JP4034992B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4034992B2
JP4034992B2 JP2002129568A JP2002129568A JP4034992B2 JP 4034992 B2 JP4034992 B2 JP 4034992B2 JP 2002129568 A JP2002129568 A JP 2002129568A JP 2002129568 A JP2002129568 A JP 2002129568A JP 4034992 B2 JP4034992 B2 JP 4034992B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffusion layer
impurity diffusion
circuit
region
input protection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002129568A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003324156A (ja
Inventor
則昭 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2002129568A priority Critical patent/JP4034992B2/ja
Priority to EP02256060A priority patent/EP1288701A3/en
Publication of JP2003324156A publication Critical patent/JP2003324156A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4034992B2 publication Critical patent/JP4034992B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置からの情報の不正な読み出し又は該情報の改ざん等を防止しつつ、半導体装置の面積を縮小することができる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ICカード等の分野で、半導体装置から情報が不正に読み出されたり又は読み出された情報が改ざんされたりすることを防止し、且つ半導体装置の面積を縮小する技術がよく利用されるようになってきた。以下、この従来技術について説明する。
【0003】
図5は、従来の半導体装置、具体的には、半導体ウェハにおけるスクライブ領域によって区画された複数のチップ領域にそれぞれ内部回路が形成されてなる半導体装置の平面構成を示している。
【0004】
図5に示すように、チップ領域Rcに内部回路1が形成されていると共に、チップ領域Rcに内部回路1を取り囲むようにシールリング2が形成されている。一方、スクライブ領域Rsには、内部回路1と電気的に接続されている検査用パッド3が形成されている。内部回路1と検査用パッド3とは、チップ領域Rcとスクライブ領域Rsとの境界を横断する配線4を介して接続されている。また、チップ領域Rcにおける内部回路1と検査用パッド3との電気的な接続経路上に、検査用パッド3から内部回路1に過剰な電流が流れ込むことを防止する入力保護回路5が挿入されている。
【0005】
図5に示す従来構成によると、検査用パッド3が、チップ領域Rcの外側のスクライブ領域Rsに形成されているため、内部回路1の検査終了後、スクライブ領域Rsを切り離すことにより、検査用パッド3が存在しない、面積が縮小した個片の半導体装置を製造できる。また、スクライブ領域Rsの切り離しによって、検査用パッド3が切り落とされると共に内部回路1と検査用パッド3とを接続する配線4がスクライブ領域Rsにおける切断ライン6に沿って切断されるので、半導体装置からの情報の不正な読み出し又は該情報の改ざん等を防止できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の従来構成においては、正規の入力パッドと同程度の、規模の大きな入力保護回路5が、チップ領域Rc上に配置されているため、個片化された半導体装置の面積の縮小効果が小さい。また、該半導体装置内で入力保護回路5が非常に目立つ特徴を有するので、入力保護回路5が半導体装置解析の基点として利用されやすく、その結果、半導体装置からの情報の不正な読み出し等を確実には防止できない。
【0007】
この課題を解決するために、本願発明者が、図5に示す従来構成において入力保護回路5をスクライブ領域Rsに配置することを試みたところ、以下のような2つの新たな問題が生じた。
【0008】
第1に、入力保護回路5をそのままの面積でスクライブ領域Rsに配置すると、スクライブ領域Rsの面積が著しく増大する結果、半導体ウェハからの半導体装置の切り出し数が減ってしまうという問題が生じる。すなわち、入力保護回路をスクライブ領域に配置するためには、入力保護回路の面積を縮小して、現行の面積程度のスクライブ領域に入力保護回路を収められるようにする必要がある。
【0009】
第2に、入力保護回路5をスクライブ領域Rsに配置するためには、内部回路1に接地電位又は電源電位を印加するための固定電位端子をスクライブ領域Rsに配置して該端子と入力保護回路5とを電気的に接続する必要がある。すなわち、内部回路1からスクライブ領域Rsまでシールリング2を横断して延びる配線を設ける必要がある。ここで、該配線として通常の金属配線を用いると、スクライブ領域Rsの切り離しに伴う金属配線の切断の後に、金属配線の切断面から腐食汚染が生じたり、又は、金属配線の切り屑により配線同士の間に短絡が生じたりする。また、チップ領域の内部回路とスクライブ領域の固定電位端子との間及び該端子とスクライブ領域の入力保護回路との間を電気的に接続する配線として、抵抗の高いポリシリコン配線、又は、高融点金属若しくは高融点合金からなる配線を用いた場合には次の様な別の問題が生じる。すなわち、ポリシリコン配線を用いた場合には入力保護回路の特性が劣化するという問題が生じ、高融点金属若しくは高融点合金からなる配線を用いた場合には配線層の増加に起因して半導体装置の製造コストが高くなってしまうという問題が生じる。
【0010】
前記に鑑み、本発明は、半導体装置からの情報の不正な読み出し又は該情報の改ざん等を確実に防止すると共に半導体装置の面積を確実に縮小することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明に係る第1の半導体装置は、半導体ウェハにおけるスクライブ領域によって区画された複数のチップ領域にそれぞれ形成された内部回路と、スクライブ領域に形成され且つ内部回路と電気的に接続された検査用パッドと、スクライブ領域及びその近傍部に形成され且つ内部回路及び検査用パッドのそれぞれと電気的に接続されていると共に検査用パッドから内部回路に過剰な電流が流れ込むことを防止する入力保護回路とを備えている。
【0012】
第1の半導体装置によると、チップ領域の内部回路を検査するための検査用パッドがスクライブ領域に形成されていると共に、検査用パッドから内部回路に過剰な電流が流れ込むことを防止する入力保護回路がスクライブ領域及びその近傍部に形成されている。このため、内部回路の検査終了後に、スクライブ領域を切り離すことにより、検査用パッド及び入力保護回路(正確にはその所定の部分)が存在しない、面積が縮小した個片の半導体装置を確実に製造できる。また、スクライブ領域の切り離しによって、検査用パッドと共に、半導体装置解析の基点として利用されやすい入力保護回路が切り落とされるので、半導体装置からの情報の不正な読み出し又は該情報の改ざん等を確実に防止できる。
【0013】
第1の半導体装置において、チップ領域に内部回路を取り囲むように形成され且つ固定電位が印加される第1の不純物拡散層を有するシールリングを備え、入力保護回路は、スクライブ領域における第1の不純物拡散層から所定の距離だけ離れた位置に第1の不純物拡散層と対向するように形成され且つ検査用パッドと電気的に接続された第2の不純物拡散層と、第1の不純物拡散層とから構成されていることが好ましい。
【0014】
このようにすると、入力保護回路が、シールリングを構成する第1の不純物拡散層と、スクライブ領域における第1の不純物拡散層から所定の距離だけ離れた位置に形成された第2の不純物拡散層とから構成されるため、例えば第1の不純物拡散層と第2の不純物拡散層と半導体基板とによって、小面積の寄生バイポーラトランジスタ型入力保護回路を実現できる。すなわち、入力保護回路の一部に、シールリングを構成する第1の不純物拡散層を利用するため、入力保護回路の配置に必要な面積を小さくできると共に、入力保護回路におけるスクライブ領域に配置される部分の面積を小さくできる。このため、スクライブ領域に入力保護回路を配置することに伴うスクライブ領域の面積の増加を抑制できるので、半導体基板つまりウェハからの半導体装置の切り出し数の減少を防止できる。また、スクライブ領域の切り離しによって、入力保護回路を構成する第2の不純物拡散層が確実に切り落とされるので、半導体装置からの情報の不正な読み出し又は該情報の改ざん等を確実に防止できる。さらに、入力保護回路に流れ込んだ過剰電流を逃がす経路として、シールリングを構成する第1の不純物拡散層上に形成され且つ内部回路と同じ固定電位端子(接地電位端子又は電源電位端子)と接続される金属配線、つまり該固定電位端子と第1の不純物拡散層とを接続する金属配線を利用できる。このとき、該金属配線は、シールリングを横断してスクライブ領域まで延びることがないので、スクライブ領域の切り離し後に、腐食汚染が生じたり又は金属配線の切り屑に起因する配線間の短絡が生じたりすることを防止できる。また、入力保護回路に流れ込んだ過剰電流を逃がす経路として、抵抗の高いポリシリコン配線を利用する必要がないので、入力保護回路の特性劣化を防止できる。
【0015】
また、この場合、第1の不純物拡散層はMOSトランジスタのソース領域として機能すると共に第2の不純物拡散層はMOSトランジスタのドレイン領域として機能し、入力保護回路は、半導体ウェハ上における第1の不純物拡散層と第2の不純物拡散層との間に形成され且つ固定電位が印加されるゲート電極をさらに有していてもよい。すなわち、第1の不純物拡散層と第2の不純物拡散層とゲート電極とによって、小面積のMOSトランジスタ型入力保護回路を実現してもよい。
【0016】
また、この場合、半導体ウェハ上にシールリングを横断するように形成され且つ第2の不純物拡散層と接続された金属配線と、チップ領域に形成された第3の不純物拡散層よりなり且つ金属配線と接続された抵抗と、チップ領域に形成され且つ抵抗と内部回路との電気的な接続及び切り離しを行なうスイッチ回路とをさらに備え、スイッチ回路における抵抗と内部回路との電気的な接続及び切り離しの制御はヒューズROM回路により行なわれることが好ましい。
【0017】
このようにすると、入力保護回路と内部回路とを電気的に接続するための、シールリングを横断する金属配線が、チップ領域に形成された第3の不純物拡散層よりなる抵抗(以下、半導体抵抗と称する)と接続されるので、スクライブ領域の切り離しに伴う金属配線の切断の後に金属配線の切断面から腐食汚染が生じても、該腐食汚染は半導体抵抗で止められ内部回路までは浸透しない。また、半導体抵抗と内部回路との電気的な接続及び切り離しを行なうスイッチ回路がチップ領域に形成されていると共に、スイッチ回路における半導体抵抗と内部回路との電気的な接続及び切り離しの制御がヒューズROM回路により行なわれる。すなわち、スイッチ回路は、接続情報を格納したヒューズROM回路と接続されており、それによって、スクライブ領域の切り離し後に、例えばヒューズROM回路を溶断することによって、シールリングを横断する金属配線と接続されている半導体抵抗と、内部回路とを電気的に切り離すことができる。従って、スクライブ領域の入力保護回路とチップ領域の内部回路とを接続するために、シールリングを横断する金属配線を用いても、スクライブ領域の切り離しにより生じた金属配線の切り屑に起因して配線間に短絡が生じることを防止できる。
【0018】
尚、ヒューズROM回路の溶断によって内部回路と半導体抵抗とを電気的に切り離す代わりに、ヒューズROM回路のヒューズを半導体ウェハ上にスクライブ領域の切断ラインを横断するように形成すると共に該ヒューズをポリシリコンから構成し、それにより、スクライブ領域の切り離しと同時にヒューズを切断して内部回路と半導体抵抗とを電気的に切り離してもよい。このようにしても、金属配線の切り屑に起因する配線間の短絡を防止できる。また、この場合、ヒューズ配置領域の全体をチップ領域に確保しなくてもよいので、言い換えると、ヒューズを部分的にスクライブ領域に配置できるので、その分に相当する面積をチップ領域において他の回路等のために有効利用できる。さらに、スクライブ領域の切り離しと同時にヒューズを切断するので、スクライブ領域の切り離し後にヒューズROM回路の溶断によって内部回路と半導体抵抗とを電気的に切り離す場合と比べて、ヒューズROM回路の溶断を行なう工程を省略できるので、製造工程を削減することができる。
【0019】
本発明に係る第2の半導体装置は、半導体基板上に形成された内部回路と、半導体基板上に内部回路を取り囲むように形成され且つ固定電位が印加される第1の不純物拡散層を有するシールリングと、半導体基板上に形成され且つ内部回路と電気的に接続されていると共に内部回路に過剰な電流が流れ込むことを防止する入力保護回路とを備え、入力保護回路は、半導体基板上における第1の不純物拡散層から所定の距離だけ離れた位置に第1の不純物拡散層と対向するように形成された第2の不純物拡散層と、第1の不純物拡散層とから構成されている。
【0020】
第2の半導体装置によると、入力保護回路が、シールリングを構成する第1の不純物拡散層と、第1の不純物拡散層から所定の距離だけ離れた位置に形成された第2の不純物拡散層とから構成されるため、例えば第1の不純物拡散層と第2の不純物拡散層と半導体基板とによって、小面積の寄生バイポーラトランジスタ型入力保護回路を実現できる。すなわち、入力保護回路の一部に、シールリングを構成する第1の不純物拡散層を利用するため、入力保護回路の面積を小さくできるので、半導体装置の面積を縮小することができる。
【0021】
第2の半導体装置において、第1の不純物拡散層はMOSトランジスタのソース領域として機能すると共に第2の不純物拡散層はMOSトランジスタのドレイン領域として機能し、入力保護回路は、半導体基板上における第1の不純物拡散層と第2の不純物拡散層との間に形成され且つ固定電位が印加されるゲート電極をさらに有していてもよい。すなわち、第1の不純物拡散層と第2の不純物拡散層とゲート電極とによって、小面積のMOSトランジスタ型入力保護回路を実現してもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置について図面を参照しながら説明する。尚、第1の実施形態に係る半導体装置は、半導体ウェハにおけるスクライブ領域によって区画された複数のチップ領域にそれぞれ内部回路が形成されてなる。また、第1の実施形態に係る半導体装置は、スクライブ領域の切り離しにより、半導体ウェハから個片の半導体装置として切り出される。
【0023】
図1は、第1の実施形態に係る半導体装置の平面構成を示している。
【0024】
図1に示すように、チップ領域Rcに内部回路10が形成されていると共に、チップ領域Rcに内部回路10を取り囲むようにシールリング11が形成されている。シールリング11は、チップ領域Rcに形成されたN+ 型(又はP+ 型)の第1の不純物拡散層(図示省略)を有する。第1の不純物拡散層は、内部回路10と接続されている固定電位端子(接地電位端子又は電源電位端子)に、第1の不純物拡散層上に形成された金属配線を介して接続されている。尚、図1において、太実線は金属配線等の配線を示している。
【0025】
一方、スクライブ領域Rsには、内部回路10と電気的に接続されている検査用パッド12が形成されている。また、スクライブ領域Rsにおけるシールリング11の第1の不純物拡散層から所定の距離だけ離れた位置に、N+ 型(又はP+ 型)の第2の不純物拡散層13が、シールリング11の第1の不純物拡散層と対向するように形成されている。第2の不純物拡散層13と検査用パッド12とは電気的に接続されている。本実施形態の特徴は、第2の不純物拡散層13と、シールリング11の第1の不純物拡散層とによって、検査用パッド12から内部回路10に過剰な電流が流れ込むことを防止する入力保護回路17が構成されていることである。
【0026】
入力保護回路17の第2の不純物拡散層13は、シールリング11を横断する金属配線を介して、チップ領域Rcに形成された第3の不純物拡散層よりなる抵抗つまり半導体抵抗14と電気的に接続されている。また、チップ領域Rcにおける半導体抵抗14と内部回路10との間の電気的な接続経路上には、半導体抵抗14と内部回路10との電気的な接続及び切り離しを行なうスイッチ回路15が形成されている。尚、スイッチ回路15は、チップ領域Rcに形成され且つ接続情報が格納されたヒューズROM回路16と接続されていると共に、スイッチ回路15における半導体抵抗14と内部回路10との電気的な接続及び切り離しの制御はヒューズROM回路16を用いて行なわれる。
【0027】
以上に説明したように、本実施形態においては、検査用パッド12がスクライブ領域Rsに配置されていると共に、入力保護回路17がスクライブ領域Rs及びその近傍部に配置されている。ところで、入力保護回路をスクライブ領域に配置するためには、面積が極めて小さい入力保護回路が必要である(「発明が解決しようとする課題」を参照)。そこで、次に、本実施形態の入力保護回路17について詳しく説明する。
【0028】
図2(a)は図1におけるI−I線の断面構成の一例を示す図であり、図2(b)は、図2(a)に示す断面構成によって実現される入力保護回路17の回路構成を模式的に示す図である。
【0029】
図2(a)に示すように、半導体ウェハよりなるp- 型(又はnー 型)の半導体基板20の上には、シールリング11を構成し且つ固定電位が印加される第1の不純物拡散層21と、検査用パッド12からの信号が入力される第2の不純物拡散層13とが素子分離絶縁膜22を挟んで形成されている。ここで、第1の不純物拡散層21と第2の不純物拡散層13とを、所望の入力保護回路特性が得られる距離だけ離して対向させると、第1の不純物拡散層21と第2の不純物拡散層13と半導体基板20とによって、図2(b)に示すような、比較的面積の小さい寄生バイポーラトランジスタ型の入力保護回路17を実現できる。
【0030】
第1の実施形態によると、チップ領域Rcの内部回路10を検査するための検査用パッド12がスクライブ領域Rsに形成されていると共に、検査用パッド12から内部回路10に過剰な電流が流れ込むことを防止する入力保護回路17がスクライブ領域Rs及びその近傍部に形成されている。このため、内部回路10の検査終了後に、スクライブ領域Rsを切り離すことにより、検査用パッド12及び入力保護回路17(正確にはその所定の部分)が存在しない、面積が縮小した個片の半導体装置を確実に製造できる。また、スクライブ領域Rsの切り離しによって、検査用パッド12と共に、半導体装置解析の基点として利用されやすい入力保護回路17が切り落とされるので、半導体装置からの情報の不正な読み出し又は該情報の改ざん等を確実に防止できる。
【0031】
また、第1の実施形態によると、入力保護回路17が、シールリング11を構成する第1の不純物拡散層21と、スクライブ領域Rsにおける第1の不純物拡散層21から所定の距離だけ離れた位置に形成された第2の不純物拡散層13とから構成されるため、例えば第1の不純物拡散層21と第2の不純物拡散層13と半導体基板20とによって、小面積の寄生バイポーラトランジスタ型入力保護回路を実現できる。すなわち、入力保護回路17の一部に、シールリング11を構成する第1の不純物拡散層21を利用するため、入力保護回路17の配置に必要な面積を小さくできると共に、入力保護回路17におけるスクライブ領域Rsに配置される部分の面積を小さくできる。このため、スクライブ領域Rsに入力保護回路17を配置することに伴うスクライブ領域Rsの面積の増加を抑制できるので、半導体基板20つまりウェハからの半導体装置の切り出し数の減少を防止できる。また、スクライブ領域Rsの切り離しによって、入力保護回路17を構成する第2の不純物拡散層13が確実に切り落とされるので、半導体装置からの情報の不正な読み出し又は該情報の改ざん等を確実に防止できる。
【0032】
また、第1の実施形態によると、入力保護回路17の作用により、入力保護回路17に流れ込んだ過剰電流を、第2の不純物拡散層13から、シールリング11を構成する第1の不純物拡散層21を経て、内部回路10と接続されている固定電位端子(接地電位端子又は電源電位端子)に逃がすときに次のような効果が得られる。すなわち、該固定電位端子と第1の不純物拡散層21とを接続する配線として、第1の不純物拡散層21上に形成された金属配線を利用できる。このとき、該金属配線は、シールリング11を横断してスクライブ領域Rsまで延びることがないので、スクライブ領域Rsの切り離し後に、腐食汚染が生じたり又は金属配線の切り屑に起因する配線間の短絡が生じたりすることを防止できる。また、入力保護回路17に流れ込んだ過剰電流を逃がす経路として、抵抗の高いポリシリコン配線を利用する必要がないので、入力保護回路17の特性劣化を防止できる。
【0033】
また、第1の実施形態によると、入力保護回路17(正確にはスクライブ領域Rsの第2の不純物拡散層13)が、シールリング11を横断する金属配線を介して、チップ領域Rcの半導体抵抗14と接続されている。このため、半導体抵抗14は内部回路10のための入力保護抵抗として機能する。また、スクライブ領域Rsの切り離しに伴う金属配線の切断の後に、金属配線の切断面から腐食汚染が生じても、該腐食汚染は半導体抵抗14で止められるので、金属配線を伝って腐食汚染が内部回路10まで浸透することを防止できる。
【0034】
また、第1の実施形態によると、半導体抵抗14と内部回路10との電気的な接続及び切り離しを行なうスイッチ回路15がチップ領域Rcに形成されていると共に、スイッチ回路15における半導体抵抗14と内部回路10との電気的な接続及び切り離しの制御がヒューズROM回路16により行なわれる。すなわち、スイッチ回路15は、接続情報を格納したヒューズROM回路16と接続されているので、スクライブ領域Rsの切り離し後に、例えばヒューズROM回路16を溶断することによって、シールリング11を横断する金属配線と接続された半導体抵抗14と、内部回路10とを電気的に切り離すことができる。従って、スクライブ領域Rsの入力保護回路17とチップ領域Rcの内部回路10とを接続するために、シールリング11を横断する金属配線を用いても、スクライブ領域Rsの切り離しにより生じた金属配線の切り屑に起因して配線間に短絡が生じることを防止できる。
【0035】
以上のように、第1の実施形態によると、入力保護回路と検査用パッドとをスクライブ領域に配置する際の製造上の課題であった、金属配線切断後の腐食汚染、金属配線の切り屑に起因する配線間の短絡、シールリングを横断する配線として高抵抗のポリシリコン配線を使用した場合の入力保護回路の特性劣化、及び、シールリングを横断する配線として高融点金属又は高融点合金よりなる配線を使用した場合の製造コストの高騰等を防止できる。また、個片化された半導体装置内で通常使用されている、面積が非常に大きい入力保護回路をそのままスクライブ領域に配置することによる、スクライブ領域の面積の増大、及び、その結果としての半導体ウェハからの半導体装置の切り出し数の減少等という問題も解決される。すなわち、十分に面積が縮小した入力保護回路17をスクライブ領域Rsに配置できると共に、内部回路10と入力保護回路17とを電気的に接続するための、シールリング11を横断する配線として金属配線を使用できる。従って、内部回路10の検査終了後にスクライブ領域Rsを切り離すことにより、情報の不正な読み出し又は情報改ざん等を防止でき且つ面積が縮小された高品質の半導体装置を低コストで確実に製造することができる。
【0036】
尚、第1の実施形態において、入力保護回路17(正確には第2の不純物拡散層13)をスクライブ領域Rsに配置し、それによりスクライブ領域Rsの切り離しと共に入力保護回路17を切り落とした。しかし、入力保護回路17の一部として、チップ領域Rcのシールリング11を構成する第1の不純物拡散層21を利用することにより、入力保護回路17の配置に必要な面積が従来よりも小さくなっているので、第2の不純物拡散層13を含む入力保護回路17の全体をチップ領域Rcに設けた場合にも、半導体装置の面積縮小効果が十分に生じる。
【0037】
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置について図面を参照しながら説明する。
【0038】
第2の実施形態が第1の実施形態と異なっている点は次の通りである。すなわち、第1の実施形態においては、入力保護回路17として寄生バイポーラトランジスタ型の入力保護回路を形成した。それに対して、第2の実施形態においては、入力保護回路17としてMOSトランジスタ型の入力保護回路を形成する。尚、第2の実施形態に係る半導体装置の平面構成は、図1に示す第1の実施形態に係る半導体装置の平面構成と同様である。
【0039】
図3(a)は図1におけるI−I線の断面構成の他例を示す図であり、図3(b)は、図3(a)に示す断面構成によって実現される入力保護回路17の回路構成を模式的に示す図である。
【0040】
図3(a)に示すように、半導体ウェハよりなるp- 型(又はnー 型)の半導体基板20における素子分離絶縁膜22によって囲まれたMOSトランジスタ領域において、シールリング11を構成する第1の不純物拡散層21はソース領域として機能し、検査用パッド12からの信号が入力される第2の不純物拡散層13はドレイン領域として機能する。また、半導体基板20上における第1の不純物拡散層21と第2の不純物拡散層13との間にはゲート電極23が形成されている。ゲート電極23と第1の不純物拡散層21とには固定電位が印加される。このような構成によって、図3(b)に示すような、比較的面積の小さいMOSトランジスタ型の入力保護回路17を実現できる。
【0041】
第2の実施形態によると、検査用パッド12と共にMOSトランジスタ型の入力保護回路17(正確には第2の不純物拡散層13)がスクライブ領域Rsに配置されているので、内部回路10の検査終了後にスクライブ領域Rsを切り離すことにより、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0042】
尚、第2の実施形態においても、入力保護回路17の一部として、チップ領域Rcのシールリング11を構成する第1の不純物拡散層21を利用することにより、入力保護回路17の配置に必要な面積が従来よりも小さくなっているので、第2の不純物拡散層13を含む入力保護回路17の全体をチップ領域Rcに設けた場合にも、半導体装置の面積縮小効果が十分に生じる。
【0043】
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置について図面を参照しながら説明する。
【0044】
第3の実施形態が第1の実施形態と異なっている点は次の通りである。すなわち、第1の実施形態においては、スイッチ回路15の接続情報を格納したヒューズROM回路16をチップ領域Rcに形成し、スクライブ領域Rsの切り離し後に、ヒューズROM回路16を溶断することによって内部回路10と半導体抵抗14とを電気的に切り離した。それに対して、第3の実施形態においては、ヒューズROM回路16のヒューズを、半導体基板20上にスクライブ領域Rsの切断ラインを横断するように形成すると共に該ヒューズをポリシリコンから構成する。このようにすると、スクライブ領域Rsの切り離しと同時に該ヒューズを切断することによって内部回路10と半導体抵抗14とを電気的に切り離すことができる。
【0045】
図4は、第3の実施形態に係る半導体装置におけるヒューズROM回路のヒューズの配置領域及びその周辺領域の平面構成を示している。
【0046】
図4に示すように、ヒューズROM回路16のヒューズ24は、ポリシリコンから構成されていると共に、チップ領域Rcのシールリング11、及びスクライブ領域Rsにおける切断ライン25を横断するように配置されている。より具体的には、ヒューズ24は、チップ領域Rcに位置する一端からシールリング11及び切断ライン25を横断するようにスクライブ領域Rsまで延び、それからスクライブ領域Rsで折り返し、再び切断ライン25及びシールリング11を横断してチップ領域Rcに位置する他端に戻る。また、ヒューズ24の両端は金属配線26とコンタクトプラグ27を介して接続されている。尚、ヒューズ24の材料としてポリシリコンを用いる理由は、アルミ等の金属を用いた場合、スクライブ領域Rsの切り離し後に、腐食汚染が生じたり又は金属の切り屑に起因する配線間の短絡が生じるからである。
【0047】
ところで、第3の実施形態においては、シールリング11を構成する第1の不純物拡散層21を、ヒューズ24と重ならないように迂回させて配置する必要がある。その理由は、ヒューズ24がMOSトランジスタのゲート電極として機能することを防止するためである。
【0048】
第3の実施形態によると、スクライブ領域Rsの切り離しと同時にヒューズ24を切断することによって、シールリング11を横断する金属配線と接続された半導体抵抗14と、内部回路10とを電気的に切り離すことができる。このため、スクライブ領域Rsの入力保護回路17とチップ領域Rcの内部回路10とを接続するために、シールリング11を横断する金属配線を用いても、スクライブ領域Rsの切り離しにより生じた金属配線の切り屑に起因して配線間に短絡が生じることを防止できる。
【0049】
また、第3の実施形態によると、ヒューズ24の配置領域の全体をチップ領域Rcに確保しなくてもよいので、言い換えると、ヒューズ24を部分的にスクライブ領域Rsに配置できるので、その分に相当する面積をチップ領域Rcにおいて他の回路等のために有効利用できる。さらに、スクライブ領域Rsの切り離しと同時にヒューズ24を切断するので、スクライブ領域Rsの切り離し後にヒューズROM回路16の溶断によって内部回路10と半導体抵抗14とを電気的に切り離す場合と比べて、ヒューズROM回路16の溶断を行なう工程を省略できるので、製造工程を削減することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明によると、検査用パッドがスクライブ領域に形成されていると共に入力保護回路がスクライブ領域及びその近傍部に形成されているため、スクライブ領域を切り離すことにより、面積が縮小した半導体装置を確実に製造できると共に、半導体装置からの情報の不正な読み出し又は該情報の改ざん等を確実に防止できる。また、入力保護回路の全体をチップ領域に設けた場合にも、入力保護回路の一部として、シールリングを構成する不純物拡散層を利用するため、入力保護回路の面積を小さくできるので、半導体装置の面積を縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態に係る半導体装置の平面構成を示す図である。
【図2】(a)は図1におけるI−I線の断面構成の一例(本発明の第1の実施形態)を示す図であり、(b)は、(a)に示す断面構成によって実現される入力保護回路の回路構成を模式的に示す図である。
【図3】(a)は図1におけるI−I線の断面構成の他例(本発明の第2の実施形態)を示す図であり、(b)は、(a)に示す断面構成によって実現される入力保護回路の回路構成を模式的に示す図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る半導体装置におけるヒューズROM回路のヒューズの配置領域及びその周辺領域の平面構成を示す図である。
【図5】従来の半導体装置の平面構成を示す図である。
【符号の説明】
10 内部回路
11 シールリング
12 検査用パッド
13 第2の不純物拡散層
14 半導体抵抗
15 スイッチ回路
16 ヒューズROM回路
17 入力保護回路
20 半導体基板
21 第1の不純物拡散層
22 素子分離絶縁膜
23 ゲート電極
24 ヒューズ
25 切断ライン
26 金属配線
27 コンタクトプラグ
Rc チップ領域
Rs スクライブ領域

Claims (4)

  1. 半導体ウェハにおけるスクライブ領域によって区画された複数のチップ領域にそれぞれ形成された内部回路と、
    前記スクライブ領域に形成され且つ前記内部回路と電気的に接続された検査用パッドと、
    前記チップ領域に前記内部回路を取り囲むように形成され且つ固定電位が印加される第1の不純物拡散層を有するシールリングと、
    前記スクライブ領域及びその近傍部に形成され且つ前記内部回路及び検査用パッドのそれぞれと電気的に接続されていると共に前記検査用パッドから前記内部回路に過剰な電流が流れ込むことを防止する入力保護回路とを備え、
    前記入力保護回路は、前記スクライブ領域における前記第1の不純物拡散層から所定の距離だけ離れた位置に前記第1の不純物拡散層と対向するように形成され且つ前記検査用パッドと電気的に接続された第2の不純物拡散層と、前記第1の不純物拡散層とから構成され、
    前記第1の不純物拡散層及び前記第2の不純物拡散層のそれぞれの導電型は同じであり、
    前記第1の不純物拡散層及び前記第2の不純物拡散層のそれぞれの導電型と前記半導体ウェハの導電型とは異なることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1の不純物拡散層はMOSトランジスタのソース領域として機能すると共に前記第2の不純物拡散層は前記MOSトランジスタのドレイン領域として機能し、
    前記入力保護回路は、前記半導体ウェハ上における前記第1の不純物拡散層と前記第2の不純物拡散層との間に形成され且つ固定電位が印加されるゲート電極をさらに有することを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体ウェハ上に前記シールリングを横断するように形成され且つ前記第2の不純物拡散層と接続された金属配線と、
    前記チップ領域に形成された第3の不純物拡散層よりなり且つ前記金属配線と接続された抵抗と、
    前記チップ領域に形成され且つ前記抵抗と前記内部回路との電気的な接続及び切り離しを行なうスイッチ回路とをさらに備え、
    前記スイッチ回路における前記抵抗と前記内部回路との電気的な接続及び切り離しの制御はヒューズROM回路により行なわれることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記ヒューズROM回路のヒューズは、前記半導体ウェハ上に前記スクライブ領域の切断ラインを横断するように形成されていると共にポリシリコンから構成されていることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
JP2002129568A 2001-09-03 2002-05-01 半導体装置 Expired - Fee Related JP4034992B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002129568A JP4034992B2 (ja) 2002-05-01 2002-05-01 半導体装置
EP02256060A EP1288701A3 (en) 2001-09-03 2002-08-30 Lens mounting mechanism of spectacle lens mounting member, auxiliary spectacles and spectacles

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002129568A JP4034992B2 (ja) 2002-05-01 2002-05-01 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003324156A JP2003324156A (ja) 2003-11-14
JP4034992B2 true JP4034992B2 (ja) 2008-01-16

Family

ID=29542940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002129568A Expired - Fee Related JP4034992B2 (ja) 2001-09-03 2002-05-01 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4034992B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4462903B2 (ja) * 2003-11-18 2010-05-12 パナソニック株式会社 半導体ウェハ
JP2005235977A (ja) 2004-02-19 2005-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路
KR100812023B1 (ko) 2006-08-23 2008-03-10 삼성에스디아이 주식회사 유기전계발광 표시장치 및 그 모기판
KR100732819B1 (ko) 2006-08-30 2007-06-27 삼성에스디아이 주식회사 유기전계발광 표시장치 및 그의 모기판
JP2012256787A (ja) * 2011-06-10 2012-12-27 Renesas Electronics Corp 半導体装置及び半導体装置の製造方法
CN113410209B (zh) * 2021-06-09 2023-07-18 合肥中感微电子有限公司 一种修调电路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003324156A (ja) 2003-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3013624B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP2003124336A (ja) Cmos出力段用esd保護装置
CN104576605A (zh) 显示装置驱动用半导体集成电路装置
JP3116916B2 (ja) 回路装置、その製造方法
JPH10189756A (ja) 半導体装置
JP4034992B2 (ja) 半導体装置
JP2006196487A (ja) 半導体装置
JPH11261010A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4316702B2 (ja) 半導体チップの静電気保護用トランジスタとその製造方法、及びそのトランジスタを有する半導体チップ
US5661331A (en) Fuse bank
US20090152633A1 (en) Semiconductor device
JPH08181219A (ja) 半導体集積回路装置
US6281553B1 (en) Semiconductor device, electrostatic discharge protection device, and dielectric breakdown preventing method
JP2008153528A (ja) 半導体チップ
JP2000349165A (ja) 半導体集積回路装置と半導体集積回路装置の製造方法
CN103839925A (zh) 半导体装置
JP3728389B2 (ja) 表面カバーを備えた半導体チップ
JP4507091B2 (ja) 半導体装置の製造方法及び半導体装置
JP2776569B2 (ja) 半導体装置
KR100314278B1 (ko) 반도체 소자의 정전기 방지 구조
TW494564B (en) Electrostatic discharge protection circuit
JP6054612B2 (ja) 半導体集積装置
JPH0329361A (ja) 半導体装置
JPS5843558A (ja) 相補型絶縁ゲ−ト電界効果半導体集積回路装置
KR20050035687A (ko) 정전기 방전 보호소자 및 그의 제조하는 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071026

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees