JP4028473B2 - ガラストップコンロ - Google Patents

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Description

本発明は、ガラス製の天板を用いるガラストップコンロに関する。
ガラストップコンロは外観性、清掃性に優れているが、ガラス製の天板に、コンロ本体に設けた加熱源を臨ませる熱源用開口を開設する場合、熱源用開口の開口縁部の割れを生ずる可能性がある。そこで、従来、熱源用開口の開口縁部に、熱源用開口内に挿入される筒部と、ガラス天板の上面と下面に対向する、筒部を介して連結される上下のフランジ部とを備える保護リングを装着して、開口縁部を保護するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、鋼板製の天板を用いる通常のコンロでは、天板上に載置する五徳を回り止めするために、天板に五徳の下面の突起を係合させる係合孔を形成しているが、ガラス製の天板では、強度上、このような係合孔を形成することはできない。そこで、上記従来例のものでは、保護リングの上フランジ部の上面に、五徳の各五徳爪に対応する各一対の突片を五徳爪の厚み分の間隔を存して突設し、各突片間に五徳爪の下縁部を挿入することにより五徳を回り止めできるようにしている。
特開2002−333146号公報(段落0012,0018、図12)
上記従来例のものでは、各五徳爪が各一対の突片間の直上部からずれている状態で天板上に五徳を載置すると、その後、五徳を回転させても、五徳爪が突片の外側面に引掛って突片間に係合せず、そのため、五徳を、各五徳爪が各一対の突片間の直上部に位置するように予め位相決めした状態で天板上に載置する必要があり、五徳のセット作業が面倒になる不具合がある
本発明は、以上の点に鑑み、五徳を回り止めできるようにし、且つ、五徳のセット作業の容易化も図れるようにしたガラストップコンロを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するため、本発明では、ガラス製の天板を用いるガラストップコンロであって、コンロ本体に設けた加熱源を臨ませる熱源用開口を天板に開設し、熱源用開口の開口縁部に、熱源用開口内に挿入される筒部と、天板の上面と下面に対向する、筒部を介して連結される上下のフランジ部とを有する保護リングを装着すると共に、保護リングに、天板上に配置する五徳を回り止めする五徳用の係合部を設けるものにおいて、保護リングに、筒部よりも径方向内方に張り出す内フランジ部を設け、該内フランジ部に、五徳に形成した下方にのびる突起を上方から挿入可能な挿入部を形成し、該挿入部で前記係合部を構成している。
上記の構成によれば、五徳の突起が挿入部の直上部に位置するように位相決めせずに五徳を載置しても、その後、五徳を回転させれば、突起が内フランジ部上で滑動し、挿入部に合致したところで突起が挿入部に落ち込んで係合し、五徳が回り止めされる。従って、五徳を予め位相決めして天板上に載置する必要がなく、五徳のセット作業が容易になる。
ところで、五徳に形成する突起および内フランジ部に形成する挿入部の数を夫々1個にすることも可能であるが、これでは、挿入部に挿入されている突起を支点にした五徳の動きが許容されるため、五徳上で調理容器を動かしたときに、五徳ががたつく。そのため、突起および挿入部の形成個数を夫々複数として、突起を支点にした五徳の動きの自由度を無くすことが望まれる。ここで、突起および挿入部の形成個数を夫々3個以上にすると、各突起が各挿入部に係合していない誤セット状態でも、五徳が内フランジ部にこれら突起において安定に支持されてしまい、誤セット状態であることに気付かないまま放置されてしまう可能性がある。尚、上記従来例のものでも、五徳爪が突片間に係合していない誤セット状態で五徳が安定に支持され、誤セット状態に放置される可能性がある。
これに対し、突起および挿入部の形成個数を夫々2個にすれば、各突起が各挿入部に係合していない誤セット状態では、五徳が天板から浮いた状態で内フランジ部に2個の突起において2点支持されることになる。そのため、五徳は不安定になって傾き、これにより誤セット状態であることを明瞭に判別でき、誤セット状態に放置されることを確実に防止できる。
また、上記従来例では、保護リングの上フランジ部の上面に突片を突設する関係で、少なくとも上フランジ部は鍛造品で構成せざるを得なくなり、コストが高くなる。尚、上フランジ部を板金製とし、切り起しで突片を形成することは、切り起しによってできる穴から煮こぼれが侵入するため、実用的ではない。これに対し、保護リングの筒部を、上下のフランジ部の一方のフランジ部に一体の内筒と、他方のフランジ部に一体で、内筒に外嵌される外筒とから成る内外2重構造に構成し、内筒の端部に内フランジ部を曲成すれば、一方のフランジ部、内筒および内フランジ部を有するプレス成形された板金製部品と、他方のフランジ部と外筒とを有するプレス成形された板金製部品との2部品で内フランジ部付きの保護リングを構成でき、コストダウンを図れる。
ところで、内フランジ部を具備しない保護リングとして、従来、上下一方のフランジ部と内筒とを有する板金製部品と、上下他方のフランジ部と外筒とを有する板金製部品との2部品で構成されるものは知られている。このものでは、内筒と外筒との一方に形成した雄型係合部を他方に形成した雌型係合部に係合させることにより、両板金製部品を結合している。このような雌雄の係合部を形成すると、内筒と外筒とを嵌合させる際、雌雄の係合部が係合するまでは、内筒と外筒とが、係合部の形成位置を中心とする所定の周方向範囲において、雄型係合部に押されて径方向に撓む。但し、内筒と熱源用開口の開口縁との隙間は、熱源用開口に対する保護リングの芯ずれをできるだけ抑制できるように、狭く設定されており、外筒の撓み量は僅かであって、主として内筒の撓みにより外筒との間に雄型係合部の突出高さ分の隙間が確保される。
然し、上記の如く内筒の端部に内フランジ部を曲成すると、内筒の剛性が高くなって、内筒と外筒とを嵌合させる際に内筒が殆ど撓まなくなる。そのため、内筒と外筒との間に雄型係合部の突出高さ分の隙間が空かず、内筒と外筒とを無理やり嵌合させると、雄型係合部が嵌合途中で押し潰されて、保護リングを構成する2つの板金製部品の結合不良といった不具合を生ずる可能性がある。
ここで、外筒に、内フランジ部の下面に沿う突片を切り起し、この突片を内フランジ部に固定して、両板金製部品を結合するように構成すれば、上記の不具合は生じない。この場合、突片を内フランジ部にかしめやスポット溶接等で固定してもよいが、内フランジ部に、突片に対応する爪片を切り起し、爪片を突片にかしめ付けて、突片を内フランジ部に固定するようにしてもよい。
また、従来と同様に、内筒と外筒との一方に形成した雄型の係合部を他方に形成した雌型の係合部に係合さて、両板金製部品を結合する場合、内筒と内フランジ部とを分断するスリットを、内筒の係合部の形成位置を中心とする所定の周方向範囲に亘って形成し、または、内フランジ部から内筒に亘ってのびるスリットを、内筒の係合部の形成位置を中心とする所定の周方向範囲の両側に形成しておけば、この周方向範囲での内筒の撓みが許容され、上記不具合を生ずることなく両板金製部品を良好に結合できる。
また、保護リングの筒部を前記上下のフランジ部の一方のフランジ部に一体に形成して、筒部の端部に他方のフランジ部を結合すると共に、他方のフランジ部の内周部分を筒部の径方向内方に張り出させて、この張り出し部により内フランジ部を構成する場合にも、板金製の2部品で内フランジ部付きの保護リングを構成でき、コストダウンを図れる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図14を参照して説明する。図1は本発明コンロの第1実施形態の斜視図、図2は第1実施形態の要部の拡大平面図、図3は図2のIII−III線で切断した切断面図、図4は第1実施形態の保護リングの拡大断面図、図5は第2実施形態の保護リングの平面図、図6は第2実施形態の保護リングの構成部品の要部の斜視図、図7は図5のVII−VII線で切断した展開断面図、図8は第3実施形態の保護リングの平面図、図9は第3実施形態の保護リングの構成部品の要部の斜視図、図10は図8のX−X線で切断した展開断面図、図11は第4実施形態の要部の斜視図、図12は第5実施形態の要部の斜視図、図13は第6実施形態の要部の斜視図、図14は図13のXIV−XIV線で切断した切断面図である。
図1に示されているコンロはドロップイン式のガラストップコンロである。このコンロのコンロ本体1は、システムキッチンのカウンタトップ(図示せず)に開設するコンロ開口に落し込まれ、カウンタトップ上にコンロ開口を覆うようにして天板2が載置される。
コンロ本体1には、加熱源たる左右一対の大バーナ3,4と、後部中央の小バーナ5と、グリル6とが設けられている。天板2は、セラミックガラス等の耐熱ガラス製であり、天板2の周辺を金属製の外枠7で囲っている。天板2には、前記各バーナ3,4,5を臨ませる計3個の熱源用開口8(図3参照)が開設されており、天板2上に、各熱源用開口8を囲うようにして各五徳9を載置している。尚、左側の大バーナ3は、図3に示すように、環状のバーナ本体3aの内周に内向きの炎孔3bを形成した内炎式バーナで構成されている。バーナ本体3aの上側には、熱源用開口8内に挿入されるテーパコーン状の二次空気用の上部ガイド3cが設けられ、また、バーナ本体3aの下側にも、通気穴3dを形成した二次空気用の下部ガイド3eが設けられている。下部ガイド3eには、その中央の窪み部に位置させて汁受け皿3fが着脱自在に装着され、更に、周囲1箇所に点火電極3gが挿設されている。後部中央の小バーナ5も内炎式バーナであるが、右側の大バーナ4は、鍋底温度センサ4a付の外炎式バーナで構成されている。
熱源用開口8の開口縁部には、割れ防止のための保護リング10が装着されている。保護リング10は、図4に明示する如く、熱源用開口8内に挿入される筒部100と、天板2の上面に対向する上フランジ部101と、天板2の下面に対向する下フランジ部102とを有する。筒部100は、上フランジ部101に一体の内筒100aと下フランジ部102に一体の外筒100bとの内外2重構造になっている。そして、外筒100bの周方向複数箇所に、内方に突出する切出し爪から成る雄型係合部100cを形成すると共に、内筒100aの周方向複数箇所に孔から成る雌型係合部100dを形成し、内筒100aに外筒100bを外嵌させたとき、各雌型係合部100dに各雄型係合部100cが係合して、外筒100bが内筒100aに不動に係止され、上下のフランジ部101,102が筒部100を介して連結されるようにしている。この構成によれば、上フランジ部101と内筒100aとを有するプレス成形された第1の板金製部品と、下フランジ部102と外筒100bとを有するプレス成形された第2の板金製部品との2部品で保護リング10を構成でき、コストダウンを図れる。
上フランジ部101および下フランジ部102と天板2との間には、天板2の傷つき防止のため、それぞれパッキン103が介設されている。また、下フランジ部102に、図2,図3に示すように、外枠7側にのびる舌片部104を一体に形成し、舌片部104を外枠7に突き合わせることで、保護リング10が回り止めされるようにしている。尚、卓上式のガラストップコンロのように、コンロ本体の上端にガラス製の天板を装着するものにおいては、コンロ本体の上端部内面に舌片部104を突き合わせることも可能である。また、各保護リング10の下フランジ部102を他の保護リング10の下フランジ部102に連結して、各保護リング10を回り止めすることも可能である。
五徳9は、天板2に保護リング10を覆うようにして着座する円環状の五徳枠90と、五徳枠90の上面に周方向に等ピッチで配置した複数、例えば、6個の五徳爪91とで構成されている。各五徳爪91は、その下縁に突設した舌片部92を五徳枠90に形成したスリットに嵌合させた状態で溶接等により五徳枠90に固定されている。また、五徳枠90の内周には、上部ガイド3cの上縁部内周に挿入される筒部93が形成されており、筒部93により五徳91が径方向にずれることが防止される。然し、このままでは、五徳9が熱源用開口8の周方向に回動することは防止できない。
そこで、本実施形態では、保護リング10に、筒部100よりも径方向内方に張り出す内フランジ部105を設け、内フランジ部105に、五徳9に形成した下方にのびる突起94を上方から挿入可能な挿入部106を形成し、挿入部106に突起94を挿入係合させることで、五徳9を回り止めし得るようにしている。ここで、内フランジ部105は、保護リング10の前記内筒100aの下端部に曲成されている。これによれば、内フランジ部105を設けるために、保護リング10の構成部品の一部を高価な鍛造品で構成する必要がなく、コストアップを回避できる。尚、本実施形態では、挿入部106を切欠きで構成しているが、内フランジ部105に形成した穴や凹部で挿入部106を構成しても良い。
また、本実施形態では、五徳9の所定の直径方向に対向する2個の五徳爪91,91に、五徳枠90を貫通して下方にのびる突起94,94を形成し、内フランジ部105に、両突起94,94に対応する2個の挿入部106,106を形成している。これによれば、五徳9が2個の突起94,94において内フランジ部105の2個の挿入部106,106に係合することになり、各突起94を支点とする五徳9の動きが阻止されて、五徳9上で調理容器を揺り動かしたときにも五徳9ががたつくことはない。
また、洗浄等で一旦取り外した五徳9を天板2にセットする際、各突起94が各挿入部106の直上部に位置するように五徳9を予め位相決めしなくても、五徳9を仮セットした状態で回動すれば、各突起94が内フランジ部105上で滑動し、挿入部106に合致したところで突起94が挿入部106に落ち込み、五徳9が所定の位相で回り止めされる。従って、五徳9を予め位相決めする必要がなく、五徳9のセット作業が容易になる。
また、各突起94が対応する各挿入部106に係合していない誤セット状態では、五徳9が天板2から浮いた状態で内フランジ部105に2個の突起94,94において2点支持されることになる。そのため、五徳9は不安定になって傾き、これにより誤セット状態であることを明瞭に判別でき、誤セット状態に放置されることを確実に防止できる。
尚、本実施形態では、五徳爪91に突起94を形成したが、五徳枠と五徳爪とを一体成形した鋳物製の五徳を用いる場合は、五徳枠の部分に突起を形成しても良い。
ところで、保護リング10の装着工程において、内筒100aと外筒100bとを嵌合させる際、雄型の係合部100cが雌型の係合部100dに係合するまでは、内筒100aと外筒100bとの撓みにより、両筒100a,100b間に雄型係合部100cの突出高さ分の隙間が確保されるようにする必要がある。然し、上記の如く内筒100aの端部に内フランジ部105を曲成すると、内筒100aの剛性が高くなって、内筒100aと外筒100bとを嵌合させる際に内筒100aが殆ど撓まなくなる。そのため、上記第1実施形態では、外筒100bが径方向外方に大きく撓み得るように、外筒100bと熱源用開口8の開口縁との間に比較的広い隙間を確保することが必要になる。その結果、保護リング10が熱源用開口8に対し大きく芯ずれする可能性がある。また、保護リング10の芯ずれを抑制するために、外筒100bと熱源用開口8の開口縁との隙間を狭く設定すると、内筒100aと外筒100bとの間に雄型係合部100cの突出高さ分の隙間が空かず、内筒100aと外筒100bとを無理やり嵌合させると、雄型係合部100cが嵌合途中で押し潰されて、保護リング10を構成する2つの板金製部品の結合不良といった不具合を生ずる可能性がある。
そこで、図5〜図7に示す第2実施形態では、外筒100bに、内フランジ部105の下面に沿う突片100e(図6参照)を切り起し、突片100eを内フランジ部105に固定して、保護リング10を構成する2つの板金製部品、即ち、上フランジ部101、内筒100aおよび内フランジ部105を有する板金製部品と、下フランジ部102および外筒100bを有する板金製部品とを結合している。これによれば、外筒100bと熱源用開口8の開口縁との隙間を狭く設定しても、両板金製部品を良好に結合できる。
尚、突片100eを内フランジ部105に固定する手法としては、突片100eを内フランジ部105の内縁部にかしめ付けたり、突片100eを内フランジ部105にスポット溶接する等の方法も考えられるが、第2実施形態では、内フランジ部105に、突片100eに対応する爪片105a(図7参照)を切り起し、爪片105aを突片100eにかしめ付けて、突片100eを内フランジ部105に固定している。また、第2実施形態では、引掛け部100eと爪片105aとを夫々外筒100bと内フランジ部105との周方向4箇所に形成し、2箇所の爪片105aを周方向一方に折り曲げて対応する引掛け部100eにかしめ付け、残りの2箇所の爪片105aを周方向他方に折り曲げて対応する引掛け部100eにかしめ付けることにより、2つの板金製部品同士が回り止めされるようにしている。
次に、図8〜図10に示す第3実施形態について説明する。第3実施形態でも、外筒100bに、内フランジ部105の下面に沿う突片100e(図9参照)を切り起すと共に、内フランジ部105に、突片100eに対応する爪片105a(図10参照)を切り起し、爪片105aを突片100eにかしめ付けて、突片100eを内フランジ部105に固定し、保護リング10を構成する2つの板金製部品を結合している。第2実施形態と相違するのは、第3実施形態では、爪片105aを径方向外方に折り曲げて突片100eにかしめ付けている点である。また、このものでは、突片100eの先端に凹欠部100fを形成し、この凹欠部100fに爪片105aを係合させることにより、2つの板金製部品同士が回り止めされるようにしている。尚、第2と第3の両実施形態においては、内フランジ部105に残る爪片105aの切起し跡の穴105bに五徳9の突起94が落ち込まないように、爪片105aの位置、大きさを設定すべきである。
また、上記第1実施形態のように、外筒100bに形成した雄型係合部100cを内筒100aに形成した雌型係合部100dに係合させて、保護リング10を構成する2つの板金製部品を結合する場合、図11に示す第4実施形態の如く、内フランジ部105の曲げコーナ部に、内筒100aと内フランジ部105とを分断するスリット107を、雌型係合部100dの形成位置を中心とする所定の周方向範囲に亘って形成しておけば、上記の不具合を解消できる。即ち、雌型係合部100dの形成部分における内筒100aの剛性がスリット107を形成することで弱化され、内筒100aが雌型係合部100dの形成部分において径方向内方に撓み易くなる。そのため、外筒100bと熱源用開口8の開口縁との隙間を狭く設定しても、内筒100aの撓みで外筒100bとの間に雄型係合部100cの突出高さ分の隙間が容易に確保される。従って、内筒100aと外筒100bとを嵌合させる際に、雄型係合部100cが嵌合途中で押し潰されたりすることを防止できる。
また、図12に示す第5実施形態の如く、内フランジ部105から内筒100aに亘ってのびるスリット107´を、雌型係合部100dの形成位置を中心とする所定の周方向範囲の両側に形成した場合も、内筒100aが雌型係合部100dの形成部分において径方向内方に撓み易くなる。そのため、第4実施形態と同様に、内筒100aと外筒100bとを嵌合させる際に、雄型係合部100cが嵌合途中で押し潰されたりすることを防止できる。
以上、上フランジ部101に内筒100aを一体に形成して、内筒100aの下端に内フランジ部105を曲成した実施形態について説明したが、内筒100aを下フランジ部102に一体に形成し、内筒100aの上端に内フランジ部105を曲成することも可能である。また、第1、第4、第5実施形態においては、内筒100aに雌型係合部100d、外筒100bに雄型係合部100cを形成したが、内筒100aに雄型係合部、外筒100bに雌型係合部を形成してもよい。
更に、保護リング10の筒部100を内外二重構造とせずに、上下のフランジ部101,102の一方に筒部100を一体に形成し、筒部100の端部に他方のフランジ部を結合することも可能である。例えば、図13、図14に示す第6実施形態の如く、上フランジ部101に筒部100を一体に形成し、筒部100の下端の周方向複数箇所に、下フランジ部102に形成した各透孔102aに貫通する結合用舌片108を突設する。そして、舌片108に形成した切起し爪109を下フランジ部102の下面に係合させて、筒部100の下端に下フランジ部102を結合する。
この場合、下フランジ部102の内周部分を筒部100の径方向内方に張り出させて、この張り出し部により内フランジ部105を構成する。そして、内フランジ部105に上記した五徳9の突起94を挿入可能な挿入部106を形成することにより、五徳9を回り止めすることができる。このものでも、板金製の2部品で内フランジ部105付きの保護リング10を構成でき、コストダウンを図れる。
尚、第6実施形態では、下フランジ部102に形成したスリット102aに筒部100の下端の結合用舌片108を挿入して、下フランジ部102を筒部100に結合したが、筒部100の下端に、下フランジ部102の内周の内フランジ部105に重ね合わせられるフランジ部を形成し、このフランジ部と内フランジ部105とをかしめやスポット溶接で結合しても良い。
以上、加熱源としてバーナ3,4,5を用いたガラストップコンロについて説明したが、ヒータを加熱源として用いる電気式のガラストップコンロにも同様に本発明を適用できる。また、ドロップイン式に限らず、卓上式のガラストップコンロにも本発明を適用できる。
本発明コンロの第1実施形態の斜視図。 第1実施形態の要部の拡大平面図。 図2のIII―III線で切断した切断面図。 第1実施形態の保護リングの拡大断面図。 第2実施形態の保護リングの平面図。 第2実施形態の保護リングの構成部品の要部の斜視図。 図5のVII−VII線で切断した展開断面図。 第3実施形態の保護リングの平面図。 第3実施形態の保護リングの構成部品の要部の斜視図。 図8のX−X線で切断した展開断面図。 第4実施形態の要部の斜視図。 第5実施形態の要部の斜視図。 第6実施形態の要部の斜視図。 図13のXIV−XIV線で切断した切断面図。
符号の説明
1…コンロ本体、2…天板、3,4,5…バーナ(加熱源)、8…熱源用開口、9…五徳、94…突起、10…保護リング、100…筒部、100a…内筒、100b…外筒、100c…雄型係合部、100d…雌型係合部,100e…突片、101…上フランジ部、102…下フランジ部、105…内フランジ部、105a…爪片、106…挿入部、107,107´…スリット。

Claims (8)

  1. ガラス製の天板を用いるガラストップコンロであって、コンロ本体に設けた加熱源を臨ませる熱源用開口を天板に開設し、熱源用開口の開口縁部に、熱源用開口内に挿入される筒部と、天板の上面と下面に対向する、筒部を介して連結される上下のフランジ部とを有する保護リングを装着すると共に、保護リングに、天板上に配置する五徳を回り止めする五徳用の係合部を設けるものにおいて、
    保護リングに、筒部よりも径方向内方に張り出す内フランジ部を設け、該内フランジ部に、五徳に形成した下方にのびる突起を上方から挿入可能な挿入部を形成し、該挿入部で前記係合部を構成することを特徴とするガラストップコンロ。
  2. 前記突起および前記挿入部の形成個数を夫々2個にすることを特徴とする請求項1に記載のガラストップコンロ。
  3. 前記保護リングの前記筒部を、前記上下のフランジ部の一方のフランジ部に一体の内筒と、他方のフランジ部に一体で、内筒に外嵌される外筒とから成る内外2重構造に構成し、内筒の端部に前記内フランジ部を曲成して、一方のフランジ部と内筒と内フランジ部とを有する板金製部品と、他方のフランジ部と外筒とを有する板金製部品との2部品で保護リングを構成することを特徴とする請求項1または2に記載のガラストップコンロ。
  4. 前記外筒に、前記内フランジ部の下面に沿う突片を切り起し、この突片を内フランジ部に固定して、前記両板金製部品を結合することを特徴とする請求項3に記載のガラストップコンロ。
  5. 前記内フランジ部に、前記突片に対応する爪片を切り起し、爪片を突片にかしめ付けて、突片を内フランジ部に固定することを特徴とする請求項4に記載のガラストップコンロ。
  6. 前記内筒と前記外筒との一方に形成した雄型の係合部を他方に形成した雌型の係合部に係合させることにより、前記両板金製部品を結合すると共に、内筒と前記内フランジ部とを分断するスリットを、内筒の係合部の形成位置を中心とする所定の周方向範囲に亘って形成することを特徴とする請求項3に記載のガラストップコンロ。
  7. 前記内筒と前記外筒との一方に形成した雄型の係合部を他方に形成した雌型の係合部に係合させることにより、前記両板金製部品を結合すると共に、前記内フランジ部から内筒に亘ってのびるスリットを、内筒の係合部の形成位置を中心とする所定の周方向範囲の両側に形成することを特徴とする請求項3に記載のガラストップコンロ。
  8. 前記保護リングの前記筒部を前記上下のフランジ部の一方のフランジ部に一体に形成して、筒部の端部に他方のフランジ部を結合すると共に、他方のフランジ部の内周部分を筒部の径方向内方に張り出させて、この張り出し部により前記内フランジ部を構成することを特徴とする請求項1または2に記載のガラストップコンロ。
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