JP4031744B2 - 動力出力装置およびこれを搭載する自動車 - Google Patents

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Description

本発明は、動力出力装置およびこれを搭載する自動車に関し、詳しくは、駆動軸に動力を出力する動力出力装置およびこれを搭載し駆動軸に機械的に車軸が接続されてなる自動車に関する。
従来、この種の動力出力装置としては、第1プラネタリギヤP1のサンギヤに第1モータが,キャリアに出力軸(駆動軸)が,リングギヤにエンジンがそれぞれ接続されると共にダブルピニオン式の第2プラネタリギヤP2のサンギヤに第2モータが,キャリアに第1プラネタリギヤP1のキャリアが,リングギヤに第1プラネタリギヤP1のリングギヤが,それぞれ接続され、第1プラネタリギヤP1キャリアおよび第2プラネタリギヤP2のリングギヤをハウジングに固定可能なブレーキを備えるものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−34153号公報(図13)
上述の動力出力装置では、ブレーキのオンオフを切り替えることによりエンジンの出力軸を固定したり固定を解除したりすることができるものの、オンオフを切り替える際にショックが生じ、ドライバビリティを損なう場合がある。
本発明の動力出力装置およびこれを搭載する自動車は、こうした問題を解決し、内燃機関の出力軸の固定する際や固定を解除する際のショックを抑制することを目的の一つとする。また、本発明の動力出力装置およびこれを搭載する自動車は、ドライバビリティの悪化を防止することを目的の一つとする。さらに、本発明の動力出力装置およびこれを搭載する自動車は、装置全体のエネルギ効率を向上させることを目的の一つとする。また、本発明の動力出力装置およびこれを搭載する自動車は、第1の電動機や第2の電動機の過熱を防止することを目的の一つとする。
本発明の動力出力装置およびこれを搭載する自動車は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の第1の動力出力装置は、
駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、
内燃機関と、
発電可能な第1の電動機と、
発電可能な第2の電動機と、
前記駆動軸に連結された第1の軸と前記内燃機関の出力軸に連結された第2の軸と前記第1の電動機の回転軸に連結された第3の軸と前記第2の電動機の回転軸に連結された第4の軸を含む複数の軸を有し、該複数の軸のうちのいずれか2軸の回転数が決定されると残余の軸の回転数が決定されると共に該複数の軸に入出力される動力の収支をもって前記駆動軸に動力を入出力させる多軸式動力入出力手段と、
前記内燃機関の出力軸の固定と該固定の解除とを行なう固定解除手段と、
前記固定解除手段により前記内燃機関の出力軸を固定する際、または、前記固定解除手段により前記内燃機関の出力軸の固定を解除する際、前記駆動軸に出力されるトルクの変動が抑制されるよう前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する駆動制御手段と
を備えることを要旨とする。
この本発明の動力出力装置では、多軸式動力入出力手段が、駆動軸に連結された第1の軸と内燃機関の出力軸に連結された第2の軸と第1の電動機の回転軸に連結された第3の軸と第2の電動機の回転軸に連結された第4の軸を含む複数の軸を有しこれら複数の軸のうちのいずれか2軸の回転数が決定されると残余の軸の回転数が決定されると共に複数の軸に入出力される動力の収支をもって駆動軸に動力を入出力させ、固定解除手段が内燃機関の出力軸の固定と固定の解除とを行なう。この固定解除手段により内燃機関の出力軸を固定する際や内燃機関の出力軸の固定を解除する際、駆動軸に出力されるトルクの変動が抑制されるよう第1の電動機と第2の電動機とを駆動制御するから、固定解除手段による内燃機関の出力軸を固定する際や固定を解除する際のショックを低減することができる。
こうした本発明の第1の動力出力装置において、前記駆動制御手段は、前記固定解除手段による前記内燃機関の出力軸の固定が要請されたとき、該内燃機関の出力軸の回転数を調整するよう前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御すると共に該調整の後に前記内燃機関の出力軸を固定するよう前記固定解除手段を駆動制御する手段であるものとすることもできる。この態様の本発明の第1の動力出力装置において、前記駆動制御手段は、前記内燃機関の出力軸の回転数が略値0となるよう前記駆動軸の回転数に基づいて前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御すると共に該駆動制御の後に前記内燃機関の出力軸を固定するよう前記固定解除手段を駆動制御する手段であるものとすることもできる。この態様の本発明の第1の動力出力装置において、前記駆動制御手段は、前記内燃機関の出力軸の回転数が緩変化して略値0に至るよう前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、ショックをより低減することができる。
また、本発明の第1の動力出力装置において、前記駆動制御手段は、前記固定解除手段により前記内燃機関の出力軸が固定されている状態で該固定の解除が要請されたとき、該固定解除手段に作用するトルクが調整されるよう前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御すると共に該調整の後に前記内燃機関の出力軸の固定を解除するよう前記固定解除手段を駆動制御する手段であるものとすることもできる。この態様の本発明の第1の動力出力装置において、前記駆動制御手段は、前記固定解除手段に作用するトルクが略値0となるよう前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御すると共に該駆動制御の後に前記内燃機関の出力軸の固定を解除するよう前記固定解除手段を駆動制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、ショックをより低減することができる。
本発明の第2の動力出力装置は、
駆動軸に動力を出力可能な動力出力装置であって、
内燃機関と、
発電可能な第1の電動機と、
発電可能な第2の電動機と、
前記駆動軸に連結された第1の軸と前記内燃機関の出力軸に連結された第2の軸と前記第1の電動機の回転軸に連結された第3の軸と前記第2の電動機の回転軸に連結された第4の軸を含む複数の軸を有し、該複数の軸のうちのいずれか2軸の回転数が決定されると残余の軸の回転数が決定されると共に該複数の軸に入出力される動力の収支をもって前記駆動軸に動力を入出力させる多軸式動力入出力手段と、
前記内燃機関の出力軸の固定と該固定の解除とを行なう固定解除手段と、
前記固定解除手段により前記内燃機関の出力軸が固定されているとき、前記第1の電動機および前記第2の電動機の効率が高くなるトルク比をもって前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する駆動制御手段と
を備えることを要旨とする。
この本発明の第2の動力出力装置では、多軸式動力入出力手段が、駆動軸に連結された第1の軸と内燃機関の出力軸に連結された第2の軸と第1の電動機の回転軸に連結された第3の軸と第2の電動機の回転軸に連結された第4の軸を含む複数の軸を有し、これら複数の軸のうちのいずれか2軸の回転数が決定されると残余の軸の回転数が決定されると共に複数の軸に入出力される動力の収支をもって駆動軸に動力を入出力させ、固定解除手段が、内燃機関の出力軸の固定と固定の解除とを行なう。この固定解除手段により内燃機関の出力軸が固定されているとき、第1の電動機および第2の電動機の効率が高くなるトルク比をもって第1の電動機と第2の電動機とを駆動制御するから、装置全体のエネルギ効率をより向上させることができる。
本発明の第3の動力出力装置は、
駆動軸に動力を出力可能な動力出力装置であって、
内燃機関と、
発電可能な第1の電動機と、
発電可能な第2の電動機と、
前記駆動軸に連結された第1の軸と前記内燃機関の出力軸に連結された第2の軸と前記第1の電動機の回転軸に連結された第3の軸と前記第2の電動機の回転軸に連結された第4の軸を含む複数の軸を有し、該複数の軸のうちのいずれか2軸の回転数が決定されると残余の軸の回転数が決定されると共に該複数の軸に入出力される動力の収支をもって前記駆動軸に動力を入出力させる多軸式動力入出力手段と、
前記内燃機関の出力軸の固定と該固定の解除とを行なう固定解除手段と、
前記第1の電動機を含む第1の電動機駆動系の温度と前記第2の電動機を含む第2の電動機駆動系の温度とを検出する温度検出手段と、
前記固定解除手段により前記内燃機関の出力軸が固定されているとき、前記検出された温度に応じたトルク比をもって前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する駆動制御手段と
を備えることを要旨とする。
この本発明の第3の動力出力装置では、多軸式動力入出力手段が、駆動軸に連結された第1の軸と内燃機関の出力軸に連結された第2の軸と第1の電動機の回転軸に連結された第3の軸と第2の電動機の回転軸に連結された第4の軸を含む複数の軸を有し、これら複数の軸のうちのいずれか2軸の回転数が決定されると残余の軸の回転数が決定されると共に複数の軸に入出力される動力の収支をもって駆動軸に動力を入出力させ、固定解除手段が、内燃機関の出力軸の固定と固定の解除とを行なう。この固定解除手段により内燃機関の出力軸が固定されているとき、第1の電動機を含む第1の電動機駆動系の温度と前記第2の電動機を含む第2の電動機駆動系の温度とに応じたトルク比をもって第1の電動機と第2の電動機とを駆動制御するから、電動機駆動系の温度を電動機の駆動に適した温度とすることができる。
こうした本発明の第3の動力出力装置において、前記駆動制御手段は、前記検出された第1の電動機駆動系の温度と前記検出された第2の電動機駆動系の温度とのうち低い方を優先して駆動するトルク比をもって前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、電動機駆動系が過熱することによる不都合、例えば、電動機からの出力が低下したり寿命が短くなるのを抑制することができる。
本発明の第1ないし第3いずれかの動力出力装置において、前記駆動制御手段は、通常時には前記内燃機関の出力軸の固定が解除されるよう前記固定解除手段を駆動制御すると共に前記駆動軸に要求される要求動力が所定の低動力範囲内であると共に所定の出力条件が成立したときには前記内燃機関の出力軸が固定されるよう前記固定解除手段を駆動制御する手段であるものとすることもできる。こうした切り替えにより、装置を効率をよく運転することができる。ここで、「所定の出力条件」は、装置が備える蓄電手段の残容量に基づいて設定されるなど、要求動力以外の要素に基づいて設定されるものが考えられる。
また、本発明の第1ないし第3いずれかの動力出力装置において、操作者の操作に基づいて前記駆動軸に出力すべき要求動力を設定する要求動力設定手段を備え、前記駆動制御手段は、前記設定された要求動力が前記駆動軸に出力されるよう前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、操作者の要求に基づく動力を駆動軸に出力することができる。
さらに、本発明の第1ないし第3いずれかの動力出力装置において、前記多軸式動力入出力手段は、前記第1の軸と前記第2の軸と前記第3の軸の3軸を有し該3軸のうちいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の1軸に動力が入出力される第1の3軸式動力入出力手段と、前記第4の軸と前記第1の軸に連結された第5の軸と前記第2の軸に連結された第6の軸の3軸を有し該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の1軸に動力が入出力される第2の3軸式動力入出力手段とを備える手段であるものとすることもできる。この態様の本発明の第1ないし第3の動力出力装置において、前記第1の3軸式動力入出力手段および/または前記第2の3軸式動力入出力手段は、遊星歯車機構により構成されてなるものとすることもできる。

本発明の自動車は、上述のいずれかの態様の本発明の第1ないし第3いずれかの動力出力装置、即ち、基本的には、駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、内燃機関と、発電可能な第1の電動機と、発電可能な第2の電動機と、前記駆動軸に連結された第1の軸と前記内燃機関の出力軸に連結された第2の軸と前記第1の電動機の回転軸に連結された第3の軸と前記第2の電動機の回転軸に連結された第4の軸を含む複数の軸を有し、該複数の軸のうちのいずれか2軸の回転数が決定されると残余の軸の回転数が決定されると共に該複数の軸に入出力される動力の収支をもって前記駆動軸に動力を入出力させる多軸式動力入出力手段と、前記内燃機関の出力軸の固定と該固定の解除とを行なう固定解除手段と、前記固定解除手段により前記内燃機関の出力軸の固定する際または前記固定解除手段により前記内燃機関の出力軸の固定を解除する際、前記駆動軸に出力されるトルクの変動が抑制されるよう前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する駆動制御手段とを備える動力出力装置、または、駆動軸に動力を出力可能な動力出力装置であって、内燃機関と、発電可能な第1の電動機と、発電可能な第2の電動機と、前記駆動軸に連結された第1の軸と前記内燃機関の出力軸に連結された第2の軸と前記第1の電動機の回転軸に連結された第3の軸と前記第2の電動機の回転軸に連結された第4の軸を含む複数の軸を有し、該複数の軸のうちのいずれか2軸の回転数が決定されると残余の軸の回転数が決定されると共に該複数の軸に入出力される動力の収支をもって前記駆動軸に動力を入出力させる多軸式動力入出力手段と、前記内燃機関の出力軸の固定と該固定の解除とを行なう固定解除手段と、前記固定解除手段により前記内燃機関の出力軸が固定されているとき、前記第1の電動機および前記第2の電動機の効率が高くなるトルク比をもって前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する駆動制御手段とを備える動力出力装置、あるいは、駆動軸に動力を出力可能な動力出力装置であって、内燃機関と、発電可能な第1の電動機と、発電可能な第2の電動機と、前記駆動軸に連結された第1の軸と前記内燃機関の出力軸に連結された第2の軸と前記第1の電動機の回転軸に連結された第3の軸と前記第2の電動機の回転軸に連結された第4の軸を含む複数の軸を有し、該複数の軸のうちのいずれか2軸の回転数が決定されると残余の軸の回転数が決定されると共に該複数の軸に入出力される動力の収支をもって前記駆動軸に動力を入出力させる多軸式動力入出力手段と、前記内燃機関の出力軸の固定と該固定の解除とを行なう固定解除手段と、前記第1の電動機を含む第1の電動機駆動系の温度と前記第2の電動機を含む第2の電動機駆動系の温度とを検出する温度検出手段と、前記固定解除手段により前記内燃機関の出力軸が固定されているとき、前記検出された温度に応じたトルク比をもって前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する駆動制御手段とを備える動力出力装置を搭載し、前記駆動軸に機械的に車軸が連結されてなることを要旨とする。
この本発明の自動車では、上述のいずれかの態様の本発明の第1ないし第3いずれかの動力出力装置を搭載するから、本発明の動力出力装置が奏する効果、例えば、固定解除手段による内燃機関の出力軸を固定する際や固定を解除する際のショックを低減することができる効果や装置全体のエネルギ効率をより向上させることができる効果、電動機を含む電動機駆動系の温度を駆動に適した温度とする効果などを奏することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の第1実施例としての動力出力装置を搭載するハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22のクランクシャフト26にダンパ28を介して接続されると共に駆動輪69a,69bにデファレンシャルギヤ68を介して接続された4軸式の動力分配統合機構30と、この動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、同じく動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG2と、動力出力装置全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン22の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
動力分配統合機構30は、二つのプラネタリギヤP1,P2とブレーキBRとにより構成されている。第1プラネタリギヤP1のサンギヤ31にはモータMG1の回転軸が、ピニオンギヤ33を連結するキャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、それぞれ接続されている。また、第1プラネタリギヤP1のキャリア34はブレーキBRを介してケースに接続されている。第2プラネタリギヤP2のサンギヤ41には第1プラネタリギヤP1のキャリア34(エンジン22のクランクシャフト26)が、リングギヤ42にはモータMG2の回転軸が、ピニオンギヤ43を連結するキャリア44には駆動軸65と第1プラネタリギヤP1のリングギヤ32とが、それぞれ接続されている。駆動軸65はデファレンシャルギヤ68を介して駆動輪69a,69bに機械的に連結されているから、駆動軸に65に出力された動力は最終的には駆動輪69a,69bに出力されることになる。
こうして構成された動力分配統合機構30は、ブレーキBRをオフとすることにより、第1プラネタリギヤP1のリングギヤ32と第2プラネタリギヤP2のキャリア44とに接続された駆動軸65と、第1プラネタリギヤP1のキャリア34と第2プラネタリギヤP2のサンギヤ41とに接続されたエンジン22のクランクシャフト26と、第1プラネタリギヤP1のサンギヤ31に接続されたモータMG1の回転軸と、第2プラネタリギヤP2のリングギヤ42に接続されたモータMG2の回転軸と、の4軸を回転要素とするいわゆる4要素タイプの動力分配統合機構として機能させることができる。この4要素タイプの動力分配統合機構として機能する際の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係とを示す共線図を図2に示す。図中、左端のR2軸は、モータMG2の回転軸の回転数Nm2である第2プラネタリギヤP2のリングギヤ42の回転数を示し、R1,C2軸は、駆動軸65の回転数Ndである第1プラネタリギヤP1のキャリア34の回転数を示すと共に第2プラネタリギヤP2のキャリア44の回転数を示し、C1,S2軸は、エンジン22のクランクシャフト26の回転数Ne(以下、エンジン22の回転数Neと呼ぶ)である第1プラネタリギヤP1のキャリア34の回転数を示すと共に第2プラネタリギヤP2のサンギヤ41の回転数を示す。そして、右端のS1軸は、モータMG1の回転軸の回転数Nm1である第1プラネタリギヤP1のサンギヤ31の回転数を示す。この共線図は、各回転要素に作用するトルクを共線を梁に見立てたときにこの梁に作用する力と同一視することができるものである。したがって、各回転要素に作用するトルク或いは作用させるべきトルクを、同様の力が作用している梁の釣り合いを解くことにより計算することができる。なお、図中、ρ1は第1プラネタリギヤP1のギヤ比(サンギヤ31の歯数/リングギヤ32の歯数)であり、ρ2は第2プラネタリギヤP2のギヤ比(サンギヤ41の歯数/リングギヤ42の歯数)である。
また、動力分配統合機構30は、ブレーキBRをオンとすることにより、エンジン22のクランクシャフト26をケースに固定してモータMG1,MG2の一方または両方を用いて駆動軸65に動力を出力させるものとして機能させることができる。この場合の共線図を図3に示す。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ51,52を介してバッテリ60と電力のやりとりを行なう。インバータ51,52とバッテリ60とを接続する電力ライン64は、各インバータ51,52が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ60は、モータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ60は充放電されない。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)50により駆動制御されている。モータECU50には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ53,54からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU50からは、インバータ51,52へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU50は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
バッテリ60は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)62によって管理されている。バッテリECU62には、バッテリ60を管理するのに必要な信号、例えば,バッテリ60の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ60の出力端子に接続された電力ライン64に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ60に取り付けられた図示しない温度センサからの電池温度などが入力されており、必要に応じてバッテリ60の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、バッテリECU62では、バッテリ60を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づく残容量(SOC)やこの残容量(SOC)と電池温度とに基づく入出力制限Win,Woutなども演算または設定している。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU50,バッテリECU62と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU50,バッテリECU62と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸65に出力すべき駆動要求トルクTd*を計算し、この駆動要求トルクTd*に対応する要求動力が効率よく駆動軸65に出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されて駆動軸65に出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ60の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ60の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力が駆動軸65に出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG1やモータMG2から要求動力に見合う動力を駆動軸65に出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。なお、トルク変換運転モードと充放電運転モードはバッテリ60の充放電を行なうか否かの差があるだけで実質的な制御における差違はない。したがって、以下、トルク変換運転モードと充放電運転モードとを含めて通常運転モードと呼ぶ。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に、運転中のエンジン22を停止して通常運転モードよる走行からモータ運転モードによる走行に切り替える際の動作と停止中のエンジン22を始動してモータ運転モードによる走行から通常運転モードによる走行に切り替える際の動作について説明する。説明の都合上、これらの切り替え動作を説明する前に、駆動要求トルクTd*を設定する動作と、この駆動要求トルクTd*を駆動軸65に出力するために行なわれる通常運転モードの基本的な動作とモータ運転モードの基本的な動作について説明する。図4は、実施例のハイブリッド自動車20のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される駆動要求トルク設定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば、8msec毎)に繰り返し実行される。駆動要求トルク設定処理ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ88からの車速V,モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2,充放電要求パワーPb*などのデータを入力する(ステップS100)。ここで、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2は、回転位置検出センサ53,54により検出されるモータMG1,MG2の回転子の回転位置に基づいて計算されたものをモータECU50から通信により入力するものとした。また、バッテリ60を充放電するための要求充放電パワーPb*は、残容量(SOC)に基づいて設定されたものをバッテリECU62から通信により入力するものとした。こうしてデータを入力すると、入力した車速Vに換算係数kを乗じて駆動軸65の回転数Ndを設定し(ステップS102)、入力したアクセル開度Accとに基づいて駆動軸65に出力すべき駆動要求トルクTd*を設定すると共に(ステップS104)、設定した駆動要求トルクTd*と回転数Ndと入力した充放電要求パワーPb*とに基づいて車両に要求される車両要求パワーP*を設定して(ステップS106)、本ルーチンを終了する。駆動要求トルクTd*の設定は、実施例では、アクセル開度Accと車速Vと駆動要求トルクTd*との関係を予め求めて要求トルク設定マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度Accと車速Vとが与えられたときにマップから対応する駆動要求トルクTd*を導出することにより行なうものとした。このマップの一例を図5に示す。また、車両要求パワーP*は、駆動要求トルクTd*と回転数Ndとを乗じた値と充放電要求パワーPb*とロスLossとの和により計算することができる。
通常運転モードにおける処理は、図6の通常運転制御ルーチンにより行なわれる。この通常運転制御ルーチンでは、前述した図4の駆動要求トルク設定処理ルーチンにより設定された車両要求パワーP*が閾値Pref以上であるか車速Vが閾値Vref以上であるとき、即ち、車両に比較的大きな動力が要求されたときや比較的高速で走行しているときに所定時間毎(例えば、8msec毎)に繰り返し実行される。通常運転制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、車両要求パワーP*に基づいてエンジン22から出力すべきエンジン要求パワーPe*を設定する(ステップS120)。エンジン要求パワーPe*の設定は、エンジン22の応答性がモータMG1,MG2などに比して遅いことから、いままでにこのルーチンが実行されて設定されたエンジン要求パワーPe*と今回設定された車両要求パワーP*とを用いて車両要求パワーP*がいずれエンジン要求パワーPe*として設定されるようなまし処理やレート処理を用いてエンジン要求パワーPe*を設定する。これによりエンジン22は無理なくエンジン要求パワーPe*を出力することができる。
エンジン要求パワーPe*を設定すると、エンジン要求パワーPe*に基づいてエンジン22の目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定する(ステップS122)。この設定は、エンジン22を効率よく動作させる動作ラインとエンジン要求パワーPe*とに基づいて目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定する。エンジン22の動作ラインの一例と目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定する様子を図7に示す。図示するように、目標回転数Ne*と目標トルクTe*は、動作ラインとエンジン要求パワーPe*(Ne*×Te*)が一定の曲線との交点により求めることができる。続いて、エンジン22の目標トルクTe*と駆動要求トルクTd*とに基づいて動力分配統合機構30を4要素タイプとして機能させているものとしたときのモータMG1,MG2の目標トルクTm1*,Tm2*をそれぞれ次式(1),(2)により計算する(ステップS124)。ここで、目標トルクTm1*,Tm2*は、図2に示す共線図における釣り合いの関係から容易に導出することができる。
Figure 0004031744
こうしてエンジン22の目標トルクTe*,モータMG1,MG2の目標トルクTm1*,Tm2*を設定すると、エンジン22の目標トルクTe*についてはエンジンECU24に、モータMG1,MG2の目標トルクTm1*,Tm2*についてはモータECU50にそれぞれ送信して(ステップS126)、駆動制御ルーチンを終了する。目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを受信したエンジンECU24は、エンジン22から目標トルクTe*に見合うトルクが出力されるようにエンジン22における燃料噴射制御や点火制御などの制御を行なう。また、目標トルクTm1*,Tm2*を受信したモータECU50は、目標トルクTm1*でモータMG1が駆動されると共に目標トルクTm2*でモータMG2が駆動されるようインバータ51,52のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
モータ運転モードにおける処理は、図8に例示するモータ運転制御ルーチンにより行なわれる。このモータ運転制御ルーチンは、図4の駆動要求トルク設定処理ルーチンにより設定された車両要求パワーP*が閾値Pref未満であり車速Vも閾値Vref未満であるとき、即ち、車両が低速で走行しているか停車している状態で比較的低い動力が要求されているときに所定時間毎(例えば、8msec毎)に繰り返し実行される。このモータ運転制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、エンジン22の停止を保持し(ステップS130)、モータMG1から出力すべきトルクとモータMG2から出力すべきトルクとの比であるトルク比α(=Tm1*/Tm2*)を設定する(ステップS132)。ここで、トルク比αは、実施例では、モータMG1,MG2の効率が最もよくなるトルク比を実験的に求めて予めROM74に記憶したものを用いるものとした。そして、設定されたトルク比αと図3の共線図における釣り合いの式(次式(3)の関係式)とを満たすようモータMG1,MG2の目標トルクTm1*,Tm2*を設定し(ステップS134)、設定した目標トルクTm1*,Tm2*をモータECU50に送信する処理を行なって(ステップS136)、本ルーチンを終了する。
Figure 0004031744
次に、通常運転モードで走行している最中にモータ運転モードによる走行への切り替えが要求されたときの処理について説明する。図9は、実施例のハイブリッド自動車20のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるモータ運転切替処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。モータ運転切替処理ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、エンジン22を運転停止するようエンジン22の目標トルクTe*として値0を設定すると共に(ステップS200)、駆動要求トルクTd*を駆動軸65に出力するための次式(4),(5)の関係式を満たすようにモータMG1,MG2の目標トルクTm1*,Tm2*を設定して(ステップS202)、目標トルクTe*についてはエンジンECU24に、目標トルクTm1*,Tm2*についてはモータECU50に送信してエンジン22とモータMG1,MG2とを駆動させる(ステップS204)。ここで、モータMG1,MG2は、実際には、目標トルクTe*として値0を設定してエンジン22を駆動制御した際の応答遅れに応じてなまし処理やレート処理が施されて最終的に式(4),(5)の関係を満たすように駆動制御される。これにより、エンジン22はトルクの出力なしに回転している状態でモータMG1,MG2により駆動要求トルクTd*が駆動軸65に出力されることになる。
Figure 0004031744
そして、エンジン22の目標回転数Ne*を設定する(ステップS206)。ここで、実施例では、エンジン22の回転数が緩やかに変化しながら値0に至るようなまし処理やレート処理を施してエンジン22の目標回転数Ne*を設定する。続いて、設定した目標回転数Ne*と駆動軸65の回転数Ndとを用いてモータMG1の目標回転数Nm1*を設定する(ステップS208)。このモータMG1の目標回転数Nm1*は、図2の共線図における回転数の関係(2軸の回転数が決まると他の軸の回転数が決まる関係)から容易に計算することができる。そして、設定した目標回転数Nm1*と現在の回転数Nm1とを用いて次式(6)によりモータMG1の目標トルクTm1*を設定する(ステップS210)。このようにエンジン22の回転数が緩やかに変化しながら値0に至るようにモータMG1の目標トルクTm1*を設定するのは、モータMG1の正方向のトルク(図2の共線図における上向きのトルク)を維持して、モータMG1から駆動軸65に作用するトルクが抜けるのを防止するためである。なお、式(6)中の「Kp」は比例項におけるゲインを示し、「Ki」は積分項におけるゲインを示す。
Figure 0004031744
モータMG1の目標トルクTm1*を設定すると、駆動要求トルクTd*に目標トルクTm1*を減じてモータMG2の目標トルクTm2*を設定し(ステップS212)、設定したモータMG1,MG2の目標トルクTm1*,Tm2*をモータECU50に送信してモータMG1,MG2を駆動させる(ステップS214)。その後、エンジン22の現在の回転数Neを調べ(ステップS216)、エンジン22の回転数Neが値0となるまでステップS206〜S214の処理を繰り返す(ステップS216)。これにより、トルクの変動なしに駆動要求トルクTd*を駆動軸65に出力させながらエンジン22の回転数Neを値0に向けて調整することができる。なお、エンジン22の現在の回転数Neは、図4のルーチンのステップS100において回転位置検出センサ53,54により検出されたモータMG1,MG2の回転軸の回転位置に基づいて演算されモータECU50により通信により入力されたモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2から、図2の共線図における回転数の関係から計算して得られたものを用いるものとした。
エンジン22の回転数Neが値0に至ったと判定されると、ブレーキBRをオンして(ステップS218)、本ルーチンを終了する。これにより、前述した図8に例示するモータ運転制御ルーチンが実行され、図3の共線図の状態で駆動要求トルクTd*が駆動軸65に出力されることになる。
図10に、通常運転モードからモータ運転モードに切り替える際の駆動軸65とエンジン22のクランクシャフト26とモータMG1,MG2の回転軸のトルクと回転数の時間変化の様子を説明する説明図を示す。図2の共線図の状態で動力分配統合機構30を4要素タイプの動力分配統合機構として機能させているときに、時刻t1に通常運転モードからモータ運転モードへの切り替えが要求されると、エンジン22から出力されるトルクを停止し、これに伴って駆動軸65への駆動要求トルクTd*を維持するためにモータMG1,MG2から出力されるトルクが引き上げられるようモータMG1,MG2が駆動制御される。エンジン22から出力されるトルクが停止する時刻t2に、図2の共線図におけるトルクの釣り合いを保ったままエンジン22の回転数Neを徐々に値0に落とすようにモータMG1,MG2が駆動制御され、エンジン22の回転数Neが値0となった時刻t3にブレーキBRをオンとする。ブレーキBRは、エンジン22の回転数Neを値0に落としてからオンされるから、これにより駆動軸65へのトルクの変動は生じない。時刻t4にブレーキBRの係合が完了すると、動力分配統合機構30は図3の共線図の状態として機能することになり、図3の共線図の状態で駆動要求トルクTd*が駆動軸65に出力されるようモータMG1,MG2が駆動制御される。
次に、モータ運転モードで走行している最中に通常運転モードによる走行が要求されたときの処理について説明する。このモータ運転モードから通常運転モードへの切り替え処理は、基本的には、通常運転モードからモータ運転モードへの切り替えの処理と逆の処理となる。図11は、実施例のハイブリッド自動車20のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される通常運転切替処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。通常運転切替処理ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、エンジン22のクランクシャフト26にトルクが作用しないよう、即ち、ブレーキBRがオフされたときにエンジン22の回転数Neが値0で動力分配統合機構30に入出力されるトルクがバランスするよう前述した式(4),(5)の関係式を用いてモータMG1,MG2の目標トルクTm1*,Tm2*を設定し(ステップS230)、設定した目標トルクTm1*,Tm2*をモータECU50に送信してモータMG1,MG2を駆動させる(ステップS232)。
その後、ブレーキB1をオフして(ステップS234)、エンジン22の目標回転数Ne*としてエンジン22を始動させるための回転数Nstを設定し(ステップS236)、設定したエンジン22の目標回転数Ne*と駆動軸65の回転数Ndとに基づいてモータMG1の目標回転数Nm1*を設定し(ステップS238)、設定した目標回転数Nm1*でモータMG1が駆動するよう前述した式(6)を用いてモータMG1が出力すべき目標トルクTm1*を設定する(ステップS240)。そして、駆動要求トルクTd*から設定した目標トルクTm1*を減じると共にエンジン22の始動に必要なトルクTstを加えた値をモータMG2が出力すべきモータMG2の目標トルクTm2*として設定し(ステップS242)、設定したモータMG1,MG2の目標トルクTm1*,Tm2*をモータECU50に送信してモータMG1,MG2を駆動させ(ステップS246)、エンジン22の回転数Neが回転数Nstに至るまでステップS236〜S246までの処理を繰り返す(ステップS248)。これにより、駆動要求トルクTd*を駆動軸65に出力させながらエンジン22のクランクシャフト26にエンジン22の始動に必要なトルクを出力することができる。
エンジン22の回転数Neが回転数Nstに至ると、エンジン22を始動する処理を行なって(ステップS250)、本ルーチンを終了する。これにより、動力分配統合機構30を4要素タイプの動力分配統合機構として機能させて、前述の図6の通常運転制御ルーチンの処理が行なわれることになる。
以上説明した第1実施例のハイブリッド自動車20によれば、エンジン22の運転を停止してブレーキBRをオンする際には、エンジン22の回転数Neが緩変化して値0に至るよう駆動軸65の回転数Ndに基づいてモータMG1,MG2を駆動制御し、エンジン22の回転数Neが値0となった時点でブレーキBRをオンとしてエンジン22のクランクシャフト26を固定し、ブレーキBRをオフしてエンジン22の運転を開始する際には、固定されているエンジン22のクランクシャフト26にトルクが作用しないようモータMG1,MG2を駆動制御してからブレーキBRをオフとしてエンジン22を始動させる。したがって、こうしたブレーキBRの切り替えの際にショックが発生するのを低減することができる。また、こうした切り替えを運転者の要求や車両の状態に応じて行なうから、装置のエネルギ効率をより向上させることができる。もとより、運転者により要求された駆動要求トルクTd*を駆動軸65に出力させることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータ運転モードにおけるモータMG1,MG2からそれぞれ出力すべきトルクの比をモータMG1,MG2の効率が高くなる比として設定するものとしたが、モータMG1やインバータ51の温度とモータMG2やインバータ52の温度をそれぞれ図示しない温度センサにより検出し、この検出された温度に基づいてトルク比を設定するものとしてもよい。例えば、検出された温度の低い方を優先して駆動するトルク比とすれば、駆動要求トルクTd*を駆動軸65に出力させながらモータMG1,MG2やインバータ51,52の温度を駆動に適した温度に維持することができる。この結果、モータMG1,MG2やインバータ51,52が過熱することによる不都合、例えば、出力低下や短寿命などを抑制することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、第1プラネタリギヤP1のサンギヤ31にモータMG1の回転軸を接続し、第1プラネタリギヤP1のキャリア34と第2プラネタリギヤP2のサンギヤ41とにエンジン22のクランクシャフト26を接続し、第1プラネタリギヤP1のリングギヤ32と第2プラネタリギヤP2のキャリア44に駆動軸65を接続し、第2プラネタリギヤP2のリングギヤ42にモータMG2の回転軸を接続し、第1プラネタリギヤP1のキャリア34にブレーキBRを介してケースに接続したが、接続関係はこれに限定されるものではなく、例えば、エンジン22のクランクシャフト26の連結位置と駆動軸65の連結位置とを入れ替えると共に第1プラネタリギヤP1のリングギヤ32にブレーキBRを介してケースを接続するものとしてもよい。
上述した各実施例やその変形例では、エンジン22とモータMG1とモータMG2と動力分配統合機構30を備え駆動軸65に動力を出力する動力出力装置を自動車に搭載するものとしたが、こうした動力出力装置を自動車以外の列車などの車両や船舶,航空機などの移動体に搭載するものとしてもよいし、建設機器などの移動しない設備の動力源として用いるものとしてもよい。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車産業に利用可能である。
本発明の一実施例である動力出力装置を搭載するハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 4要素タイプの動力分配統合機構として機能させた際の回転数とトルクの力学的な関係を示す共線図である。 モータMG1,MG2により駆動軸65に動力を出力させる際の回転数とトルクの力学的な関係を示す共線図である。 実施例のハイブリッド自動車20のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される駆動要求トルク設定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 アクセル開度Accと車速Vと駆動要求トルクTd*との関係を示すマップである。 実施例のハイブリッド自動車20のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される通常運転制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 エンジン要求パワーPe*に基づいて目標トルクTe*と目標回転数Ne*とを設定する様子を説明する説明図である。 実施例のハイブリッド自動車20のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるモータ運転制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 実施例のハイブリッド自動車20のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるモータ運転切替処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 通常運転モードからモータ運転モードに運転モードを切り替える際の駆動軸65とエンジン22のクランクシャフト26とモータMG1,MG2の回転軸のトルクと回転数の時間変化の様子を説明する説明図である。 実施例のハイブリッド自動車20のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される通常運転切替処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31,41 サンギヤ、32,42 リングギヤ、33,43 ピニオンギヤ、34,44 キャリア、50 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、51,52 インバータ、53,54 回転位置検出センサ、60 バッテリ、62 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、64 電力ライン、65 駆動軸、68 デファレンシャルギヤ、69a,69b 駆動輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、P1,P2 プラネタリギヤ、MG1,MG2 モータ、BR ブレーキ。

Claims (13)

  1. 駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、
    内燃機関と、
    発電可能な第1の電動機と、
    発電可能な第2の電動機と、
    前記駆動軸に連結された第1の軸と前記内燃機関の出力軸に連結された第2の軸と前記第1の電動機の回転軸に連結された第3の軸と前記第2の電動機の回転軸に連結された第4の軸を含む複数の軸を有し、該複数の軸のうちのいずれか2軸の回転数が決定されると残余の軸の回転数が決定されると共に該複数の軸に入出力される動力の収支をもって前記駆動軸に動力を入出力させる多軸式動力入出力手段と、
    前記内燃機関の出力軸の固定と該固定の解除とを行なう固定解除手段と、
    前記固定解除手段による前記内燃機関の出力軸の固定が要請されたとき、該内燃機関の出力軸の回転数を調整するよう前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御すると共に該調整の後に前記内燃機関の出力軸を固定するよう前記固定解除手段を駆動制御する駆動制御手段と
    を備える動力出力装置。
  2. 前記駆動制御手段は、前記内燃機関の出力軸の回転数が略値0となるよう前記駆動軸の回転数に基づいて前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御すると共に該駆動制御の後に前記内燃機関の出力軸を固定するよう前記固定解除手段を駆動制御する手段である請求項記載の動力出力装置。
  3. 前記駆動制御手段は、前記内燃機関の出力軸の回転数が緩変化して略値0に至るよう前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する手段である請求項記載の動力出力装置。
  4. 前記駆動制御手段は、前記固定解除手段により前記内燃機関の出力軸が固定されている状態で該固定の解除が要請されたとき、該固定解除手段に作用するトルクが調整されるよう前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御すると共に該調整の後に前記内燃機関の出力軸の固定を解除するよう前記固定解除手段を駆動制御する手段である請求項1ないしいずれか記載の動力出力装置。
  5. 前記駆動制御手段は、前記固定解除手段に作用するトルクが略値0となるよう前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御すると共に該駆動制御の後に前記内燃機関の出力軸の固定を解除するよう前記固定解除手段を駆動制御する手段である請求項記載の動力出力装置。
  6. 駆動軸に動力を出力可能な動力出力装置であって、
    内燃機関と、
    発電可能な第1の電動機と、
    発電可能な第2の電動機と、
    前記駆動軸に連結された第1の軸と前記内燃機関の出力軸に連結された第2の軸と前記第1の電動機の回転軸に連結された第3の軸と前記第2の電動機の回転軸に連結された第4の軸を含む複数の軸を有し、該複数の軸のうちのいずれか2軸の回転数が決定されると
    残余の軸の回転数が決定されると共に該複数の軸に入出力される動力の収支をもって前記駆動軸に動力を入出力させる多軸式動力入出力手段と、
    前記内燃機関の出力軸の固定と該固定の解除とを行なう固定解除手段と、
    前記固定解除手段により前記内燃機関の出力軸が固定されているとき、前記第1の電動機および前記第2の電動機の効率が高くなるトルク比をもって前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する駆動制御手段と
    を備える動力出力装置。
  7. 駆動軸に動力を出力可能な動力出力装置であって、
    内燃機関と、
    発電可能な第1の電動機と、
    発電可能な第2の電動機と、
    前記駆動軸に連結された第1の軸と前記内燃機関の出力軸に連結された第2の軸と前記第1の電動機の回転軸に連結された第3の軸と前記第2の電動機の回転軸に連結された第4の軸を含む複数の軸を有し、該複数の軸のうちのいずれか2軸の回転数が決定されると残余の軸の回転数が決定されると共に該複数の軸に入出力される動力の収支をもって前記駆動軸に動力を入出力させる多軸式動力入出力手段と、
    前記内燃機関の出力軸の固定と該固定の解除とを行なう固定解除手段と、
    前記第1の電動機を含む第1の電動機駆動系の温度と前記第2の電動機を含む第2の電動機駆動系の温度とを検出する温度検出手段と、
    前記固定解除手段により前記内燃機関の出力軸が固定されているとき、前記検出された温度に応じたトルク比をもって前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する駆動制御手段と
    を備える動力出力装置。
  8. 前記駆動制御手段は、前記検出された第1の電動機駆動系の温度と前記検出された第2の電動機駆動系の温度とのうち低い方を優先して駆動するトルク比をもって前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する手段である請求項記載の動力出力装置。
  9. 前記駆動制御手段は、通常時には前記内燃機関の出力軸の固定が解除されるよう前記固定解除手段を駆動制御すると共に前記駆動軸に要求される要求動力が所定の低動力範囲内であると共に所定の出力条件が成立したときには前記内燃機関の出力軸が固定されるよう前記固定解除手段を駆動制御する手段である請求項1ないしいずれか記載の動力出力装置。
  10. 請求項1ないしいずれか記載の動力出力装置であって、
    操作者の操作に基づいて前記駆動軸に出力すべき要求動力を設定する要求動力設定手段を備え、
    前記駆動制御手段は、前記設定された要求動力が前記駆動軸に出力されるよう前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する手段である
    動力出力装置
  11. 前記多軸式動力入出力手段は、前記第1の軸と前記第2の軸と前記第3の軸の3軸を有し該3軸のうちいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の1軸に動力が入出力される第1の3軸式動力入出力手段と、前記第4の軸と前記第1の軸に連結された第5の軸と前記第2の軸に連結された第6の軸の3軸を有し該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の1軸に動力が入出力される第2の3軸式動力入出力手段とを備える手段である請求項1ないし10いずれか記載の動力出力装置。
  12. 前記第1の3軸式動力入出力手段および/または前記第2の3軸式動力入出力手段は、
    遊星歯車機構により構成されてなる請求項11記載の動力出力装置。
  13. 請求項1ないし12いずれか記載の動力出力装置を搭載し、前記駆動軸に機械的に車軸が連結されてなる自動車。
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