JP4040612B2 - フェイスガード - Google Patents

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Description

本発明は、粉塵や液体等から顔全体を保護するためのフェイスガードに関するものである。
医薬品や食品関係等の工場の包装工程において、例えば、製品の外装容器等にラベルを貼るラベル貼りや、透明な袋等に製品を入れる袋詰め等といったラインでは、作業者の睫毛や眉毛等の異物が落下してラベルに付着したり、製品と一緒に袋内に混入してしまう等の問題があった。そこで、作業者はゴーグルを装着して作業を行っていたが、視野が狭くなることやレンズが曇るといった問題から、最近では顔全体を覆って保護するフェイスガードの使用が一般的となっている。
しかしながらフェイスガードとは、本来、粉塵や液体等から顔面を保護するものであり、顔面の前面側と左右両面側をシールドで覆い、上下両面側は開放状態となる形態をなしており、また、フェイスガードを装着した際にシールドが体温や呼吸などにより曇ることを防ぐために、顔面から一定の距離を設けて配されるようになっている。このため、広い視野が確保されて作業がし易くなるものの、顔面とフェイスガードとの間に隙間が生じてしまうため、フェイスガードによって顔面を覆うだけで睫毛や眉毛等の異物の落下を確実に防止できているかどうかには懸念が生じていた。
そこで本発明は、上記事情に基づいてなされたものであり、医薬品や食品関係等の工場の包装工程のラインにおいて、作業者の睫毛や眉毛等の異物が落下して製品の中に混入してしまうことを確実に防止することができるフェイスガードを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、作業者の鼻と両耳に架け渡して顔面に装着する固定具と、該固定具の外側に取り付けられて顔面を覆うシールドと、該シールドの下端部に保持されてシールドの下端と顔面との相互間に生じる隙間を覆うクリーン生地からなる受け部材と、を備え、該受け部材は、シールドの下端に配置される受け部と、シールドの下端から下方に垂れ下がる収容部と、からなることを特徴とする。
ここで、シールドとは、粉塵等から顔面を保護するだけでなく、異物の落下を防止するものである。シールドの材質としては、透明であり且つ長時間装着しても違和感のない軽量なものにすることが望ましく、厚みを薄くしても高強度なPET(ポリエチレンテレフタレート)等のプラスチックシートにすることが望ましい。また、シールドは固定具に固定してもよいし、着脱自在に取り付けてもよい。固定具とは、作業者の眼鏡の着用の有無に関わらず、顔面にシールドを確実に固定させることが可能な形態をなしているものであって、例えば眼鏡のレンズを省いたフレームとつるのみの形態であってもよいし、さらにフレームの下側を省いた形態にしてもよい。
また、受け部材については、シールドの下端と顔面との相互間に生じる隙間を覆うことができるものであれば、特に限定するものではなく、板体であってもよいが、クリーン生地にすることが望ましい。ここで、クリーン生地とは、静電気が起きにくい素材であれば特に限定するものではなく、例えばクリーンルームで一般的に使用される帯電防止素材であるGK211SB素材等にすることが望ましい。
さらに、呼吸や体温によってシールドが曇ることを防ぐために、シールドの内側に曇り止め加工を施してもよいが、請求項記載の発明のように、シールドに通気孔を形成することが望ましい。
請求項1記載の発明によれば、フェイスガードを装着した際に、受け部材によってシールドの下端と顔面との相互間に生じる隙間が覆われるため、作業者の睫毛や眉毛等の異物をフェイスガード内で受け止めることが可能となり、その結果、異物がフェイスガードから下方へ落下して製品の中に混入してしまうことを防止することができる。また、固定具の外側にシールドを取り付けることにより、シールドと顔面との間に距離を設けることが可能となり、シールドが曇ることを防止することができる。
また、受け部材をクリーン生地にすることにより、帯電防止効果に優れると共に、装着した際に顔面にソフトに接触して装着感が良好になり、さらに柔らかいのでシールドへの取り付けが容易となる。また、シールドに取り付けないクリーン生地の端部を延在させて、その延在部分を作業者の襟元から衣服の中に収容させれば、シールドの下端と顔面との相互間には一切隙間が形成されなくなり、たとえ異物が落下したとしても作業者の衣服内で受け止めることが可能であるため、異物が製品中に混入することを確実に防止することができる。
請求項記載の発明によれば、シールドの下端と顔面との相互間に生じる隙間を受け部材によって覆うことにより、呼吸がしづらくなることを解消すると共に、呼吸や体温によってシールドの内側にこもる熱や湿気を放出し、装着感を良好にし、さらにシールドが曇ることを防止し、常にクリアな広い視界を確保することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す斜視図である。図1に示すように、本発明のフェイスガードは、作業者の鼻と両耳に架け渡して顔面に装着する固定具1と、該固定具1の外側に着脱自在に固定されて顔面を覆うシールド2と、該シールド2の下端部に着脱自在に固定されてシールド2の下端と顔面との相互間に生じる隙間を覆うクリーン生地3とから構成されている。
固定具1は、軽量且つ成形し易いポリカーボネートからなり、図1に示すように、眼鏡のフレームと略同じ構成をなしており、枠体11と、枠体11の中心部から下方に向かって突出する鼻に係止させる一対の係止片12と、枠体11の左右側部に回動可能に取り付けられて耳に係止させるつる13とから構成されている。また、つる13の外側の枠体11付近にはシールド2を着脱自在に固定するためのシールド固定部材14が備えてある。シールド固定部材14は、図2及び図5(a)(b)に示すように、リング部材15と、リング部材15のサイドに設けられて固定具1のつる13と平行になる挟持片16と、挟持片16の先端側の内面の中心部分から固定具1のつる13に向かって突出する突起部17とから構成されるものであり、図2に示すように、リング部材15に固定具1のつる13を挿し込んで枠体11付近まで押し込み、突起部17をつる13に形成した係止孔18に嵌め込むことにより、つる13と挟持片16との間にシールド2を挟み込んで固定させるものである。シールド固定部材14は弾力性を保有する材質からなり、突起部17を係止孔18内に嵌め込んだ際に弾力によって容易に抜けないようにしてある。
シールド2は、透明で厚みを薄く成形しても高強度を有するポリエチレンテレフタレートシートからなり、図3に示すように、額、頬、口を覆う部分に多数の通気孔21が形成してある。これにより、シールド2の内側にこもる熱や湿気を放出して装着感を良好にすると共に、呼吸がし易くなり、さらにはシールド2が曇ることを防止することができる。また、シールド2の左右両端部の上方には、シールド固定部材14の突起部17を貫通させて固定具1にシールド2を固定させるための固定孔22が形成してある。さらに、シールド2の下端部には、クリーン生地3を着脱可能に固定するためのドットボタン23が複数個取り付けてある。
クリーン生地3は、縦長の帯電防止に優れたGK211SB素材からなり、図4に示すように、長手方向の一端側にはシールド2の下端部に固定する固定部31と、シールドの下端と顔面との相互間に生じる隙間を覆う受け部32が縫製によって形成されており、他端側は作業者の衣服の中に収容する収容部33となっている。固定部31にはシールド2のドットボタン23に嵌め合わさるドットボタン34が取り付けてある。
次に、上記のように構成された各部の組み立て方法について説明する。
まず、固定具1にシールド2を固定する。図5(a)に示すように、シールド固定部材14の挟持片16を外側に湾曲させ、シールド2の片側の固定孔22を固定具1のつる13の係止孔18に重ね合わせる。そして、図5(b)に示すように、シールド固定部材14の突起部17を固定孔22及び係止孔18内に嵌め込むことで、シールド2が固定具1のつる13とシールド固定部材14の挟持片16との間に挟持される状態で固定される。同様に、シールド2を撓ませて中央部外方(前方)へ湾曲させて、逆側のシールド2の固定孔22を固定具1のつる13の係止孔18に重ね合わせ、各孔18,22内にシールド固定部材14の突起部17を嵌め込むことで、シールド2が固定具1の外側(前面側)に固定される。これにより、シールド2と顔面との間に距離ができるため、シールド2に形成した通気孔21の効果と相まって、シールド2が作業者の呼吸や体温によって曇ることを確実に防止することができる。
次に、シールド2の下端部にクリーン生地3を固定する。シールド2の下端部に取り付けたドットボタン23と、クリーン生地3の固定部31に取り付けたドットボタン34とを嵌め合わせることにより、図1に示すように、シールド2の下端部の外面にクリーン生地3の固定部31が密着状態に固定される。また、クリーン生地3の構成上、シールド2にクリーン生地3を固定することによりクリーン生地3の受け部32はシールド2の下端に配置され、クリーン生地3の収容部33は下方に垂れ下がる状態となる。つまり、フェイスガードを装着した際に、クリーン生地3がシールド2の下端と顔面との相互間に生じる隙間を覆う形態になっている。
このように組み立てたフェイスガードを作業者が装着するには、図6に示すように、眼鏡を掛ける際と同様に固定具1のつる13を耳に、係止片12を鼻に架け渡して固定する。そうすると、顔面の前方と左右両側がシールド2で覆われ、顔面の下側がクリーン生地3の受け部32によって覆われた状態になる。そして、クリーン生地3の収容部33を作業者の襟元から衣服内に収容することにより装着が完了する。このように、フェイスガードを装着した際にシールド2の下端と顔面との相互間に生じる隙間を、クリーン生地3によって完全に覆うことが可能となるため、作業中に作業者の睫毛や眉毛等の異物をクリーン生地3の受け部32で受け止めることが可能となり、異物がフェイスガードから下方に落下して、製品内に異物が混入することを確実に防止することができる。また、クリーン生地3の端部が作業者の衣服の中に収容されるため、シールド2の下端と顔面との相互間には一切隙間が形成されなくなり、たとえ異物が落下したとしても、作業者の衣服内で受け止めることが可能であるため、異物が製品中に混入することは決してない。さらに、作業者の衣服をウエストでゴム等により絞られているものにすれば、ウエストの位置から下方には異物が落下しないため、より一層好適となる。
本発明のフェイスガードを示す斜視図である。 固定具の要部を示す拡大斜視図である。 シールドを示す正面図である。 クリーン生地を示す斜視図である。 シールドの固定方法を示す平面図である。 フェイスガードの装着状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 固定具
2 シールド
3 クリーン生地(受け部材)
21 通気孔

Claims (2)

  1. 作業者の鼻と両耳に架け渡して顔面に装着する固定具(1)と、該固定具(1)の外側に取り付けられて顔面を覆うシールド(2)と、該シールド(2)の下端部に保持されてシールド(2)の下端と顔面との相互間に生じる隙間を覆うクリーン生地からなる受け部材(3)と、を備え、該受け部材(3)は、シールド(2)の下端に配置される受け部(32)と、シールド(2)の下端から下方に垂れ下がる収容部(33)と、からなることを特徴とするフェイスガード。
  2. 前記シールド(2)には通気孔(21)が形成してあることを特徴とする請求項1記載のフェイスガード。
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