JP4029098B2 - 雨水貯留装置 - Google Patents

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Description

本発明は、雨水を下水や河川に放流する前に貯留しておく雨水貯留装置に関する。
近年、道路の舗装が進んだこと等により、雨水が地面に浸透することなく直接下水や河川に放流され、そのことにより河川や下水が大幅に増水し、浸水被害が引き起こされやすくなる事態が発生している。
このような事態の発生に対応して、地中にコンクリート製品により構成した雨水貯留装置を埋設し、雨水を一旦この雨水貯留装置に貯留してから下水や河川に放流することが考えられている。(例えば、特許文献1を参照。)
また、雨水を下水や河川に放流する前に貯留しておく雨水貯留装置としては、樹脂製雨水貯留材を利用して形成し、地中に埋設しておくものも考えられている。(例えば、特許文献2を参照。)
特許2543667号公報 特開2005−2620号公報
しかして、特許文献1記載の構成では、コンクリートを打設して底版を形成し、この底版上にコンクリート製品である壁部材及び柱部材を固定し、その後壁部材と柱部材との間及び柱部材相互間にコンクリート製品である梁部材を配設し、梁部材上にこの雨水貯留装置の上面を形成するコンクリート製品である床部材を配設して、梁部材間の部位にコンクリートを打設して雨水貯留装置を形成している。そのため、梁部材間の部位に打設したコンクリートが固まってからでないと埋め戻しを行うことができないので、工期がその分だけ長くなる。
一方、特許文献2記載の構成を採用すると、雨水貯留装置内部に土砂が侵入しないようにすべく、また、貯留した雨水が側方に逃げないようにすべく、雨水貯留装置の側方に防水シートを設ける必要がある。すなわち、この防水シートを設ける手間がかかる。さらに、樹脂製雨水貯留材は軽量であるので、年月の経過に伴い樹脂製雨水貯留材がずれて雨水貯留装置の機能が低下する不具合が起こりうる。また、前記防水シートが年月の経過に伴い破損すると破損箇所から土砂が侵入し、雨水貯留装置の機能が低下する不具合も起こりうる。
本発明は、このような課題を解決すべく構成するものである。
すなわち本発明に係る雨水貯留装置は、地中に埋設してなるものであって、筒状コンクリート製品を環状に配して形成してなり内部に形成される貯留空間に雨水を導入する流入管及び前記貯留空間から雨水を排出する流出管に連通する一次貯留槽と、前記一次貯留槽により囲繞される空間に樹脂製雨水貯留材を利用して形成してなる二次貯留槽と、前記一次貯留槽の貯留能力を超える分の雨水を前記二次貯留槽に一時的に貯留させるための流出入制御手段とを具備し、前記一次貯留槽が、前記流入管に臨む流入部と、前記流出管に臨む余水吐け部と、前記流入部と余水吐け部との間に位置する貯留部とを具備するとともに、前記一次貯留槽の前記流入部と前記貯留部との間に、前記貯留部内への浮遊物の流入を防ぐ浮遊物除去壁を設けていることを特徴とする。
このようなものであれば、樹脂製雨水貯留材を利用して形成している二次貯留槽を筒状コンクリート製品を環状に配して形成した一次貯留槽により囲繞される空間に配しているので、二次貯留槽への土砂及び側方からの雨水の侵入は一次貯留槽により阻止され、二次貯留槽の側方に遮水シートを設ける必要がなくなるとともに、二次貯留槽を軽量な樹脂製雨水貯留材により構成しているので、二次貯留槽の設営を特殊な機械を用いることなく少ない手間で行うことができる。さらに、一次貯留槽を筒状コンクリート製品を利用して形成しているので、予め工場等でこの一次貯留槽を形成するための筒状コンクリート製品を製造してから現場にこのような筒状コンクリート製品を埋設する工法を採用でき、さらにこのような一次貯留槽の埋め戻し作業と二次貯留槽の設営とを並行して行うことができるので、工期の短縮を図ることができる。
さらに、前記一次貯留槽の前記流入部と前記貯留部との間に、前記貯留部内への浮遊物の流入を防ぐ浮遊物除去壁を設けているので、前記一次貯留槽内部に落ち葉やゴミ等の浮遊物が混入しないようにすることができる。
また、本発明に係る他の雨水貯留装置として、地中に埋設してなるものであって、筒状コンクリート製品を線状に配して形成してなり内部に形成される貯留空間に雨水を導入する流入管及び前記貯留空間から雨水を排出する流出管に連通する一次貯留槽と、前記一次貯留槽にコンクリート製品を隣接させて配してなり前記一次貯留槽との間に二次貯留空間を形成する壁部と、前記二次貯留空間に配した樹脂製雨水貯留材を利用して形成してなる二次貯留槽と、前記一次貯留槽の貯留能力を超える分の雨水を前記二次貯留槽に一時的に貯留させるための流出入制御手段とを具備し、前記一次貯留槽が、前記流入管に臨む流入部と、前記流出管に臨む余水吐け部と、前記流入部と余水吐け部との間に位置する貯留部とを具備するとともに、前記一次貯留槽の前記流入部と前記貯留部との間に、前記貯留部内への浮遊物の流入を防ぐ浮遊物除去壁を設けていることを特徴とする。
このようなものであっても、筒状コンクリート製品を線状に配して形成した一次貯留槽及びコンクリート製品をこの一次貯留槽に隣接させて配置して形成した壁部との間に形成される二次貯留空間に樹脂製雨水貯留材を配して二次貯留槽を形成しているので、二次貯留槽内部への土砂及び側方からの雨水の侵入は一次貯留槽及び壁部により阻止される。従って、二次貯留槽の側方に遮水シートを設ける必要がなくなるとともに、壁部は一次貯留槽との間に二次貯留空間を形成できるコンクリート製品であれば例えば一般的なL型ブロックを利用して形成してもよく、二次貯留槽は軽量な樹脂製雨水貯留材により構成しているので、壁部及び二次貯留槽の設営を特殊な機械を用いることなく少ない手間で行うことができる。さらに、一次貯留槽を筒状コンクリート製品を利用して形成しているので、予め工場等でこの一次貯留槽を形成するための筒状コンクリート製品を製造してから現場にこのような筒状コンクリート製品を埋設する工法を採用でき、さらにこのような筒状コンクリート製品の埋め戻し作業と壁部及び二次貯留槽2の設営とを並行して行うことができるので、工期の短縮を図ることができる。加えて、前記一次貯留槽の前記流入部と前記貯留部との間に、前記貯留部内への浮遊物の流入を防ぐ浮遊物除去壁を設けているので、前記一次貯留槽内部に落ち葉やゴミ等の浮遊物が混入しないようにすることができる。
なお、本発明において、「筒状コンクリート製品を線状に配する」とは、筒状コンクリート製品を一直線上に配する態様だけでなく、所定領域に形成した二次貯留空間の外周の一部を形成させるべく配置する態様全般を含み、例えば筒状コンクリート製品をL字形や、コの字形や、半円形や、V字形や、一部を開放した環状等に配置することを含む概念である。
前記二次貯留槽に前記一次貯留槽の貯留能力を超える分の雨水を一時的に貯留させる具体的な構成として、前記流出入制御手段が、前記一次貯留槽と前記二次貯留槽とを連通する中間流入口と、この中間流入口より下方に位置し前記二次貯留槽に貯留した水を前記一次貯留槽に排出する逆止弁とを具備するものが挙げられる。このようなものであれば、豪雨時、すなわち前記一次貯留槽内の貯留量が多い時に中間流入口から前記二次貯留槽に雨水を導入し、前記一次貯留槽内の貯留量が少ない時に前記二次貯留槽から前記逆止弁を介して前記一次貯留槽に排水するようにできるからである。
一方、小雨時等に前記一次貯留槽に一時的に雨水を貯留させ、降雨等がない時に前記一次貯留槽から雨水を排出できるようにするための具体的な態様として、前記一次貯留槽が、前記貯留部と前記余水吐け部との間に配した流出量制御手段をさらに具備するものが挙げられる。
さらに、前記流出量制御手段の具体的な構成として、前記流出量制御手段が、筒状コンクリート製品の内部に起立させて設けた越流壁と、この越流壁の下部に形成した小排出口とを具備するものが挙げられる。このようなものであれば、降雨時には水面が越流壁の上端に達するまで貯留部に雨水を貯留しておき、降雨等がない時に前記小排出口から貯留部に貯留した雨水を排出できるからである。
前記一次貯留槽及び前記二次貯留槽に貯留する水に土砂等の沈殿物が混入しないようにするには、前記一次貯留槽に、沈殿物を貯留しておく沈殿物貯留部を設けていることが望ましい。
前記一次貯留槽に対するメンテナンスを容易に行えるようにするための構成として、前記一次貯留槽の上面に管理を行う者が通過可能な管理孔を設けているものが挙げられる。
本発明に係る雨水貯留装置は、樹脂製雨水貯留材を利用して形成している二次貯留槽を筒状コンクリート製品を環状に配して形成した一次貯留槽により囲繞される空間、ないし筒状コンクリート製品を線状に配して形成した一次貯留槽と前記一次貯留槽にコンクリート製品を隣接させて配して設けた壁部との間に形成した二次貯留空間に配しているので、二次貯留槽への土砂及び側方からの雨水の侵入は一次貯留槽、及び壁部を設けた場合は壁部により阻止され、二次貯留槽の側方に遮水シートを設ける必要がなくなるとともに、二次貯留槽を軽量な樹脂製雨水貯留材により構成しているので、二次貯留槽の設営を特殊な機械を用いることなく少ない手間で行うことができる。さらに、一次貯留槽を筒状コンクリート製品を利用して形成しているので、予め工場等でこの一次貯留槽を形成するための筒状コンクリート製品を製造してから現場にこのような筒状コンクリート製品を埋設する工法を採用でき、さらにこのような一次貯留槽の埋め戻し作業と二次貯留槽の設営とを並行して行うことができるので、工期の短縮を図ることができる。
加えて、前記一次貯留槽の前記流入部と前記貯留部との間に、前記貯留部内への浮遊物の流入を防ぐ浮遊物除去壁を設けているので、前記一次貯留槽内部に落ち葉やゴミ等の浮遊物が混入しないようにすることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る雨水貯留装置Sは、平面形状を図1、図1におけるa−a断面形状及びb−b断面形状を図2及び図3にそれぞれ概略的に示すように、地中に埋設してなるものであって、筒状コンクリート製品たるボックスカルバート1aを環状に配して形成してなり内部に形成される貯留空間1sに雨水を導入する流入管1x及び前記貯留空間1sから雨水を排出する流出管1yに連通する一次貯留槽1と、前記一次貯留槽1により囲繞される空間に樹脂製雨水貯留材21を利用して形成してなる二次貯留槽2と、前記一次貯留槽1の貯留能力を超える分の雨水を前記二次貯留槽2に一時的に貯留させるための流出入制御手段3とを具備する。
具体的には、前記一次貯留槽1は、前記流入管1xに臨み、この一次貯留槽1の隅部に位置する流入部4と、前記流出管1yに臨み、前記流入部4と対角線上に位置する隅部に位置する余水吐け部5と、前記流入部4と余水吐け部5との間に位置する貯留部6と、前記貯留部6と前記余水吐け部5との間に配した流出量制御手段7とを具備し、平面視矩形状に形成している。また、この一次貯留槽1を形成するボックスカルバート1a間の接続は、周知の方法、例えば特開2005−2657号公報に記載の方法により行うようにしている。
ここで、前記一次貯留槽の前記流入部4と前記貯留部6との間に、前記貯留部6内への浮遊物の流入を防ぐ浮遊物除去壁41を設けている。具体的には、この浮遊物除去壁41は、該当箇所のボックスカルバート1aの頂版から垂下させて設けている。また、この一次貯留槽1において、前記流入部4及び前記貯留部6が設けられていない隅部には、該当箇所のボックスカルバート1aの側壁に貫通孔1kを形成し、ボックスカルバート1a内部の空間同士を連通している。
さらに、前記流出量制御手段7は、前記貯留部6と前記余水吐け部5との境界部において、ボックスカルバート1aの底版から該ボックスカルバート1a内部に起立させて設けた越流壁71と、この越流壁71の下部、望ましくは前記貯留空間1sの底面近傍の高さ位置に形成した小排出口たるオリフィス7xとを具備する。
一方、前記二次貯留槽2は、上述したように樹脂製雨水貯留材21を利用して形成している。すなわち、この二次貯留槽2は、前記特許文献2に記載の樹脂製雨水貯留材と同様の構成を有する樹脂製雨水貯留材を利用して形成している。さらに詳述すると、この樹脂製雨水貯留材21は、図4に斜視図、図5の(a)に平面図、同図の(b)に側面図、同図の(c)に正面図をそれぞれ示すように、平面視略正方形状をなし、辺に沿って延伸する突起21aを等間隔に配しているとともに、この突起21aの上端近傍に通水孔21bを有する。そして、この二次貯留槽2は、この樹脂製雨水貯留材21を多層に積み重ねて形成している。同一の層の樹脂製雨水貯留材21は、前記突起21aが全て同一方向を向くようにしているとともに、層ごとに樹脂製雨水貯留材21を隙間無く配置している。そして、上下方向に互いに隣接する層の前記突起21aは、図6に概略的に示すように、それぞれ異なる方向を向くようにしている。
また、前記流出入制御手段3は、前記一次貯留槽1と前記二次貯留槽2とを連通する中間流入口3xと、この中間流入口3xより下方に位置し前記二次貯留槽2に貯留した水を前記一次貯留槽1に排出する逆止弁3yとを具備する。
前記中間流入口3xは、ボックスカルバート1aを矩形状に配して形成した前記一次貯留槽1の各辺の中央部に設けていて、この中間流入口3xの高さ位置は、その下端部を前記越流壁71の上端近傍、その上端部を前記越流壁71の上方に設定し、前記一次貯留槽1内の水位が前記越流壁71の上端近傍に達した場合にのみ、水を二次貯留槽2に導入するようにしている。
加えて、前記一次貯留槽1には、前記中間流入口3x下方の位置に、沈殿物を貯留しておく沈殿物貯留部1tを設けている。この沈殿物貯留部1tは、本実施形態では、前記一次貯留槽1の該当部位のボックスカルバート1aの高さ寸法を大きくし、このボックスカルバート1aの底版を他のボックスカルバート1aの底版よりも下方に位置させ、このボックスカルバート1aにおける他のボックスカルバート1aの底版よりも下方の部分に沈殿物を貯留しておくようにしている。なお、沈殿物貯留部1tは、貯留部6のどの部位に設けてもよい。
加えて、本実施形態では、前記一次貯留槽1の上面に、管理を行う者が通過可能な管理孔1zを設けている。
このような雨水貯留装置Sの設営は、例えば以下の手順によって行う。
まず、前記一次貯留槽1を形成するボックスカルバート1aを予め形成しておく。
次いで、雨水貯留装置Sを設置する箇所に穴を掘り、基礎コンクリート層を形成する。
それから、雨水貯留装置Sの外周に沿って前記ボックスカルバート1aを配置して相互に接続し、一次貯留槽1を形成する。
そして、この一次貯留槽1を埋め戻すとともに、この一次貯留槽1により囲繞される空間内に樹脂製雨水貯留材21を順次配置して二次貯留槽2を形成し、最後に二次貯留槽2を埋め戻す。
また、この雨水貯留装置Sに雨水が流入すると、雨水は以下のように雨水貯留装置Sに導入される。
まず、雨水は、前記流入管1xから一次貯留槽1の流入部4に導入される。この流入部4に導入された雨水に混入した落ち葉やゴミなどの浮遊物は、前記浮遊物除去壁41により遮断され、雨水は貯留部6に導かれる。
貯留部6に導かれた雨水は、前記越流壁71に向けて流れるが、その過程で土砂等の沈殿物は沈殿物貯留部1tに貯留される。
水位が前記中間流入口3xの下端に達しない場合には、雨水は一次貯留槽1の貯留部6内部のみに貯留される。一方、水位が前記中間流入口3xの下端に達した場合には、雨水はこの中間流入口3xから二次貯留槽2内部に導入される。その一方で、前記流出量制御手段7のオリフィス7xを介して一次貯留槽1の貯留部6内部から水が余水吐け部5に排出される。さらに、水位が前記越流壁71の上端に達した場合には、この越流壁71の上方から水が余水吐け部5を経て流出管1yに排出される。
流入管1xからこの雨水貯留装置Sに導入される水量が少なくなった際には、まず前記流出量制御手段7のオリフィス7xを介して一次貯留槽1の貯留部6内部から水が余水吐け部5に排出され、余水吐け部5に排出された水はさらに流出管1yに排出される。そして、貯留部6内部の水位が前記流出入制御手段3の逆止弁3yより下方に低下した際に、前記二次貯留槽2内部に雨水が貯留されていれば、前記二次貯留槽2内部に貯留された雨水が前記逆止弁3yから一次貯留槽1の貯留部6に向けて排出される。前記二次貯留槽2内部から一次貯留槽1の貯留部6に排出された水は、もともと一次貯留槽1の貯留部6内部に貯留されていた水と同様に前記オリフィス7x及び前記余水吐け部5を介して流出管1yに排出される。
本実施形態に係る雨水貯留装置Sは、以上のように構成しているので、この雨水貯留装置Sを用いることにより以下のような効果が得られる。
すなわち、樹脂製雨水貯留材21を利用して形成している二次貯留槽2をボックスカルバート1aを環状に配して形成した一次貯留槽1により囲繞される空間に配しているので、二次貯留槽2への土砂及び側方からの雨水の侵入は一次貯留槽1により阻止され、二次貯留槽2の側方に遮水シートを設ける必要がなくなるとともに、二次貯留槽2を軽量な樹脂製雨水貯留材21により構成しているので、二次貯留槽2の設営を特殊な機械を用いることなく少ない手間で行うことができる。さらに、一次貯留槽1をボックスカルバート1aを利用して形成しているので、予め工場等でこの一次貯留槽1を形成するためのボックスカルバート1aを製造してから現場にこのようなボックスカルバート1aを埋設する工法を採用でき、さらにこのような一次貯留槽1の埋め戻し作業と二次貯留槽2の設営とを並行して行うことができるので、工期の短縮を図ることができる。
前記流出入制御手段3が、前記一次貯留槽1と前記二次貯留槽2とを連通する中間流入口3xと、この中間流入口3xより下方に位置し前記二次貯留槽2に貯留した水を前記一次貯留槽1に排出する逆止弁3yとを具備するので、豪雨時、すなわち前記一次貯留槽1内の貯留量が多い時に中間流入口3xから前記二次貯留槽2に雨水を導入し、前記一次貯留槽内1の貯留量が少ない時に前記二次貯留槽2から前記逆止弁3yを介して前記一次貯留槽1に排水するようにすることで、前記二次貯留槽2に前記一次貯留槽1の貯留能力を超える分の雨水を一時的に貯留させることができる。
前記一次貯留槽1が、前記流入管1xに臨む流入部4と、前記流出管1yに臨む余水吐け部5と、前記流入部4と余水吐け部5との間に位置する貯留部6と、前記貯留部6と前記余水吐け部5との間に配した流出量制御手段7とを具備するので、前記流出量制御手段7により、小雨時等に前記貯留部6に一時的に雨水を貯留させ、降雨等がない時に前記貯留部6から雨水を排出するようにできる。
さらに、前記流出量制御手段7が、ボックスカルバート1aの内部に起立させて設けた越流壁71と、この越流壁71の下部に形成したオリフィス7xとを具備するので、降雨時には水面が越流壁71の上端に達するまで前記貯留部6に雨水を貯留しておき、降雨等がない時に前記オリフィス7xから前記貯留部6に貯留した雨水を排出して前記貯留部6内の水量を減少させることにより、前記貯留部6内部の水量を調節できる。
前記一次貯留槽1の前記流入部4と前記貯留部6との間に、前記貯留部6内への浮遊物の流入を防ぐ浮遊物除去壁41を設けているので、前記一次貯留槽1内部に落ち葉やゴミ等の浮遊物が混入しないようにできる。
前記一次貯留槽1に、沈殿物を貯留しておく沈殿物貯留部1tを設けているので、前記一次貯留槽1及び前記二次貯留槽2に貯留する水に土砂等の沈殿物が混入しないようにできる。
前記一次貯留槽1の上面に管理を行う者が通過可能な管理孔1zを設けているので、前記一次貯留槽1に対するメンテナンスを容易に行うことができる。
なお、本発明は以上に述べた実施の形態に限られない。
例えば、前記流出入制御手段3の逆止弁3yは、中間流入口3xの下方だけでなく、他の部位にも設けるようにしてもよい。また、中間流入口3xも、一次貯留槽1の余水吐け部5以外の部位と二次貯留槽2とを連通可能であればどの部位に設けてもよい。
また、一次貯留槽の流入部及び流出部の位置は任意に設定してよく、例えば同一の辺の両端にこれら流入部及び流出部を設定するようにしてもよい。
さらに、一次貯留槽は、筒状コンクリート製品を環状に配したものであれば、その形状は矩形状に限らず、例えば円形、楕円形、正方形状、多角形状等、任意に設定してよい。
加えて、本発明に係る他の雨水貯留装置として、以下に述べるようなものが考えられる。なお、以下の記載で、上述した実施形態に対応する部位には、同一の名称及び符号を付している。
この雨水貯留装置SSは、図7に概略平面図、図8に前記図7におけるx−x断面図をそれぞれ示すように、筒状コンクリート製品たるボックスカルバート1aを線状に配して形成してなり内部に形成される貯留空間に雨水を導入する流入管1x及び前記貯留空間から雨水を排出する流出管1yに連通する一次貯留槽1と、前記一次貯留槽1に鉛直ないし略鉛直な起立壁20a1、20b1をそれぞれ有するコンクリート製品たる第1、第2のL型ブロック20a、20bを隣接させて配してなり前記一次貯留槽1との間に二次貯留空間20sを形成する壁部20と、前記二次貯留空間20sに配した樹脂製雨水貯留材21を利用して形成してなる二次貯留槽2と、前記一次貯留槽1の貯留能力を超える分の雨水を前記二次貯留槽2に一時的に貯留させるための流出入制御手段3とを具備する。
具体的には、一次貯留槽1は、ボックスカルバート1aを一直線上に配して形成しているとともに、一端部を内部に形成される貯留空間1sに雨水を導入する流入管1xに連通させ、他端部を前記貯留空間1sから雨水を排出する流出管1yに連通させている。そして、流出管1y近傍の部位、すなわち流出管1yと連通するボックスカルバート1aを余水吐け部5、その他の部位を貯留部6としていて、これら余水吐け部5と貯留部6との間に、上述した実施形態におけるものと同様の構成を有する流出量制御手段7を設けている。すなわち、この流出量制御手段7は、ボックスカルバート1aの底版から該ボックスカルバート1a内部に起立させて設けた越流壁71と、この越流壁71の下部、望ましくは前記貯留空間1sの底面近傍の高さ位置に形成した小排出口たるオリフィス7xとを具備する。なお、前記ボックスカルバート1aは、上述した実施形態における雨水貯留装置Sに用いたものと同一である。
前記壁部20は、図9の(a)に示すような第1のL型ブロック20aを、前記二次貯留槽20の外周のうち前記一次貯留槽1により形成される部分及び隅部以外に配置するとともに、前記二次貯留槽20の隅部に同図の(b)に示すような第2のL型ブロック20bを配して形成している。すなわち、前記一次貯留槽1及び前記壁部20の起立壁、さらに具体的には前記第1のL型ブロック20aの起立壁20a1、及び前記第2のL型ブロック20bの起立壁20b1により前後左右方向に区画される領域を、前記二次貯留空間20sとして形成している。
二次貯留槽2は、前記二次貯留空間20sに、前記樹脂製雨水貯留材21を配置して形成している。この樹脂製雨水貯留材21は、前記図7においては樹脂製雨水貯留材21の表面形状は省略して示しているが、上述した実施形態における雨水貯留装置Sの二次貯留槽2に用いたものと全く同様の構成を有し、全く同様に積層するようにしている。
また、前記流出入制御手段3は、前記一次貯留槽1と前記二次貯留槽2とを連通する中間流入口3xと、この中間流入口3xより下方に位置し前記二次貯留槽2に貯留した水を前記一次貯留槽1に排出する逆止弁3yとを具備する。さらに詳述すると、前記中間流入口3xは、ボックスカルバート1aを矩形状に配して形成した前記一次貯留槽1の各辺の中央部に設けていて、この中間流入口3xの高さ位置は、その下端部を前記越流壁71の上端近傍、その上端部を前記越流壁71の上方に設定し、前記一次貯留槽1内の水位が前記越流壁71の上端近傍に達した場合にのみ、水を二次貯留槽2に導入するようにしている。すなわち、この流出入制御手段3は、上述した実施形態における雨水貯留装置Sにおけるものと全く同様の構成を有する。なお、前記流出入制御手段3の逆止弁3yは、中間流入口3xの下方だけでなく、他の部位にも設けるようにしてもよい。また、中間流入口3xも、一次貯留槽1の余水吐け部5以外の部位と二次貯留槽2とを連通可能であればどの部位に設けてもよい。
加えて、前記一次貯留槽1には、前記中間流入口3x下方の位置に、沈殿物を貯留しておく沈殿物貯留部1tを設けている。この沈殿物貯留部1tは、上述した実施形態における雨水貯留装置Sのものと全く同様の構成を有する。すなわち、前記一次貯留槽1の該当部位のボックスカルバート1aの高さ寸法を大きくし、このボックスカルバート1aの底版を他のボックスカルバート1aの底版よりも下方に位置させ、このボックスカルバート1aにおける他のボックスカルバート1aの底版よりも下方の部分に沈殿物を貯留しておくようにしている。なお、沈殿物貯留部1tは、貯留部6のどの部位に設けてもよい。
さらに、この雨水貯留装置SSにも、上述した実施形態における雨水貯留装置Sと同様に、前記一次貯留槽1の上面に管理を行う者が通過可能な管理孔1zを設けている。
そして、この雨水貯留装置SSに雨水が流入すると、雨水は以下のように雨水貯留装置SSに導入される。
まず、雨水は、前気流入管1xから貯留部6に導かれ、そこからさらに前記越流壁71に向けて流れるが、その過程で土砂等の沈殿物は沈殿物貯留部1tに貯留される。
水位が前記中間流入口3xの下端に達しない場合には、雨水は一次貯留槽1の貯留部6内部のみに貯留させる。一方、水位が前記中間流入口3xの下端に達した場合には、雨水はこの中間流入口3xから二次貯留槽2内部に導入される。さらに、水位が前記越流壁71の上端に達した場合には、この越流壁71の上方から水が余水吐け部5を経て流出管1yに排出される。その一方で、上述した実施形態における雨水貯留装置Sの場合と全く同様に、前記オリフィス7xから水が排出される。
一方、この雨水貯留装置SSへの雨水の流入量が少なくなると、上述した実施形態における雨水貯留装置Sの場合と全く同様に水が排出される。
このように構成した雨水貯留装置SSであれば、ボックスカルバート1aを線状に配して形成した一次貯留槽1及びコンクリート製品である第1、第2のL字ブロック20a、20bをこの一次貯留槽1に隣接させて配置して形成した壁部20により区画される空間20sに樹脂製雨水貯留材21を配して二次貯留槽2を形成しているので、二次貯留槽2内部への土砂及び側方からの雨水の侵入は一次貯留槽1及び壁部20により阻止され、二次貯留槽2の側方に遮水シートを設ける必要がなくなるとともに、二次貯留槽2を一般的なL型ブロック20a、20b及び軽量な樹脂製雨水貯留材21により構成しているので、二次貯留槽2の設営を特殊な機械を用いることなく少ない手間で行うことができる。さらに、一次貯留槽1をボックスカルバート1aを利用して形成しているので、予め工場等でこの一次貯留槽1を形成するためのボックスカルバート1aを製造してから現場にこのようなボックスカルバート1aを埋設する工法を採用でき、さらにこのような一次貯留槽1の埋め戻し作業と二次貯留槽2の設営とを並行して行うことができるので、工期の短縮を図ることができる。
さらに、この雨水貯留装置SSにおいて、流出入制御手段3及び流出量制御手段7を、上述した実施形態に係る雨水貯留装置Sと同様に構成しているとともに、一次貯留槽1に沈殿物を貯留しておく沈殿物貯留部1tを上述した実施形態に係る雨水貯留装置Sと同様に設けているので、上述した実施形態に係る雨水貯留装置Sにおけるこれらの構成を採用したことによる効果を同様に得ることができる。
なお、コンクリート製品を一直線状に配置して形成した一次貯留槽だけでなく、L字形や、コの字形や、半円形や、V字形や、一部を開放した環状にコンクリート製品を配置して形成した一次貯留槽であっても、このような一次貯留槽に鉛直ないし略鉛直な起立壁を有するコンクリート製品を隣接させて配して壁部を設け、これら一次貯留槽と壁部との間に二次貯留空間を形成している、すなわち一次貯留槽を二次貯留空間の外周の一部に配しているものであれば、同様の効果が得られる。
本発明の一実施形態に係る雨水貯留装置を示す概略平面図。 図1におけるa−a断面図。 図1におけるb−b断面図。 同実施形態に係る雨水貯留装置の二次貯留槽を形成する樹脂製雨水貯留材を示す斜視図。 同実施形態に係る雨水貯留装置の二次貯留槽を形成する樹脂製雨水貯留材を示す平面図、側面図、及び正面図。 同実施形態に係る雨水貯留装置の二次貯留槽を形成する樹脂製雨水貯留材の積層態様を示す図。 本発明の他の実施態様に係る雨水貯留装置を示す概略平面図。 図7におけるx−x断面図。 同実施態様に係る雨水貯留装置の壁部を形成するL字ブロックを示す図。
符号の説明
S、SS…雨水貯留装置
1…一次貯留槽
2…二次貯留槽
20…壁部
3…流出入制御手段
3x…中間流入口
3y…逆止弁
4…流入部
5…余水吐け部
6…貯留部
7…流出量制御手段
71…越流壁
7x…オリフィス

Claims (8)

  1. 地中に埋設してなるものであって、筒状コンクリート製品を環状に配して形成してなり内部に形成される貯留空間に雨水を導入する流入管及び前記貯留空間から雨水を排出する流出管に連通する一次貯留槽と、前記一次貯留槽により囲繞される空間に樹脂製雨水貯留材を利用して形成してなる二次貯留槽と、前記一次貯留槽の貯留能力を超える分の雨水を前記二次貯留槽に一時的に貯留させるための流出入制御手段とを具備し、
    前記一次貯留槽が、前記流入管に臨む流入部と、前記流出管に臨む余水吐け部と、前記流入部と余水吐け部との間に位置する貯留部とを具備するとともに、
    前記一次貯留槽の前記流入部と前記貯留部との間に、前記貯留部内への浮遊物の流入を防ぐ浮遊物除去壁を設けていることを特徴とする雨水貯留装置。
  2. 地中に埋設してなるものであって、筒状コンクリート製品を線状に配して形成してなり内部に形成される貯留空間に雨水を導入する流入管及び前記貯留空間から雨水を排出する流出管に連通する一次貯留槽と、前記一次貯留槽にコンクリート製品を隣接させて配してなり前記一次貯留槽との間に二次貯留空間を形成する壁部と、前記二次貯留空間に配した樹脂製雨水貯留材を利用して形成してなる二次貯留槽と、前記一次貯留槽の貯留能力を超える分の雨水を前記二次貯留槽に一時的に貯留させるための流出入制御手段とを具備し、
    前記一次貯留槽が、前記流入管に臨む流入部と、前記流出管に臨む余水吐け部と、前記流入部と余水吐け部との間に位置する貯留部とを具備するとともに、
    前記一次貯留槽の前記流入部と前記貯留部との間に、前記貯留部内への浮遊物の流入を防ぐ浮遊物除去壁を設けていることを特徴とする雨水貯留装置。
  3. 前記流出入制御手段が、前記一次貯留槽と前記二次貯留槽とを連通する中間流入口と、この中間流入口より下方に位置し前記二次貯留槽に貯留した水を前記一次貯留槽に排出する逆止弁とを具備することを特徴とする請求項1又は2記載の雨水貯留装置。
  4. 前記一次貯留槽が、前記貯留部と前記余水吐け部との間に配した流出量制御手段をさらに具備することを特徴とする請求項1、2又は3記載の雨水貯留装置。
  5. 前記流出量制御手段が、筒状コンクリート製品の内部に起立させて設けた越流壁と、この越流壁の下部に形成した小排出口とを具備することを特徴とする請求項4記載の雨水貯留装置。
  6. 前記流出入制御手段の中間流入口の下端の高さ位置を、前記越流壁の上端の高さ位置近傍に設定していることを特徴とする請求項5記載の雨水貯留装置。
  7. 前記一次貯留槽に、沈殿物を貯留しておく沈殿物貯留部を設けていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の雨水貯留装置。
  8. 前記一次貯留槽の上面に管理を行う者が通過可能な管理孔を設けていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の雨水貯留装置。
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