JP4029547B2 - ボタン形電池の保持装置 - Google Patents
ボタン形電池の保持装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4029547B2 JP4029547B2 JP2000191980A JP2000191980A JP4029547B2 JP 4029547 B2 JP4029547 B2 JP 4029547B2 JP 2000191980 A JP2000191980 A JP 2000191980A JP 2000191980 A JP2000191980 A JP 2000191980A JP 4029547 B2 JP4029547 B2 JP 4029547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- button
- type battery
- type
- contact spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気機器等に組み込まれるボタン形電池の保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電源としてボタン形電池を用い、ケースの内部にボタン形電池を収納した電気機器が提供されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電気機器では、一般的にボタン形電池の装着時は比較的装着しやすいものの、取り外し時の作業性が悪く、別途の道具を使用しなければ取り外し作業を行うことができず、電池交換の作業性が悪かった。また、ボタン形電池を取り外す際に、ボタン形電池の表面に傷が付いたり、ボタン形電池を保持するソケットが破損する虞があった。
【0004】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ボタン形電池の取り付け、取り外しを容易に行えるボタン形電池の保持装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、電気機器のケースに設けられたボタン形電池挿入用の電池挿入口から、ケース内部に設けられた電池収納部にボタン形電池を挿入し、電池挿入口を蓋体によって閉塞することによりボタン形電池を保持するボタン形電池の保持装置において、弾性を有する導電材料からそれぞれ形成され、電池収納部に挿入されるボタン形電池の正極及び負極とそれぞれ弾接する第1及び第2の接点ばねを電池収納部に設け、第1又は第2の接点ばねの内、何れか一方の接点ばねを、接点ばねの弾性力による付勢方向とボタン形電池の取り出し方向とが同じ方向になるように電池収納部に配設し、ボタン形電池を電池挿入口から電池収納部内に挿入して、蓋体で電池挿入口を閉塞し、何れか一方の接点ばねによって電池挿入口側にばね付勢された状態でボタン形電池を保持するとともに、前記蓋体は、ボタン形電池の挿入方向と略直交する方向においてスライド自在にケースに取り付けられており、蓋体における電池収納部側の面に、電池挿入口を閉塞する方向に行くにしたがって、電池収納部から遠ざかる向きに傾斜する傾斜面を設けたことを特徴とし、第1又は第2の接点ばねの弾性力による付勢方向とボタン形電池の取り出し方向とが同じ方向になっており、ボタン形電池は何れかの接点ばねによって電池挿入口側にばね付勢された状態で電池収納部内に保持されているので、蓋体を電池挿入口から取り外すと、ボタン形電池が接点ばねのばね付勢力によって電池挿入口側に押し出されるから、ボタン形電池を容易に取り外すことができ、ボタン形電池の交換作業を容易にしたボタン形電池の保持装置を実現できる。しかも、電池挿入口を閉塞する方向に蓋体をスライドさせると、蓋体に設けた傾斜面とボタン形電池とが当接し、蓋体がスライドするにしたがってボタン形電池が傾斜面に沿って移動し、電池収納部内に押し込まれるから、ボタン形電池の取り付け作業をスムーズに行うことができる。
【0006】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、ボタン形電池は厚み方向が挿入方向と略直交するようにして電池挿入口から電池収納部内に挿入され、電池収納口と対向する電池収納部の底部に第1の接点ばねを配設すると共に、ボタン形電池の負極と対向する電池収納部の部位に第2の接点ばねを配設し、ボタン形電池における負極の反対側の面と係止する係止片を電池収納部に設けたことを特徴とし、請求項1の発明と同様の作用を奏する。
【0007】
請求項3の発明では、請求項1の発明において、ボタン形電池は厚み方向が挿入方向と略平行になるようにして電池挿入口から電池収納部内に挿入され、ボタン形電池の周面と対向する電池収納部の部位に第1の接点ばねを配設すると共に、電池収納口と対向する電池収納部の底部に第2の接点ばねを配設したことを特徴とし、請求項1の発明と同様の作用を奏する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本実施形態は、本発明に係るボタン形電池の保持装置を電気機器であるカウンタに適用した1実施形態であり、図1乃至図5を参照して本実施形態を説明する。
【0012】
カウンタは、背面が開口した略箱状であって前面に表示パネル2が設けられたケース1と、ケース1の背面を構成する端子台4を有しケース1の開口からケース1の内部に収納される内蔵ブロック3とで構成され、内蔵ブロック3に設けた係止突起5a,5bをケース1の開口縁に設けた孔6a,6bとそれぞれ係止させることによって、ケース1と内蔵ブロック3とが結合される。
【0013】
内蔵ブロック3は、パルス信号などの計数入力を計数するカウンタ回路や、表示パネル2の表示を制御する表示回路や、ボタン形電池50から電源供給されて各部の動作電源を生成する電源回路などの回路が形成された回路基板7を備えている。
【0014】
ケース1の側面にはケース1を貫通する角孔状の電池挿入口8が設けられており、電池挿入口8に臨む内蔵ブロック3の部位にはボタン形電池50を収納する電池収納部9が設けられている。ケース1には電池挿入口8を開閉自在に覆う蓋体10が取り付けられており、蓋体10はボタン形電池50の挿入方向と略直交する方向においてスライド自在になっている。蓋体10は弾性を有する合成樹脂により形成され、図2に示すように、電池挿入口8と略同じ形状に形成された主部10aと、主部10aの左右両側縁の背面側から側方に向かってそれぞれ突出する鍔部10b,10bと、主部10aの下側縁の背面側から下方に向かって突出する一対の弾性係止片10cと、各弾性係止片10cの先端部に形成された係止爪10dとで構成される。また、蓋体10の主部10aにおける電池収納部9側の面には、電池挿入口8を閉塞する方向に行くにしたがって、電池収納部9から遠ざかる向きに傾斜する傾斜面10gが設けられている。尚、図2中の10eは滑り止めのために主部10aの表面に設けた溝である。
【0015】
一方、ケース1の側面における蓋体10の係止爪10d,10dに対応する部位には、係止爪10d,10dとそれぞれ係止する係止孔11,11がケース1を貫通して設けられている。また、電池挿入口8はケース1の上面まで連続して形成されており、ケース1の上面に延設された電池挿入口8の左右両側縁には、それぞれ、側方に入り込む凹所20,20が形成されている。
【0016】
而して、蓋体10をケース1に取り付ける際は、蓋体10の鍔部10bをケース1の上面側から凹所20内に挿入し、凹所20に沿って蓋体10を下方へスライドさせて、弾性係止片10cの先端に設けた係止爪10dと係止孔11とを係止させることによって、蓋体10がケース1に固定される。一方、蓋体10をケース1から取り外す際は、係止孔11内にマイナスドライバーなどの工具の先端を挿入して、係止爪10dを背面側に押圧し、係止爪10dと係止孔11との係止状態を解除させることによって、蓋体10をケース1から容易に取り外すことができる。尚、係止爪10dの前面には、先端側から基部側へ行くほど前方への突出量が大きくなるように傾斜する傾斜面10fが形成されているので、弾性係止片10cと係止爪10dとを係止させる際には、弾性係止片10cの弾性と係止爪10dの前面に設けた傾斜面10fとを利用して簡単に係止できるようになっている。
【0017】
ところで、内蔵ブロック3の電池収納部9は、ボタン形電池50の挿入方向と略直交する方向において対向する側壁12a,12bと、電池挿入口8と対向する部位に設けられた円弧壁13と、ボタン形電池50の負極と対向する底壁14とで囲まれた収納凹所15を有しており、収納凹所15の上面及び電池挿入口8側の面は開放されている。ここで、側壁12a,12bと円弧壁13と底壁14とはそれぞれ絶縁性を有する合成樹脂により形成されている。電池挿入口8に臨む円弧壁13の面は、略円弧状に凹んだ曲面形状に形成されており、円弧壁13は収納凹所15内に挿入されたボタン形電池50の周面と当接するようになっている。また、側壁12a,12b及び円弧壁13の底壁14からの高さ寸法は略同じ寸法に形成されており、側壁12a,12b及び円弧壁13の上端部からは、収納凹所15側に突出する係止片16a,16b,16cがそれぞれ突設されている。
【0018】
ここで、対向する側壁12a,12bの間の距離や電池挿入口8から円弧壁13までの距離は、収納凹所15内に収納されるボタン形電池50の直径よりも若干大きい寸法に形成され、底壁14から係止片16a〜16cまでの寸法はボタン形電池50の厚み寸法よりも若干大きい寸法に形成されている。
【0019】
そして、収納凹所15の底壁14にはボタン形電池50の負極と弾接する第2の接点ばね(以下、接点ばねと略す)17が配置されている。接点ばね17は弾性を有する導電板から形成され、底壁14に固定される固定片17aと、固定片17aにおける収納凹所15側の端縁から連続一体に形成され、電池挿入口8と反対側に突出する当接片17bとで構成される。固定片17aは底壁14に設けた孔18内に収納凹所15側から挿入され、固定片17aの一部を切り起こして形成された切り起こし片17cと孔18の端縁とを係止させることによって底壁14に固定される。また、当接片17bは固定片17aとの連結部位から先端に行くほど底壁14から遠ざかるように傾斜しており、負極を底壁14側にして収納凹所15内にボタン形電池50を挿入すると、接点ばね17の当接片17bがボタン形電池50の負極と弾接して、接点ばね17がボタン形電池50の負極に電気的に接続されると共に、接点ばね17のばね付勢力によってボタン形電池50が係止片16a〜16c側に付勢され、保持されるのである。
【0020】
また、円弧壁13の左右両端面には、ボタン形電池50の周面(正極)と当接する第1の接点ばね(以下、接点ばねと略す)19,19が取り付けられている。各接点ばね19は弾性を有する短冊状の導電板を折曲して形成されており、円弧壁13の左右両側に固定される固定片19aと、固定片19aにおける電池挿入口8側の端縁から連続一体に形成され、電池挿入口8側に突出する当接片19bとで構成される。そして、当接片19bは、固定片19aとの連結部位から電池挿入口8側に近付くにつれて側壁12a又は12bに近付く向きに傾斜しているので、収納凹所15内にボタン形電池50を挿入すると、各接点ばね19の当接片19bがボタン形電池50の周面に弾接して、電気的に接続されると共に、接点ばね19によってボタン形電池50が電池挿入口8側(すなわちボタン形電池50の取り出し方向)にばね付勢される。尚、各接点ばね17,19の固定片17a,19aの先端は回路基板7に電気的に接続されている。
【0021】
次にボタン形電池50を電池収納部9内に取り付ける取付方法について説明する。先ずボタン形電池50を、負極を底壁14側に向けて電池挿入口8から電池収納部9内に挿入する。この時、ボタン形電池50は接点ばね19によって電池挿入口8側にばね付勢されており、電池挿入口8から外側へ僅かに突出した状態で電池収納部9内に収納される。この状態で蓋体10の鍔部10bをケース1の凹所20内に挿入して、鍔部10bと凹所20とでガイドさせながら、蓋体10を下方へスライドさせると、蓋体10の主部10a裏面に形成された傾斜面10gとボタン形電池50の周面とが当接する。そして、蓋体10をさらに下方へスライドさせると、蓋体10の傾斜面10gがボタン形電池50を押圧し、ボタン形電池50が接点ばね19のばね付勢力に抗して円弧壁13側に移動し、弾性係止片10cの先端に設けた係止爪10dと係止孔11とを係止させることによって、蓋体10がケース1に固定され、ボタン形電池50が電池収納部9内に保持される。
【0022】
一方、電池収納部9内に保持されているボタン形電池50を取り出す際には、係止孔11内にマイナスドライバーなどの工具の先端を挿入して、係止爪10dを背面側に押圧することにより、係止爪10dと係止孔11との係止状態を解除し、蓋体10を上方へスライドさせると、接点ばね19によってボタン形電池50が電池挿入口8側にばね付勢され、電池挿入口9から外側にボタン形電池50の一部が突出する。この状態で、電池挿入口8が下側になるようにケース1を傾斜させ、ケース1に適度の衝撃を与えると、ボタン形電池50が電池挿入口8から外側に飛び出すので、ボタン形電池50の取り外し作業を容易に行うことができ、別途の工具を用いることなく、ボタン形電池50の交換作業を容易に行える。
【0023】
尚、本実施形態のボタン形電池の保持構造では、ボタン形電池50の厚み方向を挿入方向と略直交するようにして、ボタン形電池50が電池挿入口8から電池収納部9内に挿入されるようにし、電池挿入口8と対向する電池収納部9の底部に接点ばね19を配設すると共に、ボタン形電池50の負極と対向する電池収納部9の部位に接点ばね17を配設しているが、ボタン形電池50の保持構造を上記の構造に限定する趣旨のものではなく、接点ばね17又は19の弾性力による付勢方向がボタン形電池50の取り外し方向と同じ方向になるように、接点ばね17又は19を電池収納部9内に配置していれば、どのような構造でも良い。例えばボタン形電池50の厚み方向を挿入方向と略平行になるようにして、ボタン形電池50が電池挿入口から電池収納部内に挿入されるようにし、ボタン形電池50の周面と対向する電池収納部9の部位に接点ばね19を配設すると共に、電池挿入口8と対向する電池収納部9の底部に接点ばね17を配設し、接点ばね17のばね付勢力によってボタン形電池50を取り外し方向にばね付勢するようにしても良く、上述と同様の効果が得られる。
【0024】
【発明の効果】
上述のように、請求項1の発明は、電気機器のケースに設けられたボタン形電池挿入用の電池挿入口から、ケース内部に設けられた電池収納部にボタン形電池を挿入し、電池挿入口を蓋体によって閉塞することによりボタン形電池を保持するボタン形電池の保持装置において、弾性を有する導電材料からそれぞれ形成され、電池収納部に挿入されるボタン形電池の正極及び負極とそれぞれ弾接する第1及び第2の接点ばねを電池収納部に設け、第1又は第2の接点ばねの内、何れか一方の接点ばねを、接点ばねの弾性力による付勢方向とボタン形電池の取り出し方向とが同じ方向になるように電池収納部に配設し、ボタン形電池を電池挿入口から電池収納部内に挿入して、蓋体で電池挿入口を閉塞し、何れか一方の接点ばねによって電池挿入口側にばね付勢された状態でボタン形電池を保持するとともに、前記蓋体は、ボタン形電池の挿入方向と略直交する方向においてスライド自在にケースに取り付けられており、蓋体における電池収納部側の面に、電池挿入口を閉塞する方向に行くにしたがって、電池収納部から遠ざかる向きに傾斜する傾斜面を設けたことを特徴とし、第1又は第2の接点ばねの弾性力による付勢方向とボタン形電池の取り出し方向とが同じ方向になっており、ボタン形電池は何れかの接点ばねによって電池挿入口側にばね付勢された状態で電池収納部内に保持されているので、蓋体を電池挿入口から取り外すと、ボタン形電池が接点ばねのばね付勢力によって電池挿入口側に押し出されるから、ボタン形電池を容易に取り外すことができ、ボタン形電池の交換作業を容易にしたボタン形電池の保持装置を実現できるという効果がある。そのうえ、電池挿入口を閉塞する方向に蓋体をスライドさせると、蓋体に設けた傾斜面とボタン形電池とが当接し、蓋体がスライドするにしたがってボタン形電池が傾斜面に沿って移動し、電池収納部内に押し込まれるから、ボタン形電池の取り付け作業をスムーズに行えるという効果がある。
【0025】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ボタン形電池は厚み方向が挿入方向と略直交するようにして電池挿入口から電池収納部内に挿入され、電池収納口と対向する電池収納部の底部に第1の接点ばねを配設すると共に、ボタン形電池の負極と対向する電池収納部の部位に第2の接点ばねを配設し、ボタン形電池における負極の反対側の面と係止する係止片を電池収納部に設けたことを特徴とし、請求項1の発明と同様の効果を奏する。
【0026】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、ボタン形電池は厚み方向が挿入方向と略平行になるようにして電池挿入口から電池収納部内に挿入され、ボタン形電池の周面と対向する電池収納部の部位に第1の接点ばねを配設すると共に、電池収納口と対向する電池収納部の底部に第2の接点ばねを配設したことを特徴とし、請求項1の発明と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のボタン形電池の保持装置を示し、ボタン形電池を内部に収納する電気機器の一部破断せる上面図である。
【図2】同上の電気機器の電池蓋を外した状態を側方から見た図である。
【図3】同上の電気機器のボタン形電池を収納した状態を前方から見た断面図である。
【図4】同上の電気機器の電池蓋を外した状態を前方から見た断面図である。
【図5】同上の電気機器の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース
3 内蔵ブロック
8 電池挿入口
9 電池収納部
14 底壁
17,19 接点ばね
50 ボタン形電池
Claims (3)
- 電気機器のケースに設けられたボタン形電池挿入用の電池挿入口から、ケース内部に設けられた電池収納部にボタン形電池を挿入し、前記電池挿入口を蓋体によって閉塞することによりボタン形電池を保持するボタン形電池の保持装置において、弾性を有する導電材料からそれぞれ形成され、電池収納部に挿入されるボタン形電池の正極及び負極とそれぞれ弾接する第1及び第2の接点ばねを電池収納部に設け、第1又は第2の接点ばねの内、何れか一方の接点ばねを、接点ばねの弾性力による付勢方向とボタン形電池の取り出し方向とが同じ方向になるように電池収納部に配設し、ボタン形電池を電池挿入口から電池収納部内に挿入して、蓋体で電池挿入口を閉塞し、何れか一方の接点ばねによって電池挿入口側にばね付勢された状態でボタン形電池を保持するとともに、前記蓋体は、ボタン形電池の挿入方向と略直交する方向においてスライド自在にケースに取り付けられており、蓋体における電池収納部側の面に、電池挿入口を閉塞する方向に行くにしたがって、電池収納部から遠ざかる向きに傾斜する傾斜面を設けたことを特徴とするボタン形電池の保持装置。
- 前記ボタン形電池は厚み方向が挿入方向と略直交するようにして電池挿入口から電池収納部内に挿入され、電池収納口と対向する電池収納部の底部に前記第1の接点ばねを配設すると共に、ボタン形電池の負極と対向する電池収納部の部位に前記第2の接点ばねを配設し、ボタン形電池における負極の反対側の面と係止する係止片を電池収納部に設けたことを特徴とする請求項1記載のボタン形電池の保持装置。
- 前記ボタン形電池は厚み方向が挿入方向と略平行になるようにして電池挿入口から電池収納部内に挿入され、ボタン形電池の周面と対向する電池収納部の部位に前記第1の接点ばねを配設すると共に、電池収納口と対向する電池収納部の底部に前記第2の接点ばねを配設したことを特徴とする請求項1記載のボタン形電池の保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000191980A JP4029547B2 (ja) | 2000-06-27 | 2000-06-27 | ボタン形電池の保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000191980A JP4029547B2 (ja) | 2000-06-27 | 2000-06-27 | ボタン形電池の保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002008612A JP2002008612A (ja) | 2002-01-11 |
JP4029547B2 true JP4029547B2 (ja) | 2008-01-09 |
Family
ID=18691175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000191980A Expired - Fee Related JP4029547B2 (ja) | 2000-06-27 | 2000-06-27 | ボタン形電池の保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4029547B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008097958A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Seiko Precision Inc | 電池保持装置 |
JP6943535B2 (ja) * | 2017-12-05 | 2021-10-06 | Fdk株式会社 | 電池ケース |
-
2000
- 2000-06-27 JP JP2000191980A patent/JP4029547B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002008612A (ja) | 2002-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0418209Y2 (ja) | ||
EP2069111B1 (en) | Adapter for a power tool battery pack | |
US5552240A (en) | Battery operated component with removable battery holder | |
JP2001230034A (ja) | 直流電源装置のアダプタ | |
JP2606954B2 (ja) | 電池の収納構造 | |
JP3899521B2 (ja) | バッテリー装置 | |
US6421885B1 (en) | Battery holder | |
JP4029547B2 (ja) | ボタン形電池の保持装置 | |
JP2014038720A (ja) | 電池パック | |
JP2006252825A (ja) | 電子機器 | |
JP4665408B2 (ja) | 電子機器の電池室構造 | |
JPH08236090A (ja) | Icメモリカード | |
JP4404603B2 (ja) | ロックツマミ付パック電池 | |
JP5410459B2 (ja) | 電池アダプタ | |
JP4721037B2 (ja) | 電子機器 | |
JP3668924B2 (ja) | 電池ホルダー | |
JP2741134B2 (ja) | 充電式小型電気機器 | |
JP2004288471A (ja) | バッテリパック | |
JP3643944B2 (ja) | 携帯電子機器用予備電源装置 | |
JP3628473B2 (ja) | ボタン電池の保持方法 | |
JPH0518849Y2 (ja) | ||
JPH0454684Y2 (ja) | ||
KR100504806B1 (ko) | 휴대용 단말기의 배터리 고정장치 | |
KR840001564Y1 (ko) | 축전지 팩 장착장치 | |
JP2551863Y2 (ja) | 乾電池収納装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050602 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070619 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070820 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070925 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071008 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026 Year of fee payment: 5 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131026 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |