JP4032294B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
車椅子に乗ったお年寄りや体の不自由な人が自動車に乗り込むのは難しいため、車椅子から車へ、あるいは車から車椅子へ少しでも一連の乗降動作が快適になされるように、シートが車室内での回動動作及び車室外への退出動作を行うとともに、車外において昇降動作を行う移動手段を備えた車両用シートが提案されている。
【0003】
この種の車両用シートの一例として特開平9−39622号公報に開示されたものが知られている。このものは、主に回動機構1と昇降機構2とから構成されている(図20参照)。回動機構1はフロアパネル5側に配されるとともに、シートを車両の進行方向に向けた前向位置とドア開口部に向けた旋回位置との間で旋回可能に支持している。また、昇降機構2は直進部2Aと昇降部2Bとから構成されており、直進部2Aによる車外方向へのスライド動作と連動して昇降部2Bによって座席6を昇降させるようになっている。
また、フロアパネル5と回動機構1との間に移動機構Dを介在させており、車室内においてシートポジションの調整を行うことが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構造によると、車両用シートにはスライドポジションの調整を行うための移動機構Dが専用に設定されている。そのため、装置全体が複雑になるという問題があった。また、係る問題の解決策として昇降機構のうち座席をスライドさせる直進部を利用して、座席にシートポジッションの調整動作を行わせればよいが、この場合には、直進動作と連動して座席が室内で昇降してしまうという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、スライドポジションの調整機能を備えた上で、装置の複雑化を招くことがない車両用シートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、車両のフロアパネルに取付けられた固定台座と、この固定台座に対して回動可能に取付けられた回動台座とからなる回動機構と、前記回動台座に対して固定されたベースパネルと、このベースパネルに対して水平方向にスライド可能に取付けられたスライダとからなるスライド機構と、このスライダと前記座席の下部に設けられた昇降フレームとの間を連結し前記座席を昇降させる4節リンクと、前記スライダと前記4節リンクとの間に介在され前記スライダのスライド動作と前記座席の昇降動作を連動可能とする連動部とからなるリンク機構と、前記昇降フレームに対して前記座席の前後方向に移動可能に取付けられるとともに前記座席を支持する座席支持パネルを含み、かつ、前記スライド機構に対して相対移動する補助スライド機構とから構成された駆動装置を備え、前記座席に対して、前記回動機構による回動動作と、これに続く補助スライド機構による車両の内外での出入スライド動作と、更に前記スライド機構及びリンク機構による車外での昇降スライド動作とからなる突出・格納動作を行わせる車両用シートであって、前記連動部は前記座席側或いは前記ベースパネル側のいずれか一方に固定されたガイドピンと、他方側に固定されるとともに前記スライダのスライド動作に伴って前記座席を昇降させるように前記ガイドピンを案内する案内面が設けられたガイド部材とからなるとともに、前記ベースパネルには、前記スライド機構によって前記座席を車両の前後方向に移動させる間は、前記座席支持パネルを支えることで前記ガイドピンを前記案内面から浮かした状態に保持し、前記出入スライド動作の進行に伴って前記座席支持パネルと離間することで支持を失わせ、当該出入スライド動作に続いてなされる昇降スライド動作の際には、前記ガイドピンの案内面に沿った移動動作を許容する昇降動作規制手段が設けられているところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記昇降動作規制手段は、前記ベースパネルの上面に前記座席支持パネルを下支え可能に取付けられた支持ローラからなるところに特徴を有する。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記スライド機構を動作させる駆動部は、前記ベースパネルに取付けられた前後送りねじと、前記スライダに取付けられるとともに前記前後送りねじと螺合するトラベルナットにより構成され、かつ、前記補助スライド機構には、前記座席が調整スライド動作を行う際に前記座席支持パネルのスライド動作を拘束するための係止機構が設けられるとともに、この係止機構は前記トラベルナットに支持されているところに特徴を有する。
【0008】
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記係止機構は前記座席支持パネルに形成されたロック孔と、前記座席支持パネルの下方に設けられた前記トラベルナットに対して上下方向への変位が許容されるように取付けられ、かつ前記ロック孔に対して係止可能とされたロック部材とから構成されるとともに、前記スライダには前記座席を車両の前後方向に移動させる調整スライド動作を行わせるための調整領域と前記係止機構のロックを解除するための解除領域が設けられ、更に、前記ベースパネルには、前記スライダが前記調整領域にあるときに、前記ロック孔に係止した前記ロック部材に当接することで当該ロック部材のロック解除方向への移動動作の規制を行う一方、前記スライダが前記解除領域に移行した時には前記ロック部材と離間することで当該ロック部材のロック解除方向への移動動作を許容するロック切り替え部材が固定されているところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、スライド機構によって座席を車両の前後方向に移動させる移動動作がなされる間は、昇降動作規制手段が座席支持パネルを支持しており、ガイドピンは水平運動を行う。すなわち、この移動動作中においては、リンク機構が連動せず、座席は車両の前後方向へのスライド動作のみ(座席のポジション調整のための調整スライド動作)を行う。
一方、回動機構によってシートを車外方向に回動させた後、補助スライド機構によって座席を車外方向に移動させると、座席支持パネルと昇降動作規制手段とが相対移動する。そのため、当初座席支持パネルは昇降動作規制手段に支持されているが、やがて離間し支持を失う。この状態からスライド機構を駆動させれば、ガイドピンは案内面に沿って移動する。すなわち、リンク機構がスライド機構に連動して動作し、座席に昇降動作とスライド動作を複合的に行わせる(昇降スライド動作)。このように、昇降動作規制手段を設けたことで、単一の機構(スライド機構)によって昇降動作を伴うスライド動作(昇降スライド動作)と、昇降動作を伴わないスライド動作(調整スライド動作)の2つのスライド動作を行うことが出来、装置全体が機構的に簡素化される。
【0010】
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、昇降動作規制手段は支持ローラによって構成され、座席支持パネルを下支えするようになっている。そのため、昇降動作規制手段が座席支持パネルの側方に張り出すことがない。
【0011】
<請求項3の発明>
座席に車内での調整スライド動作を行わせる場合には、シートベルトを固定するためのバックルを座席側に設定する必要がある。従って、車両が走向中に前方への衝突事故(車両評価における、前突試験或いはベルトアンカ試験)を起こした場合には、座席をスライドさせる機構、すなわち、スライド機構及び補助スライド機構にシートベルトを介して前方への負荷が加わる。そのため、スライド機構及び補助スライド機構はこの負荷に対して十分耐えうる構造でなければならない。
この点に関し請求項3の発明によれば、スライド機構側の駆動部は前後送りねじとトラベルナットにより構成されている。すなわち、この前後送りねじの材料の引っ張り強さ、ねじの直径等の設定により、前述した負荷にたいしても十分な強度を得ることが出来る。
また、係止機構はトラベルナットに支持されており、移動パネルに加わる負荷は、例えば、リンク機構や補助スライド機構を駆動させるための機構等を経由せず、トラベルナットに直接入力される構成となっている。すなわち、こうした機構に必要とされる強度を低く設定することが出来る。かくして、装置の簡素化及び低コスト化が図られる。
【0012】
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、スライダが調整領域にあるときにはロック切り替え部材はロック部材に対して当接し、ロック部材のロック解除方向への移動規制を行っている。
一方、スライダが解除領域に移動するとロック部材はロック切り替え部材に対して相対移動し、ロック切り替え部材と離間する。これにより、ロック部材はロック解除方向への移動が許容される。このように、ロック及びロック解除の切り替えがスライダの移動動作を利用して行われるため、ロック切り替え部材の他に切り替えのための専用部品を必要としない。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1ないし図19によって説明する。
図1は本実施形態に適用された普通自動車を示すものであって、車室内には助手席(本発明の車両用シートに相当する)20、及び後席シート12がフロアパネル11上に配置されている。助手席20の側方にはドア開口部13が設けられており、そこにはヒンジを介してドア14が開閉可能に取付けられている。
【0014】
さて、助手席20はシートクッション31、シートバック32、ヘッドレスト33及びフットレスト34からなる座席30と、この座席30に対しフロントエンド位置(図4の一点鎖線に示す位置)とリヤエンド位置(図4の実線に示す位置)との間でのシートポジションの調整を行うための調整スライド動作及び車外への突出動作を行わせる駆動装置Mとから構成されている。より具体的に説明すると、車内から車外への突出動作はリヤエンド位置(図1に示す位置)における車外方向への回動動作(図2参照)、室外方向への出入スライド動作及び、昇降スライド動作とから構成されており、これら各動作が順になされるようになっている。また、前記した回動動作はリヤエンド位置でのみ行われるようになっている。
【0015】
次に、駆動装置Mは座席30に回動動作を行わせる回動機構40と、車外スライド動作を行わせる補助スライド機構90、及び昇降スライド動作を行わせるスライド機構50、リンク機構70により構成されてる。
回動機構40は図5に示すようにフロアパネル11に対して取付けられる固定台座41と、回動台座42とを有している。固定台座41にはインナリング(図示せず)が設けられる一方、回動台座42にはアウタリング(図示ぜす)が設けられており、このアウタリングがインナリングの外周にボールを介して回動可能に取付けられる。かくして、回動台座42が固定台座41に対して回動可能に支持されることとなる。
また、駆動源としては、例えば、固定台座41には正逆両方向に回動可能であって、回転軸にピニオンギヤを設けた回動用モータを備えるとともに、回動台座42にはピニオンギヤと噛合するセクタギヤを設けておけばよい。
【0016】
次に、スライド構50について図5、図6を参照して説明する。
回動台座42の上面には、平板状をなすベースパネル51が取付けられている。このベースパネル51の左右両縁には座席30の前後方向に沿って案内壁52が設けられている。この案内壁52は断面がL字状をなしており、外向きに取付けられている。また、案内壁52はその前・後端同士を断面がコの字状をなす連結ブラケット53により架設されるとともに、その中央部にもブラケット54が架設されている。
【0017】
案内壁52の外面であって上部にはガイド部材83が取付けられている。このガイド部材83については後述するが、その下面は水平となっており、案内壁52の曲げ部52Aと対向するようになっている。これら案内壁52及びガイド部材83によって囲まれて座席30の前後方向に案内溝55が形成されている。
一方、ベースパネル51に対して取付けられるスライダ58は、左右一対設けられた取付け板58Aの上端同士を連結プレート58Bによって橋渡してなる。この両取付け板58Aの内面側には案内溝55に対して嵌合可能なガイドローラ59が一対取付けられている。このガイドローラ59が案内溝55内を転動することで、スライダ58が案内壁52に沿って移動する。
【0018】
また、スライダ58とベースパネル51との間には、スライダ58を往復運動させる駆動部60が介在されている。
ベースパネル51上であって両案内壁52に挟まれた位置には、案内壁52に沿って前後送りねじ61が左右一対配されている。各前後送りねじ61はその前端側が前側の連結ブラケット53に、後端側が後側の連結ブラケット53に軸支されている。一方、両連結ブラケット53の内部には正逆両方向に回転可能とされた昇降スライドモータ62が取付けられており、前後送りねじ61に対してそれぞれ接続されている。これら両前後送りねじ61は、両昇降スライドモータ62の駆動に伴って、同期して回転するようになっている。
一方、連結プレート58Bの下面の左右両側には前後送りねじ61に対して螺合するトラベルナット64がねじ止めされるようになっている。かくして、昇降スライドモータ62の駆動に伴って前後送りねじ61が回動すると、スライダ58ひいては座席30が案内壁52に沿ってスライドする。
【0019】
続いて、リンク機構70について説明する。
スライダ58の前方には昇降フレーム75が配されている。昇降フレーム75はコの字状に形成されるとともに、昇降フレーム75の側壁75Aの内側には、後述する補助スライド機構90の駆動源を装着するための装着板75Cが配されている。また、側壁75Aの外面における上部には補強板76が前後に取付けられており、その前部側及び後部側にはそれぞれ摺動ローラ77が回動可能に軸支されている。
【0020】
スライダ58と昇降フレーム75の間には上下リンクアーム72、73が架設されている。上部リンクアーム72は全長に亘って直線形状をなし、下部リンクアーム73は全体としては湾曲した形状をなすとともに後端部分には屈曲部73Aが形成されている。両リンクアーム72、73の後端側は接続ピン78A、78Bによってスライダ58の取付け板58Aにそれぞれ回動可能に軸支されている。一方、両リンクアーム72、73の前端部は接続ピン79A、79Bを介して昇降フレーム75の側壁75Aに対してそれぞれ回動可能に軸支されている。これらスライダ58、昇降フレーム75及び両リンクアーム72、73は四節リンク71を構成しており、昇降フレーム75、ひいては座席30をベースパネル51に対し平行に昇降させることが出来る。
また、接続ピン79Aは側壁75Aを貫通して内部に突出するとともに、その突出した部分にはサブローラ97が回動可能に取付けられている。図8に示すようにスライダ58が後退した位置にあるときには、サブローラ97は案内溝55に対して嵌合するようになっている。
【0021】
ところで、下部リンクアーム73の屈曲部73Aにはガイドピン82が回動可能に取付けられている。一方、図7に示すように、ガイド部材83の上面にはガイドピン82と摺接する案内面84が形成されている。案内面84は、後部側に形成される動作休止部84Aと傾斜部84Bとからなり、傾斜部84Bは前方に向けて下り勾配となっている。そのため、スライダ58が案内壁52に沿ってスライドし動作休止部84Aから傾斜部84Bに移行すると、以後は、ガイドピン82は傾斜部84B上を転動しながら下降する。これにより、下部リンクアーム73、4節リンク71が接続ピン78A、78Bを中心に回動し、昇降フレーム75、ひいては、座席30を昇降させることとなる。
このように、スライド機構50とリンク機構70との間にはガイドピン82とガイド部材83とからなる連動部81が介在されており、突出動作の際には、スライド動作と昇降動作が複合的になされるようになっている(昇降スライド動作)。
【0022】
ここで、図7、図8を参照して、スライダ58、ガイドピン82と、座席30の突出動作との対応関係について説明すると、スライダ58はスライダ前進位置(スライダが最も前進した位置)とスライダ後退位置(スライダが最も後退した位置)との間を往復運動するとともに、このスライダ前進位置とスライダ後退位置との間であって、スライダ後退位置寄りにリヤエンド対応位置を設けている。このリヤエンド対応位置は座席30のリヤエンド位置と対応するようになっている。スライダ58がリヤエンド位置にある時には、座席30の回動動作が許容されるるとともに、その後には出入スライド動作、昇降スライド動作が行われる。この回動動作と出入スライド動作が行われる間は、スライダ58はスライドせず、リヤエンド対応位置に停止しているため、ガイドピン82も傾斜部84Bの頂上で止まっている。そして、出入りスライド動作に続いて昇降スライド動作を行う場合には、スライド機構50が作動し、スライダ58をリヤエンド位置から前進させる。
尚、図8に示すWoは車体の幅方向の基準線、Yoは車体の全長方向の基準線であって、座席30が車両の前方を向いた姿勢にある時には、座席30の中心がWo上に位置する。また、座席30がリヤエンド位置にある時には、シートクッション31の後端側がLo上に位置する。
【0023】
このように、スライダ58のリヤエンド対応位置と昇降スライド動作の開始位置とが対応しており、又、スライダ前進位置と昇降スライド動作の完了位置とが対応している。更に、リヤエンド対応位置からスライダ後退位置との間は、後述する係止機構100の解除領域(本発明の解除領域に相当する)とされており、突出動作とは無関係な領域となっている。尚、スライダ前進位置と、リヤエンド対応位置との間が調整領域となっている。
【0024】
続いて、補助スライド機構90について図5、図6を参照して説明する。
シートクッション31の骨格を形成するクッションフレーム91(本発明の座席支持パネルに相当する)は略長方形状をなすとともに、その下面における左右両端側には案内レール92が平行に取付けられている。この案内レール92は断面がコの字状をなしており、開放した側が向かい合うように配されている。この案内レール92の溝内であって、その前部には摺動ローラ77が嵌合するとともに、その後方には上部リンクアーム72が収容されるようになっている(図19参照)。
【0025】
昇降フレーム75の取付け板75Cには、シート進退用モータ93が装着されている。このシート進退用モータ93の回転軸には進退ピニオン94が設けられる一方、クッションフレーム91の下面側には案内レール92と平行に、進退ピニオン94と噛合するラック96が設けられている。そのため、シート進退用モータ93を駆動させるとクッションフレーム91、座席30が案内レール92に沿って水平移動する。
【0026】
また、図14に示すように、補助スライド機構90には係止機構100が設けられており、クッションフレーム91を昇降フレーム75に対する最後端位置にロックするようになっている。具体的には、クッションフレーム91の後部側にはロック孔91Aが設けられている。一方、トラベルナット64の側面には板状をなすロック部材101が回動可能に軸支されている。このロック部材101はL字状をなしており、上向きのロック歯101Aが設けられている。このロック歯101Aはロック孔91Aに対して係止可能とされており、同図に示すように、ロック部材101が横向きの姿勢となった時に、ロック孔91A内に進入して係止するようになっている。また、ベースパネル51には、次述するロック切り替え部材105が取付けられており、ロック部材101のロック解除方向への回動規制を行うことでロックの保持を行うようになっている。
【0027】
図6に示すように、ロック切り替え部材105は前後送りねじ61に沿って配されており、その下面側をベースパネル51に取付けられた支持ブラケット106によって支持されている。このロック切り替え部材105は幅方向でロック部材101の下方に取付けられている。図14に示すように、座席30がリヤエンド位置ある時には、ロック部材101の端面101Cがロック切り替え部材105との後端に乗り上げている。そのため、ロック部材101は横向き姿勢となっており、ロック孔91Aに対して係止している。また、図15に示すように、座席30の車両前方へのスライド動作がなされると、ロック部材101は横向き姿勢を維持したままロック切り替え部材105上を移動してゆく。すなわち、調整スライド動作はロックが保持された状態でなされることとなる。
ところで、本実施形態において、係止機構100は座席30のインナ側(図6の奥側)にのみ設けられており、アウタ側には設けられていない。これは、仮に車両に前突事故があった場合にはシートベルトを介して補助スライド機構90のインナ側に大きな負荷が加わるが、アウタ側はインナ側に比べてそれほど大きな負荷が加わらないためである。
【0028】
一方、ロック部材101の先端部分にはテーパ部101Bが形成されており、、スライダ58がリヤエンド対応位置から後退動作(解除動作)を行うと(図16参照)、ロック部材101はロック切り替え部材105上を滑ってゆき後端に至る。すると、支えを失ってロック切り替え部材105との当接部分が端面101C側からテーパ部101Bへと移動する。そのため、ロック部材101は自重(自重の他のばねによる付勢手段を介在させてもよい)によりロック解除方向に回動する。かくして、スライダ58がスライダ後退位置に至ると、ロック部材101とロック孔91Aとの係止が解除され、クッションフレーム91は最後端位置からの移動動作が許容される。クッションフレーム91は上部リンクアーム72に沿って前進し最前進位置に至ると(図10参照)、その後端は上部リンクアーム72から昇降フレーム75側に乗り移り、昇降フレーム75のみによって支持されるようになる。
【0029】
続いて、調整スライド動作を行わせるための機構について説明する。
図6に示すように、ベースパネル51の前部側には支持ローラ110が設けられている。この支持ローラ110は、座席30がリヤエンド位置からフロントエンド位置の間を往復運動する間は、クッションフレーム91の下面側に摺接し、ガイドピン82をベースパネル51に沿って水平移動させるようになっている。そのため、スライド機構50によって座席30を昇降させることなく、座席30を車両の前後方向にスライドさせることが出来る。
【0030】
一方、前述した支持ローラ110によるクッションフレーム91、座席30の支持は、以下のようにして解除されるようになっている。補助スライド機構90によって座席30は車外方向へのスライド動作を行うが、そのストロークは支持領域と解除領域とからなる2つの領域から構成されており、車外に突出する際には支持領域から解除領域に移動するようになっている。図14に示すように、座席30が支持領域内にあるときには、支持ローラ110とクッションフレーム91とが当接しており、座席30はガイドピン82が水平に移動するように支持されている。一方、図18に示すように、座席30が解除領域まで移動すると、支持ローラ110とクッションフレーム91とが離間し、それ以降は、ガイドピン82の案内面84に沿った移動動作が許容されることとなる。
【0031】
続いて、座席30の各動作を制御する制御機構について説明する。
駆動装置Mには各動作(室内スライド動作・突出動作)の前後で、座席30の位置検知を行う検出スイッチが設けられている。例えば、回動台座42に検知部材(図示せず)を設けるとともに、固定台座41に対し被検知部材(図示せず)を複数個設けておく。そして、回動の前後で両部材を接触させることで座席30の向きの検出を行う構成とすればよい。また、スライド機構50、補助スライド機構90によるスライド動作を検出する検出スイッチとしては、例えば、固定側に検知部材(図示せず)を設けるとともに、可動側に被検知部材(図示せず)を複数個設けておき、移動の前後において、両部材を接触させて位置検知を行えばよい。
【0032】
一方、車体には、中央処理装置(CPU)を主体とする制御装置が設けられている(図示せず)。CPUには、入力ラインとして前述した両検出スイッチが接続されるとともに座席30に対して突出動作を行わせるリモコンからの動作信号が入力されるようになっている。一方、出力ラインとしてモータ駆動回路が接続されており、更に、モータ駆動回路には回動用モータ(図示せず)と、昇降スライドモータ62、シート進退用モータ93が接続されている。
【0033】
次に、座席30の調整スライド動作をリヤエンド位置からの前進動作を例にとって説明する。
座席30がリヤエンド位置にある時には、スライダ58はリヤエンド対応位置にあるとともに、クッションフレーム91は係止機構100によって昇降フレーム75に対する最後端位置にロックされている。また、ガイドピン82は動作休止部84Aの前端部(傾斜部84Bの頂上)に位置している。この状態からリモコンのスイッチを投入すると、動作信号をうけてCPUはモータ駆動回路を介して昇降スライドモータ62を駆動させる。これにより、前後送りねじ61が回動するため、トラベルナット64、スライダ58がベースパネル51に対して前進する。この間は、ガイドピン82が案内面84に沿って移動せず水平移動するようにクッションフレーム91を支持ローラ110が支持している。そのため、座席30は昇降せずスライド動作のみを行うようになっている。
【0034】
座席30がフロントエンド位置に達すると、検出スイッチにより位置検出がなされて、制御装置が検出信号に基づいて、昇降スライドモータ62を停止させるようになっている。また、室内スライド動作中に任意の位置でリモコンのスイッチを操作すると、当該位置で座席30を停止させることも出来る。
また、図15に示すように調整スライド動作が行われている間は、ロック部材104のロック解除動作が規制されており、補助スライド機構90はロックされた状態にある。
【0035】
次に、リヤエンド位置からの突出動作について説明する。
リモコンから動作信号が入力されると、CPUは突出動作に先立って、座席30に対して補助スライド機構90のロックを解除するための解除動作を行わせる。すなわち、CPUはモータ駆動回路を介して昇降スライドモータ62を今度は逆方向に駆動させる。これにより、スライダ58はリヤエンド対応位置から後退してゆく。すると、ロック部材101とロック切り替え部材105との当接部分が端面101C側からテーパ部101Bへと移動する(図16参照)。
【0036】
そのため、ロック部材101は自重によりロック解除方向に回動する。かくして、スライダ58がスライダ後退位置に至ると、ロック部材101とロック孔91Aとの係止が解除される。このスライダ後退位置においても、検出スイッチにより位置検出がなされて、制御装置が検出信号に基づいて、今度は昇降スライドモータ62を正方向に回動させ、スライダー58を前進させる。そして、スライダ58がリヤエンド対応位置に復帰すると、CPUは昇降スライドモータ62を停止させる。これにて、解除動作が完了する。このように、スライド機構50による後退動作を利用してロックの解除を行うことが出来る。
【0037】
続いて、CPUはモータ駆動回路を介して回動用モータを駆動させる。これにより、アウタリング、ひいては回動台座42が固定台座41に対して回動する。かくして座席30は車両の前方を向いた姿勢(図1参照)から車外方向へ回動する。また、ガイドピン82は回動動作の開始前の時点で動作休止部84Aの前端寄りの位置にあって、4節リンク71の下方向への回動動作を規制している。そして、回動機構40による回動動作中もガイドピン82とガイド部材83の位置関係は不変であるため、ガイドピン82は引き続き動作休止部84Aに位置し続ける。
【0038】
座席30がほぼ90°回動し、車体の側方を向いた姿勢に至ると(図2参照)、検出スイッチによって位置検出がなされて、制御装置が検出信号に基づいて回動用モータを停止させ、それと同時にシート進退用モータ93を駆動させる。すると、進退ピニオン94が回動するため歯車の噛み合いによりラック96、クッションフレーム91が案内レール92に沿って移動する。かくして、補助スライド機構90によって、座席30は車外方向への出入スライド動作を行う。出入スライド動作の開始時点においては、クッションフレーム91は支持領域にあって、図14、15に示すように、その下面を支持ローラ110によって支持されている。
【0039】
しかし、出入スライド動作が進むとやがて、クッションフレーム91は解除領域に至り、支持ローラ110を通過する。このように、座席30の支持の解除を一連の突出動作と連動して行うことが出来る。そして、クッションフレーム91が昇降フレーム75に対し最前進位置に達し、上部リンクアーム72から昇降フレーム75に乗り移ると、検出スイッチによって再び位置検出がなされ制御装置が検出信号に基づいてシート進退用モータ93を停止させる。この補助スライド機構90によるスライド動作も、ガイドピン82とガイド部材83との位置関係は不変であるためガイドピン82は引き続き動作休止部84A(傾斜部84Bの頂上)上に位置し続ける。
【0040】
続いて、制御装置が昇降スライドモータ62を駆動させる。すると、前後送りねじ61が回動するため、トラベルナット64、スライダ58がベースパネル51に対して前進する。この前進動作がなされる間、支持ローラ110による支持は解除された状態にあるため、ガイドピン82は水平に移動せず、傾斜部84Bに沿って下降しながら前進する。そのため、下部リンクアーム73、ひいては4節リンク71全体が接続ピン78A、78Bを中心として下方に回動する。かくして、座席30はスライド動作と下降動作を複合的に行う(昇降スライド動作)。そして、スライダ58がスライド前進位置に達したところで、検出スイッチによって位置検出がなされる。すると、制御装置が検出信号に基づいて昇降スライドモータ62を停止させる。これにて、全ての作動が終了し、座席30の突出動作が完了する。
【0041】
図3に示すように座席30の突出動作が完了した時には、シートクッション31が車外に突出し着座者のほぼ全体が車外に位置するとともに、座席30のフットレスト34が地面に近接した高さとなっている。そのため、座席30と並列になるように車椅子を配しておけば、乗り移りを円滑に行うことができる。
尚、座席30が車外に突出した状態から車内の前向位置へ復帰させる格納動作は、前述した動作を逆に辿るものであるため重複した説明は省略する。
【0042】
このように、座席30とベースパネル51との間に支持ローラ110を設けたことで、スライド機構50と4節リンク71との連動関係の切り替えを行うことが出来る。従って、単一の機構(スライド機構50)によって昇降動作を伴う昇降スライド動作と、昇降動作を伴わない調整スライド動作の2つのスライド動作を行うことが出来、装置全体が機構的に簡素化される。
【0043】
また、係止機構100はトラベルナット64に支持されているためクッションフレーム91に対し前後方向に加わる負荷(例えば、前突の際に生ずる負荷)は、補助スライド機構90を駆動させるための機構及びリンク機構70等を経由せず、トラベルナット64に直接入力される構成となっている。従って、こうした機構に必要とされる強度を低く設定することが出来る。
【0044】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0045】
(1)本実施形態では、下降動作規制手段は支持ローラ110によって座席30を下方から支持する構成としたが、ガイドピン82が水平移動するように座席30を支持するものであればよく、例えば、座席30を上方から釣り下げたり、あるいは、側方から支持してもよい。
【0046】
(2)本実施形態では、座席30側にガイドピン82を設ける一方、スライドパネル51側にガイド部材83を設ける構成としたが、構成を逆にして座席30側にガイド部材83を設ける一方、スライドパネル51側にガイドピン82を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る普通自動車の平面図
【図2】座席が回動動作を示す平面図
【図3】座席が車外に突出した状態を示す平面図
【図4】座席の室内スライド動作を示す平面図
【図5】助手席の分解斜視図
【図6】昇降装置の拡大分解斜視図
【図7】ガイド部材の拡大図
【図8】座席の移動動作とガイドピンとの関係を示す図
【図9】座席がリヤエンド位置にある状態を示す側面図
【図10】クッションフレームが昇降フレームに対して最前進位置にある状態を示す側面図
【図11】座席の昇降スライド動作を示す側面図
【図12】座席の室内スライド動作を示す側面図
【図13】昇降装置の平面図
【図14】係止機構のロック状態を示す側面図
【図15】室内スライド動作中の係止機構の側面図
【図16】係止機構のロック解除動作を示す平面図
【図17】クッションパネルが支持ローラに支持された状態を示す平面図(支持領域)
【図18】支持ローラによるクッションパネルの支持が解除された状態を示す平面図(解除領域)
【図19】図13中のA−A線断面図
【図20】従来例の側面図
【符号の説明】
30…座席
40…回動機構
50…スライド機構
60…駆動部
61…前後送りねじ
64…トラベルナット
70…リンク機構
82…ガイドピン
83…ガイド部材
90…補助スライド機構
91…クッションフレーム(座席支持パネル)
91A…ロック孔
101…ロック部材
105…ロック切り替え部材
110…支持ローラ(下降動作規制手段)
Claims (4)
- 車両のフロアパネルに取付けられた固定台座と、この固定台座に対して回動可能に取付けられた回動台座とからなる回動機構と、
前記回動台座に対して固定されたベースパネルと、このベースパネルに対して水平方向にスライド可能に取付けられたスライダとからなるスライド機構と、
このスライダと前記座席の下部に設けられた昇降フレームとの間を連結し前記座席を昇降させる4節リンクと、前記スライダと前記4節リンクとの間に介在され前記スライダのスライド動作と前記座席の昇降動作を連動可能とする連動部とからなるリンク機構と、
前記昇降フレームに対して前記座席の前後方向に移動可能に取付けられるとともに前記座席を支持する座席支持パネルを含み、かつ、前記スライド機構に対して相対移動する補助スライド機構とから構成された駆動装置を備え、
前記座席に対して、
前記回動機構による回動動作と、これに続く補助スライド機構による車両の内外での出入スライド動作と、更に前記スライド機構及びリンク機構による車外での昇降スライド動作とからなる突出・格納動作を行わせる車両用シートであって、
前記連動部は前記座席側或いは前記ベースパネル側のいずれか一方に固定されたガイドピンと、他方側に固定されるとともに前記スライダのスライド動作に伴って前記座席を昇降させるように前記ガイドピンを案内する案内面が設けられたガイド部材とからなるとともに、
前記ベースパネルには、
前記スライド機構によって前記座席を車両の前後方向に移動させる間は、前記座席支持パネルを支えることで前記ガイドピンを前記案内面から浮かした状態に保持し、
前記出入スライド動作の進行に伴って前記座席支持パネルと離間することで支持を失わせ、当該出入スライド動作に続いてなされる昇降スライド動作の際には、前記ガイドピンの案内面に沿った移動動作を許容する昇降動作規制手段が設けられていることを特徴とする車両用シート。 - 前記昇降動作規制手段は、前記ベースパネルの上面に前記座席支持パネルを下支え可能に取付けられた支持ローラからなることを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
- 前記スライド機構を動作させる駆動部は、
前記ベースパネルに取付けられた前後送りねじと、
前記スライダに取付けられるとともに前記前後送りねじと螺合するトラベルナットにより構成され、
かつ、前記補助スライド機構には、前記座席が調整スライド動作を行う際に前記座席支持パネルのスライド動作を拘束するための係止機構が設けられるとともに、この係止機構は前記トラベルナットに支持されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用シート。 - 前記係止機構は前記座席支持パネルに形成されたロック孔と、
前記座席支持パネルの下方に設けられた前記トラベルナットに対して上下方向への変位が許容されるように取付けられ、かつ前記ロック孔に対して係止可能とされたロック部材とから構成されるとともに、
前記スライダには前記座席を車両の前後方向に移動させる調整スライド動作を行わせるための調整領域と前記係止機構のロックを解除するための解除領域が設けられ、更に、
前記ベースパネルには、
前記スライダが前記調整領域にあるときに、前記ロック孔に係止した前記ロック部材に当接することで当該ロック部材のロック解除方向への移動動作の規制を行う一方、
前記スライダが前記解除領域に移行した時には前記ロック部材と離間することで当該ロック部材のロック解除方向への移動動作を許容するロック切り替え部材が固定されていることを特徴とする請求項3記載の車両用シート。
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