JP3170768U - ヘラ椀しゃもじ - Google Patents

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Abstract

【課題】炊いたご飯を、無理なくほぐし、角まで混ぜ易く、角まで掬いやすく、掬ったご飯がこぼれにくいしゃもじを提供する。【解決手段】掬い部2を椀状とし、周囲にフランジ状の平坦部を設け、さらに、フランジを湾曲させ、その上、ご飯が付きにくい突起物6を複数設けると共に、先端部に歯状の凸凹や、湯切り等の穴やスリットを設けた。【選択図】図5

Description

本考案は、調理用のしゃもじに関するものである。
従来、しゃもじは、木製であったが、近年ポリプロピレンやナイロン製のしゃもじが使われている。炊いたご飯を切り、混ぜるにはヘラ状のしゃもじが使いやすい、しかし、よそったご飯をこぼしやすい。一方、椀状のしゃもじは、こぼしにくいが、切り、混ぜにくい、その上、炒めご飯等には先端が曲線状で混ぜにくく、どちらも使いにくかった。
特許文献1に「湾曲した面であって略円形状のへら部3と、へら部3から一方向に延設された握り柄5で構成され、へら部3に、他面に貫通した複数の貫通孔7を分散して形成し、そのへら部3の両面に、無数の小突起9を分散して形成したことを特徴とする。貫通孔7が水の抵抗を減らす作用をするため、手を水に浸さなくても、へら部3で水に浸した米を容易に掻き回して、米研ぎをすることができる。また、小突起9がご飯とへら部3との接触面積を減らすので、掬う際にご飯がしゃもじ1に付着するのを防止できる。」と記載されているが、しゃもじの面は湾曲した面となっている。また、貫通した複数の貫通孔は、水の抵抗を減らす為のもので掬い取る機能ではない。この様に、本考案に関連する文献は見あたらなかった。
特許公開2001−340241
椀状のしゃもじは、炊けたご飯を切り混ぜにくい、ヘラ状のしゃもじは、掬ったご飯をこぼし易い。また、混ぜご飯を混ぜるときや、フライパンでキムチ・チャーハンの様な具の多い焼き飯を炒める際には、先端が曲線状で混ぜにくく掬い上げにくい。また、湯切り等が出来ない。このような問題を解決した使い勝手の良いしゃもじを提供する。
本考案のヘラ椀しゃもじは、前述の課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、皿状の掬い部と柄を備えたご飯をよそうしゃもじにおいて、掬い部を椀状とし、周囲に平坦部を設けヘラ椀掬い部とした。また、ヘラ椀掬い部の先端側に複数の歯状の凸凹を設けた。また、前記掬い部の底部にお湯や油を切る穴やスリットを複数設けた。さらに、表面に突起部、畦状のエンボス、溝状の凹みを複数設けた。掬い部と柄の境付近に平面においたときに柄部を浮かせる浮き突起部や、指が前方に滑らないように指を掛ける指突起部を設けた。また、ナイロン、または、ポリプロピレン、または、ステンレス製としたヘラ椀しゃもじである。
本考案のヘラ椀しゃもじは、炊いたご飯を、無理なくほぐし、角まで混ぜ易く、角まで掬いやすく。さらに、掬ったご飯がこぼしにくいしゃもじである。その上、ご飯が付きにくく、ご飯を平らに伸ばしやすい。このため、調理作業が簡単になると共に、子供や老人の負担を減らせる。さらには、フライパンなどでの返しや、湯切りにも使えるなど多用途に使える。これらにより、調理道具の数を減らせて片づけが簡単になるしゃもじである。
ヘラ椀しゃもじの第1の実施例の平面と断面図を示す。 ヘラ椀しゃもじの第2の実施例の平面図を示す。 ヘラ椀しゃもじの第3の実施例の平面図と断面図を示す。 ヘラ椀しゃもじの第3の実施例の変形例の平面図を示す。 ヘラ椀しゃもじの第4の実施例の平面図と断面図を示す。 ヘラ椀しゃもじの第4の実施例の変形例の平面図と断面図を示す。 ヘラ椀しゃもじの第5の実施例の平面図を示す。
図1は、ヘラ椀しゃもじの第1の実施例の平面と断面図を示す。
図1は、掬い部2と柄3で構成されたしゃもじ1で、掬い部2は中央が凹んだ椀部4を形成し、椀部4の周囲はフランジ状の平らなヘラ部5を有している。ヘラ部5は例えば8mm前後の幅で厚みは1.5mm前後で構成される。材質はプラスチック樹脂(例えばポリプロピレン)で成形したものである。しゃもじ1は、掬い部2と柄3の境付近に平面においたときに柄部を浮かせる浮き突起部7をしゃもじ裏側に、指が前方に滑らないように指を掛ける指突起部7aを表側に設けたものである。以降、同一の内容の説明は省略する。
図2は、ヘラ椀しゃもじの第2の実施例の平面図を示す。
図2は、掬い部2のヘラ部5の先端付近に歯状の凸凹を複数設け歯部11としたものである。歯部11は、ご飯を切る際に先端に隙間が有るため、固まったご飯に差込やすく効率良く切れると共に、混ぜご飯等を混ぜるときに隅々まで混ぜる事が出来る。また、先端を薄くすることで、撓りを持たせる事が出来る。これにより、鍋底等にフィットしやすくなると共に、歯先が菜箸の様な役目をし、炒め物などが混ぜやすくなる。ここでは、歯の深さが浅いが、もっと深くしてもよい。また、歯の数を限定するものでは無い。
図3は、ヘラ椀しゃもじの第3の実施例の平面図と断面図を示す。
しゃもじ1bは、掬い部2の椀部4の中央付近に複数のスリット9を設けたものを示す。スリットはご飯を掬う際にご飯を付きにくくする効果や、スリット部がご飯に当たらないため、ふんわり盛りつける事が出来る。また、茹で上げ時の湯切りや、天ぷらなどの油切りに使用できる。
図4は、ヘラ椀しゃもじの第3の実施例の変形例の平面図と掬い部2を断面とした、一部断面図を示す。
しゃもじ1cは、材質を金属(例えばステンレス)で形成したものを示し、柄3は中空構造とした例を示す。柄3はプラスチックとし、掬い部2をインサート成形してもよい。掬い部を金属にする事により、先端ヘラ部が薄く硬いので、ご飯を切りやすくなると共に、お焦げなどを剥がすのに効果的である。また、金属のため長持ちする。表面にフッ素加工を施しご飯が付きにくくしてもよい。
図5は、ヘラ椀しゃもじの第4の実施例を示す(a)は平面図と断面図、(b)は平面図である。
図5(a)は掬い部2の表面に複数の突起物6を設けたものである。突起物6は半球状の凸部や、半球状にさらに小さな突起を設けたものでもよい。さらに表面にシボや梨地を施したり、突起状の大きさを変えて配置してもよい。突起物は、ご飯粒の表面が掬い部の表面に出来るだけ当たらなくすることで、ご飯の付きを防ごうとするものである。
図5(b)は畦状の凸部、または、溝状の凹み、又はこれらの組合せた畦溝部6aを設けた点と変形ヘラ部13を設けた点が異なる。ここでは、ライン状の畦や溝であるが、ラインの方向を限定するものではない。また、交差する様に設けてもよい。畦溝部6aは、図5(a)と同じように、ご飯を付きにくくするものである。また、変形ヘラ部13は、掬い部2の椀部4の周囲に付いたヘラ部5が部分的に大きく飛び出しているもので、ご飯を切る際に角で深く切りやすい。また、弁当などを詰める際の弁当箱の角まで詰める等、先端で繊細な操作がしやすい。
図6は、ヘラ椀しゃもじの第4の実施例の変形例の平面図と断面図を示す。
図6は、掬い部2の周辺のヘラ部5を滑らかなカーブ14で構成した滑らかヘラ部5bとすると共に、周囲を湾曲させ湾曲面10を構成したしゃもじ1fである。これにより、ご飯を掬う際に椀部4にそってカーブを描くように差し込むように掬え、滑らかな動きで操作出来る、また、掬い部2は縦長の楕円形状としており、三角状の細長い巻きずしの取り分けや、狭い弁当などに詰める際にこぼさず操作しやすい。
図7は、ヘラ椀しゃもじの第5の実施例の平面図を示す。
しゃもじ1gは、柔軟性のあるプラスチック樹脂(例えばシリコンゴム)で形成され、柄3と掬い部2の約中心付近に芯材8(例えばステンレス薄板)を封入している。インジェクション・インサート成形や、芯材8をシリコンでサンドイッチした状態でコンプレッションし成形する。これにより、周囲は柔軟性をもちながら芯は金属なので、芯のある操作性の良いしゃもじとなる。
金属をサンドイッチした際に、金属との結合を良くするために表面にサンドブラスト加工したり、結合剤を塗布したり、金属に貫通穴を複数設ける等剥離対策を行う。ここでは、芯材を金属としてあるが、ポリプロピレンやナイロン等の素材を使用しインジェクション二重成形したり、コンプレッション成形しても良い。また、これらの素材にリブを設け強化した芯材としても良い。また、掬い部2の中央部付近に、湯切り等に使用する穴、湯切り穴9aを複数設け、先端付近に歯状の凸凹、歯部11を設けたものである。
以上、本考案に係るヘラ椀しゃもじの各実施形態と実施例について説明した。ここではご飯のしゃもじを主に説明しているが、フライパンでの炒め物や、煮物など使用用途は広がる。
本考案にヘラ椀しゃもじは上記に限らず、さらに多くの代替物、修正および変形例が当業者にとって明らかである。また、上記各実施形態や変形例における各特徴をそれぞれ組み合わせて用いることもできる。
1・1a・1b・1c・1d・1e・1f・1g:しゃもじ、2:掬い部、3:柄、4:椀部、5:ヘラ部、6:突起物、6a:畦溝部、7:浮き突起部、7a:指突起部、8:芯材、9:スリット、9a:湯切り穴、10:湾曲面、11:歯部、12:指、13:変形ヘラ部、
14:カーブ

Claims (6)

  1. 皿状の掬い部と柄を備えたご飯をよそうしゃもじにおいて、
    前記掬い部を椀状とし、周囲に平坦部を設けヘラ椀掬い部としたこと
    を特徴とするヘラ椀しゃもじ。
  2. 請求項1に記載のヘラ椀しゃもじにおいて、
    ヘラ椀掬い部の先端側に複数の歯状の凸凹を設けたこと
    を特徴とするヘラ椀しゃもじ。
  3. 請求項1から請求項2の何れか一項に記載のヘラ椀しゃもじにおいて、
    前記掬い部の底部にお湯や油を切る穴やスリットを複数設けたこと
    を特徴とするヘラ椀しゃもじ
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載のヘラ椀しゃもじにおいて、
    前記外皮の表面に突起部、畦状のエンボス、溝状の凹みを複数設けたこと
    を特徴とするヘラ椀しゃもじ。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載のヘラ椀しゃもじにおいて、
    掬い部と柄の境付近に平面においたときに柄部を浮かせる浮き突起部や、指が前方に滑らないように指を掛ける指突起部を設けたこと
    を特徴とするヘラ椀しゃもじ。
  6. 請求項1から請求項5の何れか一項に記載のヘラ椀しゃもじにおいて、
    ナイロン、または、ポリプロピレン、または、ステンレス製としたこと
    を特徴とするヘラ椀しゃもじ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200490252Y1 (ko) * 2018-10-08 2019-10-18 주식회사 해모 국자 어셈블리

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