を制御し、電子部品供給機の駆動動作を制御することを特徴とする。
【0007】
この構成においては、サーボモータの加減速により時刻毎に変化する角速度による回転角度を入力して、操作部の動作制御を行うカムを用いることによって、高速動作が行える。また、サーボモータの動作を変えることによって、電子部品毎に最適な供給動作が行える。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子部品供給機の駆動装置を用いた電子部品装着機の概略的構成を示す。図2は、図1の矢印c方向より見た側面図である。
【0009】
この電子部品装着機1は、電子部品が装着(いわゆるマウント)される基板2を配置する基板配置部3と、複数配列された電子部品供給機4と、電子部品供給機4からの電子部品を吸着して基板2に装着するための複数の部品吸着ノズル5を有したヘッド部6と、電子部品供給機4を駆動するための本発明の駆動装置7とを備えて成る。
【0010】
基板配置部3は、基板2の搬送方向に沿って例えば中央の2ヶ所に設けられる。基板2は、レール9上を搬送して夫々の基板配置部3上にセットされるようになされる。電子部品供給機4は、夫々の基板配置部3を挟んで両側に複数配列される。例えば1つの基板配置部3に対応して片側40個ずつ、合計80個の電子部品供給機4が配列される。
【0011】
駆動装置7としては、各基板配置部3の両側の電子部品供給機4に対応して2つの駆動装置7A及び7Bが設けられる。従って、この電子部品装着機1では、4つの駆動装置7〔7A,7B〕が設けられる。
【0012】
ヘッド部6は、図10に示すように、複数、例えば12個の部品吸着ノズル5が円周上に配列され、軸10を中心にクリックモーション的に回動可能に形成される。このヘッド部6は、夫々の基板配置部3に対して1つずつ設けられる。
【0013】
之等2つの駆動装置7A,7Bと、1つのヘッド部6は、図1及び図2に示すように、上方の支持体12上を直動ガイド部13及びポールネジ(図示せず)を介してX方向に移動可能な可動部材14に取付けられる。ここで、2つの駆動装置7A,7Bは可動部材14に固定して取付けられ、ヘッド部6は可動部材14上を図示せざるも直動ガイド部及びポールネジを介してX方向と直交するY方向に移動可能に取付けられる。18はヘッド部6をY方向に移動させるための駆動用モータである。
【0014】
電子部品装着機1の概略動作を説明する。
平面内で直交するX方向及びY方向に移動可能なヘッド部6が電子部品供給機4が並べられた供給部に移動し、しかるべき電子部品供給機4から電子部品を順次吸着する。即ち、図10のヘッド部6を軸10を中心に回動させながら、各部品吸着ノズル5により順次電子部品を吸着する。その後、ヘッド部6が基板2上に移動し、吸着している電子部品を順次基板2に装着する。
【0015】
なお、両側の電子部品供給機4からの電子部品を基板2に装着するときは、先ず、ヘッド部6を一方の側の電子部品供給機4に移動してこの供給機4から電子部品を順次吸着し、基板2に装着した後、ヘッド部6を他方の側或は同じ一方の側の電子部品供給機4に移動してこの供給機4から電子部品を順次吸着し、基板2に装着するようになす。
【0016】
次に、電子部品供給機4の概略を説明する。電子部品供給機4は、図11に示すように、複数の電子部品が一方向に配列されたキャリアテープ21を巻回した電子部品供給リール22と、この供給リール22を装着する装着部23と、供給リール22からのキャリアテープ21を支持しながら案内移送するテープ移送通路25と、移送通路25の端部に設けられ、後述するキャリアテープ21のトップテープ36の剥離及び電子部品が臨む窓の開閉を行うためのシャッタ27と、シャッタ27の開閉及びキャリアテープ21を移送するための操作部28と、トップテープ36を巻き取る巻き取りリール29を有して成る。
【0017】
キャリアテープ21は、図14A,Bに示すようにテープ状基板34にスプロケットホール31とこのスプロケットホール31に平行する複数の電子部品収納部33とが穿設され、各収納部33内に例えば同一の電子部品32が収納されると共に、収納部33の裏面にバックテープ35が被着され、収納部33の表面にトップテープ36が剥離可能に被着されて成る。
【0018】
このキャリアテープ21では、図15に示すように、そのトップテープ36を剥離することにより電子部品32が露出し、この状態で吸着ノズル5に吸着されるようになされる。
【0019】
テープ移送通路25の端部には、キャリアテープ21上にあって、その電子部品32が臨む窓(開口)37を有した窓部材38(図13参照)が設けられる。シャッタ27は、この窓37を開閉するように、キャリアテープ21の移送方向に往復摺動できるように配される。即ち、シャッタ27は、その上側に窓37とキャリアテープ21間に存するシャッタ片27aを有すると共に、シャッタ側板に形成した長孔40を支持部材39と一体の1対のガイド軸41に係合して摺動可能に構成される(図8参照)
【0020】
シャッタ27の上側には、さらに溝42が形成されると共に、溝42の一側にキャリアテープ21のトップテープ36を剥離するための剥離用爪43が形成される。キャリアテープ21のトップテープ36は、この溝42に挿通され、シャッタ27の摺動に伴って爪43によって剥離されながら巻き取りリール29に巻き取られる(図13参照)。
【0021】
このシャッタ27の側板には係合溝44が形成され、この係合溝44に後述する操作部28(図11参照)の第2のレバー51に一体の係合ピン52が係合される(図8参照)。シャッタ27は第2のレバー51の正転及び逆転により係合ピン52に押されて往復摺動するようになされる。
【0022】
操作部28は、支持部材39に対して一端が軸45を中心に回動可能に支持された第1のレバー53と、係合ピン52を介してシャッタ27に連結され、軸46を中心に回動可能に配された第2のレバー51と、第1及び第2のレバー53及び51間に差し渡されて両端が軸支されたリンク54を有する(図11参照)。さらに、図12に示すように、キャリアテープ21のスプロケットホール31に係合するスプロケット56と、歯車57とが一体化された状態で第2のレバー51の回動軸46に支持され、第2のレバー51に取り付けた爪部58が歯車57に係合される。
【0023】
第1のレバー53と支持部材39との間にスプリング59が介裝され、常時第1のレバー53の遊端53aが上方の実線位置に在るように弾性偏倚されている。63は第2のレバー51に当接して操作部28を図11の実線位置に停止させるためのストッパーである(図12参照)
【0024】
なお、電子部品供給機4は、底面に一体に設けた支持ピン60(図11参照)を電子部品装着機1側の支持穴61(図1参照)に嵌合させて設置される。
【0025】
この電子部品供給機4では、図11に示すように、第1のレバー53が鎖線で示すように押されることによって、リンク54を介して第2のレバー51が軸46を中心に時計方向に回動し、係合ピン52によりシャッタ27が図13Bの閉状態から図13Aの開状態に移動(往動)する。このとき、キャリアテープ21のトップテープ36が剥離される同時に、歯車57に噛合っている爪58も移動して隣りの歯と噛合する。シャッタ27がある程度開いた時点で吸着ノズル5は下降し窓37に臨む電子部品32を吸着して上昇することができる。
【0026】
次に、第1のレバー53が実線位置に戻ることによって、第2のレバー51が軸46を中心に反時計方向に回動し、爪58によって歯車57及びこれと一体のスプロケット56が回動し、電子部品32の入ったキャリアテープ21はシャッタ27と一緒に移動し、即ちシャッタ27は閉状態に移動(復動)し、次の電子部品32が窓37に対応する位置に送られる。
【0027】
次に、本実施の形態に係る駆動装置7〔7A,7B〕を詳述する。
この駆動装置7〔7A,7B〕は、図3〜図5に示すように、サーボモータ65と、このサーボモータ65で回転制御されるカム66と、カム66に連接された回動レバー67と、回動レバー67に連結された操作部となるフィードローラ68とを有して成る。
之等のサーボモータ65、カム66及び回動レバー67は、夫々のサーボモータ軸69、カム66を固定したカム軸70及び回動レバー67を固定したレバー軸71が互に平行となるようにして支持部材72に支持される。
カム軸70及びレバー軸71は、各々両端に設けられたベアリングを用いた軸受け73を介して支持部材72に支持される。
サーボモータ65とカム軸70は、夫々タイミングプーリー74,75が一体に設けられ、タイミングプーリー74及び75間に介裝したタイミングベルト76により連結される。
従って、サーボモータ65の駆動力は、タイミングプーリー74、タイミングベルト76及びタイミングプーリー75を通じてカム軸70に伝達され、カム66を回転させる。
【0028】
カム66は、サーボモータからの入力回転の加減速を考慮してフィードローラ68を上下往復動させ得るカム曲線を有したカム、例えば偏心カム又はハート型カム等で構成される。
【0029】
回動レバー67は、略L字状をなしてその中央でレバー軸70に固定され、一端67aにカムフォロア77が固定されると共に、他端67bがU字状に形成される(図7参照)。回動レバー67には引っ張りバネ78が介裝され、この引っ張りバネ78によってカムフォロア77がカム66に転接される。
【0030】
一方支持部材72には、ガイドレール81及び可動部82からなる直動ガイド部83が設けられる(図6A,B参照)。この可動部82にはカムフォロア84が固定され、このカムフォロア84に回動レバー67のU字状の他端67bが嵌合されると共に、可動部82の下端に操作部となるフィードローラ68が固定される。
【0031】
駆動装置7は、そのフィードローラ68が、前述した電子部品供給機4の操作部28を構成する第1のレバー53の遊端53aに近接対向するように配置される。
【0032】
次に、この駆動装置7の動作について図3、図5を用いて説明する。サーボモータ65を駆動させ、タイミングベルト76によって接続されているカム軸70を回転させることによって、カム66を回転させる。すると、カム66と転接しているカムフォロア77を介して回動レバー67がカム66の外形軌道(いわゆるカム面)にしたがってレバー軸71を中心に揺動する。例えば反時計方向の回動から時計方向の回動へと揺動する。
【0033】
回動レバー67のU字状の他端67bが直動ガイド部83のカムフォロア84に嵌合されているので、回動レバー67の揺動運動にしたがって直動ガイド部83の可動部82が摺動し、可動部82の下端の操作子であるフィードローラ68が上下方向に動作する。
【0034】
本例においては、カム66を1回転させることによって、フィードローラ68が上死点から下死点に動き、再び上昇して上死点に戻るようになっている。すなわち、1回の部品供給動作に対してカム軸70を1回転させるようにサーボモータ65を起動、停止させ、結果としてフィードローラ68は上死点から下死点に動き、再び上昇して上死点に戻ることになる。このとき、サーボモータ65は、連続回転ではなく、フィードローラ68の上死点→下死点→上死点(停止)の1連の動作に対して起動、停止を行う。
【0035】
図9Aに示すようにフィードローラ68は往きの上死点から下死点までは加速され、戻りの下死点から上死点までは減速される。サーボモータ65は、正回転してフィードローラ68を動作(実線で示す上死点→下死点→上死点の1サイクル)させた後、次は逆回転してフィードローラ68を同じように動作(破線で示す上死点→下死点→上死点)させる。
【0036】
このフィードローラ68によって、図3に示すように、電子部品供給機4の第1のレバー53が駆動され、シャッタ27の開閉、キャリアテープ21の移送等が行われ、部品供給が行われる。
【0037】
なお、図示の例では、カム66を1回転させることによってフィードローラ68を上死点→下死点→上死点となるように動作させたが、その他、カムの割付け角度により、カムを1回転させずにフィードローラ68を上死点→下死点→上死点となるように動作させることができる。
例えば図9Bに示すようにカムの半回転(180°回転)でフィードローラ68を上下1往復させることができる。このときはサーボモータ65を半回転ずつ正回転と逆回転を繰り返せばよい。
【0038】
電子部品装着機1では、駆動装置7と、吸着ノズル5を有したヘッド部6とは、夫々独立した駆動用のサーボモータを備えており(即ち駆動装置7はサーボモータ65を備えており)、互に独立して駆動される。
従って、電子部品装着機1においては、電子部品供給機4におけるシャッタ27の開き動作とヘッド部6の吸着ノズル5の降下動作とを同時に行い、シャッタ27が開き切ったとき、電子部品32を吸着し、次いで、吸着ノズル5の上昇動作とシャッタ27の閉動作とを同時に行うようにすることができる。
【0039】
一方、電子部品供給動作時の振動による影響を抑える必要がある、もしくはキャリアテープ21の送り速度を遅くする必要がある様な電子部品に対しては、サーボモータの加速度を低くすることにより供給動作を安定させることができる。
【0040】
また、図8A,Bに電子部品供給機4のシャッタ27と吸着ノズル5により吸着された電子部品32を示す。図8Aに比べて図8Bのように吸着される電子部品32が上下方向に長い部品の場合、シャッタ27の高さより上に電子部品32が逃げるのを待ってシャッタ27を閉じる必要がある。この場合、駆動装置7においては、フィードローラ68を上死点→下死点停止→上死点という様に動作させるため、サーボモータ65を起動、停止、起動、停止と1回の部品供給に対して2回動作させる。これによりシャッタ27が開いている状態を保持することができ、上下に長い電子部品32の供給を可能にする。
【0041】
上述の本実施の形態の駆動装置7によれば、サーボモータ65からの制御された回転がカム66に伝達され、このカム66によってフィードローラ68が動作して電子部品供給機4のシャッタ27に対して、しかるべき動作制御を行うことができる。
即ち、サーボモータ65の加減速により時刻毎に変化する角速度による回転角度をカム66に入力し、この回転制御されたカム66により、フィードローラ68を例えば上死点→下死点→上死点の一連動作させることができ、電子部品供給機4のシャッタ27の開閉動作を高速に行わせることができる。即ち、同一電子部品供給機4に対して供給動作を高速に連続して行うことができる。
【0042】
そして、例えばサーボモータ65を起動、停止、起動、停止と1回の部品供給に対して2回動作させることによって、シャッタが開いている状態を保持することができ、上下に長い電子部品も高速かつ確実に供給することができる。
【0043】
このようにサーボモータ65の動作を変えることにより、電子部品毎に最適な供給動作を行うことができ、電子部品供給にかかる時間を短縮することができる。
【0044】
また、本駆動装置7のサーボモータ65は、ヘッド部6の動作に時間的影響を与えることなく、従ってヘッド部6の動作とは独立に動作するようになっているので、ヘッド部6の吸着ノズル5の降下と同時にシャッタ27の開き動作を行い、シャッタ27が開ききる前に電子部品32を吸着し、吸着ノズル5の上昇と同時にシャッタ27の閉じ動作を行うことができ、最高速供給動作のより高速化を可能にする。
【0045】
また、サーボモータ65は、一方向に連続して回転させるのではなく、1回の電子部品供給動作毎に正回転と逆回転を繰り返すように動作するので、少ない情報量(いわゆるパルス数)でサーボモータの回転位置検出が得られ、しかも累積誤差がないので、正確な位置検出ができる。従って駆動装置7として、正確な駆動を行うことができる。
【0046】
従って電子部品装着機1のタクトタイムの短縮化が図られ、生産性向上を図ることができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、サーボモータの加減速により時刻毎に変化する角速度による回転角度を入力して、操作部の動作制御を行うカムを用いることによって、電子部品供給機に対して供給動作を高速に連続して行うことができる。
【0048】
また、サーボモータは、電子部品装着機内の他の動作とは独立に駆動されるようになされるので、サーボモータの動作を変えることによって、電子部品毎に最適な供給動作をすることができ、電子部品供給にかかる時間を短縮化することができる。
従って、電子部品装着機による部品装着の生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る駆動装置を用いた電子部品装着機の構成図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 本発明の一実施の形態に係る駆動装置と電子部品供給機の構成図である。
【図4】 図3の駆動装置のA−A線上の断面図である。
【図5】 図4のB−B線上の断面図である。
【図6】 A 本発明の一実施の形態に係る駆動装置の直動ガイド部及びフィードローラを示す側面図である。
B その正面図である。
【図7】 A 本発明の一実施の形態に係るレバー67の上面図である。
B その正面図である。
【図8】 A 電子部品供給機のシャッタと吸着された電子部品の一例を示す説明図である。
B 電子部品供給機のシャッタと吸着された電子部品の他の例を示す説明図である。
【図9】 A サーボモータ65及びカム66の回転と、フィードローラ68の動作との関係の一例を示す説明図である。
B サーボモータ65及びカム66の回転と、フィードローラ68の動作との関係の他の例を示す説明図である。
【図10】 電子部品装着機のヘッド部を示す概略図である。
【図11】 電子部品供給機の構成図である。
【図12】 電子部品供給機の要部の構成図である。
【図13】 A 電子部品供給機のシャッタが開いた状態の平面図である。
B 電子部品供給機のシャッタが閉じた状態の平面図である。
【図14】 A キャリアテープの平面図である。
B そのC−C線上の断面図である。
【図15】 キャリアテープと吸着ノズルの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1‥‥電子部品装着機、2‥‥基板、4‥‥電子部品供給機、5‥‥吸着ノズル、6‥‥ヘッド部、7〔7A,7B〕‥‥駆動装置、21‥‥キャリアテープ、27‥‥シャッタ、53‥‥第1のレバー、54‥‥リンク、51‥‥第2のレバー、65‥‥サーボモータ、66‥‥カム、67‥‥回動レバー、68‥‥フィードローラ、83‥‥直動ガイド部

Claims (1)

  1. 電子部品を吸着するヘッド部の動作とは独立に動作するサーボモータと、
    前記サーボモータにより回転制御される1つのカムと、
    前記カムと連動し電子部品供給機における電子部品の供給動作を制御する操作部を備え、
    前記サーボモータは、1回の電子部品供給動作毎に、正回転と逆回転を繰り返し、且つ前記正回転と逆回転のそれぞれにおいて前記電子部品の上下方向の長さに応じて、1回の電子部品供給に対して「起動、停止」の動作か、「起動、停止、起動、停止」の動作が選択され、
    前記カムは、前記サーボモータの加減速により時刻毎に変化する角速度による回転角度を入力して、前記操作部の駆動を制御し、
    前記電子部品供給機の駆動動作を制御する
    ことを特徴とする電子部品供給機の駆動装置。
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