JP4030554B2 - お好み焼き調理用ヘラ - Google Patents

お好み焼き調理用ヘラ Download PDF

Info

Publication number
JP4030554B2
JP4030554B2 JP2005143364A JP2005143364A JP4030554B2 JP 4030554 B2 JP4030554 B2 JP 4030554B2 JP 2005143364 A JP2005143364 A JP 2005143364A JP 2005143364 A JP2005143364 A JP 2005143364A JP 4030554 B2 JP4030554 B2 JP 4030554B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
okonomiyaki
spatula
plate
cooking
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005143364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006320344A (ja
Inventor
昌基 永野
Original Assignee
昌基 永野
東 資能
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昌基 永野, 東 資能 filed Critical 昌基 永野
Priority to JP2005143364A priority Critical patent/JP4030554B2/ja
Publication of JP2006320344A publication Critical patent/JP2006320344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4030554B2 publication Critical patent/JP4030554B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

本発明は、お好み焼きの調理に用いられるお好み焼き調理用ヘラに関し、特に広島風お好み焼きの調理に適したお好み焼き調理用ヘラに関する。
お好み焼きとしては、広島風お好み焼き及び関西風お好み焼きが代表的に知られている。
広島風お好み焼きの調理方法の一例について概略的に説明する。まず、小麦粉を水等で溶いたものを、熱した鉄板に薄く広げ、下地をつくる。次に、下地の上にキャベツやモヤシ等の具材を載せる。次に、つなぎとして、小麦粉を水等で溶いたものを具材の上に軽くかける。お好み焼きの片面が焼けると、お好み焼きを裏返し、上から押しつけてしっかりと焼く。焼いたのちには、再度裏返したお好み焼きの上に、予め準備しておいた焼きそばや、半熟状態の卵焼きを載せることも行われる。
関西風お好み焼きの調理方法の一例について概略的に説明する。小麦粉を水等で溶いたつなぎに、卵とキャベツ等の具材とを入れてよく混ぜ合わせ、ネタを作る。次に、熱した鉄板にネタを広げ、鉄板側の面が焼けたら、お好み焼きを裏返し、両面が焼けたら完成である。なお、関西風のお好み焼きも、広島風お好み焼きと同様に、上から押しつけながら焼く場合がある。
ところで、上述した広島風及び関西風お好み焼きを作る過程でお好み焼きを裏返す際には、ヘラが用いられる。従来、お好み焼き調理用のヘラは2つで1セットになっていて、お好み焼きの片面が焼けると、2つのヘラでお好み焼きを左右両側からすくいあげてお好み焼きを裏返す。なお、ヘラは、調理中のお好み焼きを鉄板に押さえつけたり、焼きあがったお好み焼きを食べ易いサイズに切り分けたりするのにも用いられている。
図6は、従来のヘラ81及び82を用いて、鉄板(図示しない)上で片面を焼き上げたお好み焼き9を左右両側からすくい上げた状態を示す。図6に示すように、従来用いられているヘラ81及び82の各々は、お好み焼きをすくいあげるヘラ本体の大きさが、お好み焼きよりも小さいため、2つのヘラ81及び82ですくいあげたときには、お好み焼き9がヘラからはみ出た状態となる。このため、お好み焼き9を裏返す際に、お好み焼き9が崩れたり、千切れたり、或いはお好み焼き9の具材がこぼれ落ちることがある。特に、広島風お好み焼きは、関西風お好み焼きに比べると、具材同士をつなぎ止める機能を果たすつなぎを殆んど用いないので、お好み焼きを裏返す際に具材がこぼれ落ちやすい。
本発明の目的は、ヘラの扱いに慣れない者であっても、お好み焼きを容易に裏返すことができるお好み焼き調理用ヘラを提供することにある。また、本発明の別の目的は、使い勝手のよいお好み焼き調理用ヘラを提供することにある。
第1の発明は、お好み焼きをすくいあげるヘラ本体と、該ヘラ本体に取付けられた取手部とを有するお好み焼き調理用ヘラにおいて、前記ヘラ本体が、お好み焼きを載せたときに、お好み焼きがはみ出ない程度の大きさを少なくとも有し、周縁の一部が鉄板とお好み焼きの間に挿入される挿入端とされた板状部と、該板状部の周縁のうち前記挿入端以外の箇所に設けられ、該板状部の縁に沿って延在する土手部と、該土手部の上端部に固定され、前記板状部と適宜の間隔を存して相対面する上板部とを有することを特徴とするお好み焼き調理用ヘラである。
ヘラ本体の土手の高さは、少なくとも鉄板上のお好み焼きをすくい取ったときのお好み焼きの滑り止めとしての機能を果たす程度の高さが必要である。
第2の発明は、第1の発明において、前記取手部が、土手部の外側面に取り付けられているお好み焼き調理用ヘラである。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記挿入端が、平面視において弧状に湾曲しているお好み焼き調理用ヘラである。ここで、挿入端には、お好み焼きを切るための刃を形成しておくことが好ましい。
好ましい発明は、第1又は第2の発明において、前記取手部が、前記板状部の周方向に適宜の間隔をおいて配置されるお好み焼き調理用ヘラである。前記取手部は、板状部の両側に対向配置された2つの取手を含むことが好ましい。
別の好ましい発明は、上記各発明において、前記土手部の上端に固定され、前記板状部と相対面する上板部をさらに有するお好み焼き調理用ヘラで、上板部には好ましくは板状部の重心と対向する位置に取手が設けられる。
第1の発明の調理用ヘラによれば、板状部はお好み焼きがはみ出ない程度の大きさを有しているため、広島風のお好み焼きであれば、お好み焼きをすくい取ったときにお好み焼きの具材がこぼれ落ちることがなく、また関西風のお好み焼きの場合も、お好み焼きが崩れたり、千切れ落ちることなくヘラ本体上に載せることができること、土手部を設けたことにより、すくい取ったお好み焼きを板状部上の所定位置に安定して保持することができ、すくいあげたお好み焼きが板状部から滑り落ちるのを防止できるから、慣れない者であっても、1つのヘラを用いて容易にお好み焼きを裏返すことができること、裏返したのちにお好み焼きを押さえ付ける際、板状部が従来のヘラに比べ大きく、お好み焼き全体を押え付けることができるから、従来のように押え箇所を変えて何度も押え付ける必要がなく、従って、お好み焼きの調理が容易に行える。また上板部を設けたことにより、お好み焼きを挟み込むようにして保持することができるので、裏返す際にお好み焼きの具材がより一層飛び散りにくくなり、一層容易にお好み焼きを裏返すことができる。
第2の発明によれば、取手部が土手部の外周面に取り付けられているため、板状部ですくいあげたお好み焼きが、取手部を持っている手に触れることを防止でき、ヘラの使い勝手が向上する。
第3の発明によれば、挿入端が平面視において弧状に湾曲しているので、この挿入端をお好み焼きに突き立てた状態で、ヘラを転がすようにしてお好み焼きを容易にカットすることができ、ヘラの使い勝手が向上する。
また、取手部を複数設ければ、取手を持つ位置を適宜変えることができ、お好み焼きを裏返したり、押さえつけたりする際のヘラの使い勝手が向上する。
また、上板部に設けた取手を介して、板状部でお好み焼きを押さえつけることができるようにすれば、お好み焼きの押え付けが容易となり、ヘラの使い勝手が向上する。
図1は、本発明の実施形態によるお好み焼き調理用ヘラを示す斜視図である。このお好み焼き調理用ヘラは、お好み焼きをすくいあげるヘラ本体1と、ヘラ本体1に側方に突出して取付けられた取手2とを有し、該取手2は図示する例では、U字状をなしているが、ロッド状であっても、また図6に示す従来のヘラ81及び82に示すように細板状をなしていてもよい。ヘラ本体1は、周縁の一部が図示しない鉄板と、お好み焼きとの間に挿入される挿入端11aとされた平面視略円形ないし楕円形の薄い板状、たとえばステンレス製の板状部11と、板状部11の周縁のうち挿入端11a以外の箇所に設けられ、板状部11の縁に沿って延在する土手部12とを有する。この土手部12は、お好み焼きをすくい取ったとき、お好み焼きの滑り止めとしての機能を果たし、これによりお好み焼きをすくい取ったときお好み焼きがヘラ本体1の所定位置に載せることができ、また取手2を持った手にお好み焼きが触れるのを防止できるようになっている。
図2は、図1に示したお好み焼き調理用ヘラの断面図である。図2に示すように、板状部11は、一般的なサイズのお好み焼き3を載せたときに、お好み焼き3がはみ出ない程度の大きさを有する。このため、お好み焼き全体をヘラ本体1に載せることができ、載せた状態で容易にお好み焼きを裏返すことができる。
挿入端11aは、図1に示すように、平面視において円弧状に湾曲している。このため、挿入端11aをお好み焼きに突き立てた状態で、ヘラを転がすようにしてお好み焼きを容易にカットすることができ、ヘラの使い勝手が向上する。なお、図2に示すように、挿入端11aを鋭く形成しておくと、お好み焼きをカットしやすくなる。
図3は、別の実施の形態によるお好み焼き調理用ヘラを示す斜視図である。このヘラは、板状部41を平面視において扇形状に形成したものであり、扇形をなした板状部41の円弧の部分が挿入端41aとされている。土手部42は平面視L字状ないしV字状をなすように形成されている。土手部42の折返し部分に、取手5が取付けられている。
図4は、さらに別の実施の形態によるお好み焼き調理用ヘラの斜視図である。このヘラは、図1に示したヘラに、取手2と同様の他の取手4及び5をさらに取付けたものであり、これら複数の取手2、4、及び5によって本発明の取手部が構成される。
取手4及び5は、取手2を挟んで板状部11の両側に対向配置されている。このため、ヘラをお好み焼きの上に乗せ、両手で取手4及び5を持ってお好み焼きを押さえつけると、図1のヘラを用いて片手で押さえ付ける場合よりも、お好み焼きに加わる押しつけ力を増加させることができる。
図5は、さらに他の実施の形態によるお好み焼き調理用ヘラの断面図である。図1のヘラにおける構成要素と同様の構成要素には同一の符号を付してある。このヘラは、土手部12の上端に固定され、板状部11と相対面する上板部6をさらに備える。上板部6上に取手7が取り付けられている。取手7は、板状部11の中央部の上方に位置している。このため、ヘラをお好み焼きの上に乗せ、取手7を持ってお好み焼きを押さえつけると、図1のヘラを用いる場合よりも、お好み焼きの押し付けを容易に行うことができる。
実施の形態によるお好み焼き調理用ヘラを示す斜視図。 図1に示したお好み焼き調理用ヘラの断面図。 別の実施の形態によるお好み焼き調理用ヘラを示す斜視図。 さらに別の実施の形態によるお好み焼き調理用ヘラを示す斜視図。 さらに別の実施の形態によるお好み焼き調理用ヘラを示す断面図。 従来のお好み焼き調理用ヘラを用いてお好み焼きをすくい取った状態を示す平面図。
符号の説明
1、4・・ヘラ本体
11、41・・板状部
12、42・・土手部
11a、41a・・挿入端
2、4、5、7・・取手(取手部)
6・・上板部

Claims (3)

  1. お好み焼きをすくいあげるヘラ本体と、該ヘラ本体に取付けられた取手部とを有するお好み焼き調理用ヘラにおいて、前記ヘラ本体が、お好み焼きを載せたときに、お好み焼きがはみ出ない程度の大きさを少なくとも有し、周縁の一部が鉄板とお好み焼きの間に挿入される挿入端とされた板状部と、該板状部の周縁のうち前記挿入端以外の箇所に設けられ、該板状部の縁に沿って延在する土手部と、該土手部の上端部に固定され、前記板状部と適宜の間隔を存して相対面する上板部とを有することを特徴とするお好み焼き調理用ヘラ。
  2. 前記取手部が、前記土手部の外側面に取り付けられている請求項1に記載のお好み焼き調理用ヘラ。
  3. 前記挿入端が、平面視において弧状に湾曲している請求項1又は2に記載のお好み焼き調理用ヘラ。
JP2005143364A 2005-05-17 2005-05-17 お好み焼き調理用ヘラ Expired - Fee Related JP4030554B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005143364A JP4030554B2 (ja) 2005-05-17 2005-05-17 お好み焼き調理用ヘラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005143364A JP4030554B2 (ja) 2005-05-17 2005-05-17 お好み焼き調理用ヘラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006320344A JP2006320344A (ja) 2006-11-30
JP4030554B2 true JP4030554B2 (ja) 2008-01-09

Family

ID=37540459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005143364A Expired - Fee Related JP4030554B2 (ja) 2005-05-17 2005-05-17 お好み焼き調理用ヘラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4030554B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5484193B2 (ja) * 2010-05-20 2014-05-07 由利子 春名 鉄板料理の運搬方法
JP2014087267A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Kowa Kogyo:Kk 食品焼成装置における反転機
JPWO2018155516A1 (ja) * 2017-02-22 2019-12-12 川崎重工業株式会社 食品を調理するための装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006320344A (ja) 2006-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6113879B2 (ja) 分厚い先端を有する調理器具
JP4030554B2 (ja) お好み焼き調理用ヘラ
JP2008206700A (ja) かき揚げ調理器具
JP6757635B2 (ja) 掴持部付き鋏
WO2023149494A1 (ja) おろし器およびその製造方法
JP6050532B2 (ja) 縁に傾斜を有する杓子
JP5072316B2 (ja) すりつぶし機能を備えた調理用切断具
JP4909624B2 (ja) まな板
JP3161311U (ja) 食材支持具
JP3135195U (ja) まな板
JP3170768U (ja) ヘラ椀しゃもじ
KR20120001040U (ko) 구이음식 절단용 주걱
JP6831953B2 (ja) おろし器
JP3196667U (ja) 調理具
JP3080095U (ja) 汁と麺をすくえるおたま
US20040156963A1 (en) Amoroso wooden perforated peels
JP3139634U (ja) ユニバーサルデザインによる持ち手付まな板
JP3179459U (ja) 滑らないしゃもじ
JP3183904U (ja) 縁に傾斜を有する杓子
JP2024000942A (ja) おろし器
JP2005230173A (ja) 鍋の煮魚用敷板
JPH1118966A (ja) 泡立て器用補助具
KR20130127759A (ko) 국자
JP3141047U (ja) 鍋と組み合わせるお玉
JP2006230999A (ja) さじ挟み

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070820

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20070813

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20070905

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070918

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131026

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees