JP4031780B2 - 型枠コーナー部の角締め装置および角締め方法 - Google Patents
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Description
また、本発明によれば、施工状況、とくにコンクリート打設時の負荷状態においてもなお、コーナー部の直角精度の低下、角締め力の緩みがなく、信頼性の高い型枠コーナー部の角締め作業を行うことができる。
さらに、本発明によれば、横バタ材の位置(ピッチ間隔)を自由かつ容易に変更することができ、施工現場において、好適な横バタ間隔の設定ができ、作業の自由度が向上する。
図6、7は、本発明に従うアングル状角締め金具の具体的構成を示したものである。
前記連結杆取付部16b、16cは、前記連結杆15aを挿通させる連結杆挿通用通孔16b(図6(a))、もしくは前記連結杆15aを嵌め入れる連結杆係止用欠き溝16c(図6(b))のいずれの構造であってもよい。これらのロッド取付部16b、16cは、直角精度を出す点で同じ作用効果があるが、前者は角締めが強固で、後者は作業を能率的に行う上で有利である。
なお、アングル状角締め金具は、実際に使用するときには、ねじ止め等の特別な措置を施すことなく、前記隅付け縦バタ11材の外側角部に上下動可能に当接させ、縦バタ材と横バタ材との相互間に生じる緊締力により、隅付け縦バタ材11の直角コーナー部に係止される。そのため、このアングル状角締め金具の敷設位置は、横バタ材の設置間隔に応じて上下方向の任意の位置に選択的に取け付けることが可能である。
図8は、本発明を実施するのに好適な大型の型枠パネルの組み立て構造を模式的に示したものである。この図8において、符号の7、7′は、内・外の型枠パネルである。例えば、これらの型枠パネル7、7′を図示したように組み付けて、立ち上がり壁を構築する際に、内・外の型枠パネル7、7′を所定の間隔で対面立設させると同時に、該型枠パネル7、7′のそれぞれの端縁部どうしを互いに突き合わせて隅部Cを形成することで、立ち上がり壁コーナー部を構築する。
なお、横バタ材8、8′については、上下方向の間隔をコンクリート打設後の荷重の大きさを考慮して下部ほど狭い間隔にすることが好ましい。
連結金具17を設置するには、まず、クランプ金具17bの背面爪部17b1を図9に示すごとく横向きにして横バタ材9の相互間の隙間を通過させる。その後、該背面爪部17b1が横バタ材9の背面で接触するように回転させて縦向きにし、次いで、該背面爪部17b1の係止ロッド17cをクランプ取付孔h1中を通して正面爪部17b2を取付け保持したのち、該係止ロッド17cを連結金具本体17a部分に設けたクランプ取付孔h2に通してナット18によってねじ止めする。このナット18のねじ止めに際しては、正面爪部17b2についても背面爪部17b1と同様に爪部が横バタ材9の正面で接触するように縦向きになるようにその姿勢を維持することが肝要であり、このねじ止めによってクランプ金具17bは連結金具本体17aとともに横バタ材9に強固に係止固定される。
1′ 型枠パネル
2 縦バタ材
2′ 棧木
3 横バタ材
4 コーナークランプ
5 コーナークランプ金具
6 コーナーロック金具
7 型枠パネル
7′ 型枠パネル
8 縦バタ材
8′ 縦バタ材
9 横バタ材
9′ 横バタ材
10 外隅部
11 隅付け縦バタ材
12 外付け縦バタ材
13 外付け縦バタ材
14 連結杆
15 角締め金具
15a 連結杆
16 アングル状角締め金具
16a アングル状角締め金具本体外面
16b 連結杆挿通用通孔
16c 連結杆係止用欠き溝
17 連結金具
17a 連結金具本体
17b クランプ金具
17b1 背面爪部
17b2 正面爪部
17c 係止ロッド
18 ナット
h 連結杆挿通用通孔
h1 クランプ金具取付孔
h2 クランプ金具取付孔
Claims (6)
- 型枠パネルのそれぞれの端縁どうしを互いに直交する向きに突き合わせてコーナー部とし、これらの型枠パネルの外面には、複数の縦バタ材および横バタ材を井桁状に配設することにより、コンクリート打設空間を形造る型枠を構築する際の前記コーナー部の角締めを行うための金具であって、この金具が、
外面側に直交する向きに設けられた一対の連結杆取付部を有し、方形断面形状を有する隅付け縦バタ材の外側角部に当接させて用いるアングル状角締め金具と、
一端部に横バタ材の軸方向に沿わせる連結杆を有すると共に、この連結杆の他端部にある金具本体部分にはクランプ金具取付孔を設けてなる連結金具と、
この連結金具を横バタ材に取付けるためのクランプ金具とからなり、
前記アングル状角締め金具と前記横バタ材に取付けたクランプ金具との間に、直交する2方向から前記連結金具を牽引状態下に連結して角締めするようにしたことを特徴とする型枠コーナー部の角締め装置。 - 前記アングル状角締め金具は、直交するそれぞれの辺の外面側に、連結杆を90°で交差させるように締結できる一対の連結杆挿通用通孔もしくは連結杆係止用欠き溝からなる連結杆取付部を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の角締め装置。
- 前記クランプ金具は、横バタ材の背面に係止する背面爪部と、この背面爪部から突設した係止ロッドおよび正面爪部からなり、その係止ロッドは連結金具の金具本体部分に設けた取付孔に挿通させて、該背面爪部と協働下に横バタ材を挟持固定してなる請求項1または2に記載の角締め装置。
- 型枠パネルのそれぞれの端縁どうしを互いに直交する向きに突き合わせてコーナー部とし、それらの型枠パネルの外面には、複数の縦バタ材および横バタ材を井桁状に配設することにより、コンクリート打設空間を形造る型枠を構築する方法において、前記コーナー部の角締めを行うに当たり、
それぞれの型枠パネル外角に沿わせて水平に配設した横バタ材を、前記コーナー部において90°の角度で互いに交差させて交差部を設けると共に、この交差部の外隅部に接するように方形断面形状を有する隅付け縦バタ材を立設し、
前記隅付け縦バタ材に、直交するそれぞれの外面に連結杆取付部を設けてなるアングル状角締め金具を配設すると共に、このアングル状角締め金具の連結杆取付部には、一端を該連結杆取付部に締結し、他端を前記隅付け縦バタ材からは離間した位置にクランプ金具を用いて締結される連結金具に設けた連結杆挿通用通孔を通して締結し、該隅付け縦バタ材を90°で直交する型枠パネルの板面に平行な方向にそれぞれ牽引して角締めすることを特徴とする型枠コーナー部の角締め方法。 - 前記アングル状角締め金具は、直交するそれぞれの辺の外面側に、連結杆を90°で交差させるように締結できる一連の連結杆挿通用通孔もしくは連結杆係止用欠き溝からなる連結杆取付部を設けてなり、隅付け縦バタ材に当接させて用いることを特徴とする請求項4に記載の角締め方法。
- 前記クランプ金具は、横バタ材の背面に係止する背面爪部と、この背面爪部から突設した係止ロッドおよび正面爪部からなり、その係止ロッドは連結金具の金具本体部分に設けた取付孔に挿通させて、該背面爪部と協働下に横バタ材を挟持固定してなる請求項4または5に記載の角締め方法。
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