JP4032423B2 - 下枠フラットサッシの下枠断熱構造 - Google Patents

下枠フラットサッシの下枠断熱構造 Download PDF

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本発明は、引違い障子等の障子下框から垂下片を垂下し、この垂下片を下枠上面略フラットの下枠上面に形成したスライド溝に嵌入させ、バリアフリー性を向上させたサッシの下枠断熱構造に関する。
外障子と内障子からなる引違い障子戸や引き違い窓において、従来の外障子用の突条状レールと内障子用の突条状レールとからなる下枠においては、この外障子用と内障子用のレール間に断熱部材を挿入連結した構造の断熱サッシ構造が知られている(特開2000−337024号公報の図3参照)。
しかし、下枠上面を略フラットに形成するために、例えば図9に示すように、外障子下框及び内障子下框からそれぞれ垂下片を垂下させ、下枠上面に外障子用スライド溝及び内障子用スライド溝を形成した構造にすると、下枠上面は外障子スライド溝から室外側の部分A、外障子スライド溝と内障子スライド溝との間の部分B、内障子スライド溝から室内側の部分Cの3つの部分に分けられることになる。
下枠を断熱構造にする場合に、図9(イ)に示すように内障子スライド溝を境にして断熱部材で熱伝導を遮断しようとしても、外障子と内障子が閉じた際には下枠上面のBの部分は室内に露出することになり、この部分を遮断しないと熱伝導が大きく結露等の原因にもなる。
この外障子下框垂下片と内障子下框垂下片との間に挟まれた下枠上面は、障子のスライドをガイドし、外障子用走行部を構成する役割があることから、図9(ロ)に示すように外障子スライド溝を境にして断熱材を設けたり、この部分全体を樹脂等で形成するのは強度上弱いという課題が生じる。
更に、下枠上面は人が歩行したり車いす等が走行するので、樹脂等では傷が付きやすいという課題もある。
そこで本出願人は、下枠の強度や耐傷付性を確保しつつ断熱性に優れた下枠上面略フラットのサッシ構造を検討した。
本出願人が検討した下枠略フラットサッシ構造の下枠付近の拡大図を図8に示す。
外障子150の下框垂下片151e及び内障子160の下框垂下片161eを垂下させて下枠上面に設けた細い条状の外障子スライド溝113a及び内障子スライド溝113bにそれぞれ上記垂下片を嵌入させた構造である。
この外障子スライド溝113aと内障子スライド溝113bの間に位置する下枠上面を金属製からなる上面部材114で形成し、この上面部材は下枠ベース部材に断熱部材115a、115bを介して取り付けられている。
このように、外障子スライド溝と内障子スライド溝の間に配設した下枠上面部材と下枠のベース部材との間に断熱部材を設けることにより、下枠上面の強度と耐傷付性を確保しつつ下枠のスライド溝間の断熱性を確保している。
この構造では上面部材114の室外側に設けた断熱部材115a上端が下枠の上方空間に対して露出してしまうことになるが、この断熱部材115aは上面部材114等周辺のアルミ形材と質感が異なるため、外観意匠性を損なっていた。
このため、断熱部材115aを少しでも目立たせないように断熱部材115aの上端は上面部材114の上面や立設片184上端部分よりも下方に設けられているが、立設片184と上面部材114の間の断熱部材115a上部の隙間118に、下枠上に落下した水が流れ込んで溜まる問題があった。
特開2000−337024号公報
本発明は上記技術的課題に鑑みて、障子下框から垂下片を垂下させ、下枠上面のスライド溝に嵌入させた引違い障子において、断熱性に優れた上に、下枠上面における外観意匠性及び結露水等の排水性に優れた下枠上面略フラットサッシの下枠構造の提供を目的とする。
請求項1記載の発明の技術的要旨は、建築物の屋外開口部に備えられた引違い障子からなるサッシの下枠上面を略フラットに形成するとともに、外障子及び内障子の下框より垂下片を垂下させて、下枠上面に設けた細い条状の外障子スライド溝及び内障子スライド溝にそれぞれ上記垂下片を嵌入させ、外障子スライド溝の室内側側壁を形成する下枠ベース部材から立設した立設片と、内障子スライド溝との間に位置する下枠上面を、上面部材で形成し、この上面部材は略L字型の断熱部材を介して下枠ベース部材に取り付けられ、この略L字型断熱部材は立上がり部と底部からなり、立上がり部は該立設片と該上面部材の間に位置し、底部が該ベース部材と該上面部材の底部の間に位置するように配設され、この略L字型断熱部材の立上がり部上方に、上面部材側壁から立設片との間に所定の隙間を残して突出させた覆い片を設けることで断熱部材の露出を防止した点である。
上面部材の室外側と、外障子スライド溝を形成している立設片との間の部分に位置する断熱部材の上方に、上面部材上方から上面部材の上面を延出する形状にて突出した板状の覆い片を、断熱部材を隠すように設けることで、断熱部材は上方から見えなくなる。
そして、立設片と上面部材との間の隙間は覆い片が突出することで狭められ、下枠上面の外観はアルミ形材の質感により統一される。
ここで、覆い片は立設片の手前までしか設けず立設片との間に隙間を設けているため、下枠ベース部材及び立設片と、上面部材との間に熱伝導体が存在せず、この部分は断熱されている。
請求項2記載の発明の技術的要旨は、前記下枠ベース部材から立設した立設片と、前記上面部材との間に形成した所定の隙間の下部に位置する上面部材の側壁の一部を切り欠き、下枠上面に流れてきた水を前記所定の隙間から前記切り欠き部を経由する屋外への排水経路を形成した点である。
覆い片は立設片との間に上面部材上からの排水が可能となる所定の隙間が設けられ、その隙間内の上面部材の室外側側壁の一部を切り欠き、下枠上面から隙間内に流れ込んだ水を上面部材内側へ流す切り欠き部を設けることで、上面部材上から、立設片と上面部材間の隙間を通り、上面部材室外側側壁の切り欠き部を経て上面部材内側へ流れる排水経路が形成される。
これにより、立設片と上面部材との間へ流れ込んだ水は、切り欠き部により上面部材内側へ流れる。
この時上面部材上に落下した水は上面部材を隙間に向けて僅かに傾斜させると隙間に流れやすくなり、より排水されやすくなる。
上面部材内に排水された水は他の結露水等の排水経路に合流し、下枠から屋外に排水される。
また、同様の排水経路を形成する手段として、前記略L字型断熱部材を長手方向に複数に分割し、かつ間隔を隔てて配設することにより、下枠上面に流れてきた水を前記下枠ベース部材から立設した立設片と、前記上面部材との間に形成した所定の隙間から前記略L字型断熱部材の欠落部を経由した屋外への排水経路を形成してもよい。
請求項4記載の発明の技術的要旨は、内障子スライド溝より室内側に位置する下枠上面に目板材を取り付け、目板材の上面室外側縁部と下枠上面の間に所定の隙間を形成し、この隙間から水が屋外へ排水される排水経路を形成した点である。
目板材の上面室外側縁部と下枠上面の間に設けた隙間部分に、水が排水される排水経路を設け、目板材上に落下した水を隙間から他の結露水等の排水経路に合流させて排水出来る。
また、この隙間は前記、上面部材と立設片間の隙間と略同一の幅とすることで意匠的統一を図ることが出来、意匠性が向上する。
なお、このように下枠に着脱可能な目板材を設けることで、その下の下枠凹部の加工がしやすくなる。
本発明に係る下枠フラットの断熱サッシ構造においては、上面部材と下枠ベース部材の間の断熱部材の露出部分を上方から覆う覆い片を設けているため、断熱部材は上方から見えなくなり下枠上面の外観はアルミ形材の質感に統一され、外観意匠に優れている。
その際、覆い片と下枠ベース部材間には断熱材の代わりに隙間を設けることで、上面部材と下枠ベース部材間の断熱性能を確保している。
上記隙間部分の上面部材側壁に上面部材内側へ通じる切り欠き部を設けることで、隙間部分に入った水を速やかに排水出来る。
内障子スライド溝より室内側に位置する下枠上面に目板材を取り付け、目板材の上面室外側縁部と下枠上面の間に隙間を形成し、その隙間から水が排水される排水経路を形成した場合、水が隙間に溜まる不具合も解消される。
本発明に係るサッシ構造の縦断面図を図1に示し、その横断面図を図2に示す。
また、下枠部分の拡大図を図3に示す。
建築物の躯体開口部に下枠10、上枠20及び室内から室外側に向かって右縦枠30、左縦枠40にて略方形の枠体を形成し、その開口部に室外側から順に、網戸70、外障子50、内障子60がスライド開閉可能に取り付けられている。
なお、網戸は必要に応じて取り付けられるものである。
また、図に示した引違い障子の場合には、外障子と内障子の2枚戸であるが、本発明は4枚戸等の引違い障子等にも適用される。
上枠20は、強度が確保しやすいアルミ押出材等の金属製からなる上枠ベース部材20aと20cを樹脂材等の断熱部材20dで連結し、断熱と意匠性及び施工性を考慮して樹脂製の上枠室内部材20bをその室内側に配設した構造になっている。
右縦枠30及び左縦枠40は、それぞれ金属製の縦枠ベース部材30a、40a、の室内側に樹脂製等の縦枠室内部材30b、40bを連結した断熱構造になっている。
図3の拡大図に基づいて下枠構造を説明する。
下枠10の下枠ベース部は、アルミニウム合金押出形材等の金属製の室外側下枠ベース部材11と室内側下枠ベース部材12とを、樹脂等の断熱部材16にて連結して形成されている。
これにより、室外側下枠ベース部材11と室内側下枠ベース部材12間は断熱されている。
下枠ベース部材には、外障子50の戸車51c及び内障子60の戸車61cが走行する小さな条状突起からなる擬似レール19a、19bが形成されている。
この擬似レール部分とは独立して分離出来るように、上面部材14が下枠ベース部に着脱自在に取り付けられている。
下枠上面は、通常その上を通過する際に躓きや嵌り込みの原因となる凹凸のない略フラットに形成されている。
外障子50の下框51の室外側よりから外障子下框垂下片51eが垂下され、下枠上面に形成した外障子スライド溝13aに嵌入するようになっている。
外障子スライド溝13aの室内側側壁上部にはタイト材85が取り付けられ、外障子下框垂下片51eの室内側との間をシールする。
外障子下框底部には戸車51cが取り付けられ、擬似レール19aと当接回転するようになっている。
内障子60は下框61の室外側よりから内障子下框垂下片61eが垂下され、下枠上面に形成した内障子スライド溝13bに嵌入するようになっている。
内障子スライド溝13bの室内側側壁上部にはタイト材86が取り付けられ、内障子下框垂下片61eの室内側との間をシールする。
内障子下框底部には戸車61cが取り付けられ、擬似レール19bと当接回転するようになっている。
上面部材14は、室外側下枠ベース部材11上部に第3立設片83と第4立設片84を設けて形成される凹部に、略L字型の断熱部材15を介して室外側下枠ベース部材11に取り付けられている。
この略L字型断熱部材15は立ち上がり部15aと底部15bからなり立ち上がり部15aは立設片84と上面部材14の間に位置し、底部15bが室外側下枠ベース部材11と上面部材14の間に位置するように配設されている。
金属製の上面部材14は、室外側下枠ベース部材11との間を断熱部材15により断熱されている。
これにより、この部分から熱伝導や結露の発生を防止している。
この上面部材14は、少なくとも室内側に位置する部分が断熱されていればよい。
なお、この上面部材14にて内障子60の下框61の室外側よりから垂下させた垂下片61eがスライドする内障子用スライド溝13bの室外側部を形成している。
このようにガイド部材を兼ねる上面部材14が障子の戸車走行部より独立しているので、上面部材14を引違い障子の開閉に対して左右の開口部と中央部に分割して取り付けると、障子を一方に寄せて交互に上面部材14を取り外すことができる。
この場合に中央部の上面部材14は、障子召合部に対応した長さにするのがよい。
上面部材室外側の側面部14bと立設片84の間には断熱部材15の断熱部材立ち上がり部15aが設けられ、立設片84部分と上面部材14との間の断熱を行っている。
この断熱部材立ち上がり部15aの上方には、上面部材の側面部14b上端から覆い片14aが突出している。
そして覆い片14aは拡大図を図6(イ)に示すように、立設片84との間に所定の隙間14cを形成している。
断熱部材立ち上がり部15aは、その上方を覆い片14aで覆われることで下枠10上面への露出部分はほとんどなくなっている。
これにより下枠上面の外観はアルミ形材の質感で統一され、外観意匠が向上している。
覆い片14aは立設片84との間に隙間14cを設けているため、上面部材14と下枠ベース部材11間の断熱は維持されている。
この上面部材14の室外側側面部14bには、側面図を図4(ロ)に示すように切り欠き部14dが設けられている。
図4(イ)は上面部材14の長手方向の断面図を示す。
これにより、上面部材14上に落下して隙間14cへ流れ込んだ水は断熱部材立ち上がり部15a上方に溜まることなく隙間14cの下部に位置する切り欠き部14dを通り上面部材14の内側へ流れ込む。
ここで、この排水は断熱部材15を上面部材長手方向に断続して設けて、断熱部材の間部分を上面部材側面部14bの切り欠き部14dと連通させるのが良い。
上面部材14の内側に流れ込んだ水は、図7に示すように上面部材下方のA1の位置に設けられた排水孔から断熱部材15の間を通り、A2の位置に設けられた排水孔を通り下枠ホロー部11aに一旦流れ込み、排水穴18から屋外へ逆止弁18aを介するAの経路で排水される。
このように、上面部材14上面から隙間14c及び上面部材側面部14bの切り欠き部14dを通る排水経路が形成されることで、上面部材上からの排水性能は向上し、隙間14cに水が溜まることを防止している。
ここで、上面部材14上面は隙間14cに向けて僅かに傾斜させると排水性能はさらに向上する。
図3において、内障子スライド溝13bより室内側に位置する下枠上面10aには目板材90が取り付けられている。
目板材90付近の拡大図を図6(ロ)に示す。
目板材90の上面室外側縁部91と下枠上面10aの間には所定の隙間90aが形成されている。
図3において、この目板材90下方には室内側下枠ベース部材12と第1立設片81、第2立設片82により凹部12aが形成されている。
この凹部12aの側壁である第2立設片82には図7に示すように第2立設片82の下方B1の位置に排水孔が設けられ、凹部12a内に流れ込んだ水は内障子スライド溝13bへと流れ込む構造となっている。
また、目板材90の側面図を図5(ロ)に示すように隙間90a内に位置する目板材側面部92には切り欠き部90bが設けられている。
ここで図5(イ)は目板材90の長手方向の断面図を示す。
これにより、図6(ロ)において目板材90上から隙間90aに流れ込んだ水は切り欠き部90bを通り凹部12a内へと流れ込む。
ここで、目板材90上面を隙間90aに向けて僅かに傾斜させると、目板材90上から隙間90aに向けて水が流れやすくなる。
この隙間90aは、図3における隙間14cと略同一の幅とすることで、下枠上面における意匠的統一感を得ることが出来る。
凹部12a内に流れ込んだ水は、図7に排水経路Bとして示すようにB1の位置にある排水孔を通り内障子スライド溝13b内に流れ、ここで他の結露水等の排水経路と合流し、例えばAの排水経路に合流し、A2の排水孔を経由して下枠ホロー部11aに一旦流し込まれ、逆止弁18aを介して屋外へ排水される。
本発明に係る下枠フラットの断熱サッシ構造の縦断面図を示す。 下枠フラットの断熱サッシ構造の横断面図を示す。 下枠付近の拡大図を示す。 (イ)は上面部材の長手方向の断面図を示し、(ロ)は室外側方向から見た側面図を示す。 (イ)は目板材の長手方向の断面図を示し、(ロ)は室外側方向から見た側面図を示す。 (イ)は覆い片付近の拡大図を示し、(ロ)は目板材付近の拡大図を示す。 上面部材内と目板材を設けた凹部内からの排水経路を示す。 従来の断熱構造例を示す。 (イ)は従来の断熱構造例で内障子スライド溝位置に断熱材を設けた場合で、(ロ)は内障子スライド溝及び外障子スライド溝位置に断熱材を設けた場合を示す。
符号の説明
10 下枠
10a 下枠上面
11 室外側下枠ベース部材
11a ホロー部
12 室内側下枠ベース部材
12a 凹部
13a 外障子用スライド溝
13b 内障子用スライド溝
14 上面部材
14a 覆い片
14b 上面部材側面部
14c 隙間
14d 上面部材切り欠き部
15 断熱部材
15a 断熱部材立ち上がり部
15b 断熱部材底部
16 断熱部材
18 下枠排水穴
18a 逆止弁
19a、19b 擬似レール
20 上枠
20a、20c 上枠ベース部材
20b 上枠室内部材
20d 断熱部材
30 右縦枠
30a 右縦枠ベース部材
30b 右縦枠室内部材
40 左縦枠
40a 左縦枠ベース部材
40b 左縦枠室内部材
50 外障子
51 外障子下框
51c 外障子戸車
51e 外障子下框垂下片
60 内障子
61 内障子下框
61c 内障子戸車
61e 内障子下框垂下片
70 網戸
81 第1立設片
82 第2立設片
83 第3立設片
84 第4立設片
85、86 タイト材
90 目板材
90a 隙間
90b 目板材切り欠き部
91 目板材上面室外側縁部
92 目板材側面部

Claims (4)

  1. 建築物の屋外開口部に備えられた引違い障子からなるサッシの下枠上面を略フラットに形成するとともに、外障子及び内障子の下框より垂下片を垂下させて、下枠上面に設けた細い条状の外障子スライド溝及び内障子スライド溝にそれぞれ上記垂下片を嵌入させ、外障子スライド溝の室内側側壁を形成する下枠ベース部材から立設した立設片と、内障子スライド溝との間に位置する下枠上面を、上面部材で形成し、この上面部材は略L字型の断熱部材を介して下枠ベース部材に取り付けられ、この略L字型断熱部材は立上がり部と底部からなり、立上がり部は該立設片と該上面部材の間に位置し、底部が該ベース部材と該上面部材の底部の間に位置するように配設され、この略L字型断熱部材の立上がり部上方に、上面部材側壁から立設片との間に所定の隙間を残して突出させた覆い片を設けることで断熱部材の露出を防止したことを特徴とする下枠フラットサッシの下枠断熱構造。
  2. 前記下枠ベース部材から立設した立設片と、前記上面部材との間に形成した所定の隙間の下部に位置する上面部材の側壁の一部を切り欠き、下枠上面に流れてきた水を前記所定の隙間から前記切り欠き部を経由する屋外への排水経路を形成したことを特徴とする請求項1記載の下枠フラットサッシの下枠断熱構造。
  3. 前記略L字型断熱部材を長手方向に複数に分割し、かつ間隔を隔てて配設することにより、下枠上面に流れてきた水を前記下枠ベース部材から立設した立設片と、前記上面部材との間に形成した所定の隙間から前記略L字型断熱部材の欠落部を経由した屋外への排水経路を形成したことを特徴とする請求項1記載の下枠フラットサッシの下枠断熱構造。
  4. 内障子スライド溝より室内側に位置する下枠上面に目板材を取り付け、目板材の上面室外側縁部と下枠上面の間に所定の隙間を形成し、この隙間から水が排水される排水経路を形成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の下枠フラットサッシの下枠断熱構造。
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