JP4033434B2 - シート状記録材料の搬送方法及び装置 - Google Patents

シート状記録材料の搬送方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状の記録材料を搬送する方法及び装置に関し、更に詳しくは、記録材料がローラ対に挟持される際に発生する衝撃や、ローラ対の挟持から解除される際に発生する衝撃を抑制して、記録材料を精密に搬送する方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば写真プリンタでは、シート状の記録材料を副走査方向に搬送しながら、これに垂直な主走査方向に走査露光することにより、記録材料に画像が記録される。記録材料を搬送する副走査搬送手段は、記録材料を挟持して露光位置へと搬送する送り込みローラ対と、この送り込みローラ対と同一速度で回転し、記録済みの記録材料を搬送する送り出しローラ対とで構成される。
【0003】
この記録材料が送り出しローラ対に挟持され、あるいは、記録材料が送り込みローラ対の挟持から解除されると、記録材料に衝撃が発生して先端部又は後端部が振動する。この振動により記録位置にずれが生じるため、濃度ムラが発生しやすくなる。
【0004】
そこで、各ローラ対のニップローラを進退自在に設けて記録材料の挟持又は解除を可能とし、記録材料の先端が送り出しローラ対を通過した後に送り出しローラ対による挟持を開始し、記録材料の後端が送り込みローラ対を通過する前に送り込みローラ対による挟持を解除する搬送機構が提案されている(特開昭63−67859号公報)。これにより、記録材料の通過時における衝撃が低減するため、濃度ムラの発生を抑制することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
記録材料を一定速度で搬送するためには、記録材料は少なくとも一方のローラ対によって常に挟持されている必要がある。このため、ニップローラが進退する速度は、最小サイズの記録材料を用いる場合に、送り出しローラ対側のニップローラが記録材料を挟持する際に、記録材料の後端が送り込みローラ対を通過することのないように定められている。ここで、衝撃を効果的に低減するためには、できる限りニップローラの進退速度が遅くなるように動作制御することが望ましい。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、記録材料の搬送時に発生する衝撃を効果的に抑制して、露光ムラを低減することが可能なシート状記録材料の搬送方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、記録材料の記録位置に対して上流側に配された前段側ローラ対の可動ローラが前記記録材料から離れるときの退避速度と、前記記録位置に対して下流側に配された後段側ローラ対の可動ローラが記録材料に接触するときの進入速度とを変更自在に構成し、前記記録材料が長くなるに応じて、前記前段側ローラ対の可動ローラの退避速度と前記後段側ローラ対の可動ローラの進入速度とが遅くなるように動作制御したものである。後段側ローラ対の可動ローラの進入速度を、前段側ローラ対の可動ローラの退避速度より遅くすることにより、記録材料の衝撃をさらに弱くすることができる。また、記録材料の搬送を行わないときは、前段側ローラ対の可動ローラと後段側ローラ対の可動ローラとを解除位置に保持しておくことが好ましい。
【0008】
請求項4記載の発明は、シート状の記録材料を挟持する挟持位置と前記記録材料の挟持を解除する解除位置との間で進退自在の可動ローラを有し、前記記録材料の記録位置を挟んで配された前段側ローラ対及び後段側ローラ対と、前記記録材料の先端が前記後段側ローラ対の間を通過した後に、後段側ローラ対の可動ローラを挟持位置へと移動させる第1の移動手段と、前記記録材料の後端が前記前段側ローラ対の間を通過する前に、前段側ローラ対の可動ローラを退避位置へと移動させる第2の移動手段とを備え、前記記録材料が長くなるに応じて、前記前段側ローラ対の可動ローラの退避速度と前記後段側ローラ対の可動ローラの進入速度とが遅くなるように動作制御したものである。また、後段側ローラ対の可動ローラの進入速度を、前段側ローラ対の可動ローラの退避速度より遅くすることにより、記録材料への衝撃をさらに低減することができる。
【0009】
また、前記記録材料の搬送方向に対して、前記後段側ローラ対の上流側に配置され、前記記録材料の先端の通過を検出して前記第1の移動手段を作動させるための第1の位置センサと、前記記録材料の搬送方向に対して、前記前段側ローラ対の上流側に配置され、前記記録材料の後端の通過を検出して前記第2の移動手段を作動させるための第2の位置センサとを用いることにより、可動ローラの動作制御を行うことができる。
【0010】
また、前記第1の移動手段及び前記第2の移動手段を単一の駆動手段に接続し、前記前段側ローラ対の可動ローラと前記後段側ローラ対の可動ローラとを選択的に進退させるようにすることが好ましい。このため、前記第1の移動手段を、前記後段側ローラ対の可動ローラを回転自在に支持する第1ブラケットと、当該可動ローラが挟持位置にくるように前記第1ブラケットを付勢する第1付勢手段と、回動自在に設けられ、一端側に第1ブラケットを接続した第1回動部材とから構成し、前記第2の移動手段を、前記前段側ローラ対の可動ローラを回転自在に支持する第2ブラケットと、当該可動ローラが挟持位置にくるように前記第2ブラケットを付勢する第2付勢手段と、回動自在に設けられ、一端側に第2ブラケットを接続した第2回動部材とから構成して、前記単一の駆動手段として前記第1回動部材と前記第2回動部材の他端と当接する単一の偏心カムを設け、この偏心カムの回転によって第1回動部材と第2回動部材とを選択的に回動させることにより、前記可動ローラを進退させることができる。また、前記偏心カムの回転速度を調節することで、前記可動ローラの進退速度を変化させることができる。
【0011】
なお、前記記録材料が搬送されていないときは、前記前段側ローラ対の可動ローラと前記後段側ローラ対の可動ローラとを解除位置へと保持しておくことが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1はプリンタプロセサを示す概略図であり、プリンタプロセサ10は、互いに接続されたプリンタ11とプロセサ12から構成される。プリンタ11は、ペーパー装填部13、ペーパーカッタ14、裏印字装置15、露光部16、ペーパー振り分け部17から構成される。プロセサ12は、現像処理装置20、スクイズローラ21、乾燥装置22、集積装置23から構成される。
【0013】
ペーパー装填部13には、ペーパーマガジン24が装填される。このペーパーマガジン24には、シート状の感光記録紙25をロール状に巻き取った記録紙ロール26が収納されている。この感光記録紙25は、原紙等で形成された基体の少なくとも乳剤塗布側(画像記録側)の表面に対し、例えばポリエステルを含む樹脂に白色顔料を混合分散した組成物を被覆して形成される。また、ペーパーマガジン24には給紙ローラ対27が設けられ、図示しない送り用駆動モータによって給紙ローラ対27が図中時計方向に回転すると、記録紙ロール26から感光記録紙25が引き出され、ペーパーカッタ14へと送り出される。
【0014】
ペーパーカッタ14は、固定刃14aと可動刃14bから構成され、ペーパー装填部13と裏印字部15との間に配置される。感光記録紙25の先端がペーパーカッタ14より所定の長さだけ送り出されると、図示しないカッタ駆動機構が作動して可動刃14bが固定刃14aの方へと移動し、感光記録紙25を切断してカットシート状の記録紙シート30とする。記録紙シート30は、複数の搬送ローラ対31及び図示しないガイドプレートに沿って裏印字装置15、露光部16へと搬送される。
【0015】
裏印字装置15では、記録紙シート30の裏面(乳剤層とは反対側の面)に必要情報が印字される。露光部16では、記録紙シート30は受け渡しローラ対35,36、送り込みローラ対33、送り出しローラ対34によって順次搬送される。露光部16には、周知のレーザープリンタと画像メモリとを備えた露光装置32が配されている。露光装置32は、送り込みローラ対33と送り出しローラ対34との間を通過する記録紙シート30に対して、画像メモリに記憶された画像データに基づき強度変調されたレーザ光を照射して露光を行う。露光済みの記録紙シート30は、ベルトコンベア37に送られる。記録紙シート30は、ベルトコンベア37の上で搬送される際にペーパー振り分け部17によって複数列に振り分けられ、現像処理装置20に送られる。
【0016】
現像処理装置20は、順次隣接して配置された現像槽40と、定着槽41と、1次〜4次洗浄槽42,43,44,45とから構成され、それぞれ、現像液、定着液、洗浄液が充填されている。各槽40〜45には図示しない加熱器と温度センサとが設けられ、液温が一定になるように温度制御が行われる。記録紙シート30は、図中破線で示された搬送路46に沿って各槽40〜45の内部を通過しながら、発色現像・定着・洗浄の各処理が行われる。
【0017】
スクイズ装置21は、搬送路46を挟むように配置された1対のニップローラで構成される。記録紙シート30がこのニップローラに挟持される際に、表面に付着した洗浄液が絞り出される。そして、絞り出された洗浄液は4次洗浄槽45に戻される。
【0018】
乾燥装置22には、ヒータユニットや送風機等が配置され、高温の乾燥風を記録紙シート30の露光面に送る。これにより、スクイズ装置21を通過した記録紙シート30が乾燥処理される。乾燥装置22を通過した記録紙シート30は、集積装置23によって各プリント指令毎に1カ所に集められ、図示しない分配装置によって各プリント指令毎に振り分けられてプロセサ外部へと送り出される。
【0019】
図2には、露光部16に係る搬送機構を示したものである。搬送機構は、受け渡しローラ対35,36と、送り込みローラ33対と、送り出しローラ対34と、ベルトコンベア37とから構成される。なお、送り込みローラ対33と送り出しローラ対34を構成する各ローラ60〜63は、図3に示すように、実際には周溝によって分断された多数のロール本体を備えた形状となっているが、図2においては、図面の煩雑化を避ける意味で1本のロールとして表示している。
【0020】
受け渡しローラ対35,36はガイド板47を挟んで上下に配されたキャプスタンローラ50,51とニップローラ52,53とからなる。キャプスタンローラ50,51の一端には、従動ギヤ54,55が取り付けられ、図示しないモータによる駆動力を受けて回転する。また、従動ギヤ54,55の内側には、周知の一方向クラッチが取り付けられている。記録紙シート30が送り込みローラ対33にニップされると、この一方向クラッチが作動して、キャプスタンローラ50,51がフリーローラ化する。このため、受け渡しローラ対35,36は送り込みローラ対33による送り速度と同速度で回転する。
【0021】
送り込みローラ対33と送り出しローラ対34とは、それぞれ、ガイド板47を挟んで上下に配されたキャプスタンローラ60,61と、従動ローラであるニップローラ62,63とからなる。送り込みローラ対33側のキャプスタンローラ60には、図示しないギヤ列を介して送り用モータ64が接続される。この送り用モータ64には、例えば、ロータ歯数が100歯の5相のパルスモータが用いられる。この送り用モータ64は、例えば10回転/秒以上の速度で回転するように、駆動パルスが印加されている。
【0022】
なお、図面の煩雑化を避けるために図5においてのみ図示しているが、ニップローラ62,63の間にはテンショナ軸68が配置され、このテンショナ軸68とキャプスタンローラ60,61とには、伸び縮みのないスチールベルト65が架けられている。このため、単一の送り用モータ64によって、2つのキャプスタンローラ60,61が等速度で回転する。
【0023】
送り用モータ64が駆動してキャプスタンローラ60,61が回転すると、ニップローラ62,63の間に挟み込まれた記録紙シート30が図中矢線方向(副走査方向)に一定速度で搬送される。そして、記録紙シート30が露光位置66(図5参照)を通過する際に、露光装置32において主走査方向に振られたレーザ光が照射され、露光が行われる。送り出しローラ対34を通過した記録紙シート30は、ベルトコンベア37の上に載せられて、現像処理装置20へと送られる。
【0024】
図3は、キャプスタンローラ60,61と記録紙ガイド67との外観を示したものである。キャプスタンローラ60,61は、金属製の軸部60a,61aと、この軸部の周囲を被覆したシリコンゴム60b,61bとから構成される。シリコンゴム60b,61bの外周面には、軸方向に多数個の周溝60c,61cが形成されている。この周溝60c,61cにより、ローラ外周面は多数個のロール本体60d,61dに分断され、記録紙シート30の幅方向における歪みを低減する。
【0025】
キャプスタンローラ60,61の間には記録紙ガイド67が配置されている。記録紙ガイド67は、縦断面がT字形に形成されており、上部が水平なガイドプレート67aとされ、下部が垂直な取り付けプレート67bとされている。図4に示すように、記録紙ガイド67は、ガイドプレート67aの上面がキャプスタンローラ60,61の頂部からわずかに低い位置になるように取り付けられている。記録紙シート30を挟持搬送する際にキャプスタンローラ60,61が変形して、記録紙シート30はガイドプレート67aの上面とほぼ同じ高さになるから、記録紙シート30を円滑に搬送することができる。
【0026】
ガイドプレート74aの両側には、複数の櫛歯状のガイド突起67c,67dが一体に設けられている。このガイド突起67c,67dは、それぞれ、キャプスタンローラ60,61の周溝60c,61c内に入り込んでいる。また、ガイド突起67c,67dの先端部には、周溝60c,61cの底面に沿った傾斜ガイド面が形成されており、キャプスタンローラ60,61への記録紙シート30の乗り移りが円滑に行われる。
【0027】
図2において、ニップローラ62,63は、その両端でブラケット70,71に回動自在に保持されている。ブラケット70,71は図示しないガイド板により昇降自在に案内されており、圧縮バネ84,85(図5参照)が取り付けられる。この圧縮バネ84,85の付勢によって、ニップローラ62,63がキャプスタンローラ60,61に押し付けられる。ブラケット70,71には係合長孔70a,71aが形成され、この係合長孔70a,71aを挿通するガイドピン72a,73aを介して、駆動レバー72,73が連結されている。
【0028】
駆動レバー72,73は、取り付け軸74により互いが交差するように回動自在に取り付けられる。駆動レバー72,73の一端側にはガイドピン72a,73aが設けられ、他端側に取り付けられたカムフォロア75,76が偏心カム77の湾曲面に摺接する。偏心カム77が回転すると、駆動レバー72,73の他端側が押し出され、駆動レバー72,73は取り付け軸74を中心として回動する。そして、ニップローラ62,63は記録紙シート30の挟持を解除する解除位置へと移動し、あるいは解除位置から挟持位置へと移動する。これにより、送り込みローラ対33と送り出しローラ対34とを選択的にニップ解除状態にする。
【0029】
図5〜図8に示すように、偏心カム77にはカム用モータ80が接続され、このカム用モータ80からの駆動力を受けて、偏心カム77は軸81を中心として回転する。カム用モータ80には、例えばパルスモータが用いられ、ドライバ86を介して接続されたコントローラ87からの駆動パルスを受けて回転する。このコントローラ87は、偏心カム77の回転速度を調節する手段として用いられ、その内部にはCPU90とメモリ91とが設けられている。CPU90には、記録紙シート30のサイズ情報を入力するための入力装置92が接続されている。
【0030】
メモリ91には、偏心カム77の回転速度情報が、記録紙シート30のサイズ(記録紙長)毎に書き込まれている。この回転速度情報は、例えば、カム用モータ80へと与える駆動パルスのパルスレートとして定められ、後段側ニップローラ63を速度Vdで挟持位置へと移動させる際の回転速度Vc1の情報と、前段側ニップローラ62を速度Vuで挟持位置から退避させる際の回転速度Vc2の情報とが含まれている。この速度Vd及びVuの値が大きいほど、記録紙シート30が受ける衝撃が大きくなり、露光ムラや送りムラが発生しやすくなる。
【0031】
記録紙シート30のサイズが大きい(記録紙が長い)場合には、記録紙シート30の先端が送り出しローラ対34を通過してから、記録紙シート30の後端が送り込みローラ対33を通過するまでの時間が長くなるため、その分だけ偏心カム77の回転速度を遅くすることができる。このため、記録紙シート30のサイズが大きい程、パルスレートの値が小さく(偏心カム77の回転速度が遅く)なっており、記録紙シート30が受ける衝撃を低減している。
【0032】
また、後段側ニップローラ63が挟持位置へと達する際、後段側ニップローラ63が記録紙シート30を押圧するため、記録紙シート30が受ける衝撃は前段側ニップローラ62が挟持位置から退避する際の衝撃よりも大きくなる。このため、前段側ニップローラ62の退避速度Vuに比べて、後段側ニップローラ63の進入速度Vdが大きくなるように、Vc1とVc2との値が定められている。
【0033】
プリント操作を行う前に、オペレータは入力装置92を操作して記録紙シート30のサイズ情報を入力する。このサイズ情報は、プリント時にコントローラ87内のCPU90に送られる。CPU90は、入力されたサイズ情報(記録紙長情報)に対応した回転速度情報をメモリ91から読み出す。そして、読み出された回転速度情報に基づいて、カム用モータ80を駆動する。
【0034】
ニップローラ62、63の前段側の上方には位置センサ82,83が配されており、CPU90に接続されている。この位置センサ82,83は、発光部と受光部とから構成され、発光部において図中下方向に光照射し、その反射光を受光部で検出している。記録紙シート30の先端又は後端が通過して反射光強度が変化すると、位置センサ82,83はCPU90に信号を送る。CPU90は位置センサ82,83からの信号を受けて偏心カム77を回転させる。
【0035】
記録紙シート30の搬送が行われていないときは、偏心カム77が駆動レバー72,73の他端側を押し出しており、ニップローラ62,63はともに退避位置で保持される。これにより、未使用時にニップローラ62,63がキャプスタンローラ60,61に押し付けられることがなく、各ローラ60〜63を被覆するシリコンゴムの変形を防止することができる。なお、ニップローラ62,63が退避位置にあるときに、ローラ対の間隔L1が1mm程度となるように定められている。
【0036】
記録紙シート30の搬送が開始すると、図5に示す状態から図6に示す状態へと、偏心カム77が図中時計方向に回転する。これにより偏心カム77のリフト量によって前段側駆動レバー72が図中反時計方向に回転し、前段側ニップローラ62が挟持位置へと下降する。この状態で記録紙シート30が送り込みローラ対33に送られ、この送り込みローラ対33により露光位置66へ向けて送り出される。そして、記録紙シート30の先端が露光位置66を通過するタイミングで走査露光が開始される。
【0037】
記録紙シート30の先端が後段側の位置センサ83の下部を通過すると、CPU90は当該位置センサ83からの信号を受け、入力された記録紙長情報に対応する回転速度情報をメモリ91から読み出し、カム用モータ80に駆動パルスを与える。偏心カム77が図6に示す状態から図7に示す状態へと図中時計方向に速度Vc1で回転して、後段側駆動レバー73のみを回動させる。前段側のニップローラ62が挟持位置に保持されたまま、後段側のニップローラ63が速度Vdで挟持位置へと移動する。そして、記録紙シート30の先端が送り出しローラ対34を通過した後に後段側のニップローラ63が挟持位置へと到達する。このため、記録紙シート30は送り出しローラ対34にニップされる際の衝撃が抑えられ、露光ムラや送りムラの発生を抑制できる。
【0038】
記録紙シート30は送り込みローラ対33と送り出しローラ対34に挟持されて図中矢線方向に搬送される。そして、記録紙シート30の後端が前段側の位置センサ82を通過すると、CPU90は当該位置センサ82からの信号を受け、回転速度情報をメモリ91から読み出してカム用モータ80に駆動パルスを与える。偏心カム77は、図7に示す状態から図8に示す状態へと図中時計方向に速度Vc2で回動し、前段側駆動レバー72のみを回動させる。後段側のニップローラ63が挟持位置に保持されたまま、前段側のニップローラ62が速度Vuで退避位置へと移動を開始する。これにより、記録紙シート30の後端が送り込みローラ対33を通過する前に、送り込みローラ対33による挟持が解除され、記録紙シート30が送り込みローラ対33を離れる際の衝撃が低減する。
【0039】
露光が終了して、記録紙シート30の後端が送り出しローラ対34の間を通過すると、偏心カム77は図8に示す状態から図6に示す状態へと回動する。次の記録紙シート30が送られてくると、偏心カム77は上記と同様の動作によってニップローラ62,63を進退させて、記録紙シート30の搬送を行う。
【0040】
このように、記録紙シート30が長いときにVdとVuとの値を小さく定めることにより、記録紙シート30が両ローラ対33,34を通過する際の衝撃をさらに小さく抑えることができる。また、単一の偏心カム77の回転速度を調節するだけで、記録紙シート30の長さに応じてニップローラ62,63の進退速度を変化させることができる。このため、ニップローラ62,63の駆動機構を別個に設ける場合より、動作制御が簡単化する。
【0041】
上記実施形態では後段側ニップローラ63の進入速度Vdが前段側ニップローラ62の退避速度Vuよりも遅くなるように、偏心カム77の回転速度を制御しているが、もちろん、これらを同一速度としても良い。
【0042】
上記実施形態では、単一の偏心カム77を回転させて両ニップローラ62,63の移動を制御しているが、各々のニップローラ62,63を駆動する機構を個別に設け、ニップローラ62,63が独立に移動するようにしても良い。また、上記実施形態では、カム用モータ80をパルスモータとして説明したが、その他の種類のモータでも良く、例えばDCサーボモータを用いても良い。
【0043】
上記実施形態では、露光によって記録する例について説明したが、その他の記録方式において本発明を実施しても良い。例えば、露光装置32の代わりにインクジェットヘッドを備えたプリンタに対して本発明を実施しても良く、この場合においても記録紙シートを挟持する際の衝撃を低減することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記録材料が搬送方向に長くなるに応じて、前段側ローラ対の可動ローラの退避速度と後段側ローラ対の可動ローラの進入速度とが遅くなるように動作制御したから、記録材料が受ける衝撃が低減され、露光ムラを抑制することができる。
【0045】
また、後段側ローラ対の可動ローラの進入速度を、前段側ローラ対の可動ローラの退避速度よりも遅くしたから、記録材料が受ける衝撃を更に低減することができ、露光ムラを効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタプロセサの構成を示す概略図である。
【図2】露光部に係る記録紙シート搬送系を示す斜視図である。
【図3】キャプスタンローラと記録紙ガイドの斜視図である。
【図4】キャプスタンローラと記録紙ガイドの縦断面図である。
【図5】記録紙シートの搬送を行う前の状態を示す記録紙シート搬送系の側面図である。
【図6】記録紙シートの先端が後段側位置センサを通過した後の状態を示す記録紙シート搬送系の側面図である。
【図7】記録紙シートの先端が送り出しローラ対を通過したとの状態を示す記録紙シート搬送系の側面図である。
【図8】記録紙シートの後端が前段側位置センサを通過した後の状態を示す記録紙シート搬送系の側面図である。
【符号の説明】
10 プリンタプロセサ
16 露光部
30 記録紙シート
33 送り込みローラ対
34 送り出しローラ対
50,51,60,61 キャプスタンローラ
52,53,62,63 ニップローラ
72,73 駆動レバー
77 偏心カム
82,83 位置センサ
87 コントローラ

Claims (10)

  1. シート状の記録材料を挟持する挟持位置を前記記録材料の挟持を解除する解除位置との間で進退自在な可動ローラを有する2組のローラ対を、前記記録材料の記録位置を挟んで配置し、この記録位置に対して前記記録材料の搬送方向の上流側のローラ対を前段側ローラ対とするとともに下流側のローラ対を後段側ローラ対とし、
    前記前段側ローラ対によって挟持搬送された前記記録材料の先端が後段側ローラ対の間を通過した後に後段側ローラ対の可動ローラを挟持位置に進入させ、記録材料の後端が前段側ローラ対の間を通過する前に前段側ローラ対の可動ローラを解除位置に退避させてシート状の記録材料を搬送する搬送方法において、
    前記前段側ローラ対の可動ローラが前記記録材料から離れるときの退避速度と、前記後段側ローラ対の可動ローラが記録材料に接触するときの進入速度とを変更自在に構成し、
    前記記録材料が長くなるに応じて、前記前段側ローラ対の可動ローラの退避速度と前記後段側ローラ対の可動ローラの進入速度とが遅くなるように動作制御することを特徴とするシート状記録材料の搬送方法。
  2. 前記後段側ローラ対の可動ローラの進入速度を前記前段側ローラ対の可動ローラの退避速度より遅くしたことを特徴とする請求項1記載のシート状記録材料の搬送方法。
  3. 前記記録材料の搬送を行わないときは、前記前段側ローラ対の可動ローラと前記後段側ローラ対の可動ローラとを解除位置に保持することを特徴とする請求項1又は2記載のシート状記録材料の搬送方法。
  4. シート状の記録材料を挟持する挟持位置と前記記録材料の挟持を解除する解除位置との間で進退自在の可動ローラを有し、前記記録材料の記録位置を挟んで配された前段側ローラ対及び後段側ローラ対と、
    前記記録材料の先端が前記後段側ローラ対の間を通過した後に、後段側ローラ対の可動ローラを挟持位置へと移動させる第1の移動手段と、
    前記記録材料の後端が前記前段側ローラ対の間を通過する前に、前段側ローラ対の可動ローラを退避位置へと移動させる第2の移動手段とを備え、
    前記記録材料が長くなるに応じて、前記前段側ローラ対の可動ローラの退避速度と前記後段側ローラ対の可動ローラの進入速度とが遅くなるように動作制御することを特徴とするシート状記録材料の搬送装置。
  5. 前記後段側ローラ対の可動ローラの進入速度が前記前段側ローラ対の可動ローラの退避速度よりも遅くなっていることを特徴とする請求項4記載のシート状記録材料の搬送装置。
  6. 前記記録材料の搬送方向に対して、前記後段側ローラ対の上流側に配置され、前記記録材料の先端の通過を検出して前記第1の移動手段を作動させるための第1の位置センサと、
    前記記録材料の搬送方向に対して、前記前段側ローラ対の上流側に配置され、前記記録材料の後端の通過を検出して前記第2の移動手段を作動させるための第2の位置センサとを有することを特徴とする請求項4又は5記載のシート状記録材料の搬送装置。
  7. 前記第1の移動手段及び前記第2の移動手段は単一の駆動制御手段に接続され、前記前段側ローラ対の可動ローラと前記後段側ローラ対の可動ローラとは前記駆動制御手段によって選択的に進退することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項記載のシート状記録材料の搬送装置。
  8. 前記第1の移動手段は、前記後段側ローラ対の可動ローラを回転自在に支持する第1ブラケットと、後段側ローラ対の可動ローラが挟持位置にくるように前記第1ブラケットを付勢する第1付勢手段と、回動自在に設けられ、一端側に第1ブラケットを接続した第1回動部材とからなり、
    前記第2の移動手段は、前記前段側ローラ対の可動ローラを回転自在に支持する第2ブラケットと、前段側ローラ対の可動ローラが挟持位置にくるように前記第2ブラケットを付勢する第2付勢手段と、回動自在に設けられ、一端側に第2ブラケットを接続した第2回動部材とからなり、
    前記単一の駆動制御手段は前記第1回動部材と前記第2回動部材との他端に当接する単一の偏心カムであって、この偏心カムの回転によって第1回動部材と第2回動部材とが選択的に回動して前記可動ローラを進退させることを特徴とする請求項7記載のシート状記録材料の搬送装置。
  9. 前記可動ローラの進退速度の変化は、前記偏心カムの回転速度を調節することにより行われることを特徴とする請求項8記載のシート状記録材料の搬送装置。
  10. 前記記録材料の搬送を行わないときは、前記前段側ローラ対の可動ローラと前記後段側ローラ対の可動ローラとが解除位置に保持されていることを特徴とする請求項4〜9いずれか1項記載のシート状記録材料の搬送装置。
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