JP3227534U - フェイスシールド - Google Patents

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Abstract

【課題】マスクや眼鏡によってしっかりと固定でき、頻繁に新品に取り換えても安価なフェイスシールドを提供する。
【解決手段】眼鏡の左右のテンプルのそれぞれの前端部に対応するフェイスカバー2の範囲に、テンプルが挟入可能な、左右方向で中央側が接続した略コ字状のテンプル用切れ目3で形成されたフラップ4付き開口部が設けられるとともにに、マスク本体の左右方向の両端部それぞれに対応するフェイスカバーの範囲に、上下方向で下側が接続した、上下方向の2つの切れ目の長さが異なる略コ字状の紐用切れ目5が形成され、フェイスカバーの左右方向で側端側の上下方向の切れ目5aをマスクの上側の紐を挟入可能に紐の直径より少し長い長さとし、フェイスカバーの左右方向で中央側の上下方向の切れ目5bをマスクの下側の紐を挟入可能にフェイスカバーの下端部の端縁まで延長させた長さとする。
【選択図】図1

Description

本考案は、歯科医や内科等の医療機関等で第三者と対面で仕事をする人が感染防止のために使用するフェイスシールドに関する。
新型コロナ等で医療機関では感染防止対策としてフェイスシールドが必須となっている。そのため、例えば、図11に示すように、ヘッドバンド62と透明なフェイスカバー61からなるサンバイザー型のフェイスシールド60が市場に流通している。
特許文献1には、ヘルメットに装着されるフェイスシールドであって、装着者の顔面に対向配置される面状部材と、前記面状部材の外周部に接続される内周部を有し、前記面状部材を支持する枠体と、前記枠体に接続する第1接続部を有し、前記枠体と前記ヘルメットとの隙間をシールする第1シール部材と、前記枠体に接続する第2接続部を有し、前記枠体と前記装着者の顔との隙間をシールする第2シール部材と、前記面状部材の前記外周部と前記枠体の前記内周部との繋ぎ目、前記第1接続部と前記枠体との繋ぎ目、及び前記第2接続部と前記枠体との繋ぎ目のうちの少なくとも2つを覆う一体のカバー部材を備えるフェイスシールドが開示されている。
特開2019−85669号公報
流通しているサンバイザー型のフェイスシールド60は、着用者が眼鏡やマスクを着用していても使用できるが、ヘッドバンド62を備えて価格的に高く、医療機関等においてウイスルなどに感染するおそれのある業務遂行時に使用したフェイスシールド60には表面にウイルスが付着している可能性が高いため患者ごとに新品に取り換えて使い捨てにすることから、多量のフェイスシールド60を消費するためコスト的に費用がかかり過ぎるという問題があった。
特許文献1のフェイスシールドは、眼鏡やマスクを着用していても使用できるが、ヘルメットに装着させて使用するタイプであり、フェイスカバーを上げ下げ可能な構成にする等で高価である。医療機関ではヘルメットを使用しないことから特許文献1のフェイスシールドを使用できないという問題があった。
本考案はこうした問題に鑑み創案されたもので、マスクによって、あるいは、マスク及び眼鏡によってしっかりと固定化ができ、日々新品に取り換えてもコスト的に安価化できるフェイスシールドを提供することを課題とする。
本考案で正面視とは、シート状のフェイスシールドを着用者が着用した状態における正面視を意味する。よって、フェイスシールドの構成の説明は、不使用状態の場合も使用状態と同じようにフェイスシールドを立てた状態で説明する。
請求項1に記載のフェイスシールドは、顔を覆う大きさの透明なシート状のフェイスカバーからなるフェイスシールドであって、前記フェイスカバーに、正面視で、前記フェイスシールドに眼鏡を取付けたときに前記眼鏡の左右のテンプルのそれぞれの前端部に対応する前記フェイスカバーの範囲に、前記テンプルが挟入可能な、左右方向で中央側が接続した略コ字状のテンプル用切れ目で形成されたフラップ付き開口部が設けられ、並びに、前記フェイスシールドにマスクを取付けたときに前記マスクのマスク本体の左右方向の両端部それぞれに対応する前記フェイスカバーの範囲に、上下方向で下側が接続した、上下方向の2つの切れ目の長さが異なる略コ字状の紐用切れ目が形成され、前記フェイスカバーの左右方向で側端側の上下方向の切れ目を前記マスクの上側の紐を挟入可能に前記紐の直径より少し長い長さとし、かつ、前記フェイスカバーの左右方向で中央側の上下方向の切れ目を前記マスクの下側の紐を挟入可能に前記フェイスカバーの下端部の端縁まで延長させた長さとすることを特徴とする。
請求項2に記載のフェイスシールドは、請求項1において、前記テンプルを前記フラップ付き開口部に挟入させたときの、前記眼鏡に対する前記フェイスシールドの姿勢を安定化させるために、前記眼鏡の左右のテンプル間の長さ、及び、前記テンプルの厚みや幅に対応して、前記フェイスカバーにおける前記フラップ付き開口部の位置、及び、前記フラップ付き開口部の大きさを予め設定することを特徴とする。
請求項3に記載のフェイスシールドは、請求項1又は2において、前記フラップ付き開口部の大きさ及び位置を、一般的なフレームの眼鏡用、フレーム極太眼鏡用、及び、医療用ゴ−グル用の3か所を設定することを特徴とする。
請求項4に記載のフェイスシールドは、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記フェイスカバーの左右方向で中央側Tの上下方向の切れ目の前記フェイスカバーの下端部の端縁までの延長経路の形態を、前記フェイスカバーの下端近くまでまっすぐ下方に延長させ下端近くで斜め側端方向に向きを変えてそのまま周縁まで延長させる第一形態、又は、前記フェイスカバーの下端近くまでまっすぐ下方に延長させ、前記フェイスカバーの該延長させた切れ目より側端側の部分の下端部を円弧状に形成させる第二形態とすることを特徴とする。
請求項1に記載のフェイスシールド1は、1枚の透明なシート状のフェイスカバー2のみからなり、加工は切れ目を設けるのみであるので、構成が極めてシンプルであり、極めて安価に製造がでるので、感染防止のため日々使用後に使い捨てしてもコスト面を抑制できるという効果を奏する。
マスク20のみ着用でも、又は、マスク20と眼鏡10着用でもしっかりとフェイスシールド1を顔51に固定できるという効果を奏する。
また、前記略コ字状のテンプル用切れ目3によりフラップ付き開口部が形成され、形成された四角形状のフラップ片4は、前記テンプル用切れ目3の前端縁の上下を結ぶ線を軸線として開閉可能なので、フェイスカバー2の内側から外側に向けて、眼鏡10のテンプル11により前記フラップ片4を押し出すと、前記フラップ片4が前側を軸線として開閉する蓋のようになって、かつ、前記フラップ片4は一旦曲げられると元に戻ろうとする反力が生じるので、前記フラップ片4には前記テンプル11側に向けた付勢力があることから、前記フラップ片4が第三者から飛んでくる飛沫Hを前記フェイスカバー2の内側へ侵入させない防御をすることとなり、着用者50の感染に対する安全性を確保できる。
また、前記略コ字状の紐用切れ目5の縦方向の側端側Fの切れ目5aによって前記マスクの上側の紐21を挟持できるので、前記マスク20と前記フェイスシールド1との位置関係を固定化できるという効果を奏する。
また、前記略コ字状の紐用切れ目5の縦方向の中央側Tの切れ目5bを前記フェイスカバー2の下端まで延長したことにより、この切れ目5bを境に前記フェイスカバー2が分離可能になるので、前記マスクの上側の紐21と下側の紐22を前記フェイスカバー2に対して容易にずらすことができる。
また、前記略コ字状の紐用切れ目5の縦方向の側端側Fの切れ目5aからマスク20の上側紐21を、及び、前記略コ字状の紐用切れ目5の縦方向の中央側Tの切れ目5bからマスク20の下側紐22を、それぞれ前記フェイスカバー2の表側に取り出すことから、使用時には耳に取り付けた前記紐21、22が前記フェイスカバー2をしっかりと顔51の方向に押して、フェイスシールド1を顔51にしっかりと固定化できるという効果を奏する。
請求項2又は3に記載の考案は、眼鏡10の大きさには、大きく分けて、一般的なフレームの眼鏡、フレーム極太眼鏡又は医療用ゴ−グルの3種類があることから、選択する眼鏡に前記フェイスシールド1を取り付けたときに、着用者が下を向いたり上を向いたりしたときに前記フェイスシールド1をグラグラと揺れ動かさないように固定させることができ、前記眼鏡10に対する前記フェイスシールド1の姿勢を安定化させることができる。
また、仮にフェイスカバー2にテンプル11挟入用の前記フラップ付き開口部の前記フェイスカバー2における位置や前記フラップ付き開口部の大きさが一般的なフレームの眼鏡用の1つしかないとした場合、一般的なフレームは厚みが薄いし小さめであるので、厚みが厚く少し大きいフレーム極太眼鏡や、厚みが厚く大きい医療用ゴ−グルのいずれのテンプル11も挟入できないという問題があったが、本考案のフェイスシールド1はそれぞれの眼鏡に合わせた前記フラップ付き開口部を設けるので、1つの前記フェイスシールド1を複数種類の眼鏡に固定化させることができる。
請求項4に記載の考案は、前記略コ字状の紐用切れ目5の縦方向の中央側Tの切れ目5bを、仮にまっすぐ下端まで延長させた切れ目の場合には、図10(c)に示すように下端の外郭形状に先端が尖る形状(矢視c)ができるため顔に傷をつける懸念があるが、本考案では、前記切れ目5bを、図10(a)に示すように、前記フェイスカバー2の下端近くまでまっすぐ下方に延長させ下端近くで斜め側端側Fに方向を変えてそのまま周縁まで設けた第一形態、又は、図10(b)に示すように、フェイスカバー2の下端の外郭形状が円弧状(矢印b)になる第二形態であるので、先端形状が鋭角状(矢印c)でなく鈍角状(矢印a)又は円弧状(矢印b)であるので顔51にキズをつけないという安全面での効果を奏する。
本考案のフェイスシールドの正面図である。 本考案の透明のフェイスカバーからなるフェイスシールドを眼鏡及びマスクに取付けた使用状態の説明図である。 図2における本考案の使用状態の説明用として、特に眼鏡とマスクとのフェイスカバーとの位置関係についてわかりやすくするために、本考案のフェイスカバーを仮に不透明とした場合にして眼鏡及びマスクに取付けたフェイスシールドの使用状態の説明図である。 本考案のフェイスシールドの眼鏡のテンプルの高さにおける、フェイスシールドとテンプルとの位置関係の説明図である。 図4におけるA部の拡大説明図である。 マスク本体の左右方向の両端部それぞれに対応するフェイスシールドの範囲における、フェイスシールドとマスクとの位置関係の説明図である。 図6におけるD矢視図である。 同じ構成の部位である、図6におけるB1部又は図7におけるB2部の拡大説明図である。 図7におけるC部拡大図である。 フェイスカバーの下端の縁部形状の説明図で、(a)は先端形状が鈍角状の場合の第一形態の説明図で、(b)先端形状が円弧状の場合の第二形態の説明図で、(c)は先端形状が鋭角状の場合の説明図である。 流通している一般的なフェイスシールドの斜視図である。
本考案のフェイスシールド1は、歯科医や内科等の医療機関に従事する者など第三者と対面で仕事をしなければならない者が使用し、感染防止のため使い捨てしなければならない仕事環境に適するフェイスシールド1である。本考案のフェイスシールド1は、図2又は図3に示すように、マスク20着用者、又は、マスク20及び眼鏡10着用者が使用できる。
本考案のフェイスシールド1は、図1に示すように、顔を覆う大きさの透明なシート状のフェイスカバー2からなるフェイスシールド1であって、前記フェイスカバー2に、正面視で、前記フェイスシールド1に眼鏡10を取付けたときに前記眼鏡10の左右のテンプル11のそれぞれの前端部に対応する前記フェイスカバー2の範囲に、前記テンプル11が挟入可能な、左右方向で中央側が接続した略コ字状のテンプル用切れ目3で形成されたフラップ付き開口部が設けられ、並びに、前記フェイスシールド1にマスク20を取付けたときに前記マスク20のマスク本体23の左右方向の両端部それぞれに対応する前記フェイスカバー2の範囲に、上下方向で下側が接続した、上下方向の2つの切れ目の長さが異なる略コ字状の紐用切れ目5が形成され、前記フェイスカバー2の左右方向で側端側Fの上下方向の切れ目5aを前記マスク20の上側の紐21を挟入可能に前記紐21の直径より少し長い長さとし、かつ、前記フェイスカバー2の左右方向で中央側Tの上下方向の切れ目5bを前記マスク20の下側の紐22を挟入可能に前記フェイスカバー2の下端部の端縁まで延長させた長さとしている。
前記フェイスカバー2は、図1〜図3に示すように、顔を覆う大きさの透明なシート状である。前記フェイスカバー2の材質は、透明で形状を保持可能で曲げ変形可能なシート状の材質であればよく、例えばポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタラート(PET)等がある。また、前記フェイスカバー2の厚みは、形状を保持可能で曲げ変形が可能な厚みであればよく、例えば、0.1〜0.4mmが好ましく、0.15〜0.2mmがより好ましい。
前記フェイスカバー2は、着用者50の顔51の大きさを少し超える大きさが好ましい。これにより、対面する第三者からの飛沫Hを着用者50に当たらないようにすることができる。また、前記フェイスカバー2が顔51に当たっても切創になりにくいようにするため、外郭形状は周縁に突起がない略楕円形が好ましい。
まず、前記フェイスシールド1への眼鏡10の取付けのための構成について説明する。図1〜図5に示すように、前記眼鏡10の左右のテンプル11のそれぞれの前端部に対応する前記フェイスカバー2の範囲に、前記テンプル11が挟入可能な、左右方向で中央側が接続した略コ字状のテンプル用切れ目3で形成されたフラップ付き開口部が設けられる。前記フラップ付き開口部はフラップ片4を備える。
前記テンプル11を前記フラップ付き開口部に挟入させたときの、前記眼鏡10に対する前記フェイスシールド1の姿勢を安定化させるために、例えば着用者50が正面向きから下向きになったときに前記フェイスシールド1をグラグラと揺動させないように、前記眼鏡10の左右のテンプル11間の長さ、及び、前記テンプル11の厚みや幅に対応して、前記フェイスカバー2における前記フラップ付き開口部の位置、及び、前記フラップ付き開口部の大きさを予め設定する。
そのため、前記フラップ付き開口部の大きさ及び位置を、一般的なフレームの眼鏡用、フレーム極太眼鏡用、及び、医療用ゴ−グル用の3か所に設定する。
一般的なフレームの眼鏡用として幅が狭い切れ目を中央寄りに形成した略コ字状のテンプル用切れ目3cを設け、フレーム極太眼鏡用として幅が広い切れ目をテンプル用切れ目3cよりやや側端側Fに形成した略コ字状のテンプル用切れ目3bを設け、医療用ゴーグル用として幅が広い切れ目をテンプル用切れ目3bより側端側Fに形成した略コ字状のテンプル用切れ目3aを設ける。
これにより、一般的なフレームの眼鏡、フレーム極太眼鏡又は医療用ゴ−グルであっても、着用者50が下方を向いても上方を向いても、前記フェイスシールド1の重心が前記フラップ付き開口部より大きく前方になることがなくなり前記フェイスシールド1をグラグラと揺動させないようにすることができる。また、一般的なフレームの眼鏡、フレーム極太眼鏡又は医療用ゴ−グルを前記フェイスシールド1に取り付けることができる。
また、図1に示すように、中央側が接続した前記略コ字状のテンプル用切れ目3により、前記略コ字状のテンプル用切れ目3の横方向の切れ目の上下のそれぞれの中央側を結ぶ線を軸線として左右方向に開閉可能なフラップ片4が形成されている。前記フラップ片4は、図5に示すように、閉じる方向に付勢力P1を有しているので、前記フラップ片4を眼鏡10のテンプル11で外方向に押し出して開にすると、前記テンプル11を挟入したままで閉じようとすることから、前記フラップ片4は対面の人からの飛沫Hをフェイスシールド1の内側に侵入させないようにガードすることができる。
次に、前記フェイスシールド1へのマスク20の取付けのための構成について説明する。図1、図6〜図9に示すように、前記フェイスシールド1にマスク20を取付けたときに前記マスク20のマスク本体23の左右方向の両端部それぞれに対応する前記フェイスカバー2の範囲に、上下方向で下側が接続した、上下方向の2つの切れ目の長さが異なる略コ字状の紐用切れ目5が形成され、前記フェイスカバー2の左右方向で側端側Fの上下方向の切れ目5aを前記マスク20の上側の紐21を挟入可能に前記紐21の直径より少し長い長さとし、かつ、前記フェイスカバー2の左右方向で中央側Tの上下方向の切れ目5bを前記マスク20の下側の紐22を挟入可能に前記フェイスカバー2の下端部の端縁まで延長させた長さとしている。前記切れ目5a及び切れ目5bは紐用切れ目5の構成要素である。
また、側端側Fの切れ目5aである、一方がフラップ片6であるフェイスカバー2同士の間には、図8に示すように、マスク20の上側紐21を挟入する。前記切れ目5aの長さは前記紐21の直径より少し長い長さしかないので、前記フラップ片6は開方向に一旦曲げられても元の状態に戻ろうとする付勢力P3があるので、フラップ片6を含むフェイスカバー2はしっかりとマスク20の上側紐21を挟持することができる。そして、図3、図7、図8に示すように、マスク20の上側紐21を前記切れ目5aから前記フェイスシールド1の表側に取り出す。
また、図8に示すように、マスク20の上側紐21を挟入させた切れ目5aにはフラップ片6が蓋的に存在になっているので、着用者50が対面する第三者からの飛沫Hのフェイスシールド1内側への侵入を阻止できる。
次に、前記中央側Tの切れ目5bには、図9に示すように、マスク20の下側紐22を挟入させ、図3、図7、図9に示すように、前記マスク20の下側紐22を切れ目5bから前記フェイスシールド1の表側に取り出す。
また、前記フェイスシールド1の表側に取り出されたマスク20の上側紐21は図8に示すように前記上側紐21の弾性力P2により顔51側にフェイスシールド1を押し付け、かつ、マスク20の下側紐22は図9に示すようにマスクの下側紐22の弾性力P4により顔51側にフェイスシールド1を押し付ける。これにより、前記フェイスシールド1はマスク20により顔51に固定できる。
これにより、マスク20とフェイスシールド1の位置関係は、フェイスシールド着用者50が仕事で種々な姿勢になってもずれることがない。
次に、前記フェイスカバー2の左右方向で中央側Tの上下方向の切れ目5bの前記フェイスカバー2の下端部の端縁までの延長経路の形態を、図10(a)に示すように前記フェイスカバー2の下端近くまでまっすぐ下方に延長させ下端近くで斜め側端方向Fに向きを変えてそのまま周縁まで延長させる第一形態、又は、図10(b)に示すように前記フェイスカバー2の下端近くまでまっすぐ下方に延長させ、前記フェイスカバー2の該延長させた切れ目5bより側端側Fの部分の下端部を円弧状に形成させる第二形態とする。
前記中央側Tの切れ目5bを前記フェイスカバー2の下端まで延長させたのは、前記フェイスカバー2を切れ目5bのところで分離可能にさせて、前記フェイスシールド1に対してマスク20を取り付けるときに、前記切れ目5bにマスク20の下側紐22を挟入しやすくし、前記フェイスシールド1に対してマスク20の位置を調整しやすくし、さらに、前記フェイスシールド1に取付けたマスク2を着用したときに、前記マスク20の紐21、22で前記フェイスシールド1を外側から押えて固定するためである。
また、図10(c)示すようにフェイスカバー2の切れ目5bを縦方向に真っ直ぐではなく、図10(b)に示すように下端より少し上側から下方向でかつ側端側Fに向きを変えることにより、又は、図10(c)に示すように下端部を円弧状に形成させることにより、着用者50の顔51に傷がつかないようにできる。
以上から、本考案のフェイスシールド1は、1枚のシート状のフェイスカバー2からなる簡易な形態でかつ安価でありながら、異なる大きさの眼鏡10又はマスク20にしっかりと固定化させることができ、着用者が下向きになる等の姿勢の変化によってもフェイスシールド1をグラグラさせず、第三者からの飛沫Hを侵入させないという効果を奏する。
1 フェイスシールド
2 フェイスカバー
3 テンプル用切れ目
4 フラップ片
5 紐用切れ目
5a 切れ目
5b 切れ目
6 フラップ片
10 眼鏡
11 テンプル
20 マスク
21 紐
22 紐
23 マスク本体
50 着用者
51 顔
60 フェイスシールド
61 フェイスカバー
62 ヘッドバンド
F 側端側(側端方向)
T 中央側

Claims (4)

  1. 顔を覆う大きさの透明なシート状のフェイスカバーからなるフェイスシールドであって、
    前記フェイスカバーに、正面視で、
    前記フェイスシールドに眼鏡を取付けたときに前記眼鏡の左右のテンプルのそれぞれの前端部に対応する前記フェイスカバーの範囲に、前記テンプルが挟入可能な、左右方向で中央側が接続した略コ字状のテンプル用切れ目で形成されたフラップ付き開口部が設けられ、
    並びに、前記フェイスシールドにマスクを取付けたときに前記マスクのマスク本体の左右方向の両端部それぞれに対応する前記フェイスカバーの範囲に、上下方向で下側が接続した、上下方向の2つの切れ目の長さが異なる略コ字状の紐用切れ目が形成され、
    前記フェイスカバーの左右方向で側端側の上下方向の切れ目を前記マスクの上側の紐を挟入可能に前記紐の直径より少し長い長さとし、かつ、前記フェイスカバーの左右方向で中央側の上下方向の切れ目を前記マスクの下側の紐を挟入可能に前記フェイスカバーの下端部の端縁まで延長させた長さとすることを特徴とするフェイスシールド。
  2. 前記テンプルを前記フラップ付き開口部に挟入させたときの、前記眼鏡に対する前記フェイスシールドの姿勢を安定化させるために、
    前記眼鏡の左右のテンプル間の長さ、及び、前記テンプルの厚みや幅に対応して、前記フェイスカバーにおける前記フラップ付き開口部の位置、及び、前記フラップ付き開口部の大きさを予め設定することを特徴とする請求項1に記載のフェイスシールド。
  3. 前記フラップ付き開口部の大きさ及び位置を、一般的なフレームの眼鏡用、フレーム極太眼鏡用、及び、医療用ゴ−グル用の3か所を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載のフェイスシールド。
  4. 前記フェイスカバーの左右方向で中央側の上下方向の切れ目の前記フェイスカバーの下端部の端縁までの延長経路の形態を、前記フェイスカバーの下端近くまでまっすぐ下方に延長させ下端近くで斜め側端方向に向きを変えてそのまま周縁まで延長させる第一形態、又は、前記フェイスカバーの下端近くまでまっすぐ下方に延長させ、前記フェイスカバーの該延長させた切れ目より側端側の部分の下端部を円弧状に形成させる第二形態とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフェイスシールド。
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