JP4047245B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

この発明は、体腔内等を観察するための内視鏡に関する。
内視鏡には一般に、体内汚液等を吸引するための吸引管路の他に、観察窓の表面洗浄等を行うための送気送水管路が設けられているが、それだけでは、大腸内壁等に付着した便その他の汚物を洗い流すことができないので、そのようなものを洗い流すために出口開口を観察視野の方向に向けた副送水管路が別設されている。
そのような副送水管路への注水口は旧来の内視鏡においては操作部に配置されているものが多かったが、副送水管路への液体注入操作が操作部における各種操作の妨げにならないようにするために、副送水管路への注水口をコネクタ部に配置する改良がなされている(例えば、特許文献1)。
特開平2003−33320、図1等
しかし、図4に示されるように、コネクタ部91は操作部92から延出する可撓性連結管93の先端に取り付けられているので、副送水管路94への注水口95がコネクタ部91に配置されていると、副送水管路94の全長が例えば3〜4m程度と非常に長くなってしまう。
そのため、内視鏡検査が終了して副送水管路94内をブラッシング洗浄するために、洗浄用ブラシ96を注水口95から副送水管路94内に全長にわたって挿入すると、管路抵抗が大きいためにスムーズにブラッシングすることができず、洗浄用ブラシ96を破損してしまう場合もあった。
そこで本発明は、注水口がコネクタ部に配置された副送水管路内を洗浄用ブラシでスムーズにブラッシング洗浄することができる内視鏡を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡は、挿入部の基端に操作部が連結されて、光源装置に接続されるコネクタ部が操作部から延出する連結可撓管の先端に取り付けられ、出口開口が観察視野の方向に向けて挿入部の先端に配置された副送水管路への注水口がコネクタ部に配置された内視鏡において、副送水管路をその途中の操作部内に位置する部分で分断して、それによって形成される二つの分断開口を操作部の外壁面に並んで露出する状態に配置すると共に、二つの分断開口が連通する状態に二つの分断開口部分の蓋をする分断開口連通蓋を、操作部に対して着脱自在に設けたものである。
なお、分断開口連通蓋が、操作部に配置されている操作弁に着脱自在に取り付けられた操作釦部分に一体的に設けられていると紛失し難くて取り扱い易く、その操作弁が、吸引操作を行うための吸引操作弁、又は送気操作と送水操作を選択的に行うための送気送水操作弁であってもよい。
本発明によれば、副送水管路をその途中の操作部内に位置する部分で分断して、それによって形成される二つの分断開口を操作部の外壁面に並んで露出する状態に配置したことにより、副送水管路を、コネクタ部と操作部との間の部分と、操作部と挿入部先端の出口開口との間の部分とに分けて、ブラッシングすることができるので、ブラッシングの際に徒に大きな管路抵抗が発生せず、注水口がコネクタ部に配置された副送水管路内を洗浄用ブラシでスムーズにブラッシング洗浄することができる。
コネクタと挿入部先端との間に配置された副送水管路を操作部内に位置する部分で分断して、それによって形成される二つの分断開口を操作部の外壁面に並んで露出する状態に配置し、操作部に対して着脱自在な分断開口連通蓋で、二つの分断開口が連通するように二つの分断開口部分の蓋をする。
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1において、1は可撓管によって外装された内視鏡の挿入部であり、その基端に操作部2が連結されている。また、図示されていない光源装置に接続されるコネクタ部3が、操作部2から延出する連結可撓管4の先端に取り付けられている。
操作部2には、体内汚液等を挿入部1の先端から吸引する吸引操作を行うための吸引操作弁5と、挿入部1の先端に配置されている観察窓に向けて空気と水を選択的に吹き付ける送気操作と送水操作を選択的に行うための送気送水操作弁6が並んで配置されており、吸引操作釦ユニット50と送気送水操作釦ユニット60が各々吸引操作弁5と送気送水操作弁6に対して着脱自在になっている。
また、観察対象の粘膜面に付着した汚物を洗い流すための洗浄水等が通される副送水管路7A,7Bが、連結可撓管4内から操作部2内を通って挿入部1内に挿通配置されていて、その注水口8はコネクタ部3に配置され、出口開口9は観察視野の方向に向けて挿入部1の先端に配置されている。注水口8に対しては、外部に配置された洗浄水供給タンク20から例えば送水ポンプ21によって注水が行われる。
副送水管路7A,7Bはその途中の操作部2内に位置する部分で分断されていて、それによって形成される二つの分断開口10A,10Bが操作部2の外壁面に並んで露出する状態に配置されている。
そして、二つ並んだ分断開口10A,10Bに対して一まとめに蓋をする分断開口連通蓋11が操作部2に対して着脱自在に配置されており、その分断開口連通蓋11が取り付けられた状態では、二つの分断開口10A,10Bが外部に対しては漏れがないように互いに連通する状態になる。
図2は、二つ並んだ分断開口10A,10Bとそれに被せられた分断開口連通蓋11の周辺を示しており、二つの分断開口10A,10Bは、外方に向けて開口する状態に操作部2の外壁部に固定された有底筒状の分断開口形成筒体13の底部に並んで開口している。
そして、注水口8に通じる方の副送水管路7Aと出口開口9に通じる方の副送水管路7Bを形成する二本の合成樹脂チューブが、各々ステンレス鋼製の接続パイプ12A,12Bを介して分断開口形成筒体13の底部に接続されている。
分断開口連通蓋11は、分断開口形成筒体13の開口部に外方から中間位置まで差し込まれる栓状に形成されていて、その外周部には分断開口形成筒体13の内周面との間の隙間をシールするためのOリング14が装着されている。
このように構成された分断開口連通蓋11は、吸引操作釦ユニット50を吸引操作弁5に着脱する部材であるプラスチック製のユニット着脱フック54に一体にインサート成形されていて、吸引操作釦ユニット50を吸引操作弁5に着脱するのに伴って分断開口連通蓋11が分断開口形成筒体13に着脱されるようになっている。
吸引操作弁5は、外方に向けて開口する状態に操作部2内に配置されたシリンダ51内に管路切換用ピストン52が軸線方向に進退自在に配置され、その外端部に取り付けられた操作釦53と管路切換用ピストン52とが一つの吸引操作釦ユニット50になっている。
そして、その吸引操作釦ユニット50に設けられているユニット着脱フック54が、シリンダ51を操作部2に固定している固定環55に対して係脱自在になっていて、ユニット着脱フック54と固定環55との係合を解くことにより、吸引操作釦ユニット50をシリンダ51から外方に引き出すことができる。
そのような構成により、内視鏡検査終了後の洗浄消毒の際に、吸引操作釦ユニット50をシリンダ51から取り外すと、それに伴って分断開口連通蓋11が分断開口形成筒体13から外され、その際にユニット着脱フック54と一体になっている分断開口連通蓋11は紛失する恐れがない。
また、吸引操作釦ユニット50をシリンダ51に取り付けるのに伴って、分断開口連通蓋11が分断開口形成筒体13に取り付けられるので、分断開口連通蓋11の付け忘れが発生せず、同時に、分断開口連通蓋11を分断開口形成筒体13に取り付けることによりシリンダ51に対する吸引操作釦ユニット50の向きが規制されるので、吸引操作弁5に回転方向の位置決め部材を設ける必要がない。
なお、吸引操作弁5と隣接して配置されている送気送水操作弁6も、ユニット着脱フック64と固定環65との係合を解くことにより、送気送水操作釦ユニット60をシリンダ61から取り外すことができるので、その送気送水操作釦ユニット60のユニット着脱フック64に分断開口連通蓋11を一体に設けてもよい。
上述のように構成された実施例の内視鏡は、内視鏡検査が終わると図3に示されるように吸引操作釦ユニット50と送気送水操作釦ユニット60が操作部2から取り外され、それに伴って分断開口連通蓋11が副送水管路7A,7Bの分断開口10A,10Bから外される。
その結果、コネクタ部3の注水口8と操作部2の分断開口10Aとの間の副送水管路7Aに対しては、上流側である注水口8から洗浄用ブラシ100Aを差し込んでブラッシングを行い、操作部2の分断開口10Bと挿入部1の出口開口9との間の副送水管路7Bに対しては、上流側である分断開口10Bから洗浄用ブラシ100Bを差し込んでブラッシングを行うことができ、したがって徒に大きな管路抵抗が発生しない。
なお、副送水管路7A,7Bに対して下流側から洗浄用ブラシ100A,100Bを差し込むこともできるが、衛生上及びブラッシングの効果の上で上流側からの挿入の方が好ましい。
本発明の実施例の内視鏡の全体構成を示す略示図である。 本発明の実施例の内視鏡の部分断面図である。 本発明の実施例の内視鏡のブラッシング洗浄状態を示す略示図である。 従来の内視鏡のブラッシング洗浄状態を示す略示図である。
符号の説明
1 挿入部
2 操作部
3 コネクタ部
4 連結可撓管
5 吸引操作弁
6 送気送水操作弁
7A,7B 副送水管路
8 注水口
9 出口開口
10A,10B 分断開口
11 分断開口連通蓋
13 分断開口形成筒体
50 吸引操作釦ユニット
54 ユニット着脱フック

Claims (2)

  1. 挿入部の基端に操作部が連結されて、光源装置に接続されるコネクタ部が上記操作部から延出する連結可撓管の先端に取り付けられ、出口開口が観察視野の方向に向けて上記挿入部の先端に配置された副送水管路への注水口が上記コネクタ部に配置された内視鏡において、
    上記副送水管路をその途中の上記操作部内に位置する部分で分断して、それによって形成される二つの分断開口を上記操作部の外壁面に並んで露出する状態に配置すると共に、上記二つの分断開口が連通する状態に上記二つの分断開口部分の蓋をする分断開口連通蓋を、上記操作部に配置されている操作弁に対し着脱自在に取り付けられた操作釦部分に一体的に設けたことを特徴とする内視鏡。
  2. 上記操作弁が、吸引操作を行うための吸引操作弁、又は送気操作と送水操作を選択的に行うための送気送水操作弁である請求項記載の内視鏡。
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