JP4044515B2 - エアロゾルデポジッション成膜装置 - Google Patents

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本発明は、エアロゾル化した微粒子材料を噴射する噴射ノズル及びその噴射ノズルを備えたエアロゾルデポジッション成膜装置に関し、特に、長時間安定性良く微粒子材料を噴射が可能な噴射ノズルに関する。
パソコンや、オフコン、携帯電話、PDA等の情報処理関連電子機器、通信関連電子機器および半導体製造装置等の制御機械装置の中に組み込まれている実装用基板・パッケージ、メモリ・ロジック等の半導体、実装用個別電子部品には、記憶・演算等の能動的機能、アンテナ、フィルタ、コンデンサ等の受動機能を実現させるための種々の誘電体セラミックスが膜状・バルク状で形成されている。これらのデバイス・部品では、誘電体セラミックスに、金属や半導体の無機系材料や、ガラスエポキシ樹脂などの有機系材料などを複合化・多層化することによって集積化して構成されている。
そこで、このような異種材料が複合化されているデバイス・部品では、各材料のプロセス温度・雰囲気を整合化させること、及びプロセス工程中で温度階層を設けることが重要である。種々の材料の中でも、セラミックス材料は焼結の際のプロセス温度が高いため、他材料との整合がとれず、セラミックス材料を上記デバイス中に組み込むことが困難であり、セラミック材料の導入には制限があった。
この問題を解決する方法として、セラミックス微粒子材料を基板等に噴射することにより、衝撃・固化して基板上にセラミックス膜を形成可能なエアロゾルデポジション法が提案されている。エアロゾルデポジション法は、セラミックス膜を形成した後に高温での加熱処理を必要としないため、複合材料を形成する方法として注目されている。
エアロゾルデポジション法では、粒径数十nmから数百nmの粒径の微粒子材料をエアロゾル化して、噴射ノズルにより加圧して低圧のチャンバ内に配設した基板等の被成膜物に噴射して微粒子材料が固化して膜が形成される。
エアロゾルデポジション法により形成された膜は、吹き付ける際のエアロゾルを含むキャリアガスの流速に依存し、一般に速い程高品質の膜が形成される。エアロゾルの流速を増大させるため、噴射ノズルでは、流路を狭窄してエアロゾルを含むキャリアガスの圧力を増加して流速を増大させている(例えば特許文献1参照。)。
特開平3−231096号公報(第1図、符号20)
図1は、従来のエアロゾルデポジション成膜装置に用いられる噴射ノズルの概略断面図である。図1に示すように、エアロゾルを含むキャリアガス101は噴射ノズル100のガス導入路102から一旦、流路面積の大なるガス滞留部103を通過して、噴射口104から噴射され、微粒子が基板105上に固化して膜106が形成される。ガス滞留部の内壁103a、特にガス導入路の開口部102a付近及び屈曲部103bは渦が発生しやすく、微粒子が内壁に付着して成長し塊状になり易い。塊状になった微粒子は噴射口104を詰まらせる原因となり、仮に噴射されたとしても、膜質の悪い膜が形成されたり、既に堆積している膜を破壊する原因となる。特に、大面積の膜を形成するような量産工程に適用する場合、膜質の点や、頻繁なクリーニングを要するため生産効率の点でも致命的な問題となる。
噴射口104の面積を広げて詰まりを解消することもできるが、そうすると十分な流速のエアロゾルを噴射することができないため膜質が低下してしまう。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、流速を確保しつつ噴射口の詰まりを抑制した噴射ノズルを備え、良質な膜を安定して長時間形成可能なエアロゾルデポジッション成膜装置を提供することである。
本発明の一観点によれば、基板を保持する保持台と、エアロゾル化した微粒子材料を含むエアロゾルガスを生成するエアロゾルガス供給部と、アシストガス供給部と、前記エアロゾルガス供給部及びアシストガス供給部が連結され、前記エアロゾルガスを該基板に吹き付ける噴射ノズルと、を備えたエアロゾルデポジッション成膜装置であって、前記噴射ノズルは、前記エアロゾルガスを導入する第1の導入路と、アシストガスを導入する第2の導入路と、前記第1の導入路から導入したエアロゾルガスと前記第2の導入路から導入したアシストガスとが合流するガス合流部と、前記ガス合流部と連通し下流に向かって次第に流路が狭窄されると共に噴射口を有する噴射部とよりなることを特徴とするエアロゾルデポジッション成膜装置が提供される。
本発明によれば、噴射ノズルにおいてエアロゾル化した微粒子材料を含むエアロゾルガスにアシストガスを合流させることにより、エアロゾルガスの圧力を高めることができる。したがって、噴射口から噴射されるエアロゾルガスの流速を高めることができる。また、アシストガスにより噴射ノズル内のガス合流部や噴射部の内壁に微粒子が付着することを防止することができる。さらに、アシストガスのエアロゾルガスの加圧効果により、従来の噴射ノズルの噴射口よりも面積を拡大することができるので、噴射口の詰まりを一層防止することができる。
前記第1の導入路のガス導入方向と、第2の導入路のガス導入方向とが形成する角度は0度より大きく90度未満の範囲であってもよい。アシストガスによりエアロゾルガスを噴射口に向かって加圧することができる。
前記第1の導入路の周囲に複数の前記第2の導入路が設けられ、前記ガス合流部において、エアロゾルガスに対してアシストガスが囲むように流動するようにしてもよく、前記アシストガスの圧力はエアロゾルガスの圧力と同じかそれよりも大きくてもよい。エアロゾルガスを加圧すると共に、エアロゾルガスがガス合流部や噴射部の内壁に接触することを防止することができる。
前記ガス合流部及び噴射部の内壁の表面に螺旋状の溝が形成されてもよい。アシストガスに下流に向かって回転して流動させることができ、エアロゾルガスがガス合流部や噴射部の内壁に接触あるいは滞留することを防止することができる。
本発明によれば、エアロゾル化した微粒子材料を含むガス(エアロゾルガス)をアシストガスが加圧することにより、エアロゾルガスの流速を増大すると共に、アシストガスが噴射ノズルの内壁に沿って流れるので、エアロゾルガスの微粒子材料が内壁に付着することを防止することができる。その結果、良質な膜を安定して長時間形成可能なエアロゾルデポジッション成膜装置を実現することができる。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ本発明を更に具体的に説明する。
図2は、本発明に係るエアロゾルデポジッション成膜装置の概略構成図である。図2を参照するに、エアロゾルデポジッション(以下「AD」と略称する。)成膜装置10は、大略、微粒子材料をエアロゾル化するエアロゾル発生器11と、アシストガス供給部12と、エアロゾル化された微粒子材料を基板13に向けて噴射する噴射ノズル14が配設された成膜室15などから構成されている。
エアロゾル発生器11には、ガスボンベ16、バルブ18、及びマスフローコントローラ19が配管20を介して接続されている。ガスボンベ16にはキャリアガスが充填され、キャリアガスとしては、アルゴンガスの他、ヘリウム、ネオン、キセノン、クリプトン、窒素などの不活性ガスを用いることができる。なお、微粒子材料としてペロブスカイト構造を有する酸化物セラミックスを用いる場合は、キャリアガスは酸化性のガス、例えば酸素や空気を用いてもよく、不活性ガスに添加してもよい。成膜の際に酸化物セラミックス微粒子材料の酸素欠損を補うことができる。また、マスフローコントローラ19においてガスボンベ16に充填されたキャリアガスの流量を制御することにより、エアロゾル発生器11の容器21内での微粒子の発塵量や成膜室15におけるエアロゾル化された微粒子の噴出量を制御することができる。キャリアガスは、なお、以下、エアロゾル化した微粒子材料を含むキャリアガスをエアロゾルガスと略称する。
エアロゾル発生器11には、超音波振動や電磁振動、機械的振動により微粒子を一次粒子化するための振動機17を設けてもよい。振動機17により振動を微粒子材料に印加することにより一次粒子化させることができ、その結果、緻密かつ均一な膜を形成することができる。
微粒子材料は、例えば一次粒子の平均粒径が10nmから1μmの絶縁材料や導電材料などを用いることができ、形成する膜の特性に合わせて選択される。微粒子材料は十分に除湿後、容器21に充填される。
アシストガス供給部12は、ガスボンベ23、バルブ24、及びマスフローコントローラ25、及びこれらを接続する配管26から構成されている。アシストガスは、ガスボンベ23から供給され、アルゴン、ヘリウム、ネオン、窒素などの不活性ガスや空気を用いることができ、キャリアガスと同様に、微粒子材料が酸化物の場合、あるいは微粒子材料を酸化する場合は酸素あるいは酸素を添加した不活性ガスを用いてもよい。アシストガスの圧力及び流量は、バルブ24及びマスフローコントローラ25により制御する。
成膜室15には、エアロゾル発生器11とアシストガス供給部12から配管22、26を介して接続された噴射ノズル14と、噴射ノズル14と対向して基板13を保持する基板保持台28が設けられ、さらに、基板13の位置を制御するXYZステージ29が基板保持台28に連結されている。また、成膜室15には排気系30が接続され、成膜室15内の圧力を低圧とするためのメカニカルブースタ及びロータリポンプとから構成されている。XYZステージ29は基板保持台28をエアロゾルガスの入射方向に対して垂直方向に定速・繰り返し駆動動作を行うものであってもよい。
図3(A)はAD成膜装置に用いられる噴射ノズルの概略側断面図、図3(B)は図3(A)に示す矢印Zの方向から見た平面図である。なお、噴射ノズル14は図2に示すものと上下が逆に示されている。
図3(A)を参照するに、噴射ノズル14は、上流から順に、エアロゾルガス33及びアシストガス34を導入するガス導入部41と、これらのガス33、34が合流するガス合流部42と、ガス合流部42と連通し、狭窄された流路とその下流に噴射口44とを有する噴射部43から構成されている。
ガス導入部41は、エアロゾルガス33をガス合流部42に導入する第1導入路45と、アシストガス34をガス合流部42に導入する複数の第2導入路46a、46bから構成されている。第1導入路45は、導入されたエアロゾルガス33が第1導入路45から噴射口44に向かって流れるように形成される。図3(B)を参照するに、第1導入路45は、ガス合流部42のほぼ中央に配設され、例えば、ガス合流部42が回転軸を図3(A)の上下方向に有するほぼ回転対称の形状をしている場合は、回転対称軸上あるいはその近傍に設けられ、第1導入路45から導入されたエアロゾルガス33が回転対称軸上あるいはその近傍を噴射口44に向かって流れるようになっている。なお、第1導入路45は一つに限定されず、上述した位置に複数設けてもよい。
図3(A)に戻り、第2導入路46a、46bは、第1導入路45の側方に少なくとも2つ設けられ、導入されたアシストガス34が第2導入路46a、46bからガス合流部42に中央かつ図中下向きに流れるように形成される。すなわち回転対称軸Izに対して、第2導入路46a、46bのアシストガス34導入方向が形成する角度θが0度<θ<90度の範囲に設定される。このことより、アシストガス34によりエアロゾルガス33を噴射口44に向かって加圧することができる。図3(B)を参照するに、2つの第2導入路46a、46bは互いに対向するように配置され、ガス合流部42のほぼ中央に向かってアシストガス34が導入されるように形成されている。したがって、エアロゾルガス33を2方向からのアシストガス34によって挟み込んでエアロゾルガス33を中央付近に狭窄するようにして加圧することができる。
なお、第1導入路45の開口部付近の内壁の形状は図3(A)に示すように、外に向かって凸となる曲面を形成することが好ましい。エアロゾルガス33の開口部付近の渦の発生を抑制し、内壁に微粒子が付着することを抑制することができる。
ガス合流部42は、円筒状の内壁42aに囲まれて形成されている。図3(B)では、ガス合流部42はほぼ真円となっているが、楕円あってもよく、さらに矩形であってもよい。内壁42aにエアロゾルガス33の微粒子の付着を防止する点では、図3(B)に示すように、ガス合流部42の断面形状は真円あるいは楕円形状が好ましい。なお、ガス合流部42を設けずに、次に説明する噴射部43がガス合流部42を兼ねてもよい。
噴射部43は、ガス合流部42から噴射口44に向かって例えばエアロゾルガス33とアシストガス34の流路面積が次第に狭くなる形状で形成された狭窄部43−1、定流路面積部43−2、末広部43−3、及び噴射口44から構成されている。狭窄部43−1は、例えば頂点を下にした円錐状のテーパー形状の傾斜部分43aから形成されている。傾斜部分43aを設けることにより、微粒子の付着を防止してアシストガス34及びエアロゾルガス33の流速を増加することができる。なお、傾斜部分43aの形状は、図3(A)に示す直線状でもよく、外側に向かって凸の曲線状でもよい。定流路面積部43−2は、流路面積が一定となっており、噴射口44から噴射されたエアロゾルガス33の広がりを抑制することができる。末広部43−3は定流路部43−2から流路面積が広がる末広形状になっており、噴射口44周辺の噴射ノズル表面に微粒子が付着することを防止することができる。なお、末広部43−3は設けてもよく、設けなくてもよい。
図4は、図3に示す噴射ノズルの変形例の概略側断面図である。図中、先に説明した部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図4を参照するに、噴射ノズル47は、図3に示す噴射ノズル14の噴射部43が異なる以外は同様に構成されている。噴射ノズル47の噴射部48は、テーパー形状の傾斜部分48aが噴射口44に直接接続されて構成されている。図3(A)に示す定流路面積部43−2を省略することで、エアロゾルガス33の流れが不安定になったときに、定流路面積部43−2の内壁面に微粒子が付着することを防止することができる。
図3に戻り、噴射口44は、断面形状が例えば図3(B)に示すように矩形(スリット)状に構成されている。円形とした場合よりも一度に成膜できる範囲を拡大することができる。噴射口の長手方向の長さL/幅方向の長さWの比が1/1〜100/1の範囲に設定されることが好ましい。もちろん形成する膜が円または楕円形状を有する場合は噴射口44の形状は円形あるいは楕円形でもよい。
図5は、図3に示す噴射ノズル内のエアロゾルガス及びアシストガスの流れを説明するための図である。図5を参照するに、エアロゾルガス33は第1導入路45を通過して噴射口44に向かって流れる。一方、アシストガス34はガス合流部42、特に、破線の円Aで示す領域で2方向からエアロゾルガス33を挟むように流れる。アシストガス34の圧力はエアロゾルガス33の圧力と同程度かそれよりも高く設定する。このようにすることによりエアロゾルガス33の圧力を高めることができ、さらに、アシストガス34は、上述したように噴射口44方向の速度成分を有しているので、エアロゾルガス33の噴射口44に向かう流速成分を増加することができる。
そして、噴射口44に向かうにしたがって流路面積が次第に狭くなっているので、破線の円Bで示す領域ではアシストガス34と共にエアロゾルガス33の圧力が高まり流速が増大する。したがって、エアロゾルガス33が噴射口44から十分な圧力及び流速により噴射される。なお、噴射口44からアシストガス34も噴射されるが、エアロゾルガス33の流束の外側に噴射されるのでエアロゾルガスの流束を乱すことはない。
このように、噴射ノズル14の内壁に沿ってアシストガス34が流れるので、エアロゾルガス33に含まれる微粒子材料が内壁に付着しても、吹き飛ばすことができ、微粒子が内壁に付着することを防止あるいは抑制することができる。一時的にあるいは何らかの原因でエアロゾルガス33とアシストガス34の流れが不安定になり、微粒子が内壁に付着した場合であっても、少量であればアシストガス34により除去することができる。
図6(A)〜(D)は、第2導入路の他の例を示す平面図である。なお、図6(A)〜(D)は、図3(B)と同じ方向から視た図である。
図6(A)に示すように、第1導入路45を挟んで3つの第2導入路46a〜46cを設けてもよく、図6(B)に示すように、4つの第2導入路46a〜46c、46dを90度おきに設けてもよい。また、図6(C)に示すように、噴射口44に対称に4つの第2導入路46a〜46dを設けてもよい。さらに、図6(D)に示すように、図6(A)に示す第2導入路46a、46bの流路をより広い角度で第1導入路45を囲むようにしてもよい。いずれの場合であっても、エアロゾルガス33をアシストガス34により加圧及び加速することができる。
なお、第2導入路46a〜46cから導入されるアシストガス34の流量を独立に調整可能なように、それぞれの配管部分にマスフローコントローラを更に配設してもよい。アシストガス34の流量のバランスを精緻に制御することができる。
図7は、噴射ノズルの他の例の概略側断面図である。図中、先に説明した部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図7を参照するに、噴射ノズル50はガス合流部42の内壁42a及び傾斜部分43aに螺旋状の溝51が形成されている。溝51の深さは0.5mm〜10mm、溝51のピッチは2mm〜20mmの範囲に設定される。溝51を螺旋状に設けることにより、アシストガス34に内壁42a及び傾斜部分43aに沿って回転方向の流れを生じさせて、エアロゾルガス33が内壁42a及び傾斜部分43aに接触することを防止すると共に、微粒子の付着を抑制することができる。
図2に戻り、本発明のAD成膜装置を用いて基板上に微粒子材料よりなる膜を形成する方法について説明する。膜形成材料となる微粒子をエアロゾル発生器11の容器21に充填して、ガスボンベ16から、例えば19.6Pa(2kg/cm2)の圧力のアルゴンガスをキャリアガスとして供給し、微粒子材料を振動機17により加振してエアロゾル化する。このようにして生成されたエアロゾルガス33は、容器21内の圧力よりも低圧に設定されている成膜室15の噴射ノズル14に配管22を通じて供給される。
アシストガスは、ガスボンベ23から、例えば39.2Pa(4kg/cm2)の圧力のアルゴンガスを配管26を介して成膜室15の噴射ノズル14に供給される。
成膜室15において噴射ノズル14からアシストガス34に加圧・加速されたエアロゾルガス33が噴射されて、ジェット流となって微粒子が基板13等の上に堆積し固化して膜が形成される。噴射速度は、エアロゾルガス33の圧力・流量に加え、アシストガス34の圧力・流量により制御することができる。エアロゾルガス33の噴射速度は3m/秒〜400m/秒(好ましくは200m/秒〜400m/秒)の範囲に設定される。この範囲に設定することにより、基板13等の下地との密着強度が高い膜を形成することができる。微粒子が基板13との衝突の際に基板13の表面の汚染層や水分を除去して表面を活性化する。また、微粒子自体の表面も微粒子相互の衝突により同様に活性化される。その結果、微粒子が基板13の表面に結合し、さらに微粒子同士が結合するので付着強度が高く緻密な膜が形成される。なお、噴射速度が400m/秒より大となると基板13に損傷を与えるおそれがあり、3m/秒より小さいと十分な付着強度を確保することができない。
本発明のAD成膜装置を用いて、例えば微粒子材料に絶縁材料を用いることにより回路基板の層間絶縁層を形成することができる。微粒子材料に、例えばMgO、TiO2、ZrO2、SiO2、Al23、BaTiO3、BaZrO3、ZrSnTiO4、BaTi49、Ba2Ti920、MgTiO3、MgZrO3、Ba(Zn1/3Ta2/3)O3、Ba(Zn1/3Nb2/3)O3、Ba(Mg1/3Ta2/3)O3、Ba(Co1/3Ta2/3)O3、Ba(Co1/3Nb2/3)O3、Ba(Ni1/3Ta2/3)O3、SrTiO3、SrZrO3、Nd2Ti27、(BaSr)TiO3、Ba(TiZr)O3、PbZrTiO3、PbTiO3、PbZrO3、Pb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Ni1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3Nb2/3)O3、3Al23・2SiO2(ムライト)、MgO・Al23(スピネル)、2MgO・SiO2(フォルステライト)、2Al23・2MgO・5SiO2(コージエライト)、CaO・SiO2(ウォラストナイト)、CaO・Al23・2SiO2(アノーサイト)、CaO・MgO・2SiO2(ディオプサイド)、2CaO・Al23・SiO2(ゲーレナイト)及びこれらから選択される1種あるいは2種以上の混合物を用いることにより、高周波において低誘電損失の層間絶縁層を形成することができる。
また、微粒子材料として導電材料を用いることにより回路基板の配線層や接地面を形成することができる。導電材料としては例えば平均粒径が10nm〜1μmのCuの他、Ag、Au、Pt、Pd、Al又はこれらの元素からなる合金を含む金属材料や、RuO2、IrO2、OsO2、RhO2、ReO2、MoO2、CrO2、WO2、SnO2-xなどの導電性酸化物材料でもよい。
本発明AD成膜装置を用いて、製造できる受動部品としては、他に積層セラミックコンデンサ、薄膜コイル、積層コイル、あるいはこれらを用いたフィルタ、ストリップラインあるいはマイクロストリップラインを用いたキャパシタ、インダクタ、カップラー、スプリッター、フィルタなどが挙げられる。
以下、本発明の実施例1〜4及び本発明によらない比較例1及び2について説明する。
[実施例1]
平均粒径0.15μmのBaTiO3粉末(堺化学社製)を、エアロゾル発生器の容器内に充填し、圧力19.6Paの高純度酸素ガス(純度99.9%)をキャリアガスとして、キャリアガスの流量を4L/分に設定してエアロゾル化した。
噴射ノズルは、図3(A)及び(B)に示す2つのアシストガス導入路を有するものを用い、アシストガスとして圧力3Paの空気を用いて空気の全流量を5L/分に設定した。
噴射ノズルからガラス基板に向けてエアロゾル化したBaTiO3粉末を吹き付け、ガラス基板上にBaTiO3膜を形成した。噴射開始直後のエアロゾルの流速は200m/secであったが、30分経過後の流速は180m/sec(初期流速の90%)であった。また、エアロゾルの濃度は初期を基準として80%に低下していた。
形成されたBaTiO3膜の膜厚は約100μmであり、膜の緻密性を表す吸水率は0.1%以下であった。さらに、膜の密着強度49×106Pa(5kg/mm2)であった。また、1cm角の膜の大きさ10μm以上の欠陥数は10個であった。
なお、流速は、J. Vac. Sci. Tech., A18(2) (2000) p563-566に示される飛行速度の差分を取って測定する方法により測定した。また、エアロゾルの濃度は、レーザ式パーティクル測定器より測定した。形成された膜の吸水率は、膜が形成された基板を水に1時間浸漬し、その前後の質量の差を膜の質量で割って求めた。吸水率が低いほど緻密性が高いことを示す。また、酸化物誘電体層と基板との密着性はセバスチャン法を用いて測定した。セバスチャン法は、膜が形成された基板を固定し、膜の表面に密着試験子を接着剤で固定する。そして、密着試験子を引き上げて膜が基板から剥がれたときの密着試験子単位面積当りの引き上げ力の大きさを密着性の指標とするものであり、引き上げ力が大きいほど密着性が大きいことが示す。また、欠陥数は顕微鏡と画像処理装置を用いて測定した。
[実施例2]
噴射ノズルに40kHz、振幅50μmの振動を印加した以外は実施例1と同様にして成膜を行った。
噴射ノズルからガラス基板に向けてエアロゾル化したBaTiO3粉末を吹き付け、BaTiO3膜を形成した。噴射開始直後のエアロゾルの流速は200m/secであったが、30分経過後の流速は190m/sec(初期流速の95%)であった。また、エアロゾルの濃度は初期を基準として80%に低下していた。
形成されたBaTiO3膜の膜厚は約100μmであり、膜の緻密性を表す吸水率は0.1%以下であった。さらに、膜の密着強度49×106Pa(5kg/mm2)であった。また、1cm角の膜の大きさ10μm以上の欠陥数は5個であった。
[実施例3]
図7に示すガス合流部の内壁に溝を形成した噴射ノズルを用い、アシストガスとして圧力4Paの窒素ガスを用いて窒素ガスの全流量を5L/分に設定した以外は実施例2と同様にして成膜を行った。
噴射ノズルからガラス基板に向けてエアロゾル化したBaTiO3粉末を吹き付け、BaTiO3膜を形成した。 噴射開始直後のエアロゾルの流速は200m/secであったが、30分経過後の流速は196m/sec(初期流速の98%)であった。また、エアロゾルの濃度は初期を基準として90%に低下していた。
形成されたBaTiO3膜の膜厚は約100μmであり、膜の緻密性を表す吸水率は0.1%以下であった。さらに、膜の密着強度49×106Pa(5kg/mm2)であった。また、1cm角の膜の大きさ10μm以上の欠陥数は5個であった。
[実施例4]
アシストガスにヘリウムガスを用いた以外は実施例3と同様にして成膜を行った。
噴射ノズルからガラス基板に向けてエアロゾル化したBaTiO3粉末を吹き付けBaTiO3膜を形成した。
噴射開始直後のエアロゾルの流速は200m/secであったが、30分経過後の流速は198m/sec(初期流速の99%)であった。また、エアロゾルの濃度は初期を基準として95%に低下していた。
形成されたBaTiO3膜の膜厚は約100μmであり、膜の緻密性を表す吸水率は0.1%以下であった。さらに、膜の密着強度49×106Pa(5kg/mm2)であった。また、1cm角の膜の大きさ10μm以上の欠陥数は3個であった。
[比較例1]
図1に示したアシストガスを使用しない噴射ノズルを用いた以外は実施例1と同様にして成膜を行った。
噴射ノズルからガラス基板に向けてエアロゾル化したBaTiO3粉末を吹き付けBaTiO3膜を形成した。 噴射開始直後のエアロゾルの流速は200m/secであったが、30分経過後の流速は150m/sec(初期流速の75%)であった。また、エアロゾルの濃度は初期を基準として30%に低下していた。
形成されたBaTiO3膜の膜厚は約100μmであり、膜の緻密性を表す吸水率は0.1%以下であった。さらに、膜の密着強度49×106Pa(5kg/mm2)であった。また、1cm角の膜の大きさ10μm以上の欠陥数は50個であった。
[比較例2]
BaTiO3粉末の代わりに、平均粒径0.5μmのAl23粉末(高純度化学研究所社製)を用いた以外は比較例1と同様にして成膜を行った。
噴射ノズルからガラス基板に向けてエアロゾル化したAl23粉末を吹き付け、Al23膜を形成した。
噴射開始直後のエアロゾルの流速は200m/secであったが、30分経過後の流速は120m/sec(初期流速の60%)であった。また、エアロゾルの濃度は初期を基準として20%に低下していた。
形成されたAl23膜の膜厚は約100μmであり、膜の緻密性を表す吸水率は0.1%以下であった。さらに、膜の密着強度49×106Pa(5kg/mm2)であった。また、1cm角の膜の大きさ10μm以上の欠陥数は40個であった。
上記実施例および比較例によれば、噴射流速の減少率及びエアロゾル濃度の変化率は、比較例1及び2は噴射流速の減少率が25%〜40%、エアロゾル濃度の変化率が70%であるのに対して実施例1は噴射流速の減少率が10%、エアロゾル濃度の変化率が20%であるので、実施例1は比較例1及び2に対して均一な膜質の膜を形成できることが分かる。このことは、膜中の欠陥率の個数の差違からも明らかである。
実施例1〜4を比較すると、噴射ノズルに加振した実施例2の方が、加振していない実施例1よりも流速減少率が低く、膜中の欠陥が減少していることが分かる。実施例3及び4は、噴射ノズルの内壁に螺旋状の溝を形成したことにより、実施例1及び実施例2より流速減少率が低く、膜中の欠陥が減少していることが分かる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、以上の全実施形態に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) 基板を保持する保持台と、
エアロゾル化した微粒子材料を含むエアロゾルガスを生成するエアロゾルガス供給部と、
アシストガス供給部と、
前記エアロゾルガス供給部及びアシストガス供給部が連結され、前記エアロゾルガスを該基板に吹き付ける噴射ノズルと、
を備えたエアロゾルデポジッション成膜装置であって、
前記噴射ノズルは、
前記エアロゾルガスを導入する第1の導入路と、
アシストガスを導入する第2の導入路と、
前記第1の導入路から導入したエアロゾルガスと前記第2の導入路から導入したアシストガスとが合流するガス合流部と、
前記ガス合流部と連通し下流に向かって次第に流路が狭窄されると共に噴射口を有する噴射部とよりなることを特徴とするエアロゾルデポジッション成膜装置。
(付記2) 前記第1の導入路のガス導入方向と、第2の導入路のガス導入方向とが形成する角度は0度より大きく90度未満の範囲であることを特徴とする付記1記載のエアロゾルデポジッション成膜装置。
(付記3) 前記第1の導入路の周囲に複数の前記第2の導入路が設けられ、
前記ガス合流部において、エアロゾルガスに対してアシストガスが囲むように流動することを特徴とする付記1または2記載のエアロゾルデポジッション成膜装置。
(付記4) 前記アシストガスは、アルゴン、ヘリウム、ネオン、窒素、空気、酸素の群のうち少なくともいずれか一種のガスからなることを特徴とする付記1〜3のうち、いずれか一項記載のエアロゾルデポジッション成膜装置。
(付記5) 前記アシストガスはガス合流部の内壁に沿って流れることを特徴とする付記1〜4のうち、いずれか一項記載のエアロゾルデポジッション成膜装置。
(付記6) 前記アシストガスの圧力はエアロゾルガスの圧力と同じかそれよりも大きいことを特徴とする付記1〜5のうち、いずれか一項記載のエアロゾルデポジッション成膜装置。
(付記7) 前記噴射ノズルの内壁であって、前記第1の導入路の内壁側の周辺が、外側に向かって凸の曲面形状を形成してなることを特徴とする付記1〜6のうち、いずれか一項記載のエアロゾルデポジッション成膜装置。
(付記8) 前記噴射部は、噴射口方向に頂点を有する略円錐の形状の内壁を有し、
複数の前記第2の導入路が前記円錐の軸を中心とする円周上に等間隔で配置されていることを特徴とする付記1〜7のうち、いずれか一項記載のエアロゾルデポジッション成膜装置。
(付記9) 前記ガス合流部及び噴射部の内壁の表面に螺旋状の溝が形成されてなることを特徴とする付記1〜8のうち、いずれか一項記載のエアロゾルデポジッション成膜装置。
(付記10) 前記噴射ノズルに対する加振手段が設けられていることを特徴とする付記1〜9のうち、いずれか一項記載のエアロゾルデポジッション成膜装置。
従来のエアロゾルデポジション成膜装置に用いられる噴射ノズルの概略断面図である。 本発明に係るエアロゾルデポジッション成膜装置の概略構成図である。 (A)はAD成膜装置に用いられる噴射ノズルの概略側断面図、(B)は(A)に示す矢印Zの方向から見た平面図である。 噴射ノズルの変形例の概略側断面図である。 図3に示す噴射ノズル内のエアロゾルガス及びアシストガスの流れを説明するための図である。 (A)〜(D)は、第2導入路の他の例を示す平面図である。 噴射ノズルの他の例の概略側断面図である。
符号の説明
10 エアロゾルデポジッション成膜装置
11 エアロゾル発生器
12 アシストガス供給部
13 基板
14、50 噴射ノズル
15 成膜室
16、23 ガスボンベ
17 振動機
18、24 バルブ
28 基板保持台
29 XYZステージ
30 排気系
33 エアロゾルガス
34 アシストガス
41 ガス導入部
42 ガス合流部
42a 内壁
43 噴射部
43a 傾斜部分
44 噴射口
45 第1導入路
46a〜46d 第2導入路
51 溝

Claims (5)

  1. 基板を保持する保持台と、
    エアロゾル化した微粒子材料を含むエアロゾルガスを生成するエアロゾルガス供給部と、
    アシストガス供給部と、
    前記エアロゾルガス供給部及びアシストガス供給部が連結され、前記エアロゾルガスを該基板に吹き付ける噴射ノズルと、
    を備えたエアロゾルデポジッション成膜装置であって、
    前記噴射ノズルは、
    前記エアロゾルガスを導入する第1の導入路と、
    アシストガスを導入する第2の導入路と、
    前記第1の導入路から導入したエアロゾルガスと前記第2の導入路から導入したアシストガスとが合流するガス合流部と、
    前記ガス合流部と連通し下流に向かって次第に流路が狭窄されると共に噴射口を有する噴射部とよりなることを特徴とするエアロゾルデポジッション成膜装置。
  2. 前記第1の導入路のガス導入方向と、第2の導入路のガス導入方向とが形成する角度は0度より大きく90度未満の範囲であることを特徴とする請求項1記載のエアロゾルデポジッション成膜装置。
  3. 前記第1の導入路の周囲に複数の前記第2の導入路が設けられ、
    前記ガス合流部において、エアロゾルガスに対してアシストガスが囲むように流動することを特徴とする請求項1または2記載のエアロゾルデポジッション成膜装置。
  4. 前記アシストガスの圧力はエアロゾルガスの圧力と同じかそれよりも大きいことを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項記載のエアロゾルデポジッション成膜装置。
  5. 前記ガス合流部及び噴射部の内壁の表面に螺旋状の溝が形成されてなることを特徴とする請求項1〜4のうち、いずれか一項記載のエアロゾルデポジッション成膜装置。
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