JP2002003002A - シート状記録材料の搬送方法及び装置 - Google Patents

シート状記録材料の搬送方法及び装置

Info

Publication number
JP2002003002A
JP2002003002A JP2000188745A JP2000188745A JP2002003002A JP 2002003002 A JP2002003002 A JP 2002003002A JP 2000188745 A JP2000188745 A JP 2000188745A JP 2000188745 A JP2000188745 A JP 2000188745A JP 2002003002 A JP2002003002 A JP 2002003002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
pair
roller
movable roller
rollers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000188745A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4033434B2 (ja
Inventor
Kenichi Kato
賢一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2000188745A priority Critical patent/JP4033434B2/ja
Publication of JP2002003002A publication Critical patent/JP2002003002A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4033434B2 publication Critical patent/JP4033434B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状の記録材料を挟持する際の衝撃の発
生を抑制する。 【解決手段】 記録紙シート30の先端が下流側の位置
センサ83を通過すると、CPU90は入力された記録
紙長情報に対応する回転速度情報をメモリ91から読み
出して、偏心カム77を速度Vc1で回転させる。下流側
ニップローラ63は、記録紙シート30の先端が送り出
しローラ対34を通過した後に速度Vdで挟持位置に達
する。記録紙シート30の後端が上流側の位置センサ8
2を通過すると、CPU90は同様にして偏心カム77
を速度Vc2で回転させる。上流側ニップローラ62は、
記録紙シート30の後端が送り込みローラ対33を通過
する前に挟持位置から退避する。速度Vc1とVc2の値
は、記録紙シート30が長くなるに応じて小さくなるよ
うに定められており、記録紙シート30が両ニップロー
ラ62,63から受ける衝撃を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状の記録材
料を搬送する方法及び装置に関し、更に詳しくは、記録
材料がローラ対に挟持される際に発生する衝撃や、ロー
ラ対の挟持から解除される際に発生する衝撃を抑制し
て、記録材料を精密に搬送する方法及び装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば写真プリンタでは、シート状の記
録材料を副走査方向に搬送しながら、これに垂直な主走
査方向に走査露光することにより、記録材料に画像が記
録される。記録材料を搬送する副走査搬送手段は、記録
材料を挟持して露光位置へと搬送する送り込みローラ対
と、この送り込みローラ対と同一速度で回転し、記録済
みの記録材料を搬送する送り出しローラ対とで構成され
る。
【0003】この記録材料が送り出しローラ対に挟持さ
れ、あるいは、記録材料が送り込みローラ対の挟持から
解除されると、記録材料に衝撃が発生して先端部又は後
端部が振動する。この振動により記録位置にずれが生じ
るため、濃度ムラが発生しやすくなる。
【0004】そこで、各ローラ対のニップローラを進退
自在に設けて記録材料の挟持又は解除を可能とし、記録
材料の先端が送り出しローラ対を通過した後に送り出し
ローラ対による挟持を開始し、記録材料の後端が送り込
みローラ対を通過する前に送り込みローラ対による挟持
を解除する搬送機構が提案されている(特開昭63−6
7859号公報)。これにより、記録材料の通過時にお
ける衝撃が低減するため、濃度ムラの発生を抑制するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】記録材料を一定速度で
搬送するためには、記録材料は少なくとも一方のローラ
対によって常に挟持されている必要がある。このため、
ニップローラが進退する速度は、最小サイズの記録材料
を用いる場合に、送り出しローラ対側のニップローラが
記録材料を挟持する際に、記録材料の後端が送り込みロ
ーラ対を通過することのないように定められている。こ
こで、衝撃を効果的に低減するためには、できる限りニ
ップローラの進退速度が遅くなるように動作制御するこ
とが望ましい。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、記録材料の搬送時に発生する衝撃を効果的に抑制
して、露光ムラを低減することが可能なシート状記録材
料の搬送方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、記録材料の記録位置に対し
て上流側に配された前段側ローラ対の可動ローラが前記
記録材料から離れるときの退避速度と、前記記録位置に
対して下流側に配された後段側ローラ対の可動ローラが
記録材料に接触するときの進入速度とを変更自在に構成
し、前記記録材料が長くなるに応じて、前記前段側ロー
ラ対の可動ローラの退避速度と前記後段側ローラ対の可
動ローラの進入速度とが遅くなるように動作制御したも
のである。後段側ローラ対の可動ローラの進入速度を、
前段側ローラ対の可動ローラの退避速度より遅くするこ
とにより、記録材料の衝撃をさらに弱くすることができ
る。また、記録材料の搬送を行わないときは、前段側ロ
ーラ対の可動ローラと後段側ローラ対の可動ローラとを
解除位置に保持しておくことが好ましい。
【0008】請求項4記載の発明は、シート状の記録材
料を挟持する挟持位置と前記記録材料の挟持を解除する
解除位置との間で進退自在の可動ローラを有し、前記記
録材料の記録位置を挟んで配された前段側ローラ対及び
後段側ローラ対と、前記記録材料の先端が前記後段側ロ
ーラ対の間を通過した後に、後段側ローラ対の可動ロー
ラを挟持位置へと移動させる第1の移動手段と、前記記
録材料の後端が前記前段側ローラ対の間を通過する前
に、前段側ローラ対の可動ローラを退避位置へと移動さ
せる第2の移動手段とを備え、前記記録材料が長くなる
に応じて、前記前段側ローラ対の可動ローラの退避速度
と前記後段側ローラ対の可動ローラの進入速度とが遅く
なるように動作制御したものである。また、後段側ロー
ラ対の可動ローラの進入速度を、前段側ローラ対の可動
ローラの退避速度より遅くすることにより、記録材料へ
の衝撃をさらに低減することができる。
【0009】また、前記記録材料の搬送方向に対して、
前記後段側ローラ対の上流側に配置され、前記記録材料
の先端の通過を検出して前記第1の移動手段を作動させ
るための第1の位置センサと、前記記録材料の搬送方向
に対して、前記前段側ローラ対の上流側に配置され、前
記記録材料の後端の通過を検出して前記第2の移動手段
を作動させるための第2の位置センサとを用いることに
より、可動ローラの動作制御を行うことができる。
【0010】また、前記第1の移動手段及び前記第2の
移動手段を単一の駆動手段に接続し、前記前段側ローラ
対の可動ローラと前記後段側ローラ対の可動ローラとを
選択的に進退させるようにすることが好ましい。このた
め、前記第1の移動手段を、前記後段側ローラ対の可動
ローラを回転自在に支持する第1ブラケットと、当該可
動ローラが挟持位置にくるように前記第1ブラケットを
付勢する第1付勢手段と、回動自在に設けられ、一端側
に第1ブラケットを接続した第1回動部材とから構成
し、前記第2の移動手段を、前記前段側ローラ対の可動
ローラを回転自在に支持する第2ブラケットと、当該可
動ローラが挟持位置にくるように前記第2ブラケットを
付勢する第2付勢手段と、回動自在に設けられ、一端側
に第2ブラケットを接続した第2回動部材とから構成し
て、前記単一の駆動手段として前記第1回動部材と前記
第2回動部材の他端と当接する単一の偏心カムを設け、
この偏心カムの回転によって第1回動部材と第2回動部
材とを選択的に回動させることにより、前記可動ローラ
を進退させることができる。また、前記偏心カムの回転
速度を調節することで、前記可動ローラの進退速度を変
化させることができる。
【0011】なお、前記記録材料が搬送されていないと
きは、前記前段側ローラ対の可動ローラと前記後段側ロ
ーラ対の可動ローラとを解除位置へと保持しておくこと
が好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1はプリンタプロセサを示
す概略図であり、プリンタプロセサ10は、互いに接続
されたプリンタ11とプロセサ12から構成される。プ
リンタ11は、ペーパー装填部13、ペーパーカッタ1
4、裏印字装置15、露光部16、ペーパー振り分け部
17から構成される。プロセサ12は、現像処理装置2
0、スクイズローラ21、乾燥装置22、集積装置23
から構成される。
【0013】ペーパー装填部13には、ペーパーマガジ
ン24が装填される。このペーパーマガジン24には、
シート状の感光記録紙25をロール状に巻き取った記録
紙ロール26が収納されている。この感光記録紙25
は、原紙等で形成された基体の少なくとも乳剤塗布側
(画像記録側)の表面に対し、例えばポリエステルを含
む樹脂に白色顔料を混合分散した組成物を被覆して形成
される。また、ペーパーマガジン24には給紙ローラ対
27が設けられ、図示しない送り用駆動モータによって
給紙ローラ対27が図中時計方向に回転すると、記録紙
ロール26から感光記録紙25が引き出され、ペーパー
カッタ14へと送り出される。
【0014】ペーパーカッタ14は、固定刃14aと可
動刃14bから構成され、ペーパー装填部13と裏印字
部15との間に配置される。感光記録紙25の先端がペ
ーパーカッタ14より所定の長さだけ送り出されると、
図示しないカッタ駆動機構が作動して可動刃14bが固
定刃14aの方へと移動し、感光記録紙25を切断して
カットシート状の記録紙シート30とする。記録紙シー
ト30は、複数の搬送ローラ対31及び図示しないガイ
ドプレートに沿って裏印字装置15、露光部16へと搬
送される。
【0015】裏印字装置15では、記録紙シート30の
裏面(乳剤層とは反対側の面)に必要情報が印字され
る。露光部16では、記録紙シート30は受け渡しロー
ラ対35,36、送り込みローラ対33、送り出しロー
ラ対34によって順次搬送される。露光部16には、周
知のレーザープリンタと画像メモリとを備えた露光装置
32が配されている。露光装置32は、送り込みローラ
対33と送り出しローラ対34との間を通過する記録紙
シート30に対して、画像メモリに記憶された画像デー
タに基づき強度変調されたレーザ光を照射して露光を行
う。露光済みの記録紙シート30は、ベルトコンベア3
7に送られる。記録紙シート30は、ベルトコンベア3
7の上で搬送される際にペーパー振り分け部17によっ
て複数列に振り分けられ、現像処理装置20に送られ
る。
【0016】現像処理装置20は、順次隣接して配置さ
れた現像槽40と、定着槽41と、1次〜4次洗浄槽4
2,43,44,45とから構成され、それぞれ、現像
液、定着液、洗浄液が充填されている。各槽40〜45
には図示しない加熱器と温度センサとが設けられ、液温
が一定になるように温度制御が行われる。記録紙シート
30は、図中破線で示された搬送路46に沿って各槽4
0〜45の内部を通過しながら、発色現像・定着・洗浄
の各処理が行われる。
【0017】スクイズ装置21は、搬送路46を挟むよ
うに配置された1対のニップローラで構成される。記録
紙シート30がこのニップローラに挟持される際に、表
面に付着した洗浄液が絞り出される。そして、絞り出さ
れた洗浄液は4次洗浄槽45に戻される。
【0018】乾燥装置22には、ヒータユニットや送風
機等が配置され、高温の乾燥風を記録紙シート30の露
光面に送る。これにより、スクイズ装置21を通過した
記録紙シート30が乾燥処理される。乾燥装置22を通
過した記録紙シート30は、集積装置23によって各プ
リント指令毎に1カ所に集められ、図示しない分配装置
によって各プリント指令毎に振り分けられてプロセサ外
部へと送り出される。
【0019】図2には、露光部16に係る搬送機構を示
したものである。搬送機構は、受け渡しローラ対35,
36と、送り込みローラ33対と、送り出しローラ対3
4と、ベルトコンベア37とから構成される。なお、送
り込みローラ対33と送り出しローラ対34を構成する
各ローラ60〜63は、図3に示すように、実際には周
溝によって分断された多数のロール本体を備えた形状と
なっているが、図2においては、図面の煩雑化を避ける
意味で1本のロールとして表示している。
【0020】受け渡しローラ対35,36はガイド板4
7を挟んで上下に配されたキャプスタンローラ50,5
1とニップローラ52,53とからなる。キャプスタン
ローラ50,51の一端には、従動ギヤ54,55が取
り付けられ、図示しないモータによる駆動力を受けて回
転する。また、従動ギヤ54,55の内側には、周知の
一方向クラッチが取り付けられている。記録紙シート3
0が送り込みローラ対33にニップされると、この一方
向クラッチが作動して、キャプスタンローラ50,51
がフリーローラ化する。このため、受け渡しローラ対3
5,36は送り込みローラ対33による送り速度と同速
度で回転する。
【0021】送り込みローラ対33と送り出しローラ対
34とは、それぞれ、ガイド板47を挟んで上下に配さ
れたキャプスタンローラ60,61と、従動ローラであ
るニップローラ62,63とからなる。送り込みローラ
対33側のキャプスタンローラ60には、図示しないギ
ヤ列を介して送り用モータ64が接続される。この送り
用モータ64には、例えば、ロータ歯数が100歯の5
相のパルスモータが用いられる。この送り用モータ64
は、例えば10回転/秒以上の速度で回転するように、
駆動パルスが印加されている。
【0022】なお、図面の煩雑化を避けるために図5に
おいてのみ図示しているが、ニップローラ62,63の
間にはテンショナ軸68が配置され、このテンショナ軸
68とキャプスタンローラ60,61とには、伸び縮み
のないスチールベルト65が架けられている。このた
め、単一の送り用モータ64によって、2つのキャプス
タンローラ60,61が等速度で回転する。
【0023】送り用モータ64が駆動してキャプスタン
ローラ60,61が回転すると、ニップローラ62,6
3の間に挟み込まれた記録紙シート30が図中矢線方向
(副走査方向)に一定速度で搬送される。そして、記録
紙シート30が露光位置66(図5参照)を通過する際
に、露光装置32において主走査方向に振られたレーザ
光が照射され、露光が行われる。送り出しローラ対34
を通過した記録紙シート30は、ベルトコンベア37の
上に載せられて、現像処理装置20へと送られる。
【0024】図3は、キャプスタンローラ60,61と
記録紙ガイド67との外観を示したものである。キャプ
スタンローラ60,61は、金属製の軸部60a,61
aと、この軸部の周囲を被覆したシリコンゴム60b,
61bとから構成される。シリコンゴム60b,61b
の外周面には、軸方向に多数個の周溝60c,61cが
形成されている。この周溝60c,61cにより、ロー
ラ外周面は多数個のロール本体60d,61dに分断さ
れ、記録紙シート30の幅方向における歪みを低減す
る。
【0025】キャプスタンローラ60,61の間には記
録紙ガイド67が配置されている。記録紙ガイド67
は、縦断面がT字形に形成されており、上部が水平なガ
イドプレート67aとされ、下部が垂直な取り付けプレ
ート67bとされている。図4に示すように、記録紙ガ
イド67は、ガイドプレート67aの上面がキャプスタ
ンローラ60,61の頂部からわずかに低い位置になる
ように取り付けられている。記録紙シート30を挟持搬
送する際にキャプスタンローラ60,61が変形して、
記録紙シート30はガイドプレート67aの上面とほぼ
同じ高さになるから、記録紙シート30を円滑に搬送す
ることができる。
【0026】ガイドプレート74aの両側には、複数の
櫛歯状のガイド突起67c,67dが一体に設けられて
いる。このガイド突起67c,67dは、それぞれ、キ
ャプスタンローラ60,61の周溝60c,61c内に
入り込んでいる。また、ガイド突起67c,67dの先
端部には、周溝60c,61cの底面に沿った傾斜ガイ
ド面が形成されており、キャプスタンローラ60,61
への記録紙シート30の乗り移りが円滑に行われる。
【0027】図2において、ニップローラ62,63
は、その両端でブラケット70,71に回動自在に保持
されている。ブラケット70,71は図示しないガイド
板により昇降自在に案内されており、圧縮バネ84,8
5(図5参照)が取り付けられる。この圧縮バネ84,
85の付勢によって、ニップローラ62,63がキャプ
スタンローラ60,61に押し付けられる。ブラケット
70,71には係合長孔70a,71aが形成され、こ
の係合長孔70a,71aを挿通するガイドピン72
a,73aを介して、駆動レバー72,73が連結され
ている。
【0028】駆動レバー72,73は、取り付け軸74
により互いが交差するように回動自在に取り付けられ
る。駆動レバー72,73の一端側にはガイドピン72
a,73aが設けられ、他端側に取り付けられたカムフ
ォロア75,76が偏心カム77の湾曲面に摺接する。
偏心カム77が回転すると、駆動レバー72,73の他
端側が押し出され、駆動レバー72,73は取り付け軸
74を中心として回動する。そして、ニップローラ6
2,63は記録紙シート30の挟持を解除する解除位置
へと移動し、あるいは解除位置から挟持位置へと移動す
る。これにより、送り込みローラ対33と送り出しロー
ラ対34とを選択的にニップ解除状態にする。
【0029】図5〜図8に示すように、偏心カム77に
はカム用モータ80が接続され、このカム用モータ80
からの駆動力を受けて、偏心カム77は軸81を中心と
して回転する。カム用モータ80には、例えばパルスモ
ータが用いられ、ドライバ86を介して接続されたコン
トローラ87からの駆動パルスを受けて回転する。この
コントローラ87は、偏心カム77の回転速度を調節す
る手段として用いられ、その内部にはCPU90とメモ
リ91とが設けられている。CPU90には、記録紙シ
ート30のサイズ情報を入力するための入力装置92が
接続されている。
【0030】メモリ91には、偏心カム77の回転速度
情報が、記録紙シート30のサイズ(記録紙長)毎に書
き込まれている。この回転速度情報は、例えば、カム用
モータ80へと与える駆動パルスのパルスレートとして
定められ、後段側ニップローラ63を速度Vdで挟持位
置へと移動させる際の回転速度Vc1の情報と、前段側ニ
ップローラ62を速度Vuで挟持位置から退避させる際
の回転速度Vc2の情報とが含まれている。この速度Vd
及びVuの値が大きいほど、記録紙シート30が受ける
衝撃が大きくなり、露光ムラや送りムラが発生しやすく
なる。
【0031】記録紙シート30のサイズが大きい(記録
紙が長い)場合には、記録紙シート30の先端が送り出
しローラ対34を通過してから、記録紙シート30の後
端が送り込みローラ対33を通過するまでの時間が長く
なるため、その分だけ偏心カム77の回転速度を遅くす
ることができる。このため、記録紙シート30のサイズ
が大きい程、パルスレートの値が小さく(偏心カム77
の回転速度が遅く)なっており、記録紙シート30が受
ける衝撃を低減している。
【0032】また、後段側ニップローラ63が挟持位置
へと達する際、後段側ニップローラ63が記録紙シート
30を押圧するため、記録紙シート30が受ける衝撃は
前段側ニップローラ62が挟持位置から退避する際の衝
撃よりも大きくなる。このため、前段側ニップローラ6
2の退避速度Vuに比べて、後段側ニップローラ63の
進入速度Vdが大きくなるように、Vc1とVc2との値が
定められている。
【0033】プリント操作を行う前に、オペレータは入
力装置92を操作して記録紙シート30のサイズ情報を
入力する。このサイズ情報は、プリント時にコントロー
ラ87内のCPU90に送られる。CPU90は、入力
されたサイズ情報(記録紙長情報)に対応した回転速度
情報をメモリ91から読み出す。そして、読み出された
回転速度情報に基づいて、カム用モータ80を駆動す
る。
【0034】ニップローラ62、63の前段側の上方に
は位置センサ82,83が配されており、CPU90に
接続されている。この位置センサ82,83は、発光部
と受光部とから構成され、発光部において図中下方向に
光照射し、その反射光を受光部で検出している。記録紙
シート30の先端又は後端が通過して反射光強度が変化
すると、位置センサ82,83はCPU90に信号を送
る。CPU90は位置センサ82,83からの信号を受
けて偏心カム77を回転させる。
【0035】記録紙シート30の搬送が行われていない
ときは、偏心カム77が駆動レバー72,73の他端側
を押し出しており、ニップローラ62,63はともに退
避位置で保持される。これにより、未使用時にニップロ
ーラ62,63がキャプスタンローラ60,61に押し
付けられることがなく、各ローラ60〜63を被覆する
シリコンゴムの変形を防止することができる。なお、ニ
ップローラ62,63が退避位置にあるときに、ローラ
対の間隔L1が1mm程度となるように定められてい
る。
【0036】記録紙シート30の搬送が開始すると、図
5に示す状態から図6に示す状態へと、偏心カム77が
図中時計方向に回転する。これにより偏心カム77のリ
フト量によって前段側駆動レバー72が図中反時計方向
に回転し、前段側ニップローラ62が挟持位置へと下降
する。この状態で記録紙シート30が送り込みローラ対
33に送られ、この送り込みローラ対33により露光位
置66へ向けて送り出される。そして、記録紙シート3
0の先端が露光位置66を通過するタイミングで走査露
光が開始される。
【0037】記録紙シート30の先端が後段側の位置セ
ンサ83の下部を通過すると、CPU90は当該位置セ
ンサ83からの信号を受け、入力された記録紙長情報に
対応する回転速度情報をメモリ91から読み出し、カム
用モータ80に駆動パルスを与える。偏心カム77が図
6に示す状態から図7に示す状態へと図中時計方向に速
度Vc1で回転して、後段側駆動レバー73のみを回動さ
せる。前段側のニップローラ62が挟持位置に保持され
たまま、後段側のニップローラ63が速度Vdで挟持位
置へと移動する。そして、記録紙シート30の先端が送
り出しローラ対34を通過した後に後段側のニップロー
ラ63が挟持位置へと到達する。このため、記録紙シー
ト30は送り出しローラ対34にニップされる際の衝撃
が抑えられ、露光ムラや送りムラの発生を抑制できる。
【0038】記録紙シート30は送り込みローラ対33
と送り出しローラ対34に挟持されて図中矢線方向に搬
送される。そして、記録紙シート30の後端が前段側の
位置センサ82を通過すると、CPU90は当該位置セ
ンサ82からの信号を受け、回転速度情報をメモリ91
から読み出してカム用モータ80に駆動パルスを与え
る。偏心カム77は、図7に示す状態から図8に示す状
態へと図中時計方向に速度Vc2で回動し、前段側駆動レ
バー72のみを回動させる。後段側のニップローラ63
が挟持位置に保持されたまま、前段側のニップローラ6
2が速度Vuで退避位置へと移動を開始する。これによ
り、記録紙シート30の後端が送り込みローラ対33を
通過する前に、送り込みローラ対33による挟持が解除
され、記録紙シート30が送り込みローラ対33を離れ
る際の衝撃が低減する。
【0039】露光が終了して、記録紙シート30の後端
が送り出しローラ対34の間を通過すると、偏心カム7
7は図8に示す状態から図6に示す状態へと回動する。
次の記録紙シート30が送られてくると、偏心カム77
は上記と同様の動作によってニップローラ62,63を
進退させて、記録紙シート30の搬送を行う。
【0040】このように、記録紙シート30が長いとき
にVdとVuとの値を小さく定めることにより、記録紙
シート30が両ローラ対33,34を通過する際の衝撃
をさらに小さく抑えることができる。また、単一の偏心
カム77の回転速度を調節するだけで、記録紙シート3
0の長さに応じてニップローラ62,63の進退速度を
変化させることができる。このため、ニップローラ6
2,63の駆動機構を別個に設ける場合より、動作制御
が簡単化する。
【0041】上記実施形態では後段側ニップローラ63
の進入速度Vdが前段側ニップローラ62の退避速度V
uよりも遅くなるように、偏心カム77の回転速度を制
御しているが、もちろん、これらを同一速度としても良
い。
【0042】上記実施形態では、単一の偏心カム77を
回転させて両ニップローラ62,63の移動を制御して
いるが、各々のニップローラ62,63を駆動する機構
を個別に設け、ニップローラ62,63が独立に移動す
るようにしても良い。また、上記実施形態では、カム用
モータ80をパルスモータとして説明したが、その他の
種類のモータでも良く、例えばDCサーボモータを用い
ても良い。
【0043】上記実施形態では、露光によって記録する
例について説明したが、その他の記録方式において本発
明を実施しても良い。例えば、露光装置32の代わりに
インクジェットヘッドを備えたプリンタに対して本発明
を実施しても良く、この場合においても記録紙シートを
挟持する際の衝撃を低減することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録材料が搬送方向に長くなるに応じて、前段側ローラ
対の可動ローラの退避速度と後段側ローラ対の可動ロー
ラの進入速度とが遅くなるように動作制御したから、記
録材料が受ける衝撃が低減され、露光ムラを抑制するこ
とができる。
【0045】また、後段側ローラ対の可動ローラの進入
速度を、前段側ローラ対の可動ローラの退避速度よりも
遅くしたから、記録材料が受ける衝撃を更に低減するこ
とができ、露光ムラを効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタプロセサの構成を示す概略図である。
【図2】露光部に係る記録紙シート搬送系を示す斜視図
である。
【図3】キャプスタンローラと記録紙ガイドの斜視図で
ある。
【図4】キャプスタンローラと記録紙ガイドの縦断面図
である。
【図5】記録紙シートの搬送を行う前の状態を示す記録
紙シート搬送系の側面図である。
【図6】記録紙シートの先端が後段側位置センサを通過
した後の状態を示す記録紙シート搬送系の側面図であ
る。
【図7】記録紙シートの先端が送り出しローラ対を通過
したとの状態を示す記録紙シート搬送系の側面図であ
る。
【図8】記録紙シートの後端が前段側位置センサを通過
した後の状態を示す記録紙シート搬送系の側面図であ
る。
【符号の説明】
10 プリンタプロセサ 16 露光部 30 記録紙シート 33 送り込みローラ対 34 送り出しローラ対 50,51,60,61 キャプスタンローラ 52,53,62,63 ニップローラ 72,73 駆動レバー 77 偏心カム 82,83 位置センサ 87 コントローラ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の記録材料を挟持する挟持位置
    を前記記録材料の挟持を解除する解除位置との間で進退
    自在な可動ローラを有する2組のローラ対を、前記記録
    材料の記録位置を挟んで配置し、この記録位置に対して
    前記記録材料の搬送方向の上流側のローラ対を前段側ロ
    ーラ対とするとともに下流側のローラ対を後段側ローラ
    対とし、 前記前段側ローラ対によって挟持搬送された前記記録材
    料の先端が後段側ローラ対の間を通過した後に後段側ロ
    ーラ対の可動ローラを挟持位置に進入させ、記録材料の
    後端が前段側ローラ対の間を通過する前に前段側ローラ
    対の可動ローラを解除位置に退避させてシート状の記録
    材料を搬送する搬送方法において、 前記前段側ローラ対の可動ローラが前記記録材料から離
    れるときの退避速度と、前記後段側ローラ対の可動ロー
    ラが記録材料に接触するときの進入速度とを変更自在に
    構成し、 前記記録材料が長くなるに応じて、前記前段側ローラ対
    の可動ローラの退避速度と前記後段側ローラ対の可動ロ
    ーラの進入速度とが遅くなるように動作制御することを
    特徴とするシート状記録材料の搬送方法。
  2. 【請求項2】 前記後段側ローラ対の可動ローラの進入
    速度を前記前段側ローラ対の可動ローラの退避速度より
    遅くしたことを特徴とする請求項1記載のシート状記録
    材料の搬送方法。
  3. 【請求項3】 前記記録材料の搬送を行わないときは、
    前記前段側ローラ対の可動ローラと前記後段側ローラ対
    の可動ローラとを解除位置に保持することを特徴とする
    請求項1又は2記載のシート状記録材料の搬送方法。
  4. 【請求項4】 シート状の記録材料を挟持する挟持位置
    と前記記録材料の挟持を解除する解除位置との間で進退
    自在の可動ローラを有し、前記記録材料の記録位置を挟
    んで配された前段側ローラ対及び後段側ローラ対と、 前記記録材料の先端が前記後段側ローラ対の間を通過し
    た後に、後段側ローラ対の可動ローラを挟持位置へと移
    動させる第1の移動手段と、 前記記録材料の後端が前記前段側ローラ対の間を通過す
    る前に、前段側ローラ対の可動ローラを退避位置へと移
    動させる第2の移動手段とを備え、 前記記録材料が長くなるに応じて、前記前段側ローラ対
    の可動ローラの退避速度と前記後段側ローラ対の可動ロ
    ーラの進入速度とが遅くなるように動作制御することを
    特徴とするシート状記録材料の搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記後段側ローラ対の可動ローラの進入
    速度が前記前段側ローラ対の可動ローラの退避速度より
    も遅くなっていることを特徴とする請求項4記載のシー
    ト状記録材料の搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記記録材料の搬送方向に対して、前記
    後段側ローラ対の上流側に配置され、前記記録材料の先
    端の通過を検出して前記第1の移動手段を作動させるた
    めの第1の位置センサと、 前記記録材料の搬送方向に対して、前記前段側ローラ対
    の上流側に配置され、前記記録材料の後端の通過を検出
    して前記第2の移動手段を作動させるための第2の位置
    センサとを有することを特徴とする請求項4又は5記載
    のシート状記録材料の搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の移動手段及び前記第2の移動
    手段は単一の駆動制御手段に接続され、前記前段側ロー
    ラ対の可動ローラと前記後段側ローラ対の可動ローラと
    は前記駆動制御手段によって選択的に進退することを特
    徴とする請求項4〜6のいずれか1項記載のシート状記
    録材料の搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の移動手段は、前記後段側ロー
    ラ対の可動ローラを回転自在に支持する第1ブラケット
    と、後段側ローラ対の可動ローラが挟持位置にくるよう
    に前記第1ブラケットを付勢する第1付勢手段と、回動
    自在に設けられ、一端側に第1ブラケットを接続した第
    1回動部材とからなり、 前記第2の移動手段は、前記前段側ローラ対の可動ロー
    ラを回転自在に支持する第2ブラケットと、前段側ロー
    ラ対の可動ローラが挟持位置にくるように前記第2ブラ
    ケットを付勢する第2付勢手段と、回動自在に設けら
    れ、一端側に第2ブラケットを接続した第2回動部材と
    からなり、 前記単一の駆動制御手段は前記第1回動部材と前記第2
    回動部材との他端に当接する単一の偏心カムであって、
    この偏心カムの回転によって第1回動部材と第2回動部
    材とが選択的に回動して前記可動ローラを進退させるこ
    とを特徴とする請求項7記載のシート状記録材料の搬送
    装置。
  9. 【請求項9】 前記可動ローラの進退速度の変化は、前
    記偏心カムの回転速度を調節することにより行われるこ
    とを特徴とする請求項8記載のシート状記録材料の搬送
    装置。
  10. 【請求項10】 前記記録材料の搬送を行わないとき
    は、前記前段側ローラ対の可動ローラと前記後段側ロー
    ラ対の可動ローラとが解除位置に保持されていることを
    特徴とする請求項4〜9いずれか1項記載のシート状記
    録材料の搬送装置。
JP2000188745A 2000-06-23 2000-06-23 シート状記録材料の搬送方法及び装置 Expired - Lifetime JP4033434B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000188745A JP4033434B2 (ja) 2000-06-23 2000-06-23 シート状記録材料の搬送方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000188745A JP4033434B2 (ja) 2000-06-23 2000-06-23 シート状記録材料の搬送方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002003002A true JP2002003002A (ja) 2002-01-09
JP4033434B2 JP4033434B2 (ja) 2008-01-16

Family

ID=18688482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000188745A Expired - Lifetime JP4033434B2 (ja) 2000-06-23 2000-06-23 シート状記録材料の搬送方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4033434B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7222849B2 (en) 2003-09-16 2007-05-29 Fujifilm Corporation Feeding method and apparatus for sheet-shaped recording material

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7222849B2 (en) 2003-09-16 2007-05-29 Fujifilm Corporation Feeding method and apparatus for sheet-shaped recording material

Also Published As

Publication number Publication date
JP4033434B2 (ja) 2008-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7077853B2 (ja) 印刷装置
US8038248B2 (en) Image recording apparatus
US6505833B2 (en) Recording sheet feeding device
US7222849B2 (en) Feeding method and apparatus for sheet-shaped recording material
JP7442344B2 (ja) 記録装置、制御方法、記憶媒体及びプログラム
JP7475165B2 (ja) 記録装置、制御方法、およびプログラム
TWI325372B (en) Image forming method and image forming apparatus
JP2005246908A (ja) 画像形成装置
JP2008246803A (ja) 画像記録装置
JP2002003002A (ja) シート状記録材料の搬送方法及び装置
US6428162B2 (en) Method and device for feeding recording sheet
JP2000006489A (ja) シート材処理装置
US7600934B2 (en) Printing and laminating apparatus and method
JP2002003008A (ja) シート状記録材料の搬送方法及び装置
JP3012073B2 (ja) 記録装置
JP2020019245A (ja) 印刷装置
JP2681018B2 (ja) 通帳プリンタの頁捲り動作の制御方法
JPH11170639A (ja) プリンタにおける斜行搬送検出方法およびプリンタ
JP2005089058A (ja) シート状記録材料の搬送装置及び画像記録装置
JP3593678B2 (ja) 印刷方法
JP2003145817A (ja) 熱転写プリンタ
JPH08300696A (ja) 熱転写型記録装置
JP2001310833A (ja) 記録装置
JP2006242985A (ja) 画像記録装置及び感光材料搬送方法
JP2009028995A (ja) インクジェットプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050902

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071017

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071022

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4033434

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term