JP4042371B2 - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式によって、透明または半透明フィルムに透過画像を形成する画像形成装置および画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像形成技術の発達に伴って、凹版印刷、凸版印刷、平版印刷、グラビヤ印刷およびスクリーン印刷などの様々な印刷法により、同一品質の画像を、大量かつ安価に形成する方法が知られている。中でも、スクリーン印刷は、例えば、車載用メータパネル、各種ラベル、時計文字盤、屋外広告、ポスター、スカーフなど意匠性の高い印刷物(商品)を高精細に作製することができる。
【0003】
スクリーン印刷は、印刷しようとする画像の数に応じた印刷版が多数必要であり、カラー印刷の場合には、更に、その色の数だけ印刷版が必要となる。特に、上述のように意匠性の高い印刷物は、多くの異なったものが、少量、必要とされる場合が多く(多品種少量生産)、また、形状の変更の度に印刷版を新たに作り直す必要があったり、更に、生産量の変化に備えるために、その都度、印刷版を代える必要があったりと、多種、多様、多数の印刷版を必要とする。従って、スクリーン印刷によって意匠性の高い印刷物を作製する場合、大量の印刷版の保管および管理に、多くの手間と時間を必要とするという問題を有する。
【0004】
また、スクリーン印刷工程では、インクに有機溶媒などが含まれるため、人体への影響だけでなく、環境汚染に配慮する必要がある。これらの有機溶媒を乾燥するためには、多大なエネルギーと乾燥時間とが必要であり、生産性を低下させる原因となっている。更に、繰り返し印刷版を利用するためには、印刷版を洗浄することが必要となり、洗浄する際にも多量の有機溶媒を必要とする。印刷版を交換する際には、前のインクにより汚れているスクリーン印刷ヘッドも交換する必要があり、ヘッドクリーニングのために、その交換時間が必要となり、更に生産性を低下させる要因となる。
【0005】
これに対して、電子写真方式による画像形成(印刷)は、像担持体表面を一様に帯電させ、画像信号に応じて露光し、露光部分と非露光部分との電位差による静電潜像を形成させ、その後、前記帯電と反対の極性を持つトナーと呼ばれる色粉を静電現像させることにより、可視画像(トナー画像)を形成させる方法で行われる。カラー画像の場合は、この工程を複数回繰り返すことによりカラーの可視画像を形成し、これらを画像記録体に転写、定着(固定化)することによりカラー画像を得る方法で形成される。
【0006】
上述のように、電子写真方式では、像担持体表面の静電潜像を画像信号により電気的に形成するため、同じ画像を何度でも形成できるだけでなく、異なる画像に対しても容易に作製することが可能である。また像担持体表面のトナー画像はほぼ完全に画像記録体に転移させることができ、像担持体表面にわずかに残存するトナーも樹脂ブレードやブラシにより容易に除去することができるため、多品種少量生産に向けた印刷物を容易に作製することが可能である。
【0007】
また、上記トナーは、典型的には、熱溶融性樹脂および顔料、並びに場合によっては帯電制御剤などの添加剤を混合し、粉砕することで微粒子化して形成される。電子写真方式における静電潜像は、十分高い解像度であり、スクリーン印刷の解像度と比べても十分な解像度が期待できる。
【0008】
カラートナーはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの四原色を持っているため、これらを混合することにより理論的に印刷と同様の色を再現できる。また、カラートナーではトナー樹脂と顔料とを比較的自由に配合できるため、トナーによる画像隠蔽性を増加させることは容易である。また、要求される色が少ない場合には、単色のトナーを重ね合わせることにより、更に画像隠蔽性を上げることが可能となる。
【0009】
このように優れた特性を有する電子写真方式により、透明または半透明フィルム等の記録媒体に画像形成することで、自動車やバイク等に搭載されるメータパネル等、LED等の光源により光を背後から透過させる必要のあるフィルムを作製するには、(1)光を透過させる部分と、(2)光を透過させない部分と、を形成する必要がある。また、(3)メータパネルの警告灯等、光源により光を背後から照射したときのみ、発色するようにする部分(以下、当該箇所を「ハイライト部」と称する。)を形成する必要がある場合もある。
【0010】
(1)光を透過させる部分については、透明または半透明フィルムそのものの状態であればよく、それに対して(2)光を透過させない部分に対しては、トナー層をある程度以上厚く形成する必要がある。また、(3)ハイライト部においては、透明または半透明フィルムにトナー層を薄く形成する必要がある。
【0011】
これらの画像部分のうち、(1)光を透過させる部分および(3)ハイライト部(本発明において、かかる画像を「透過画像」と称する。)においては、LED等の光源がハイライト部と近接した位置に設けられたりした場合に、光を背後から照射させた際に光源の形が浮かび上がり、見栄えが良くないといった問題が生じる。また、(3)ハイライト部において、トナー層を薄く形成すると、トナーの粒状性の悪さ等の欠陥が目立ち易く、また、ドットが見えてしまう等、種々の不具合が発生しやすい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明は、上記課題を解決するべく為されたものであり、より詳細には、電子写真方式によって、透明または半透明フィルムに透過画像を形成した場合に、光を背後から照射させた際にも光源の形が浮かび上がることのない画像を形成し得る画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。また、本発明は、電子写真方式によって、透明または半透明フィルムにハイライト部を含む透過画像を形成した場合に、当該ハイライト部の画質に優れた画像を形成し得る画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、以下に示す本発明により達成される。すなわち画像形成装置の本発明は、透明または半透明フィルムからなる記録媒体表面に、電子写真方式により、画像情報に応じて透過画像を含むトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、前記記録媒体表面に形成されたトナー画像を定着する定着手段と、を備える画像形成装置であって、
さらに、前記記録媒体におけるトナー画像が形成された面とは反対側の面に、透明または半透明トナーを用いて、中心線平均粗さRa75が1〜10μmおよび/または十点平均粗さRzが10〜70μmであるマット画像を電子写真方式により形成するマット画像形成手段と、前記マット画像を定着するマット画像定着手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】
また、画像形成方法の本発明は、少なくとも、透明または半透明フィルムからなる記録媒体表面に、電子写真方式により、画像情報に応じて透過画像を含むトナー画像を形成するトナー画像形成工程と、前記記録媒体表面に形成されたトナー画像を定着する定着工程と、からなる画像形成方法であって、
さらに、前記記録媒体におけるトナー画像が形成された面とは反対側の面に、透明または半透明トナーを用いて、中心線平均粗さRa75が1〜10μmおよび/または十点平均粗さRzが10〜70μmであるマット画像を電子写真方式により形成するマット画像形成工程と、前記マット画像を定着するマット画像定着工程と、を備えることを特徴とする。
【0015】
発明によれば、透明または半透明フィルムからなる記録媒体表面に形成された透過画像が形成された面とは反対側の面に、透明または半透明トナーによるマット画像が形成されるため、該マット画像により、LED等の光源で背後から照射される光が拡散し、光源の形が浮かび上がることがなくなる。特に、前記透過画像がハイライト部を含む場合、当該ハイライト部に形成されたマット画像により、背後から照射される光が拡散し、トナーの粒状性の悪さ等の欠陥が目立たなくなり、ドットも見えなくなるため、ハイライト部の画質に優れた画像となる。さらに、マット画像によるマット処理が施されることで、表面の質感を出すことができる。
【0016】
また、一般に当該目的のために行われる従来公知のマット処理は、得られた画像に対して別途行われる処理であるが、本発明によれば、電子写真方式により1つの画像形成装置内でトナー画像と共にマット画像が形成されるため、簡便に前記マット処理と同様の効果を得ることができる。
【0017】
画像形成装置の本発明における前記トナー画像を定着する定着手段としては、前記マット画像を定着するマット画像定着手段を兼用する手段であることが、装置の小型化の観点から好ましい。
【0018】
本発明においては、前記透明または半透明トナーが、少なくとも樹脂と発泡剤とを含有する発泡トナーであることが好ましい。
また、本発明においては、前記マット画像形成手段が、前記画像情報における所定の画像濃度以下の画像に対応する部分についてのみ、マット画像を形成する手段であることが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を好ましい実施形態を挙げて説明し、その後、本発明の各構成要素の詳細について説明する
発明の好ましい実施の形態を示す。図1は、本発明の実施形態の画像形成装置を示す模式断面図である。
【0020】
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置10’は、3個のローラ38a,38b,38cに張架され、矢印A方向に周動可能に配設された中間転写ベルト40の周りに、画像情報が入力されて後述する各部を駆動制御する画像処理部12と、画像処理部12からの駆動信号によってマット画像を形成するマット画像形成部(マット画像形成手段)13と、画像処理部12からの駆動信号によってそれぞれの色のトナー画像を形成するトナー画像形成部(トナー画像形成手段)14と、後述する光透過性フィルムにトナー画像を静電的に転写する二次転写部16と、透明または半透明フィルムからなる光透過性フィルム(記録媒体)を搬送路に供給する供給部18と、トナー画像を光透過性フィルムに定着させる定着部(定着手段)20と、反転搬送部60と、画像形成された光透過性フィルムを排出されるトレイ22と、が配されて構成される。
【0021】
トナー画像形成部14は、一般の電子写真方式の画像形成装置と同様、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各トナー画像を形成する各トナー画像形成部14Y、14M、14C、14K(以下、14Y〜14Kという。他の参照番号も同様である)を備える。
【0022】
各トナー画像形成部14Y〜14Kは、感光体ドラム24Y〜24Kの周囲にそれぞれ帯電器26、光走査装置28、現像器30、一次転写器32、トナー除去用のクリーニング器34が配設されている。すなわち、感光体ドラム24Y〜24Kは、図1上で時計回りに回動されることによって帯電器26により帯電され、光走査装置28のレーザービーム36Y〜36Kの走査によって静電潜像が形成され、静電潜像が形成された部分に現像器30によってそれぞれの画像信号に対応する色のトナー画像が形成され、一次転写器32により中間転写ベルト40に前記トナー画像が一次転写される構成である。このように順次各色のトナー画像が積層されて、未定着のフルカラーのトナー画像が、中間転写ベルト40に形成される。
一次転写された後に感光体ドラム24Y〜24Kの表面に残存するトナーやその他不純物は、クリーニング器34により除去される。
【0023】
本発明においては、これらトナー画像形成部14Y〜14Kと同様の構成であり、かつ、透明または半透明トナーによるマット画像を形成するマット画像形成部13が、中間転写ベルト40におけるトナー画像形成部14の上流に配されている
【0024】
二次転写部16は、中間転写ベルト40に積層されたマット画像またはトナー画像を、ローラ38aに対向配置された二次転写ロール44により静電的に光透過性フィルムに転写させる構成となっている。
光透過性フィルムの搬送系は、光透過性フィルムを、供給部18から、二次転写ロール44−ローラ38a間のニップ部、並びに定着部20を介して、トレイ22に排出可能に構成されている。
【0025】
定着部20は、ヒートドラム48とヒートドラム48に光透過性フィルムを圧着させる圧着ベルト50とから構成されており、転写されたマット画像またはトナー画像を光透過性フィルムに定着させるものである。
なお、ここでいう光透過性フィルムとは、メータパネル等を形成するための基材となるものであり、所定の強度を有すると共に光を透過させるために透明もしくは半透明に形成された記録媒体である。
【0026】
また、二次転写ロール44と定着部20との間には、両者の処理速度差を調整するために、光透過性フィルムの搬送速度を2段階に減速するための減速搬送ベルト46A、46Bが配設されている
【0027】
反転搬送部60は、定着部20の下流に設けられた流路切換え装置62と、搬送路64と、反転装置66と、導入路68と、から構成されている。画像が定着された光透過性フィルム(記録媒体)は、流路切換え装置62により、トレイ22に排出されるか、反転搬送部60に搬送されるかが選択される。反転搬送部60に搬送された光透過性フィルムは、搬送路64を通って反転装置66に送られ、ここで反転された上で導入路68から二次転写部16に導入され、光透過性フィルムにおける既に画像が定着された面とは反対面に、新たに画像が転写され、次いで定着部20で定着される構成となっている。勿論、反対面に画像が定着された後には、光透過性フィルムは、流路切換え装置62によりトレイ22に排出される。すなわち、本実施形態の画像形成装置は両面コピー(両面印刷)が可能となっている。
以下、本実施形態の画像形成装置による画像形成機構(本実施形態の画像形成方法)について説明する。
【0028】
中間転写ベルト40には、まず、矢印A方向に周動しながら、各トナー画像形成部14Y〜14Kによりイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各トナー画像が順次積層され、未定着のフルカラートナー画像の積層体が形成される。このとき、マット画像形成部13は駆動せず、得られる積層体は、トナー画像のみからなるものとなる。
【0029】
さらに中間転写ベルト40が矢印A方向に周動して、フルカラートナー画像の積層体が形成された部位が二次転写部16に到達すると、ローラ38aと二次転写ロール44との間のニップ部で、前記積層体が静電的に光透過性フィルムに転写される。
【0030】
前記積層体が転写された光透過性フィルムは、減速搬送ベルト46A、46Bを介して定着部20に送られる。定着部20では、ヒートドラム48と、それに所定角度巻き付く状態で圧接される圧着ベルト50との間に、前記光透過性フィルムが挿通され、熱および圧力により、フルカラートナー画像が定着される。
フルカラートナー画像が形成された光透過性フィルムは、定着部20を出ると、流路切換え装置62により反転搬送部60に搬送され、反転された上で二次転写部16に導入される。
【0031】
一方、中間転写ベルト40には、今度は、マット画像形成部13において、未定着のマット画像が形成される。ここで、マット画像とは、光が照射されると光の拡散が起こる程度の凹凸を有する、透明または半透明のトナー画像のことを言う。具体的には、ドット状の画像が、多数市松模様状や碁盤目状等規則的に、あるいは、全体として所定の面積率となるように不規則に配列されたもの;線状の画像が複数、等間隔で平行に、あるいは、さらに直交して配列されたもの;等が挙げられる。マット画像の具体的な形状は、特に限定されず、所望とする前記光の拡散の効果(以下、「マット効果」と称する。)に応じて、適宜選択すればよい。
未定着のマット画像が形成された中間転写ベルト40は、矢印A方向に周動するが、今度は、トナー画像形成部14においてトナー画像は形成されない。さらに中間転写ベルト40が矢印A方向に周動して、未定着のマット画像が形成された部位が二次転写部16に到達すると、ローラ38aと二次転写ロール44との間のニップ部で、前記マット画像が静電的に光透過性フィルムに転写される。この時、光透過性フィルムは、既にトナー画像が定着された面とは反対面が中間転写ベルト40に向き合う状態で当接する。そして、トナー画像が定着された面とは反対面にマット画像が転写される。
【0032】
その後、光透過性フィルムは、トナー画像の場合と同様に、減速搬送ベルト46A、46Bを介して定着部20に送られ、ここでマット画像が定着される。両面にトナー画像およびマット画像がそれぞれ定着された光透過性フィルムは、流路切換え装置62によりトレイ22に排出され、画像形成が完了する。
【0033】
図2を用いて、本実施形態により得られる画像の作用について説明する。図2は、本実施形態により得られる画像の作用について説明する模式説明図である。図2において、52は透明または半透明の光透過性フィルム(記録媒体)であり、その片面に透過画像を含むトナー画像54が形成され、トナー画像54が形成された面とは反対側の面に透明または半透明トナーからなるマット画像56が形成されている。
【0034】
光透過性フィルム52のマット画像56が形成された面を表面として、背面側からLED等の光源58により光を照射すると、トナー画像54を透過した光の一部は、矢印Xに示すように、マット画像56の影響を受けずに、看者に透過画像を視認させるが、マット画像56に照射された光は、矢印Yに示すように、拡散される。したがって、光源58の形が浮かび上がることがなくなり、見栄えの良好なものとなる。特に、トナー画像54がハイライト部を含む場合、当該ハイライト部に形成されたマット画像56により、背後から照射される光が拡散し、トナーの粒状性の悪さ等の欠陥が目立たなくなり、ドットも見えなくなるため、ハイライト部の画質に優れた画像となる。
【0035】
また、平滑な透明または半透明フィルムのままだと、グロスが出て「てかり」等が出てきてしまうが、マット画像によるマット処理が施されていれば、「てかり」が無くなり、かつ、質感も出すことができる。
【0036】
かかる効果は、得られた画像に対して別途行われる処理である従来公知のマット処理によっても達せられるが、本実施形態によれば、1つの画像形成装置内でトナー画像と共にマット画像が形成されるため、簡便に前記マット処理と同様の効果を得ることができる。
【0037】
さらに、マット画像とは独立してトナー画像を形成するため、トナー画像におけるトナー厚さを必要以上に大きくする心配が無く、必要以上にグロスを高めたり、グロスのばらつきを生じさせることも無い。以上のようなマット効果を達しうるため、本実施形態においては、形成されたマット画像面の表面粗さとして、中心線平均粗さR a75 が1〜10μmの範囲(ベストモードは8μm程度)であること、および/または、十点平均粗さRzが10μm〜70μmの範囲(ベストモードは50μm程度)であることを要する。
【0038】
具体的なマット画像の形状としては、特に限定されず、一般的にマット面とされる形状でよいが、例えば、1〜3ドット単位で網点状(市松模様状)にドット画像を形成することが挙げられる。この場合、単位ドット数は、上記適切な表面粗さの範囲となるように、適宜選択すればよい。
【0039】
画像処理部12においては、マット画像形成部13で形成するマット画像56を、画像情報における所定の画像濃度以下の画像に対応する部分についてのみ形成するように駆動信号を制御することが好ましい。所定の画像濃度以下の画像に対応する部分についてのみマット画像56を形成することで、光源の形が見える問題や、ハイライト部におけるトナーの粒状性の悪さ等の欠陥が目立つ問題、および、ドット見えによる問題の起こり得る箇所にのみ、これら問題を解消し得るマット画像56を形成することができ、マット画像56形成用の透明または半透明トナーの消費量を節約することができる。また、これら問題を生じることの無い画像部分におけるトナー厚さを必要以上に大きくする心配が無く、必要以上に画像のグロスを高めたり、グロスのばらつきを生じさせることも無い。
【0040】
ここで、「所定の画像濃度以下の画像」とは、光が透過し得る画像濃度のことを言い、トナーの着色濃度、LED等の光源により光を背後から透過させる場合の光源の光度、光源と記録媒体との距離、目標とする透過濃度等により異なる。本発明においては、前記「所定の画像濃度以下」として、透過濃度が1.0以下であることが好ましく、0.8以下であることがより好ましい。
本発明において、透過濃度とは、具体的には、X−Rite社製、透過濃度計341を使用して測定される値をいう。
【0041】
なお、上記実施形態においては、定着部(定着手段)20が、トナー画像の定着と、マット画像の定着とを兼用して行う構成であるが、本発明においては、それぞれ独立の定着手段を有していてもよい。勿論、装置の小型化の観点からは、本実施形態のように両者を兼用させることが好ましい。
【0042】
以上、本発明を実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれら実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の構成を具備する限り、従来公知の知見により、上記実施形態の構成に適宜変更を加えたり、他の要素を付加したりすることができる。
【0043】
例えば、上記実施形態では、4色のトナー画像形成部(トナー画像形成手段)およびマット画像形成部(マット画像形成手段)の合計5つの画像形成エンジンを直列に配列した、いわゆるタンデム式の画像形成装置の例で説明したが、画像形成エンジンを基本的に1つのみ有し、各色トナーおよびマット画像用トナー収容された現像器5つを切り換えることにより、順次感光体に各色画像およびマット画像を形成し、その都度転写して中間転写ベルトに積層する構成のものでもよい。勿論、マット画像形成部(マット画像形成手段)のみ独立させて、トナー画像形成部(トナー画像形成手段)についてはタンデム方式にする等、適宜選択することもできる。
【0044】
また、例えば、上記実施形態では、フルカラーのトナー画像を形成し得る4色のトナー画像形成部(トナー画像形成手段)14を有するが、必要に応じて1〜3色のトナー画像形成部を有し、単色のみ、あるいは2次色、3次色を形成し得る構成としてもよい。さらに、同一色のトナー画像形成部を備え、より透過光の隠蔽性を高めることもできる。
【0045】
さらに、例えば、上記実施形態では、中間転写ベルト40を用いた中間転写方式を採用しているが、中間転写ドラムを用いる構成や、直接記録媒体に積層する構成を採用することもできる。
その他、定着部20、トナー画像形成部14等その他の構成についても、従来公知の構成に置き換えることができる。
【0046】
<各構成要素の詳細>
1)記録媒体(透明または半透明フィルム)
本発明において用いられる記録媒体は、透明または半透明のフィルムであることが必須である。ここで、記録媒体における透明または半透明とは、例えば、可視光領域の光を、ある程度透過する性質をいい、本発明においては、少なくとも、形成されたトナー画像を背面にして見た場合に、該トナー画像が記録媒体を通して目視できる程度に透明であればよい。
【0047】
前記記録媒体としては、プラスチックフィルムが代表的に使用される。具体的には、アセテートフィルム、三酢酸セルローズフィルム、ナイロンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフィルム、、ポリフェニレンサルファイドフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリイミドフィルム、セロハンなどがあり、現状では機械的、電気的、物理的、化学的特性、加工性など総合的な観点から見て、ポリエステルフィルムが多く用いられており、特に、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが多く用いられている。
【0048】
また、前記記録媒体としては、上記に挙げられるプラスチックフィルム以外に、透明性を有する樹脂や、透明性を有するセラミックが使用できる。かかるメディアは、フィルム状、板状であってもよいし、可とう性を有しない程度、または、メディアとしての要求に必要な強度を有する程度に厚みを有する形状であってもよい。
【0049】
本発明において、記録媒体には、電子写真方式によるマット画像および/またはトナー画像が良好に形成されるように、画像受像層を更に有する構造としていてもよい。画像受像層としては、電子写真方式によりトナーが良好に受容し得るような従来公知の画像受像層も、いずれも採用することができる。
【0050】
<透明または半透明トナー>
本発明においては、マット画像の形成に透明または半透明トナーが用いられる。ここで、トナーにおける透明または半透明とは、例えば、可視光領域の光をある程度、透過する性質をいい、本発明においては、少なくとも、形成されたトナー画像の上にマット画像を形成した場合に、該トナー画像が目視できる程度に透明であればよい。
【0051】
透明または半透明トナーは、通常の像形成用の着色トナーから着色成分(顔料および染料、並びに磁性体等)を除去したものを問題無く用いることができる。必要に応じて、各種白色顔料を添加して透明度を調整してもよい。
透明または半透明トナーは、樹脂を主成分とする。かかる樹脂としては、特に制限されるものでなく、公知のトナー用の樹脂を用いることができる。
【0052】
以下に、本発明に用いることのできる透明または半透明トナー用の樹脂の具体例をその樹脂種とともに挙げる。
・ アルコール成分とカルボン酸成分との縮重合によって得られるポリエステル(アルコール成分としては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、キシレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ビスフェノールA、水添ビスフェノールA、ビスフェノールAエチレンオキサイド、ビスフェノールAプロピレンオキサイド、ソルビトール、グリセリンなどの2価以上のアルコール及びアルコール誘導体等;カルボン酸成分としては、例えばマレイン酸、フマール酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、アジピン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、シクロペンタンジカルボン酸、無水コハク酸、無水トリメリット酸、無水マレイン酸、ドデセニル無水コハク酸などの2価以上のカルボン酸、カルボン酸誘導体や無水カルボン酸など;なお、アルコール成分及びカルボン酸成分は、それぞれ2種類以上、組み合わせてもかまわない)。
【0053】
・ アクリル酸又はメタクリル酸エステル重合体(例えばポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル、ポリアクリル酸2−エチルヘキシル、ポリアクリル酸ラウリル等のアクリル酸エステル重合体;ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸ブチル、ポリメタクリル酸ヘキシル、ポリメタクリル酸2−エチルヘキシル、ポリメタクリル酸ラウリル等のメタクリル酸エステル重合体)。
【0054】
・ アクリル酸エステルとメタクリル酸エステルとの共重合体。
・ スチレン系モノマーとアクリル酸エステル若しくはメタクリル酸エステルとの共重合体。
・ エチレン系重合体(例えばポリ酢酸ビニル、ポリプロピオン酸ビニル、ポリエチレン、及びポリプロピレン等)及びその共重合体。
・ スチレン系共重合体(例えばスチレン・ブタジエン共重合体、スチレン・イソプレン共重合体、スチレン・マレイン酸共重合体など)。
・ その他、ポリビニルエーテル、ポリビニルケトン、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、ゴム類、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂など。
これらの中でも、特にポリエステルが好ましい。これらは単独で用いてもよいし、2種類以上併用してもよい。
【0055】
本発明に用いられる透明または半透明トナーは、以上の樹脂の他、少なくとも発泡剤を含有する発泡トナーであることが好ましい。前記マット画像を形成するのに発泡トナーを用いることで、マット効果の高い凹凸のあるマット画像を簡単に、かつ少ないトナー量で形成することができる。添加可能な発泡剤としては、特に制限されるものではなく、熱により体積膨張するものであればいずれも使用可能である。常温で固体のものであっても、液体のものであってもよい。また、発泡剤は単一物質からなる材料に限られず、複数の物質からなる材料や、マイクロカプセル粒子等の機能性材料であってもよい。発泡剤の発泡温度は、いかなる装置を使用してマット画像を形成するかによって、その好ましい範囲が異なるが、通常の複写機等を用いて立体画像を形成する場合は、発泡温度が加熱定着温度以下であるのが好ましい。
【0056】
発泡剤としては、例えば、熱分解によりガスを発生する物質を主原料とする発泡剤を用いることができ、具体的には、熱分解により炭酸ガスを発生する炭酸水素ナトリウム等の重炭酸塩、窒素ガスを発生するNaNO2とNH4Clの混合物、アゾビスイソブチロニトリル、ジアゾアミノベンゼン等のアゾ化合物、酸素等を発生する過酸化物等が挙げられる。
【0057】
発泡剤の他の態様としては、低温で気化する低沸点物質(常温で液体状態であっても固体状態であってもよい。)を内包するマイクロカプセル粒子の発泡剤(以下、「マイクロカプセル型発泡剤」という場合がある。)が挙げられる。マイクロカプセル型発泡剤は、発泡性が高いので好ましい。かかる発泡性トナーを、通常の複写機に使用する場合は、マイクロカプセル中に内包されている低沸点物質は、少なくとも加熱定着温度よりも低い温度で気化することが必要であり、具体的には100℃以下、好ましくは50℃以下、より好ましくは25℃以下で気化する物質である。但し、マイクロカプセル型発泡剤の熱応答性は、芯材である低沸点物質の沸点のみならず、壁材の軟化点に依存するので、低沸点物質の好ましい沸点範囲は前記範囲には限定されない。低沸点物質としては、例えば、ネオペンタン、ネオヘキサン、イソペンタン、イソブチレン、イソブタン等が挙げられる。中でも、マイクロカプセルの壁材に対して安定で、熱膨張率の高いイソブタンが好ましい。
【0058】
マイクロカプセルの壁材は、トナーの製造工程で用いられる種々の溶剤に対して耐溶剤性を有するとともに、マイクロカプセルに内包される低沸点物質が気化した際に、気体に対して非透過性を有する材料が好ましい。また、かかる発泡性トナーを、通常の複写機に使用する場合は、壁材が加熱定着温度よりも低い温度で軟化し、膨張する必要がある。マイクロカプセルの壁材としては、従来使用されている壁材を広く使用することができる。例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリブタジエン、ポリアクリル酸エステル等の単重合体、これらの共重合体が好ましく用いられる。中でも、塩化ビニリデンとアクリロニトリルの共重合体が結着樹脂との接着性が高い点、耐溶剤性が高い点で好ましい。
【0059】
かかる発泡性トナーにおける発泡剤の含有量は、発泡剤の種類によって好ましい範囲が異なるが、通常は、5質量%〜50質量%、好ましくは10質量%〜40質量%である。発泡剤の含有量が5質量%未満であると、トナーの熱膨張が実用上不十分となる場合があり、一方、50質量%を越えると、トナー中の樹脂の割合が相対的に不足し、充分な定着性が得られない等の問題が生じる場合がある。
【0060】
マット画像形成用の透明または半透明トナーには、離型剤を添加してもよい。離型剤として具体的には、石油ワックス(例えば、パラフィンワックス、酸化パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスなど)、鉱物ワックス(例えば、モンタンワックスなど)、動植物ワックス(例えば、みつろう、カルナバワックスなど)、合成ワックス(例えば、ポリオレフィンワックス、酸化ポリオレフィンワックス、フィッシャートロプシュワックスなど)等が挙げられる。これらの中でも、パラフィンワックスが好ましい。これらの離型剤は単独で用いてもよいし、2種類以上併用してもよい。
【0061】
離型剤の融点は、50℃〜110℃であることが好ましく、より好ましくは60℃〜100℃である。特に、離型剤としては、融点50℃〜110℃のパラフィンワックスが好ましい。
離型剤の含有量は、結着樹脂100質量部に対して0.5質量部〜10質量部程度であることが好ましく、より好ましくは1質量部〜7質量部である。
【0062】
マット画像形成用の透明または半透明トナーには、上記各成分の他に、既述の透明性を損なわない程度の着色剤、無機微粒子、帯電制御剤(内添剤)、無機微粒子(外添剤)等をその他の添加剤として含有してもよい。
マット画像形成用の透明または半透明トナーの製造方法としては、特に制限無く、従来公知の混練粉砕法、懸濁重合法、乳化凝集法等を問題無く採用することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、電子写真方式によって、透明または半透明フィルムに透過画像を形成した場合に、光を背後から照射させた際にも光源の形が浮かび上がることのない画像を形成し得る画像形成装置および画像形成方法を提供することができる。また、本発明によれば、電子写真方式によって、透明または半透明フィルムにハイライト部を含む透過画像を形成した場合に、当該ハイライト部の画質に優れた画像を形成し得る画像形成方法および画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の画像形成装置を示す模式断面図である。
【図2】 図1の画像形成装置により得られる画像の作用について説明する模式説明図である。
【符号の説明】
10’ 画像形成装置
12 画像処理部
13 マット画像形成部(マット画像形成手段)
14、14Y、14M、14C、14K トナー画像形成部(トナー画像形成手段)
16 二次転写部
18 供給部
20 定着部(定着手段)
22 トレイ
24Y、24M、24C、24K、24T 感光体ドラム
26 帯電器
28 光走査装置
30 現像器
32 一次転写器
34 クリーニング器
36Y、36M、36C、36K、36T レーザービーム
38a、38b、38c ローラ
40 中間転写ベルト
44 二次転写ロール
46A、46B 減速搬送ベルト
48 ヒートドラム
50 圧着ベルト
52 光透過性フィルム
54 トナー画像
56 マット画像
58 光源
60 反転搬送部
62 装置
64 搬送路
66 反転装置
68 導入路

Claims (7)

  1. 透明または半透明フィルムからなる記録媒体表面に、電子写真方式により、画像情報に応じて透過画像を含むトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、前記記録媒体表面に形成されたトナー画像を定着する定着手段と、を備える画像形成装置であって、
    さらに、前記記録媒体におけるトナー画像が形成された面とは反対側の面に、透明または半透明トナーを用いて、中心線平均粗さRa75が1〜10μmおよび/または十点平均粗さRzが10〜70μmであるマット画像を電子写真方式により形成するマット画像形成手段と、前記マット画像を定着するマット画像定着手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナー画像を定着する定着手段が、前記マット画像を定着するマット画像定着手段を兼用する手段であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記透明または半透明トナーが、少なくとも樹脂と発泡剤とを含有する発泡トナーであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記マット画像形成手段が、前記画像情報における所定の画像濃度以下の画像に対応する部分についてのみ、マット画像を形成する手段であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の画像形成装置。
  5. 少なくとも、透明または半透明フィルムからなる記録媒体表面に、電子写真方式により、画像情報に応じて透過画像を含むトナー画像を形成するトナー画像形成工程と、前記記録媒体表面に形成されたトナー画像を定着する定着工程と、からなる画像形成方法であって、
    さらに、前記記録媒体におけるトナー画像が形成された面とは反対側の面に、透明または半透明トナーを用いて、中心線平均粗さRa75が1〜10μmおよび/または十点平均粗さRzが10〜70μmであるマット画像を電子写真方式により形成するマット画像形成工程と、前記マット画像を定着するマット画像定着工程と、を備えることを特徴とする画像形成方法。
  6. 前記透明または半透明トナーが、少なくとも結着樹脂と発泡剤とを含有する発泡トナーであることを特徴とする請求項5に記載の画像形成方法。
  7. 前記マット画像形成工程において、前記画像情報における所定の画像濃度以下の画像に対応する部分についてのみ、マット画像を形成することを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成方法。
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