JP4027653B2 - ガスメータ用の開閉弁 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はガスメータ用の開閉弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガス使用時における様々な異常使用状態が内蔵のマイコンにプログラムされており、流量異常や長時間にわたるガスの異常使用が発生すると、マイコンが判断して、直ちにガスを遮断する安全機能付ガスメータ(単にマイコンメータともいう)が広く用いられている。遮断弁はいわゆる自己保持型電磁弁が使われていて、一時的に駆動電流を流すと閉弁してガスの供給を遮断し、駆動電流を断ったあと、スプリングの力で閉弁状態を保持する。そして、逆方向の駆動電流を流すと開弁して、駆動電流を断ったあと、マグネット(永久磁石)の磁力で開弁状態を保持する。このように、電気的に閉弁方向と開弁方向への両方向の作動ができるので、双方向遮断弁又は開閉弁と呼ばれている。
【0003】
図6にこの種の双方向遮断弁(以下、単に遮断弁という)で構造が電磁弁のものを示す。1はガスメータの上ケースの一部分を構成する遮断弁取付部で、この遮断弁取付部1に弁座2が一体的に形成されている。遮断弁取付部1にパッキン3を介してホルダ4が取付ネジ5で固着されている。ホルダ4にはコイル6を巻いたボビン7が装着されている。図は閉弁状態を示す。プランジャ(可動鉄心)8はコア(固定鉄心)9から離れて図示左方の位置にある。このとき、弁ゴム10は弁フレーム11とともに第1のスプリング12により図示左方に付勢されて、弁座2に押圧されて密着し閉弁状態にある。第2のスプリング13は、プランジャ8の小径部8aに嵌装された第1のスプリングホルダ14と、前記弁ゴム10の中央部左側面に当接した第2のスプリングホルダ15との間に装架され、プランジャ8を図示左方に付勢して、プランジャ8を図示の位置に保持している。16はプランジャ8の小径部8aの左端部に嵌合したEリングで、第1のスプリングホルダ14の抜け止めである。なお、図の状態で、第2のスプリング13の荷重(ばね力)は第1のスプリング12の荷重(ばね力)よりも小さい。
【0004】
図示の閉弁状態のときには、ガスメータの図示されてない入口に連通する1次側17のガス圧が、ガスメータの図示されてない計量室に連通する2次側18のガス圧よりガス供給圧分だけ高い値にあって、この圧力差による分と、第1のスプリング12による付勢力とで弁ゴム10が弁座2に押し付けられている。この閉弁状態から開弁するには、コイル6に一時的に駆動電流を流すと、プランジャ8がコア9に吸引され、先ず弱い力の第2のスプリング13に抗してわずかに図示右方に移動してプランジャの段部8bが弁ゴム10の面10aから右方に離れる(図7参照)。すると、弁ゴム10の内径とプランジャ8の外径との間の隙間を通って、1次側17から2次側18へと矢印Aのようにガスが流れて弁ゴム10にかかっていた前記圧力差が小さくなる。そこで、プランジャ8は第1のスプリング12に抗して一気に右方へ移動して、弁ゴム10が弁座2から離れ、プランジャ8の右端がコア9に吸着されて、開弁状態が保持される。19はマグネット(永久磁石)で、駆動電流を断ったあとの開弁状態を保持する(図8参照)。開弁状態では1次側17から2次側18へ矢印Bで示すようにガスが流れる。
【0005】
開弁状態にあるときに、前記開弁駆動時と逆向きの駆動電流を一時的にコイル6に流すと、マグネット19による保持力が解除されて、プランジャ8、弁フレーム11及び弁ゴム10等が第1のスプリング12の付勢力で図示左方に移動して弁ゴム10が弁座2に押圧されて閉弁する。プランジャ8の段部8bは弁ゴム10の側面10aに当り、この部分も閉じて図6に示す状態となる。なお、開弁駆動時に1次側17の圧力を2次側18に抜くための段部8b、弁ゴム10の内径とプランジャ8の外径との隙間及び第2のスプリング13等で構成される機構を複弁と呼んでいる。図6〜8ではこの複弁に符号20を付する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の技術では、閉弁時、弁ゴム10を弁フレーム11で弁座2の平らな座面に押し付けて、弁ゴム10の厚み方向に圧縮するようにしていた。そして弁の漏れを防ぐため、一定以上の弁荷重を加えてシール性を確保しているため、弁を開く場合に、前記弁荷重に打ち勝つ電磁力が必要となり、電磁弁の駆動電力が大きくなるという問題点があった。
【0007】
また、現在の家庭用ガスメータの弁荷重は、漏れを防止するために弁座の周長に対して1g/mm以上を必要としており、開弁時の駆動電力を減らそうとすると、弁荷重が弁座の周長に対して1g/mm以下になり、弁のシール性が悪くなるという問題点があった。実際に弁ゴムの径のφ30の従来技術では、1次と2次の圧力差による荷重が約150g、第1のスプリングの荷重が約100gであった。
【0008】
また、円盤状の弁ゴム及び弁座による制約から特別に設置部を設けており、ガスの流れを妨げるような構造であるため、設置場所(取付場所)が限定されるとか、圧力損失が大きいという問題点もあった。
【0009】
更にまた、業務用の大型ガスメータでは、現行の形状及び機能を満たすには、消費電力の面から、遮断機能のみのいわゆる遮断弁のみしか実用化されておらず、大型の電池式開閉弁(双方向遮断弁)は実用化されていないという問題点もあった。
【0010】
そして、電磁式の開閉弁では、永久磁石による保持力を上回る外部からの衝撃が加わると、弁が閉じてガスの供給が遮断されてしまうという問題点もあった。
【0011】
そこで本発明は、これらの問題点を解消できる安全機能付ガスメータ用の開閉弁(双方向遮断弁)を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、
ガスメータから下流の配管にガスを供給するときに上方の入口から下方に向って流れるガスの流路を備えた安全機能付ガスメータにおいて、前記流路に斜めに形成した弁座と、該弁座の斜め下方に位置して水平に配設された軸の周りに揺動可能で前記弁座と協働するフラッパー弁と、モータに駆動されて往復回動してフラッパー弁を開弁位置に駆動したり閉弁可能な状態にしたりする2位置を取り得るカムと、前記モータに連動して前記フラッパー弁が開弁する直前にフラッパー弁の1次側と2次側とを連通する副弁とを具備し、前記フラッパー弁はその弁体周縁部が撓み易いリップ状に形成され、該リップ状の周縁部が閉弁時に撓んで弁座(24)の平らな座面(24a)に密着してガスをシールして、ガスの供給を遮断するように構成すると共に、開弁状態では、弁体(30)が流路(23)を囲む隔壁(25)の凹部(25A)内に後退した状態にあり、流路(23)を下方に流れるガスの流れを妨げることがないように構成し、更に、前記モータがガスの流路外に配設されていることを特徴とするガスメータ用の開閉弁である。
【0013】
請求項2の発明は、ガスメータから下流の配管にガスを供給するときに上方の入口から下方に向って流れるガスの流路を備えた安全機能付ガスメータにおいて、前記流路に斜めに形成した弁座と、該弁座の斜め下方に位置して水平に配設された軸の周りに揺動可能で前記弁座と協働するフラッパー弁と、モータに駆動されて往復回動してフラッパー弁を開弁位置に駆動したり閉弁可能な状態にしたりする2位置を取り得るカムとを具備し、前記フラッパー弁はその弁体周縁部が撓み易いリップ状に形成され、該リップ状の周縁部が閉弁時に撓んで弁座(24)の平らな座面(24a)に密着してガスをシールして、ガスの供給を遮断するように構成すると共に、開弁状態では、弁体(30)が流路(23)を囲む隔壁(25)の凹部(25A)内に後退した状態にあり、流路(23)を下方に流れるガスの流れを妨げることがないように構成し、弁座と弁体とが密着するシール面の一部にシール面積の小さい部分を設け、更に前記モータがガスの流路外に配設されていることを特徴とするガスメータ用の開閉弁である。
請求項3の発明は、請求項2記載のガスメータ用の開閉弁において、弁体(30)の周縁の一部に切欠(30a)を形成したことを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項2記載のガスメータ用の開閉弁において、弁座(24)の平らな座面(24a)と内周(24b)にかかるように円周の一部に傾斜面(24c)による切欠部を形成したことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に本発明の好ましい実施の形態を図面の実施例に従って説明する。
【0015】
図1(a)(b)において21はガスメータの上部に設けた口金で、ガスは入口22から矢印Aで示すように下方に流れる。なお、同図(a)は開閉弁が閉じていてガスの供給が遮断されている状態を示す。23は入口22から下方に延在するガス流路で、該ガス流路23には斜めに円形の弁座24が形成されている。25は流路23を囲む隔壁である。
【0016】
弁座24の斜め下方(右下)には、回動可能の軸26が水平又はほぼ水平に配設され、この軸26に下端を固着した弁フレーム27の上端部にはリベッド28,28で受板29とゴム製の弁体30が固着されている。弁体30は薄くて撓み易いゴム製で、その周縁部がリップ状に形成され、閉弁時には同図(a)に示すようにリップ状の周縁部が撓んで弁座24の弁座面に密着してガスをシールし、ガスの供給を遮断す。このようにして閉弁状態にあるときのシール力は、弁の重量と1次側23aと2次側23bの差圧(弁差圧)とによって定まる。
【0017】
弁フレーム27には弁アーム31が一体的に形成され、図示されていないステップモータで往復回動されるカム32の外周が弁アーム31の上面に接触係合している。同図(a)の状態ではカム32の低いカム面が弁アーム31に接している。カム32の軸33には第2のカム34が固着されてカム32と同時に回動する。軸33の後方(紙面の裏側方向)には、隔壁25の後壁25aを貫通して軸33が延び、その先端に図示されてない前記ステップモータが減速歯車機構を介して連結してある。
【0018】
35は1次側23aと2次側23bを仕切る隔壁25bに設けた副弁で、副弁35の頭部35aに第2のカム34が周接する。
【0019】
前記ステップモータが開弁方向に回動すると、軸33を介してカム32と第2のカム34とが時計方向に回動し、先ず第2のカム34が副弁35の頭部35aを押し下げ、スプリング36に抗して副弁35を開く。そのため、1次側23aのガス圧が2次側23bに抜けて、いわゆる弁差圧が減少する。更にカム32と34が時計方向に回動すると、カム32が弁アーム31を符号31′の位置まで揺動させるため、弁体30が弁座24から離れて符号30′の位置まで移動し、開弁する。
【0020】
このとき、符号30′で示す弁体は、隔壁25の凹部25A内に後退した状態にあり、流路23を下方に流れるガスの流れを妨げることはない。従って、開閉弁による圧損が問題になる虞れはない。前記ステップモータは弁体30が符号30′で示す開弁状態になるところまで回転して停止するように、図示されてない電子回路で駆動制御される。
【0021】
この開弁状態でステップモータが停止していると、カム32は弁アーム31を符号31′に示す位置に保持するため、外的衝撃がガスメータに加わったとしても、開閉弁が不用意に閉じてガスの供給が遮断するということはない。
【0022】
次に弁体30を閉弁位置に移して開閉弁を閉じるには、ステップモータを逆転させて、カム32と第2のカム34を反時計方向に回動させると、弁アーム31′に接しているカム32の高さが低くなって、弁体30を備えた開閉弁は、自重とガス差圧とによって、軸26の周りに反時計方向に回動して閉弁し、図1(a)の状態に戻る。閉弁後、ステップモータは停止位置を保つ。
【0023】
なお、図1(a)(b)において符号50は上記開閉弁としてのフラッパー弁を示す。
【0024】
図2に示す第2実施例では、弁アーム31の先端にローラー31Aを設けてあって、カム32の外周がこのローラー31Aを介して滑らかに弁アーム31を駆動する。また、副弁35の上端頭部には別のローラー35bが設けてあり、第2のカム34の外周がローラー35bを介して副弁35を駆動する。この第2実施例はローラー31Aと35bを設けることで、パルスモータ37の軸41でカム33や第2のカム34を往復回動させるに要する駆動力を軽減し、ステップモータの駆動に要する電池の消費電力を減らすことができる。
【0025】
なお、図2の第2実施例で、前記図1(a)(b)と同じ符号で示す要素は同じ機能を果たすので、その説明は省略する。
【0026】
図3の第3実施例は、図1の第1実施例や、図2の第2実施例と比較して、パルスモータの代わりに電磁式のリニアモータ38を用い、リニアモータ38の出力軸に取り付けたラック39に噛合うピニオン40の軸41を前記カム32と34の軸33に連結するものである。
【0027】
図2と図3の両実施例で、軸41に嵌合させたOリング42は、軸41が前記図1(a)で説明した後壁25aを貫通する状態にあるときのシール用のものである。こうして、パルスモータ37とかリニアモータ38をガスの流路23から遮断して配設し、ガスへの着火の危険を避ける。
【0028】
図4の第4実施例は、開閉弁(フラッパー弁)50の弁体30の周縁の一部に切欠30aを形成したものである。こうすることで前記弁座24の座面と弁体30のリップ状周縁部とが接触して形成されるシール面の一部に、シール面積が小さい部分ができる。従って、閉弁時にシール面にかかる弁差圧がこのシール面積の小さい部分で下がる。そのため、開弁時にこの弁差圧が小さい部分が先ず開き、開弁動作を軽い駆動力で行うことができる。
【0029】
図5の第5実施例は、開閉弁(フラッパー弁)の弁座24の平らな座面24aと内周24bにかかるように、円周の一部に傾斜面24cによる切欠部を形成している。こうすることで、座面24aに弁体30のリップ状周縁部が接してガスをシールするシール面の一部に、シール面積が小さい部分ができる。換言すると、座面24aの半径方向の幅ΔRが、前記傾斜面24cによる切欠部の存在で小さい幅Δrになっている。従って、開弁時にシール面にかかる弁差圧が前記シール面積の小さい部分で下がる。そのため、第4実施例の場合と同様に、開弁時にこの弁差圧が小さい部分の弁体が先ず開き、開弁動作を軽い駆動力で行うことができる。
【0030】
なお、図4の第4実施例と図5の第5実施例で、前記図1(a)(b)や図2と同じ符号で示す要素は同じ機能を果たすので、その説明は省略する。
【0031】
【発明の効果】
本発明のガスメータ用の開閉弁は上述のように構成されているので、開閉弁を入口流路の一部に設置でき、しかも開弁時に凹部に弁体が退避した状態をとれるため、圧力損失を低減できる。
【0032】
又、開閉弁のシール性は、弁自体が受け持ち、閉弁時のモータによる駆動力はきっかけを与えるだけでよいので、最小の電力で閉弁できる。そのため、低消費電力化や、モータの小型化ができる。結果的に設置部を小型化でき、ガスメータの小型化に寄与する。
【0033】
また、弁のシール性は弁自身が弁差圧で確保するので、大型の弁はそれ相応の弁荷重が得られ、小形の弁と同等のシール性を得ることが容易にできる。そのため、業務用の大型ガスメータへの実用化が可能となる。
【0034】
また、弁体がゴムの撓み変形で、弁座面になじんで密着するためシール性が向上する。
【0035】
更にまた、弁の開弁状態がカムで確保されるため、開弁が確実で外的衝撃による誤閉止をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で、(a)は要部縦断面図、(b)は同図(a)の一部の斜視図。
【図2】本発明の第2実施例の一部を示す斜視図。
【図3】本発明の第3実施例の一部を示す斜視図。
【図4】本発明の第4実施例の一部を示す斜視図。
【図5】本発明の第5実施例の一部を示す斜視図。
【図6】従来技術の縦断面図。
【図7】従来技術の異なる態様の縦断面図。
【図8】従来技術の異なる態様の縦断面図。
【符号の説明】
22 入口
23 流路(ガス流路)
23a 1次側
23b 2次側
24 弁座
25 隔壁
25a,25b 隔壁
25A 凹部
24 軸
27 弁フレーム
30,30′ 弁体
31,31′ 弁アーム
32 カム
33 軸
34 第2のカム
35 副弁
50 開閉弁(フラッパー弁)
37 パルスモータ(モータ)
38 リニアモータ(モータ)
Claims (4)
- ガスメータから下流の配管にガスを供給するときに上方の入口から下方に向って流れるガスの流路を備えた安全機能付ガスメータにおいて、前記流路に斜めに形成した弁座と、該弁座の斜め下方に位置して水平に配設された軸の周りに揺動可能で前記弁座と協働するフラッパー弁と、モータに駆動されて往復回動してフラッパー弁を開弁位置に駆動したり閉弁可能な状態にしたりする2位置を取り得るカムと、前記モータに連動して前記フラッパー弁が開弁する直前にフラッパー弁の1次側と2次側とを連通する副弁とを具備し、前記フラッパー弁はその弁体周縁部が撓み易いリップ状に形成され、該リップ状の周縁部が閉弁時に撓んで弁座(24)の平らな座面(24a)に密着してガスをシールして、ガスの供給を遮断するように構成すると共に、開弁状態では、弁体(30)が流路(23)を囲む隔壁(25)の凹部(25A)内に後退した状態にあり、流路(23)を下方に流れるガスの流れを妨げることがないように構成し、更に、前記モータがガスの流路外に配設されていることを特徴とするガスメータ用の開閉弁。
- ガスメータから下流の配管にガスを供給するときに上方の入口から下方に向って流れるガスの流路を備えた安全機能付ガスメータにおいて、前記流路に斜めに形成した弁座と、該弁座の斜め下方に位置して水平に配設された軸の周りに揺動可能で前記弁座と協働するフラッパー弁と、モータに駆動されて往復回動してフラッパー弁を開弁位置に駆動したり閉弁可能な状態にしたりする2位置を取り得るカムとを具備し、前記フラッパー弁はその弁体周縁部が撓み易いリップ状に形成され、該リップ状の周縁部が閉弁時に撓んで弁座(24)の平らな座面(24a)に密着してガスをシールして、ガスの供給を遮断するように構成すると共に、開弁状態では、弁体(30)が流路(23)を囲む隔壁(25)の凹部(25A)内に後退した状態にあり、流路(23)を下方に流れるガスの流れを妨げることがないように構成し、弁座と弁体とが密着するシール面の一部にシール面積の小さい部分を設け、更に前記モータがガスの流路外に配設されていることを特徴とするガスメータ用の開閉弁。
- 弁体(30)の周縁の一部に切欠(30a)を形成したことを特徴とする請求項2記載のガスメータ用の開閉弁。
- 弁座(24)の平らな座面(24a)と内周(24b)にかかるように円周の一部に傾斜面(24c)による切欠部を形成したことを特徴とする請求項2記載のガスメータ用の開閉弁。
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