JP4046728B2 - 直交周波数分割多重化移動通信システムでピーク電力対平均電力の比を減少するための送/受信装置及び方法 - Google Patents

直交周波数分割多重化移動通信システムでピーク電力対平均電力の比を減少するための送/受信装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing
:以下、“OFDM”とする)方式の移動通信システムにおいてブロックコーディングを用いる送/受信装置及び方法に関して、特に、多重副搬送波による高いピーク電力対平均電力の比(Peak-to-Average Power Ratio:以下、“PAPR”とする)を減少させるブロックコーディングを用いる送/受信装置及び方法に関するものである。
一般に、OFDM方式は、時分割多重化(Time Division Multiplexing:TDM)技術と周波数分割多重化(Frequency Division Multiplexing:FDM)技術とを結合する2次元多重化方式である。このOFDM方式において、OFDMシンボルはサブチャンネル(sub-channel)を形成する副搬送波(sub-carrier)により伝送される。
上記OFDM方式は、サブチャンネルのスペクトルが相互に直交性を維持しつつ重なっているため、スペクトル効率が良い。したがって、OFDM変復調は、逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform:以下、“IFFT”とする)と高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:以下、“FFT”とする)によって遂行可能なため、変/復調部の効率的なデジタル実現が可能になる。また、周波数選択的フェーディングや狭帯域干渉に対して堅いため、現在、ヨーロッパデジタル放送の伝送と、IEEE802.11a、IEEE802.16、及びIEEE802.20などの大容量無線通信システムの規格として採択されている高速データ伝送に効果的技術である。
このOFDM方式を採用する通信システムは、多重副搬送波を通じてデータを伝送するため、最終OFDM信号の振幅が各副搬送波の振幅の和に表すことができる。それにより、各副搬送波の位相が一致すると、非常に高いPAPRを有する。
通常に、OFDM通信システムでは非常に高いPAPRを有する場合に、増幅器の線形動作範囲を外れるようになり、増幅器を経た信号は歪みが生じるという問題があった。したがって、このOFDM方式を使用する通信システムで伝送されるOFDM信号は、各搬送波の位相差により振幅の変化量が一定になるない。また、動作点が増幅器の最大出力からだんだん離れるバックオフ(Back-off)が発生して、増幅器の効率低下及び電力消費の増加をもたらす。このように、PAPRの高い信号は線形増幅器の効率を悪くするだけでなく、非線形増幅器では動作点を非線形領域に押し入る(force)ようにする。それにより、この高いPAPRは、帯域内の歪みと帯域外のスペクトル再生(regrowth)を起こすようになる。
一方、上述した問題点を解決するために高いPAPRを低くするための様々な技術が提案されている。そのうち、信号の歪みを避けるために、電力増幅器の非線形特性と逆(inverse)関数特性を有するプリディストータ(predistorter)を付加して、全体的に線形特性を持たせる方法がある。更に、非線形増幅器で動作点をバックオフして線形領域で動作可能にする方法がある。しかしながら、これら方法は高い周波数帯域で回路構成が複雑になり、電力効率の低下をもたらし、そしてコストが上昇するという問題点を有する。
したがって、上記したような問題点を解決するための本発明の目的は、OFDM移動通信システムで相補シーケンス(complementary sequence)を用いてPAPRを減少させるブロックコーディング装置及び方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、OFDM移動通信システムで多重副搬送波によるPAPRを一定のレベル(3dB)に制限させ、且つ符号率を向上させることにより、スペクトル効率を改善させる装置及び方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、直列データを並列データ列k,k,…,kr+2に変換するための直列/並列変換器と、該並列データ列k,k,…,kr+2をブロックコーディングするための複数のエンコーダとを含む直交周波数分割多重方式(OFDM)移動通信システムの送信装置において、複数(N=2r)の副搬送波を通じて送信される信号のピーク電力対平均電力比(PAPR)を減少する方法であって、並列データ列k,k,…,kr+2の一部または全部はオペレータ生成器に受信され、ブロックコードシンボルを相補的になるように少なくとも一つのオペレータビットkr+3,…,k2rが生成される。前記並列データ列k,k,…,kr+2と少なくとも一つのオペレータビットkr+3,…,k2rとは均等(=2/t)に複数のエンコーダへ分配されてブロックコーディングが遂行される。
また、本発明は、直列データを並列データ列k,k,…,kr+2に変換するための直列/並列変換器を含む直交周波数分割多重方式(OFDM)移動通信システムの送信装置において、複数(N=2r)の副搬送波を通じて送信される信号のピーク電力対平均電力比(PAPR)を減少する装置であって、前記並列データk1,k2,…,kr+2の一部または全部を受信し、ブロックコードシンボルが相補的になるように少なくとも一つのオペレータビットkr+3,…,k2rを生成するオペレータ生成器と、前記並列データk1,k2,…,kr+2と少なくとも一つのオペレータビットkr+3,…,k2rとを均等(=2r/t)に受信し、該受信されたデータをブロックコーディングする複数のエンコーダとを含むことを特徴とする。
本発明において、相補シーケンスを用いるブロックコーディングは3dB以下にPAPRを減少し、誤り訂正能力を有することにより、コーディング利得が得られる。しかしながら、副搬送波の数が増加するほど符号率が低下するという短所を有する。本発明では、副搬送波の数が多いときに、PAPRの減少のために既存のブロックコーディング方法とは異なって、スペクトル効率の向上したブロックコーディング方法を提案した。すなわち、1つのEブロックの代わりに2つのEN/2ブロックを使用するとき、その入力の一部をパリティデータとして設定する。そのため、PAPRが6dBから3dBに減少し、ハミング(Hamming)最小距離を維持することにより、誤り訂正能力が保存される。また、EブロックがEN/2ブロックに減少するため、デコーディングも容易になる。符号率をw/(2w−1)からw/(2w−2)に増加して既存のブロックコーディング方法を使用するPAPR減少方式のスペクトル効率を3dBに改善させる。一方、本発明の実施形態で提案していいる方式は、副搬送波の数に制限なしに使用可能であり、M-ary PSK変調方式にも適用可能である。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。関連した公知機能及び構成に関する具体的な説明が、本発明の要旨を不明にすると判断された場合には、その詳細な説明は省略する。
本発明は、OFDM移動通信システムでPAPRの減少のために新たなブロックコーディング方法を提案する。従来のブロックコーディング方法は、すべての符号語(code word)の中でPAPRの低い符号語を選択して伝送することである。多くの研究結果、低いPAPRを有するたいていの符号語がGolay相補シーケンスであることがわかる。これに基づいて、相補シーケンスは、G-matrixとb-vectorを使用してデータを簡単に形成できる。データをGolay相補シーケンスに変換させると、PAPRが3dBに制限され、誤り訂正まで可能になる。前記ブロックコーディング方法はヨーロッパのMagic Wandシステムに使用された。
w/(2w−1)の符号率で長さwの情報語(information word)を伝送するために、2w−1個の符号語を伝送すべきなので、実際に伝送する情報語は減少する。したがって、情報語が大きくなるほど符号率が非常に低くなり、スペクトル効率が低下するという問題点を有する。
この符号率を維持するために、副搬送波の個数が多いときに、複数のブロックコーディングを行うエンコーダブロックを使用する方法があるが、PAPRが6dB以上に増加する。
本発明は、2つのエンコーダを使用しながらも、PAPRを3dBに制限し、ブロック符号率は既存のブロックコーディング方法に比べて2倍のw/(2w−2)にする新たなブロックコーディングを利用したPAPR減少技術である。この提案方法は、既存のブロックコーディング方式の誤り訂正能力をその通りに保存することができる。
本発明の実施形態を詳細に説明する前に、複数のエンコーダブロックを使用するとPAPRが増加し、誤り訂正能力が低下することについて、次に説明をする。
複素基底帯域OFDMシンボルは、下記の<式1>のように示す。
Figure 0004046728
ここで、Xは複素データシンボル、Nは副搬送波の数、TはOFDMシンボル区間を示す。そして、PAPRは次の<式2>のように定義される。
Figure 0004046728
ここで、Ppeakは最大電力、Pavは平均電力をそれぞれ意味する。この最大電力Ppeakと平均電力Pavは、<式3>と<式4>のように定義する。
Figure 0004046728
Figure 0004046728
つまり、理論上の最大PAPRは、下記の<式5>の通りである。
Figure 0004046728
相補シーケンスで構成される多重副搬送波信号は、相補シーケンスの次のような特性により3dB以下のPAPRを有する。
この相補シーケンスは、電力スペクトル(power spectrum)も相補的特性を有する。例えば、周波数領域で相補(complementary)対AとBの電力スペクトルは
Figure 0004046728
のピーク電力Ppeakは、<式6>により定義される。
Figure 0004046728
ここで、F{}はフーリエ(Fourier)変換で、
Figure 0004046728
の非周期自己相関関数(aperiodic autocorrelation function)で、δnはDiracデルタ関数である。
上記の非周期自己相関関数RXN(n)は、下記のように定義される。
Figure 0004046728
ここで、‘’は複素共役(complex conjugate)である。
また、上記のDiracデルタ関数δnは、次の<式8>のようである。
Figure 0004046728
したがって、下記のPAPRは<式9>のようである。
Figure 0004046728
副搬送波の数が多いときに、符号率をそのまま維持し、且つPAPRを減少する一つの方法は、mつのエンコーダ、すなわちEN/m(Nは副搬送波の数、mは使用したエンコーダの数)ブロックを使用することである。例えば、N=8のOFDM通信システムで2つのエンコーダを使用すると、各エンコーダの符号率は
Figure 0004046728
になる。したがって、副搬送波の数N=2×4=8であるOFDM通信システムの最大PAPRは、<式10>のようである。
Figure 0004046728
一般に、N=m×2w−1で、R=w/(2w−1)のとき、最大PAPRは下記の<式11>のように示す。
Figure 0004046728
ここで、mはエンコーダの数である。
上述したように、複数のエンコーダブロックを使用すると、PAPRが増加し、誤り訂正能力も低下する。
しかしながら、本発明では、Nつの副搬送波を使用するOFDM通信システムで1つのエンコーダEの代わりに2つのエンコーダEN/2を使用するときに、上記<数式11>のようにPAPRが6dBから3dBに減少し、誤り訂正能力をそのまま維持させる。また、BPSK(Binary Phase Shift Keying)シンボル変調方式の場合、既存のブロックコーディング方式に比べて符号率
Figure 0004046728
に2倍増加させる。
1.N=8,BPSK変調方式
1.1 提案したブロックコーディング方式を使用する送信装置
図1は、本発明の実施形態によりBPSK変調方式を使用する送信装置のブロック構成図である。
図1を参照すると、マッパー110は、入力データを変調して直列/並列(S/P)変換器112に出力する。直列/並列変換器112は、入力される変調データを5つの並列データ列k,k,k,k,kに並列出力する。これら並列出力されたデータ列のうちの一部データ列k,k,kは第1のエンコーダ116に入力され、他のデータ列k,kは第2のエンコーダ118に入力される。第1のエンコーダ116及び第2のエンコーダ118は、それぞれ入力されるデータに対して符号率
Figure 0004046728
でブロックコーディングを遂行する。すなわち、これら第1及び第2のエンコーダ116、118は3つのデータビットを入力して4(N/2)つの符号化ビットを出力するEエンコーダである。IFFT122に入力されるデータk,k,k,k,k,k,k,kを相補シーケンスに形成するために、第2のエンコーダ118に入力されるデータのうちの一つであるkは指示子として指定され、その値はk〜kによって決定される。
1.2 提案したブロックコーディング方式の指示子設定方法
BPSK変調方式でN=4のときに、上記入力k,k,k及び第1のエンコーダ116の出力k,k,k,kは、下記の表1のようである。
Figure 0004046728
上述した相補シーケンスの特性のように、符号語が低いPAPRを有すると、そのリバース、インバース、及びM-ary変調方式の場合も低いPAPRを有する。
表1において、指示子(Indicator)はこのような関係を示す。2つの独立的な基本指示子a、bがあると、-a、-bはインバースを示し、A及びBはリバースを意味する。それぞれの出力は、3dBのPAPRを有する長さ4の相補シーケンスを示す。
BPSK変調方式でN=4であれば、基本指示子はa、bの2つであり、N=8であれば、基本指示子はa、b、c、dの4つである。N=8の場合に、符号語は総256(M=2)個であるが、その中で3dB以下のPAPRを有する符号語は64(=2)個である。下記の表2には、3dB以下のPAPRを有する64個の符号語のうち、32(=2)個の相補シーケンスのみを示す。
Figure 0004046728
本発明では、2つのエンコーダを使用しながらも、従来のブロックコーディング方式で使用しない相補シーケンスまですべて使用してPAPRを3dBに低下するために、上記のエンコーダの出力を4(=N/2)個ずつ分けると、その集合が上記の表に示した出力値のうちの一つとなり、それぞれの指示子で表示できる。その結果、N=8のときに3dB以下のPAPRを有するすべての相補シーケンスは、N=4のときの相補シーケンスで表示可能である。すなわち、N=8のときに、1つのEエンコーダの代わりに2つのEエンコーダを使用し、従来のブロックコーディング方式で使用した16つの相補シーケンスの代わりに上記表2のように32つの相補シーケンスをすべて使用して符号率を高める。
このように2つのEエンコーダを使用すると、符号率が4/8から6/8に増加するが、表2に示した出力以外の符号語を発生し、それにより、PAPRは3dBを超えて増加する。したがって、エンコーダの出力値は、本発明によりエンコーダの入力を制御することによって、相補シーケンスになる。
本発明は、BPSK方式でN=8のとき、符号率を5/8として、IFFT122に入力される符号語は表2のX1,X,X,X,X,X,X,Xで構成し、PAPRは3dB以下に制限する。
BPSK方式でN=8のとき、相補シーケンスを発生させるための2つのEエンコーダ112、116の入力シーケンスk,k,k,k,kは、下記の表3の通りである。すなわち、表3では、N=8のときに3dBのPAPRを得るための入力シーケンスを示す。
Figure 0004046728
オペレータkは、入力シーケンス間の関係分析に基づいて、入力データk〜kによりオペレータ生成器(operator generator)120で決定される。
このオペレータkは、次の数式のように計算される。
Figure 0004046728
その結果、すべての相補シーケンスを使用してPAPRを6dBでなく3dBに限定し、符号率は一つのエンコーダを使用した従来のブロックコーディング方式の5/16より2倍向上された5/8になる。
IFFT122の出力は、並列/直列変換器124により遂行される。
図3は、従来のブロックコーディングを用いるOFDM移動通信システムでN=8と仮定するとき、時間領域におけるOFDM信号の波形を示す図である。また、図4は、本発明の実施形態によりブロックコーディングを用いるOFDM移動通信システムでN=8と仮定するとき、時間領域におけるOFDM信号の波形を示す図である。図3と図4を比べてみると、図4より図3に示す時間領域における波形がより高いピーク値を有することがわかる。すなわち、本発明による2つのエンコーダを使用するブロックコーディングを適用するときに、図4に示すように、ピーク値が制限されることがわかる。
1.3 提案したブロックコーディング方式を用いる受信器
図2は、本発明の実施形態によりブロックコーディング方式を用いる受信器のブロック構成図である。図2に示すように、チャンネルを通じて伝送された雑音のある受信データは、FFT復調を経た後に2つのデコーダに入力される。これらデコーダは、発生した雑音による誤りを訂正するための硬判定(Hard Decision)を行う。
図2を参照すれば、受信された信号yは、直列/並列変換器210で並列データに変換される。デコーダ214、216は、それぞれFFT212から入力される4(=N/2)つのデータからb-ベクトルbN/2を引き、パリティ検査(parity-check)行列
Figure 0004046728
を用いて誤り訂正を遂行する。この誤り訂正は、シンドローム(syndrome)に基づいて誤りパターンを探し、前記入力データから誤りパターンを除去することで、遂行される。このシンドロームは、受信データとH行列(matrix)の転置(transposed)行列を乗算したときの結果である。その結果、誤りがないと、シンドロームは“0”である。逆に、誤りがあると、シンドロームは少なくとも一つの“1”を含む。H行列は、
Figure 0004046728
を満たすパリティ検査行列である。デコーダ214、216からデコーディングされたデータは、情報データとパリティデータを含む。このパリティデータは、送信装置によって挿入された少なくとも一つのオペレータビットを意味する。オペレータ除去部218は、前記デコーディングされたデータから少なくとも一つのオペレータビットを除去し、残りのデータk〜kのみを出力する。前記の情報データk〜kは、並列/直列変換器220により直列データに変換されて、デマッパ(demapper)222に入力される。デマッパ222は、この直列データを元のデータに復調する。
図5は、従来のブロックコーディングを用いるOFDM移動通信システムでN=8と仮定するとき、OFDM信号星座軌道(constellation trajectory)を示す図である。また、図6は、本発明の実施形態によるOFDM移動通信システムでのOFDM信号星座軌道を示す図である。図5と図6に示すように、本発明の実施形態によるブロックコーディング方式を適用する場合に、OFDM信号が特定領域に密集されていることがわかる。また、本発明の実施形態による方式は、最小ハミング(Hamming)距離を維持するため、誤り訂正能力が保存される。なお、1/2の符号率を用いる2つのデコーダ214、216を使用することにより、受信器のサイズが小さくなってデコーディングも容易になる。
2. BPSK変調方式における一般的オペレータ生成方法
BPSK変調方式でN=16のときにも、上記のような方法で2つのEエンコーダを使用してPAPRを3dBに制限して符号率を高くすることができる。この符号率は4/8(=w(2w−1)なので、2つのエンコーダの入力データ列は8(=4×2)となる。BPSK方式でN=16のとき、使用可能なすべての符号語の数Mは216であり、そのうち、3dB以下のPAPRを有する符号語は2個である。ここで、相補シーケンスは2つの符号語のうち2つであり、相補シーケンスを用いるブロックコーディングの最大符号率は6/16である。従来のブロックコーディング方式は、前記相補シーケンスの半分、すなわち2個のみを使用する。3dB以下のPAPRを有する相補シーケンスが2個なので、k〜kは情報データで、k及びkはオペレータであって、次の<式13>によって決められる。
Figure 0004046728
つまり、符号率は、既存方式の6/32でなく6/16である。
図7は、従来のブロックコーディングを用いるOFDM移動通信システムでN=16のときに、時間領域におけるOFDM信号の波形を示す図である。また、図8は、本発明の実施形態によりブロックコーディングを用いるOFDM移動通信システムでN=16のときに、時間領域におけるOFDM信号の波形を示す図である。2つのエンコーダを使用してブロックコーディングを適用した図8に比べて、図7に示す信号波形が時間領域でより高いピーク値を有する。
図9は、従来のブロックコーディングを用いるOFDM移動通信システムでN=16のとき、OFDM信号星座軌道を示す図である。図10は、本発明の実施形態によりブロックコーディングを用いるOFDM移動通信システムでN=16のとき、OFDM信号星座軌道を示す図である。図9及び図10から、本発明の実施形態によるブロックコーディング方式を適用するとき、OFDM信号が特定領域に密集されていることがわかる。
一方、副搬送波の数Nが増加しても、本発明の実施形態により継続して拡張して適用することができる。したがって、BPSK変調方式でオペレータ生成のための一般式は、N(=2)により<式14>のようになる。
Figure 0004046728
ここで、オペレータの数はr-2である。
上記の<式14>によりBPSKを変調方式とし、副搬送波の数をNとするとき、図17及び図18は、それぞれその送信装置及び受信装置を示すブロック構成図である。
図17を参照すると、マッパ(mapper)1710は送信データを変調する。このマッピングされたw-(r-2)つのデータk1 〜k w - ( r - 2 ) は、直列/並列変換器1712により並列データに変換される。並列データに変換されたデータk1 〜k w - ( r - 2 ) のうちの一部または全部は、オペレータ生成器1714に提供される。このオペレータ生成器1714は、<式14>により少なくとも一つのオペレータビットk w - ( r - 3 ) 〜k w を生成する。このオペレータビットは、直列/並列変換器1712からの情報データに対するパリティデータを意味する。オペレータビットの数は、副搬送波の数N=2r に対してr-2である。このパリティデータk w - ( r - 3 ) 〜k w 及び情報データk1 〜k w - ( r - 2 ) は、複数のエンコーダ1716、1718に提供される。これらエンコーダ1716、1718は、パリティデータと情報データを同一の比率で受信する。すなわち、第1のエンコーダ1716は情報データk1 〜k 受信し、第2のエンコーダ1718は情報データk 1 〜k w - ( r - 2 ) とパリティデータk w - ( r - 3 ) 〜k w を受信する。第1及び第2のエンコーダ1716、1718は、それぞれ入力されるデータに対してブロックコーディングを通じてコーディングされたデータX1 〜XN を出力する。すなわち、第1のエンコーダ1716はk1 〜k 入力に対してX1 〜XN / 2 を出力し、第2のエンコーダ1718はk + 1 〜k w - ( r - 2 ) 及びk w - ( r - 3 ) 〜k w の入力に対してX( N / 2 + 1 ) 〜XN を出力する。第1及び第2のエンコーダ1716、1718から受信されたNつのデータは、IFFT1720によってOFDM変調される。そして、OFDM変調されたシンボルは、並列/直列変換器1722によって直列データに変換され、副搬送波を通じて伝送される。
図18を参照すると、直列/並列変換器1810は、受信された入力信号を並列変調シンボルx1 〜xN に変換する。変調シンボルx1 〜xN は、FFT1812によって高速フーリエ変換されてブロックコーディングされた情報データX1 〜XN として出力される。この情報データX1 〜XN は複数のデコーダ1814、1816に均等に分けられて入力される。したがって、第1のデコーダ1814はブロックコーディングされた情報データX1 〜XN / 2 を受信し、第2のデコーダ1816は残りの情報データX N / 2 + 1 〜XN を受信する。第1及び第2のデコーダ1814、1816は、入力データの硬判定デコーディングにより情報データk1 〜k kw + 1 〜k w を出力する。同時に、これらデコーダ1814、1816は誤り訂正を遂行する。パリティデータは、送信装置に挿入された少なくとも一つのオペレータビットを意味する。オペレータ除去部1818は、デコーディングされたデータから少なくとも一つのオペレータビットを選別する。オペレータ除去部1818は、この選別されたオペレータビットk w - ( r - 2 ) + 1 〜k w を除去し、情報データk1 〜k w - ( r - 2 ) のみを出力する。並列/直列変換器1820は、この出力された情報データを直列データに変換する。そして、デマッパ1822は、並列/直列変換器1820からの直列データを元のデータに復調する。
3. QPSK方式でN=8の場合のブロックコーディング方法
本発明のブロックコーディング方法は、BPSKだけでなくM-ary PSK変調方式にも適用可能である。QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式でN=8の場合、使用可能な符号語の数は4である。このうち、3dB以下のPAPRを有する符号語は4つ、符号率は5/8であって、BPSK方式でN=8の場合の符号率6/8より低い。また、4つの符号語のうち、相補シーケンスは454.5で、符号率は4.5/8である。BPSK方式に比べて、QPSK方式で3dB以下のPAPRを有する符号語の数が少ないことを示す。図11に、副搬送波の数による最大符号率を示す。図11の図示から、PAPRを3dBに制限すると、符号率の損失が小さいことと、QPSK変調方式がBPSKまたは8PSK方式に比べて符号率が良くないことがわかる。実際に、ヨーロッパのMAGIC WANDシステムは、相補シーケンスを用いるブロックコーディングと8PSK変調方式を使用した。
QPSK方式において、シンボルはks=kbo+j・kbe(ここで、oは奇数、eは偶数)で構成される。ここで、kはビットを、kはシンボルをそれぞれ示す。提案した方式では、符号率が4.5/8なので、kb1〜kb9は情報ビットで、kb10〜kb12はパリティビットである。したがって、ks5(=kb9+j・kb10)はks1〜ks4とビットkb9で構成され、下記の<式15>により完成される。
Figure 0004046728
また、ks6は下記の<式16>によって決定される。
Figure 0004046728
ここで、mod(x,M)は、xに対するモジュロMである。その結果、符号率は4.5/8となる。
図12は、従来のブロックコーディングを用いるOFDM移動通信システムにおいて、QPSK変調方式でN=8のとき、時間領域におけるOFDM信号の波形を示す図である。図13は、本発明の実施形態によるOFDM移動通信システムで、QPSK変調方式でN=8のとき、時間領域におけるOFDM信号の波形を示す図である。図12に示す波形が、2つのエンコーダを用いるブロックコーディングを適用することによりPAPRが制限される図13に比べて、より高いピーク値を有する。
図19A〜図19Dは、ブロックコーディングを用いるOFDM移動通信システムにおいて、QPSK変調方式でそれぞれN=32,64,128、256のとき、OFDM信号の波形を示す図である。
図14は、QPSK変調方式で、N=8であると仮定するとき、従来のOFDM移動通信システムにおけるOFDM信号星座軌道を示す図である。図15は、QPSK変調方式で、N=8であると仮定するとき、本発明の実施形態によるOFDM移動通信システムにおけるOFDM信号星座軌道を示す図である。これらの図に示すように、QPSK変調方式を本発明の実施形態によるブロックコーディング方式として適用するとき、OFDM信号が特定領域に密集されていることがわかる。
図16は、N=8のときにOFDM信号のCCDF(Complementary Cumulative Distribution Function)を示す。相補シーケンスを用いるブロックコーディングにより、PAPRが3dBに制限されるため、3dB以上のPAPRを有する確率はゼロになる。
本発明の実施形態により、ブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムの送信装置を示すブロック構成図である。 本発明の実施形態により、ブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムの受信装置を示すブロック構成図である。 従来のブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムにおいて、時間領域でのOFDM信号の波形を示す図である。 本発明の実施形態によりブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムにおいて、時間領域でのOFDM信号の波形を示す図である。 従来のブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムにおいて、OFDM信号の星座軌道の一例を示す図である。 本発明の実施形態によりブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムにおいて、OFDM信号の星座軌道の一例を示す図である。 従来のブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムにおいて、時間領域でのOFDM信号の波形を示す他の図である。 本発明の実施形態によりブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムにおいて、時間領域でのOFDM信号の波形を示す他の図である。 従来のブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムにおいて、OFDM信号の星座軌道の他の例を示す図である。 本発明の実施形態によりブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムにおいて、OFDM信号の星座軌道の他の例を示す図である。 本発明の実施形態を適用するときに副搬送波の数による最大コーディング率を示すグラフである。 従来のブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムにおいて、時間領域でのOFDM信号の波形を示す他の図である。 本発明の実施形態によりブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムにおいて、時間領域でOFDM信号の波形を示す他の図である。 従来のブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムにおいて、OFDM信号の星座軌道のまた他の例を示す図である。 本発明の実施形態によりブロックコーディングを適用したOFDM移動通信システムにおいて、OFDM信号の星座軌道のまた他の例を示す図である。 本発明の実施形態によりブロックコーディングしたOFDM信号のCCDF(N=8)の一例を示す図である。 本発明の実施形態により、ブロックコーディングを適用した送信装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態により、ブロックコーディングを適用した受信装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態によりブロックコーディングを適用するとき、時間領域でのOFDM信号の波形を示す図である。 本発明の実施形態によりブロックコーディングを適用するとき、時間領域でのOFDM信号の波形を示す図である。 本発明の実施形態によりブロックコーディングを適用するとき、時間領域でのOFDM信号の波形を示す図である。 本発明の実施形態によりブロックコーディングを適用するとき、時間領域でのOFDM信号の波形を示す図である。

Claims (18)

  1. N(=2r 、ここで、rは2以上の自然数)個の副搬送波を通じて送信される信号のピーク電力対平均電力比を減少する直交周波数分割多重方式移動通信システムの送信装置であって、
    データ列をw-(r-2)(ここで、wは情報語の長さ)個の並列データ列に変換するための直列/並列変換器と、
    前記w-(r-2)個の並列データ列のうちのw個の並列データ列を受信してブロックコーディングし、N/2個の第1のコードシンボルを出力する第1のエンコーダと、
    前記w-(r-2)個の並列データ列によって決定されたr-2個の入力オペレータデータ列を生成する入力オペレータ生成器と、
    前記直列/並列変換器から前記w-(r-2)個のデータのうちの残りの並列データ列と前記r-2個の入力オペレータデータ列とを受信し、受信されたデータをブロックコーディングし、N/2個の第2のコードシンボルを出力する第2のエンコーダと
    を含んでなり、
    ここで、前記r-2個の入力オペレータデータ列とNコードシンボルとを相補関係とすることを特徴とする送信装置。
  2. 前記送信装置がBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調方式を使用する場合、前記入力オペレータ生成器が、下記の数式により前記入力オペレータデータ列を生成することを特徴とする請求項1記載の送信装置。
    Figure 0004046728
    ここで、kは直列/並列変換器から出力されるデータ列を示す。
  3. 前記送信装置がQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式を使用する場合、前記入力オペレータ生成器が、下記の数式により前記入力オペレータデータ列を生成することを特徴とする請求項1記載の送信装置。
    Figure 0004046728
    ここで、kは直列/並列変換器から出力されるデータ列を、mod(x,M)はxに対するモジュロMを、それぞれ示す。
  4. N(=2r 、ここで、rは2以上の自然数)個の副搬送波を通じて送信される信号のピーク電力対平均電力比を減少する直交周波数分割多重方式移動通信システムの送信装置であって、
    データ列をw-(r-2)(ここで、wは情報語の長さ)個の並列データ列に変換する第1のステップと、
    前記w-(r-2)個の並列データ列のうちのw個の並列データ列をブロックコーディングし、N/2個の第1のコードシンボルを出力する第2のステップと、
    前記w-(r-2)個の並列データ列によって決定されたr-2個の入力オペレータデータ列を生成する第3のステップと、
    前記w-(r-2)個のデータのうちの残りの並列データ列と前記r-2個の入力オペレータデータ列とをブロックコーディングし、N/2個の第2のコードシンボルを出力するする第4のステップと
    を含み、
    ここで、前記r-2個の入力オペレータデータ列とNコードシンボルとを相補関係とすることを特徴とする方法。
  5. 前記通信システムがBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調方式を使用する場合、下記の数式により前記入力オペレータデータ列を生成することを特徴とする請求項4記載の送信方法。
    Figure 0004046728
    ここで、kは変換されたデータ列を示す。
  6. 前記通信システムがQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式を使用する場合、下記の数式により前記入力オペレータデータ列を生成することを特徴とする請求項4記載の送信方法。
    Figure 0004046728
    ここで、kは変換されたデータ列を、mod(x,M)はxに対するモジュロMを、それぞれ示す。
  7. ( =2r 、ここで、rは2以上の自然数 ) 個の副搬送波を通じて送信される信号のピーク電力対平均電力比を減少する直交周波数分割多重方式移動通信システムの送信方法であって、
    データを並列データ列k1 ,k2 ,…,kr + 2 に変換する過程と、
    前記変換された並列データ列k1 ,k2 ,…,kr + 2 に対応して少なくとも一つのオペレータビットkr + 3 ,…,k2 r を生成する過程と、
    前記並列変換されたデータ列k1 ,k2 ,…,k r + 2 と前記少なくとも一つのオペレータビット r + 3 ,…,k 2 r とを複数のエンコーダの個数に対応して2r /t(ここで、tはエンコーダの数)データで分する過程と、
    前記分配された2 r / tデータをブロックコーディングする過程と、を含み、
    ここで、前記ブロックコーディングされたデータどうしは相補関係であることを特徴とする送信方法。
  8. 前記オペレータビットの数が、前記副搬送波の数に対応してr-2に決定されることを特徴とする請求項7記載の送信方法。
  9. 前記通信システムがBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調方式を使用する場合、下記の数式により前記入力オペレータデータ列を生成することを特徴とする請求項7記載の送信方法。
    Figure 0004046728
    ここで、kは変換されたデータ列を示す。
  10. 前記通信システムがQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式を使用する場合、下記の数式により前記入力オペレータデータ列を生成することを特徴とする請求項7記載の送信方法。
    Figure 0004046728
    ここで、kは変換されたデータ列を、mod(x,M)はxに対するモジュロMを、それぞれ示す。
  11. ( =2r 、ここで、rは2以上の自然数 ) 個の副搬送波を通じて送信される信号のピーク電力対平均電力比を減少する直交周波数分割多重方式移動通信システムの送信装置であって、
    データ列を並列データ列k1 ,k2 ,…,k r + 2 に変換する直/並列変換部と、
    前記変換された並列データ列k1 ,k2 ,…,k r + 2 に対応して少なくとも一つのオペレータビットk r + 3 ,…,k 2 r を生成するオペレータ生成部と、
    前記並列変換されたデータ列k1 ,k2 ,…,k r + 2 と前記少なくとも一つのオペレータビットk r + 3 ,…,k 2 r とを複数のエンコーダの個数に対応して2 r / ( ここで、tはエンコーダの数 ) データで分配し、前記分配された2 r / tデータをブロックコーディングする複数のエンコーダと、を含み、
    ここで、前記ブロックコーディングされたデータどうしは相補関係であることを特徴とする送信装置。
  12. 前記オペレータビットの数が、前記副搬送波の数に相応してr-2に決定されることを特徴とする請求項11記載の送信装置。
  13. 前記送信装置がBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調方式を使用する場合、前記オペレータ生成器が、下記の数式により前記入力オペレータデータ列を生成することを特徴とする請求項11記載の送信装置。
    Figure 0004046728
    ここで、kは変換されたデータ列を示す。
  14. 前記送信装置がQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式を使用する場合、前記オペレータ生成器が、下記の数式により前記入力オペレータデータ列を生成することを特徴とする請求項11記載の装置。
    Figure 0004046728
    ここで、kは変換されたデータ列を、mod(x,M)はxに対するモジュロMを、それぞれ示す。
  15. 直列入力信号を並列データ列に変換し、前記並列データ列をフーリエ変換し、前記フーリエ変換されたデータを均等に複数のデコーダに分配する直交周波数分割多重方式の通信システムの受信装置において、デコーディングされたデータ列k1 ,k2 ,…,k2 r を復調する受信方法であって、
    前記デコーディングされたデータ列から少なくとも一つのオペレータビットkr + 3 ,…,k2 r を選別する第1のステップと、
    前記デコーディングされたデータ列から少なくとも一つのオペレータビットを除去する第2のステップと、
    前記オペレータビットが除去された情報データ列k1 ,k2 ,…,kr + 2 からソースデータを回復する第3のステップと
    を含むことを特徴とする受信方法。
  16. 前記オペレータビットの数が、送信装置で使用された前記副搬送波の数によりr-2に決定されることを特徴とする請求項15記載の受信方法。
  17. 直列入力信号を並列データ列に変換するための直列/並列変換器と、前記並列データ列をフーリエ変換するフーリエ変換器とを含む直交周波数分割多重方式の通信システムの受信装置において、デコーディングされたデータ列k1 ,k2 ,…,k2 r を復調する受信装置であって、
    前記フーリエ変換された相補シーケンスの同一の数をそれぞれ受信し、受信された相補シーケンスをデコーディングする複数のデコーダと、
    前記デコーディングされたデータ列から少なくとも一つのオペレータビットkr + 3 ,…,k2 r を選別し、前記デコーディングされたデータ列から少なくとも一つのオペレータビットを除去するオペレータ除去部と、
    前記少なくとも一つのオペレータビットを除去した情報データ列k1 ,k2 ,…,kr + 2 からソースデータを回復するためのデマッパと
    を含むことを特徴とする受信装置。
  18. 前記オペレータビットの数が、送信装置で使用された前記副搬送波の数によりr-2に決定されることを特徴とする請求項17記載の受信装置。
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