JP2021169675A - フェイスガード - Google Patents

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惣一郎 門林
Soichiro Kadobayashi
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KOYO Manufacturing CO Ltd
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KOYO Manufacturing CO Ltd
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Abstract

【課題】眼鏡に簡易に装着可能なフェイスガードを提供する。【解決手段】本発明のフェイスガードは、装着者の顔面を保護するフェイスガードであって、透明で湾曲可能な略矩形状のフィルムで構成され、長辺を上下とする一方で短辺を左右とするシールド本体と、該シールド本体に装着者に装着される眼鏡のテンプルと係合する左右一対の係合穴とを備えており、前記シールド本体の四隅が円弧状であり、前記左右の短辺側となる外側位置に前記係合穴が前記シールド本体の左右中心線を軸として左右対称に設けられており、前記係合穴は、前記シールド本体の上下中心線の上側であって、前記シールド本体の上側2隅の円弧状部分よりも下側に配置されているものである。【選択図】図1

Description

本発明は、外部から飛散する血液や唾液といった飛沫から顔を保護するために用いられるフェイスガードであって、眼鏡に簡易に装着可能なフェイスガードに関する。
従来、フェイスガードにおいては、感染症感染のリスクを減らすと共に、煩雑な滅菌処理等の不要なものが望まれており、例えば、シールド部分が使い捨てとなっているものが提供されている(特許文献1参照)。特許文献1のフェイスガードは、装着者の眼を保護するためのシールドを、スナップ式留具によって、シールドを保持するためのフレーム部に連結することで、シールドを容易に装着できるように構成されている。
特開2009−31473号公報
上述したように、特許文献1に記載のフェイスガードによれば、フレーム部に対してシールドを容易に着脱自在としているため、使用済みのシールドと未使用のシールドを容易に変更でき、感染症感染のリスクを低減できる。しかしながら、特許文献1に記載のフェイスガードは、専用のフレーム部が必要であるだけでなく、眼鏡を装着している装着者にとっては眼鏡とフェイスガードの両方を装着する必要があり、その装着に係る作業性が悪く装着に不快感があるといった問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、既に装着者が所有している眼鏡などを利用して簡単に装着できるフェイスガードを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のフェイスガードは、装着者の顔面を保護するフェイスガードであって、透明で湾曲可能な略矩形状のフィルムで構成され、長辺を上下とする一方で短辺を左右とするシールド本体と、該シールド本体に装着者に装着される眼鏡のテンプルと係合する左右一対の係合穴とを備えており、前記シールド本体の四隅が円弧状であり、前記左右の短辺側となる外側位置に前記係合穴が前記シールド本体の左右中心線を軸として左右対称に設けられており、前記係合穴は、前記シールド本体の上下中心線の上側であって、前記シールド本体の上側2隅の円弧状部分よりも下側に配置されているものである。
本発明によれば、使用済みのシールド本体と未使用のシールド本体を容易に変更できるものでありながら、専用のフレーム部が不要であり、仮に眼鏡を装着する装着者であってもフェイスガードを装着しやすい。また、係合穴とシールド本体の重心位置の関係で、シールド本体の下側長辺が装着者のあごのところに近づくので、装着者の口周辺となる顔面下側をシールド本体で確実に覆うことができる。
本発明の実施形態に係るフェイスガードの構成を示す平面図である。 眼鏡の上下をひっくり返してシールド本体と係合させた状態の斜視図である。 眼鏡を通常の装着姿勢に回動させた状態の斜視図である。 眼鏡の上下をひっくり返してシールド本体と係合させた状態の側面図である。 眼鏡を通常の装着姿勢に回動させてからフェイスガードを装着した状態の側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一の符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下の説明においては、後述のフェイスガード1(図1参照)が装着者の顔面を覆うように装着されたとき、装着者の顔面側を後方又は裏面とし、その逆方向を前方又は表面とする。また、左右上下は、装着者の頭側を上側として前方から見たときの左右上下をいう。
図1に示すように、本実施形態に係るフェイスガード1は、装着者の顔面を保護するものである。当該フェイスガード1は、透明で湾曲可能な略長方形状のフィルムで構成されたシールド本体2を備える。また、シールド本体2は、長辺を上下とする一方で短辺を左右とする。該シールド本体2には、装着者に装着される眼鏡のテンプルと係合する左右一対の係合穴3,3を備えている。また、シールド本体2の四隅4a〜4dが円弧状であり、左右の短辺側となる外側位置に前記係合穴3,3が設けられている。なお、シールド本体2は、長方形状に限らず、正方形その他の矩形状であってもよい。
左右一対の前記係合穴3,3は、前記シールド本体2の左右中心線CVを軸として左右対称に設けられている。また、前記係合穴3,3は、前記シールド本体2の上下中心線CHの上側であって、前記シールド本体2の上側2隅4a,4bの円弧状部分よりも下側に配置されている。さらに、前記係合穴3,3は、各辺がそれぞれシールド本体2の対応する辺に平行な略長方形状に形成されていて、眼鏡のテンプルを挿通させやすいように、各辺の長さが数mm〜十数mm程度になっている。前記各係合穴3,3のコーナー部は面取りされて円弧状になっている。なお、前記係合穴3,3の形状は、長方形等の矩形状に限らず、楕円形や円形、その他の多角形等であってもよい。
図2〜図5に示すように、前記フェイスガード1を装着者の顔面に装着するに際しては、眼鏡の上下をひっくり返して、前記シールド本体2の裏面に眼鏡の両テンプルを向けた状態で、眼鏡のテンプルを対応する前記係合穴3,3に差し入れる(図2及び図4参照)。眼鏡の丁番付近まで前記係合穴3,3に差し込んだら、眼鏡の両テンプルを装着者の顔面側に回動させて、眼鏡を装着者に対して通常の装着姿勢にする(図3参照)。そして、前記シールド本体2を係合させた眼鏡を通常通り装着者がかけることによって、装着者の顔面が前記フェイスガード1で覆われることになる(図5参照)。この場合、眼鏡のフロント(フレーム前面部)は、前記シールド本体2の裏面側(内側)に位置し、眼鏡の両テンプルは、前記シールド本体2の表面側(外側)に位置することになる。
上記の構成によると、使用済みのシールド本体2と未使用のシールド本体2を容易に変更できるものでありながら、専用のフレーム部が不要であり、仮に眼鏡を装着する装着者であっても前記フェイスガード1を装着しやすい。
また、係合穴3,3とシールド本体2の重心位置の関係で、シールド本体2の下側長辺が装着者のあごのところに近づくので、装着者の口周辺となる顔面下側をシールド本体2で確実に覆うことができる。
さらに、眼鏡の丁番付近が前記各係合穴3,3のコーナー部に引っかかりやすいので、装着状態で前記フェイスガード1の姿勢が安定しやすい利点もある。
なお、本発明における各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
1 フェイスガード
2 シールド本体
3 係合穴
4a〜4d 隅

Claims (1)

  1. 装着者の顔面を保護するフェイスガードであって、
    透明で湾曲可能な略矩形状のフィルムで構成され、長辺を上下とする一方で短辺を左右とするシールド本体と、
    該シールド本体に装着者に装着される眼鏡のテンプルと係合する左右一対の係合穴とを備えており、
    前記シールド本体の四隅が円弧状であり、前記左右の短辺側となる外側位置に前記係合穴が前記シールド本体の左右中心線を軸として左右対称に設けられており、
    前記係合穴は、前記シールド本体の上下中心線の上側であって、前記シールド本体の上側2隅の円弧状部分よりも下側に配置されていることを特徴とするフェイスガード。
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