JP4041441B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ファクシミリ装置や電話機(携帯、PHS、IP電話等)等の通信端末装置に関し、特に、発信元番号に応じた処理を選択して実行する機能を有する通信端末装置に関する。
従来、発信元番号に応じた処理を選択して実行する機能を有する通信端末装置が知られている。例えば、特許文献1に示されるように、メロディ又は音声と発信元ファクス番号とを対応付けて複数個記憶した記憶テーブルを有し、発信元ファクス番号の別に応じて異なるメロディ又は音声を再生するようにした通信端末装置が知られている。さらには、検索対象となる数字の如何を問わず数字が一致したと判断させる代替文字(所謂、ワイルドカード)を含むファクス番号を所定処理に対応付けて記憶テーブルに登録可能であり、この登録ファクス番号と発信元ファクス番号とが完全には一致しない場合であっても、所定の処理を実行するようにした通信端末装置が知られている。
特開平5−22565号公報
上記のように、代替文字を含むファクス番号に対応付けられた各処理を記憶テーブルから読み出して実行する通信端末装置では、発信元ファクス番号と登録ファクス番号が完全には一致しなくても所定の処理が実行されるため、1つの発信元ファクス番号に基づいて複数の登録ファクス番号が検出されて、検出されたそれぞれの登録ファクス番号に対応する処理が実行される場合がある。例えば、発信元ファクス番号が「06 6764 1123」であり、代替文字が「*」である場合に、記憶テーブルに「06 6764 1123」「*1123」「06 6764 *」のファクス番号が登録されていると、これら3つの全てのファクス番号が検出され、各々のファクス番号に対応付けて記憶されている処理がそれぞれ実行される。
しかし、上記通信端末装置は、代替文字を使用して記憶テーブルにファクス番号を登録することにより、1つの発信元ファクス番号に対して複数の登録ファクス番号が検出されるようにして、各々のファクス番号に対応付けて記憶されている処理を実行できる利点がある反面、発信元ファクス番号「06 6764 1123」と完全に合致する「06 6764 1123」という登録番号が有りながら、この完全性を無視して、他の登録ファクス番号「*1123」「06 6764 *」も検出して、これらの登録ファクス番号に対応する処理までも実行してしまうことにもなる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、発信元番号との比較で番号一致の完全性が最も高い登録番号を検出し、1つの発信元番号に対して1つの処理を特定して実行することができる通信端末装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る発明は、発信元から受信した画像情報を、各発信元番号に応じた処理を選択して実行する通信端末装置であって、
発信元番号を認識する発信元番号認識手段と、
登録番号と各登録番号に応じた処理とを対応付けて記憶する処理記憶手段と、
前記発信元番号認識手段によって認識された発信元番号が、前記処理記憶手段に記憶されている登録番号と一致するかを検索する番号検索手段と、
前記番号検索手段によって、前記発信元番号認識手段によって認識された発信元番号と、前記処理記憶手段に記憶されている登録番号との一致が検出された場合に、この検出された登録番号に対応する処理を前記処理記憶手段から読み出して実行する制御手段とを備え、
前記処理記憶手段は、検索対象となる数字の如何を問わず数字が一致したと前記番号検索手段に判断させる代替文字を含む番号を記憶可能であり、
前記制御手段は、前記番号検索手段による前記処理記憶手段の登録番号検索において数字が全部一致する登録番号と、前記代替文字を含む登録番号であって前記代替文字以外の数字が一致する登録番号とが検出された場合には、当該全部一致と検出された登録番号に対応付けて前記処理記憶手段に記憶されている処理のみを実行し、前記番号検索手段による番号検索で前記全部一致の番号が無いと検出されて、前記代替文字以外の数字が一致する登録番号が複数検出された場合には、これらの登録番号の中で、一致する桁数が最も多い登録番号に対応付けて前記処理記憶手段に記憶されている処理を実行するものである。
この構成によれば、処理記憶手段に記憶されている登録番号を番号検索手段が検索し、数字が全部一致する登録番号が検出された場合には、制御手段が当該全部一致と検出された登録番号に対応付けて処理記憶手段に記憶されている処理のみを実行し、代替文字以外の数字が一致する所謂一部一致の登録番号については、対応付けられた処理を実行しない。
また、番号検索手段による処理記憶手段の登録番号検索で、全部一致の登録番号が検出されず、代替文字を含む登録番号であって代替文字以外の桁数が一致する登録番号が複数検出された場合は、制御手段が、一致する桁数が最も多い登録番号に対応付けて処理記憶手段に記憶されている処理を実行する。よって、代替文字以外の桁数が一致する登録番号が処理記憶手段に複数記憶されている場合であっても、処理記憶手段の中から、発信元番号との対照においてより完全性の高い登録番号を検出し、この登録番号に対応付けられた処理のみを実行する。
また、請求項に記載の発明は、発信元から受信した画像情報を、各発信元番号に応じた処理を選択して実行する通信端末装置であって、
発信元番号を認識する発信元番号認識手段と、
登録番号と各登録番号に応じた処理とを対応付けて記憶する処理記憶手段と、
前記発信元番号認識手段によって認識された発信元番号が、前記処理記憶手段に記憶されている登録番号と一致するかを検索する番号検索手段と、
前記番号検索手段によって、前記発信元番号認識手段によって認識された発信元番号と、前記処理記憶手段に記憶されている登録番号との一致が検出された場合に、この検出された登録番号に対応する処理を前記処理記憶手段から読み出して実行する制御手段とを備え、
前記処理記憶手段は、検索対象となる数字の如何を問わず数字が一致したと前記番号検索手段に判断させる代替文字を含む番号を記憶可能であり、
前記制御手段は、前記番号検索手段による前記処理記憶手段の登録番号検索において数字が全部一致する登録番号と、前記代替文字を含む登録番号であって前記代替文字以外の数字が一致する登録番号とが検出された場合には、当該全部一致と検出された登録番号に対応付けて前記処理記憶手段に記憶されている処理のみを実行し、前記番号検索手段による番号検索で前記全部一致の番号が無いと検出されて、前記代替文字以外の数字が一致する登録番号が複数検出された場合には、これらの登録番号の中で、一致する数字が最も多い登録番号に対応付けて前記処理記憶手段に記憶されている処理を実行するものである。
この構成によれば、番号検索手段による番号検索で、全部一致の登録番号が検出されず、代替文字以外の数字が一致する登録番号が複数検出された場合は、制御手段が、一致する数字が最も多い登録番号に対応付けて処理記憶手段に記憶されている処理を実行する。よって、代替文字以外の数字が一致する登録番号が処理記憶手段に複数記憶されている場合であっても、処理記憶手段の中から、発信元番号との対照においてより完全性の高い登録番号を検出し、この登録番号に対応付けられた処理のみを実行する。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の通信端末装置であって、前記制御手段は、前記番号検索手段によって、一致する数字が最も多い登録番号が複数検出された場合、これらの登録番号の中で、番号の最も小さい登録番号に対して、この登録番号に対応付けて前記処理記憶手段に記憶されている処理を実行するものである。
この構成によれば、発信元番号と一致する数字が最も多い登録番号が処理記憶手段に複数記憶されている場合であっても、制御手段が1つの登録番号のみを特定して、当該登録番号に対応付けて処理記憶手段に記憶されている処理のみを実行する。
請求項1及び請求項2に記載の発明によれば、代替文字を含む登録番号が処理記憶手段に記憶されていることにより、発信元番号と一致する登録番号が複数検出され得る状況であっても、発信元番号との比較で番号一致の完全性が最も高い登録番号のみを処理記憶手段の中から検出し、1つの発信元番号に対して1つの処理を特定して実行することができる。
また、発信元番号と番号が全部一致する登録番号が無い場合であっても、番号一致の完全性が比較的高い登録番号が処理記憶手段の中から1つ特定されるので、1つの発信元番号に対して1つの処理を特定して実行することが可能になる。
請求項に記載の発明によれば、発信元番号と番号が全部一致する登録番号が無く、代替文字を含む登録番号であって代替文字以外の数字が一致する登録番号が複数検出された場合であっても、その中から登録番号が1つだけ特定されるので、1つの発信元ファクス番号に対して1つの処理を確実に特定して実行することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は本発明に係る通信端末装置を含むネットワークシステムの一例を示す図である。本発明に係る通信端末装置の一例であるファクシミリ装置1は、LAN(local area network)等によりメールサーバ2やクライアントPC3等の複数のコンピュータにネットワーク接続されている。ファクシミリ装置1は、ネットワーク電話回線を介した外部との画像情報の送受信や、受信した画像情報の出力(印刷)を行う機能、及び受信した画像情報を記憶して保存する機能に加え、ネットワーク上のメールサーバ2やクライアントPC3等との間で各種のデータ送受信が可能な機能を備えている。なお、これらファクシミリ装置1,メールサーバ2及びクライアントPC3等が接続されたネットワークは、これらLAN上の電子メール送受信に加えて、外部のインターネット網に接続されることで外部への電子メール送受信も可能とされている。
ファクシミリ装置1の内部構成について説明する。図2はファクシミリ装置1の内部構成の概略を示すブロック図である。ファクシミリ装置1は、装置全体の動作制御を司るCPU11と、CPU11による動作制御用のプログラムが記憶されたROM12と、CP
U11による動作の作業領域やデータ記憶領域として使用されるRAM13とを備えている。また、ファクシミリ装置1は、電話回線を通じて送信する原稿を読み取るスキャナ14と、外部等から受信した画像情報を出力(印刷)する画像形成部15とを有する。
また、ファクシミリ装置1は、画像情報の符号化/復号化を行なうDCR(符号復号化装置)16と、ファクシミリ通信時に画像情報を変復調するモデム(変復調装置)17と、ファクシミリ通信を行う電話回線等のループを形成するNCU(網制御装置)18と、操作者からの各種操作指示(原稿送信先ファクス番号等)を受け付ける操作部19とを備える。
さらに、ファクシミリ装置1は、受信した画像情報を保存しておくための受信データ保存メモリ20と、ネットワークカード等からなるインタフェイス部21と、発信元ファクス番号に応じて実行する各処理をファクス番号と対応付けて記憶する受信通知先管理テーブル22とを備える。外部から電話回線を介して画像情報を受信すると、CPU11は、受信した画像情報を受信データ保存メモリ20に保存し、発信元ファクス番号を確認して当該発信元ファクス番号に対応付けて予め登録されている処理を受信通知先管理テーブル22から読み出し、その処理を実行する。よって、CPU11は、請求項でいう発信元ファクス番号認識手段、ファクス番号検索手段及び制御手段として機能する。
上記受信通知先管理テーブル22について説明する。図3は受信通知先管理テーブル22の一例を概念的に示す図である。受信通知先管理テーブル22は、請求項でいう処理記憶手段の一例であり、ここでは、発信者元ファクス番号とネットワーク上のコンピュータの電子メールアドレスとが一対一で対応した形で登録されている。なお、本実施形態では、受信通知先管理テーブル22には、上記各電子メールアドレスと共に、ファクシミリ装置1が画像情報を受信した旨を当該電子メールアドレスに対してメール形式で送信する処理も記憶されている。
図3に示す受信通知先管理テーブル22では、ファクス番号(左欄)と電子メールアドレス(右欄)とが対応して記憶されており、例えば、ファクス番号が「06 6764 1123」である発信元からの画像情報受信は、これに対応付けられている電子メールアドレス「userA@xxx.com」に対して送信されるようになっている。また、受信通知先管理テーブル22
は、発信元ファクス番号となる数字の如何を問わず数字が一致したと判断させる代替文字(以下、ワイルドカードという)を含むファクス番号を、所定の処理に対応付けて登録可能である。このワイルドカードとしては、例えば、「*」又は「?」等の記号が使用される。このワイルドカードをファクス番号に含めた形で受信通知先管理テーブル22に登録することにより、登録ファクス番号と発信元ファクス番号とが完全には一致しなくても、登録ファクス番号に対応付けて記憶されている所定の処理がCPU11によって読み出される。
また、ワイルドカード「*」を含む登録ファクス番号「06*」は、ファクス番号の先頭に「06」を含む発信元番号であれば、「*」以降の番号が一致していなくても、両ファクス番号が一致したと判断されるようになっている(前方一致)。これにより、ファクス番号が「06」で始まる発信者から送信されてくる画像データは全て電子メールアドレス「userB@xxx.com」に送信されるように設定することができる。但し、以下の図4で説明する制御を行った場合は、ワイルドカードの有無に関わらず、1つの発信元ファクス番号に対して1つの登録ファクス番号のみが特定される(以下、後方一致、中間一致等について同様)。
また、登録ファクス番号「06 6764*」は、ファクス番号の先頭に「06 6764」を含む発信元番号であれば、「*」以降の番号が一致していなくても両ファクス番号が一致したと判断され、登録ファクス番号「06 6332*」は、ファクス番号の先頭に「06 6332」を含む発信元番号であれば、「*」以降の番号が一致していなくても両ファクス番号が一致したと判断される。さらに、「*」のみからなる登録ファクス番号は、どのようなファクス番号であっても両ファクス番号が一致したと判断される。
登録ファクス番号「*8888」は、ファクス番号の末尾に「8888」を含む発信元番号であれば、「*」以前の番号が一致していなくても両ファクス番号が一致したと判断される(後方一致)。登録ファクス番号「*555*」は、ファクス番号中に「555」を含む発信元番号であれば、他部分の番号が一致していなくても両ファクス番号が一致したと判断される(中間一致)。
上記受信通知先管理テーブル22に登録されている登録ファクス番号、及びこれに対応付けて登録されている電子メールアドレスは、操作部19から変更・追加が可能である。また、本実施形態では、登録ファクス番号に電子メールアドレスを対応付けて記憶させているが、例えば、登録ファクス番号に対応付けて、画像形成部15による出力、ファクシミリ装置1内の受信データ保存メモリ20への保存、LAN上のコンピュータの記憶部への保存、等の処理を記憶させることも可能である。また、登録されている電子メールアドレスに、受信した画像情報そのものを電子メール送信したり、データ送信したりするように設定することも可能である。これにより、発信元ファクス番号に応じて、様々な処理の実行を使い分けることができる。
ファクシミリ装置1による発信元ファクス番号に応じた制御であって、本発明の特徴となる制御について図4を用いて説明する。図4はファクシミリ装置1による制御の一例を示すフローチャートである。ファクシミリ装置1が画像情報を受信すると、CPU11は、発信元ファクス番号を認識し(S1)、当該発信元ファクス番号が受信通知先管理テーブル22に登録されているかを検索する(S2)。発信元ファクス番号と番号が完全に一致するファクス番号が受信通知先管理テーブル22に登録されている場合は(S3でYES)、該当する登録ファクス番号に対応付けられている処理(本実施形態では、メール送信処理及びメール送信先アドレス)を受信通知先管理テーブル22から読み出して特定し(S15)、当該特定した処理を実行する(S16)。本実施形態の場合は、発信元ファクス番号に対応付けられている電子メールアドレスに、ファクシミリ装置1により画像情報が外部から受信された旨を通知する処理を実行する。
上記S3の処理において、発信元ファクス番号と完全に一致するファクス番号が受信通知先管理テーブル22に登録されていない場合は(S3でNO)、受信通知先管理テーブル22に登録されているファクス番号の中で、ワイルドカードを含むファクス番号があるか否かを検索する(S4)。ここで、ワイルドカードを含むファクス番号が無い場合は(S4でNO)、当該発信元ファクス番号に対応する処理が受信通知先管理テーブル22に登録されていないため、処理を終了する。
ワイルドカードを含むファクス番号が受信通知先管理テーブル22に登録されている場合は(S4でYES)、まず、ワイルドカード「*」を登録ファクス番号の先頭に含むファクス番号グループに対して後方一致検索を行う(S5)。発信元ファクス番号と後方一致するファクス番号が受信通知先管理テーブル22に存在する場合は(S6でYES)、当該後方一致するファクス番号が複数存在するか否かが判断される(S17)。例えば、発信元ファクス番号が「06 6764 1123」であり、「*1123」「*123」の2つの登録ファクス番号が存在する場合は、これら異なるファクス番号がそれぞれ該当するので、このように複数のファクス番号が該当するに至っているか否かが判断される。
このS17の処理で、該当する登録ファクス番号が1つしか存在しないと判断された場合は(S17でNO)、そのファクス番号に対応付けられている処理を受信通知先管理テーブル22から読み出して実行する(S15,S16)。
上記S17の処理で、該当する登録ファクス番号が複数存在すると判断された場合は(S17でYES)、一致する桁数が最も多いファクス番号を当該発信元ファクス番号に対応する登録ファクス番号として選択する(S18)。上記の例で説明すると、「*1123」「*123」の2つの異なるファクス番号が存在する場合は、発信元ファクス番号「06 6764 1123」と一致する桁数が多い「*1123」を選択する。そして、選択したファクス番号に対応付けられている処理を受信通知先管理テーブル22から読み出して実行する(S15,S16)。
上記S5の後方一致検索で、発信元ファクス番号と後方一致する登録ファクス番号が無かった場合は(S6でNO)、ワイルドカード「*」を登録ファクス番号の末尾に含むファクス番号グループに対して前方一致検索を行う(S7)。発信元ファクス番号と前方一致するファクス番号が受信通知先管理テーブル22に存在する場合は(S8でYES)、当該前方一致するファクス番号が複数存在するか否かが判断される(S17)。例えば、発信元ファクス番号が「06 6764 1123」であり、「06 6764*」「06 676*」の2つのファクス番号が登録されている場合は、これら異なるファクス番号がそれぞれ該当するので、このように複数のファクス番号が該当するに至っているか否かが判断される。
このS17の処理で、該当する登録ファクス番号が1つしか存在しない場合は(S17でNO)、そのファクス番号に対応付けられている処理を受信通知先管理テーブル22から読み出して実行する(S15,S16)。該当する登録ファクス番号が複数存在する場合は(S17でYES)、一致する桁数が最も多いファクス番号を当該発信元ファクス番号に対応する登録ファクス番号として選択する(S18)。上記の例で説明すると、「06 6764*」「06 676*」の2つの異なるファクス番号から、発信元ファクス番号「06 6764 1123」と一致する桁数が多い「06 6764*」を選択する。そして、選択したファクス番号に対応付けられている処理を受信通知先管理テーブル22から読み出して実行する(S15,S16)。
上記S7の前方一致検索でも番号が一致する登録ファクス番号が存在しない場合には(S8でNO)、ファクス番号の一部をなす番号部分を挟んでワイルドカード「*」を2つ含むファクス番号グループに対して中間一致検索を行う(S9)。発信元ファクス番号と中間一致するファクス番号が受信通知先管理テーブル22に存在しない場合は(S10でNO)、発信元ファクス番号に対応する処理が受信通知先管理テーブル22に登録されていないので処理を終了する。
発信元ファクス番号と中間一致するファクス番号が受信通知先管理テーブル22に存在する場合は(S10でYES)、当該中間一致するファクス番号が複数存在するか否かが判断される(S11)。例えば、発信元ファクス番号が「06 6764 1123」であり、「*6764*」「*764*」の2つのファクス番号が登録されている場合は、これら異なるファクス番号がそれぞれ該当するので、このように複数のファクス番号が該当するに至っているか否かが判断される。
このS11の処理で、該当する登録ファクス番号が1つしか存在しない場合は(S11でNO)、そのファクス番号に対応付けられている処理を受信通知先管理テーブル22から読み出して実行する(S15,S16)。該当する登録ファクス番号が複数存在する場合は(S11でYES)、検索対象となる部分で最も多くの数字が一致するファクス番号を当該発信元ファクス番号に対応する登録ファクス番号として選択する(S12)。上記の例で説明すると、「*6764*」「*764*」の2つの異なるファクス番号から、発信元ファクス番号「06 6764 1123」と一致する数字が多い「*6764*」を選択する。
そして更に、S12の条件をクリアしたファクス番号が複数存在するかが判断される(S13)。例えば、発信元ファクス番号が「06 6764 1123」であり、「*6764*」「*7641*」の2つのファクス番号が登録されている場合は、これら異なるファクス番号がそれぞれ該当するので、このように複数のファクス番号が該当するに至っているか否かが判断される。
このS13の処理で、該当する登録ファクス番号が1つしか存在しない場合は(S13でNO)、そのファクス番号に対応付けられている処理を受信通知先管理テーブル22から読み出して実行する(S15,S16)。
該当する登録ファクス番号が複数存在する場合は(S13でYES)、番号が小さい方の登録ファクス番号を当該発信元ファクス番号に対応する登録ファクス番号として選択する(S14)。上記例で説明すると、「*6764*」「*7641*」の2つのファクス番号から、これらを4桁の数字として見た場合に番号の小さい方のファクス番号である「*6764*」を選択する。そして、このように選択したファクス番号に対応付けられている処理を受信通知先管理テーブル22から読み出して実行する(S15,S16)。
このような制御を行うことにより、ワイルドカードを含むファクス番号が受信通知先管理テーブル22に登録されており、発信元ファクス番号に該当する登録ファクス番号が複数存在する場合であっても、1つの発信元ファクス番号に対して1つの登録ファクス番号のみを特定して、この登録ファクス番号に対応付けられた処理のみを実行することができる。よって、発信元ファクス番号との比較で番号一致の完全性が最も高い登録ファクス番号のみを検出し、1つの発信元ファクス番号に対して1つの処理を特定して実行できることになる。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、S5乃至S14の処理を行って、発信元ファクス番号に対応する登録ファクス番号を1つに絞り込んで特定しているが、前方一致、後方一致、又は中間一致による検索で、番号が発信元ファクス番号と一致する登録ファクス番号が検出された時点で、その登録ファクス番号に対応付けられている処理を受信通知先管理テーブル22から読み出して実行するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、受信通知先管理テーブル22にはファクス番号が登録されているが、所謂Fコードのように、ファクス番号以外の情報をファクス番号と共に受信通知先管理テーブル22に登録する場合であっても、上記ファクシミリ装置1による制御を適用することは可能である。
また、上記実施形態では、本発明に係る通信端末装置をファクシミリ装置装置1として説明しているが、電話機(携帯、PHS、IP電話等)等の他の通信端末装置であってもよい。例えば、電話機の場合は、発信元電話番号に対応させて受信通知先管理テーブル22に記憶される処理として、1.)指定転送先番号への通話転送、2.)留守電センターへの通話転送、3.)発信者(発信元番号)のディスプレイ表示、4.)留守番録音機能実行、5.)発信元電話番号に応じた着信音の発呼、などが挙げられる。
本発明に係る通信端末装置を含むネットワークシステムの一例を示す図である。 ファクシミリ装置の内部構成の概略を示すブロック図である。 受信通知先管理テーブルの一例を概念的に示す図である。 ファクシミリ装置による制御の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ファクシミリ装置(通信端末装置)
22 受信通知先管理テーブル(処理記憶手段)
11 CPU(発信元番号認識手段、番号検索手段、制御手段)

Claims (3)

  1. 発信元から受信した画像情報を、各発信元番号に応じた処理を選択して実行する通信端末装置であって、
    発信元番号を認識する発信元番号認識手段と、
    登録番号と各登録番号に応じた処理とを対応付けて記憶する処理記憶手段と、
    前記発信元番号認識手段によって認識された発信元番号が、前記処理記憶手段に記憶されている登録番号と一致するかを検索する番号検索手段と、
    前記番号検索手段によって、前記発信元番号認識手段によって認識された発信元番号と、前記処理記憶手段に記憶されている登録番号との一致が検出された場合に、この検出された登録番号に対応する処理を前記処理記憶手段から読み出して実行する制御手段とを備え、
    前記処理記憶手段は、検索対象となる数字の如何を問わず数字が一致したと前記番号検索手段に判断させる代替文字を含む番号を記憶可能であり、
    前記制御手段は、前記番号検索手段による前記処理記憶手段の登録番号検索において数字が全部一致する登録番号と、前記代替文字を含む登録番号であって前記代替文字以外の数字が一致する登録番号とが検出された場合には、当該全部一致と検出された登録番号に対応付けて前記処理記憶手段に記憶されている処理のみを実行し、前記番号検索手段による番号検索で前記全部一致の番号が無いと検出されて、前記代替文字以外の数字が一致する登録番号が複数検出された場合には、これらの登録番号の中で、一致する桁数が最も多い登録番号に対応付けて前記処理記憶手段に記憶されている処理を実行する通信端末装置。
  2. 発信元から受信した画像情報を、各発信元番号に応じた処理を選択して実行する通信端末装置であって、
    発信元番号を認識する発信元番号認識手段と、
    登録番号と各登録番号に応じた処理とを対応付けて記憶する処理記憶手段と、
    前記発信元番号認識手段によって認識された発信元番号が、前記処理記憶手段に記憶されている登録番号と一致するかを検索する番号検索手段と、
    前記番号検索手段によって、前記発信元番号認識手段によって認識された発信元番号と、前記処理記憶手段に記憶されている登録番号との一致が検出された場合に、この検出された登録番号に対応する処理を前記処理記憶手段から読み出して実行する制御手段とを備え、
    前記処理記憶手段は、検索対象となる数字の如何を問わず数字が一致したと前記番号検索手段に判断させる代替文字を含む番号を記憶可能であり、
    前記制御手段は、前記番号検索手段による前記処理記憶手段の登録番号検索において数字が全部一致する登録番号と、前記代替文字を含む登録番号であって前記代替文字以外の数字が一致する登録番号とが検出された場合には、当該全部一致と検出された登録番号に対応付けて前記処理記憶手段に記憶されている処理のみを実行し、前記番号検索手段による番号検索で前記全部一致の番号が無いと検出されて、前記代替文字以外の数字が一致する登録番号が複数検出された場合には、これらの登録番号の中で、一致する数字が最も多い登録番号に対応付けて前記処理記憶手段に記憶されている処理を実行する通信端末装置。
  3. 前記制御手段は、前記番号検索手段によって、一致する数字が最も多い登録番号が複数検出された場合、これらの登録番号の中で、番号の最も小さい登録番号に対して、この登録番号に対応付けて前記処理記憶手段に記憶されている処理を実行する請求項に記載の通信端末装置。
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