JP3170767U - 切れの良いしゃもじ - Google Patents

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Abstract

【課題】ご飯が付かないしゃもじの効果を長持させ、また、炒め物などに使っても表面が溶けることのないしゃもじを提供する。【解決手段】芯材にプラスチックや、金属を用い、表面に柔軟性のある、プラスチックやシリコンゴム等で外皮を形成し、表面に突起物や、畦、溝を設け、さらに、掬い部を椀状にして掬いやすくしたり、芯材の無い外皮部を一部に設ける等、サラダボール等の面に密着しやすくしてしゃもじを形成する。【選択図】図7

Description

本考案は、調理用のしゃもじに関するものである。
従来、しゃもじは、木製であったが、近年ポリプロピレンやナイロン製のしゃもじに点状のエンボス、突起部などを設けて、ご飯が付かないしゃもじ等と一部で呼ばれ使われている。しかしながら、同一材料で一体化しているため、掬い部に柔軟性を持たせると、先端部ばかりか掬い部全体や、柄が曲がり安定しにくいため、全体が硬く、例えば、巻き寿司を巻く際に海苔の上のご飯を掬い部先端で、優しく広げる等の使い勝手が悪かった。さらに、フライパン状で、チャーハンなどのご飯を炒める時にも硬く、縁をかきまぜにくいと共に、素材が融けてしまう。さらに、使用している間に徐々にエンボスが摩耗してご飯が付かない効果が低下する。このため短期間での買い替えが発生しており、環境問題の点からも問題があった。
特許文献1に「把手部と、ご飯をすくう掬部を有し、前記掬取部の表面と側面部と裏面に少なくとも3種類以上の異なる形状の突起物を配設し、前記突起物は前記掬取部の中央が大きく、周辺部はそれよりも小さい突起物としたしゃもじ。」と記載されているが、
一種類の材料で成形し、表面に突起物を配設しており、全体が硬く先端に柔軟性が無い。また、摩耗により、付きやすくなる、さらに、フライパン等での使用には向いていないと考えられる。
特許文献2に「掬い部の表面に多数の微細な凹凸を形成する構成とすることで、掬い部に対してご飯が付着しにくくなり、また付着しても取れ易い簡易構成の画期的な飯べらを提供するものである」と記載されているが、一種類の材料で成形し、表面に多数の微細な凸凹(突起物)を配設しており、全体が硬く柔軟性が無い。また、摩耗により、付きやすくなる、さらに、フライパン等での使用には向いていないと考えられる。
特許第3932772号 第3060594号
ご飯を混ぜて掬いよそう際に、ご飯が付きにくく、ご飯を潰さずに混ぜやすく、ご飯の付かない効果が長持ちする。さらに、先端部に柔軟性を持たせる事により、ご飯を優しく潰さず角まで掬い、平らに広げること(太巻きを作る際、海苔上のご飯を平らに広げたり、海苔弁のお弁当箱のご飯を平らに広げる等)ができる。さらに、フライパン上でのチャーハンなどを炒めることができるしゃもじを提供する。
本考案の切れの良いしゃもじは、前述の課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、掬い部と柄の一部をプラスチックや金属で一体とした芯部を形成し、芯部の表面に柔軟性のあるプラスチック樹脂や、シリコンゴムで覆い形成した外皮を設けた。また、外皮の表面に突起部、畦状のエンボス、溝状の凹みを複数設けた。また、掬い部をお椀状に凹みを設けた。さらに、外皮に芯材が含まれていない部分の寸法が1cm以上の部分を設けた。そしてまた、先端側に複数の歯状の凸凹を設けた。その上、掬い部と柄の境付近に平面においたときに柄部を浮かせる突起部を設けた。また、前記芯部をナイロン、または、ポリプロピレン、または、ステンレスとした切れの良いしゃもじである。
本考案の切れの良いしゃもじは、炊いたご飯を、無理なくほぐし、角まで混ぜ易く、角まで掬いやすく。さらに、掬い、よそいやすいしゃもじである。その上、ご飯が付きにくく、その効果が長持ちする。さらには、フライパンなどでの返しが出来るしゃもじである。特に、少量のご飯を炊いても、優しくほぐす事が出来る。これらにより、ご飯がおいしく食べられると共に、長く使えるため、環境に優しい。
切れの良いしゃもじの第1の実施例の平面図を示す。 切れの良いしゃもじの第2の実施例の平面図を示す。 切れの良いしゃもじの第3の実施例の平面図を示す。 切れの良いしゃもじの第4の実施例の平面図と断面図を示す。 切れの良いしゃもじの第5の実施例の平面図を示す。 切れの良いしゃもじの第6の実施例の平面図と断面図を示す。 切れの良いしゃもじの第6の実施例の変形例の平面図と断面図を示す。 切れの良いしゃもじの第7の実施例の平面図を示す。
図1は、切れの良いしゃもじを示し、掬い部4と柄5からなるしゃもじ1である。しゃもじ1は、プラスチック樹脂(例えば、ポリプロピレン)で成型した芯材2の周囲に柔軟性のあるプラスチック樹脂(例えばエラストマー)やシリコン樹脂(例えばシリコンゴム)で覆う様に外皮3を成形したものを示す。芯材2は柔軟性の無い、外皮3より硬い素材を使用し、しゃもじでご飯を混ぜる際や、よそる際の曲がりを防止し、周囲の外皮3は柔軟性のある素材により、ご飯釜の底や周囲に密着し、綺麗によそうことが出来る。芯材2は局部的にリブを設け強度を増しても良い。また、掬い部4先端に従い、芯材2や外皮3の肉厚を徐々に薄くする事により、先端が徐々に薄くなり、ご飯の切れが良くなる。また、外皮3は、ご飯が剥離しやすくするために、表面にシリコンゴムを使用するのが望ましい。また、表面にシリコンコーティングしたり、フッ素樹脂をコーティングする事により、よりご飯を付かなくする事が出来る。以降、同じ説明は省略する。
図2は、しゃもじ1aを示し、掬い部の表面に複数の微細な突起部20を設け掬い部4aとしたものである。また、突起部20は例えば半径1mm前後の半球状の突起部としたものである。突起部20はご飯の表面が掬い部4aの表面に直接接触する面を少なくして、ご飯の付きを取り除こうとするものであり、形状には拘らず、シボ仕上げや、半球状の突起部の上にそれより小さなコブ状の突起部を設けたり、大小の半球状の突起部を組み合わせてもよいものである。
図3(a)は、しゃもじ1bを示し、掬い部4b表面に細かい溝状の凹み部や、畦状の凸部を複数設け畦溝部21としたものであり、前記半球状の突起部20と同じように、ご飯粒と掬い部表面との接触面を少なくする事により、ご飯を付かなくするものである。畦溝部21はライン状に設けられているが、ラインの方向を定めるものでは無い、また、ラインは交差していてもよいものである。さらに、掬い部4bの図中上側先端方向に芯の無い部分、芯無し部6を設けたものである。芯無し部6は芯が無いため外皮3の柔軟材が芯材2に影響されず柔軟性を発揮し、先端に向かって湾曲する。これを図3(b)に示す。このため、ご飯をお弁当の角に優しくよせたり、表面をならす際に、無理な押しつけが減る。また、ポテトサラダなどをよそる際に、サラダボールの内面に先端部が馴染み密着し、綺麗に拭うようによそうことが出来る。
図4は、しゃもじ1cを示し、掬い部4cは湾曲し凹状をした椀部7を構成し、芯材2が穴状に抜けた芯穴部8を有したしゃもじ1cである。椀部7は、椀部のご飯を載せた際にご飯をこぼしにくく、よそいやすくする。また、芯材2が掬い部周囲だけに有るため、掬い部の形を保ちつつも、先端部に沿って柔らかい掬い部4cとなる。また、芯穴部8付近は外皮3材だけになり、柔軟性が発生する。掬い部4cの後部でご飯などを平らにする際に、柔らかく押し撫でる事が出来る。
図5は、芯材2aが柄5aを構成し、掬い部4dにのみ外皮3aを覆ったしゃもじ1dを示し、掬い部4dの先端付近の芯材2aは歯状の歯状芯部9で構成したものである。先端部は歯状となっているために、掬い部中央部より、柔軟性が有ると共に一部に芯があるため、先端がしなるように曲がり、上記ポテトサラダなどがより掬いやすい。
図6は、芯材2bを金属(例えばステンレスの薄板)を使用した例で、掬い部4eの外皮3が芯材2bの上下で分離しにくいように、芯材2bに融合穴10を複数あけたものを示し、また、融合穴10だけでなく、芯材2bをブラスト仕上げにしたり接合剤を塗るなどし、ど芯材2bと外皮が密着する様にする。さらに柄5と掬い部4e付近に掛け部11や凸部12を設け、柄5や掬い部4eを浮かし、テーブル上における様にした。また、掛け部11は、ご飯釜等の縁に掛ける様にしたものである。また、芯無し部6を有し、掬い部4eには突起部20を有している。
図7は、芯材2b(例えばステンレス材)の掬い部4fに融合穴10をメッシュ状に空け、芯材2bと剥離を押さえ外皮2を薄く形成したものを示す。従来の金属に表面に厚めに被覆材をコーティングした感覚で使用で、極めて使い心地が有効である。
図8は、掬い部4fの先端に歯部13を設けたしゃもじ1gを示し、歯部13は柔軟材の外皮3のみで構成されており、先端部で掻き出す効果や、炒め物などをかき混ぜる効果が有る。
ここでは、歯部13に芯材2bが入っていないが、歯部に沿って芯材2bが入っていてもよい。また、掬い部4g中央付近に複数の貫通穴、湯通し穴22を設けたものである。ここでの形状は円形で有るが、スリット状などでも良く、茹で上げの湯切りや、天ぷら等の掬い上げ等に良好である。
以上、本考案に係る切れが良いしゃもじの各実施形態と実施例について説明した。ここではご飯のしゃもじを主に説明しているが、フライパンでの炒め物や、煮物など使用用途は広がる。
本考案に係る切れが良いしゃもじは上記に限らず、さらに多くの代替物、修正および変形例が当業者にとって明らかである。また、上記各実施形態や変形例における各特徴をそれぞれ組み合わせて用いることもできる。
1・1a・1b・1c・1d・1e・1f・1g:しゃもじ、2・2a・2b:芯材、3:外皮、4・4a・4b・4c・4d・4e・4f:掬い部、5・5a:柄、6:芯無し部、7:椀部、8:芯抜け部、9:歯状芯部、10:融合穴、11:掛け部、12:凸部、13:歯部、20:突起部、21:畦溝部、22:湯通し穴

Claims (7)

  1. 皿状の掬い部と柄を備えたご飯をよそうしゃもじにおいて、
    前記掬い部と柄の一部をプラスチックや金属で一体とした芯部を形成し、芯部の表面に柔軟性のあるプラスチック樹脂や、シリコンゴムで覆い形成した外皮を設けたこと
    を特徴とする切れの良いしゃもじ。
  2. 請求項1に記載の切れの良いしゃもじにおいて、
    前記外皮の表面に突起部、畦状のエンボス、溝状の凹みを複数設けたこと
    を特徴とする切れの良いしゃもじ。
  3. 請求項1から請求項2の何れか一項に記載の切れの良いしゃもじにおいて
    掬い部をお椀状に凹みを設けたこと
    を特徴とする切れの良いしゃもじ。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載の掬い部において、
    外皮に芯材が含まれていない部分の寸法が1cm以上の部分を設けたこと
    を特徴とする切れの良いしゃもじ。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の掬い部において、
    先端側に複数の歯状の凸凹を設けたこと
    を特徴とする切れの良いしゃもじ。
  6. 請求項1から請求項5の何れか一項に記載の切れの良いしゃもじにおいて、
    掬い部と柄の境付近に平面においたときに柄部を浮かせる突起部を設けたこと
    を特徴とする切れの良いしゃもじ。
  7. 請求項1から請求項6の何れか一項に記載の切れの良いしゃもじにおいて、
    前記芯部材料をナイロン、または、ポリプロピレン、または、ステンレスとしたこと
    を特徴とする切れの良いしゃもじ。
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