JP2007514894A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 少なくとも１つの流体入口開口と少なくとも１つの流体出口開口との間に少なくとも１つの内部の流体の通路が、中に形成されている本体と、
   前記内部の流体の通路の少なくとも一部分に配置された少なくとも１つの流体の圧力コントロール手段とを具備し、前記圧力コントロール手段と流体入口開口との間の前記内部の流体の通路は、上流側回路を形成し、前記圧力コントロール手段と流体出口開口との間の前記内部の流体の通路は、下流側回路を形成し、さらに、
   前記下流側回路の少なくとも部分に配置された少なくとも１つの流体流量の第１のコントロール手段と、
   前記上流側回路の少なくとも部分に配置された少なくとも１つの流体流量の第２のコントロール手段と、
   流体を前記通路の中に流させるための少なくとも１つの命令手段とをさらに具備する、流体の圧力又は流量をコントロール又は調整するための膨張弁ブロックにおいて、
   前記本体に形成された穴に円柱形シリンダが回転可能に配置され、
   前記シリンダに、前記第１のコントロール手段と前記第２のコントロール手段とが設けられ、
   前記第１のコントロール手段は、前記シリンダに形成され該シリンダの回転位置に応じて前記下流側回路に連通可能な貫通孔からなるダクトを有し、
   前記第２のコントロール手段は、前記シリンダの回転位置に応じて前記上流側回路を開閉する前記シリンダの端部の底面を有し、
   前記命令手段は、前記シリンダと一体に回転するねじ部材を有し、
   前記シリンダを回転させることによって前記第１のコントロール手段と前記第２のコントロール手段とが駆動され、かつ、
   前記命令手段は、操作者が前記通路の中への流体の供給を命令する時に、前記第２のコントロール手段による前記上流側回路の開放が、前記第１のコントロール手段による前記下流側回路の開放の前に起こり、また、操作者が前記通路の中の流体の供給の停止を命令する時に、前記第１のコントロール手段による前記下流側回路の閉鎖が、前記第２のコントロール手段による前記上流側回路の閉鎖の前に起こるように、前記流量の第１及び第２のコントロール手段と協働することを特徴とするブロック。
2. 前記上流側回路の少なくとも一部分に配置されている前記第２のコントロール手段は、前記シリンダと一体に該シリンダの軸方向に動く前記底面からなるシャッターを備えた弁であることを特徴とする請求項１に記載のブロック。
3. 前記下流側回路の少なくとも一部分に配置されている前記第１のコントロール手段は、前記ダクトが放射状に貫通されている前記シリンダと、前記ダクトに連通可能な下流側回路が形成された前記本体とからなり、このシリンダは、前記本体の中の前記穴に位置されていることを特徴とする請求項１又は２に記載のブロック。
4. 前記シリンダの底面は、前記上流側回路の少なくとも一部分に配置された前記第２の流体流量のコントロール手段の前記軸方向に動く前記シャッターを構成していることを特徴とする請求項２又は３に記載のブロック。
5. 前記命令手段は、ねじであり、前記シリンダ／シリンダ及び前記シャッターと、前記ねじを回すことが同時に前記シャッターの並進運動と前記シリンダの軸の周りの回転を引き起こすように、協働することを特徴とする請求項２乃至４のいずれか１に記載のブロック。
6. 前記シリンダの周面の一部は、このシリンダと膨張弁ブロックの前記本体との間を封止する封止部材により覆われていることを特徴とする請求項４又は５に記載のブロック。
7. 前記シリンダの底面は、その周りが環状にえぐられ、また、前記封止部材がこの環状にえぐられた部分の中に位置されていることを特徴とする請求項６に記載のブロック。
8. 前記圧力コントロール手段は、少なくとも１つのシャッター並びに／もしくは少なくとも１つのばねを有していることを特徴とする前記全ての請求項のいずれか１に記載のブロック。
9. 前記圧力コントロール手段は、少なくとも１つのシャッターに作用する圧力緩和ねじ又はカムを有することを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１に記載のブロック。
10. 少なくとも１つの流体流量の開放の位置と少なくとも１つの流体流量の閉鎖の位置との間で、操作者により操作されることができ、前記命令手段に作用する駆動レバーを具備することを特徴とする前記全ての請求項のいずれか１に記載のブロック。
11. 請求項１乃至１０のいずれか１に記載の膨張弁ブロックを備える加圧された流体の容器。
12. 上流側回路と、この上流側回路の中の圧力よりも中の圧力が低い下流側回路とを具備している膨張弁ブロックの中に流体を供給する方法において、本体に形成された穴に円柱形シリンダを回転可能に配置し、前記シリンダに、第１のコントロール手段と第２のコントロール手段とを設け、
    前記第１のコントロール手段は、前記シリンダに形成され該シリンダの回転位置に応じて前記下流側回路に連通可能な貫通孔からなるダクトを有し、
    前記第２のコントロール手段は、前記シリンダの回転位置に応じて前記上流側回路を開閉する前記シリンダの端部の底面を有し、
    操作者が、流体の供給を命令すると、前記シリンダが回転させられ、前記第２のコントロール手段による前記上流側回路の開放が、前記第１のコントロール手段による前記下流側回路の開放の前に起こることを特徴とする方法。
13. 上流側回路と、この上流側回路の中の圧力よりも中の圧力が低い下流側回路とを具備している膨張弁ブロックの中への流体の供給を停止する方法において、本体に形成された穴に円柱形シリンダを回転可能に配置し、前記シリンダに、第１のコントロール手段と第２のコントロール手段とを設け、
    前記第１のコントロール手段は、前記シリンダに形成され該シリンダの回転位置に応じて前記下流側回路に連通可能な貫通孔からなるダクトを有し、
    前記第２のコントロール手段は、前記シリンダの回転位置に応じて前記上流側回路を開閉する前記シリンダの端部の底面を有し、
    操作者が、流体の供給の停止を命令すると、前記シリンダが回転させられ、前記第１のコントロール手段による前記下流側回路の閉鎖が、前記第２のコントロール手段による前記上流側回路の閉鎖の前に起こることを特徴とする方法。