JP4026997B2 - 育苗装置及び育苗方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は果菜苗、葉菜苗、草花、樹木等を育苗する時に使用する育苗装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にこれらの植物を育苗する場合、小径の鉢に育苗用土を入れ、これに播種したり果菜の小苗を植えて育苗し、植栽したり、販売したり、一般にポリポットと呼ばれている合成樹脂製のポットに育苗用土を入れ、これに播種したり果菜の小苗を植えて育苗される。ポリポットで育てられた植物はポリポットにいれたままの状態で販売されたり、ポリポットから取り出して植栽されたりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように小径の鉢やポリポットで育苗した果菜苗、葉菜苗、草花、樹木は、植栽の際にはその小径の鉢やポリポットから取り出されて根回りした根を切り取ってから植付けられる。
ところがこうしたものでは植栽時に鉢やポリポットから取り出される時に根回りした根を切り取る手間が掛かるだけでなく、後述するように特にポリポットで育苗したものでは根がポリポット外に出ず、育苗時に主根が根回りしており、植栽後の発育が悪く、果菜苗の活着不良を起こしやすいという問題があった。
【0004】
また、ポリポットで育苗されると、通気性がなくポリポット内の土壌より蒸発した水分がポリポットの内壁に結露することから、ポリポットの内壁面に到達した果菜苗、葉菜苗、草花、樹木の根がポリポットから外方にでることができず、ポリポットの内壁に沿って伸長し、いわゆる主根の根回りを生じてしまい細根が少なくなるという問題もあった。そして植栽時は根回りした部分を取り除いた後、植栽されるので、果菜苗、葉菜苗、草花、樹木の生育も優れず、活着不良を起こし易いものとなる。
【0005】
斯かる従来の育苗に用いられる育苗用ポリポットは、例えば合成樹脂を溶融し、鉢状に成形したものであって、この果菜苗、葉菜苗、草花、樹木を取り出した後のポットは回収したり、産業廃棄物として処理しなくてはならず、回収の手間が掛かるうえ、運送や焼却の費用も必要となるという問題もあり、焼却処分する場合にはダイオキシン等の有害物質を発生させ公害の原因にもなるという問題がある。
そこで本発明者は本発明に先立って、麻布等の腐食性若しくは生分解性シート或いは生分解性プラスチック製繊維をシート状にした素材でポットを形成し、このポットをポットケースのポット収納部に収納し、このポットに播種もしくは育苗し、販売や移植時にはポットごと販売や移植するようにしたものを提案している。
【0006】
ところが、この先の提案にかかるポットに播種したり、育苗される植物の生育時期と腐食若しくは生分解時期とをあわせることが難しく、十分にその効果を発揮させることが出来ないという問題があった。特に、同一植物でも日照や灌水、温度等の諸条件により植物の根の発育が大きく変わり、種類がかわると尚更前記問題が顕著になる。
本発明は上記問題点に鑑み提案されたもので、主根の根回りを防止し、細根が多い活着のよい果菜苗、葉菜苗、草花、樹木を安価に生産できる育苗装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にかかる育苗装置は、上部開口部分で大径になるテーパー面を有する側壁部分と、底面部分とで形成された育苗用空間を有する一つ以上のポットを形成したケースと、このケースの下面に当接する突起を設けたトレーとからなり、突起の高さをポットの深さより高く形成し、当該突起でケースを受止めさせることにより、ポットの底面とケースの設置面との間に通気用空間を形成したことを特徴とするものである。
【0008】
本発明にかかる育苗方法は、網目及び/又は隙間を1ミリメートルから3ミリメートルの範囲内に設定したスリットを有し、上端開口部で大径となるテーパー面を有する側壁部分と、底面部分とで形成されたポットをケースに設け、ポットの深さより高い突起を形成したトレーでケースを受けさせてポットの底面とケースの設置面との間に通気用空間が形成されたポットで植物を育苗することにより、網目及び/又はスリットで通気性及び通気・通水性を保ち、ポット内での植物の根回りを防止して主根より細根が多い植物を育苗するとともに、突き上げ棒を、ポットの底部に形成された孔から挿入し、ポット内の植物を突き上げることによりポットから植物を取り出すようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の育苗装置及び育苗方法にかかる実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は育苗装置の分解斜視図を示し、図中符号1は育苗装置を全体的に示す。この育苗装置1は、合成樹脂により平面視で矩形に形成されたケース2に複数のポット3・3・3・・・を形成してなる。
この各ポット3は、上部開口部分3aで大径になるようなテーパー面に形成されスリット(通気部)4を設けた側壁部分5と、底面部分6とで形成され、その内部に育苗用空間7が形成されている(図2及び図3参照)。
【0010】
上記底面部分6は図2乃至図4に示すようにテーパー面に形成された側壁部分5の中間高さ位置に配設した格子状板材8をその下部を底板受け用突出部9で受けるとともに、上方を底板押さえ用突出部10で押さえて形成されている。
本例では格子状板材8の高さ位置をケース2の底部(ケース2の設置面)から5センチメートル開いて空間11を形成してあるが、これは2〜10センチメートルの範囲で任意に設定できる。
これは2センチメートル以下にするとポット4の底部の空間11が少なく空気層が無いに等しくなること、10センチメートルにすると全体が嵩高くなり、実用上望ましくないことによるものである。
【0011】
上記側壁部分5に設けられるスリット4は、側壁部分5の上端開口部3a若しくはその近傍から格子状板材8部分に至る間に略等間隔で複数穿設したものであり、このスリット4の隙間Wは栽培用土13がでない程度の1.5ミリメートルで、スリット4同士間は3ミリメートルにしてあるが、スリット4同士間は2ミリメートルから15ミリメートルの範囲で有ればよい。
尚、このスリット4の隙間Wは1ミリメートルから3ミリメートルの範囲内で任意に設定することができる。即ち、1ミリメートル未満の隙間の場合、成形することが難しいだけでなく、その目が詰まり通気性並びに通水性が害されるためであり、逆に3ミリメートルを越えると栽培用土13が灌水とともに漏出し易くなるためである。
【0012】
上記底面部分6を形成する格子状板材8の中央部分には育苗用空間7で栽培した植物をポット3から取り出す時に突き上げ棒(図示せず)を挿入するための孔12が形成されている(図4参照)。
尚、ポット3の使用時にはこの孔12に麻布や生分解性プラスチック製繊維製の布が設けられて栽培用土13の漏出が防止される。
また、格子状板材8の目の荒さは、1.5ミリメートルにしてあるが、この格子状板材8の目の荒さは上記と同様の理由により1ミリメートル以上から3ミリメートル以下の範囲内で任意に設定することができる。
【0013】
上記のように構成される育苗装置1を用いて植物の育成から植栽に至るまでを次に説明する。
図5に示すように下窄まりテーパー状のポット3に栽培用土13を充填し、この栽培用土13に例えば果菜苗の種を播種し、または植物の小苗を植付けして灌水し、育苗する。
この時、ポット3はその底面部分6の下方に空間11が形成されていることから、灌水された余分の水はポット3の周囲に形成されたスリット4及び底面部分6から外方に流れ出てポット3内に溜まったり結露することがない。
【0014】
これにより、育苗される果菜苗15の根がポット3の周壁にそって回る所謂“根回り”が発生しないうえに主根より細根が多くなる。
また、底面部分6の下方に空間11が形成されていることから、果菜苗15の根がポット3の底面部分6から下方に伸びることがなくなる。
しかして図5に示すように、果菜苗15が所定の大きさに生育した後、これを移植する場合、育苗した果菜苗15をポット3に入れた状態のまま、移植する所望の場所に運ぶ。
【0015】
所望の場所に運ばれた後、果菜苗15を入れたポット3をその底面部分6の格子状板材8の中央部分に形成された孔12にその下方から突き上げ棒を挿入して育苗用空間7で栽培した植物をポット3から突き上げて取り出す。
こうしてポット3から取り出された果菜苗15の根部分の周囲は栽培用土が露出した状態になっている(図6参照)。
従って、この状態で果菜苗15を所望の場所に植栽すると、根部分の周囲が開放された状態であるので、果菜苗15の根はストレス無く伸び、移植後の活着が良く、根が深く侵入するので、樹勢が旺盛となる。
因みに、本発明の育苗装置で育苗した植物は主根のポット3内での根回りがなく、主根より細根が従来のポリポットで育苗したものに比べて、3〜4倍出ており、活着の良いものになったのが確認できた。
【0016】
尚、上記実施の形態ではポット3の底面部分6の下方に空間11を形成するようにしてあるが、こうしたものに限られず、図7及び図8に示すように、ポット3の底面部分6の下方に空間がないような形状にすることもできる。この場合、図9に示すように、ポット3の深さより高い突起16・16・・・・を形成したトレー17でケース2を受けさせると、ポット3の下方に空間11を形成することができるのである
また、ケース2を形成する材質は合成樹脂を生分解性プラスチックで形成することもでき、この場合にはケース2を粉砕して埋設することができ、回収や焼却処理をしなくても済ませられるのである。
【0017】
更に、上記実施の形態では通気部をスリットで形成するようにしてあるが、側壁部分に多数の小孔を設けて通気部を形成したり、側壁部分を網目にして通気部を形成することもできる。
この場合、小孔や網目の大きさは栽培用土が漏れ出ない大きさにすることは勿論のことである。
加えて、上記実施の形態ではケース2に多数のポット3を形成するようにしてあるが、図10に示すように1つのポットだけを設けるようにすることもできるのは勿論である。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、栽培用土が漏れでないような通気部を有し、上端開口部で大径となるテーパー面を有する側壁部分と、底面部分とで形成された育苗用空間で植物を育苗することにより、この通気部で通気性と通水性を確保することができるので、従来のポリポットで育苗するものに比べて、育苗時に主根の根回がなく、植栽後の発育も良く、果菜苗の活着が格段によくなる。
【0019】
ポット内での植物の根回りを防止して主根より細根を多くすることができるとともに、植物を移植する場合には植物の根の周囲には栽培用土が露出した状態でそのまま植栽するようにしてあるので、従来のポリポットを使用するのを省略することができる。
従って、従来のようにポリポットから取り出されて移植する手間を無くして短時間で且つ簡単に移植することができるだけでなく、取り外したポリポットの回収の手間をなくせるとともに、ポリポットを産業廃棄物として処理することに伴う諸々の問題、例え運搬や焼却の手間や費用、焼却時のダイオキシンの公害の発生等の問題をなくすことが出来る利点もある。
【0020】
また、ポット内に直接栽培用土を入れて植物を栽培するようにしてあるので、生分解性プラスチック等で形成されたポットを用いて植物を栽培するものに比べて、その分解時期と植物の発育とをあわせる必要がなく、植物を簡単に栽培することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の育苗装置の全体斜視図である。
【図2】は本発明の育苗装置にかかるポット部分の縦断側面図である。
【図3】は本発明の育苗装置にかかるポット部分の底面部分の拡大縦断面図である。
【図4】は本発明の育苗装置にかかるポット部分の平面図である。
【図5】は本発明の育苗装置の使用状態の斜視図である。
【図6】は本発明の育苗装置で育苗された苗木の仰観図である。
【図7】は本発明の育苗装置のポット部分の変形例を示す一部を切り欠いた斜視図である。
【図8】は本発明の育苗装置のポット部分の変形例の平面図である。
【図9】は本発明の育苗装置のポット部分の変形例の使用状態を示す斜視図である。
【図10】は本発明の育苗装置に含まれるケースに1つのポットを設けた例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・育苗装置
2・・・ケース
3・・・ポット
3a・・・上下開口部分
4・・・スリット
5・・・側壁部分
6・・・側壁部分
7・・・育苗空間
11・・・空間
Claims (2)
- 上部開口部分で大径になるテーパー面を有する側壁部分と、底面部分とで形成された育苗用空間を有する一つ以上のポットを形成したケースと、このケースの下面に当接する突起を設けたトレーとからなり、突起の高さをポットの深さより高く形成し、当該突起でケースを受止めさせることにより、ポットの底面とケースの設置面との間に通気用空間を形成したことを特徴とする育苗装置。
- 網目及び/又は隙間を1ミリメートルから3ミリメートルの範囲内に設定したスリットを有し、上端開口部で大径となるテーパー面を有する側壁部分と、底面部分とで形成されたポットをケースに設け、ポットの深さより高い突起を形成したトレーでケースを受けさせてポットの底面とケースの設置面との間に通気用空間が形成されたポットで植物を育苗することにより、網目及び/又はスリットで通気性及び通気・通水性を保ち、ポット内での植物の根回りを防止して主根より細根が多い植物を育苗するとともに、突き上げ棒を、ポットの底部に形成された孔から挿入し、ポット内の植物を突き上げることによりポットから植物を取り出すようにしたことを特徴とする育苗方法。
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