JP4047802B2 - 樹脂塗布機構及びそれに用いる樹脂吐出量の安定化方法 - Google Patents

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Description

本発明は樹脂塗布機構及びそれに用いる樹脂吐出量の安定化方法に関し、特に携帯端末等に用いられる樹脂塗布機構における樹脂吐出量の安定化に関する。
従来、携帯端末においては、端末自体の小型化、薄型化が進むにつれ、構成部品の質量や薄さが重要となってくる。この携帯端末に対する樹脂塗布工程においても例外ではなく、封止樹脂の厚み、質量の管理が重要になってくる。樹脂塗布工程後は熱によって樹脂硬化を行わないと、厚み、質量の良否判定が出来ないが、塗布を行ってから硬化後の状態を確認できるまでには数時間を要する。
この樹脂塗布工程で不良が発生した場合には、その不良が発見されるまでに樹脂が塗布された不良品が大量に流れてしまうので、それを防止するには吐出量を一定量で安定させることが重要といえる。
しかしながら、従来のエアー圧力(以下、吐出圧とする)を用いた樹脂塗布方法では、図6に示すように、エアーを利用して樹脂を押し出す方式を使用しているが、この方式では以下に示す2つの理由によって、シリンジ内の樹脂残量が減少していくとともに、吐出量も減少していくという問題がある。ここで、図6において、プランジャ1aと液状樹脂1bとニードル1cとからなるシリンジ1にはアダプタ12を介してエアーチューブ11がつながれている。
上記の問題の第1の理由は、プランジャ1aにかかる力を、便宜上、吐出圧のみとすると、図6に示すように、2つのシリンジ1において、樹脂残量の重量差をΔm、重力加速度をg、吐出圧によって樹脂に掛かる力をF、左側を初期状態のシリンジ1とし、右側を塗布開始後のある時刻においてのシリンジ1とすると、吐出圧としてシリンジ1に掛かっている力は、
右側のシリンジ1:F ・・・(1)
左側のシリンジ1:F+Δmg ・・・(2)
となる。
上記の(1)式及び(2)式から、右側のシリンジ1に比べて左側のシリンジ1の方が樹脂を吐出させる方向にΔmgの力が余分に掛かっており、また、この力はΔmに比例する。よって樹脂残量が減少するにしたがって力Δmgも減少していくので、吐出量も減少する。
上記の問題の第2の理由は、吐出圧をFとおくと、プランジャ1aは吐出圧Fで樹脂を押し出す仕事Wrを行い、同時に、力−Fでエアーを圧縮する仕事Waを行っている。それらの仕事の和(=Wr+Wa)が最終的に樹脂を押し出す力となる。
ここで、プランジャ1aの移動量をΔL、吐出された樹脂量をΔM、圧縮される前の体積をV、圧縮されたエアーの体積をΔV、シリンジ1の内径をA、樹脂を吐出する向きの仕事を正とすると、
Wa=−F×A×(ΔV/A)
=−F×ΔV ・・・(3)
Wr=F×A×ΔL ・・・(4)
ΔM=ΔL×A ・・・(5)
となる。
樹脂を吐出する仕事をWとおくと、(3)式〜(5)式から、
W=Wr+Wa
=FAΔL−FΔV
=F(ΔM−ΔV) ・・・・(6)
となり、(6)式からWが最大になるにはΔVが最小になればよいことが分かる。圧縮される体積ΔVは圧縮される前の体積Vに比例するため、シリンジ1内のエアー領域が増加するにしたがって吐出量も減少する。
以上の問題を解決するために、シリンジ1内の圧力の変化を検知して吐出圧力を増加させていく機能が付いたディスペンサの適用や、塗布回数によって自動的に吐出圧力を増加させるようにソフトウェアの改造をするといった方法が取られている。
しかしながらが、上述した従来の樹脂塗布工程では、ディスペンサの適用やソフトウェアの改造の方法をとる場合、樹脂の粘度による影響を考慮することができないため、シリンジ内に占める空気の割合が増加するにしたがって誤差が増大していく。
樹脂の粘度を考慮するには、初期の圧力設定において、実際に塗布を行いながら調整をしなければならず、作業者の熟練度に依るところが大きく、作業者によって塗布状態に差が生じてしまう。
これらの問題を解決する方法としては、シリンジ内の樹脂を押し棒とピストンとで機械的に吐出することで、樹脂量が変化しても、機械的な吐出で吐出量一定にすることが可能となるので、吐出精度を向上させることができる(例えば、特許文献1参照)。この方法以外にも、ピストンを用いて樹脂や液晶等の吐出量を機械的な吐出で一定とする方法が提案されている(例えば、特許文献2〜5参照)。
実開昭63−167731号公報 特開2002−258299号公報 特開昭58−014971号公報 特開昭59−220323号公報 特開平02−205043号公報
上述した従来の樹脂塗布工程では、エアーを利用して樹脂を押し出す方式の場合、上記のように、ディスペンサの適用やソフトウェアの改造の方法をとると、樹脂の粘度による影響を考慮することができないため、シリンジ内に占める空気の割合が増加するにしたがって誤差が増大していくという問題がある。
また、エアーを利用して樹脂を押し出す方式では、樹脂の粘度を考慮すると、初期の圧力設定において、実際に塗布を行いながら調整をしなければならず、作業者の熟練度に依るところが大きく、作業者によって塗布状態に差が生じてしまうという問題もある。
樹脂を機械的に押し出す方式では、上記の問題を理論的には解決することができるが、通常の樹脂塗布では一回の吐出でプランジャが移動する距離が数ミクロンである。樹脂製のプランジャやシリンジを用いて機械的に押し出す方式では、プランジャやシリンジ自体の変形によってミクロン単位の制御が非常に困難である。
この問題は剛性を上げるために材質を金属にすれば解決することができるが、基本的にシリンジは使い捨てまたは洗浄して再使用の2通りの使い方しかなく、使い捨てであればコストアップとなり、再使用であれば手間が掛かるため、材質を金属にする方法は現実的ではない。シリンジの内径を小さくすれば、一回の吐出でプランジャが移動する距離が増加するが、シリンジに充填することができる樹脂量が減少し、部材の交換時間が増加してしまう。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、シリンジ内の液状樹脂の充填量及び粘度のばらつきに因らず、吐出される液状樹脂の量を一定に保つことができる樹脂塗布機構及びそれに用いる樹脂吐出量の安定化方法を提供することにある。
本発明による樹脂塗布機構は、吐出される物質が充填されるシリンジと、前記シリンジ内の前記物質上に装入されかつ前記シリンジ内の前記物質を吐出させる第1のプランジャとを含む樹脂塗布機構であって、
前記第1のプランジャの上方に配置された第2のプランジャと、前記第1のプランジャ前記第2のプランジャを前記物質の吐出方向に移動させる射出棒と、前記射出棒を一定量移動させる移動機構と、前記移動機構による前記射出棒の移動後に前記第1のプランジャと前記第2のプランジャとの間に気体を注入して当該気体にて前記第1のプランジャを移動させることで前記シリンジから前記物質を吐出させる手段とを備えている。
本発明による樹脂吐出量の安定化方法は、吐出される物質が充填されるシリンジと、前記シリンジ内の前記物質上に装入されかつ前記シリンジ内の前記物質を吐出させる第1のプランジャとを含む樹脂塗布機構に用いる樹脂吐出量の安定化方法であって、前記物質の塗布対象物を塗布位置へと搬送する工程と、移動機構にて射出棒を一定量移動させて前記第1のプランジャと当該第1のプランジャの上方に配置された第2のプランジャとを前記物質の吐出方向に一定量移動させる工程と、前記第1のプランジャと前記第2のプランジャとの間に気体を注入する工程と、前記気体にて前記第1のプランジャを移動させることで前記シリンジから吐出される前記物質を前記塗布対象物に塗布する工程とを備えている。
すなわち、本発明の樹脂吐出量の安定化方法は、射出棒を一定量移動させ、シリンジ内に充填された液状樹脂(以下、樹脂とする)の上に装入された第1のプランジャと、その第1のプランジャの上方に配置された第2のプランジャとを一定量移動させた後に、第1のプランジャと第2のプランジャとの間にエアーを注入することで移動する第1のプランジャにて樹脂の吐出を行うことによって、シリンジ内の樹脂充填量(以下、樹脂残量とする)及び粘度のばらつきに因らず、吐出される樹脂の量を一定に保つことを可能とするものである。
樹脂の吐出量変化の要因としては、エアー領域の増加(エアー自身の圧縮による体積変化)が大きいが、本発明では第2のプランジャを樹脂の吐出位置近傍まで機械的に移動させて固定するとともに、樹脂上の第1のプランジャと第2のプランジャとの間にエアーを注入して樹脂を吐出させるためのエアー領域を最小限にすることで、樹脂の吐出量を安定させている。
つまり、本発明では、機械的な補助を行って第1のプランジャと第2のプランジャとを吐出位置近傍まで移動させることによって、樹脂の吐出をあくまでエアーで行い、エアーでの吐出量を安定化させることが可能となる。
本発明は、以下に述べる構成及び動作とすることで、シリンジ内の液状樹脂の充填量及び粘度のばらつきに因らず、吐出される液状樹脂の量を一定に保つことができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による樹脂塗布機構の構成を示す断面図であり、図2は本発明の一実施例による樹脂塗布機構を示す全体図である。図1及び図2において、本発明の一実施例による樹脂塗布機構はプランジャ1aと液状樹脂1bとニードル1cとからなるシリンジ1と、XYロボット2と、Zロボット3と、固定プランジャ4a及びエアー穴4bを備えた射出棒4と、Zロボット5と、液状樹脂1bの塗布対象のワーク6と、制御部7と、ローダ8と、キュア炉9と、アンローダ10と、エアーチューブ11とから構成されている。
XYロボット2はシリンジ1をXY軸方向[平面(水平)方向]に移動させ、Zロボット3はシリンジ1をZ軸方向(垂直方向)に移動させる。Zロボット5はプランジャ1aを押す射出棒4を上下させ、制御部7はワーク6の搬送、各ロボットの動作を制御する。
図3は本発明の一実施例による樹脂塗布工程を示す工程図である。これら図1〜図3を参照して本発明の一実施例による樹脂塗布工程について説明する。
上記の構成において、本実施例ではワーク6がローダ8にセットされ(図3の工程S1)、装置の運転が開始されると(図3の工程S2)、ワーク6が搬送部によって樹脂塗布機構の塗布位置へと搬送される(図3の工程S3)。
本実施例ではその樹脂塗布機構の塗布位置で、XYロボット2及びZロボット3によってシリンジ1を動作させて軌跡を描きながら、Zロボット5によって射出棒4を下降させる(図3の工程S4)。これによって、プランジャ1a及び固定プランジャ4aが射出棒4の下降とともに下降する。
その後、本実施例ではプランジャ1aと固定プランジャ4aとの間にエアーチューブ11及びエアー穴4bを介してエアーが注入され(図3の工程S5)、そのエアーにてプランジャ1aがシリンジ1内に充填された液状樹脂1b側に降下することで、液状樹脂1bがニードル1cから吐出されるので、ワーク6には液状樹脂1bが塗布されていく(図3の工程S6)。
液状樹脂1bが塗布されたワーク6は搬送部の搬送路上のキュア炉9を通過して硬化された後、アンローダ10に回収され(図3の工程S7)、アンローダ10に回収されたワーク6は次工程へと送られる。
図4は図1のプランジャ1aの移動量と吐出量Mとの関係を示す図であり、図5は図1の射出棒4による樹脂塗布工程を示す図である。これら図1と図2と図4と図5とを参照して本発明の一実施例による樹脂塗布工程について説明する。
まず、図3を参照して、射出棒4を上下させるZロボット5の動作について説明する。ニードル1cから吐出される吐出量をM、シリンジ1の断面積をA、プランジャ1aを押す力をF、プランジャ1aの移動量をLとすると、シリンジ1に充填されているのは液体のため、プランジャ1aの移動によって生じた圧力による液状樹脂1b自体の体積変化を無視することができるので、
M=AL ・・・(7)
と表される。Aは定数なので、MはLの関数といえる。
射出棒4は液状樹脂1bに比べると、剛体とみなすことができるので、液状樹脂1bからの反力−Fによる変形は考えなくてよい。よって、射出棒4の移動量をL’とすると、プランジャ1aの移動量Lと等しいもの(L’≒L)とすることができる。
この時、図4を参照すると、本実施例では、左側のシリンジ1と右側のシリンジ1とにおいて、樹脂残量の違いによって吐出圧にも違いが生じているが、使用している樹脂が垂れ流しになるようなニードル径は通常使用せず、また液状樹脂1bの上面はプランジャ1aでふさがれているため、空気の出入り口はニードル1c一箇所のみである。
そのため、射出棒4による吐出圧Fが掛かっていない状態での液状樹脂1bの垂れ流しによる吐出量Mへの影響は非常に少ないといえる。このことから、(7)式は樹脂残量によらず適用することができるといえる。
ワーク6が塗布位置まで搬送されると、XYロボット2及びZロボット3によってニードル1c先端が塗布開始位置まで移動する。その後、Zロボット5によって射出棒4が動作してプランジャ1aと固定プランジャ4aとを吐出位置近傍まで降下してから、XYロボット2によってニードル1cの先端が軌跡を描き、プランジャ1aと固定プランジャ4aとの間にエアーチューブ11及びエアー穴4bを介してエアーが注入されてシリンジ1に充填されている液状樹脂1bが一定の吐出量Mだけ吐出される。
このように、本実施例では、射出棒4で直接プランジャ1aと固定プランジャ4aとを吐出位置近傍まで移動させて、その後にプランジャ1aをエアーにて一定量移動させて液状樹脂1bをニードル1cから押し出すことによって、液状樹脂1bの残量、液状樹脂1bの粘度を考慮することなく、一定量の樹脂塗布を行うことができる。
また、本実施例では、シリンジ1内のエアー領域と液状樹脂1bの領域との間にプランジャ1a及び固定プランジャ4aを存在させ、プランジャ1aと固定プランジャ4aとの間のプランジャ1aをエアーにて移動させるためのエアー領域を最小限にすることで、液状樹脂1bと入れ替えでシリンジ1内に侵入する空気の出入りを遮断することによって、ニードル1cからの樹脂ダレを減らすことができ、粘度の低い液状樹脂1bでも樹脂ダレによる設備の汚れ、液状樹脂1bの無駄を最小限にすることができる。
本発明は、シリンジ内に充填されているものを液状樹脂と記載しているが、特に樹脂に限らず、プランジャを押すことで移動させることが可能な物質すべてにおいて適用が可能である。
本発明の一実施例による樹脂塗布機構の構成を示す断面図である。 本発明の一実施例による樹脂塗布機構を示す全体図である。 本発明の一実施例による樹脂塗布工程を示すフローチャートである。 図1のプランジャの移動量と吐出量Mとの関係を示す図である。 図1の射出棒による樹脂塗布工程を示す工程図である。 従来例による樹脂塗布機構の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 シリンジ
1a プランジャ
1b 液状樹脂
1c ニードル
2 XYロボット
3 Zロボット
4 射出棒
4a 固定プランジャ
4b エアー穴
5 Zロボット
6 ワーク
7 制御部
8 ローダ
9 キュア炉
10 アンローダ
11 エアーチューブ

Claims (8)

  1. 吐出される物質が充填されるシリンジと、前記シリンジ内の前記物質上に装入されかつ前記シリンジ内の前記物質を吐出させる第1のプランジャとを含む樹脂塗布機構であって、
    前記第1のプランジャの上方に配置された第2のプランジャと、前記第1のプランジャ前記第2のプランジャを前記物質の吐出方向に移動させる射出棒と、前記射出棒を一定量移動させる移動機構と、前記移動機構による前記射出棒の移動後に前記第1のプランジャと前記第2のプランジャとの間に気体を注入して当該気体にて前記第1のプランジャを移動させることで前記シリンジから前記物質を吐出させる手段とを有することを特徴とする樹脂塗布機構。
  2. 前記物質が吐出されることで前記シリンジ内に侵入する空気の出入りを遮断するように、前記第1のプランジャ前記シリンジ内のエアー領域と前記物質の充填領域との間に配設し、前記第2のプランジャを前記シリンジ内のエアー領域と前記射出棒との間に配設することを特徴とする請求項1記載の樹脂塗布機構。
  3. 前記シリンジに設けられかつ前記物質を吐出するニードルと、前記ニードルの先端が軌跡を描くように前記シリンジを移動させる機構とを含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の樹脂塗布機構。
  4. 前記物質は、液状樹脂であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の樹脂塗布機構。
  5. 吐出される物質が充填されるシリンジと、前記シリンジ内の前記物質上に装入されかつ前記シリンジ内の前記物質を吐出させる第1のプランジャとを含む樹脂塗布機構に用いる樹脂吐出量の安定化方法であって、
    前記物質の塗布対象物を塗布位置へと搬送する工程と、移動機構にて射出棒を一定量移動させて前記第1のプランジャと当該第1のプランジャの上方に配置された第2のプランジャとを前記物質の吐出方向に一定量移動させる工程と、前記第1のプランジャと前記第2のプランジャとの間に気体を注入する工程と、前記気体にて前記第1のプランジャを移動させることで前記シリンジから吐出される前記物質を前記塗布対象物に塗布する工程と有することを特徴とする樹脂吐出量の安定化方法。
  6. 前記物質が吐出されることで前記シリンジ内に侵入する空気の出入りを遮断するように、前記第1のプランジャ前記シリンジ内のエアー領域と前記物質の充填領域との間に配設し、前記第2のプランジャを前記シリンジ内のエアー領域と前記射出棒との間に配設することを特徴とする請求項5記載の樹脂吐出量の安定化方法。
  7. 前記物質を前記塗布対象物に塗布する工程において、前記シリンジに設けられかつ前記物質を吐出するニードルの先端が軌跡を描くように前記シリンジを移動させることを特徴とする請求項5または請求項6記載の樹脂吐出量の安定化方法。
  8. 前記物質は、液状樹脂であることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか記載の樹脂吐出量の安定化方法。
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