JP4028778B2 - フレキシブルプリント基板への接続方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、導電性物品の接続部の周囲が絶縁体で覆われている際に、前記フレキシブルプリント基板(以下「FPC」という)の接続部に前記導電性物品の接続部を半田付けにより接続するフレキシブルプリント基板への接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
FPCに導電性物品を取り付ける場合は、FPCに前記導電性物品を所定の位置に載せ、前記導電性物品を押しつけながらリフロー等により接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記導電性物品が表面に出ている場合は上述のようなリフローでも十分に接続することが出来る。しかしながら、前記導電性物品の接続部の周囲が絶縁体で覆われているような場合には、上述のような接続方法では前記導線性物品をFPCに接続することが出来なかった。
なぜなら、リフロー時の熱によりFPCが熱膨張し、反りが発生してしまうので、FPCの接続部と前記導電性物品の接続部とが離れ接続が出来ないと言った課題があった。また、反りが有って、仮に、接続出来たとしても、十分な接続強度が得られないといった問題点も発生する。
また、FPCの接続部と前記導電性物品の接続部との離れを防止するために、治具等でFPCを押しつけながら、リフローを行うことが考えられる。しかし、接続する部分が多数で且つ高密度である場合には治具の押え位置が狭く限定され、押え部分が大変狭く、言い換えれば、治具の繋ぎ部は大変細くなり、また、押さえたままリフローの高温に晒されるため、治具の材質は加工精度や耐熱性を考えると金属に限定される。
しかしながら、金属製の治具は熱容量が大きく、温風や赤外線等による加熱リフローでは、半田付け部を必要温度に上げるためには供給温度を大幅に高温にするか、また、加熱時間を極端に長くするかであるが、すると周囲に及ぼす悪影響(他の部品が破損する等)が大変大きいといった問題点もあった。
【0004】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、前記導電性物品の接続部の周囲が絶縁体で覆われているような場合にも、前記導線性物品の接続部とFPCの接続部とを容易に接続できる接続方法を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、多数で高密度に配置された導電性金属ピンをFPCの接続部に半田付けにより接続するFPCへの接続方法において、前記導電性金属ピンの接続部の周囲がエラストマー等の絶縁体で覆われている際に、押さえ治具で前記FPCの接続部がエラストマー等の前記絶縁体内に略垂直に埋設された前記導電性金属ピンの接続部から浮き上がり離れることがないように押さえながらベーパーリフローすることにより達成できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図に基づいて、本発明のFPCへの接続方法について説明するが、ここでは、両面接点用コネクタを例にとって説明する。FPCへの接続方法について説明する前に図に基づいて、両面接点用コネクタの構造について説明する。図1は両面接点用コネクタの正面図であり、図2はその部分的な縦断面図である。図3は押さえ治具の正面図であり、図4は両面接点用コネクタを押さえ治具で押しつけた状態の部分的な縦断面図である。
両面接点用コネクタ10は、主にFPC18と絶縁体22(エラストマー等)と金属ピン20とを備えている。該金属ピン20は絶縁体22に埋設され、この絶縁体22の表裏両面にFPC18が取付られる構造になっている。
【0008】
前記金属ピン18は、細径部分40と太径部分38とからなる段付きピンであり、太径部分は絶縁体22に埋設され、細径部分は絶縁体22より表裏両面に突出している。
前記FPC18は、相手物と接触するための突出した所要数の接点18と所要数のスルーホール14が設けられている。前記FPC18の表面には、例えば予め施してある銅箔などの金属部分24を、例えば基板製造技術の一つであるプリント配線パターン成形法によって処理している。前記スルーホール14には、一般的にペースト半田が塗布され、このペースト半田としてはPbSnや鉛フリーなどが使用されている。半田供給方法としては、メタル又はプラスチックマスクによる印刷方法がある。この場合の接点12間のピッチは0.5mmで、スルーホール14間のピッチは0.5mmである。該スルーホール14に金属ピン12の細径部分が入り、半田付けにより取付けることで、両面のFPC18が電気的に接続する構造になっている。前記FPC18に金属ピン20をより強固に接続するためには、図2のように絶縁体22側のFPC18面と金属ピン20の肩部30を半田付けする必要が生じる。即ち、FPC18の裏面と金属ピン20の肩部30とを半田付けすることになる。
【0009】
以下で、本発明であるFPC18への接続方法について説明する。
半田付けを行う場合には、半田が溶融するために必要な熱(240度前後)を加えなくてはならない。その為、課題で説明したようにFPC18に反りが発生してしまう。
前記FPC18への接続方法においては、まず、図3のような押さえ治具32で、図4のように前記FPC18の接続部が前記金属ピン20の肩部30から浮き上がり離れないように押さえつける。
次に、前記FPC18を押さえ付けた状態で、ベーパーリフローする。
即ち、FPC18の接続部と金属ピン20の肩部30を半田付けする場合に、金属ピン20の肩部30の周囲が絶縁体22に覆われているように、FPC18の接続部と半田付けする相手物の接続部が絶縁体22に覆われている場合のFPCへの接続方法である。
【0010】
前記押さえ治具32について説明する。前記押さえ治具32は、上述のように金属製であり、切削加工等によって作成されている。前記押さえ治具32には、所要数の接点12とスルーホール14を逃げるための貫通孔34、36が設けられている。この貫通孔34、36の大きさは、接点12やスルーホール14より0.01〜0.08mm程度大きくしている。前記押さえ治具32は、ネジやクリップなどによりFPC18が浮かないように固定され、その状態でベーパーリフローの装置内に搬送される。
前記貫通孔34、36の役割は、接点12やスルーホール14の逃げだけでなく、半田付け完了時の目視による確認やリフロー時の熱が半田付け部に伝わり易くすることや接点12の逃げなどが考えられる。本実施例では、図3のように両面のFPC18に対応できるように、貫通孔34、36が設けられている。
【0011】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のFPC18への接続方法によると、次のような優れた効果が得られる。
(1)多数で高密度に配置された導電性金属ピンの接続部の周囲が絶縁体22で覆われている場合でも、押さえ治具32で前記FPC18の接続部がエラストマー等の前記絶縁体内に略垂直に埋設された前記導電性金属ピンの接続部から浮き上がり離れることがないように押さえながらベーパーリフローしているので、容易に且つ確実に前記導電性金属ピンの接続部とFPC18の接続部とを半田付けできる。
(2)熱が加わって、FPC18が反ろうとした場合にも、押さえ治具32で押さえながら、ベーパーリフローしているので、確実に前記導電性金属ピンの接続部とFPC18の接続部とを半田付けできる。
(3)確実に前記導電性金属ピンの接続部とFPC18の接続部とを半田付けできるので、半田付け強度が安定し接続不良が発生することがない。
(4)ベーパーリフローで半田付けを行っているので、供給温度が半田の融点プラス5度程度で良く、金属製の押さえ治具32に熱が吸収されても、更に高温にする必要がなく、半田付け部を必要温度に上げるためには加熱温度を数秒〜数十秒長くすることでリフローでき、周囲に及ぼす悪影響も無くなった。
(5)ベーパーリフローで半田付けを行っているので、押さえ治具32の孔開け加工は、半田に接しなければ良く、従来の熱風よる加熱では孔を浅くし、熱の伝わりを良くするために薄い板に孔を開けて強度低下を引き起こしていたが厚い板の孔を開けた強度の強い押さえ治具32が使用でき、接続する部分が高密度で多数ある場合でも、容易に前記導電性金属ピンの接続部とFPC18の接続部とを半田付けできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】両面接点用コネクタの正面図である。
【図2】両面接点用コネクタの部分的な縦断面図である。
【図3】押さえ治具の正面図である。
【図4】両面接点用コネクタを押さえ治具で押しつけた状態の部分的な縦断面図である。
【符号の説明】
10 両面接点用コネクタ
12 接点
14 スルーホール
16 スリット
18 FPC
20 金属ピン
22 絶縁体
24 導体
26 窪み部
28 半田
30 肩部
32 押さえ治具
34 接点用貫通孔
36 スルーホール用貫通孔
38 太径部分
40 細径部分

Claims (1)

  1. 多数で高密度に配置された導電性金属ピンをフレキシブルプリント基板(FPC)の接続部に半田付けにより接続するフレキシブルプリント基板への接続方法において、前記導電性金属ピンの接続部の周囲がエラストマー等の絶縁体で覆われている際に、押さえ治具で前記フレキシブルプリント基板の接続部がエラストマー等の前記絶縁体内に略垂直に埋設された前記導電性金属ピンの接続部から浮き上がり離れることがないように押さえながらベーパーリフローにより半田付けすることを特徴とするフレキシブルプリント基板への接続方法。
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