JP4048128B2 - 電気機器管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気機器を管理する電気機器管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、宅内に設置された家電機器のオン/オフをネットワークを通じて制御する家電機器制御ネットワークシステムが提供されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−86572号公報(段落番号[0067]−[0070]、及び、第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の家電機器ネットワークシステムでは、使用する家電機器自体にネットワークを通じてコントローラとの間で通信を行うための通信機能を持たせる必要があり、コスト高となる問題があり、また通信機能を持たない既設の家電機器に代えて、通信機能を備えた家電機器を導入する必要があり、利用者の負担が大きいという問題もあった。
【0005】
また各家電機器の個別の消費電力量を一括管理するためには、個々の家電機器に電力消費量を監視する手段を設けるとともに、各監視する手段から各家電機器の電力消費量のデータを収集して管理するための手段が必要なり、コスト的にも高くなるという問題があった。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、使用されている電気機器の特定とその電気機器の使用状態を、電気機器側の変更や機能追加なしに管理することができる電気管理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、電気機器と電源との間に介在され、電気機器の通電中に電気機器に供給される電流及び電圧を電気量として検出し当該電気量の挙動から、電流の大きさ、電流波形の形状、及び電流と電圧の時間差それぞれを表す特徴量を求める手段、及びこの求めた特徴量データを通信線を通じて送出する第1の通信手段を有する1乃至複数の負荷特徴量検出装置と、上記負荷特徴量検出装置から送出されてくる特徴量データを受信する第2の通信手段、及び電気機器の特徴量データにより当該電気機器の状態を管理する管理手段を有する管理装置とを備え、上記負荷特徴量検出装置は、電力線に電気機器を接続するコンセント部や負荷接続端子部のような接続手段を有し、当該接続手段に接続される電気機器の特徴量データと当該負荷特徴量検出装置を識別する識別データを上記第1の通信手段により上記管理装置へ送出し、管理装置は、予め各種電気機器毎の特徴量データが登録された特徴量データベースと、識別データと上記負荷特徴量検出装置との関係を予め登録しているデータベースと、上記特徴量データベースに登録されている電気機器の特徴量データと上記第2の通信手段で受信した特徴量データとを照合して受信した特徴量データに対応する電気機器を特定する特定手段とを有し、上記管理手段は、上記第2の通信手段で受信した識別データと上記データベースに登録されている識別データの照合により、上記特定手段で特定された電気機器が接続されている上記接続手段に対応する上記負荷特徴量検出装置を識別管理することを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記管理手段には、受信する特徴量データから当該電気機器の消費電力量を積算する積算手段と、該積算手段で積算される各電気機器別の消費電力量を累積した値を使用電力量として保存する使用電力量保存手段とを備えていることを特徴とする。
【0010】
請求項の発明では、請求項1又は2の発明において、上記管理手段には、上記特定手段で特定された電気機器の通電初期時か否かを受信する特徴量データで判断し、通電初期時であれば受信する特徴量データから当該電気機器の異常/正常の初期診断を行う診断機能を有していることを特徴とする。
【0011】
請求項の発明では、請求項1乃至の何れかの発明において、上記管理手段には、上記特定手段で特定された電気機器に対応する特徴量データから、通常動作時の異常/正常を診断する診断機能を有していることを特徴とする。
【0012】
請求項の発明では、請求項又はの発明において、上記負荷特徴量検出装置には、接続される電気機器の通電路に挿入され、上記第1の通信手段を通じてオフ制御データが受信されるとオフするスイッチ部を具備し、上記管理装置の上記管理手段には、上記診断機能が異常と判断したときに、第2の通信手段と上記通信線とを介して上記負荷特徴量検出装置へ上記オフ制御データを送出させる機能を有していることを特徴とする。
【0013】
請求項の発明では、請求項1乃至の何れかの発明において、上記特徴量データベースに予め登録されている電気機器の特徴量データを、システム設置場所で使用が許可されている電気機器に対応するものとし、上記管理手段は、上記特定手段が受信する特徴量データと特徴量データベースに登録されている特徴量との照合によって電気機器の特定ができなかった場合に不許可の電気機器使用と判断する判断機能を有していることを特徴とする。
【0014】
請求項の発明では、請求項の発明において、上記管理手段は、上記判断機能が不許可の電気機器使用と判断したときに上記スイッチ部のオフ制御データを当該負荷特徴量検出装置へ送信させることを特徴とする。
【0015】
請求項の発明では、請求項1乃至の何れかの電気機器管理システムにおいて、システム設置場所が住宅であって、居住者の行動が反映される電気機器に対応する受信する特徴量データに基づいて当該電気機器の使用状態履歴を保存する手段と、インターネットに接続されるインターネット端末から使用状態履歴データの転送要求があると、保存された使用状態履歴データをインターネットを介して上記インターネット端末へ転送させる手段とを備えていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明を実施形態により説明する。
(実施形態1)
図1は本実施形態のシステム構成図であり、この図示するシステムでは、住宅やビル内に設けた分電盤2内に収納した管理装置1と、この管理装置1から屋内に先行配線されたLANの通信線3に接続される10BASE−T及び100BASE−T等のモジュラージャック5を埋込型配線器具として設けたLAN端末を接続する接続ユニット4と、分電盤2から屋内に先行配線された電力線50と、電力線50に直接接続する電源接続端に後述する電流検出素子91(図2参照)を介して接続されるコンセント部6を備えるとともに、後述するLAN用の通信回路94(図2参照)の信号入出力端が接続されるモジュラージャック8を備え、埋込型配線器具と同様な形態でユニット化された負荷特徴量検出装置9と、電力線50に直接接続する電源接続端に後述する電流検出素子91を介して接続されるとともに恒久的に設置される設備的な電気機器(例えば照明器具)20を直接接続する負荷接続端子部を備え、通信回路94の信号入出力端を上記通信線3に直接接続される信号線接続端を備えた負荷特徴量検出装置9’と、管理装置1からの表示データを受けて管理情報を表示する表示器7a及び操作部7bを備えた表示装置7とを基本的な構成要素としている。
【0017】
負荷特徴量検出装置9のコンセント部6には必要に応じてテレビ、掃除機、調理機器、空調設備等の電気機器20が、電源コード21の電源プラグ22によって接続され、またモジュラージャック8には接続ユニット4のモジュラージャック5に一端側をモジュラープラグ(図示せず)で接続したLANケーブル23の他端側のモジュラープラグ(図示せず)が接続されることで、通信線3に負荷特徴量検出装置9がLAN端末として接続するようになっている。
【0018】
ここで本実施形態ではLANとしてイーサネット(R)を用いているが、その他の方式でも勿論良く、更に無線等の信号媒体を用いても良い。また図1では通信線3が1本で示されているが、実際的には管理装置1側のハブ10(図4参照)から夫々の接続ユニット4や負荷特徴量検出装置9’へ配線されている。
【0019】
次に負荷特徴量検出装置9の構成を図2により説明する。
【0020】
負荷特徴量検出装置9は、電力線50を直接接続する電源接続端子部90と、電気機器20の電源プラグ22を挿脱自在に接続するためのコンセント部6を備え、接続される電気機器20には低インピーダンスの抵抗素子やCTなどからなる電流検出素子91を通じて電力線50から商用交流電源を供給することができるようになっている。そして電力線50を通じて電気機器20に供給される電気量の挙動から、つまり交流電源電圧を例えば抵抗で分圧する電圧分圧回路92からの分圧電圧波形と、電流検出素子91で検出した電流波形とに基づいて後述する方法により特徴量を演算する特徴量演算部93と、この特徴量演算部93に演算した特徴量データをLANへ送出するための通信回路94とを備えており、この通信回路94の信号入出力端としてモジュラージャック8を設けている。
【0021】
特徴量演算部93はマイクロコンピュータから構成され、電流検出素子91及び電圧分圧回路92からの入力を内蔵するA/Dコンバータ(図示せず)でA/D変換して取り込んでおり、電流検出素子91により負荷電流値に応じた検出出力と、電圧分圧回路92からの出力電圧とを用いて特徴量を演算により求めている。
【0022】
ここで特徴量としては種々のものがあるが、これらの特徴量は電流の大きさを表す特徴量、電流波形の形状を表す特徴量、電流と電圧の時間差を表す特徴量の3つに大きく分類され、それぞれの分類の特徴量として電気機器の機種や動作状態を特定するのに必要な特徴量を用いれば良い。ここで実際に家庭用電気機器に流れる消費電流を観測した結果、電流の大きさを表す特徴量として電流の平均値、電流の形状を表す特徴量としてピーク平均値(電流のピーク値を平均値で除した値)、電流と電圧の時間差を表す特徴量としてピーク時間差(電流のピークと電圧のピークの時間差)、通電時間、ピーク遅延率(通電開始から電流のピークまでの時間を通電時間で除した値)の5つの特徴量を用いれば電流波形から電気機器の機種やその動作状態を略確実に特定できることが判明したので、本実施形態では上記5つの特徴量を特徴量演算部93で演算し、その特徴量データを通信回路94とLANとを介して管理装置1へ送出するようになっている。
【0023】
尚負荷特徴量検出装置9’の場合にはコンセント部6に替えて電気機器20からの配線を直接的に接続するための負荷接続端子部(図示せず)を設けている点と通信回路94の信号入出力端として設けたモジュラージャックに通信線3側に設けたモジュラープラグを直接接続する点とで負荷特徴量検出装置9と相違する。
【0024】
また図1で示す負荷特徴量検出装置9は埋込型の配線器具の形態で構成されているが、図3に示すようなテーブルタップのような形態で構成しても良く、この場合には電源接続端子部90が電源コード95の先部に設けた電源プラグ96により構成され、この電源プラグ96を部屋等に設置されている通常のコンセント装置24に接続することで、電力線50と接続される。またLANとの接続は装置本体に設けたモジュラージャック8と、接続ユニット4のモジュラージャック5との間をLANケーブル23で接続する。
【0025】
さて本実施形態の管理装置1は図4に示すように、負荷特徴量検出装置9の通信回路94との間で情報授受を行うためのイーサネット(R)による通信回路11と、通信回路11を複数のLAN端末に通信線3を介して接続するためのハブ10と、各負荷特徴量検出装置9,9’から送られてくる特徴量データに基づいて負荷特徴量検出装置9のコンセント部6や負荷接続端子部に接続されている電気機器20の特定を行うために、予め各種電気機器20の特徴量データ及び個別属性データとを登録している特徴量データベース12と、後述する使用電力量を特定された各電気機器20毎に保存するためのデータベース13とを備えるとともに、管理装置1の全体の中核を為すマイクロコンピュータから構成された管理処理部14と、表示装置7との間のデータの入出力のためのインターフェース部15とを備えている。
【0026】
本実施形態の管理処理部14は、特徴量データに基づく電気機器20を特定する特定手段の機能や、特定された電気機器20の消費電力量を積算する手段としての機能及び積算された消費電力量を累積してその累積値を使用電力量としてデータベース13に保存する処理機能、更に特定された電気機器20の接続位置の管理やデータベース12,13のデータの読み出し、書き込み等の処理を行うとともに、表示装置7からの操作に基づいて各電気機器20の使用電力量の表示や各電気機器20の諸情報の表示などの処理や、通常動作時や通電開始時(初期動作時)における電気機器20の正常/異常の判断を行う診断機能等により電気機器20の状態を管理する管理手段としての機能を備えている。
【0027】
また図9に示すようにホームサーバ30を設置し、インターネット31に接続されているインターネット端末(移動体通信端末、コンピュータなど)32との間の情報授受を行う場合の処理及びインターネット31利用時の後述する機能を備えている。
【0028】
尚特徴量データベース12に登録される各種電気機器の特徴量データや電気機器の個別属性データについては、予め電気機器メーカ側から提供されるこれらデータを登録するか、或いは実際にシステム設置場所で使用される電気機器20について、システムの初期スタート時に電気機器1台1台実際に動作させることで負荷特徴量検出装置9,9’から管理装置1側に特徴量データを送信させて収集するとともに、管理装置1側で当該特徴量データに関連付けて電気機器20の個別属性データを入力する学習登録方法がある。
【0029】
ここで学習登録方法の一例を図5により説明する。
【0030】
この場合、管理装置1の動作モードを登録モードと通常モードとに管理処理部14の動作を切り替えるように例えば表示装置7の操作部7bから指示を与えることができるようにしておく。そして登録モードでは、ある負荷特徴量検出装置9又は9’に接続されている電気機器20の機種名を含む個別属性データ(例えばカタログデータ)を操作部7bから入力すると(ステップS11)、管理装置1の管理処理部14に学習処理を行わせる指令と電気機器20の個別属性データとが送信される。その後、負荷特徴量検出装置9(或いは9’)のコンセント部6(或いは負荷接続端子部)に接続されている電気機器20の電源をオンして通電すると(ステップS12)、負荷特徴量検出装置9の特徴量演算部93が、電流検出素子91及び電圧分圧回路92からの入力をA/D変換して取り込み(ステップS13)、電流検出素子91を用いて求めた電流波形と、電圧分圧回路92の出力電圧波形から求めた電源電圧波形とをもとに電流波形の特徴量を算出し(ステップS14)、特徴量データを通信回路94により管理装置1へ送信する8ステップS15)。その後、しばらくの間ユーザは電気機器20の通電を継続させ、またステップS16の判定において動作状態が切り替え可能な電気機器20の場合は、ユーザが電気機器20の動作状態を切り替えた後(ステップS17)、ステップS13に戻って上述の動作を繰り返す。そして、動作状態を一通り変化させて各々の状態での特徴量データを順次管理装置1側へ通信回路94を介して転送させる。そして管理装置1の管理処理部14では予め決められた全ての特徴量データの受信が終了すると、入力された個別属性データと関連付けて受信する特徴量データを特徴量データベース12に登録する(ステップS18)。そして当該電気機器20の学習処理を終了させ、この終了を表示装置7側で表示させる。
【0031】
また、ステップS16の判定において動作状態を変更できないような電気機器の場合は学習処理を終了する。
【0032】
以上のようにしてシステムで接続される各電気機器20の特徴量データ及び個別属性データを管理装置1に設けた特徴量データベース12に順次登録する。そして接続される電気機器20の全ての特徴量データ及び個別属性データの登録が終了した後、ユーザは表示装置7の操作部7bから動作モードを通常モードへ切り替える指令を管理装置1へ送ることで、電気機器20の接続に対して待機する状態に入るのである。尚一例では表示装置7を利用しているが、LAN上に接続されるコンピュータを学習処理に用い、収集した特徴量データ及び個別属性データをコンピュータからLANを介して管理装置1へ転送して登録するようにしても良いし、管理装置1自体に操作部を設けて上記の操作ができるようにしても良い。
【0033】
次に本実施形態のシステムの動作を図6により説明する。
【0034】
今負荷特徴量検出装置9のコンセント部6に接続されている電気機器20の電源スイッチがオンされて通電が開始されると、電気機器20の挙動に応じた電圧レベル、電流レベルの検出出力が電流検出素子91から特徴量演算部93に取り込まれる。また電源電圧の変動に応じた分圧電圧が電圧分圧回路92から特徴量演算部93に取り込まれる。
【0035】
ここで特徴量演算部93は、図6に示すようにA/D変換部(図示せず)より電流検出素子91及び電圧分圧回路92の出力を取り込み(ステップS1)、取り込んだ値から電流値及び電圧値の数周期分の平均値を算出する(ステップS2)。次に特徴量演算部93では、管理装置1に特徴量データを送信したことがあるか否かを判定し(ステップS3)、一度も特徴量データを送信していない場合にはステップS5以降の処理を行い、特徴量データを送信したことがある場合にはステップS4の判定を行う。ステップS4の判定処理では、特徴量演算部93が、ステップS2で求めた平均値が前回管理装置1に送信した平均値から一定値以上変化しているか否かを判定し、平均値が一定値以上変化していればステップS5以降の処理を行い、平均値の変化量が一定値に満たない場合はステップS1に戻って上述の処理を繰り返している。
【0036】
ステップS5では特徴量演算部93が平均値以外の特徴量を演算により求めており、特徴量の演算が終了すると、通信回路94を通じて管理装置1へ特徴量データ及び当該負荷特徴量検出装置9の識別データ(IPアドレスや通信回路94のMACアドレスなど)とともに送信する(ステップS6)。
【0037】
管理装置1の管理処理部14では、通信回路11を通して受信した特徴量データと特徴量データベース12に登録されている特徴量データとの照合を行い、一致するものがあると、当該特徴量データに対応する個別属性データから電気機器20の機種名などを特定する(ステップS7)。
【0038】
この場合管理処理部14は受信する特徴量データと、特徴量データベース12に登録されている特徴量データとを比較し、受信する特徴量データに略一致する特徴量データを持った電気機器20を候補として選出する。そして、更に管理処理部14は、複数の特徴量データについてそれぞれ比較して、電気機器20の候補を選出した結果、最も多く候補として選出された電気機器20を最終的に選択決定する。管理処理部14は、接続された電気機器20を特定すると、この電気機器20の特徴量データを送信してきた負荷特徴量検出装置9の識別データと関連付けて電気機器20の接続位置を判断する。
【0039】
このようにして、管理装置1では電気機器20の接続位置を把握することができ、冷蔵庫、エアコン、照明器具などの接続位置が変わらないような電気機器20については当該負荷特徴量検出装置9から平均値が一定値以上変化に伴って送られてくる特徴量データの受信によって通電状態を継続して監視することができる。そして通電状態が継続している場合には、管理処理部14では当該電気機器20の通電時間をカウントし、このカウント値と、当該電気機器20の個別属性データに書き込まれている単位時間当たり消費電力量を積算する処理を行う。
【0040】
そして、通電停止等が受信する特徴量データから管理処理部14で判断されると、その時点までの消費電力量を、当該電気機器20の使用電力量としてデータベース13に保存格納する処理を管理処理部14は行う。ここで既に当該電気機器20に対して過去の使用電力量が保存されている場合、保存されている使用電力量に新たな使用電力量を加算した値を使用電力量として保存する。
【0041】
この使用電力量データは表示装置7からの要求に応じて管理処理部14の制御の下でデータベース13から呼び出して表示装置7へ転送させることができ、この使用電力量データを受け取った表示装置7では操作部7bの操作によりグラフ表示で表示させたり、表形式で表示させてりすることができ、ユーザはこの表示により各電気機器20の使用電力量を把握することができる。
【0042】
ところで、電気機器20が移動可能なもので、接続する負荷特徴量検出装置9のコンセント部6がしばしば変わる場合にあっても、当該電気機器20の電源オン時に伴う特徴量データが当該負荷特徴量検出装置6から管理装置1側へ送出されると、管理装置1で当該電気機器20を特定することができるため、当該電気機器20についての使用電力量をデータベース13に保存する際に、既に保存されている当該電気機器20の使用電力量に累積加算させることができるのである。
【0043】
尚各電気機器20の使用電力量のデータの初期化等は表示装置7の操作部7bから管理装置1の管理処理部14へ指示を与えることができ、管理処理部14には指示された所定の電気機器20の使用電力量のデータを初期化する処理機能を備えている。
【0044】
ここで、管理装置1の管理処理部14は、負荷特徴量検出装置9,9’から送られてくる特徴量データから空調機器のような電気機器20と特定した場合、その初期通電開始時の特徴量データが、予め特徴量データベースに登録している当該電気機器20の初期通電開始時の特徴量データに対して、予め設定してある正常と判断できる偏差範囲を超える場合には異常と判断し、その判断結果を表示装置7の表示器7aで表示させる診断機能を有する。
【0045】
また電気機器20が継続して動作している状態において、管理処理部14は負荷特徴量検出装置9或いは9’から送られてくる特徴量データが、上述した平均値の変化が予め設定している許容範囲を超えていることを示す場合に、当該電気機器20に異常が発生と判断し、これを表示装置7の表示器7aで表示させる診断機能も備えている。
【0046】
ここで負荷特徴量検出装置9(或いは9’)に図8に示すように電気機器20への通電路にリレー装置の接点のようなスイッチ部97を挿入し、上述のように管理処理部14の診断機能が異常と判断した場合には管理処理部14に設けてある制御機能によりスイッチ部97をオフするためのオフ制御データを作成し、通信回路94を通じて対応する負荷特徴量検出装置9へ送信し、スイッチ部97を強制的にオフする機能を備えても良い。
【0047】
また管理装置1において、上述のようにシーズンに応じて動作する空調機器のような電気機器20が接続されている負荷特徴量検出装置9(或いは9’)の識別データを当該電気機器20と関連付けて保存すると共に、当該電気機器20の動作開始期間を予め登録し、管理処理部14が持つ時計機能の計時時刻がその動作開始期間の開始時になると、上記制御機能の働きによりスイッチ部97をオンさせるオン制御データを生成して、対応する負荷特徴量検出装置9へ通信回路94を通じて送信することでスイッチ部97をオンさせ、接続されている電気機器20を動作させるとともに上述の初期診断を行うようにし、また動作開始期間の終了時にはスイッチ部97をオフさせるオフ制御データを生成して、対応する負荷特徴量検出装置9へ通信回路94を通じて送信することでスイッチ部97をオフさせ、接続されている電気機器20の運転を停止させるようにしても良く、これにより季節使用管理ができるようになる。
【0048】
また図8の構成の負荷特徴量検出装置9(或いは9’)を用いた場合、管理装置1側である負荷特徴量検出装置9に暖房器具や照明器具のような電気機器20が接続されているのを検出した場合、これらの暖房器具や照明器具のような電気機器20が一定時間以上通電されている場合は、当該負荷特徴量検出装置9に愛してスイッチ部97をオフする制御データを送出して、スイッチ部97をオフさせ、電気機器20強制的にオフさせることもできる。
【0049】
更に負荷特徴量検出装置9のコンセント部6に接続された電気機器20に対応する特徴量データが特徴量データベース12に存在しない場合には、システムで使用が許可されていない電気機器が接続されている判断し、対応する負荷特徴量検出装置9のスイッチ部97をオフさせるオフ制御データを生成送信することで当該電気機器の使用を禁止する判断機能を管理処理部14に持たせても良い。
【0050】
つまり本システムをホテルに用いれば客室において宿泊者が持ち込んだ電気機器の使用を禁止することが可能となる。
【0051】
(実施形態2)
上記実施形態1のシステムでは使用される電気機器20の管理が主体であったが、本実施形態は、電気機器20の使用状態の管理を、独居老人の行動把握に応用したものである。
【0052】
つまり図9に示すようにシステム設置の住宅内にインターネット30に接続されているホームサーバ30を設け、このホームサーバ30をLANの通信線3を介して管理装置1に接続し、移動体電話網を通じてインターネット30に接続される移動体通信端末(携帯電話機)や、プロバイダー等を通じてインターネット30に接続されるコンピュータのようなインターネット端末32からホームサーバ30を呼び出すことができるようにし、このホームサーバ30を通じて管理装置1で管理されている所定の電気機器20の使用状態の履歴データをインターネット端末32に転送させるようにしたものである。
【0053】
つまり日常的に使用される電気機器(例えば電気ポットや炊飯器)20の使用が一定期間検出されなかった場合には.居住者に異常状態が推測できるので、予め管理装置1側の特徴量データベース12において使用状態の履歴データを収集する電気機器20を登録しておき、当該電気機器20の電源オンに伴って接続されている負荷特徴量検出装置9(或いは9’)から通電開始を示す当該電気機器の特徴量データを受信すると、その通電開始から通電終了を示す特徴量データが受信されるまでの使用状態を監視し、その使用期間を履歴データとしてデータベース13に保存する機能を管理処理部14の機能として持たせ、監視対象の電気機器20に対応した特徴量データの受信がある度に使用期間を履歴データとしてデータベース13に保存する。
【0054】
一方ホームサーバ30には、インターネット端末32から履歴データ要求があると、管理装置1側に履歴データ転送要求をLANの信号線3を通じて行い、この転送要求を受け取った管理装置1の管理処理部14の制御下でデータベース31に保存されている履歴データを読み出させて、通信回路14からLANの信号線3を通じてホームサーバ30に転送させる機能を持たせるとともに、この転送されてきた履歴データをインタネット32を介して要求したインターネット端末32へ更に転送するさせる機能を持たせている。
【0055】
そして転送された履歴データを受け取ったインターネット端末32の表示器に監視対象の電気機器20の使用状態の履歴を表示させることで、独居老人の家族であるユーザは、履歴データから本来日常的に使用される電気機器20が長期間に亘り使用されていないことが分かると、独居老人が動けないような異常状態にあると判断することができ、安否確認のための訪問等で迅速な対処をとることができるのである。
【0056】
尚ホームサーバ30では、履歴データをWebページにて表示させるためのWebサイトを構築し、IDやパスワードの認証後に当該Webページのファイルをログインしたインターネット端末32へ転送し、インターネット端末32のWebブラウザで閲覧できるようにする方法や、メールサーバ機能により、履歴データを電子メールの形で所定のメールアドレスへ送信する方法などで、履歴転送要求に呼応して履歴データを転送するようになっており、何れの方法でも良い。
【0057】
尚テーブルタップの形態の負荷特徴量検出装置9の場合には、電源コードの半断線や電源プラグの樹脂部の溶けや、トラッキング等による焦げ発生などの異常が当該負荷特徴量検出装置9から特徴量データから推測できるように、これらの現象発生時の特徴量データを特徴量データベース12に登録しておけば、これらのトラブルの管理も管理装置1側で行えるようにしても良い(このトラブル管理は実施形態1のシステムでテーブルタップの形態の負荷特徴量検出装置9を使用する場合にも適用できる)。
【0058】
特に老人が一人住まいの住宅では火災発生があった場合、対処がとれない状況を生じる恐れがあるので、本実施形態では管理装置1から上記のトラブルが発生時にはホームサーバ30へトラブル発生データを送出し、このトラブル発生データを受け取ったホームサーバ30では予め登録されているメールアドレスに電子メールでトラブル発生の通知を行うようにしても良い。
【0059】
【発明の効果】
請求項1の発明は、電気機器と電源との間に介在され、電気機器の通電中に電気機器に供給される電流及び電圧を電気量として検出し当該電気量の挙動から、電流の大きさ、電流波形の形状、及び電流と電圧の時間差それぞれを表す特徴量を求める手段、及びこの求めた特徴量データを通信線を通じて送出する第1の通信手段とを有する1乃至複数の負荷特徴量検出装置と、上記負荷特徴量検出装置から送出されてくる特徴量データを受信する第2の通信手段、及び電気機器の特徴量データにより当該電気機器の使用状態を管理する管理手段を有する管理装置とを備え、管理装置は、予め各種電気機器毎の特徴量データが登録された特徴量データベースと、上記特徴量データベースに登録されている電気機器の特徴量データと第2の通信手段で受信した特徴量データとを照合して受信した特徴量データに対応する電気機器を特定する特定手段とを有しているので、電気機器の使用状態を管理装置で一括管理することができ、特に電気機器側には特別な機能を付加する必要がないため、コスト的にも安価となる。また、上記負荷特徴量検出装置は、上記電力線に電気機器を接続するコンセント部や負荷接続端子部のような接続手段を有し、当該接続手段に接続される電気機器の特徴量データと当該負荷特徴量検出装置を識別する識別データを第1の通信手段により上記管理装置へ送出し、上記管理装置は、識別データと負荷特徴量検出装置との関係を予め登録しているデータベースを備え、上記管理手段は上記第2の通信手段で受信した識別データと上記データベースに登録されている識別データの照合により、上記特定手段で特定された電気機器が接続されている接続手段に対応する負荷特徴量検出装置を識別管理するので、電気機器を接続する負荷特徴量検出装置の接続手段を変更しても、当該電気機器が接続されている接続手段に対応する負荷特徴量検出装置を識別することができ、そのため電気機器の使用場所の管理が行える。
【0060】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記管理手段には、受信する特徴量データから当該電気機器の消費電力量を積算する積算手段と、該積算手段で積算される各電気機器別の消費電力量を累積した値を使用電力量として保存する使用電力量保存手段とを備えているので、使用される電気機器個々の使用電力量を管理することができる。
【0062】
請求項の発明は、請求項1又は2の発明において、上記管理手段には、上記特定手段で特定された電気機器の通電初期時か否かを受信する特徴量データで判断し、通電初期時であれば受信する特徴量データから当該電気機器の異常/正常の初期診断を行う診断機能を有しているので、長い動作休止期間を経た後、動作させられる空調機器等の電気機器の初期診断が可能となり、電気機器の保守にも寄与できる。
【0063】
請求項の発明は、請求項1乃至の何れかの発明において、上記管理手段には、上記特定手段で特定された電気機器に対応する特徴量データから、通常動作時の異常/正常を診断する診断機能を備えているので、通常動作時における電気機器の異常発生の発見も可能となる。
【0064】
請求項の発明は、請求項又はの発明において、上記負荷特徴量検出装置には、接続される電気機器の通電路に挿入され、上記第1の通信手段を通じてオフ制御データが受信されるとオフするスイッチ部を具備し、上記管理装置の上記管理手段には、上記診断機能が異常と判断したときに、第2の通信手段と上記通信線とを介して上記負荷特徴量検出装置へ上記オフ制御データを送出させる機能を備えているので、電気機器の異常時に電気機器の動作を強制的に停止させることができる。
【0065】
請求項の発明は、請求項1乃至の発明において、上記特徴量データベースに予め登録されている電気機器の特徴量データを、システム設置場所で使用が許可されている電気機器に対応するものとし、上記管理手段は、上記特定手段が受信する特徴量データと特徴量データベースに登録されている特徴量との照合によって電気機器の特定ができなかった場合に不許可の電気機器使用と判断する判断手段を備えているので、使用が許可されていない電気機器の使用を発見することができる。
【0066】
請求項の発明は、請求項の発明において、上記管理手段は、上記判断機能が不許可の電気機器使用と判断したときに上記スイッチ部のオフ制御データを当該負荷特徴量検出装置へ送信させるので、不許可の電気機器の使用があった場合に、強制的に動作を停止させることができる。
【0067】
請求項の発明は、請求項1乃至の何れかの発明においいて、システム設置場所が住宅であって、居住者の行動が反映される電気機器に対応する受信する特徴量データに基づいて当該電気機器の使用状態履歴を保存する手段と、インターネットに接続されるインターネット端末から使用状態履歴データの転送要求があると、保存された使用状態履歴データをインターネットを介して上記インターネット端末へ転送させる手段とを備えているので、独居老人の安否確認を、インターネットを通じてインターネット端末に転送させた電気機器の使用状態履歴から行えることができ、特に遠隔地に居ても安否確認ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のシステム構成図である。
【図2】同上に用いられる負荷特徴量検出装置の一例の構成図である。
【図3】同上の別の負荷特徴量検出装置の使用状態図である。
【図4】同上に用いられる管理装置の構成図である。
【図5】同上の特徴量データベースに対する特徴量データの登録方法の一例を説明するフローチャートである。
【図6】同上に用いられる負荷特徴量検出装置の通常時の動作を説明するフローチャートである。
【図7】同上に用いられる負荷特徴量検出装置の別の例の構成図である。
【図8】本発明の実施形態2のシステム構成図である。
【符号の説明】
1 管理装置
2 分電盤
3 通信線
4 接続ユニット
5 モジュラージャック
6 コンセント部
7 表示装置
7a 表示器
7b 操作部
8 モジュラージャック
9、9’ 負荷特徴量検出装置
20 電気機器
21 電源コード
22 電源プラグ
50 電力線

Claims (8)

  1. 電気機器と電源との間に介在され、電気機器の通電中に電気機器に供給される電流及び電圧を電気量として検出し当該電気量の挙動から、電流の大きさ、電流波形の形状、及び電流と電圧の時間差それぞれを表す特徴量を求める手段、及びこの求めた特徴量データを通信線を通じて送出する第1の通信手段を有する1乃至複数の負荷特徴量検出装置と、
    上記負荷特徴量検出装置から送出されてくる特徴量データを受信する第2の通信手段、及び電気機器の特徴量データにより当該電気機器の状態を管理する管理手段を有する管理装置とを備え、
    上記負荷特徴量検出装置は、電力線に電気機器を接続するコンセント部や負荷接続端子部のような接続手段を有し、当該接続手段に接続される電気機器の特徴量データと当該負荷特徴量検出装置を識別する識別データを上記第1の通信手段により上記管理装置へ送出し、
    管理装置は、予め各種電気機器毎の特徴量データが登録された特徴量データベースと、識別データと上記負荷特徴量検出装置との関係を予め登録しているデータベースと、上記特徴量データベースに登録されている電気機器の特徴量データと上記第2の通信手段で受信した特徴量データとを照合して受信した特徴量データに対応する電気機器を特定する特定手段とを有し、
    上記管理手段は、上記第2の通信手段で受信した識別データと上記データベースに登録されている識別データの照合により、上記特定手段で特定された電気機器が接続されている上記接続手段に対応する上記負荷特徴量検出装置を識別管理することを特徴とする電気機器管理システム。
  2. 上記管理手段には、受信する特徴量データから当該電気機器の消費電力量を積算する積算手段と、該積算手段で積算される各電気機器別の消費電力量を累積した値を使用電力量として保存する使用電力量保存手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の電気機器管理システム。
  3. 上記管理手段には、上記特定手段で特定された電気機器の通電初期時か否かを受信する特徴量データで判断し、通電初期時であれば受信する特徴量データから当該電気機器の異常/正常の初期診断を行う診断機能を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の電気機器管理システム。
  4. 上記管理手段には、上記特定手段で特定された電気機器に対応する特徴量データから、通常動作時の異常/正常を診断する診断機能を有していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の電気機器管理システム。
  5. 上記負荷特徴量検出装置には、接続される電気機器の通電路に挿入され、上記第1の通信手段を通じてオフ制御データが受信されるとオフとするスイッチ部を具備し、
    上記管理装置の上記管理手段には、上記診断機能が異常と判断したときに、第2の通信手段と上記通信線を介して上記負荷特徴量検出装置へ上記オフ制御データを送出させる機能を有していることを特徴とする請求項3又は4記載の電気機器管理システム。
  6. 上記特徴量データベースに予め登録されている電気機器の特徴量データを、システム設置場所で使用が許可されている電気機器に対応するものとし、上記管理手段は、上記特定手段が受信する特徴量データと特徴量データベースに登録されている特徴量との照合によって電気機器の特定ができなかった場合に不許可の電気機器使用と判断する判断機能を有していることを特徴とする請求項1乃至5の何れか記載の電気機器管理システム。
  7. 上記管理手段は、上記判断機能が不許可の電気機器使用と判断したときに上記スイッチ 部のオフ制御データを当該負荷特徴量検出装置へ送信させることを特徴とする請求項記載の電気機器管理システム。
  8. システム設置場所が住宅であって、居住者の行動が反映される電気機器に対応する受信する特徴量データに基づいて当該電気機器の使用状態履歴を保存する手段と、
    インターネットに接続されるインターネット端末から使用状態履歴データの転送要求があると、保存された使用状態履歴データをインターネットを介して上記インターネット端末へ転送させる手段とを備えていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか記載の電気機器管理システム
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