JP3179459U - 滑らないしゃもじ - Google Patents

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Abstract

【課題】炊いたご飯を切り、混ぜ、よそう作業を行うしゃもじにおいて、前滑りせず、持ち手が安定して使い勝手が良く、とりわけ学校給食などのような大量調理場で有効となる滑らないしゃもじを提供する。
【解決手段】掬い部2を椀状とすると共に椀状の表面にイボ状の突起などを設け、ご飯粒が付きにくくすると共にハンドルの掬い部側にハンドルの表面と裏面の両面に指の嵌合凹み部4、5を設けて滑らないしゃもじを形成する。
【選択図】図2

Description

本考案は、調理用のしゃもじに関するものである。
従来、しゃもじは、木製であったが、近年ポリプロピレンやナイロン製のしゃもじが使われている。炊いたご飯を切り、混ぜるにはヘラ状のしゃもじが使いやすい。しかし、ヘラ状であるとよそう際にご飯がしゃもじから滑りやすく、しゃもじ上によそったご飯をこぼしやすい。例えば、学校給食の大量調理場などで配食する場合において、短時間の間に繰り返しよそう際にこれらの要素は重要になる。さらに、木製のしゃもじは二次汚染の危険性があり、プラスチック性のしゃもじは、殺菌のための高温保管庫で溶けてしまうことがあり、金属製がのぞまれる、また、ご飯が付きにくく、こぼしにくく、耐熱性があり、力の入れやすい使い勝手の良いしゃもじが望まれていた。
特許文献1に、椀状に掬いやすくしたしゃもじが公開されている。
また、特許文献2に、掬い部を椀状とし、周囲にフランジ状の平坦部を設けたしゃもじが公開されている。
掬い部を椀状にし、親指と対向する他の指の滑りを対象としたしゃもじに関しては見あたらなかった。また、金属製も見あたらなかった。
登録実用新案第3170767号 登録実用新案第3170768号
椀状のしゃもじはご飯が掬いやすく、こぼしにくいが、椀状のしゃもじにより炊けたご飯を切り混ぜる際に、ヘラ状のしゃもじに比べご飯を切るのに力を要し、握り部から手が滑りやすく、大量の掬い分けは体力を要すると共に手が痛んだ。特に学校給食などの大量料理場においては顕著であった。これらの問題を解決した力が入れやすいく使い勝手の良い滑らないしゃもじを提供する。
上記課題を解決するために、本考案の滑らないしゃもじは、皿状の掬い部と柄を備えたご飯をよそうしゃもじにおいて、掬い部を椀状とし、掬い部の表面にイボ状の突起部を備えると共に、ハンドルの掬い部側の表面と対向する裏面の両面に指を掛ける凹み部を設け、金属製、フッ素加工を施したことを特徴とした滑らないしゃもじである。
本考案の滑らないしゃもじは、炊いたご飯を無理なくほぐしやすく、混ぜ易く、さらに、掬ったご飯がこぼしにくいしゃもじである。その上、ご飯が付きにくい。このため、調理作業が簡単になると共に、学校給食現場などでの配膳時などにおいて、子供や調理人の負担を減らすことができる。
滑らないしゃもじの第1の実施例の平面と断面図を示す。 滑らないしゃもじの第1の実施例の断面図と手に持った状態を示す。 滑らないしゃもじの第1の実施例の変形例の平面と断面図を示す。 滑らないしゃもじの第2の実施例の断面図と手に持った状態を示す。
図1は、滑らないしゃもじの第1の実施例の平面と断面図を示す。
図1は、掬い部2と柄3で構成されたしゃもじ1で、掬い部2は中央が凹んだ椀部2aを形成し、椀部2aにはイボ状のイボ状突起部6を有している。イボ状突起部6は図1(c)に断面図で示すように、例えば直径約1.5mmの半球状の突起部を示す。また、柄3の掬い部2側には柄の表面と柄の表面に対向する裏面の両側に手の指を掛ける凹んだ凹み部4,5を設けている。凹み部は、例えば直径約2cmの半球状の凹み部である。
しゃもじ1は、例えば、ステンレスSUS−304材2.5mm厚の先端掬い部2をロールし1mm厚に伸展し、焼き鈍し後、または、熱を加え掬い部2を腕状とすると共に、複数のイボ状の表面イボ状突起部6を形成したものである。また、成形後、表面をサンドブラストなどにより下地加工を行い、フッ素樹脂加工を施したものである。フッ素樹脂として、略号でPTFE、CTFE,PVDF、PVF、PFA,FEP,ETFE、ECTFEなどがあげられる。フッ素樹脂加工を行うことにより、ご飯が付きにくく、付いたご飯を剥離しやすくする。イボ状突起部6は、突起部にご飯粒を点で捉えるために、ご飯が付きにくく、剥離しやすくするものである。
図1(b)は断面図を示し、柄3の表面側凹み部5と裏面側の凹み部4の凹みを示す。
また、図1(d)には柄3の断面A−Aの湾曲状態を示し、柄3の曲げ強度を向上していることを示す。
図2は、滑らないしゃもじを手に持った状態の断面図を示す。
しゃもじ1は断面図を示し、裏面側凹み部4と柄3の表面側凹み部5が設けられ、表面側凹み部5には親指9aを、裏面側凹み部4には人差し指9bの先端付近に指を掛けることにより、しゃもじ1の先端方向に力を掛けた際に手8の柄3が掬い部2方向に滑らない事を示す。このように、親指と人差し指を表裏で押しつける様に摘み持つことにより、柄に力が入りやすいと共に、手が前に滑りにくくなる。また、柄がヘラ状で幅がある事により、回転を押さえるため、ご飯を切る、混ぜる作業がしやすい。さらには、釜底に付いたお焦げなども、横に稍振りながら押しつける操作により剥がしやすくなる。また、金属製とする事により、先端が薄く傷みにくいため、こびり付いた状態をこそぐ行為などにも便利である。以降同じ説明は省略する。
図3は、滑らないしゃもじの第1の実施例の変形例の平面と断面図を示す。図3は、掬い部2の先端部にヘラ部7を設けた点が図1と異なる。ヘラ部7は、略柄3の凹み部4,5の付近から、掬い部2の先端に引いた直線である延長線3aに沿って掬い部2の先端縁面に平らな面を形成したものである。このヘラ部7により、柄3を釜などのご飯に押しつけた際に、手の略支点となる親指や人差し指の付近の力がダイレクトに掬い部2のヘラ部7先端付近に加わり、延長線3aの方向に力の方向が一致し、ヘラ部7の方向も一致するために、ご飯を切りやすくする。また、ご飯のお焦げなどのこそぎにもヘラ部7がお釜の底を低角度(お釜の底面とヘラ部7の平面部で構成する角度)で構成され効率的にこそげる。
図4は、滑らないしゃもじの第2の実施例の断面図と手に持った状態を示す。
図4は、しゃもじ1を示し、椀部2aには複数のイボ状突起部を有している。柄3及び掬い部2側には柄の表面と裏面の両側に手の指を掛ける凹んだ凹み部4,4a、5を設けている。
例えば、ポリプロピレン樹脂でインジェクション成形したもので、手8の親指9aが掬い部2側の表面凹み部5に掛かり、人差し指9bが裏面凹み部4に掛かると共に、他の指、中指、薬指が裏面凹み部4aに掛かり、ご飯を切る、混ぜる際に、柄3に力が入りやすく、手8が柄3表面を滑らないようにする事が出来る。
本考案の滑らないしゃもじは上記に限らず、柄の表面を側面や斜め側面に置き換える事が出来るが、柄の表面とは、通常の使用状態で目視する側ととらえることとし、裏面は、その反対の対向する面とする。また、イボ状突起において、形状を限定するものでなく、半球状と限らず楕円や角形状やリブ状を含むと共に、イボ表面にイボが付いているなど、突起物全般を指すものとする。
1:しゃもじ、2:掬い部、2a:椀部、3:柄、3a:延長線、4・4a・5:凹み部、6:イボ状突起、7:ヘラ部、8:手、9a:親指、9b:人差し指

Claims (5)

  1. 皿状の掬い部と柄を備えたご飯をよそるしゃもじにおいて、
    前記掬い部を椀状とし、柄の表面と、柄の表面に対向する裏面の両側に手の指の先端部付近を掛ける凹んだ凹み部を設けたこと
    を特徴とする滑らないしゃもじ。
  2. 請求項1に記載の滑らないしゃもじにおいて、
    柄の掬い部側付近から、掬い部先端に沿った延長線上に沿って、平らなヘラ部を掬い部の先端に設けたこと
    を特徴とする滑らないしゃもじ。
  3. 請求項1から請求項2の何れか一項に記載の滑らないしゃもじにおいて、
    掬い部表面にイボ状の突起部を設けたこと
    を特徴とする滑らないしゃもじ。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載の滑らないしゃもじにおいて、
    全体を金属で形成したこと
    を特徴とする滑らないしゃもじ。
  5. 請求項4に記載の滑らないしゃもじにおいて、
    表面にフッ素樹脂加工を施したこと
    を特徴とする滑らないしゃもじ。
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